JPS61188254A - 車両用シ−トベルト - Google Patents
車両用シ−トベルトInfo
- Publication number
- JPS61188254A JPS61188254A JP2887285A JP2887285A JPS61188254A JP S61188254 A JPS61188254 A JP S61188254A JP 2887285 A JP2887285 A JP 2887285A JP 2887285 A JP2887285 A JP 2887285A JP S61188254 A JPS61188254 A JP S61188254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- webbing
- seat belt
- conductive
- fibers
- electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/12—Construction of belts or harnesses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、シートベルトに導電性を付与して、車両搭
乗者に発生する静電気を該ベルトの導電部を介して車体
に逃がし、これにより放電時の電撃から搭乗者を未然に
保護することを企図した新規な車両用シートベルトに関
するものである。
乗者に発生する静電気を該ベルトの導電部を介して車体
に逃がし、これにより放電時の電撃から搭乗者を未然に
保護することを企図した新規な車両用シートベルトに関
するものである。
従来技術
殊に化学繊維を基布とする衣服を着用すると、空気の乾
燥しているシーズンには人体と着衣相互の摩擦によって
静電気の発生が著しくなり、衣服のまとわりつき等を生
じ、更にその帯電の程度が一定限度(2000〜500
0v)を超えルト、空気の絶縁を破壊して放電する現象
は一般に見られるところである。そしてこの高圧による
放電時の電撃(ショック)は、電流値が小さいため人体
に危険はないものの、極めて不快なものである。
燥しているシーズンには人体と着衣相互の摩擦によって
静電気の発生が著しくなり、衣服のまとわりつき等を生
じ、更にその帯電の程度が一定限度(2000〜500
0v)を超えルト、空気の絶縁を破壊して放電する現象
は一般に見られるところである。そしてこの高圧による
放電時の電撃(ショック)は、電流値が小さいため人体
に危険はないものの、極めて不快なものである。
この摩擦帯電による放電は、人の起居動作に伴う日常生
活の全般に亘って生じ、自家用車等の車両を運転する場
合にも例外ではない。すなわち乗用車は、タイヤにより
大地から電気的に絶縁隔離されているので、搭乗者の着
衣が化学繊維製のシートに擦れ合って、静電気が発生し
やすい環境↓こある。
活の全般に亘って生じ、自家用車等の車両を運転する場
合にも例外ではない。すなわち乗用車は、タイヤにより
大地から電気的に絶縁隔離されているので、搭乗者の着
衣が化学繊維製のシートに擦れ合って、静電気が発生し
やすい環境↓こある。
発明が解決しようとする問題点
このように車両搭乗者に高い電圧の静電気が発生すると
、搭乗者の身体と車体との間には大きな電位差が生じ、
従って搭乗者の身体の一部が車体の金属露出部(例えば
ドアレバー)に触れるとその個所において一挙に火花放
電し、大きな電撃を受けることになる。このため人によ
っては、静電気の発生し易い季節の車両搭乗に、抵抗を
有することも少なくない。
、搭乗者の身体と車体との間には大きな電位差が生じ、
従って搭乗者の身体の一部が車体の金属露出部(例えば
ドアレバー)に触れるとその個所において一挙に火花放
電し、大きな電撃を受けることになる。このため人によ
っては、静電気の発生し易い季節の車両搭乗に、抵抗を
有することも少なくない。
発明の目的
本発明は、殊に自動車等の車両搭乗時に不可避的に発生
する゛静電気を車体に逃がして、この種の静電気により
もたらされる電撃を事前に解消し、もって常に快適な搭
乗感を享受させることを目的とする。
する゛静電気を車体に逃がして、この種の静電気により
もたらされる電撃を事前に解消し、もって常に快適な搭
乗感を享受させることを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は前記目的を好適に達成するべく提案されたもの
であって、車両用シートベルトに適宜の導電処理を施し
て導電性を付与し、これにより該シートベルトを着用し
た搭乗者の身体電位を車体電位に等しくなるようにして
、前記問題点の解決を図ったものである。
であって、車両用シートベルトに適宜の導電処理を施し
て導電性を付与し、これにより該シートベルトを着用し
た搭乗者の身体電位を車体電位に等しくなるようにして
、前記問題点の解決を図ったものである。
実施例
次に本発明に係る車両用シートベルトの好適な実施例に
つき説明する。自動車用シートベルトは、交通事故によ
る傷害から乗員を防護するために主として前向き(走行
方向)の座席に取付けて、着座者を肩または腰の位置で
拘束するようにした帯体であって、車両への装着が法規
上義務付けられている。またシートベルトは、一般に繊
維材料を基布とする帯状のウェビング、これを着脱する
ためのバックル、長さ調節具および前記ウェビングを車
体に取付けるための取付金具等の各種部材から構成され
ている。このシートベルトにおけるウェビングの材料と
しては、柔軟かつ強靭で可撓性に優れた細幅の繊維帯が
選定され、その特性としては所定の引張り強さ、剪断強
度およびエネルギー吸収性等を備えたものであることが
要求される。
つき説明する。自動車用シートベルトは、交通事故によ
る傷害から乗員を防護するために主として前向き(走行
方向)の座席に取付けて、着座者を肩または腰の位置で
拘束するようにした帯体であって、車両への装着が法規
上義務付けられている。またシートベルトは、一般に繊
維材料を基布とする帯状のウェビング、これを着脱する
ためのバックル、長さ調節具および前記ウェビングを車
体に取付けるための取付金具等の各種部材から構成され
ている。このシートベルトにおけるウェビングの材料と
しては、柔軟かつ強靭で可撓性に優れた細幅の繊維帯が
選定され、その特性としては所定の引張り強さ、剪断強
度およびエネルギー吸収性等を備えたものであることが
要求される。
そして本発明では、このシートベルトのウェビングに、
良好な導電性を付与することを内容とするものである。
良好な導電性を付与することを内容とするものである。
前記ウェビングに導電性を付与するための具体的な手段
としては、以下の如く種々の提案がなされるものであり
、その何れの手段による場合も本発明の範囲に含まれる
ものである。
としては、以下の如く種々の提案がなされるものであり
、その何れの手段による場合も本発明の範囲に含まれる
ものである。
(a)前記ウェビングを形成する繊維として、導電性の
金属系を使用する。この金属系の割合は、金属系を10
0%で構成してもよいし、通常の繊維との混紡としても
よい。この金属系としては、細−3= 径□の銅線、アルミニューム線、これらの撚り線や合金
線材が好適に使用可能であり、その他の材質の金属系で
あっても、法規上ウェビングに要求されている前記の材
質強度を低下□させないものである限り、各種のものが
使用可能であ゛る。
金属系を使用する。この金属系の割合は、金属系を10
0%で構成してもよいし、通常の繊維との混紡としても
よい。この金属系としては、細−3= 径□の銅線、アルミニューム線、これらの撚り線や合金
線材が好適に使用可能であり、その他の材質の金属系で
あっても、法規上ウェビングに要求されている前記の材
質強度を低下□させないものである限り、各種のものが
使用可能であ゛る。
(b)前記ウェビングを形成する繊維として、いわゆる
導電性繊維を使用する。この導電性繊維は、複合繊維の
一種であって、充分な強度を有する合成繊維をベースと
して、これを導電層により被覆して・なるものである。
導電性繊維を使用する。この導電性繊維は、複合繊維の
一種であって、充分な強度を有する合成繊維をベースと
して、これを導電層により被覆して・なるものである。
例えば「ベルトロン」の商標で市販されている導電性繊
維は、導電性カーボンブラック微粒子を多量に含有する
ナイロン導電層と通常のナイロンとが、サンドウィッチ
状に接合された三重構造の複合繊維″である。これはカ
ーボン含有層が繊維の縦方向に連続し□、しかも当該繊
維を横断して側面2箇所に露出している。従ってこ□の
導電□性繊維を100%使用して、または通常の□繊維
と適宜割合で混紡させることによりシートベルトのウェ
ビングを織成すれ□ば、電荷の移動・拡散および放電性
に極めて優れる。
維は、導電性カーボンブラック微粒子を多量に含有する
ナイロン導電層と通常のナイロンとが、サンドウィッチ
状に接合された三重構造の複合繊維″である。これはカ
ーボン含有層が繊維の縦方向に連続し□、しかも当該繊
維を横断して側面2箇所に露出している。従ってこ□の
導電□性繊維を100%使用して、または通常の□繊維
と適宜割合で混紡させることによりシートベルトのウェ
ビングを織成すれ□ば、電荷の移動・拡散および放電性
に極めて優れる。
(c)ウェビングを構成している基布に、導電性ポリマ
ーをコーティングする。
ーをコーティングする。
(d)導電性金属を、ウェビングの基布の繊維表面に織
り込み、編み込みその他者付ける等の手段によって設け
ることによって、導電性を付与する。
り込み、編み込みその他者付ける等の手段によって設け
ることによって、導電性を付与する。
(e)金属粉末やカーボンブラックその他金属酸化物等
の導電性粉末を、接着剤または塗料に混入し、これをウ
ェビングの表面に塗布する。この導電性粉末としては、
殊に金属酸化物系の材質が好適に使用される。例えば、
酸化チタンの表面に酸化錫系の導電膜を形成させ゛た′
ものが、化学的にも熱や湿度等の変化に対しでも安定な
ので推奨される。
の導電性粉末を、接着剤または塗料に混入し、これをウ
ェビングの表面に塗布する。この導電性粉末としては、
殊に金属酸化物系の材質が好適に使用される。例えば、
酸化チタンの表面に酸化錫系の導電膜を形成させ゛た′
ものが、化学的にも熱や湿度等の変化に対しでも安定な
ので推奨される。
(f)金属被覆繊維を使用・したもの。例えばポリエス
テル繊維からなる芯材の外周に、ニッケル金属をCVD
法(Chemical Vapor Depositi
on)によりコーティングしたものがこれである。
テル繊維からなる芯材の外周に、ニッケル金属をCVD
法(Chemical Vapor Depositi
on)によりコーティングしたものがこれである。
発明の効果
本発明は、前述した如き種々の手段によりシートベルト
のウェビングに良好な導電性を付与したものである。こ
れによりシートベルトを装着した車両搭乗者は、シート
と着衣との摩擦により発生する静電気を、前記ウェビン
グの導電部を介して車体に逃すことができ、従って搭乗
者の電位を車体の電位と等しく保持することができて、
電撃を受けることはない。なおベルト取付金具は、車体
とは一般に絶縁されているが、身体に発生した静電気は
ウェビングの導電部を介して取付金具に到っており、こ
の電位が高レベルになると、前記取付金具と車体との間
の狭間隙において絶縁破壊が生じて車体に放電されるも
のである。このように本発明によれば、自動車等の搭乗
時に不可避的に発生する静電気をシートベルトを介して
常時車体に逃がして、静電気によりもたらされる不快な
電撃を事前に防止し、常に快適な搭乗感を享受させ得る
ものである。
のウェビングに良好な導電性を付与したものである。こ
れによりシートベルトを装着した車両搭乗者は、シート
と着衣との摩擦により発生する静電気を、前記ウェビン
グの導電部を介して車体に逃すことができ、従って搭乗
者の電位を車体の電位と等しく保持することができて、
電撃を受けることはない。なおベルト取付金具は、車体
とは一般に絶縁されているが、身体に発生した静電気は
ウェビングの導電部を介して取付金具に到っており、こ
の電位が高レベルになると、前記取付金具と車体との間
の狭間隙において絶縁破壊が生じて車体に放電されるも
のである。このように本発明によれば、自動車等の搭乗
時に不可避的に発生する静電気をシートベルトを介して
常時車体に逃がして、静電気によりもたらされる不快な
電撃を事前に防止し、常に快適な搭乗感を享受させ得る
ものである。
=7−
711Q−
Claims (1)
- シートベルトのウェビングに導電処理を施して導電性を
帯電させたことを特徴とする車両用シートベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2887285A JPS61188254A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 車両用シ−トベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2887285A JPS61188254A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 車両用シ−トベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61188254A true JPS61188254A (ja) | 1986-08-21 |
Family
ID=12260471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2887285A Pending JPS61188254A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 車両用シ−トベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61188254A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0436999A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Japan Vilene Co Ltd | 除電ロールおよびその使用方法 |
JPH06151087A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-31 | Unitika Ltd | 除電刷子 |
JP2019001249A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | Joyson Safety Systems Japan株式会社 | シートベルト装置 |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2887285A patent/JPS61188254A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0436999A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Japan Vilene Co Ltd | 除電ロールおよびその使用方法 |
JPH06151087A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-31 | Unitika Ltd | 除電刷子 |
JP2019001249A (ja) * | 2017-06-13 | 2019-01-10 | Joyson Safety Systems Japan株式会社 | シートベルト装置 |
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