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JPS61126136A - 熱可塑性芳香族ポリアミドイミド共重合体 - Google Patents

熱可塑性芳香族ポリアミドイミド共重合体

Info

Publication number
JPS61126136A
JPS61126136A JP24439084A JP24439084A JPS61126136A JP S61126136 A JPS61126136 A JP S61126136A JP 24439084 A JP24439084 A JP 24439084A JP 24439084 A JP24439084 A JP 24439084A JP S61126136 A JPS61126136 A JP S61126136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
copolymer
mol
aromatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24439084A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Aya
綾 敏彦
Yoshitaka Nishiya
西屋 義隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP24439084A priority Critical patent/JPS61126136A/ja
Publication of JPS61126136A publication Critical patent/JPS61126136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規な耐熱性熱可塑性重合体に関するものであ
る。さらに詳しくは、とくに300〜400℃の温度領
域における良好な熱安定性および流動性を兼備し、かつ
射出成形可能な新規熱可塑性芳香族ポリアミドイミド共
重合体を提供することを目的としている似下、ポリアミ
ドイミドをFAIと略称する)。
〈従来の技術〉 芳香族トリカルボン酸無水物またはその誘導体と芳香族
ジアミンまたはその誘導体を重縮合させることにより、
耐熱性のすぐれた芳香族FAIが得られることはすでに
よく知られている。しかし、これまでに一般的に提案さ
れてきた芳香族PAI類は、溶融成形材料として活用す
ることを目的とした場合、溶融成形時の熱安定性、溶融
成形時の流動性および溶融成形体の物性のトータルバラ
ンスの面で必ずしも満足されるものではなかった。
たとえば、無水トリメリット酸クロリドと3.3′−ジ
メチル−4,4′−ジアミノビフェニルから合成される
一般式 FAIは耐熱性はすぐれているが流動開始温度と熱分解
温度とが接近しすぎているため実質的に溶融成形するこ
とができない。
また、無水トリメリット酸クロリドと4,4′−〔スル
、ホニルビス(p−フェニレンオΦシ)〕ジジアジンと
から合成される一般式 で表わされるPAL (たとえば特開昭49−129.
799号公報記載)および無水トリメリット酸クロリド
とL4’−(pフェニレ/ジイソグロビリデン)ビスア
ニリンとから合成される一般式 で表わされるFAIは、流動開始温度と熱分解温度の差
が50℃以上あって、溶融成形時の熱安定性および流動
性がすぐれているため、良好な溶融成形性を示すが、ン
アミ/成分のフレキシビリティが高すぎるために、成形
体の物性(特に曲げ強度)が必ずしも満足すべきレベル
まで到達しない。
〈発明の解決しようとする問題点〉 そこで本発明者らは、300〜400℃の温度領域にお
いて良好な熱安定性および流動性を兼ね備えることによ
り良好な溶融成形性を有し、かつ成形体の物性バランス
のすぐれた芳香族FAIを得ることを目的として鋭意検
討を行った結果、異なった特定の芳香族ジアミン2成分
をこれまで知られていなかった組成で組合わせることに
より目的とする特性を有する新規熱可塑性芳香族 FA
I共重合体が得られることを見出し本発明に到達した。
く問題点を解決するための手段および作用〉すなわち、
本発明は 選ばれた少なくとも1種の構造単位 および 構造単位の割合が、A1モルに対してB+Cが1モルで
ありかつ81〜9モルに対してCが9〜1モルであるこ
とを特徴と゛する熱可塑性芳香族ポリアミドイミド共重
合体(ただし、式中のZは3官能基のうちの2官能基が
隣接炭素に結合されている3官能芳香族基、Klは炭素
数l〜4のアルキル基またはアルコキン基、R,は炭素
数1〜4のアルキル基、アルコキシ基またはノー口R1 基、X ハY * タハSon  J!、Rs ハ炭M
 数1〜4のアルキル基、7ノ素置換アルキル基または
炭素数6〜9の芳香族基、Qは直接結台、−C−1−C
H,−1−〇−1−S−1−Nf−1−CO−または一
5O2−1aは、o、iまたは2.bはOまたは1〜4
の整数、Cは0またはlを示す。)を提供するものであ
る。
本発明の熱可塑性芳香族PAI共重合体は、主として上
記A、BおよびCで示される3単位から構成される。
A単位中のZは、3官能基のうちの2官能基が隣接炭素
に結合されている3官能性芳香族基であり、たとえば、 などがあげられる。
B単位の具体例としては、たとえば、 などおよびこれらの側鎖置換誘導体があげられる。
C単位の具体例としては、たとえば、 などがあげられる。
本発明のPAI共重合体における上記各単位の割合は、
A1モルに対してB+Cが1モルでありかつ81〜9モ
ルに対してCが9〜Iモル、好ましくは82〜8モルに
対□シテcが8〜2モルである。C単位5!it B 
+ Cの中の90モル%を越えると得られるFAIが結
晶性となり、その融点が熱分解温度を越えるため溶融成
形することが難しく、熱可塑性素材としては、はとんど
実用性がなくなるので不適当である。
一方、B+CのうちC単位が減少すると得られるFAI
の熱特性(特に熱変形温度)が低下する傾向を示し、熱
特性を望ましいレベルに維持するためには、C単位がB
+Cのうち少なくともlOモル%以以上力る必要がある
なお上記A単位の中のイミド結合がその閉環前駆体とし
てのアミド酸結合の状態にとどがA単位の一部、たとえ
ばA単位の50モル%以下、好ましくは30モル%以下
存在する場合も本発明の範囲に含まれる。
本発明のPAI共重合体は、これまでに提案された数多
くの一般的製造法のいずれを利用しても製造可能である
が、それらの中で実用性の高−1い代表例として次の3
法を挙げることができる。
(1)インシアネート法:芳香族トリカルボン酸無水物
および/または芳香族トリカルボン酸無水物/芳香族ジ
アミン(2/1モル比)から合成されるイミノジカルボ
ン酸と芳香族ジイソ7アネートを反応させる方法(たと
えば特公昭44−19,274号公報、特公昭45−2
,397号公報、特公昭50−33,120号公報など
)。
(2)酸クロライド法:芳香族トリヵルタ/酸無水物ク
ロライドと芳香族ジアミンを反応させる方法(たとえば
特公昭42−15,637号公報など)。
(3)  直接重合法:芳香族トリカルボン酸またはそ
の誘導体(酸クロライド誘導体を除く)と芳香族ジアミ
/を極性有機溶媒中脱水触媒の存在下に直接反応させる
方法(たとえば特公昭49−4,077号公報)。
上記3法の中では、酸クロライド法が、原料調達が比較
的容易なこと、および低温溶液重合にjす、直線性のす
ぐれた(分枝構造の少ない)高重合度FAIが得られや
すいという長所を有しており、最も推奨される製造方法
である。ここで酸クロライド法による本発明のPAI共
重合体の製造例をさらに具体的に説明すると次のようで
ある。
すなわち、芳香族トリカルボン酸無水物モノクロライド
1モルおよび下記(1)式または(1つ式の芳香族ジア
ミン10〜90モル%と下記(画)式の芳香族ジアミン
90−10モル%からなる混合ジアミン0.9〜L1モ
ルとを有機極性溶媒中に溶解する。
XはYまたは−SO,−基、R,は炭素数1〜4のアル
キル基またはアルコギア基、R2はR。
またはハロゲン基、R3は炭素数1〜4のアルキル基、
フッ素置換アルキル基または炭素次にこれを一20〜8
0℃の温度条件下、約0.5〜1時間混合した後、必要
に応じて塩化水素スカベンジャーを0.9〜2.0モル
程度添〃口してit合反応速度を促進させると、常温付
近、反応時間0.5〜10時間で重合反応が終了する。
この段階で生成する重合体は、本発明のPAI共重合体
のA単位の大部分(たとえば50〜100%)を閉環前
駆体のアミドアミド酸単位 に変換した構造、いわゆるポリアミド・アミド酸tこな
っている。この第一工程に用いられる有機極性溶媒は、
ジメチルアセトアミドなどのNllN−ジアルキルカル
ボン酸アミド類、N−メチルピロリドン、テトラヒドロ
チオ7!7−1ill−ジオキシドなどの複素環式化合
物類、クレゾール、キシレノールなどのフェノール類な
どであり、特に、N−メチルピロリド/およびN@N−
ジメチルアセトアミドが好ましい。またと記第一工程に
必要ンこ応して添加される塩化水素スカベンジャーは、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルア
ミン、トリブチルアミンのような脂肪族第3級アミン類
、ピリジ/、ルチジン、コリン/、キノリンのような環
状有機塩基、エチレンオキシド、プロピレンオキシドな
どのような有機オキシド化合物類などである。
上記の第一工程で得られたポリアミドアミド酸は、続い
て第2の脱水閉環工程にかけられ、本発6.明のPAI
共重合体に変換される。
脱水閉環操作は、溶液中における液相閉環または固体で
加熱する固相熱閉環のいずれかで行われる。液相閉環に
は化学的脱水剤を用いる液相化学閉環法と、単純な液相
熱閉環法の2通りがある。化学閉環法は、無水酢酸、無
水グロピオン酸のような脂肪族無水物、POClj。
SOC1!のようなノ・ロゲン化合物、P 20 sな
どの化学的脱水剤を用いて、温度0〜120℃で実施さ
れる。また、液相熱閉環法は、ポリアミド・アミド酸溶
液を50〜400℃、好ましくは100〜250℃に加
熱することによって行われる。その際、水の除去に役立
つ共沸溶媒、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、
クロルベンゼンなどを併用するとより効果的である。同
相熱閉環は、まず、第一工程で得られたポリアミド・ア
ミド酸溶液からポリアミド拳アミド酸重合体を単離し、
これを固体状態で熱処理することによって行われる。
ポリアミド0アミド酸重合体単離用の沈殿剤としては、
反応混合物溶媒とは混和性であるが、その中にポリアミ
ド・アミド酸自体が不溶である液体たとえば水、メタノ
ールなどが採用される。熱処理は、通常150〜350
℃、0.5〜50時間の条件から目的の閉環率および溶
融時流動性を確保するように選定される。
250〜350℃の領域で長時間処理しすぎると、重合
体そのものが3次元架橋構造を形成して、溶融時の流動
性を著しく低下させる傾向を示すので注意する必要があ
る。
なお上記一般式(1)、(I′)および(1)で示され
る芳香族ジアミンの具体例は、先に本発明のB単位およ
びC単位の具体例として示した2価芳香族残基類の両側
にアミノ基C−NHt)をつけた形で表示される。
以上に詳述した製造方法によって、本発明の目的とする
PAI共重合体が得られるが更に反応系にA単位、B単
位およびC単位を構成する成分以外の他の共重合成分を
生成するPAIの溶融加工性、物理的特性を大巾に低下
させる二とのない量的範囲で併用し共重合することは、
可能であり、本発明の範囲に包含される。
本発明のPAI共重合体はそのイミド単位が一部開環し
たアミド酸結合にとどまっている場合もあるが大部分が
閉環した構造となっており、またN−メチルピロリドン
溶媒中、重合体濃度0.5重量%、30℃で°測定した
対数粘度(η1nh)の値が0.25以上、好ましくは
0.30以上の高重合度重合体であり、下記のような各
種の用途に活用することができる。
圧縮成形は本発明のPAI共重合体粉末に必要に応じて
異種重合体、添加剤、充填剤、補強剤などをトライブレ
ンドした後、通常300〜400℃、圧力50〜500
 #/dの条件下に実施される。また押出成形および射
出成形は、本発明のPAI共重合体に必要に応じて異種
重合体、添加剤、充填剤、補強剤などをトライブレンド
したもの、またはこれを押出機にかけてペレット化した
ペレットを押出成形機または射出成形機に供給し、30
0〜400℃の温度条件下に実施される。特に本発明の
芳香族PAI共重合体は300〜400℃領域での熱安
定性および流動特性、のバランスがきわ立ってすぐれて
おり、押出成形および射出成形用として有用である。
また本発明のPAI共重合体を加熱溶融成形した成形体
をさらに高温条件下の熱処理に供することにより、熱変
形温度、引張強度、曲げ強度および摩擦摩耗特性などの
物性がさらに向上した成形品を得ることができる。かか
る熱処理条件としては、成形体を200℃以上、その成
形体のガラス転移温度以下、特に220℃以上、その成
形体の(ガラス転移温度−5℃)以下の温度で5時間以
上、特に10時間以上加熱するのが適当である。熱処理
温度が成形体のガラス転移温度を越えると熱処理中に成
形体が変形して実用性を損なう傾向が強くなるため好ま
しくない。この熱処理を行う装置には特に制限はないが
、通常の電気加熱9式オープンで十分目的を達すること
ができる。
フィルムおよび繊維製造用途としては、乾式または乾湿
式注型プロセスに重合終了溶液を適用することができ、
また単離重合体に必要に応じて適当な添加剤を添加して
溶融成形することもできる。積層板は、ガラス繊維、炭
素繊維、アスベスト繊維などで構成されるクロスまたは
マットに共重合体溶液を含浸させた後、乾燥/加熱によ
る前硬化を行ってプリプレグを得、これを200〜40
0 ℃、50〜300 #/dの条件下にプレスするこ
とにより製造される。
塗料用途としては、重合終了溶液に必要に応じて異種の
溶媒を添加混合した後、濃度調節を行いそのまま実用に
供することができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳述する。
なお、本実施例中で用いた%、部および比の値は、特に
ことわりのない限り、それぞれ重量%、重量部および重
量比の値を示す。また、重合体の分子量の目安となる対
数粘度の値は、N−メチル−2−ピロリドン溶媒中、重
合体濃度0.5%、温度30℃で測定したものである。
重合体の溶融粘度は、(株)島津製作所製の「高化式フ
ローテスター」を使用し、あらかじめ絶乾状態に乾燥し
た試料を360℃に加熱したシリンダー内に入れて8分
間滞留後、剪断速度的1,0005ec−の条件下に測
定した。また、ガラス転移温度はパーキンエルマー社製
!B型DSC装置を用いて測定した。
なお、各植物性の測定は次の方法に準じて行った。
曲げ応力・・・・・ASTM D790曲げ弾性率・・
・・・   〃 熱変形温度・・・・・ASTM D648−56(18
,56kq/d) 〈実施例〉 実施例1 攪拌機、温度計および窒素ガス導入管を備えた内容積5
gのガラス製セパラブルフラスコに3・3′−ジメチル
−4・4′−ジアミノビフェニル127.4  F(0
,60モル)、4・−4′−スルホニルビス(p−フェ
ニレンオキシ)シアニリ/259.5 y (0,60
モル)および無水N−N−ジメチルアセトアミド2,0
00fを仕込んで攪拌し均一溶液を得た。この反応混合
物をドライアイス/アセトン浴で一10℃に冷却し、4
−(クロロホルミル)無水フタル酸253f(120モ
ル)を温度を一1θ〜−5℃に保持するような速度で少
量ずつ分割添加した。さらに20℃で1時間攪拌を続行
した後、152F(1,5モル)の無水トリエチルアミ
ンを温度を約30℃以下に保つのに十分な速度で分割添
加した。
次に、重合終了液を高速攪拌下の水中に徐々に投入して
重合体を粒状に析出させ、続いて析出重合体を衝撃式粉
砕機にかけて微粉末状に粉砕した後、十分に水洗/脱水
し、次いで熱風乾燥機中で150℃で5時間、続いて2
00℃で3時間乾燥したところ対数粘度が0.52の重
合体粉末が約48of得られた。
ここで得られた共重合体の理論的構造単位式およびそれ
に対応する分子式は次のとおりであり、しかもA単位と
BまたはC111位が交互に連結した構造を乙なってお
り、その共重合体の元素分析結果は下記のとおり、理論
値とよい一致を示した。
B、 =Q−いQ−3o−○−0唖チ、嶋4H1g 0
4分A/B/C= 1210.610.6 (モル比)
= loo/s O150(モル比) 元素分析結果 次に得られた共重合体粉末に焼は防止剤としての四フッ
化エチレン樹脂(旭硝子(株)社パアフロンボリミスト
F−s″>o、s%および酸化チタン0.5%を添加し
た後、ブラベンダープラストグラフエクストルーダ−(
処理温度340〜360℃)に供給して溶融混練しなが
ら押出す操作を2回行って均一配合ペレットを得た。次
に得られたペレットを圧縮成形(処理温度330〜36
0℃、圧力50〜100#/i)にかけて試験片を作成
し、物性測定を行ったところ次の第1表のような結果が
得られた。
第  1  表 次に上記と同一条件で1等られな圧縮成形試験片を熱風
乾燥機に入れ150℃で一昼夜乾燥後、245℃で24
時間、続いて260℃で48時間熱処理を行ったところ
、熱処理後の物性は次の第2表のようであり、第1表の
結果に比べて大巾に向上した。
第2表(熱処理後) 実施例2 ジアミン成分として、4−4’−プロピルビス(p−7
エニレ/オキン)ジアニリン147.8f(0,36モ
ル)および3・3−ジメトキシ−4・4−ジアミノビア
z=#205.2F(0,84モル)を用いる以外すべ
て実施例1の前半と同じ操作を口って対数粘度0.46
の共重合体粉末を約500f得た。
この共重合体の理論的構造単位式およびそれに対応する
分子式は次のとおりであり、元素分析結果もこの理論値
とよい一致を示した。
A/B/C= 1210.3610.84  (モル比
)=100/  30/  70  (モル比)次に得
られた共重合体を用いて実施例1と同様に四フッ化エチ
レン樹脂0.596および酸化チタン0.5%を配合し
た後、溶融混線操作を行ってペレットを得た。次にこの
ペレットを実施例1と同一の条件で圧縮成形して試験片
を作成し、物性測定を行ったところ次のような結果が得
られた。
実施例3 ジアミン成分として2.2−ビス(4−アミノフェニル
)プロパン8L51C0,36び3・3−ジメチル−4
−4−ジアミノビフェニル178。3F(0.84モル
)を用いる以外すべて実施例Iの前半と同じ操作を行っ
て対数粘度0、42の共重合体粉末を約40O f得た
。この共重合体は次の理論構造単位および分子式からな
り、元素分析結果もこの理論値とよく一致した。
次に得られた重合体を用いて実施例1と同様に四フッ化
エチレン樹脂0. 5%および酸化チタン0.5%を配
合した後、溶融混線操作を行りてペレットを得た。次に
このペレットヲ実施例1と同一の条件で圧縮成形して試
験片を作成し,実施例1と同様に熱処理前後の物性測定
を行ったところ次の第3表のような結果が得られた。
第3表 比較例1 ジアミン成分として3・3′−ジメトキシ−4・4′−
ジアミノビフェニル293.2F(12モル)、303
′−ジメチル−4−4′−ジアミノビフェニル254.
8f(12モル)またはベンジジン221f(12モル
)をそれぞれ単独で用いる以外すべて実施例1の前半と
同じ操作を行って、それぞれ対数粘度0.47,0.4
1および0.55の重合体粉末を約450〜500f得
た。次に得られた重合体を用いて実施例Iと同様に四7
ソ化エチレ/&を脂0、5%および酸化チタ70.5%
を配合した後、ベラベンダーゲラストグラフエクストル
ーダー(処理温度340〜360℃)に供給して溶融混
線操作を行ったところ、スムースな溶融状態が発現せず
、エクストルーダーの軸にかかる回転トルク値が装置の
許容限界を越えてしまい、実質的に溶融混線はできなか
った。
このように実施例1および2で使用したジアミンの各第
2成分のみを用いたのでは溶融成形の困難なポリアミド
イミドしかできなかった。
外はすべて実施例1と同じ操作を行って共重合体を得た
これらの共重合体は各々第4表の理論構造単位式からな
り、元素分析結果もこの理論値とよく一致した。次に得
られた共重合体を圧縮成形(処理温度350〜400℃
、圧力50〜100#/L4)にかけて試験片を作成し
、物性測定を行ったところ第4表のような結果が得られ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 A、式▲数式、化学式、表等があります▼の構造単位、 B、式▲数式、化学式、表等があります▼および 式▲数式、化学式、表等があります▼から 選ばれた少なくとも1種の構造単位 および C、式▲数式、化学式、表等があります▼の構造単位か
    らなり各 構造単位の割合が、A1モルに対してB+Cが1モルで
    あり、かつB1〜9モルに対してCが9〜1モルである
    ことを特徴とする熱可塑性芳香族ポリアミドイミド共重
    合体。(ただし、式中のZは3官能基のうちの2官能基
    が隣接炭素に結合されている3官能芳香族基、R_1は
    炭素数1〜4のアルキル基またはアルコキシ基、R_2
    は炭素数1〜4のアルキル基、アルコキシ基またはハロ
    ゲン基、Yは ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼基、XはYま たは−SO_2−基、R_3は炭素数1〜4のアルキル
    基、フッ素置換アルキル基または炭素数6〜9の芳香族
    基、Qは直接結合、−C−、 −CH_2−、−O−、−S−、−NH−CO−または
    −SO_2−、aは、0、1または2、bは0または1
    〜4の整数、cは0または1を示す。)
JP24439084A 1984-11-21 1984-11-21 熱可塑性芳香族ポリアミドイミド共重合体 Pending JPS61126136A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5032667A (en) * 1985-07-30 1991-07-16 Amoco Corporation Amide and/or imide containing polymers and monomers for the preparation thereof
FR2772034A1 (fr) * 1997-12-08 1999-06-11 Samsung Electronics Co Ltd Poly (amide-imide) pour communications optiques et procede pour sa preparation

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