JPS6079769A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPS6079769A JPS6079769A JP58186706A JP18670683A JPS6079769A JP S6079769 A JPS6079769 A JP S6079769A JP 58186706 A JP58186706 A JP 58186706A JP 18670683 A JP18670683 A JP 18670683A JP S6079769 A JPS6079769 A JP S6079769A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B20/00—Read-only memory [ROM] devices
- H10B20/27—ROM only
- H10B20/30—ROM only having the source region and the drain region on the same level, e.g. lateral transistors
- H10B20/38—Doping programmed, e.g. mask ROM
- H10B20/383—Channel doping programmed
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
この発明は、半導体装置の製造技術さらには半導体記憶
装置のプロセスに適用して有効な技術に関し、例えば読
出し専用の半導体メモリのプロセスに利用して有効な技
術に関する。
装置のプロセスに適用して有効な技術に関し、例えば読
出し専用の半導体メモリのプロセスに利用して有効な技
術に関する。
[背景技術]
マスクROMと呼ばれる読出し専用の半導体メモリにお
けるデータの書込み方式としては、■メモリ素子となる
MOSFETのゲート酸化膜のJ’Jみを異ならせる方
式、■メモリ素子のチャンネル部への選択的イオン打込
みによる方式、■メモリ素子のソースまたはドレイン領
域とアルミ配線との接続のためのコンタクトホールの有
無による方式、■メモリ素子のソース領域とドレイン領
域とを選択的に短絡する方式が知られている。
けるデータの書込み方式としては、■メモリ素子となる
MOSFETのゲート酸化膜のJ’Jみを異ならせる方
式、■メモリ素子のチャンネル部への選択的イオン打込
みによる方式、■メモリ素子のソースまたはドレイン領
域とアルミ配線との接続のためのコンタクトホールの有
無による方式、■メモリ素子のソース領域とドレイン領
域とを選択的に短絡する方式が知られている。
上記4つの書込み方式にはいずれも一長一短があり、”
製品への要求に即して4つの方式が使い分けら肛でいる
。すなわち、上記4つの方式はプロセスにおける早い順
に挙げられており、後のものほどプロセスの後の方で書
込みが行なわれるので製品完成までに要するいわゆるタ
ーン・アラウンド・タイムと呼ばれる時間が短かくなる
が、チップサイズは後のものほど大きくなり前のものほ
ど小さくできる。
製品への要求に即して4つの方式が使い分けら肛でいる
。すなわち、上記4つの方式はプロセスにおける早い順
に挙げられており、後のものほどプロセスの後の方で書
込みが行なわれるので製品完成までに要するいわゆるタ
ーン・アラウンド・タイムと呼ばれる時間が短かくなる
が、チップサイズは後のものほど大きくなり前のものほ
ど小さくできる。
しかし、最もターン・アラウンド・タイムの短かい■の
方式でもアルミ配線工程以降に書込みを行なうことがで
きなかった。もちろん、■のイオン打込みによる方式に
あってはさらにターン・アラウンド・タイムが長いとい
う不都合がある。
方式でもアルミ配線工程以降に書込みを行なうことがで
きなかった。もちろん、■のイオン打込みによる方式に
あってはさらにターン・アラウンド・タイムが長いとい
う不都合がある。
すなわち、上記■の方式においては、第1図に示すよう
に、メモリ素子としてのMOSFETのゲート電極Gお
よびソース、ドレイン領域S、Dを形成した後、層間絶
縁膜を形成する前にホトレジスト等をマスクとして選択
的にイオン打込みを行なって書込みをするようにされて
いた(特開昭56−130963号)。
に、メモリ素子としてのMOSFETのゲート電極Gお
よびソース、ドレイン領域S、Dを形成した後、層間絶
縁膜を形成する前にホトレジスト等をマスクとして選択
的にイオン打込みを行なって書込みをするようにされて
いた(特開昭56−130963号)。
[発明の目的]
この発明の目的は、従来にない顕著な効果を奏する半導
体製造技術を提供することにある。
体製造技術を提供することにある。
この発明の他の目的は、例えば選択的イオン打込みによ
る書込み方式のマスクROMのプロセスに適用した場合
に、ターン・アラウンド・タイl\をメモリ素子のソー
ス領域とドレイン領域とを選択的に短終する方式よりも
さらに短かくできるような製造技術を提供することにあ
る。
る書込み方式のマスクROMのプロセスに適用した場合
に、ターン・アラウンド・タイl\をメモリ素子のソー
ス領域とドレイン領域とを選択的に短終する方式よりも
さらに短かくできるような製造技術を提供することにあ
る。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
ついては、本明細書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
[発明の概要]
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、この発明は、メモリ素子となるMOSFET
のしきい値電圧を異ならしめるために行なうイオン打込
みによってチャンネル部にイオンが打ち込まれただけで
はしきい値電圧が変化しないことに着目し、予めすべて
のメモリ素子に対してイオン打込みを行なっておくとと
もに、チャンネル部に打ち込まれたイオンを選択的に活
性化させる手段として瞬間アニール技術を用いることに
よって、選択的活性化工程をファイナル・パッシベーシ
ョン膜形成後に置くことができるようにして、ターン・
アラウンド・タイムを短かくできるようにするという上
記目的を達成するものである。
のしきい値電圧を異ならしめるために行なうイオン打込
みによってチャンネル部にイオンが打ち込まれただけで
はしきい値電圧が変化しないことに着目し、予めすべて
のメモリ素子に対してイオン打込みを行なっておくとと
もに、チャンネル部に打ち込まれたイオンを選択的に活
性化させる手段として瞬間アニール技術を用いることに
よって、選択的活性化工程をファイナル・パッシベーシ
ョン膜形成後に置くことができるようにして、ターン・
アラウンド・タイムを短かくできるようにするという上
記目的を達成するものである。
以下図面を用いてこの発明を具体的に説明する。
[実施例1]
第2図および第3図は、この発明を選択的イオン打込み
による書込み方式のマスクROMに適用した場合のプロ
セスの一実施例を示す。なお、この実施例では、イオン
打込みまでの工程は従来とほとんど変わらないので、イ
オン打込み前後の状態のみ図示し他の図面は省略する。
による書込み方式のマスクROMに適用した場合のプロ
セスの一実施例を示す。なお、この実施例では、イオン
打込みまでの工程は従来とほとんど変わらないので、イ
オン打込み前後の状態のみ図示し他の図面は省略する。
イオン打込みまでの工程を簡単に説明すると次のごとく
である。すなわち、先ずN型シリコンのような半導体基
板1の主面に熱酸化膜を形成してホトエツチングを行な
い、この熱酸化膜をマスクとしてPウェル領域形成のた
めのイオン打込みと熱処理を行なってPウェル領域2を
形成する。
である。すなわち、先ずN型シリコンのような半導体基
板1の主面に熱酸化膜を形成してホトエツチングを行な
い、この熱酸化膜をマスクとしてPウェル領域形成のた
めのイオン打込みと熱処理を行なってPウェル領域2を
形成する。
次に、上記酸化膜を除去した後、酸化膜と窒化膜を形成
して窒化膜をマスクとして素子領域以外の部分に比較的
厚いフィールド酸化膜3を形成させる。それから、上記
酸化膜と窒化膜を除去した後、基板表面に熱酸化により
ゲート酸化膜を形成してからその上にCVD法により多
結晶シリコン層を形成させる。そして、ホトエツチング
により不用な部分の多結晶シリコンとゲート酸化膜を除
去して、素子領域の部分にMOSFETのゲート酸化膜
4とゲー1=電極5とを形成する。
して窒化膜をマスクとして素子領域以外の部分に比較的
厚いフィールド酸化膜3を形成させる。それから、上記
酸化膜と窒化膜を除去した後、基板表面に熱酸化により
ゲート酸化膜を形成してからその上にCVD法により多
結晶シリコン層を形成させる。そして、ホトエツチング
により不用な部分の多結晶シリコンとゲート酸化膜を除
去して、素子領域の部分にMOSFETのゲート酸化膜
4とゲー1=電極5とを形成する。
次に、露出している基板1の素子領域表面からゲート電
極5にかけて熱酸化により酸化膜6を成長させる。それ
から、ホトレジストで所定箇所を覆った状態でリン等の
N型不純物を、上記ゲー1へ電極5およびゲート酸化膜
4を貫通しない程度のエネルギーによってイオン打込み
して、ゲート電極5の両側に自己整合によりソース、ド
レイン領域となるN+型拡散領域7a、7bを形成する
。
極5にかけて熱酸化により酸化膜6を成長させる。それ
から、ホトレジストで所定箇所を覆った状態でリン等の
N型不純物を、上記ゲー1へ電極5およびゲート酸化膜
4を貫通しない程度のエネルギーによってイオン打込み
して、ゲート電極5の両側に自己整合によりソース、ド
レイン領域となるN+型拡散領域7a、7bを形成する
。
しかる後、従来はホトレジスト等をマスクとしてMOS
FETのしきい値電圧を変えるための選択的イオン打込
みを行なっていたのであるが、この実施例では、これを
行なわないで直ちに層間絶縁膜としてのPSG膜(リン
・シリコン・ガラス膜)8を基板表面全体に形成してか
ら、平坦化のためのグラスフロー処理を行なう。それか
ら、PSGSaO2当な位置にコンタク1〜ホールを形
成し、PSGSaO2にアルミニウム層を蒸着してホト
エツチングを行なってアルミ電極およびアルミ配線9を
形成して第2図の状態となる。
FETのしきい値電圧を変えるための選択的イオン打込
みを行なっていたのであるが、この実施例では、これを
行なわないで直ちに層間絶縁膜としてのPSG膜(リン
・シリコン・ガラス膜)8を基板表面全体に形成してか
ら、平坦化のためのグラスフロー処理を行なう。それか
ら、PSGSaO2当な位置にコンタク1〜ホールを形
成し、PSGSaO2にアルミニウム層を蒸着してホト
エツチングを行なってアルミ電極およびアルミ配線9を
形成して第2図の状態となる。
なお、上記アルミ電極およびアルミ配線9の形成後には
、MOSFETのしきい値電圧の変動を防止するために
、従来と同様に水素アニールを行なっておく。
、MOSFETのしきい値電圧の変動を防止するために
、従来と同様に水素アニールを行なっておく。
それからこの実施例では、第3図に示すように、メモリ
素子となるMOSFETのゲート電極5の上方のPSG
SaO2ホトエツチングにより選択的に薄くさせる。そ
してこの状態で、ボロンイオンを130KeV程度のエ
ネルギー、10’/cJ程度のドーズ量で基板全体に全
面的に打込む。これによって、ボロンイオンはPSGS
aO2い部分の下方のゲート電極5およびゲート酸化膜
4を貫通して、その直下のPウェル領域2の表面まで到
達し、そこにボロン打込み領域11が形成される。
素子となるMOSFETのゲート電極5の上方のPSG
SaO2ホトエツチングにより選択的に薄くさせる。そ
してこの状態で、ボロンイオンを130KeV程度のエ
ネルギー、10’/cJ程度のドーズ量で基板全体に全
面的に打込む。これによって、ボロンイオンはPSGS
aO2い部分の下方のゲート電極5およびゲート酸化膜
4を貫通して、その直下のPウェル領域2の表面まで到
達し、そこにボロン打込み領域11が形成される。
・ 次に、この実施例ではボロンイオン活性化のための
熱処理を行なわずに、基板表面全体にCVD法等により
ファイナル・パッシベーション膜】0を形成し、ホトエ
ツチングを行なってがらプローブ検査を行なう。しかる
後、しきい値電圧を高くしたいMOSFETに対し一つ
ずつ選択的にレーザ・ビームを照射してアニールを施こ
し、チャンネル部に打ち込まれたボロンイオンを活性化
させる。すると、ボロンイオンが活性化されたMOSF
ETはそのしきい値電圧が上昇する。一方、ボロンイオ
ンが活性化されなかったM OS F E 1”では、
しきい値電圧が0.6vのように低くされている。これ
によってrOJ 、rlJに対応するデータの書込みが
なされたことになる。図面では左側に活性化されたメモ
リ素子を示す。
熱処理を行なわずに、基板表面全体にCVD法等により
ファイナル・パッシベーション膜】0を形成し、ホトエ
ツチングを行なってがらプローブ検査を行なう。しかる
後、しきい値電圧を高くしたいMOSFETに対し一つ
ずつ選択的にレーザ・ビームを照射してアニールを施こ
し、チャンネル部に打ち込まれたボロンイオンを活性化
させる。すると、ボロンイオンが活性化されたMOSF
ETはそのしきい値電圧が上昇する。一方、ボロンイオ
ンが活性化されなかったM OS F E 1”では、
しきい値電圧が0.6vのように低くされている。これ
によってrOJ 、rlJに対応するデータの書込みが
なされたことになる。図面では左側に活性化されたメモ
リ素子を示す。
上記実施例によれば、ROMのデータの書込み用のマス
クが不用になるとともに、データの書替え工程がファイ
ナル・パッシベーション膜の形成後になるため、T A
Tをソース領域とドレイン領域を選択的に短絡させる
方式よりも短かくさせることができる。
クが不用になるとともに、データの書替え工程がファイ
ナル・パッシベーション膜の形成後になるため、T A
Tをソース領域とドレイン領域を選択的に短絡させる
方式よりも短かくさせることができる。
[実施例2]
この実施例は、アルミ配線形成後に全面的にイオン打込
みを行なって、すべてのメモリ素子としてのMOSFE
Tのチャンネル部に対しボロンイオンを打ち込んでから
、ファイナル・パッシベーション膜10を形成した後プ
ローブ検査を行なうところまでは、上記第1の実施例と
同じである。
みを行なって、すべてのメモリ素子としてのMOSFE
Tのチャンネル部に対しボロンイオンを打ち込んでから
、ファイナル・パッシベーション膜10を形成した後プ
ローブ検査を行なうところまでは、上記第1の実施例と
同じである。
しかして、この実施例では、プローブ検査後に選択的に
レーザ・ビームを照射する代わりにファイナル・パッシ
ベーション膜10の表面にホトレジストを塗布し、しき
い値電圧を高くしたいメモリ素子のゲート電極上方のホ
トレジストを除去する。それから、基板全面にフラッシ
ュ光を照射し。
レーザ・ビームを照射する代わりにファイナル・パッシ
ベーション膜10の表面にホトレジストを塗布し、しき
い値電圧を高くしたいメモリ素子のゲート電極上方のホ
トレジストを除去する。それから、基板全面にフラッシ
ュ光を照射し。
もしくは基板表面全体をレーザ・ビームで走査すること
によって、所望のメモリ素子のチャンネル部に打ち込ま
れたボロンイオンを活性化させてしきい値電圧を高くし
てやることができる。
によって、所望のメモリ素子のチャンネル部に打ち込ま
れたボロンイオンを活性化させてしきい値電圧を高くし
てやることができる。
この場合、上記ホトレジスト−としては、使用するレー
ザの波長に応じてこれを吸収し易いものを選んで用いる
ようにするのがよい。
ザの波長に応じてこれを吸収し易いものを選んで用いる
ようにするのがよい。
この実施例においては、データ書込みのためのマスクは
必要であるが、上記第1の実施例と同様に、データ書替
え工程がファイナル・パッシベーション膜の形成後にな
るため、TATが短縮されるようになる。
必要であるが、上記第1の実施例と同様に、データ書替
え工程がファイナル・パッシベーション膜の形成後にな
るため、TATが短縮されるようになる。
なお、上記いずれの実施例においても、瞬間アニール処
理にレーザを使用する場合には、ファイナル・パッシベ
ーション膜としてレーザを透過し易い材料を用いるのが
よい。
理にレーザを使用する場合には、ファイナル・パッシベ
ーション膜としてレーザを透過し易い材料を用いるのが
よい。
また、上記実施例において、瞬間アニール処理を行なう
場合、レーザの代わりに電子ビームを用いることも可能
である。
場合、レーザの代わりに電子ビームを用いることも可能
である。
さらに、」1記実施例では、打込みエネルギーとの関係
でボロンイオンの打込み前に各メモリ素子のゲート電極
上のPSG膜を薄くする工程が設けられているが、もっ
と高いエネルギーでイオン打込みを行なえる場合にはP
SG膜を薄くする工程を省略することもできる。
でボロンイオンの打込み前に各メモリ素子のゲート電極
上のPSG膜を薄くする工程が設けられているが、もっ
と高いエネルギーでイオン打込みを行なえる場合にはP
SG膜を薄くする工程を省略することもできる。
[効果]
メモリ素子となるMOSFETのチャンネル部にイオン
打込みを行なってそのしきい値電圧を異ならしめること
によりデータの書込みを行なうようにされたマスクRO
Mにおいて、アルミ配線の形成工程後に全面的にイオン
打込みを行ない、その次にファイナル・パッシベーショ
ン膜を形成してから高エネルギー・ビームもしくはフラ
ッシュ光の照射等の瞬間アニール処理を施こして選択的
に所定のメモリ素子のチャンネル部のイオンを活性化さ
せるようにしたので、選択的イオン活性化工程を、ファ
イナル・パッシベーション膜形成工程後に置くことがで
きるようになるという作用によって、ターン・アラウン
ド・タイムを、ソース領域とドレイン領域を選択的に短
絡させる方式および従来のイオン打込みによる書込み方
式よりも短かくすることができる。また、この発明は基
本的にはイオン打込みによる書込み方式を利用している
ので、ソース領域とドレイン領域を選択的に短絡させる
方式に比べてチップサイズを小さくすることができると
いう効果がある。
打込みを行なってそのしきい値電圧を異ならしめること
によりデータの書込みを行なうようにされたマスクRO
Mにおいて、アルミ配線の形成工程後に全面的にイオン
打込みを行ない、その次にファイナル・パッシベーショ
ン膜を形成してから高エネルギー・ビームもしくはフラ
ッシュ光の照射等の瞬間アニール処理を施こして選択的
に所定のメモリ素子のチャンネル部のイオンを活性化さ
せるようにしたので、選択的イオン活性化工程を、ファ
イナル・パッシベーション膜形成工程後に置くことがで
きるようになるという作用によって、ターン・アラウン
ド・タイムを、ソース領域とドレイン領域を選択的に短
絡させる方式および従来のイオン打込みによる書込み方
式よりも短かくすることができる。また、この発明は基
本的にはイオン打込みによる書込み方式を利用している
ので、ソース領域とドレイン領域を選択的に短絡させる
方式に比べてチップサイズを小さくすることができると
いう効果がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、上記実施例では
、MOSFETのしきい値電圧を高くするため、ボロン
イオンをチャンネル部に打ち込むようにしているが、リ
ンイオンをチャンネル部に打ち込んでしきい値電圧を低
くするようにしたM OS F E Tを含むものにも
適用することが可能である。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、上記実施例では
、MOSFETのしきい値電圧を高くするため、ボロン
イオンをチャンネル部に打ち込むようにしているが、リ
ンイオンをチャンネル部に打ち込んでしきい値電圧を低
くするようにしたM OS F E Tを含むものにも
適用することが可能である。
[利用分野]
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるマスクROMに適用
したものについて説明したが、ROMを内蔵するシング
ル・チップ・マイコンはもちろんのこと、イオン打込み
によってしきい値電圧が変化されるようになっているM
OSFETを有するすべての半導体装置に利用すること
ができる。
をその背景となった利用分野であるマスクROMに適用
したものについて説明したが、ROMを内蔵するシング
ル・チップ・マイコンはもちろんのこと、イオン打込み
によってしきい値電圧が変化されるようになっているM
OSFETを有するすべての半導体装置に利用すること
ができる。
第1図は従来のイオン打込みによる書込み方式のマスク
ROMのプロセスにおけるイオン打込み工程を示す断面
図、 第2図は本発明をマスクROMのプロセスに適用した場
合のイオン打込み工程の直前の状態を示す断面図、 第3図は同じくその場合の瞬間アニール処理後の状態を
示す断面図である。 1・・・・半導体基板、 2・・・・Pウェル領域、3
・・・・フィールド酸化膜、 4・・・・ゲート酸化膜
、 5・・・・ゲート電極、 8・・・・PSG膜。 9・・・・アルミ配線、 IO・・・・保護膜(ファイ
ナル・パッシベーション膜)、11・・・・イオン打込
み領域。
ROMのプロセスにおけるイオン打込み工程を示す断面
図、 第2図は本発明をマスクROMのプロセスに適用した場
合のイオン打込み工程の直前の状態を示す断面図、 第3図は同じくその場合の瞬間アニール処理後の状態を
示す断面図である。 1・・・・半導体基板、 2・・・・Pウェル領域、3
・・・・フィールド酸化膜、 4・・・・ゲート酸化膜
、 5・・・・ゲート電極、 8・・・・PSG膜。 9・・・・アルミ配線、 IO・・・・保護膜(ファイ
ナル・パッシベーション膜)、11・・・・イオン打込
み領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の一生面に形成される絶縁ゲート型電界
効果トランジスタのチャンネル部にイオン打込みを行な
ってそのしきい値電圧を制御する工程を有する半導体装
置の製造方法であって、アルミ配線形成工程後に全面的
にイオン打込みを行ない、しかる後、保護膜を形成して
から瞬間アニール処理を施こして選択的に所定の1−ラ
ンジスタのチャンネル部のイオンを活性化させるように
したことを特徴とする半導体装置の製造方法。 2、上記瞬間アニール処理が、所定のトランジスタのチ
ャンネル部に対し選択的に高エネルギー・ビームを照射
して打ち込まれているイオンを活性化するようにされて
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導
体装置の製造方法。 3、上記瞬間アニール処理が、上記保護膜上に形成され
たホトレジストをマスクとして全面的に高エネルギー・
ビームもしくはフラッシュ光を照射すること東こより、
選択的に所定のトランジスタのチャンネル部のイオンを
活性化させるようにされてなることを特徴とする特許請
求の範囲第2項記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58186706A JPS6079769A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58186706A JPS6079769A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6079769A true JPS6079769A (ja) | 1985-05-07 |
Family
ID=16193207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58186706A Pending JPS6079769A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6079769A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5272671A (en) * | 1991-01-14 | 1993-12-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device with redundancy structure and process of repairing same |
US5736420A (en) * | 1993-08-20 | 1998-04-07 | National Semiconductor Corporation | Process for fabricating read only memories, with programming step performed midway through the fabrication process |
US7998848B2 (en) * | 2008-03-28 | 2011-08-16 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Method of producing field effect transistor |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP58186706A patent/JPS6079769A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5272671A (en) * | 1991-01-14 | 1993-12-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device with redundancy structure and process of repairing same |
US5736420A (en) * | 1993-08-20 | 1998-04-07 | National Semiconductor Corporation | Process for fabricating read only memories, with programming step performed midway through the fabrication process |
US7998848B2 (en) * | 2008-03-28 | 2011-08-16 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Method of producing field effect transistor |
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