JPS61256195A - セラミツクチユ−ブの接続構造 - Google Patents
セラミツクチユ−ブの接続構造Info
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- JPS61256195A JPS61256195A JP9653585A JP9653585A JPS61256195A JP S61256195 A JPS61256195 A JP S61256195A JP 9653585 A JP9653585 A JP 9653585A JP 9653585 A JP9653585 A JP 9653585A JP S61256195 A JPS61256195 A JP S61256195A
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- Japan
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- tube
- ceramic
- tubes
- partition
- ceramic tubes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、例えばセラミック伝熱管を有する熱交換器な
どに適用されるセラミックチューブの接続構造に関する
。
どに適用されるセラミックチューブの接続構造に関する
。
「従来技術およびその問題点」
近年、高温の燃焼ガスなどの熱交換において、セラミッ
ク伝熱管を有する熱交換器の採用が試みられている。
ク伝熱管を有する熱交換器の採用が試みられている。
しかしながら、一般にセラミックは曲げ応力に弱く、破
損しやすい性質がある。このため、長尺なセラミック伝
熱管を熱交換春本体に収容した場合には、振動や熱的応
力によって管が破損する虞れがある。また、長尺なセラ
ミック伝熱管は、製造が極めて困難でもある。
損しやすい性質がある。このため、長尺なセラミック伝
熱管を熱交換春本体に収容した場合には、振動や熱的応
力によって管が破損する虞れがある。また、長尺なセラ
ミック伝熱管は、製造が極めて困難でもある。
したがって、長尺なセラミック伝熱管などを必要とする
場合には、比較的短い管を接続して使用する必要がある
。このようなセラミックチューブの接続構造として、セ
ラミックチューブの端部と端部とを管板によって接続支
持した構造が知られている。
場合には、比較的短い管を接続して使用する必要がある
。このようなセラミックチューブの接続構造として、セ
ラミックチューブの端部と端部とを管板によって接続支
持した構造が知られている。
しかしながら、上記のようなセラミックチューブの接続
構造では、セラミックチューブを管板に組付ける際に接
続するので、セラミックチューブと管板との組立てを現
場で行なう必要があり、作業性が悪かった。また、セラ
ミックチューブが複数本の管束をなすときは、各セラミ
ックチューブの寸法誤差やバラツキにより、接続箇所が
ずれてしまい管板部位における接続が困難となることも
あった。さらに、セラミックチューブを接続することに
より、高温下における金属とセラミックとの熱膨張率の
差が各セラミックチューブ毎に加算されて全体として極
めて大きなものとなり、熱膨張率の差による寸法ずれを
吸収する構造とすることが極めて困難であった。
構造では、セラミックチューブを管板に組付ける際に接
続するので、セラミックチューブと管板との組立てを現
場で行なう必要があり、作業性が悪かった。また、セラ
ミックチューブが複数本の管束をなすときは、各セラミ
ックチューブの寸法誤差やバラツキにより、接続箇所が
ずれてしまい管板部位における接続が困難となることも
あった。さらに、セラミックチューブを接続することに
より、高温下における金属とセラミックとの熱膨張率の
差が各セラミックチューブ毎に加算されて全体として極
めて大きなものとなり、熱膨張率の差による寸法ずれを
吸収する構造とすることが極めて困難であった。
「発明の目的」
本発明の目的は、組立や設計が容易であり、製品の寸法
誤差や、熱膨張率の差による寸法ずれを容易に吸収する
ことができるセラミックチューブの接続構造を提供する
ことにある。
誤差や、熱膨張率の差による寸法ずれを容易に吸収する
ことができるセラミックチューブの接続構造を提供する
ことにある。
「発明の構成」
本発明のセラミックチューブの接続構造は、複数のセラ
ミックチューブの端部が管板に保持され、別の複数のセ
ラミックチューブの端部が別の管板で保持され、前記管
板どうしが対面して配置され、この二重の管板の間に前
記セラミックチューブ内を流れる流体の流路を区画する
仕切りが設けられている。
ミックチューブの端部が管板に保持され、別の複数のセ
ラミックチューブの端部が別の管板で保持され、前記管
板どうしが対面して配置され、この二重の管板の間に前
記セラミックチューブ内を流れる流体の流路を区画する
仕切りが設けられている。
したがって、セラミックチューブをあらかじめ管板に保
持させておけば、管板と管板とを対面して配置するだけ
で、複数のセラミックチューブを一度に接続できること
になる。さらに、セラミックチューブの両端部を管板に
保持させてユニット化しておけば、ユニットを複数個連
結するだけで所望の長さのセラミックチューブを得るこ
とができる。このため、設計、分解、輸送1組立てを容
易にすることができる。また、各セラミックチューブの
製品寸法誤差や、熱膨張率の差による寸法ずれは、それ
ぞれの管板の保持部で吸収されるので、全体として無理
の生じない構造となる。
持させておけば、管板と管板とを対面して配置するだけ
で、複数のセラミックチューブを一度に接続できること
になる。さらに、セラミックチューブの両端部を管板に
保持させてユニット化しておけば、ユニットを複数個連
結するだけで所望の長さのセラミックチューブを得るこ
とができる。このため、設計、分解、輸送1組立てを容
易にすることができる。また、各セラミックチューブの
製品寸法誤差や、熱膨張率の差による寸法ずれは、それ
ぞれの管板の保持部で吸収されるので、全体として無理
の生じない構造となる。
さらに、管板と管板との間に設けられた仕切りにより、
流体の流路が区画されるので、例えばセラミックチュー
ブの一部が破損したとき、破損したセラミックチューブ
を含む区画のみを閉塞し、他のセラミックチューブを用
いて運転を続行することができる。
流体の流路が区画されるので、例えばセラミックチュー
ブの一部が破損したとき、破損したセラミックチューブ
を含む区画のみを閉塞し、他のセラミックチューブを用
いて運転を続行することができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記管板は氷冷管板と
される。管板は、通常金属で形成されるので、氷冷構造
とすることにより耐熱性を付与することができる。また
、セラミックチューブの保持部分や、管板と管板との接
合部分が冷却されるので、それらの部分におけるシール
がしやすくなる。
される。管板は、通常金属で形成されるので、氷冷構造
とすることにより耐熱性を付与することができる。また
、セラミックチューブの保持部分や、管板と管板との接
合部分が冷却されるので、それらの部分におけるシール
がしやすくなる。
本発明の別の好ましい態様によれば、前記仕切りは、一
方の前記管板に突設された仕切り板と、この仕切り板が
嵌合するように他方の前記管板に形成された溝と、前記
仕切り板が嵌合したときの隙間を埋めるように前記溝内
に配置されたシール材とからなる。これにより、仕切り
部分における気密性を充分に維持することができる。
方の前記管板に突設された仕切り板と、この仕切り板が
嵌合するように他方の前記管板に形成された溝と、前記
仕切り板が嵌合したときの隙間を埋めるように前記溝内
に配置されたシール材とからなる。これにより、仕切り
部分における気密性を充分に維持することができる。
本発明のまた別の好ましい態様によれば、前記仕切りは
、一方の前記管板に形成された段部と。
、一方の前記管板に形成された段部と。
この段部に嵌合するように他方の前記管板に形成された
別の段部と、前記段部どうじが嵌合したときの隙間を埋
めるシール部材とからなる。これによっても仕切り部分
における気密性を充分に維持することができる。
別の段部と、前記段部どうじが嵌合したときの隙間を埋
めるシール部材とからなる。これによっても仕切り部分
における気密性を充分に維持することができる。
本発明のさらに好ましい態様によれば、前記仕切りは、
前記セラミックチューブの一本毎にその内を流れる流体
の流路を仕切るように形成されている。これによれば、
セラミックチューブの一本毎に独立した流路が形成され
るので、破損時における効率低下を最小限に押えること
ができる。
前記セラミックチューブの一本毎にその内を流れる流体
の流路を仕切るように形成されている。これによれば、
セラミックチューブの一本毎に独立した流路が形成され
るので、破損時における効率低下を最小限に押えること
ができる。
本発明による接合構造は、例えば熱交換器におけるセラ
ミック伝熱管の接合や、高温排ガスなどからの集塵装置
における多孔質セラミックチューブの接合などに適用す
ることができる。
ミック伝熱管の接合や、高温排ガスなどからの集塵装置
における多孔質セラミックチューブの接合などに適用す
ることができる。
「発明の実施例」
第1図には、本発明によるセラミックチューブの接続構
造が示されている。連結すべき複数本のセラミックチュ
ーブlaの下端部が金属製の管板2aにより保持されて
いる。また、連結すべき複数本のセラミックチューブ1
bの上端部が金属製の管板2bに保持されている。この
場合、各セラミックチューブla、1bは、各管板2a
、2bの挿通孔3a、3bにそれぞれ挿通され、筒状の
シール部材4a、 4bを介して各管板2a、2111
に保持されている。シール部材4a、4bは、金属とセ
ラミックスとの熱膨張率の差に起因するセラミックチュ
ーブ1a、1bの位置ずれを吸収し、かつ、気密性が保
持される構造とされ、例えば金属製伸縮継手や、耐熱性
ゴム等のパツキンや、セラミック粉末を用いたコンパウ
ンドシールなどが採用される。そして、上部の管板2a
の下面には支持リング5が固着され、支持リング5によ
りセラミックチューブlaの下端部が支持されている。
造が示されている。連結すべき複数本のセラミックチュ
ーブlaの下端部が金属製の管板2aにより保持されて
いる。また、連結すべき複数本のセラミックチューブ1
bの上端部が金属製の管板2bに保持されている。この
場合、各セラミックチューブla、1bは、各管板2a
、2bの挿通孔3a、3bにそれぞれ挿通され、筒状の
シール部材4a、 4bを介して各管板2a、2111
に保持されている。シール部材4a、4bは、金属とセ
ラミックスとの熱膨張率の差に起因するセラミックチュ
ーブ1a、1bの位置ずれを吸収し、かつ、気密性が保
持される構造とされ、例えば金属製伸縮継手や、耐熱性
ゴム等のパツキンや、セラミック粉末を用いたコンパウ
ンドシールなどが採用される。そして、上部の管板2a
の下面には支持リング5が固着され、支持リング5によ
りセラミックチューブlaの下端部が支持されている。
また、各管板2a、2bには水室6a、 8bが形成さ
れており、これによって氷冷がなされるようになってい
る。各管板2a、2bの外周は1缶壁7a、7bによっ
て囲まれている。さらに、缶壁7a。
れており、これによって氷冷がなされるようになってい
る。各管板2a、2bの外周は1缶壁7a、7bによっ
て囲まれている。さらに、缶壁7a。
7bの外周にはフランジ8a、8bが固着されている。
そして、管板2a、2bは、このフランジ8a、8b面
を突き合わされ、ポルト8およびナシ)10により締付
けられることにより、対面して配置されている。この場
合、フランジ8a、8bの間にはパツキン11が介在さ
れ、缶体内部を密封シールしている。
を突き合わされ、ポルト8およびナシ)10により締付
けられることにより、対面して配置されている。この場
合、フランジ8a、8bの間にはパツキン11が介在さ
れ、缶体内部を密封シールしている。
そして、管板2a、2bの間には所定の間隙12が形成
されており、複数のセラミックチューブla、 lbの
長さの不揃いや、熱膨張率による伸びが許容されるよう
になっている0図中、13はキャスタブル等からなる断
熱材である。
されており、複数のセラミックチューブla、 lbの
長さの不揃いや、熱膨張率による伸びが許容されるよう
になっている0図中、13はキャスタブル等からなる断
熱材である。
そして、本発明では、間隙12の部分に仕切り板14と
溝15とからなる仕切りが設けられている。すなわち、
第2図に示すように、上部の管板2aの下面にセラミッ
クチューブ1aを囲む環状の仕切り板14が突設され、
下部の管板2bの上面に上記仕切り板14が嵌合する環
状の溝15が形成されている。そして、溝15内にはシ
リコンゴム、フッ素ゴム、ネオプレンゴムなどの有機系
シール材18が充填されており、これによって仕切り板
14と$15との隙間が埋められている。なお、このシ
ール材1Bはゴム製0リングや、ゴム系またはアスベス
ト系のシートパツキンなどであってもかまわない、この
仕切り構造により、セラミックチューブla内の空間と
セラミックチューブib内の空間とは、仕切り板14の
内側空間を介して連通し、独立した流路を形成する。
溝15とからなる仕切りが設けられている。すなわち、
第2図に示すように、上部の管板2aの下面にセラミッ
クチューブ1aを囲む環状の仕切り板14が突設され、
下部の管板2bの上面に上記仕切り板14が嵌合する環
状の溝15が形成されている。そして、溝15内にはシ
リコンゴム、フッ素ゴム、ネオプレンゴムなどの有機系
シール材18が充填されており、これによって仕切り板
14と$15との隙間が埋められている。なお、このシ
ール材1Bはゴム製0リングや、ゴム系またはアスベス
ト系のシートパツキンなどであってもかまわない、この
仕切り構造により、セラミックチューブla内の空間と
セラミックチューブib内の空間とは、仕切り板14の
内側空間を介して連通し、独立した流路を形成する。
第3図には上記接続構造を適用してなる熱交換器が示さ
れている。この熱交換器21は、複数のユニット22.
23.24が縦方向に連結されてできている。各ユニッ
ト22.23.24は、それぞれ複数のセラミックチュ
ーブ1の両端部が管板2によって支持されてなる。そし
て、隣りあうユニットの向いあう管板2.2の間には仕
切り板14などからなる仕切りが設けられ、管板2が上
記接続構造によって接合されることにより、セラミック
チューブ1は、上または下のユニットのセラミックチュ
ーブのうち、仕切りによって対応せしめられているセラ
ミックチューブとのみ軸方向に連通されている。なお、
最上部のユニット22の上部管板2は被加熱ガス流入口
25を有するヘッダ2Bに接続され、最下部のユニット
24の下部管板2は被加熱ガス流出口27を有するヘッ
ダ28に接続されている。そして、各ユニット22.2
3.24には、加熱ガス流入口29および加熱ガス流出
口30がそれぞれ設けられている0図中、31は管板2
の冷却水出入口であり、13はユニット22.23.2
4、ヘッダ2B、28の金属製缶壁および金属製の管板
2に内張すされた断熱材である。
れている。この熱交換器21は、複数のユニット22.
23.24が縦方向に連結されてできている。各ユニッ
ト22.23.24は、それぞれ複数のセラミックチュ
ーブ1の両端部が管板2によって支持されてなる。そし
て、隣りあうユニットの向いあう管板2.2の間には仕
切り板14などからなる仕切りが設けられ、管板2が上
記接続構造によって接合されることにより、セラミック
チューブ1は、上または下のユニットのセラミックチュ
ーブのうち、仕切りによって対応せしめられているセラ
ミックチューブとのみ軸方向に連通されている。なお、
最上部のユニット22の上部管板2は被加熱ガス流入口
25を有するヘッダ2Bに接続され、最下部のユニット
24の下部管板2は被加熱ガス流出口27を有するヘッ
ダ28に接続されている。そして、各ユニット22.2
3.24には、加熱ガス流入口29および加熱ガス流出
口30がそれぞれ設けられている0図中、31は管板2
の冷却水出入口であり、13はユニット22.23.2
4、ヘッダ2B、28の金属製缶壁および金属製の管板
2に内張すされた断熱材である。
上記の構成において、被加熱ガスは、被加熱ガス流入口
25からヘッダ26内に入り、ユニット22.23、2
4の複数本のセラミックチューブl内を順次通ってヘッ
ダ28内に入り、被加熱ガス流出口27より流出する。
25からヘッダ26内に入り、ユニット22.23、2
4の複数本のセラミックチューブl内を順次通ってヘッ
ダ28内に入り、被加熱ガス流出口27より流出する。
一方、加熱ガスは、各ユニー2ト22.23.24に設
けらた加熱ガス流入口29より入り、加熱ガス流出口3
0より流出する。加熱ガスは熱交換器21の内部で複数
本のセラミックチューブ1に接触して熱を伝達し、セラ
ミックチューブl内を流れる被加熱ガスを加熱する。
けらた加熱ガス流入口29より入り、加熱ガス流出口3
0より流出する。加熱ガスは熱交換器21の内部で複数
本のセラミックチューブ1に接触して熱を伝達し、セラ
ミックチューブl内を流れる被加熱ガスを加熱する。
そして、上下方向に対応するセラミックチューブlは、
仕切り板14の内側空間を介して連通し、それぞれ独立
の流路を形成しているので、いずれかのセラミックチュ
ーブ1が破損したときは、そのチューブ1を含む流路の
上下面を閉塞することにより、ガスの漏洩を起すことな
く、他のチューブ1による熱交換を続行することができ
る。
仕切り板14の内側空間を介して連通し、それぞれ独立
の流路を形成しているので、いずれかのセラミックチュ
ーブ1が破損したときは、そのチューブ1を含む流路の
上下面を閉塞することにより、ガスの漏洩を起すことな
く、他のチューブ1による熱交換を続行することができ
る。
この熱交換器21の組立てに際しては、各ユニット22
.23.24の管板2をそれぞれ突き合わせてポルト9
およびナツト10で締付は固定し、最上部のユニット2
2の上部管板2にヘッダ2Gを接続し、最下部のユニッ
ト24の下部管板2にヘッダ28を接合するだけでよい
、また、補修などに際しては、各管板2を分離するだけ
で容易に分解することができる。このように、複数本の
セラミックチューブ1をあらかじめ管板2に組付けてユ
ニット化したので、セラミックチューブ1の組込み、輸
送、現場での組立て1分解が容易となる。
.23.24の管板2をそれぞれ突き合わせてポルト9
およびナツト10で締付は固定し、最上部のユニット2
2の上部管板2にヘッダ2Gを接続し、最下部のユニッ
ト24の下部管板2にヘッダ28を接合するだけでよい
、また、補修などに際しては、各管板2を分離するだけ
で容易に分解することができる。このように、複数本の
セラミックチューブ1をあらかじめ管板2に組付けてユ
ニット化したので、セラミックチューブ1の組込み、輸
送、現場での組立て1分解が容易となる。
また、各セラミックチューブ1の製造に伴なう寸法誤差
は、各ユニット22.23.24の管板2においてそれ
ぞれ吸収されるので、寸法誤差が軸方向に加算されて支
障を生じることはない、同様にして、熱膨張率の差によ
る寸法ずれも、各ユニット22.23.24の管板2に
おいてそれぞれ吸収されるので、寸法ずれが軸方向に加
算されて過大な応力がかかることはない。
は、各ユニット22.23.24の管板2においてそれ
ぞれ吸収されるので、寸法誤差が軸方向に加算されて支
障を生じることはない、同様にして、熱膨張率の差によ
る寸法ずれも、各ユニット22.23.24の管板2に
おいてそれぞれ吸収されるので、寸法ずれが軸方向に加
算されて過大な応力がかかることはない。
第4図には仕切り部分の構造を変えた他の実施例が示さ
れている。この実施例では、管板2aの下面に固着され
た支持リング5の下面に口状の段部17が形成され、管
板2bの上面に固着された環状部材18の上面に口状の
段部18が形成され、これらの段部17.19が互いに
嵌合し、その隙間に前記と同様な有機系シール材16が
介在されている。この実施例においても仕切り部分にお
ける気密性が充分に維持される。
れている。この実施例では、管板2aの下面に固着され
た支持リング5の下面に口状の段部17が形成され、管
板2bの上面に固着された環状部材18の上面に口状の
段部18が形成され、これらの段部17.19が互いに
嵌合し、その隙間に前記と同様な有機系シール材16が
介在されている。この実施例においても仕切り部分にお
ける気密性が充分に維持される。
第5図には仕切り部分の構造を変えた他の実施例が示さ
れている。この実施例では、セラミックチューブ1の一
本毎に仕切りが設けられることなく、何本かのセラミッ
クチューブlを共通の流路にまとめるように仕切り板1
4が形成されている。
れている。この実施例では、セラミックチューブ1の一
本毎に仕切りが設けられることなく、何本かのセラミッ
クチューブlを共通の流路にまとめるように仕切り板1
4が形成されている。
なお、図中、8はフランジ、7は缶壁である。
したがって、いずれかのセラミックチューブ1が破損し
たときは、そのチューブ1を含む流路の上下を閉塞する
ことにより、他の流路における熱交換を続行することが
できる。さらに、かかる構造によれば、仕切り内に属す
るセラミックチューブlの本数を上のユニットと下のユ
ニットとで異なる数とすることもできる。これにより、
使用条件に応じてユニット毎のセラミックチューブ1の
本数や径を変えて全体として最適設計とすることもでき
る。
たときは、そのチューブ1を含む流路の上下を閉塞する
ことにより、他の流路における熱交換を続行することが
できる。さらに、かかる構造によれば、仕切り内に属す
るセラミックチューブlの本数を上のユニットと下のユ
ニットとで異なる数とすることもできる。これにより、
使用条件に応じてユニット毎のセラミックチューブ1の
本数や径を変えて全体として最適設計とすることもでき
る。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明によれば、複数のセラミッ
クチューブの端部をそれぞれ管板で保持し、この管板と
管板とを向かい合うように配置して接続するようにした
ので、あらかじめセラミックチューブと管板とを組付け
てユニット化しておき、設計、輸送、組立て、分解を容
易にすることができる。また、セラミックチューブの製
造に伴なう寸法誤差や、高温下における熱膨張率の差に
よる寸法ずれが各管板において吸収されるので、軸方向
に累積されることはなく、全体として無理な応力がかか
らない構造となる。さらに、管板と管板との間にセラミ
ックチューブ内を流れる流体の流路を区画する仕切りを
設けたので、セラミックチューブのいずれかが破損した
際には、そのセラミックチューブを含む流路を閉塞する
ことにより、他の波路を用いて運転を続行することがで
きる。
クチューブの端部をそれぞれ管板で保持し、この管板と
管板とを向かい合うように配置して接続するようにした
ので、あらかじめセラミックチューブと管板とを組付け
てユニット化しておき、設計、輸送、組立て、分解を容
易にすることができる。また、セラミックチューブの製
造に伴なう寸法誤差や、高温下における熱膨張率の差に
よる寸法ずれが各管板において吸収されるので、軸方向
に累積されることはなく、全体として無理な応力がかか
らない構造となる。さらに、管板と管板との間にセラミ
ックチューブ内を流れる流体の流路を区画する仕切りを
設けたので、セラミックチューブのいずれかが破損した
際には、そのセラミックチューブを含む流路を閉塞する
ことにより、他の波路を用いて運転を続行することがで
きる。
第1図は本発明によるセラミックチューブの接続構造の
実施例を示す要部縦断面図、第2図は上記接続構造にお
ける仕切り部分を示す部分縦断面図、第3図は同接続構
造を適用した熱交換器の一例を示す一部切欠立断面図、
第4図は本発明の他の実施例における仕切り部分を示す
部分縦断面図、第5図は本発明のさらに他の実施例にお
ける仕切り部分を示す部分横断面図である。 図中、 1 、 la、1bはセラミックチューブ、2
.2a、2bは管板、4a、4bはシール部材、5は支
持リング、6a、6bは氷室、7.7a、7bは缶壁、
8.8a、8bはフランジ、8はボルト、10はナツト
、12は間隙、14は仕切り板、15は溝、16はシー
ル材、17は段部、1日は部材、19は段部、22.2
3.24はユニットである。 第1図 手先完有む夕1三書(自発)
6 。 特許庁長官 宇賀 道部 殿
図」昭和60年特許願第96535号 2)発明の名称 セラミックチューブの接続構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号名 称
(004)旭硝子株式会社 代表者坂部武夫 4、代理人 補正の内容 )明細書第15頁第5行の「一部切欠立断面という記載
を「一部切欠縦断面図」と補正す)図面中、第3図を添
付図面に補正する。 以上
実施例を示す要部縦断面図、第2図は上記接続構造にお
ける仕切り部分を示す部分縦断面図、第3図は同接続構
造を適用した熱交換器の一例を示す一部切欠立断面図、
第4図は本発明の他の実施例における仕切り部分を示す
部分縦断面図、第5図は本発明のさらに他の実施例にお
ける仕切り部分を示す部分横断面図である。 図中、 1 、 la、1bはセラミックチューブ、2
.2a、2bは管板、4a、4bはシール部材、5は支
持リング、6a、6bは氷室、7.7a、7bは缶壁、
8.8a、8bはフランジ、8はボルト、10はナツト
、12は間隙、14は仕切り板、15は溝、16はシー
ル材、17は段部、1日は部材、19は段部、22.2
3.24はユニットである。 第1図 手先完有む夕1三書(自発)
6 。 特許庁長官 宇賀 道部 殿
図」昭和60年特許願第96535号 2)発明の名称 セラミックチューブの接続構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号名 称
(004)旭硝子株式会社 代表者坂部武夫 4、代理人 補正の内容 )明細書第15頁第5行の「一部切欠立断面という記載
を「一部切欠縦断面図」と補正す)図面中、第3図を添
付図面に補正する。 以上
Claims (5)
- (1)複数のセラミックチューブの端部が管板に保持さ
れ、別の複数のセラミックチューブの端部が別の管板で
保持され、前記管板どうしが対面して配置され、この二
重の管板の間に前記セラミックチューブ内を流れる流体
の流路を区画する仕切りが設けられていることを特徴と
するセラミックチューブの接続構造。 - (2)特許請求の範囲第1項において、前記管板はいず
れも氷冷管板であるセラミックチューブの接続構造。 - (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
記仕切りは、一方の前記管板に突設された仕切り板と、
この仕切り板が嵌合するように他方の前記管板に形成さ
れた溝と、前記仕切り板が嵌合したときの隙間を埋める
ように前記溝内に配量されたシール材とからなるセラミ
ックチューブの接続構造。 - (4)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
記仕切りは、一方の前記管板に形成された段部と、この
段部に嵌合するように他方の前記管板に形成された別の
段部と、前記段部どうしが嵌合したときの隙間を埋める
シール部材とからなるセラミックチューブの接続構造。 - (5)特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか一
において、前記仕切りは、前記セラミックチューブの一
本毎にその内を流れる流体の流路を仕切るように形成さ
れているセラミックチューブの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653585A JPS61256195A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | セラミツクチユ−ブの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9653585A JPS61256195A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | セラミツクチユ−ブの接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61256195A true JPS61256195A (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=14167814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9653585A Pending JPS61256195A (ja) | 1985-05-07 | 1985-05-07 | セラミツクチユ−ブの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61256195A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000045883A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-02-15 | Hino Motors Ltd | Egrクーラ |
WO2006121158A1 (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | セラミックス製熱交換器 |
JP2007292452A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Ifp | 強い発熱反応を利用した、気体、固体、液体の流動床リアクタ用の新しい内部熱交換器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54128046A (en) * | 1978-03-27 | 1979-10-04 | Nippon Steel Corp | Vertical type ceramic recuperator |
-
1985
- 1985-05-07 JP JP9653585A patent/JPS61256195A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54128046A (en) * | 1978-03-27 | 1979-10-04 | Nippon Steel Corp | Vertical type ceramic recuperator |
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JP2006317106A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Toshiba Corp | セラミックス製熱交換器 |
US8360139B2 (en) | 2005-05-13 | 2013-01-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ceramics heat exchanger |
JP2007292452A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Ifp | 強い発熱反応を利用した、気体、固体、液体の流動床リアクタ用の新しい内部熱交換器 |
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