JPS61205393A - 補助電動機付ポンプ装置 - Google Patents
補助電動機付ポンプ装置Info
- Publication number
- JPS61205393A JPS61205393A JP4578085A JP4578085A JPS61205393A JP S61205393 A JPS61205393 A JP S61205393A JP 4578085 A JP4578085 A JP 4578085A JP 4578085 A JP4578085 A JP 4578085A JP S61205393 A JPS61205393 A JP S61205393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- pump rotor
- pump
- rotating shaft
- auxiliary motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、補助電動機付ポンプ装置に関するもので、よ
り詳しくは自動車エンジンのウォータポンプ等に通用さ
れる補助電動機付ポンプ装置に関するものである。
り詳しくは自動車エンジンのウォータポンプ等に通用さ
れる補助電動機付ポンプ装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、自動車エンジンに使用されるポンプ装置は、例え
ば実開昭59第116599号公報に記載されるウォー
タポンプの様に、ポンプボディ内に軸受を介して回転自
在に配設される回転軸を有し、該回転軸の一端部に駆動
プーリが固着される。
ば実開昭59第116599号公報に記載されるウォー
タポンプの様に、ポンプボディ内に軸受を介して回転自
在に配設される回転軸を有し、該回転軸の一端部に駆動
プーリが固着される。
エンジンのクランクシャフトの前端部に取付られたクラ
ンクプーリから、ベルトを介して前記駆動プーリが駆動
され、回転軸上に固定されたポンプロータが作用するも
のであった。このとき、駆動プーリとクランクプーリの
直径比により増減速比を設定し、ポンプローラの回転数
を確保するようになっていた。
ンクプーリから、ベルトを介して前記駆動プーリが駆動
され、回転軸上に固定されたポンプロータが作用するも
のであった。このとき、駆動プーリとクランクプーリの
直径比により増減速比を設定し、ポンプローラの回転数
を確保するようになっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記したウォータポンプに於いては、ポ
ンプロータの作用で吐出する水量は、ポンプロータの回
転数に一次で比例しているので、特にエンジンのアイド
リング時とか登板時の低速度域では、エンジン冷却のた
めの必要水量が得られず、オーバーヒートを起こしたり
、更にはエンジンブロック内のローカルヒートによりエ
ンジン焼付にも至る場合もあった。そこで、ポンプの吐
出容量を更に大きく設定して対応することも出来るが、
その反面高速時に於いて過冷却になり、且つロス馬力の
増大に伴い燃費率が悪化し、エンジンの出力像下等を招
くという問題があった。
ンプロータの作用で吐出する水量は、ポンプロータの回
転数に一次で比例しているので、特にエンジンのアイド
リング時とか登板時の低速度域では、エンジン冷却のた
めの必要水量が得られず、オーバーヒートを起こしたり
、更にはエンジンブロック内のローカルヒートによりエ
ンジン焼付にも至る場合もあった。そこで、ポンプの吐
出容量を更に大きく設定して対応することも出来るが、
その反面高速時に於いて過冷却になり、且つロス馬力の
増大に伴い燃費率が悪化し、エンジンの出力像下等を招
くという問題があった。
従って、本発明はエンジンの低速高温時にポンプロータ
の回転数を増大させることを、その技術的課題とする。
の回転数を増大させることを、その技術的課題とする。
(問題点を解決するための手段)
上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
回転軸の一端に固着された駆動プーリと回転軸上のポン
プロータとの間にワンウェイクラッチを内蔵し、回転軸
の他端に補助電動機を取り付け、前記駆動プーリが所定
回転数以下で且つエンジン温度が所定値以上のときに前
記補助電動機を作動(ON)させる、ことである。
回転軸の一端に固着された駆動プーリと回転軸上のポン
プロータとの間にワンウェイクラッチを内蔵し、回転軸
の他端に補助電動機を取り付け、前記駆動プーリが所定
回転数以下で且つエンジン温度が所定値以上のときに前
記補助電動機を作動(ON)させる、ことである。
(作用)
駆動プーリが低回転(エンジン低速時)で且つエンジン
温度が所定値以上に上昇すると、補助電動機がONとな
り所定回転数でポンプロータを回転させる。駆動プーリ
が高回転(エンジン高速時)になると、ポンプロータは
駆動プーリを介してエンジンのクランクシャフトにより
駆動される。
温度が所定値以上に上昇すると、補助電動機がONとな
り所定回転数でポンプロータを回転させる。駆動プーリ
が高回転(エンジン高速時)になると、ポンプロータは
駆動プーリを介してエンジンのクランクシャフトにより
駆動される。
この様に、エンジンのアイドリング時とか登板時の低速
域に於いても、補助電動機の作用でエンジン冷却の必要
水量が確保される。
域に於いても、補助電動機の作用でエンジン冷却の必要
水量が確保される。
(実施例)
以下、本発明の技術的手段を具体化した一実施例につい
て、添付図面に基づいて説明する。
て、添付図面に基づいて説明する。
第1図に示されるウォータポンプ10に於いて、ホンダ
ボディ11内に回転軸12が軸受工3を介して回転自在
に配設され、該回転軸12の一端12aに駆動プーリ1
4が固着される。エンジンのクランクシャフトに取り付
けられるクランクプーリからベルトを介して、エンジン
の駆動力が駆動プーリ14に伝達される。
ボディ11内に回転軸12が軸受工3を介して回転自在
に配設され、該回転軸12の一端12aに駆動プーリ1
4が固着される。エンジンのクランクシャフトに取り付
けられるクランクプーリからベルトを介して、エンジン
の駆動力が駆動プーリ14に伝達される。
回転軸12上にはポンプロータ15が固定され、該ロー
タ15のインペラ15aによりポンプ作用がなされる。
タ15のインペラ15aによりポンプ作用がなされる。
ポンプロータ15と軸受13との間には周知のメカニカ
ルシール16が装着され、該メカニカルシールによりイ
ンペ−715aが収容されるポンプ室17が密封され、
該ポンプ室17内冷却水の軸受13側への侵入が防止さ
れる。ポンプロータ15の駆動プーリ14側には周知の
ワンウェイクラッチ18が内蔵され、該クラッチの作用
により駆動プーリ14からポンプロータ15への方向に
のみ回転力が伝達される。
ルシール16が装着され、該メカニカルシールによりイ
ンペ−715aが収容されるポンプ室17が密封され、
該ポンプ室17内冷却水の軸受13側への侵入が防止さ
れる。ポンプロータ15の駆動プーリ14側には周知の
ワンウェイクラッチ18が内蔵され、該クラッチの作用
により駆動プーリ14からポンプロータ15への方向に
のみ回転力が伝達される。
一方、回転軸12の他端側はベアリング19を介してポ
ンプボディ11に支承され、カバー20で囲まれた回転
軸12の端部12bには補助電動機21が取り付けられ
る。該電動機21は、エンジンの冷却水温および回転数
を検知するセンサー機構22より送られる電気信号を受
けて作動し、ポンプロータ15を回転させるものである
。すなわち、エンジン低速高温時は、補助電動機21の
作動でポンプロータ15を回転させ、エンジン高速時は
エンジンの駆動力で駆動プーリ14を介してポンプロー
タ15を回転させる。
ンプボディ11に支承され、カバー20で囲まれた回転
軸12の端部12bには補助電動機21が取り付けられ
る。該電動機21は、エンジンの冷却水温および回転数
を検知するセンサー機構22より送られる電気信号を受
けて作動し、ポンプロータ15を回転させるものである
。すなわち、エンジン低速高温時は、補助電動機21の
作動でポンプロータ15を回転させ、エンジン高速時は
エンジンの駆動力で駆動プーリ14を介してポンプロー
タ15を回転させる。
従来、アイドリング時のエンジン回転数は800〜11
000rpであり、プーリ比を考慮してもポンプロータ
15を1000〜1500 r pmした回せない。し
かしながら、本発明に従うとエンジン低速時のみ補助電
動機21で2000〜2500rpmポンプロータ15
を回せば、従来の約2倍の吐出水量が得られ、エンジン
冷却性能は十分達成できる。エンジン高速時は、従来通
り駆動プーリ14でポンプロータ15を駆動するので、
必要且つ十分な冷却性能が得られる。
000rpであり、プーリ比を考慮してもポンプロータ
15を1000〜1500 r pmした回せない。し
かしながら、本発明に従うとエンジン低速時のみ補助電
動機21で2000〜2500rpmポンプロータ15
を回せば、従来の約2倍の吐出水量が得られ、エンジン
冷却性能は十分達成できる。エンジン高速時は、従来通
り駆動プーリ14でポンプロータ15を駆動するので、
必要且つ十分な冷却性能が得られる。
第2図はエンジン回転数(Ne)と吐出水量(Q)との
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
尚、上記実施例はエンジン冷却用ウォータポンプの適用
例を示したが、ウォータポンプに限定されず潤滑用オイ
ルポンプに於いても同じ構成で適用することが出来る。
例を示したが、ウォータポンプに限定されず潤滑用オイ
ルポンプに於いても同じ構成で適用することが出来る。
従来は、エンジン回転に1次で比例してポンプロータを
回転させていたため、エンジン低速域での吐出量が十分
でなくオーバーヒートに至る場合があった。また、低速
域で吐出量を確保するために、ポンプ容量を大きく設定
したり回転数の増速比を大きく設定したりして対応して
いたが、高速域でのロス馬力が増加しその結果、燃費率
の悪化、エンジンの出力低下、エンジンの重量増加、エ
ンジンの耐久性低下環の不具合があったが、本発明によ
りこれらの不具合が解消できる。すなわち、最も吐出量
の必要な低速域のみ所定の回転数でポンプロータを回転
させるので、ポンプ容量も最適に設定できる。また、別
の技術的手段として、従来補助電動ポンプの併設も考え
られていたが、この手段に比しても本発明はコスト、重
量の面で有利である。
回転させていたため、エンジン低速域での吐出量が十分
でなくオーバーヒートに至る場合があった。また、低速
域で吐出量を確保するために、ポンプ容量を大きく設定
したり回転数の増速比を大きく設定したりして対応して
いたが、高速域でのロス馬力が増加しその結果、燃費率
の悪化、エンジンの出力低下、エンジンの重量増加、エ
ンジンの耐久性低下環の不具合があったが、本発明によ
りこれらの不具合が解消できる。すなわち、最も吐出量
の必要な低速域のみ所定の回転数でポンプロータを回転
させるので、ポンプ容量も最適に設定できる。また、別
の技術的手段として、従来補助電動ポンプの併設も考え
られていたが、この手段に比しても本発明はコスト、重
量の面で有利である。
第1図は本発明に従って補助電動機付ポンプ装置の一実
施例を示す断面図、第2図は第1図のポンプ装置の特性
図である。 10・・・ウォータポンプ、11・・・ポンプボディ、
12・・・回転軸、12a、12b・・・回転軸端部、
13・・・軸受、14・・・駆動プーリ、15・・・ポ
ンプロータ、18・・・ワンウェイクラッチ、21・・
・補助電動機、22・・・センサー機構
施例を示す断面図、第2図は第1図のポンプ装置の特性
図である。 10・・・ウォータポンプ、11・・・ポンプボディ、
12・・・回転軸、12a、12b・・・回転軸端部、
13・・・軸受、14・・・駆動プーリ、15・・・ポ
ンプロータ、18・・・ワンウェイクラッチ、21・・
・補助電動機、22・・・センサー機構
Claims (1)
- ポンプロータの回転軸をポンプボディ内に軸受を介して
回転自在に配設し、該回転軸の一端に駆動プーリを固着
したポンプ装置に於いて、前記ポンプロータと前記駆動
プーリとの間にワンウェイクラッチを内蔵し、前記回転
軸の他端に補助電動機を取り付け、前記駆動プーリが所
定回転数以下で且つエンジン温度が所定値以上のときに
前記補助電動機を作動(ON)させる、補助電動機付ポ
ンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4578085A JPS61205393A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 補助電動機付ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4578085A JPS61205393A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 補助電動機付ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61205393A true JPS61205393A (ja) | 1986-09-11 |
Family
ID=12728801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4578085A Pending JPS61205393A (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 | 補助電動機付ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61205393A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05122903A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-18 | Aisin Aw Co Ltd | 電気自動車用駆動装置 |
CN108302040A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-07-20 | 深圳市志橙半导体材料有限公司 | 一种干式真空泵的防卡死装置及防卡死方法 |
-
1985
- 1985-03-07 JP JP4578085A patent/JPS61205393A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05122903A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-18 | Aisin Aw Co Ltd | 電気自動車用駆動装置 |
CN108302040A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-07-20 | 深圳市志橙半导体材料有限公司 | 一种干式真空泵的防卡死装置及防卡死方法 |
CN108302040B (zh) * | 2018-03-14 | 2023-05-09 | 深圳市志橙半导体材料有限公司 | 一种干式真空泵的防卡死装置及防卡死方法 |
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