JPS61231687A - 手書文字認識装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は手書入力された各ストロークの区切りを容易に
認識することのできる手書文字認識装置に関するもので
ある。

［従来技術及びその問題点］ 従来、タブレット等の座標入力装置よりスタイラスペン
等の入力ベンを用いて手書き入力された文字の認識を行
なう手書文字認識装置においては、種々の認識手法を用
いたものが実用化されてはいるが、手書き文字の入力（
記入）方法としては、指貫で記入する、あるいは正しい
画数で記入する等の制約を設けることによって実用化さ
れているのが実状である。

しかし、指貫で記入することに対しては、入力者か意識
することによって達成されるが、正しい画数で記入する
ことに対しては困難な面がある。

例えば、誤った画数でも入力者が正しい画数であると信
じて入力している場合や、入力者が入力途中で気づかす
に誤ってスタイラスペンをタブレット上より離してしま
い、１ストロークのところが２ストロークになってしま
う場合などである。

しかし、従来、これらの入力された文字の各ストローク
の区切りは、入力された文字の筆跡より確認するしかな
く、この筆跡を表示する手段としては、入力者がタブレ
ット上に置かれた入力用紙の−Ｌに文字を記入すること
によって、結果としてその用紙上に入力した筆跡が表示
されるもの、あるいは透明タブレットの下に配置された
、液晶等の表示素子によって構成された表示部に入力さ
れた筆跡を表示する手段などが実施されているのみであ
る。このため、入力者が実際゛に認識されたストローク
の区切りを正確に知ることはほとんど不可能であり、入
力文字が誤認識されても、入力ストロークの誤りにより
誤認識ごれたことを知ることは非常に困難であった。こ
の様な従来の手書文字認識装置の例を第５図及び第６図
に示す。

第５図は、タブレットｌの上に置かれた用紙２に、ボー
ルペン芯が納められたスタイラスペン３で文字を記入す
ることによって、手書文字の入力と同時にその文字の筆
跡を用紙２に表示する手段を備えた従来の手書文字認識
装置のブロック図を示しており、スタイラスペン３のタ
ブレットｌ上に一定圧力で押圧されているか否か、及び
スタイラスペン３によりタブレッ）ｌ上に入力された入
力位置座標データを座標検出回路４で検出し、スタイラ
スペン３の抑圧があるか否かをＺ信号として、入力位置
座標データを（Ｘ　、　Ｙ）信号として文字認識回路５
に送る。文字認識回路５では、座標検出回路４よりの入
力信号を基に、内蔵する不図示のパターン辞書に文字の
パターンと入力された各ストローク情報のパターンとの
マツチングを取り、入力文字パターンの認識処理を行な
い、その結果を表示制御回路６を介して文字表示部７に
表示するものである。

このため、ストロークの区切り等は入力された用紙２上
の筆跡のみにより判断しなければならなかった。

また一方、第６図に示したのは、透明タブレット８上に
スタイラス芯が納められたスタイラスペン９を用いて文
字を手書入力することによって、その入力された文字の
座標データを座標検出回路４において順次検出を行ない
、時々刻々と筆跡表示データ変換回路１０に送る。筆跡
表示データ変換回路１０では、送られてきた座標データ
を筆跡を表示するための表示データに変換し、変換され
た表示データは筆跡表示制御回路１１によって表示メモ
リ１２へ書き込まれる。そして、表示メモリ１２に書き
込まれた表示データは筆跡表示制御回路ｌｌによって順
次読み出され、Ｘ方向駆動回路１３及びＹ方向駆動回路
１４に送られ、Ｘ方向駆動回路１３とＹ方向駆動回路１
４によって透明タブレット８の下に配置されたドツトマ
トリクス構成の筆跡表示部１５に入力された手書文字の
筆跡に対応したパターンで表示される従来の手書文字認
識装置のブロック図を示している。

この装置においても入力ストロークの区切りを正確に知
ることは困難であり、やはり、入力ストロークの誤りに
起因する入力文字の誤認識であることを知ることはほと
んど不可能に近い。

このような従来の手書文字認識装置において、「田」の
文字を手書入力した場合の用紙２上の筆跡状態、又は筆
跡表示部１５に表示された筆跡表示の例を第７図に示す
。

このように第７図においては、入力ストロークの結果の
みしか表示されておらず１例えば第８図のストローク分
解図に示した「田」の文字のように、正しくは■と■の
ストロークは１ストロークで入力されなければならない
ところを、入力者が気づかすにスタイラスペン３（又は
９）をタブレットｌ上から離してしまい、１ストローク
で入力すべきところが２ストロークの入力になっても、
第７図の筆跡図の如く、各ストロークの区切りが明確に
なっておらす、入力途中において、この様な誤りに気づ
くことは困難であり、同様に、入力終了後において画数
の確認を筆跡より行なうのは更に難しかった。

し発明の目的」 本発明は上述従来技術の問題点を除去することを目的と
し、入力ストロークの区切りを正確に入力者に認識可能
とし、ストローク入力の誤りによる誤認識を減らすこと
のできる手書文字認識装置を提供することにある。

［発明の概要」 本発明のＬ述の目的は、タブレット等の座標人力装置よ
り手書きで入力された文字の認識を行なう手書文字認識
装置であって、入力者によって入力された手書文字の各
入力ストロークの始点と終点に任意のパターンを付加し
た筆跡をリアルタイムに表示する機能、あるいは各スト
ロークの終点毎に音を発生する機能を備えることによっ
て、入力された文字の各ストロークの区切りで容易、か
つ正確に入力者に知らしめることを可能とし、それによ
り手書文字の入力後に入力した文字の画数の確認が容易
に行なうことかでき、尚且つ、入力者が気づかすに誤っ
てペンを離してしまいｌストロークで入力したつもりの
ところが２ストロークとして入力されてしまった場合に
も、入力途中において手書き入力者が気づき迅速にそれ
に対して対処することができる手書文字認識装置により
達成される。

Ｅ実施例］ 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳説する。

第１図は本発明に係る一実施例のブロック図であり、第
６図に示した手書文字認識装置と同一構成については同
一番号を付しである。

第１図において、４はスタイラスペン９が透明タブレッ
ト８に接触しているか否かのペンオン／オフを検出し、
スタイラスペン９オン時にＺ信号を出力し、スタイラス
ペン９オン時における透明タブレット８上の抑圧（接触
）位置座標を検出し、（Ｘ　、　Ｙ）座標データ信号と
して出力する座標検出回路、５ａは第５図、第６図と同
様のパターン辞書を内蔵し、（ｘ、ｙ）座標データ信号
及びストローク検出回路１６よりのストローク検出信号
より各ストローク毎の入カバターンを油田し、前述のパ
ターン辞書中の記憶パターンとマツチング処理を行ない
入力された文字を認識する文字認識回路、６は文字認識
回路５の認識結果を文字表示部７に表示させる表示制御
回路、７は文字表示部である。

８は透明タブレット、９はスタイラスペン、１０ａはス
トローク検出回路１６よりのストローク検出信号、及び
（ｘ、ｙ）座標データ信号より連続した入力ストローク
である筆跡（筆跡表示テーク）に変換する筆跡表示テー
ク変換回路であり、筆跡表示テークは始点終点パターン
付加回路１７に１１力される。また１６はストローク検
出回路であり、Ｚ信号及び（Ｘ、Ｙ）座標テーク信号よ
り入力ストロークの始点及び終点の検出、及び−・文字
毎の入力の開始及び終了を検ｍする。スト０一ク検田回
路１６よりのストローク検出信号は筆跡表示テーク変換
回路１０ａ、文字認識回路５ａ及びタイマ回路２０に出
力されている。１７は始点終点パターン付加回路であり
、入力されたストロークの始点に始点パターンメモリ１
８に記憶されたパターンを、ストロークの終点に終点パ
ターンメモリ１９に記憶されたパターンを付加して筆跡
表示制御回路１１に出力する。本実施例では、これらの
パターンとして°°矢印″を用いている。

１８はストロークの始点位置に表示されるべきパターン
を記憶する始点パターンメモリ、１９はストロークの終
点位置に表示されるべきパターンを記憶する終点パター
ンメモリである。１１は始点終点パターン付加回路１７
より送られてくる表示すべき筆跡パターンを表示メモリ
１２に書き込む（記憶させる）と共に、表示メモリ１２
に記憶された筆跡パターンを読み出し、Ｘ方向駆動回路
１３及びＹ方向駆動回路１４を付勢して筆跡表示部１５
に表示させる筆跡表示制御回路、１２は筆跡表示部１５
に表示させる表示パターンを記憶する表示メモリ、１３
はドツトマトリクスにより各種パターンを表示する筆跡
表示部１５のＸ方向駆動回路、１４は同じくＹ方向駆動
回路、１５は透明タブレット８下部に透明タブレット８
と一体に形成された液晶ディスプレイである筆跡表示部
、２０はストローク検出回路１６よりのストロークの終
点検出信号より一足時間の間ブザーを鳴らすタイマ回路
、２１はブザーである。

以下、以りの構成より成る本実施例において透明タブレ
ット８Ｆにスタイラスペン９によって「田」の字を手書
き入力した場合の動作を第２図のフローチャートを参照
して説明する。

座標検出回路４はステップＳ１でスタイラスペン９が何
かに押圧され、先端部が押込まれ、先端部に配設された
不図示のスイッチがオンするか否かを調べ、スイッチオ
ンの時にはステップＳｌよりステップＳ４に進み、透明
タブレット８上のいずれかの位置にスタイラスペン９に
よる入力があるか否かを調べ、何ら入力のない場合には
ステップＳｔに戻る。透明タブレット８上に入力のある
場合にはステップＳ５に進み、透明タブレット８上の指
示入力された座標データを読み取り、（ｘ、ｙ）座標デ
ータとして筆跡表示データ変換回路１０ａ、ストローク
検出回路１６、文字認識回路５ａにそれぞれ出力される
。このうち文字認識回路５ａでは、この座標データを内
部に保持し、特徴点抽出処理等に用いる。

続いて、ステップＳ７で座標検出回路４よりＺ信号を出
力しているか否かを調べ、Ｚ信号がオンしていなければ
今までスタイラスペン９による透明タブレット８への入
力が行なわれていないことを意味し、ストローク入力の
最初であるのでステップＳ７よりステップＳ８に進み、
まずＺ＠号をオンし、ストローク入力の開始を知らせる
。このＺ信号を受は取ったストローク検出回路１６では
ステップＳ９で入力ストローク開始信号をオンする。入
力ストローク信号はタイマ回路２０と共に筆跡表示デー
タ変換回路１０ａ及び文字認識回路５ａに送られ、文字
認識回路５ａは以後の入力される（ｘ、ｙ）座標データ
をＺ信号オフまで連続したストローク信号として記憶さ
れる。筆跡表示データ変換回路は（Ｘ、Ｙ）座標データ
に対応した筆跡表示部１５の表示データを出力し、始点
終点パターン付加回路１７に送出する。

始点終点パターン付加回路１７は入力ストローク開始信
号がオンされると、ステップＳＩＯで始点パターンメモ
リ１８を起動し、始点パターンを読み出し、続くステッ
プＳｌｌで筆跡表示データ変換回路１０ａよりの表示パ
ターンデータにこの読み出しパターンを合成（論理和合
成）し、ステップＳ１２でこの合成パターンを筆跡表示
制御回路１１に送り、筆跡表示制御回路１１ではこの表
示パターンを表示メモリ１２に格納する。

一方、ステップＳ７でＺ信号がオンの時、即ち連続した
ストロークで文字データが入力されている時には、その
ままステップ３１２に進み、筆跡表示制御回路１１は筆
跡表示データ変換回路１０ａより出力される（Ｘ　、　
Ｙ）座標データに対応した表示データを、そのまま表示
メモリ１２中に格納する。筆跡表示制御回路１１は常時
、表示メモリ１２内の表示データを読み出し、Ｘ方向駆
動回路１３、及びＹ方向駆動回路１４を駆動制御し、筆
跡表示部１５上に表示する。この表示メモリ１２中の記
憶素子への記憶データと、筆跡表示部の表示画素とはｌ
対ｌ対応している（ステップ５１２）。ト述の表示メモ
リ１２への書き込み処理の終了後はステップＳ１に戻り
、次のデータの入力を待つ。

この様にしてストロークの入力が進み、１つのストロー
ク入力が終了すると、スタイラスペン９を透明タブレッ
ト８より離すことになる。スタイラスペン９が透明タブ
レット８より離されると不図示のスタイラスペン９先端
部のスイッチがオフし、ステップＳ１よりステップＳ２
に進む。ステップＳ２でＺ信号がオン、即ち今までスト
ローク人力がなされていたか否かを調べ、ストローク入
力がなされていた場合にはステップＳ２よりステップＳ
１５に進む。

ステップＳ１５ではベンオフより一足時間が経過してい
るか否かを調べ，−７時間経過していない場合にはステ
ップＳｔに戻る。一定時間経過していればストローク入
力の終了としてステップＳ１５よりステップ８１６に進
む。これはストローク入力中の筆圧の変化等で瞬間的に
ペンがオフとなった場合等を除外するためである。そし
てステップ３１６で座標検出回路４はＺ信号をオフする
。ストローク検出回路１６では一定時間このＺ信号オフ
を検知すると，ステップＳ１７で入力中のストローク終
了と判断し，入力ストローク終了信号をオンとする。本
実施例では座標検出回路４で入力ストロークの終了でな
い瞬間的なスタイラスベンオフを検出する例を説明した
が、この機能をストローク検出回路１６に持たしてもよ
い。

入力ストローク締−７信号がオンされると、タイマ回路
２０が起動され、続くステップＳ１９で予め設定された
時間（１）の間ブザー２１を駆動しブザー音を出力する
。それと共に、この入力ストローク終了信号がオンされ
ると文字認識回路５ａは１ストロークの終了と判断し、
特徴点の抽…処理等を行なう。また、始点終点パターン
付加回路１７はステップＳ２０に示す様に、終点パター
ンメモリ１９を起動して読み出し、筆跡表示制御回路１
１に送り、直前に入力された（Ｘ、Ｙ）座標データに対
応する表示データで論理和を取り表示メモリ１２に書き
込む。書き込まれたデータはステップＳ１３に示した如
く、順次筆跡表示制御回路１１によって読み出され、筆
跡表示部１５に表示される。

この様にして順次１文字分の手書き文字を透明タブレッ
ト８上に入力し、その入力された筆跡は筆′ａ表示部１
５に表示される。そして、その筆跡の入力ストロークの
始点と終点には特定のマーク（矢印マーク）が表示され
ることになる。また、同時に入力ストロークの終了毎、
即ちストロークの区切り毎にタイマ回路２０で予め設定
した時間だけブザーが鳴ることになる。

そして１文字分の手書き入力が終了すると、各文字を構
成するストロークの入力間隔に比し、非常に長時間に渡
りスタイラスペン９の入力がオフ状態となる。ストロー
ク検出回路１６は連続して座標データの入力後に所足時
間以上入力がなくなると、１文字分の入力が終了したも
のと判断しステップＳ３よりステップＳ２５に進み、文
字入力終了信号を１１１力する。文字認識回路５ａはこ
の文字入力綬ｒ信号を受は取ると、ステップＳ２６で文
字認識処理をスタートさせ入力された文字の認識を行な
い、続くステップＳ２７で認識結果を文字表示部７に表
示する。

以上の処理に従って第８図に示した「田」の字を手書き
人力した場合であって、特にストローク２とストローク
３とを、１ストロークでなく２ストロークとして入力し
た場合であっても、入力されたストロークの始点と終点
にはステップＳｌｌ及びステップＳ２０の処理により特
定パターン（矢印）が付加されて表示され、認識された
入力ストロークを容易に知ることができる。

この本実施例により、入力した「田」の筆跡表示部１５
への表示例を第３図に示す。

またステップＳ１８．Ｓ１９で示す様に、各人カストロ
ーフのオフ時（区切り時）にブザー音が出力されるため
、この点でも入力ストロークの制御状態が容易に判断で
きる。

このタイマ回路２０のブザー駆動タイミングを第４図に
示す。

図示の如く、スタイラスペン９がオンよりオフとなる点
ａより一定時間ｔだけブザー２１がオンされる。

以上説明した様に本実施例によれば、タブレット上に入
力された文字の各ストロークの始点と終点に任意のパタ
ーンが付加された筆跡として表示されるので、各ストロ
ークの区切りが明確になり、画数の確認が記入後におい
て容易に行なうことができる。このため、入力された文
字が筆記（入力）者の考え違い等により誤った画数で記
入されたが為に認識されなかった場合には、正しい画数
との比較が単時間に行なえる。

また、記入入力された文字の各ストロークの始点と終点
に任意のパターンが付加された筆跡が、記入動作に伴な
いリアルタイムに表示されるため、文字入力者が気づか
ずに、誤ってスタイラスペン９をタブレット８Ｉ−、よ
り離してしまい、１ストロークの入力のつもりのところ
が２ストロークで記入された場合にも、各ストロークの
区切りが明確になっており、前記誤りが認識結果を待た
ずとも文字入力途中において即時に気付くところとなり
、再記入までに要する時間が短縮される。

尚、以上の説明では各ストロークの始点及び終点に付加
するパターンを矢印としたが、それ以外の、例えば丸印
等のパターンとしても、入力されたストロークと区別で
きるものでは、どの様な図形パターンでもよく、また入
力ストロークの間隔　ｑ により表示図形を変化させても本発明を逸脱するもので
はない。

また、筆跡表示部を液晶表示とし、透明タブレットに入
力する例を示したが、入力すべきタブレットを通常のタ
ブレットとし、タブレット上に載置した用紙トに筆記具
を備えた入力ペンにより入力し、入力結果の筆跡をＣＲ
Ｔディスプレイに表示する様制御し、ＣＲＴへの表示筆
跡の入力ストロークの始点拳終点に特Ｗパターンを表示
しても全く同様の作用効果が得られる。

また、以上の説明におけるブザー２１より出力される音
量は操作中用らかに認識することのできる、ある程度具
−ヒの音量としても、また、机−七に置いた用紙に鉛筆
等の筆記具で文字を記入した場合に、筆記具と机の接触
時に発生する音量と同程度のものとし、周囲への騒音と
ならない音量としてもよい。

「他の実施例」 以トの説明では透明タブレット８Ｆに筆記入力した筆跡
を筆跡表示部１５に表示していく例を説明したが、第５
図に示す如く、スタイラスペン９に変えてペン先端部に
ボールペン等に実際に筆記することのできるスタイラス
ペンを用い（第５図の３）、タブレット−Ｌに入力用紙
を載置し、この入力用紙−Ｌには入力ストロークに従い
筆跡が直接に書き込まれる構成の手書文字認識装置に本
発明を応用することができる。

即ち、第５図に示すブロック構成に座標検出回路４より
のＺ信号を受取るべき、第１図に示すタイマ回路２０及
びブザー２１を新たに追加するのみでよい。この場合に
はスタイラスペン３の入力ストロークの区切り、即ち第
４図に示すタイミングａにおいて、このタイマ回路２ｏ
が起動され、ブザー２１より音響出力されることにより
、ストロークの区切りにおいてブザー音が出力し、文字
入力者はストローク中にこのブザー音を認識することに
より、容易に入力されたストロークの区切りを知ること
ができ、文字人力途中においても即時に入力誤りに気付
くことができる。このため、再入力までに要する時間が
短縮され、より多くの文字の入力が可能となる。また、
音により入力された文字の各ストロークの区切りを文字
入力者に知らしめるので、筆跡の表示方法には関係なく
、タブレット等の座標入力装置に専用のペンを用いて文
字を入力し、その文字を認識する手書文字認識装置全て
に応用し、用いることができる。

［発明の効果］ 以上説明した様に本発明によれば、入力されたストロー
クの区切り部に特電パターンが付加されて表示されるた
め、入力されたストロークの画数、ストロークの区切り
点が容易に認識することができ、入力誤りの発生に直ち
に気付くと共に、誤りを正確に認識でき、誤入力を減ら
すこともできる手書文字入力装置が提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の手書文字認識装置のブロッ
ク図、 第２図は本実施例の入力ストローク認識及び文字認識処
理フローチャート、 第３図は本実施例における入力文字筆跡表示例を示す図
、 第４図は本実施例のタイマ回路及びブザー制御タイミン
グチャート、 第５図及び第６図は従来の手書文字認識装置のブロック
図、 第７図は従来の手書文字認識装置により入力文字筆跡表
示例を示す図、 第８図は入力文字ストローク分解図である。 図中、１．８・・・タブレット、３．９・・・スタイラ
スペン、４・・・座標検出回路、５．５ａ・・・文字認
識回路、６・・・表示制御回路、７・・・文字表示部、
１０．１０ａ・・・筆跡表示テータ変換回路、１１・・
・筆跡表示制御回路、１２・・・表示メモリ、１５・・
・筆跡表示部、１６・・・ストローク検出回路、１７・
・・始点終点パターン付加回路、１８・・・始点パター
ンメモリ、１９・・・終点パターンメモリ、２０・・・
タイマ回路、２１・・・ブザーである。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）座標位置入力手段と、該座標位置入力手段よりの
   入力ストロークを検出する検出手段と、該検出手段の検
   出した入力ストロークの始点に特定の情報を付加する始
   点情報付加手段と、前記検出手段の検出した入力ストロ
   ークの終点に特定の情報を付加する終点情報付加手段と
   、前記始点情報付加手段及び該終点情報付加手段により
   各特定情報の付加された入力ストローク情報を出力する
   出力手段とを備え、入力情報の入力ストロークの区切り
   を認識可能とすることを特徴とする手書文字認識装置。
2. （２）座標位置入力手段と、該座標位置入力手段よりの
   入力ストロークを検出する検出手段と、該検出手段の入
   力ストロークの終点検出により特定の情報を出力する出
   力手段とを備え、入力情報の入力ストロークの区切りを
   認識可能とすることを特徴とする手書文字認識装置。
3. （３）出力手段は所定時間音響出力を行なうことを特徴
   とする特許請求の範囲第２項に記載の手書文字認識装置
   。