JPS61154812A - プリプレグの製造方法 - Google Patents
プリプレグの製造方法Info
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- JPS61154812A JPS61154812A JP24457484A JP24457484A JPS61154812A JP S61154812 A JPS61154812 A JP S61154812A JP 24457484 A JP24457484 A JP 24457484A JP 24457484 A JP24457484 A JP 24457484A JP S61154812 A JPS61154812 A JP S61154812A
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、細幅の一方向プリプレグを効率よく製造する
方法に関するものである。
方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、炭素繊維等を強化材として用いた繊維強化樹脂の
複合材料は、スポーツ用品、自動車部品、航空宇宙材料
として広く利用されており、これらの用途に向けられる
場合、ストランド、ストランド配列体、織物等に樹脂を
含浸させたプリプレグを経て成形し製造されることが多
い。
複合材料は、スポーツ用品、自動車部品、航空宇宙材料
として広く利用されており、これらの用途に向けられる
場合、ストランド、ストランド配列体、織物等に樹脂を
含浸させたプリプレグを経て成形し製造されることが多
い。
このプリプレグには、繊維の配置形態によって織物プリ
プレグ、一方向プリプレグなどがあり、通常300〜1
500mi幅のプリプレグは成形に際し適宜裁断し、積
層して使用される。
プレグ、一方向プリプレグなどがあり、通常300〜1
500mi幅のプリプレグは成形に際し適宜裁断し、積
層して使用される。
ゴルフクラブシャフト、釣竿などのパイプ状物の製造に
際しては、一方向プリプレグの裁断したシートが主とし
て用いられ、このシートを芯金に巻き付は硬化成形が行
われる。あるいはパイプ状物はストランドブリフレグを
フィラメントワインド法にてワインドし硬化成形して製
;aされる。
際しては、一方向プリプレグの裁断したシートが主とし
て用いられ、このシートを芯金に巻き付は硬化成形が行
われる。あるいはパイプ状物はストランドブリフレグを
フィラメントワインド法にてワインドし硬化成形して製
;aされる。
(従来法における問題)
一方面プリプレグを使用する方法にあっては、裁断プリ
プレグの裁断端が成形体の軸方向に連続して存する場合
が多く、このため成形物の周方向断面において等方性に
欠けるきらいがあっの た。パイプ状物へ成形にストランドプリプレグを使用す
る方法にあってはストランドプリプレグは断面がほぼ円
形で、このため成形物が肉厚となり易く、又表面に凹凸
が生じ易い。更にストランドプリプレグはタック調整の
ためにタルク分などが添加され、このため物性低−トが
あり、又樹脂組成が限定されるなどの問題があった。
プレグの裁断端が成形体の軸方向に連続して存する場合
が多く、このため成形物の周方向断面において等方性に
欠けるきらいがあっの た。パイプ状物へ成形にストランドプリプレグを使用す
る方法にあってはストランドプリプレグは断面がほぼ円
形で、このため成形物が肉厚となり易く、又表面に凹凸
が生じ易い。更にストランドプリプレグはタック調整の
ためにタルク分などが添加され、このため物性低−トが
あり、又樹脂組成が限定されるなどの問題があった。
これらの問題をなくすために、3〜200mm幅、厚さ
0101〜0.31の細幅シート状プリプレグを使用す
ることが考えられる。このような細幅プリプレグの製造
は、300〜12000本構成のストランドを1〜10
教本引き揃えシート状に展開し樹脂を含浸させて行うこ
とになる。
0101〜0.31の細幅シート状プリプレグを使用す
ることが考えられる。このような細幅プリプレグの製造
は、300〜12000本構成のストランドを1〜10
教本引き揃えシート状に展開し樹脂を含浸させて行うこ
とになる。
しかし、このような方法によると、製造工程において、
樹脂含浸後プリプレグの両サイドの糸乱れを切断して整
え、所定幅に形を整える必要があり、そうすると裁断屑
の発生が多くなり、繊維及び樹脂分の無駄が多く、生産
歩留りが悪くなる問題がある。例えば31111幅のプ
リプレグを得る場合、II雑については両耳の糸乱れ調
整のために 1/2〜1/3量が屑となり、樹脂分につ
いては更に多くの無駄が生ずる。
樹脂含浸後プリプレグの両サイドの糸乱れを切断して整
え、所定幅に形を整える必要があり、そうすると裁断屑
の発生が多くなり、繊維及び樹脂分の無駄が多く、生産
歩留りが悪くなる問題がある。例えば31111幅のプ
リプレグを得る場合、II雑については両耳の糸乱れ調
整のために 1/2〜1/3量が屑となり、樹脂分につ
いては更に多くの無駄が生ずる。
又、一定長のストランドを走行させつつ樹脂の含浸を行
わせるため生産効率が細幅となるほど低くなるという問
題があった。
わせるため生産効率が細幅となるほど低くなるという問
題があった。
本発明者は、このような問題を解決する方法について検
討の結果、本発明に至ったものである。
討の結果、本発明に至ったものである。
(発明の構成)
本発明は一方向プリブレグを両面剥離↑1ポリ1ステル
フィルムを介してロールに巻き上げ、次いで、得られた
ロール巻体をロール軸に対し90度方向に裁断すること
を特徴とする細幅一方向プリプレグの製造方法である。
フィルムを介してロールに巻き上げ、次いで、得られた
ロール巻体をロール軸に対し90度方向に裁断すること
を特徴とする細幅一方向プリプレグの製造方法である。
このような方法によって細幅プリプレグを製造すると、
生産性高く、しかも歩留りよく細幅のプリプレグを得る
ことができる。
生産性高く、しかも歩留りよく細幅のプリプレグを得る
ことができる。
本発明において使用される強化材繊維としては。
炭素S維、ガラス繊維、アラミド1M緒などが挙げられ
、通常300〜12000本構成のストランドが使用さ
れる。
、通常300〜12000本構成のストランドが使用さ
れる。
これらのストランドは繊維目付15〜300g、’m
’となるように展開され、一方向に引き揃えられ幅30
0〜1500+u+のシート状とされる。
’となるように展開され、一方向に引き揃えられ幅30
0〜1500+u+のシート状とされる。
幅は広い程生産性は高いが1500mmを超え広幅とな
ると、シートの厚さ斑を生じ易くなる傾向があるので、
生産性と、物性との両面から考慮すると500〜100
01Ilr#幅のものが好ましい。
ると、シートの厚さ斑を生じ易くなる傾向があるので、
生産性と、物性との両面から考慮すると500〜100
01Ilr#幅のものが好ましい。
強化材繊維として炭素l1lI雄を使用すると、複合材
料の物性とプリプレグの厚さの点から最適のものが得ら
れる。
料の物性とプリプレグの厚さの点から最適のものが得ら
れる。
プリプレグのマトリックス樹脂としては、熱硬化性樹脂
が取扱い性及び加工成形性の点より好ましい。
が取扱い性及び加工成形性の点より好ましい。
繊維シートへの樹脂の含浸はホットメルト法、溶剤法の
何れの方法にても行うことができる。
何れの方法にても行うことができる。
プリプレグの樹脂含有率は通常28〜60%(重量)で
ある。剥離フィルムとしては両面剥離性ポリエステルフ
ィルムが用いられる。他の材質、例えば紙の場合、紙粉
の発生が切断時に起り、該細幅テープ面に付着する。
ある。剥離フィルムとしては両面剥離性ポリエステルフ
ィルムが用いられる。他の材質、例えば紙の場合、紙粉
の発生が切断時に起り、該細幅テープ面に付着する。
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムはフィ
ルムに腰がなく、細幅になる程取扱い罷い。特に成形に
際し、テープを解舒して行くときにフィルムが切れて切
片が成形物中に残存し、物性の著しい低下を惹起する。
ルムに腰がなく、細幅になる程取扱い罷い。特に成形に
際し、テープを解舒して行くときにフィルムが切れて切
片が成形物中に残存し、物性の著しい低下を惹起する。
ポリエステルフィルム以外にフィルムに腰があるものも
使用できる。
使用できる。
ポリエステルフィルムは、引裂き強it 15kO/
l11mり以上のものを使うのが最適である。厚さは通
常20〜50μ程度のものが使用される。ポリエステル
フィルムは、両面に剥離材例えばシリコン、ポリオレフ
ィン類の塗布されたものが用いられる。
l11mり以上のものを使うのが最適である。厚さは通
常20〜50μ程度のものが使用される。ポリエステル
フィルムは、両面に剥離材例えばシリコン、ポリオレフ
ィン類の塗布されたものが用いられる。
IJI雑シートにマトリックス樹脂を含浸したプリプレ
グは、この両面剥離性フィルムを介してロール直径50
〜200mmの紙管に巻き取られる。紙管直径が細いと
プリプレグに波打ち現蒙を生じるおそれがある。
グは、この両面剥離性フィルムを介してロール直径50
〜200mmの紙管に巻き取られる。紙管直径が細いと
プリプレグに波打ち現蒙を生じるおそれがある。
巻き量としては厚さ1001以下が好ましい。厚さ10
0mm超の場合細幅に裁断したとき、脱芯現象が生じ易
くなる。好ましい厚さは裁断幅の5倍程度までである。
0mm超の場合細幅に裁断したとき、脱芯現象が生じ易
くなる。好ましい厚さは裁断幅の5倍程度までである。
両面剥離性ポリエステルフィルムを介してQ−ルに巻き
上げられたプリプレグはロール軸に対し90度方向、即
ち周方向に所定の幅にて裁断される。I&断をロールに
巻き上げる前に行うと、f!i所両端の繊維乱れ、巻き
姿不良など欠陥品を生じ易くなる。
上げられたプリプレグはロール軸に対し90度方向、即
ち周方向に所定の幅にて裁断される。I&断をロールに
巻き上げる前に行うと、f!i所両端の繊維乱れ、巻き
姿不良など欠陥品を生じ易くなる。
裁断幅は通常3〜2001Il111になるように行わ
れるが、裁断幅が細い程、本発明の効果は大きくなる。
れるが、裁断幅が細い程、本発明の効果は大きくなる。
特に本発明は繊維目付50Q/IR’以下のプリプレグ
を幅10m+a以下のテープ状プリプレグとするのがよ
く、その結果、細いバイブなどの成形の際ワインドして
も強化繊維の厚さ方向に歪が残らず良好な成形物を得る
ことができる。
を幅10m+a以下のテープ状プリプレグとするのがよ
く、その結果、細いバイブなどの成形の際ワインドして
も強化繊維の厚さ方向に歪が残らず良好な成形物を得る
ことができる。
(発明の効果)
本発明によると次の効果が得られる。
(1) 生産性よく細幅のプリプレグを得ることがで
きる。
きる。
■ 広幅物用のプリプレグ製造装置を使用し、そのまま
裁断のみによって所望の幅のプリプレグを(ηることが
できる。
裁断のみによって所望の幅のプリプレグを(ηることが
できる。
■ 紙を基材とする剥ll1ll材を使用しないため裁
断時紙粉の発生、付着がなく、高物性の成形物が1qら
れる。
断時紙粉の発生、付着がなく、高物性の成形物が1qら
れる。
■ 剥離材として両面剥離性ポリエステルフィルムを使
用しているため、剥離材の強度が高く、成形特高速での
連続巻付が可能である。
用しているため、剥離材の強度が高く、成形特高速での
連続巻付が可能である。
■ プリプレグがテープ状であるため強化材繊維が連続
しており、従来のフィラメントワインドのような使用法
が可能であり、しかしフィラメントワインドの成形物の
ような表面に凹凸のないものが得られる。
しており、従来のフィラメントワインドのような使用法
が可能であり、しかしフィラメントワインドの成形物の
ような表面に凹凸のないものが得られる。
実施例
フェノールノボラック型エポキシ樹脂、アラルダイトE
PN1138(日本チバ・ガイギー社製)70重量部、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エピコート1002
(油化シェルエポキシ社製)20重問部、同エピコー
ト83810重量部、ジシアンジアミド3重量部〈対樹
脂100部)、3(3,4−ジクロルフェニル) −
1,1−ジメチル尿素5重量部(対樹脂100部)から
なる樹脂組成物に単繊N7μ、構成本数3000本の炭
素繊維束150本を引き揃えて含浸させ、幅1000n
+mのシート状プリプレグとした。このプリプレグは樹
脂含有量45重間%、繊維目付30g /ra ’であ
った。
PN1138(日本チバ・ガイギー社製)70重量部、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エピコート1002
(油化シェルエポキシ社製)20重問部、同エピコー
ト83810重量部、ジシアンジアミド3重量部〈対樹
脂100部)、3(3,4−ジクロルフェニル) −
1,1−ジメチル尿素5重量部(対樹脂100部)から
なる樹脂組成物に単繊N7μ、構成本数3000本の炭
素繊維束150本を引き揃えて含浸させ、幅1000n
+mのシート状プリプレグとした。このプリプレグは樹
脂含有量45重間%、繊維目付30g /ra ’であ
った。
両面にシリコン剥離材を塗布した厚さ30μのポリエス
テルフィルムをキャリアシートとして外径90mn+の
紙管に、前記シート状プリプレグを厚さ30mff+と
なるようにロール状に巻き上げた。
テルフィルムをキャリアシートとして外径90mn+の
紙管に、前記シート状プリプレグを厚さ30mff+と
なるようにロール状に巻き上げた。
次いで、得られたロール巻体をロール軸に対し90度方
向(周方向)に円板状カッターを用いて幅7mmに裁断
し、7mm幅のテープ状プリプレグ130本を得た。
向(周方向)に円板状カッターを用いて幅7mmに裁断
し、7mm幅のテープ状プリプレグ130本を得た。
このテープ状プリプレグは、0.21g/m 、厚さ0
.03 mrrlであり、裁断時のフィルムの溶融、フ
ィルム片の混入もなく、使用時においてもフィルムの剥
離性がよく円滑な解舒性を有し、先端直径51IIW、
元画径10mm、長さ1000anのテーパー芯に5m
/分で巻いたときの操作性も良好であつIこ 。
.03 mrrlであり、裁断時のフィルムの溶融、フ
ィルム片の混入もなく、使用時においてもフィルムの剥
離性がよく円滑な解舒性を有し、先端直径51IIW、
元画径10mm、長さ1000anのテーパー芯に5m
/分で巻いたときの操作性も良好であつIこ 。
比較のため、上記1000mm幅のシート状プリプレグ
を直接(ロール巻体とけず) 7mm幅に裁断しつつ
140本に巻き取ったところ、不i1Mの截置不良、巻
取り不良が認められ67本しか良品の取得ができなかっ
た。
を直接(ロール巻体とけず) 7mm幅に裁断しつつ
140本に巻き取ったところ、不i1Mの截置不良、巻
取り不良が認められ67本しか良品の取得ができなかっ
た。
Claims (1)
- 一方向プリプレグを両面剥離性ポリエステルフィルムを
介してロールに巻き上げ、次いで得られたロール巻体を
ロール軸に対し90度方向に裁断することを特徴とする
細幅一方向プリプレグの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24457484A JPS61154812A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | プリプレグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24457484A JPS61154812A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | プリプレグの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61154812A true JPS61154812A (ja) | 1986-07-14 |
JPH02169B2 JPH02169B2 (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=17120741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24457484A Granted JPS61154812A (ja) | 1984-11-21 | 1984-11-21 | プリプレグの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61154812A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH02300321A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-12 | Osaka Gas Co Ltd | 炭素繊維、炭素繊維チョップ及び高嵩密度炭素繊維製フェルトの製造方法 |
EP1134314A1 (fr) * | 2000-03-16 | 2001-09-19 | Hexcel Composites | Produit intermédiaire composite, procédé de production d'un tel produit et utilisation à titre de matériau de moulage |
WO2005054559A1 (fr) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Saint-Gobain Vetrotex France S.A. | Mat de verre aiguillete |
JP2007039867A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-02-15 | Toray Ind Inc | 多軸基材の製造方法 |
JP2012219179A (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-12 | Inoac Corp | プリプレグの製造方法 |
JP2014526403A (ja) * | 2011-09-23 | 2014-10-06 | ヘクセル コンポジッツ、リミテッド | 伝導性複合構造又は積層体 |
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-
1984
- 1984-11-21 JP JP24457484A patent/JPS61154812A/ja active Granted
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