JPS6068823A

JPS6068823A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS6068823A
Application number: JP58177819A
Authority: JP
Inventors: 優此村; 勇二生野; 久雄矢部; 勉山本; 敦之宮崎; 真人戸田; 剛明中村; 一健菅原
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1983-09-26
Filing date: 1983-09-26
Publication date: 1985-04-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、固体撮像素子を用いた側視型又は斜視型内視
鏡に係り、特に体腔内等に挿入される挿入部先端部であ
って照明手段及び結像光学系が組込まれる先端構成部内
に前記固体撮像素子を配設するものにおいて、固体撮像
素子を他の部材の配役のない最前列空間に単独で径方向
又は斜め方向に配置して先端構成部内の配設スペースを
有効に用い該先端構成部の小径化を図った内視鏡に関す
るものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、電荷結合素子（ＣＯＤ　）等の固体撮像素子を撮
像手段に用いた内視鏡が種々提案されている。この固体
撮像素子は、一般に方形であり画素数にもよるが比較的
径が太きい。その為、この固体撮像素子を内視鏡挿入部
の先端構成部内に配置しようとすると、この先端構成部
内は軸方向に送気゛・送水チャンネルや鉗子チャンネル
が形成され、その低照明手段、結像光学系等が配設され
ていることから、先端構成部の径が必然的に太くならざ
るを得ないか、又は前記チャンネル等のスペースが制約
され充分とれないといった問題がある。

このため、特開昭５８−４６９２２号公報に開示されて
いるように、ミラー等で反射させて挿入部あるいは先端
部の軸と平行に配置した固体撮像素子の撮像面に導くよ
うにした従来例がある。

しかしながら、この従来例においても、撮像手段を形成
するミラー等の導光部材が先端部の中央に配設されてい
るため、上述のように照明手段−（照明光学系）あるい
は処置具用チャンネル等のためのスペースが狭くなり、
照明強度が不足ぎみになったり、使用できる処置具が制
限され、処置具を用いた治療処置を充分行うことが難し
くなるといった問題がある。

〔発明の目的〕

本発明はこれらの事情に鑑みてなされたもので、側視型
又は斜視屋内視鏡において、先端構成部内への固体撮像
素子の配置によって各種チャンネル。

結像光学系、照明手段の配設に制約を与えることなく、
しかも固体撮像素子が前記チャンネル等の部材によって
その配役に制約されることがなく先端構成部の小径化を
可能とした内視鏡を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

前記目的を達成するため本発明による内視鏡は、体腔内
等に挿入される挿入部先端側の先端構成部内に照明手段
と結像光学系と固体撮像素子とを配設した側視型又は斜
視型の内視鏡において、前記固体撮像素子を、他の部材
の配置が径方向にない先端構成部内最前列空間に径方向
又は斜め方向であってその撮像面を後方側に位置させて
配設する一方、この固体撮像素子の後方部位に内視鏡視
野方向に対し同一軸方向に結像光学系を配列し、この結
像光学系の光軸上に反射面を前記固体撮像素子の撮像面
側に向けたミラーを配置し、このミラーの反射光軸上で
あって前記結像光学系の焦点面に撮像面が位置するよう
前記固体撮像素子を配設して構成されている。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図ないし第３図は本発明の第一実施例に係り、第１
図は内視鏡挿入部の先端側を示す平面図。

第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は第１図のＢ
−Ｂ線断面図を示す。

これらの図において符号１は内視鏡挿入部で。

図示しない手元側の把持部である操作部から前方挿入方
向に延設され可撓性を有する可撓管２と、この可撓管２
の前方に接続され例えば上下又は及び左右方向へ湾曲可
能な湾曲部３と、この湾曲部３の前方に接続された先端
構成部４とから構成されている。前記可撓管２ないし湾
曲部３内には操作部内から延設された例えば鉗子チャン
ネル５゜送気・送水チャンネル６が内股され、これらチ
ャンネル５，６はさらに前方の先端構成部４内に延設さ
れてこの先端構成部４内で外周方向に屈曲し、先端構成
部４外周に形成した観察窓７周辺に夫々のチャンネル５
，６を開口している。そして、送気・送水チャンネル６
の開口８は第２図に示すように例えば送気・送水された
液体、気体が観察窓７にかかり該観察窓７を洗浄ないし
乾燥するようノズル状に形成され観察窓７方向を向いて
いる。

一方、鉗子チャンネル５の開口の内側には、第３図に示
すように鉗子起上台１ｏが配設されており、手元側操作
部から鉗子チャンネル５内に挿通された鉗子１１を側面
方向に方向転換し前記先端構成部４外周に形成した開口
９がら外部へ突出可能になっている。又、前記鉗子起上
台１ｏは、図示例のように回動自在、即ち枢支軸を有す
る一方操作部方向から延設されたワイヤを止着し、操作
部での操作によるワイヤの牽引ｊ弛緩によって鉗子起上
台１０を回動させ、鉗子１１の突出方向を所定範囲にわ
たって可変自在にも構成される。

この実施例の内視鏡は、その観察窓７が先端構成部４の
外周に形成、配置された側視型の内視鏡を構成している
。そして、前記例えばガラス材等からなる観察窓７の径
方向内側には、視野方向と同一軸方向に結像光学系１２
が配列されている。

又、前記先端構成部４外周には観察窓７に隣設して例え
ばガラス材等からなる照明窓１３が形成。

□配置されており、この照明窓１３の径方向内側の先端
構成部４内には照明手段として例えば発光ダイオード等
の固体発光素子１４が配置されている。

ところで、前記したように、鉗子チャンネル５゜その開
口９．開口９内側の鉗子起上台１０．送気・送水チャン
ネル６、その開口８．視野方向と同一軸方向に配列した
結像光学系１２．照明手段としての固体発光素子１４等
が配設される先端構成・部４内であってこれらの部材と
径方向で重畳することなく、その結果これらの部材の配
置に制約を与えることなく、且つこれらの部材によって
逆に制約を受けることのない最前列の空間１５内に、そ
の撮像面を後方に向けて径方向に電荷結合素子（ＣＯＤ
）等の固体撮像素子１６が配設されている。一方、先端
構成部４内の前記結像光学系１２の光軸上には、反射面
を固体撮像素子１６の撮像面に向けたミラー１７が配置
され、このミラー１７０反射光軸上であって前記結像光
学系１２の焦点面に撮像面が位置するよう前記固体撮像
素子１６が配設されている。

このような構成では、比較的径が大きく内視鏡先端構成
部４内でのスペースを取る固体撮像素子１６を、各種チ
ャンネル５，６．結像光学系１２゜照明手段１４等の部
材と径方向で重畳することのない先端構成部４最前列の
空間１５内に配設していることによって、先端構成部４
内において固体撮像素子１６に制約されることなく前記
部材の配置スペースを広く取れ、一方、固体撮像素子１
６に着目しても前記各部材に制約されることなくその配
設スペースを広（取れる。又、このように先端構成部４
内の配役スペースを有効に用いることにより、該先端構
成部４の小径化を図ることができ、挿入の際等に患者に
与える苦痛を軽減でき、さらには小腔内等への挿入が可
能となる。

第４図は本発明の第二実施例に係り、内視鏡挿入部の先
端構成部が断面図にて示されている。この実施例は照明
手段としてグラスファイバーバンドルからなるライトガ
イド１８を用いたものである。このライトガイド１８は
各チャンネ′ル等と同じく挿入部内を挿通され操作部を
経て外部の光源装置に接続されるようになっている。こ
の実施例の他の構成、及び他の作用効果は前記第一実施
例と同じである（以下各実施例とも同様）。

第５図は本発明の第三実施例、に係り、内視鏡挿入部の
先端構成部が断面図にて示されている。この実施例は、
他の部材と径方向で重畳することのない先端構成部４最
前列の空間１５内に設けられる固体撮像素子１６を、斜
め方向に配設し且つミラー１７の反射面をこれに対応さ
せたものである。

このようにすることによって、固体撮像素子１６配設位
置の先端構成部４の径方向スペースをさらに有効に活用
できる。即ち、固体撮像素子１６のみに着目した場合、
固体撮像素子１６の径が第一実施例と同じ場合には、先
端構成部４の径を小径にでき、先端構成部４の径が第一
実施例と同じ場合には、第一実施例よりも径の大きい固
体撮像素子１６を用いることが可能となる。

第６図及び第７図は本発明の第三実施例に係り、第６図
は内視鏡挿入部の先端側を示す平面図、第７図は第６図
のＣ−Ｃ線断面図を示す。この実施例は、先端構成部４
を前部４ａζ後部４ｂとに分離し１例えば一方に回動自
在に設けられ内周に雌ねじを有する結合リング１９と他
方に設けられる雄ねじ２０とにより着脱自在（着脱手段
はこれに限らず、種々用いられる）として、前部４ａに
は結像光学系１２と固体撮像素子１６を、後部４ｂには
各種チャンネル５，６とその開口８，９とを夫々配設し
ている。尚、この実施例では照明手段は前部４ａ、後部
４ｂのいずれでもよい。このようにすることにより、・
結像光学系を各種違えた複数の前部４ａ・・・を用意す
ることによって倍率１画角の選択使用が可能となる。又
、後述の第四実施例の如く、前部４ａ内の結像光学系を
斜方向に配列する一方、観察窓をそれに対応させ前部４
ａの先端偏位部に傾斜状態で配置し−その視野方向を斜
め前方方向とした斜視型の前部４ａを構成し、これを後
部４ｂに選択的に接続するようにも構成される。尚、こ
の場合には照明手段は前部４ａに設けた方がよい。

第８図及び第９図は本発明の第四実施例に係り。

鞘８図は内視鏡挿入部の先端側を示す平面図、第９図は
第８図のＤ−Ｄ線断面図である。巳の実施例は、先端構
成部４の先端縁部の一部を傾斜函に形成し、この傾斜面
４　ｄ、に観察窓７を形成配置して視野方向が斜め前方
となるようにした斜視型内視鏡を構成している。前記観
察窓７後方の先端構成部４内には視野方向、即ち斜め方
向に結像光学系１２、及びミラー１７が配列されている
。

本発明において前記各実施例は一例であって、これ以外
に種々変形実施することが可能である◇□〔発明の効果
〕以上述べたように本発明によれば、側視部又は斜視型内
視鏡における先端構成部内の各チャンネル、結像光学系
等の部材の配置スペースが、固体撮像素子に制約される
ことなく広く取れ、他方、固体撮像素子にとっても前記
各部材により制約を受けることがなく、しかも先端構成
部の小径化が可能であるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の第一実施例に係り、第１
図は内視鏡挿入部の先端側を示す平面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ線断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ線断面図
、第４図は本発明の第二実施例に係る内視鏡の先端構成
部を示す断面図、第５図は本発明の第三実施例に係る内
視鏡の先端構成部を示す断面図、第６図及び第７図は本
発明の第三実施例に係り、第６図は内視鏡挿入部の先端
側を示す平面図、第７図は第６図のＣ−Ｃ線断面図、第
８図及び第９図は本発明の第四実施例に係り、第８図は
内視鏡挿入部の先端側を示す平面図、第９図は第８図の
Ｄ−Ｄ線断面図である。４・・・先端構成部　５・・・鉗子チャンネル６・−・
送気・送水チャンネルル・・・結像光学系　１４　、１８・・・照明手段１５
・・・最前列空間　１６・・・固体撮像素子第１頁の続
き０発　明　者　山　本　勉　東京都渋谷区幡ケ谷株式会
社内０発　明　者　宮　崎　敦　之　東京都渋谷区幡ケ谷株
式会社内０発　明　者　戸　１）　真　人　東京都渋谷区幡ケ谷
株式会社内０発　明　者　中　村　剛　明　東京都渋谷区幡ケ谷株
式会社内０発　明　者　菅　原　−健　東京都渋谷区幡ケ谷株式
会社内２丁目４旙２号　オリンパス光学工業２了目４旙２号　オリンパス光学工業２了目４旙２号　オリンパス光学工業２了目４旙２号　オリンパス光学工業２了目４旙２号　オリンパス光学工業

Claims

【特許請求の範囲】

体腔内等に挿入される挿入部先端側の先端構成部内に照
明手段と結像光学系と固体撮像素子とを配設した側視型
又は斜視型の内視鏡において、前記固体撮像素子を、他
の部材の配置が径方向にない先端構成部内最前列空間に
径方向又は斜め方向であってその撮像面を後方側に位置
させて配設する一方、この固体撮像素子の後方部位に内
視鏡視野方向に対し同一軸方向に結像光学系を配列し、
この結像光学系の光軸上に反射面を前記固体撮像素子の
撮像面側に向けたミラーを配置し、このミラーの反射光
軸上であって前記結像光学系の焦点面に撮像面が位置す
るよう前記固体撮像素子を配設したことを特徴とする内
視鏡◎