Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPS6062690A - 部分負荷運転の可能なロ−タリ圧縮機 - Google Patents

部分負荷運転の可能なロ−タリ圧縮機

Info

Publication number
JPS6062690A
JPS6062690A JP58171969A JP17196983A JPS6062690A JP S6062690 A JPS6062690 A JP S6062690A JP 58171969 A JP58171969 A JP 58171969A JP 17196983 A JP17196983 A JP 17196983A JP S6062690 A JPS6062690 A JP S6062690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
spool
suction
pressure
refrigerant gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58171969A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH029198B2 (ja
Inventor
Kunifumi Gotou
後藤 邦文
Manabu Sugiura
学 杉浦
Shinichi Suzuki
新一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Priority to JP58171969A priority Critical patent/JPS6062690A/ja
Priority to US06/651,612 priority patent/US4566863A/en
Publication of JPS6062690A publication Critical patent/JPS6062690A/ja
Publication of JPH029198B2 publication Critical patent/JPH029198B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/12Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using sliding valves
    • F04C28/125Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using sliding valves with sliding valves controlled by the use of fluid other than the working fluid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一技術分野一 本発明は、ロータの回転に伴って容積が変化する圧縮室
を備えて冷媒ガスを圧縮するロータリ圧縮機において、
圧縮室を完全には圧縮仕事が行われない状態とすること
によって部分負荷運転を行い得るようにしたロータリ圧
縮機に関するものである。
一背景技術一 このような圧縮機は、例えば、自動車の車室冷房装置用
の圧縮機として好適に使用される。冷房装置が車室の温
度を下げる冷却形態で作動している間は、圧縮機にも大
きな吐出容量が要求されるが、室温が快適な温度に達し
て、冷房装置の運転形態がその温度をf(fj持ずれば
よい保温形態に移行した場合には、それほどの吐出容量
を必要としなくなるため、圧縮機は部分負荷運転に移行
することが望ましいのである。
そこで、本発明者−らは、圧縮室の容積変化を利用して
冷媒ガスの圧縮を行う圧縮機において、圧縮途上にある
圧縮室を吸入室に連通させるバイパス通路を設けるとと
もに、そのバイパス通路を開閉ずべく移動するスプール
を設の、かつ、そのスプールの一端にバイパス通(洛を
開(向きにスプリングの弾性力および吸入冷媒カス圧力
を作用さ・ける一方、他端に吐出冷媒カス圧力を作用さ
−lろことにより、冷房負荷が小さくなってスプールの
両端に作用させられる冷媒カスの圧力差か小さくなると
、スプリングの弾性力によりスプールかバイパス通路を
開いて圧縮されるべき冷媒ガスの一部を吸入室側に逃が
すようにすることを試のだ。
しかし、このようなバイパス通路は圧縮機が低速運転さ
れる状態においては十分効果があるのであるが、高速運
転される状態においてはバイパス通路を開いても冷媒カ
スが十分に逃げすJらないうちに圧縮が行われて、圧縮
機の能力ダウン(部分負荷運転)を必ずしも十分に図り
得ないきらいがあることが’I’11明した。
一方、そのようなバイパス通路に代えて、吸入行程途上
にある圧縮室に連通ずる吸入1」に上述のようなスプー
ル式の開閉装置を設の、冷房負荷が小さくなった場合に
は吸入口の吸入有効面積を八じて部分負荷運転を行い得
るようにすることも試めた。
このようにすれば高速運転状態においては有効に能力ダ
ウンを図り(!7るのであるか、低速運転状態において
は1、吸入口を絞っても冷媒ガスの流入訃を十分に減少
させ得J′、有効な部分負荷運転手段とはなり難いうら
みがあった。
一発明の目的一 本発明は上記のような事情を背景として、ロータの回転
に伴って容積が変化する圧縮室を備えて冷媒ガスを圧縮
するロークリ圧縮機であって、高速運転域から低速運転
域にまで全範囲にわたって有効な部分負荷運転を行い得
る、すなわち、能力ダウンを図り得る圧縮機を提供する
ことを目的として為されたものである。
一第一発明の構成− そのような目的を達成すべく、本発明に係る圧縮機は、
■1及入行程途上にある圧縮室に連通ずる吸入口と圧縮
行程途上にある圧縮室に連通ずるバイパス口とこれらを
それぞれ吸入室に連通させる吸入通路およびバイパス通
路とが開口させられスプール室と、■そのスプール室内
に、上記吸入「1を開く一部上記バイパスロを閉しる全
負荷位置と、その吸入口の少なくとも一部を閉しる一部
バイパス1コを開く部分負荷位置との間で移動可能に設
4)られたスプールと、■そのスプールを上記部分負荷
位置に伺勢する弾性部材と、■当該圧縮機の吸入冷媒ガ
ス圧力もしくは圧縮初期の圧縮室内の冷媒ガス圧力を導
入して、」1記スプールの第一・受圧面にスプールを上
記部分負荷位置に押す向きに作用さ・ける低圧室と、■
当該圧縮機の吐出冷媒カス圧力もしくは」二記低正室に
冷媒カス圧力が導入される時期より圧縮が進行した時期
における圧縮室内の冷媒ガス圧力を導入して、」1記ス
プールの第一受圧面と反対の向きの第二受圧面にスプー
ルを全負荷位置に押す向きに作用させる高圧室とを含み
、当該圧縮機に接続される冷凍回)?tの熱負荷が小さ
い場合には、上記第一、第二の受圧面に作用する冷媒ガ
ス圧力の差の減少によって、」1記スプールが弾性部材
によって部分負荷位置へ移動さ一部られて、部分負荷i
l回転態となるように構成される。
一第一発明の効果− このように熱負荷の減少に伴って、ノ\イノ々スロを通
じて圧縮室から冷媒ガスの一部を逃がすことと、吸入口
1の吸入有効面積を減しることとの双方を同時に行うこ
とにより、圧縮機の運転状況に拘らずバイパス口の開放
と吸入口の絞りとの少なくともいずれかが部分負荷運転
状態を得るのに有効に機能し、かつ、互いにその機能を
補完し合い、そのため相当広い回転速度範囲にわたって
有効な能力ダウンを図ること力1できる。しかもノーイ
ノ(スに]の開閉と吸入口の絞りとの二つの動作が一つ
のスプールの移動によって行われるため、構造上それは
と複A11ffi化を招くこともないのである。
−第二発明の背景− 上記のような圧縮機は相当広い回転速度範囲において熱
負荷の大小によって全負荷運転と部分負荷運転とのいず
れかに自動的に切り換えられて、熱負荷に応じた適切な
圧縮仕事を行い得るものである。しかし、このような圧
縮機か自動車のエンジンによって駆動される場合、自動
車の加速II)等においてエンジンの回転速度か著しく
 i!’、liめられると必然的に圧縮機の回1同速度
も高められ、定電走行時に適正な制御を行うように設計
されているスプールか全負荷運転寄りの制御を行うよう
になる。
上述のようにスプールは、第一受圧面に吸入室圧力もし
くは圧縮初期の圧縮室圧力等要するに吸入側冷媒カス圧
力を受り、第二受圧面に吐出室圧力もしくは圧縮途中の
圧縮室圧力等要するに吐出側冷媒ガス圧力を受りるので
あるか、圧縮機の回転速度が著しく高まると、そのスプ
ールか部分負イ1η位置から全負荷位置へ移行する傾向
があり、そのため、エンジンの負荷が増大する結果表な
るのである。
そのような場合にはエンジンの負担を軽減して加速性を
向上さ−ける等の観点から、部分負荷運転に移行させる
ようにすることか望ましく、このことば、自動車のエン
ジンに限らず、他の目的て設(Jられている駆動装置に
よって駆動される圧縮機に共通に言えることである。
一第二発明の構成− そのためには、前述のような■〜■の構成要件に加えて
、さらに、■上記吸入通路もしくはその吸入通路とは別
に上記吸入行程途上にある圧縮室に連通ずる吸入通路の
前記吸入室側の開口近傍に、その開口の開口面積を変え
るべく移動可能に設けられ、かつ、その吸入室内を流れ
る冷媒ガスの動圧をその開口面積を減じる向きに受ける
受圧部を備えた開口開閉部材と、■その開口開閉部材を
上記開口面積を増大させる向きに付勢する弾性部材とを
含むように圧縮機を構成することが有効である。
一第二発明の効果− このようにすれば、当該圧縮機に接続される冷凍回路の
熱負荷が小さい場合には、上記第一、第二の受圧面に作
用する冷媒ガス圧力の差の減少によって、上記スプール
が弾性部材によって部分負荷位置へ移動させられ、また
上記ロータの回転速度が著しく増大した場合は、上記吸
入室内における冷媒ガスの流速増大によって、開口開閉
部材が開口面積を減する向きに移動させられて、部分負
荷運転状態となるようにすることができるのである。そ
の結果、冷凍回路の熱負荷が小さい場合のみならず圧縮
機の回転速度が著しく高められた場合にも部分負荷運転
状態とすることができるのであり、さらに、自動車用に
ついては加速時におりるエンジンの負担を積極的に軽減
することもできるのである。
一実施例− 以下、本発明の−・実施例として、自動車の車室冷房装
置に用いられるベーン式冷媒ガス圧縮機を図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図において2は円筒状のシリンダであり、その両側
開口かフロントザイドプレ−1・4およびリアザイドプ
レ−1・6でそれぞれ塞がれるごとによって、その内側
にロータ室8が形成されている。
一方、それらの外側はフロン1−ハウジング10および
リヤハウジング12にょゲ(覆われ、がっ、両ハウジン
グ10.12とシリンダ2および両ザイドプレ−1−4
,6とがポル1へで締結されて一体的なハウジング14
を構成している。なお、フロントサイドプレート4の前
面には、その締結力を受&Jる支持壁16が突設され、
第3図に示すように中心部が円筒状とされ、その円筒状
部からほぼ半径方向に延びるようにされている。
第1図に戻って、上記ロータ室8には円形断面のロータ
18がシリンダ2の内周面の1箇所に極く近接する状態
で偏心配置されており、ロータ18の両端面中央部から
は回転軸20が突出させられ、軸受22,22を介して
両サイドプレート4゜6によって回転可能に支承されて
いる。回転軸20の前端部はフロントハウジングIOの
中央部に形成された中心孔23内に延び出させられてお
り、フロン1−ハウジング10と回転軸20との気密は
軸封装置24によって保たれている。
ロータ18には、第2図から明らかなように、4枚のベ
ーン2Gが組め込まれ、それぞれベーン溝28によって
ロータ1Bの外周面から出入り可能に保持されており、
かつ、スプリングあるいは冷媒ガス圧力等適宜の手段に
よって、ベーン先端がシリンダ2の内周面に押しf=J
ジノられるようにされている。その結果、隣り合う−・
−ン2G、ロータ18の外周面、シリンダ2の内周面お
よび)1コン[・リア両ザイドプレ−1−4,Ciの内
側面によって囲まれる気密な複数の圧縮室3oが形成さ
れ、回転軸20によってロータl Eiが矢印で示す方
向に回転させられることにより、それら圧縮室30の容
積が一旦増大した後、減少するごととなる。
そして容積増大過程にある圧縮室30に連通ずるように
、フロントサイドプレート4の後面には主吸入1コ32
ならびに副吸入口a llがそれぞれ形成されている。
副吸入口34は、シリンダ2と[1−タ18とのシール
位置Cの近傍に形成されているが、主吸入口32はそれ
より1′J−夕18の回転方向に隔たった位置に、副吸
入1.:+ 34 jり人きな断面趙をもって圧縮室3
0に開1」さ−1られている。
主吸入口32ば、第1図に示ずように)Iコントサイド
プレート4とフロントハウジング10との間に形成され
た吸入室36に、第3図に示すようにフロントサイドプ
レート4の外周面に開口する吸入通路38によって連通
させられ、また副吸入口34はそのサイドプレ−1〜4
の前面に開口する吸入通路40によって吸入室36に連
通させられている。
それら主吸入口32および副吸入口34から圧縮室30
内に吸入される冷媒ガスは、第2図に示すように圧縮室
30の容積減少に伴って、シリンダ2の壁部に形成され
た吐出口42からシリンダ2とフロントハウジング10
との間に形成された吐出室44に吐出されるようになっ
ている。吐出口42の吐出室44例の開口部には、リー
ド式の吐出弁4Gが設りられており、規制板48によっ
てそれの開き量が規制されるようになっている。
吐出室44は、リャザイドプレート6に形成された連通
孔50によって、第1図に示ず油分離室52、すなわち
吐出冷媒ガス中に霧状となって存在する′a滑油を図示
しないフィルタを通して冷媒ガスから分離するための部
屋に連通させられており、吐出室44と油分離室52お
よび上記吸入室36とは○リング54.54によってそ
れぞれ連通が阻止されている。
第2図に示すように、フロントサイドブレーl−4の後
面には圧縮行程途上にある圧縮室30に連通ずるバイパ
ス口56が設けられている。このバイパス口56は、前
記主吸入I」32に比1咬的近接して、それより吐出口
42に近い側に位置し、へ−ン26の厚みより狭い幅の
長大状に形成され、かつベーン26がそれを通過する際
にベーン側面によって実質的に閉塞される向きに伸ばさ
れて、ベーン26を挟んで高圧側の圧縮室30から低圧
側の圧縮室30にバイパス口5Gを通して冷媒ガスが漏
れないよ−うにされている。また、ごのハ・イパスロ5
6は、第3図から明らかなように、フ1.Iントザイド
プレー1〜4にそれの外周面に開口するように形成され
たバイパス通路58によって吸入室36に連通している
さらに、フロントサイドプレート4には、バイパス口5
6と上記主吸入口32とをつなくめ向に、スプール室6
0が形成されている。このスプール室60は、第1図に
も示すようにフロントサイドプレー1・4ア板厚より小
径な円筒面状の空間であり、フロントサイドプレート4
の板面に平行に形成されている。このスプール室60は
第3図から明らかなように、フロントサイドプレー1・
4をその板面に平行な方向に貫通ずる言通孔の両端部が
、そこにねじ込まれた閉塞部+A’62.62によりそ
れぞれ閉塞されることによって形成されており、スプー
ル室60には主吸入口32と吸入通路38、およびバイ
パス口56とバイパス通路58とがそれぞれ開口させら
れている。ずなわら、スプール室60の円筒状の空間を
経て、主吸入口32とバイパス口56とがそれぞれ吸入
室36に連通させられているのである。
スプール室60の円筒状の空間には、スプール64が摺
動可能に嵌合されている。このスプール64は、スプー
ル室60の内周面に気密に摺接する開閉作用部66と、
その両端面の中央部から突出する小径なロッド状部分の
先端部に開閉作用部66と同径にそれぞれ形成された受
圧部68および70とを備えている。そしてスプール6
4ば、主吸入口32を開く一部バイパスロ5Gを閉じる
全負荷位置と、第3図に示すように主吸入口32を閉じ
る一部バイパス1コ56を開く部分負荷位置との間で移
動可能とされているが、弾性部材としての圧縮コイルス
プリング72によって、部分負荷位置に向けて付勢され
ている。スプール64の部分負荷位置は、受圧部70が
閉塞部材(う2に当接することによって規制される。受
圧部68,70の互いに外向きの面は、それぞれ第一受
圧面74および第二受圧面7Gとされているが、第一受
圧面74は凹所を有して、−f6Mが閉塞部材〔;2に
受けられた上記スプリング72の他端を受りており、ば
ね座を兼ねるようになっている。
そして、一方の閉塞部材62と第一・受圧面74との間
の空間が低圧室78と、また反対側の閉塞部材62と第
二受圧面76との間の空間が高圧室80とされている。
低圧室78は、閉塞部4A62に形成された導入孔82
によって吸入室36に連通さ−ヒられており、その低圧
室78に吸入冷媒ガス圧力が導入されて、スプール64
の第一受圧面74にそのスプール64を上記部分負荷位
置に押す向きに作用さゼられる。一方、高圧室80は、
フロントサイトプレー14に形成された導入通路84に
よって前記吐出室44に連通ずるようにされており、そ
の導入通路84を経て高圧室80に導かれる吐出冷媒ガ
ス圧力が、第二受圧面76にスプール64を全負荷位置
に押す向きに作用させられるようになっている。したが
って、スプリング72および吸入冷媒ガス圧力に基づい
てスプール64を部分負荷位置に(−J勢する力が、吐
出冷媒ガス圧力に基づいてスプール64を全負荷位置に
付勢する力より小さい状態では、スプール64が全負荷
位置に保持されるが、それより大きい状態ではスプール
64が図に示すような部分負荷位置に持ち来たされるこ
ととなる。
なお、スプール64の受圧部70の外周面には、0リン
グ86が装着されてシール作用を為すとともに、スプー
ル室60の内周面との間に適切な摩擦力を生じさせるよ
うにされている。そのため厳密に言えば、スプール64
の両1′l1fij に作用する力の差がその摩擦力に
打し勝つ大きさになった時始めてスプール64が移動を
開始することとなるため、力の微小な変動によってスプ
ール671が振動したりすることがなく、安定な移動が
保証される。また、スプリンフ72は、撓め量に対する
はね力の変動が仕較的大きくなるように予荷重か小ざく
されており、そのためスプール64の両端に加えられる
力の差にり・]応して徐々に移動すること力< iiJ
能である。
一力、上記主吸入1」32に連なる吸入通路38は、ス
プール室60を介して主吸入III 32を吸入室36
に連通さ・Uるが、その吸入通路33)の吸入室36例
の開口近傍には、その開口の開LI i’fi−i積を
変える機能を果たす開1」開閉部祠として、開I」開閉
スライダ90が設りられている。ごのスライダ90は、
フロンI・サイトプレ−1−4の外周面にその周方向に
摺動可能に配置され、その外周面に1F−1接して吸入
通路38の上記開口を開閉する機能を果たす開閉作用部
92を備え、この開閉作用部92はフロントサイトプレ
ート4の外周面に対応する曲率に湾曲さ−lられており
、かつ吸入通路38の開口を閉塞し得る大きさを有して
いる。
吸入室36に導かれる冷媒ガスは吸入通路38ノ開Iコ
に向かって流れ、そこから主吸入口32等を経て圧縮室
30に吸入されるが、開閉作用部92の冷媒ガスの流れ
方向におりる上流側の端部には、フロントサイドプレー
ト4の半径方向外向きに立ち」二がる受圧部94が形成
されている。この受圧部94ば、吸入室36内を吸入通
路38の開口に向かって流れる冷媒ガスの動圧をその開
口面積を減じる向きに受ける部分であって、冷媒ガスの
流れに抵抗を与えるが、その受圧部94を通過して吸入
通路38に至る冷媒ガスの流れは十分許容し得るように
されている。
そのスライダ90の両端部には、引張コイルスプリング
96および98の各一端がそれぞれ係止され、それらス
プリング96.98の他端がフロントサイドプレート4
の外周部にそれぞれ係止されて、スライダ90をフロン
トサイトプレート4の周方向において互いに反対方向に
引っ張る弾性力を与えており、スライダ90はこれら両
スプリング96.98の弾性力の差に基づ<イ・]勢力
で、雷には吸入通路38の開口面積を増大させる向きに
イ1勢されている。特にこの実施例でム:1、その伺勢
力に基づいて常にはスライダ90か吸入通路38の開に
1を完全に開く位置に保持されており、圧縮機の定常運
転状態(例えば回転速度か200 Or Tll m程
度)におりる冷媒ガスの流れによって6.11、スライ
ダ90が上記開口を減しる向きには移動しないようにイ
マ1勢力の大きさが迷ばれ゛(いる。
なお、二つのスプリング9G、9ε)はスライダ90の
開閉作動方向の移動を案内する役割も果たすこととなる
が、フロントサイトプレー1〜71の外周面にスライダ
90の移動を案内するカイト部を設LJることも可能で
ある。
以上のように構成された圧縮機G:11、第1図4.1
示ず吸入ボー1−100および吐出ボートI02に1−
1いて車室冷房装置の配管に接続され、がっ、回転軸2
0が電磁クラッチを含む動力伝達装置にょって自動車の
エンジンに連結されて使用される。
この圧縮機が停止状態で長く放置された場合には、圧縮
機内のあらゆる空間の圧力が均等となり、スプール64
がスプリング72の付勢力によって、第3図に示す部分
負荷位置、すなわち主吸入口32が閉、バイパス口56
が開となる位置に保たれた状態となっている。また、ス
ライダ90は吸入通路38の開口を全開とする状態にあ
る。
この状態でクラッチが接続され、回転軸20゜ロータ1
8およびベーン26が回転を開始させられれば、吸入ボ
ート100から吸入室36に流入した冷媒ガスが吸入行
程途上にある圧縮室30に副吸入口34のみから吸入さ
れる。しかもその圧縮室30が圧縮行程に移行しても、
圧縮室30内の冷媒ガスの一部がバイパス口56および
ノ\イパス通路58を通じて吸入室36に逃がされ、圧
縮室30を画定する後行側のベーン26がバイパス口5
6を通過した後、その圧縮室30に閉し込められた残り
の冷媒ガスが圧縮されることとなり、圧縮機運転開始当
初は部分負荷運転が行われることとなる。そのため圧縮
機の起動トルクが低く、スムーズな立ち」二がりとなっ
て起動時におりるエンジンの負荷変動が緩和される。
上記のように部分負荷運転が短時間行われて吐出室44
の圧力が十分」1昇すれば、導入通路84を経て高圧室
80に導かれる吐出冷媒ガスの圧力も十分に高くなり、
スプール64の第二受圧面76に作用する吐出冷媒ガス
圧力と第一受圧面74に作用する吸入冷媒圧力との圧力
差が増大し、その結果スプール64がスプリング74の
伺勢カに抗して、主吸入口32を開きバイパス口5Gを
閉じる全負荷位置に移動させられる。したがって吸入室
36内の冷媒ガスは、副吸入口34のみならす、吸入通
路38を経て主吸入口32がらも吸入行程途上にある圧
縮室30内に吸入され、また圧縮行程に移行した以後も
バイパス口5Gが閉じられているため、圧縮室30内に
閉し込められた冷媒ガスが逃げることがなく、その結果
、圧縮機は全負荷(100%)運転状態へ移行する。
そして、全負荷運転状態が一定時間維持されることによ
って室温が徐々に快適温度に接近し、冷房負荷(冷凍回
路の熱負荷)が小さくなると冷媒ガスの吸入圧力が低下
し、吸入圧力が低下するのに伴って吐出冷媒ガス圧力と
吸入圧力との圧力差が減少する。これば次の理由による
ものである。
一般に、圧力がPlで容積がVlである気体が容+4’
l V yまで圧縮された時の圧力をP2とずれば、P
2 =P1 (Vt /V2 )″ なる式が成立するため、圧力差ΔPは、Δp = P 
2 P を −P□ ((V1/V2)−1〕 で表される。すなわち圧縮前の圧力p1が小さいほど圧
力差ΔPも小さくなるのである。このために冷房負荷減
少に伴って圧縮機の吸入圧力が低下すれば、スプール6
4の第一、第二の受圧面74゜76に作用する冷媒ガス
圧力の差が減少し、その圧力差に基づいてスプール64
を全負荷位置に押しやる向きの力がスプリング72の弾
性力より小さくなると、スプール64が部分負荷位置へ
向かって移動し、主吸入口32が閉ざされ、バイパス口
56が開かれた状態となる。このスプール64の移動は
、冷媒ガスの圧力差の減少程度に応して徐々に起こり、
また、Oリング8Gによるヒステリシスが与えられてい
るため、圧力差の僅かな変動があってもスプール64が
不安定に振動することが回避される。
スプール64が部分負荷位置に移動さ−Uられて、主吸
入口32が閉状態、バイパス口56が開状態とされれば
、上記と同様に圧縮機は部分負荷運転状態に移行し、小
さな吐出容量で快適な室l!l!lが維持される。この
部分負荷運転は、主吸入+132を閉ざし、あるいはそ
の吸入面積を小さくして圧縮室30内への冷媒ガスの吸
入量を抑制することと、バイパスl」56から圧縮冷媒
ガスの一部を吸入室36に逃がすこととの二本立てで行
われるため、冷媒ガスの慣性等により、いずれか−力の
機能が圧縮機の能力ダウンに有効に寄与し得ない場合か
生じたとしても、両機能相互の補完により有効な部分負
荷運転状態を得ることができろ。
以上のように、圧縮機が定常の回転速度(例えば200
0rpm)程度で運転されている状態では、冷房負荷の
減少によってスプール64が上述のように作動するが、
吸入室36内を流れる冷媒ガスの流速は比較的小さく、
その冷媒ガスの流れが開口開閉スライダ90の受圧部9
4に作用しても、そのスライダ90を吸入通路38の吸
入室36側の開l」を閉しる向きに移動さ・ける程の動
圧ば得られず、吸入通路38の開口は全開状態のままで
ある。
しかし、自動車が加速されてエンジンの回転速度が高ま
り、それに伴って圧縮機の回転速度が例えば3000r
pmを越える程に増大すると、吸入室3G内を流れる冷
媒ガスの流速が増大し、その流れがスライダ90の受圧
部94に与える動圧が大きくなり、スプリング9Gの付
勢力に抗してスライダ90を吸入通路38の上記開口の
開口面積を減じる向きに移動させる。スライダ90は冷
媒ガスの流速に応じて、吸入通路38の開口の一部ある
いは全部を寒く状態となり、それによって冷房負荷が比
較的大きくスプール64が全負荷位置にある状態におい
ても、主吸入口32から圧縮室30内に導入される冷媒
ガスの吸入量が減少し、あるいは副吸入口34からのみ
冷媒ガスが吸入されることとなって部分負荷運転状態と
なる。
なお、冷房負荷が小さくスプール64が部分負荷位置に
ある状態で自動車の加速により圧縮機の回転速度が著し
く増大すると、スプール64が一時的に部分負荷位置か
ら全負荷位置に移行ケる伸向かあるか、そのように移行
したとしても、圧縮機の回1耘速度が著しく高められた
ときには吸入室36内におkJる冷媒ガスの流速増大に
よりスライダ90が吸入通路38の開1」を閉しる向き
に移動させられて部分負荷運転状態となるため、上記ス
プールの全負荷位置への移行がいわば無効化されて、エ
ンジンの負荷が一時的に増大することが回避される。
すなわち、自動車が加速されてエンジンの回転速度が著
しく高まった場合には、冷房負荷の大小に関係なく吸入
通路38が絞られて当該圧縮機が部分負荷運転に移行し
、それによって、加速時にエンジンにかかる負荷が軽減
されて加速性が向」−するのであり、そのように吸入冷
媒ガスの流速に応じて作動するスライダ90と冷房負荷
に応じて移動させられるスプール64とを組め合わせる
ことによって、圧縮機の全運転状況において総合的に走
行フィーリングを向上させることができるのである。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、本発明は
この実施例に限定して解釈されるべきものでないことは
勿論である。
例えば上記実施例では、開口開閉スライダ9゜がフロン
1−ザイト°プレー1・4の外周面上を周方向に摺動し
得るように設けられていたが、第4図に示すように、吸
入通路38の開1コに対して接近離間可能な方向に、回
動軸104のまわりに回動可能な開口開閉プレー1〜1
06を設り、かつ、スプリング108によってそのプレ
ー1−106を開く方向に付勢し、プレー1−106の
開閉作用部110自体が冷媒ガスの流れによる動圧を受
kJる受圧部を兼ねるようにすることもできる。その場
合、吸入通路38の開lコ周縁部にストッパ112を突
設して、開口開閉プレート106に過度の吸引力が作用
しないようにすることが望ましい。
あるいは、第5図に示すように、扇形の開1」開閉プレ
ー1〜114をその基端部におい゛C回回動軸16まわ
りに回動可能に設の、吸入通路38の開口面に平行な方
向に移動可能とするとともに、プレー1−114に通孔
118を形成し、その通孔118と吸入通路38の開口
とが重なり合う向きにスプリング120で(=J勢し、
受圧部94に当たる冷媒ガスの流れに基づいて上記間L
1を通孔113(とのズレに応じて絞るようにするこ吉
もできる。
なお、スプリング120を単独て設りる場合には、上記
間I」を開く向きの移動限度を規定するストッパ122
を設けることが望ましい。
さらに」―記実施例では、吸入通路3Σ)がフIIント
サイトプレート4の外周面に開1」するようにされてい
たが、それをプレート4の前面に開口さ−l、そこにス
ライダ90やプレートI Ofiあるいば114等の開
口開閉部月を設&Jるようにすることもできる。また開
口開閉部月を設けるべき場所は、主吸入し132に連な
る吸入通路38の開口近傍以外に、前記副吸入口34に
速なる吸入通路40等他の吸入通路の吸入室36側の開
口近傍としてもよい。
なお、上記のような開口開閉部月を省略してスプール6
4だけを設けることも可能である。その場合には、圧縮
機の回転速度が著しく増大したとき部分負荷位置にある
スプ、−ル64が全負荷位置へ移行し、エンジンの負荷
が一時的に増大する場合も生ずるが、相当広い回転速度
範囲で冷房負荷の大小に応じて部分負荷運転と全負荷運
転とを切り換える機能は果たされるから、それだりても
有効なのである。
さらにスプール64に関して言えば、上記実施例では、
スプール64の第一受圧面74に吸入室圧力が、また第
二受圧面76に吐出室の冷媒ガス圧力がそれぞれ作用さ
せられるようになっていたが、圧縮初期の圧縮室内の冷
媒ガス圧力を適宜の導入通路を経て第一受圧面74に作
用させること、また、第二受圧面76に圧縮初期より圧
縮が進行した時JIJJ lこおける圧縮室の冷媒ガス
圧力を作用させること等も可能である。そして、この場
合にも、回転速度増大U)にスプールか一時的に全負イ
::j位置へ移行するごとがあるため、開[」開閉スラ
イダ90、開1」開閉プレート1.06.IIi等をJ
ハノることが望ましい。
また、スプール64を部分負?iij位置に向がって(
=]勢するスプリング72に十分な予荷重を−りえ゛(
、撓め量の変化によってはスプリング荷重が殆ど変化し
ない状態でスプリング72を配設するようにすることも
できる。その場合には、第一、第−゛の受圧面に作用す
る冷媒ガスの圧力差が予め定められた値Qこ達した時、
スプール64が的らに部うji1荷位置に移動させられ
ることとなる。
さらに伺君すれば、以上の実施例は全てへ一ン圧縮機に
対して本発明を適用したものであったが、本発明はスク
リュ一式圧縮機、スクロール式圧縮機、ロタスコ式圧縮
機等をはしめとする各種の1コ一タリ圧縮機GこグJし
ても適用することが可能である。また、圧縮機の用途も
、自動車の4i室冷房装置用に限定されるものではなく
、同様な要求のある圧縮機であれば本発明を適用して有
効であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるベーン式冷媒ガス圧
縮機の正面断面図である。第2図および第3図は、それ
ぞれ第1図におりるn−n、m−■断面図、である。ま
た第4図および第5図は、本発明の開口IJFJ閉部利
につき、それぞれ別の実施例を模型・的に示す節略図で
ある。 2ニジリンダ 4:フロントザイトプレ−1・14:圧
縮機ハウジング 18二ロータ20:回転軸 26;へ
−ン 30:圧縮室 32:主吸入口 34:副吸入口 3も:吸入室 38.40:吸入通路 42:吐出口 44:吐出室 56:バイパス目 58:バイパス通路 60ニスプール室64ニスプール
 66:開閉作用部 72:圧縮コイルスプリング 74:第一受圧面 76:第二受圧面 78:低圧室 80:高圧室 82:導入孔 84:導入通路 86:Oリング 90・開[J開閉スライダ92:開閉
作用部 94:受圧面 96.98:引張コイルスプリング 104、+16:回動軸 106.114:開口開閉プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ローフの回転に伴って容積が変化する圧縮室を
    備えて冷媒ガスを圧縮するロータリ圧縮機であって、 吸入行程途上にある圧縮室に連通ずる吸入口と圧縮行程
    途上にある圧縮室に連通するノ\イノ々スロとこれらを
    それぞれ吸入室に連通させる吸入通路およびバイパス通
    路とが開口さ・けられたスプーJし室勺・ 該スプール室内に、前記吸入口を開く一方前記バイパス
    ロを閉じる全負荷位置と、該吸入口の少なくとも一部を
    閉じる一方該ノ\イパスロを開く部分負荷位置との間で
    移動可能に設けられたスプールと、 該スプールを前記部分負荷位置にイ又]勢する弾性部材
    と、 当該圧縮機の吸入冷媒ガス圧力もしくは圧縮初期の圧縮
    室内の冷媒ガス圧力を導入して前記スプールの第一受圧
    面に該スプールを前記部分負荷位置に押す向きに作用さ
    せる低圧室と、 当該圧縮機の吐出冷媒ガス圧力もしくは1iij記低圧
    室に冷媒ガス圧力が導入される時期より圧縮が進行した
    時期におりる圧縮室内の冷媒ガス圧力を導入して前記ス
    プールの前記第一受圧面と反対向きの第二受圧面に該ス
    プールを前記全fi−4iij位置に押す向きに作用さ
    せる高圧室と を含み、当該圧縮機に接続される冷凍回路の熱性イ;;
    jが小さい場合には前記第一、第二の受圧面に作用する
    冷媒ガス圧力の差の減少によって前記スプールが前記弾
    性部月によって部分負荷位置位置へ移動させられて部分
    負荷運転状態となるようにされたことを特徴とするロー
    クリ圧縮機。
  2. (2)’l:l−夕の回転に伴って容積が変化ずろ圧縮
    室を(iii’iえて冷媒ガスを圧縮するロークリ圧縮
    機てあつ−で・ 吸入行程途上にある圧縮室に連通ずる吸入lコと圧縮行
    程途」二にある圧縮室に連通ずるバイパスト1とこれら
    をそれぞれ吸入室に連通さ−ヒる吸入通路およびバイパ
    ス通路とが開口させられスプール室と、 該スプール室内に、前記吸入口を開く一方前記バイパス
    ロを閉しる全負荷位置と、該吸入口の少なくとも一部を
    閉じる一方該バイパスロを開く部分負荷位置との間で移
    動可能に設けられたスプールと、 該スプールを前記部分負荷位置に(=J勢する弾性部材
    と、 当該圧縮機の吸入冷媒ガス圧力もしくは圧縮初期の圧縮
    室内の冷媒ガス圧力を導入して前記スプールの第一受圧
    面に該スプールを前記部分負荷位置に押す向きに作用さ
    −ける低圧室と、当該圧縮機の吐出冷媒ガス圧力もしく
    は前記低圧室に冷媒ガス圧力が導入される時期より圧縮
    が進行した時期における圧縮室内の冷媒カス圧力を導入
    して前記スプールの前記第一受圧面と反対向きの第二受
    圧面に該スプールを前記全負荷位置に押す向きに作用さ
    せる高圧室と、 前記吸入通路もしくは該吸入通路とは別に前記吸入行程
    途上にある圧縮室に連通ずる吸入通路の前記吸入室側の
    開1]近傍に、該開口の開口面積を変えるべく移動可能
    に設りられ、かつ、該吸入室内を流れる冷媒ガスの動圧
    を該開口面積を減しる向きに受ける受圧部を備えた開口
    開閉部材と、該開口開閉部材を前記開[」面頂を増大さ
    せる向きに付勢する弾性部拐と を含み、当該圧縮機に接続される冷凍回路の熱負荷が小
    さい場合には前記第一、第二の受圧面に作用する冷媒ガ
    ス圧力の差の減少によって前記スプールが前記弾性部材
    によって部分負荷位置へ移動さセられ、また、前記ロー
    タの回転速度が増大した場合には前記吸入室内における
    冷媒カスの流速増大によって前記開口開閉部材が前記開
    口面積を減しる■iiJきに移動させられて、部分負イ
    ::j i!I!軒状態となるようにされたことを特徴
    とするIロータリ圧縮機。
JP58171969A 1983-09-16 1983-09-16 部分負荷運転の可能なロ−タリ圧縮機 Granted JPS6062690A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58171969A JPS6062690A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 部分負荷運転の可能なロ−タリ圧縮機
US06/651,612 US4566863A (en) 1983-09-16 1984-09-17 Rotary compressor operable under a partial delivery capacity

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58171969A JPS6062690A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 部分負荷運転の可能なロ−タリ圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6062690A true JPS6062690A (ja) 1985-04-10
JPH029198B2 JPH029198B2 (ja) 1990-02-28

Family

ID=15933107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58171969A Granted JPS6062690A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 部分負荷運転の可能なロ−タリ圧縮機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4566863A (ja)
JP (1) JPS6062690A (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60101295A (ja) * 1983-11-08 1985-06-05 Sanden Corp 圧縮容量可変型のスクロ−ル型圧縮機
JPS6251785A (ja) * 1985-08-30 1987-03-06 Seiko Seiki Co Ltd 気体圧縮機
JPS6255488A (ja) * 1985-09-03 1987-03-11 Seiko Seiki Co Ltd 気体圧縮機
JPH0615872B2 (ja) * 1987-06-30 1994-03-02 サンデン株式会社 可変容量型スクロ−ル圧縮機
JPH01285693A (ja) * 1988-05-09 1989-11-16 Diesel Kiki Co Ltd 可変容量圧縮機
GB2261031B (en) * 1991-10-11 1994-08-24 Rotocold Technology Ltd Rotary vane compressor with capacity control
WO1994021919A1 (en) * 1993-03-25 1994-09-29 Robert Arden Higginbottom Equalization of load across a compressor upon shutdown
US5477205A (en) * 1993-09-14 1995-12-19 Burns; Lawrence J. Combination outside light and audible/visual alarm
JPH08151991A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Sanden Corp 可変容量型スクロール圧縮機
JP3549631B2 (ja) * 1995-06-26 2004-08-04 サンデン株式会社 可変容量型スクロール圧縮機
US5678985A (en) * 1995-12-19 1997-10-21 Copeland Corporation Scroll machine with capacity modulation
JP3723283B2 (ja) * 1996-06-25 2005-12-07 サンデン株式会社 スクロール型可変容量圧縮機
DE19652420A1 (de) * 1996-12-09 1998-06-10 Luk Fahrzeug Hydraulik Stromregelanordnung für eine hydraulische Fördereinrichtung
US6123517A (en) * 1997-11-24 2000-09-26 Copeland Corporation Scroll machine with capacity modulation
US6120255A (en) * 1998-01-16 2000-09-19 Copeland Corporation Scroll machine with capacity modulation
US6116867A (en) * 1998-01-16 2000-09-12 Copeland Corporation Scroll machine with capacity modulation
US6089830A (en) * 1998-02-02 2000-07-18 Ford Global Technologies, Inc. Multi-stage compressor with continuous capacity control
US6079952A (en) * 1998-02-02 2000-06-27 Ford Global Technologies, Inc. Continuous capacity control for a multi-stage compressor
US6176686B1 (en) 1999-02-19 2001-01-23 Copeland Corporation Scroll machine with capacity modulation
US6293767B1 (en) 2000-02-28 2001-09-25 Copeland Corporation Scroll machine with asymmetrical bleed hole
US6412293B1 (en) 2000-10-11 2002-07-02 Copeland Corporation Scroll machine with continuous capacity modulation
US6419457B1 (en) 2000-10-16 2002-07-16 Copeland Corporation Dual volume-ratio scroll machine
US6679683B2 (en) * 2000-10-16 2004-01-20 Copeland Corporation Dual volume-ratio scroll machine
US6769880B1 (en) * 2002-09-19 2004-08-03 Mangonel Corporation Pressure blowdown system for oil injected rotary screw air compressor
US8425204B2 (en) * 2004-06-24 2013-04-23 Luk Automobiltechnik Gmbh & Co. Kg Pump
US7547202B2 (en) * 2006-12-08 2009-06-16 Emerson Climate Technologies, Inc. Scroll compressor with capacity modulation
US20090071183A1 (en) * 2007-07-02 2009-03-19 Christopher Stover Capacity modulated compressor
US7811071B2 (en) 2007-10-24 2010-10-12 Emerson Climate Technologies, Inc. Scroll compressor for carbon dioxide refrigerant
US9267504B2 (en) 2010-08-30 2016-02-23 Hicor Technologies, Inc. Compressor with liquid injection cooling
EP2612035A2 (en) 2010-08-30 2013-07-10 Oscomp Systems Inc. Compressor with liquid injection cooling

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612094A (en) * 1979-07-10 1981-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary refrigerant compressor
JPS5879689A (ja) * 1981-11-04 1983-05-13 Toyoda Autom Loom Works Ltd 容量可変型圧縮機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE255114C (ja) *
DE428020C (de) * 1925-05-08 1926-04-23 Schweizerische Lokomotiv Verfahren zur Regelung von Drehkolbenverdichtern
US3367562A (en) * 1966-06-23 1968-02-06 Atlas Copco Ab Means for unloading and controlling compressor units
US3448916A (en) * 1967-06-16 1969-06-10 Ingersoll Rand Co Unloading system for compressors
JPS57159979A (en) * 1981-03-30 1982-10-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Compressor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612094A (en) * 1979-07-10 1981-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary refrigerant compressor
JPS5879689A (ja) * 1981-11-04 1983-05-13 Toyoda Autom Loom Works Ltd 容量可変型圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH029198B2 (ja) 1990-02-28
US4566863A (en) 1986-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6062690A (ja) 部分負荷運転の可能なロ−タリ圧縮機
JPS63302134A (ja) 排気タ−ビン過給機
JPS6146420A (ja) タ−ボ過給機
JPS6229723A (ja) タ−ボ過給機
JPH041495A (ja) 外部制御可能な可変容量式ベーン型圧縮機
JPS5999089A (ja) 容量可変型圧縮機
JPS6229779A (ja) 車輌用空調装置の圧縮機
JPS58222994A (ja) 容量可変型圧縮機
CN111801498B (zh) 具有卸压阀的真空泵
JPS61164038A (ja) タ−ボチヤ−ジヤのサ−ジ防止装置
JPS6388221A (ja) 排気タ−ビン過給機
JPS6245993A (ja) 可変容量回転式圧縮機の容量制御機構
JPS5853691A (ja) ベ−ン圧縮機
JPS6330517B2 (ja)
JPH0377394B2 (ja)
JPH09287463A (ja) ターボチャージャの過給圧制御装置
JPS5970894A (ja) マルチロ−ブ型ベ−ン回転式圧縮機の流量制御装置
JP2002005092A (ja) 可変インレットガイドベーン、ターボ形圧縮機及び冷凍装置
JPS5968593A (ja) 容量可変型圧縮機
JPH0353034Y2 (ja)
JPS6282290A (ja) 可変容量型圧縮機
JPS608490A (ja) 可変容量コンプレツサ
JPH0424559B2 (ja)
JPS62153588A (ja) 圧縮機
JPS5977095A (ja) 容量可変型圧縮機