JPS61115023A - イブプロフェンを含有する薬剤学的製剤およびその製造法 - Google Patents
イブプロフェンを含有する薬剤学的製剤およびその製造法Info
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- JPS61115023A JPS61115023A JP60243015A JP24301585A JPS61115023A JP S61115023 A JPS61115023 A JP S61115023A JP 60243015 A JP60243015 A JP 60243015A JP 24301585 A JP24301585 A JP 24301585A JP S61115023 A JPS61115023 A JP S61115023A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はイブプロフェンを含有する薬剤学的製剤および
その製造法に関する。
その製造法に関する。
口腔及び咽頭腔内で強く粘膜を刺激する酸から成る作用
物質、又はこの部分を強く刺激する酸基を含む作用物質
が存在することは公知であり、この種の更に難溶性又は
不溶性の作用物質にイブプロフェンがある。
物質、又はこの部分を強く刺激する酸基を含む作用物質
が存在することは公知であり、この種の更に難溶性又は
不溶性の作用物質にイブプロフェンがある。
イブプロフェンはりウマチ及び関節炎治療用の作用物質
として益々重要視されるようになった。
として益々重要視されるようになった。
この物質は水に不溶であるが極めて不快な味を有し、又
おそらく化合物2−(4−イソブチルフェニル)プロピ
オン酸の存在により特に食道の粘膜を刺激する。同様に
文献で公知のように、イブプロフェンは、アセチルサリ
チル酸に僚で、この物質が錠剤の形であれカプセルの形
であれ高濃度で胃壁に達した場合は特に、胃腸の出血を
引き起すおそれがある。従って胃腸内で局部的な高濃度
を生ずることのないようにこの物質を水に懸濁させてか
ら服用させるのが治療上有利である。しかしこの水に懸
濁させた液は、その作用物質の一部が口や食道に残留し
、そこでひりひり刺激するような感覚を与えるので、何
か適当な対策をとらない限り味覚の点から服用不能であ
る。
おそらく化合物2−(4−イソブチルフェニル)プロピ
オン酸の存在により特に食道の粘膜を刺激する。同様に
文献で公知のように、イブプロフェンは、アセチルサリ
チル酸に僚で、この物質が錠剤の形であれカプセルの形
であれ高濃度で胃壁に達した場合は特に、胃腸の出血を
引き起すおそれがある。従って胃腸内で局部的な高濃度
を生ずることのないようにこの物質を水に懸濁させてか
ら服用させるのが治療上有利である。しかしこの水に懸
濁させた液は、その作用物質の一部が口や食道に残留し
、そこでひりひり刺激するような感覚を与えるので、何
か適当な対策をとらない限り味覚の点から服用不能であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、前述した味覚上のマイナスの効果を除
去し、イブプロフェンを含有する薬剤の経口服用を問題
な(実施できるようにする、冒頭に述べた種類の薬剤学
的製剤右よびその製造法を提供することにある。
去し、イブプロフェンを含有する薬剤の経口服用を問題
な(実施できるようにする、冒頭に述べた種類の薬剤学
的製剤右よびその製造法を提供することにある。
本発明によれば、前述の種類の薬5剤学的製剤に於ける
上記の目的は、イブプロフェン粒子を少くとも一種のプ
ソイドコロイド及びフマル酸から成る外被で被覆するこ
とにより達成される。
上記の目的は、イブプロフェン粒子を少くとも一種のプ
ソイドコロイド及びフマル酸から成る外被で被覆するこ
とにより達成される。
このプソイドコロイドはキサンテン及び/又はマルトデ
キストリンを含有するものとすることができる。
キストリンを含有するものとすることができる。
更に本発明による薬剤学的製剤は場合によっては発泡性
混合物を含有することを特徴とする。
混合物を含有することを特徴とする。
この発泡性混合物としては、クエン酸及び炭酸カルシウ
ムを含有するものとすることができ−その際炭酸カルシ
ウムは、炭酸カルシウムとクエン酸の結晶の表面に近い
層との反応により生成した接着層の接着作用により、ク
エン酸を被覆する。
ムを含有するものとすることができ−その際炭酸カルシ
ウムは、炭酸カルシウムとクエン酸の結晶の表面に近い
層との反応により生成した接着層の接着作用により、ク
エン酸を被覆する。
本発明による種類の薬剤学的製剤の製造法は、本発明に
よればイブプロフェン粒子を真空混合機の中で真空下で
少くとも一種のプソイドコロイドとフマル酸とから成る
外被で被覆し、次いで真空乾燥することを特徴とする。
よればイブプロフェン粒子を真空混合機の中で真空下で
少くとも一種のプソイドコロイドとフマル酸とから成る
外被で被覆し、次いで真空乾燥することを特徴とする。
この場合特に、先ずイブプロフェンとプソイドコロイド
又はプソイドコロイドと水とを真空混合機の中で約0.
1バールの真空下で混合し、次に約0.2バールで乾燥
した後でフマル酸を添加し、次いで完全に乾燥するよう
にすることができる。
又はプソイドコロイドと水とを真空混合機の中で約0.
1バールの真空下で混合し、次に約0.2バールで乾燥
した後でフマル酸を添加し、次いで完全に乾燥するよう
にすることができる。
本発明は、従来のイブプロフェン製剤の味覚上のマイナ
ス効果をイブプロフェンをプソイドコロイドとフマル酸
で被覆することにより除去できるという知見に基づくも
ので、イブプロフェン結晶をプソイドコロイドで、それ
より低いpH−値を有するフマル酸の存在下で被覆すれ
ば、この味覚上のマイナス効果を防止できる。ここでプ
ソイドコロイドは水に不溶性のイブプロフェンと難溶性
のフマル酸とを固定する機能を果すだけである。
ス効果をイブプロフェンをプソイドコロイドとフマル酸
で被覆することにより除去できるという知見に基づくも
ので、イブプロフェン結晶をプソイドコロイドで、それ
より低いpH−値を有するフマル酸の存在下で被覆すれ
ば、この味覚上のマイナス効果を防止できる。ここでプ
ソイドコロイドは水に不溶性のイブプロフェンと難溶性
のフマル酸とを固定する機能を果すだけである。
本発明による薬剤学的製剤の!!Ii造乃至本発明によ
る方法の実施を、真空混合機を用いへ西独公@特許公報
P343477t7号の主題をなす方法によって行なう
のが、本目的のみならずその鉋の点でも有利である。こ
の点に関する本発明思想の補足的説明には前記西独公a
特許公報が全面的に引用される。
る方法の実施を、真空混合機を用いへ西独公@特許公報
P343477t7号の主題をなす方法によって行なう
のが、本目的のみならずその鉋の点でも有利である。こ
の点に関する本発明思想の補足的説明には前記西独公a
特許公報が全面的に引用される。
次に実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例 l
イフフロフェン200部を、キサンテンlO謬とマルト
デキスト9710部とを50sの水に溶かした溶液で処
理し、真空中で完全に乾燥する前に、約200ミリバー
ルで7マル酸20部を加える。完全に乾燥すると粒状物
が得られ、これを粒径約(13關に粉砕する。
デキスト9710部とを50sの水に溶かした溶液で処
理し、真空中で完全に乾燥する前に、約200ミリバー
ルで7マル酸20部を加える。完全に乾燥すると粒状物
が得られ、これを粒径約(13關に粉砕する。
この粒子を瞬間技法(instantaneous L
eckioiolcy)により砂糖の結晶に付着させる
ことがてき、この場合好ましくは10−15倍の量の砂
糖を使用し、又2倍量のクエン酸を加えてもよい。
eckioiolcy)により砂糖の結晶に付着させる
ことがてき、この場合好ましくは10−15倍の量の砂
糖を使用し、又2倍量のクエン酸を加えてもよい。
−回置20■のイブプロフェンのこの種の混合物を作れ
ば、適当に香料を添加することにより飲み易い飲料が得
られ、これは粘膜に何等の刺激を与えることがない。
ば、適当に香料を添加することにより飲み易い飲料が得
られ、これは粘膜に何等の刺激を与えることがない。
去範炭−1
前述と同じシステムは、これにクエン酸と炭酸カルシウ
ムとの発泡性混合物を追加することにより更に改良でき
る。
ムとの発泡性混合物を追加することにより更に改良でき
る。
クエン酸50部と炭酸カルシウム50部とに50%エタ
ノール5部を加えて真空下で反応させる。
ノール5部を加えて真空下で反応させる。
この発泡性混合物を乾燥し、実施例1の方法で処理した
イブプロフェンに5倍量加える。
イブプロフェンに5倍量加える。
こうして作った調合物は緩やかに泡を発生する混合物に
よる自己懸濁効果を示し、この際存在するカルシウムイ
オンは明らかにイブプロフェンの味覚を更に改善させる
効果がある。
よる自己懸濁効果を示し、この際存在するカルシウムイ
オンは明らかにイブプロフェンの味覚を更に改善させる
効果がある。
Claims (7)
- (1)イブプロフェン粒子を少くとも一種のプソイドコ
ロイドおよびフマル酸から成る外被で被覆することを特
徴とする、イブプロフェンを含有する薬剤学的製剤。 - (2)プソイドコロイドがキサンテンを含有することを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製剤。 - (3)プソイドコロイドがマルトデキストリンを含有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
載の製剤。 - (4)一種の発泡性混合物を含有することを特徴とする
特許請求の範囲第1乃至3項の何れかに記載の製剤。 - (5)発泡性混合物がクエン酸と炭酸カルシウムを含有
し、その際炭酸カルシウムは、炭酸カルシウムとクエン
酸の結晶の表面に近い層との反応により生成した接着層
の接着作用によりクエン酸を被覆することを特徴とする
特許請求の範囲第4項記載の製剤。 - (6)イブプロフェン粒子を真空混合機の中で真空下で
、少くとも一種のプソイドコロイドとフマル酸とから成
る外被で被覆し、次いで真空乾燥することを特徴とする
薬剤学的製剤の製造法。 - (7)先ずイブプロフェンとプソイドコロイド類と水と
を真空混合機の中で約0.1バールの真空下で混合し、
次に約0.2バールで乾燥した後でフマル酸を添加し、
次いで完全に乾燥することを特徴とする特許請求の範囲
第6項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3440288.8 | 1984-11-05 | ||
DE3440288A DE3440288C2 (de) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | Pharmazeutische Zubereitung mit einem Gehalt an Ibuprofen sowie Verfahren zu ihrer Herstellung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115023A true JPS61115023A (ja) | 1986-06-02 |
JPH0434966B2 JPH0434966B2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=6249478
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60243015A Granted JPS61115023A (ja) | 1984-11-05 | 1985-10-31 | イブプロフェンを含有する薬剤学的製剤およびその製造法 |
JP60505211A Expired - Fee Related JPH0753662B2 (ja) | 1984-11-05 | 1985-11-02 | 薬剤学的製剤及びその製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60505211A Expired - Fee Related JPH0753662B2 (ja) | 1984-11-05 | 1985-11-02 | 薬剤学的製剤及びその製造方法 |
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---|---|
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JP (2) | JPS61115023A (ja) |
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DD (1) | DD238529A5 (ja) |
DE (3) | DE3440288C2 (ja) |
DK (1) | DK499185A (ja) |
EG (1) | EG19056A (ja) |
ES (1) | ES8701492A1 (ja) |
FI (2) | FI854303A (ja) |
GR (1) | GR852650B (ja) |
HU (2) | HU195617B (ja) |
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PT (1) | PT81425B (ja) |
RU (1) | RU1787029C (ja) |
WO (1) | WO1986002834A1 (ja) |
ZA (1) | ZA858306B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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