JPS6059120A - 刺しゆうミシン糸用改質ポリエステルフイラメント - Google Patents
刺しゆうミシン糸用改質ポリエステルフイラメントInfo
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- JPS6059120A JPS6059120A JP16675683A JP16675683A JPS6059120A JP S6059120 A JPS6059120 A JP S6059120A JP 16675683 A JP16675683 A JP 16675683A JP 16675683 A JP16675683 A JP 16675683A JP S6059120 A JPS6059120 A JP S6059120A
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- JP
- Japan
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- embroidery
- thread
- elongation
- modified polyester
- dyeing
- Prior art date
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- Pending
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/44—Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
- D02G3/46—Sewing-cottons or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は刺しゅうミシン糸用原糸として用いられる改質
ポリエステルフィラメントに関するものである。更に詳
しくは、本発明は染色加工性に優れた刺しゅうミシン糸
を製造するだめの改質ポリエステルフィラメントであっ
て、該フィラメントから製造された刺しゅうミシン糸の
刺しゅう加工における可縫性、操業性および刺しゅう加
工品の外観品位および耐久性に優れている刺しゅうミシ
ン糸を製造するだめの改質ポリエステルフィラメントに
関するものである。本発明で言う刺しゅうミシン糸とは
一頭立ミ/ン刺しゅう、多頭式ミシン刺しゅう、シイフ
リー刺しゅうの機械刺しゆうに使われる刺しゅうミ/ン
糸である。
ポリエステルフィラメントに関するものである。更に詳
しくは、本発明は染色加工性に優れた刺しゅうミシン糸
を製造するだめの改質ポリエステルフィラメントであっ
て、該フィラメントから製造された刺しゅうミシン糸の
刺しゅう加工における可縫性、操業性および刺しゅう加
工品の外観品位および耐久性に優れている刺しゅうミシ
ン糸を製造するだめの改質ポリエステルフィラメントに
関するものである。本発明で言う刺しゅうミシン糸とは
一頭立ミ/ン刺しゅう、多頭式ミシン刺しゅう、シイフ
リー刺しゅうの機械刺しゆうに使われる刺しゅうミ/ン
糸である。
具体的にはワッペン、肩章、帽章、ネーム等の識別を目
的とした刺しゅう、ブラツク、ワンピース、ブレザー、
コート、肌着等の服飾のだめの刺しゅう、壁材、壁掛、
椅子張り、椅子カバー、テーブルクロス、テーブルセン
ター、ふとんカバー、座ぶとんカバー等の装飾のだめの
刺しゅう、靴、鞄、帽子、ノ・ンカチ、タオル、クッ7
ョン等の身の廻り雑貨に施す刺しゆうに使われる刺しゅ
うミシン糸である。
的とした刺しゅう、ブラツク、ワンピース、ブレザー、
コート、肌着等の服飾のだめの刺しゅう、壁材、壁掛、
椅子張り、椅子カバー、テーブルクロス、テーブルセン
ター、ふとんカバー、座ぶとんカバー等の装飾のだめの
刺しゅう、靴、鞄、帽子、ノ・ンカチ、タオル、クッ7
ョン等の身の廻り雑貨に施す刺しゆうに使われる刺しゅ
うミシン糸である。
従来、刺しゅうミシン糸用原糸としては、絹、綿等の天
然繊維、レーヨン、ポリノジック等の再生繊維が用いら
れ、とりわけ刺しゅう加工品の外観品位の面からレーヨ
ンが主に用いられてきた。しかしながら、天然繊維や再
生繊維からなる刺しゅうミシン糸を用いた場合、■低強
朋および強度バラツキが大きいことに起因して刺しゅう
加工時にショック切れが起り、刺しゅう加工の操業性を
低下させること、■その刺しゅう加工品は低強度である
だめ着用や洗濯による摩耗でも羽立ちゃ糸切れを生じ耐
久性が劣ること、■吸水・吸湿性であるだめ雨や洗濯等
の水濡れによって収縮が起り、刺しゅう加工面に刺しゆ
うしわが発生し外観品位が劣ること等の欠点がある。
然繊維、レーヨン、ポリノジック等の再生繊維が用いら
れ、とりわけ刺しゅう加工品の外観品位の面からレーヨ
ンが主に用いられてきた。しかしながら、天然繊維や再
生繊維からなる刺しゅうミシン糸を用いた場合、■低強
朋および強度バラツキが大きいことに起因して刺しゅう
加工時にショック切れが起り、刺しゅう加工の操業性を
低下させること、■その刺しゅう加工品は低強度である
だめ着用や洗濯による摩耗でも羽立ちゃ糸切れを生じ耐
久性が劣ること、■吸水・吸湿性であるだめ雨や洗濯等
の水濡れによって収縮が起り、刺しゅう加工面に刺しゆ
うしわが発生し外観品位が劣ること等の欠点がある。
かかる欠点を解決する手段としてポリエステル系合成繊
維、とりわけポリエチレンテレフタレートフィラメント
を用いる方法が検討されてきた。このポリエチレンテレ
フタレートフィラメントを用いることにより上記問題点
は解決されたが、新たに次の問題が発生した。
維、とりわけポリエチレンテレフタレートフィラメント
を用いる方法が検討されてきた。このポリエチレンテレ
フタレートフィラメントを用いることにより上記問題点
は解決されたが、新たに次の問題が発生した。
その第1の問題は、ポリエチレンテレフタレートフィラ
メントは120〜140℃という高温でないと濃色に染
まらないだめ、刺しゅう糸を得るだめには刺しゅうミシ
ン糸(生成糸)を高圧染色機で染色しなければならない
ことである。この高圧染色機は小廻りがきかないだめ、
刺しゅうミシン糸を得るだめの染色工程の操業性(染色
加工性)が大巾に低下する。なんとなれば工業的に行な
われる刺しゅう加工は通常数f〜107単位の色目の異
なった刺しゅうミシン糸を多種類用いて行なわれるが、
色目の異なった刺しゅうミシン糸の種類は数100種類
もあるためこれらすべてを刺しゅう加工現場に常備して
おくことは不可能である。それ故、工業的に刺しゅう加
工を行なうには刺しゅう加工現場近くに染色機を常備し
ておき、生産毎に必要とする色目の異なった刺しゅうミ
シン糸を作らなければならない。そのため染色工程にお
いて小廻りのきかない染色機を用いねばならない場合に
は、染色工程の操業性が大巾に低下する。まだ刺しゅう
業界は、現在刺しゅう用原糸として常圧染色が可能なレ
ーヨンを主体に用いているので、染色機としては常圧染
色機しか持っていない。そのだめ、高価な高圧染色機を
用いなければ染色できないポリエチレンテレフタレート
フィラメントを刺しゅう用原糸として使用するには新だ
な設備を必要とするため、刺しゅう業界として受け入れ
られないのが現状である。
メントは120〜140℃という高温でないと濃色に染
まらないだめ、刺しゅう糸を得るだめには刺しゅうミシ
ン糸(生成糸)を高圧染色機で染色しなければならない
ことである。この高圧染色機は小廻りがきかないだめ、
刺しゅうミシン糸を得るだめの染色工程の操業性(染色
加工性)が大巾に低下する。なんとなれば工業的に行な
われる刺しゅう加工は通常数f〜107単位の色目の異
なった刺しゅうミシン糸を多種類用いて行なわれるが、
色目の異なった刺しゅうミシン糸の種類は数100種類
もあるためこれらすべてを刺しゅう加工現場に常備して
おくことは不可能である。それ故、工業的に刺しゅう加
工を行なうには刺しゅう加工現場近くに染色機を常備し
ておき、生産毎に必要とする色目の異なった刺しゅうミ
シン糸を作らなければならない。そのため染色工程にお
いて小廻りのきかない染色機を用いねばならない場合に
は、染色工程の操業性が大巾に低下する。まだ刺しゅう
業界は、現在刺しゅう用原糸として常圧染色が可能なレ
ーヨンを主体に用いているので、染色機としては常圧染
色機しか持っていない。そのだめ、高価な高圧染色機を
用いなければ染色できないポリエチレンテレフタレート
フィラメントを刺しゅう用原糸として使用するには新だ
な設備を必要とするため、刺しゅう業界として受け入れ
られないのが現状である。
第2の問題は、ポリエチレンテレフタレートフィラメン
トはその糸強度が高すぎるため刺しゅう加工性が低下す
るという点である。
トはその糸強度が高すぎるため刺しゅう加工性が低下す
るという点である。
通常刺しゅう加工は刺しゅう加工開始時にミシン上糸と
ミシン下糸が絡み合ってスムースに運針できるようにす
るだめ、ミシン上糸を予め過剰にミシン上糸ボビンから
引き出し、刺しゅう加工面の近辺に固定して5〜6針縫
目形成後過剰に引き出した刺しゅう始めのミシン上糸を
取り除きつつ進められる。過剰に引き出されたミシン上
糸が固定されだ1ま長く滞留することは刺しゅう枠の移
動に伴って刺しゅう面に引きつれを生じ、刺しゅうミシ
ン糸の配列部れを生じ更に運針の防げとなってミシン上
糸切断につながる。従ってこの過剰に引き出されたミシ
ン上糸は不要糸となるのでただちに除去されねばならな
い。この除去作業は素手で切ることによって行なわれる
のが通常で、もし素手で切ることができないと刺しゅう
ミシンを一旦停止してノ・サミを用いて除去作業を行な
わねばならなくなり、刺しゆう加工の操業性が低下する
。
ミシン下糸が絡み合ってスムースに運針できるようにす
るだめ、ミシン上糸を予め過剰にミシン上糸ボビンから
引き出し、刺しゅう加工面の近辺に固定して5〜6針縫
目形成後過剰に引き出した刺しゅう始めのミシン上糸を
取り除きつつ進められる。過剰に引き出されたミシン上
糸が固定されだ1ま長く滞留することは刺しゅう枠の移
動に伴って刺しゅう面に引きつれを生じ、刺しゅうミシ
ン糸の配列部れを生じ更に運針の防げとなってミシン上
糸切断につながる。従ってこの過剰に引き出されたミシ
ン上糸は不要糸となるのでただちに除去されねばならな
い。この除去作業は素手で切ることによって行なわれる
のが通常で、もし素手で切ることができないと刺しゅう
ミシンを一旦停止してノ・サミを用いて除去作業を行な
わねばならなくなり、刺しゆう加工の操業性が低下する
。
ところでポリエチレンテレフタレートフィラメントは通
常5.Or/d以上の強度を持っているので、刺しゅう
加工中の不要糸の素手による除去作業は手を損傷するこ
とは必至である。それ故、ポリエチレンテレフタレート
フィラメントを刺しゅう光用原糸として用いると刺しゅ
う加工性が低下する。この問題を解決するため強度を低
下させたポリエチレンテレフタレートフィラメントを用
いる方法が考えられるが、強度を低下させると伸度が高
くなり刺しゅう加工時に目飛び、糸切れを生じ、いわゆ
る可縫性が低下する。
常5.Or/d以上の強度を持っているので、刺しゅう
加工中の不要糸の素手による除去作業は手を損傷するこ
とは必至である。それ故、ポリエチレンテレフタレート
フィラメントを刺しゅう光用原糸として用いると刺しゅ
う加工性が低下する。この問題を解決するため強度を低
下させたポリエチレンテレフタレートフィラメントを用
いる方法が考えられるが、強度を低下させると伸度が高
くなり刺しゅう加工時に目飛び、糸切れを生じ、いわゆ
る可縫性が低下する。
第6の問題は、ポリエチレンテレフタレートフィラメン
トはポリエステル用分散染料にしか染まらないだめ、鮮
明な色相および深みのある色調を持つ刺しゅうミシン糸
が得られないことである。刺しゅう加工品にはその用途
からも明らかなように、豪華な雰囲気、華)jllな外
観が要求され、これを達成するには鮮明な色相と深みの
ある色調を持つ刺しゅうミシン糸を用いる必要がある。
トはポリエステル用分散染料にしか染まらないだめ、鮮
明な色相および深みのある色調を持つ刺しゅうミシン糸
が得られないことである。刺しゅう加工品にはその用途
からも明らかなように、豪華な雰囲気、華)jllな外
観が要求され、これを達成するには鮮明な色相と深みの
ある色調を持つ刺しゅうミシン糸を用いる必要がある。
従って、このような色相、色調を持つ刺しゅうミシン糸
が得られないポリエチレンテレフタレートフィラメント
は刺しゅう光用原糸として不適である。
が得られないポリエチレンテレフタレートフィラメント
は刺しゅう光用原糸として不適である。
そこで本発明者らは上記した諸問題を解決するため、常
圧染色が可能となるように5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分を多量に共重合したポリエステルフィラメン
トを用いる方法を検討した。しかしながら、特開昭53
−55022号公報に示されるような方法で得られた常
圧染色可能となるように、5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分を共重合したポリエステルフィラメントを刺
しゅうミシン糸用原糸として用いた場合には、チーズ染
色時の内層と外層との染着差が大きく染色加工性が低下
するとか、刺しゅう加工品をアイロン掛けした時に刺し
ゆうしわが発生し外観品位に劣るという問題が生じた。
圧染色が可能となるように5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分を多量に共重合したポリエステルフィラメン
トを用いる方法を検討した。しかしながら、特開昭53
−55022号公報に示されるような方法で得られた常
圧染色可能となるように、5−ナトリウムスルホイソフ
タル酸成分を共重合したポリエステルフィラメントを刺
しゅうミシン糸用原糸として用いた場合には、チーズ染
色時の内層と外層との染着差が大きく染色加工性が低下
するとか、刺しゅう加工品をアイロン掛けした時に刺し
ゆうしわが発生し外観品位に劣るという問題が生じた。
そこで本発明者らは、金属スルホネ−1・基を含有する
イソフタル酸成分の共重合量、極限粘度、強度、伸度、
切断強力のT荷重における伸度、撚糸後の染色収縮率の
各特性を特定の範囲とすることで刺しゅう光用原糸とし
て好適な特性を有する改質ポリエステルフイラメンi・
が得られることを見出し本発明に到達したものである。
イソフタル酸成分の共重合量、極限粘度、強度、伸度、
切断強力のT荷重における伸度、撚糸後の染色収縮率の
各特性を特定の範囲とすることで刺しゅう光用原糸とし
て好適な特性を有する改質ポリエステルフイラメンi・
が得られることを見出し本発明に到達したものである。
゛ 本発明の目的は、染色加工性に優れた改質ポリエス
テルフィラメントであって、該フィラメントから製造さ
れた刺しゅうミシン糸の刺しゅう加工における可縫性、
操業性および刺しゅう加工品の外観品位および耐久性に
優れている刺しゅうミシン糸を製造するだめの改質ポリ
エステルフィラメントを提供することである。
テルフィラメントであって、該フィラメントから製造さ
れた刺しゅうミシン糸の刺しゅう加工における可縫性、
操業性および刺しゅう加工品の外観品位および耐久性に
優れている刺しゅうミシン糸を製造するだめの改質ポリ
エステルフィラメントを提供することである。
本発明は、金属スルホネート基を含有するイソフタル酸
成分を6.5〜6.5モル%共重合し、極限粘度が0.
65〜0.45である改質ポリエステル繊維であって、
強度が2.0〜3.5における伸度が前記伸度の1以下
、撚糸後の0 染色収縮率が1.6〜6.4%であることを特徴とする
刺しゅうミシン糸用改質ポリエステルフィラメントであ
る。
成分を6.5〜6.5モル%共重合し、極限粘度が0.
65〜0.45である改質ポリエステル繊維であって、
強度が2.0〜3.5における伸度が前記伸度の1以下
、撚糸後の0 染色収縮率が1.6〜6.4%であることを特徴とする
刺しゅうミシン糸用改質ポリエステルフィラメントであ
る。
本発明の改質ポリエステルフィラメントを構成するポリ
エステルは、エチレングリコールを主たるグリコール成
分とし、テレフタル酸またはそのエステルを主たるジカ
ルボン酸成分とするポリエステルを対象とする。このジ
カルボン酸成分の一部を本発明の効果を損なわない範囲
で金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分以外
のジカルボン酸成分、たとえば、イソフタル酸、ジフェ
ニルカルボン酸、グルタル酸、ナフタレンジカルボン酸
、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン酸、アゼライン酸
等のジカルボン酸またはそのエステル、p−オキシ安息
香酸、p−β−オキ7エトキシ安息香酸等のオキシカル
ボン酸またはそのエステルで置きかえても良く、またエ
チレングリコールの一部を本発明の効果を損なわない範
囲で1,4−シ!ロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、テトラエチレンクリコール、ネオペンチルクリ
コール、1,4−シクロヘキサンジオール、ビスフェノ
ールA1ポリアルキレンクリコール等のグリコールで置
きかえても良い。また前記のポリエステルには更にペン
タエリスリトール、トリメチロールプロパン、トリメリ
ット酸、トリメシン酸等の鎖分岐剤を本発明の効果を損
なわない範囲で少割合使用することも可能である。更に
本発明の改質ポリエステルの合成に当っては、当業界周
知の触媒、着色防止剤、アルカリ金属塩等のエーテル結
合副生防止剤、抗酸化剤、二酸化チタン等のつや消し剤
、難燃剤等を適宜使用することができる。特にアルカリ
金属塩にはジエチレングリコール等の副生成物の抑制効
果があり使用するのが好ましい。本発明における共重合
成分である金属スルホネート基を含有するイソフタル酸
成分(以下S成分と言う)とは次式で示される化合物で
あり、具体的にはジメチル(5−ナトリウムスルホ)イ
ソフタレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5−ナト
リウムスルホ)イソフタレート、ビス−4−ヒドロキシ
ブチル(5−ナトリウムスルホ)イノフタレート、ジメ
チル(5−リチウムスルホ)イソフタレート等があげら
れる。
エステルは、エチレングリコールを主たるグリコール成
分とし、テレフタル酸またはそのエステルを主たるジカ
ルボン酸成分とするポリエステルを対象とする。このジ
カルボン酸成分の一部を本発明の効果を損なわない範囲
で金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分以外
のジカルボン酸成分、たとえば、イソフタル酸、ジフェ
ニルカルボン酸、グルタル酸、ナフタレンジカルボン酸
、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン酸、アゼライン酸
等のジカルボン酸またはそのエステル、p−オキシ安息
香酸、p−β−オキ7エトキシ安息香酸等のオキシカル
ボン酸またはそのエステルで置きかえても良く、またエ
チレングリコールの一部を本発明の効果を損なわない範
囲で1,4−シ!ロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、テトラエチレンクリコール、ネオペンチルクリ
コール、1,4−シクロヘキサンジオール、ビスフェノ
ールA1ポリアルキレンクリコール等のグリコールで置
きかえても良い。また前記のポリエステルには更にペン
タエリスリトール、トリメチロールプロパン、トリメリ
ット酸、トリメシン酸等の鎖分岐剤を本発明の効果を損
なわない範囲で少割合使用することも可能である。更に
本発明の改質ポリエステルの合成に当っては、当業界周
知の触媒、着色防止剤、アルカリ金属塩等のエーテル結
合副生防止剤、抗酸化剤、二酸化チタン等のつや消し剤
、難燃剤等を適宜使用することができる。特にアルカリ
金属塩にはジエチレングリコール等の副生成物の抑制効
果があり使用するのが好ましい。本発明における共重合
成分である金属スルホネート基を含有するイソフタル酸
成分(以下S成分と言う)とは次式で示される化合物で
あり、具体的にはジメチル(5−ナトリウムスルホ)イ
ソフタレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5−ナト
リウムスルホ)イソフタレート、ビス−4−ヒドロキシ
ブチル(5−ナトリウムスルホ)イノフタレート、ジメ
チル(5−リチウムスルホ)イソフタレート等があげら
れる。
03M
〔但し、MはNa、Li1に等のアルカリ金属を示し、
A、A’はH、アルキル基または−(CH2) n O
Hを示し、nは2以上の整数を示す。〕 好ましいS成分としてはジメチル(5−すトリウムスル
ホ)イソフタレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5
−ナトリウムスルホ)イノフタレートがあげられる。S
成分は得られるポリエステルフィラメントに対して5.
5〜6.5モル%共重合させることが必要であり、4.
0〜6.0モル%がよシ好ましい。S成分の共重合量が
6,5モル未満では改質ポリエステルフィラメントを十
分な濃色に染色できず、常圧染色機を用いて刺しゅうミ
シン糸を作ることができない。一方、S成分の共重合量
が6.5モル%を越えるとポリエステルフィラメントの
物理的特性、特に耐熱性が低下して延伸時の糸切れが発
生するとともに、刺しゅう加工時に受ける針熱のだめ刺
しゅうミシン糸が劣化し、刺しゅう加工時に糸切れを起
こし可縫性が低下する。本発明における改質ポリエステ
ルフィラメントの極限粘度1d 0.35〜0.45で
あることが必要である。極限粘度が0.35未満では得
られるポリエステルフィラメントの伸度を20%以上と
しだ時の強度が2.0グ/dより低くなり、また極限粘
度がo、45より高いと伸度を35%以下とした時の強
朋が3.5 P/dより高くなり本発明の目的、効果が
達成できない。本発明における改質ポリエステルフィラ
メントの強度は2.0〜6.5f/dであることが必要
である。強度が2.0g/d未満では、そのフィラメン
トから作製した刺しゅうミシン糸が刺しゅう加工中にシ
ョック切れが発生するため、刺しゅう加工の口f縫性が
低下し、まだ着用や洗濯による摩耗で刺しゅう加工品に
毛羽立ち、糸切れが生じる勢耐久性の劣ったものとなる
。一方、強度が6.5f/dを越えると該フィラメント
から作製した刺しゅうミシン糸を用いて刺しゅう加工を
行なう時、刺しゅう始めの不要糸の素手による除去作業
は素手を損傷することなく行なうことができない。その
だめ刺しゅうミジンを一旦停止してハサミを用いて不要
糸の除去作業を行なう必要があり、刺しゅう加工の操業
性が低下する。木発明における改質ポリエステルフィラ
メントの伸度は20〜65%であることが必要で、20
〜60%がより好ましい。伸度が20%未満では延伸時
に毛羽や糸切れが発生して製糸操業性が著しく低下する
と共に、該フィラメントから得られる刺しゅうミシン糸
が刺しゅう加工中にショック切れを起こすだめ、刺しゅ
う加工の可縫性が低下する。一方、伸度が35%を越え
ると該フィラメントから得られる刺しゅうミシン糸は刺
しゅう加工中にミシン針の下降に伴って大きく伸ばされ
るため、ミシン針が下死点から上昇側に移行する時に形
成するミシン上糸ループの形状が不安定となり、−頭立
ミシンや多頭式ミシンではミシン下糸を装着した釜の剣
先がミシン上糸ループを捕捉しにくくなる0またシイフ
リー刺しゅう機ではミシン下糸(コツプ糸)を装着した
シャツトルがミシン」1糸ループを通過しにくくなる。
A、A’はH、アルキル基または−(CH2) n O
Hを示し、nは2以上の整数を示す。〕 好ましいS成分としてはジメチル(5−すトリウムスル
ホ)イソフタレート、ビス−2−ヒドロキシエチル(5
−ナトリウムスルホ)イノフタレートがあげられる。S
成分は得られるポリエステルフィラメントに対して5.
5〜6.5モル%共重合させることが必要であり、4.
0〜6.0モル%がよシ好ましい。S成分の共重合量が
6,5モル未満では改質ポリエステルフィラメントを十
分な濃色に染色できず、常圧染色機を用いて刺しゅうミ
シン糸を作ることができない。一方、S成分の共重合量
が6.5モル%を越えるとポリエステルフィラメントの
物理的特性、特に耐熱性が低下して延伸時の糸切れが発
生するとともに、刺しゅう加工時に受ける針熱のだめ刺
しゅうミシン糸が劣化し、刺しゅう加工時に糸切れを起
こし可縫性が低下する。本発明における改質ポリエステ
ルフィラメントの極限粘度1d 0.35〜0.45で
あることが必要である。極限粘度が0.35未満では得
られるポリエステルフィラメントの伸度を20%以上と
しだ時の強度が2.0グ/dより低くなり、また極限粘
度がo、45より高いと伸度を35%以下とした時の強
朋が3.5 P/dより高くなり本発明の目的、効果が
達成できない。本発明における改質ポリエステルフィラ
メントの強度は2.0〜6.5f/dであることが必要
である。強度が2.0g/d未満では、そのフィラメン
トから作製した刺しゅうミシン糸が刺しゅう加工中にシ
ョック切れが発生するため、刺しゅう加工の口f縫性が
低下し、まだ着用や洗濯による摩耗で刺しゅう加工品に
毛羽立ち、糸切れが生じる勢耐久性の劣ったものとなる
。一方、強度が6.5f/dを越えると該フィラメント
から作製した刺しゅうミシン糸を用いて刺しゅう加工を
行なう時、刺しゅう始めの不要糸の素手による除去作業
は素手を損傷することなく行なうことができない。その
だめ刺しゅうミジンを一旦停止してハサミを用いて不要
糸の除去作業を行なう必要があり、刺しゅう加工の操業
性が低下する。木発明における改質ポリエステルフィラ
メントの伸度は20〜65%であることが必要で、20
〜60%がより好ましい。伸度が20%未満では延伸時
に毛羽や糸切れが発生して製糸操業性が著しく低下する
と共に、該フィラメントから得られる刺しゅうミシン糸
が刺しゅう加工中にショック切れを起こすだめ、刺しゅ
う加工の可縫性が低下する。一方、伸度が35%を越え
ると該フィラメントから得られる刺しゅうミシン糸は刺
しゅう加工中にミシン針の下降に伴って大きく伸ばされ
るため、ミシン針が下死点から上昇側に移行する時に形
成するミシン上糸ループの形状が不安定となり、−頭立
ミシンや多頭式ミシンではミシン下糸を装着した釜の剣
先がミシン上糸ループを捕捉しにくくなる0またシイフ
リー刺しゅう機ではミシン下糸(コツプ糸)を装着した
シャツトルがミシン」1糸ループを通過しにくくなる。
そのため刺しゅう加工中に目飛びや糸切れを発生し、刺
しゆう加工における可縫性が低下する。木発明における
改質ポリエステルフィラメントの一以下であることが必
要である。切断強力の0 1 τ荷重における伸度が伸度の旧より大きいと、フィラメ
ントから得られる刺しゅうミシン糸を用いて刺しゅう加
工を行なう場合、刺しゅう基布面から刺しゅうミシン糸
が弓張状に浮き上り、刺しゅう加工品上で刺しゅうミシ
ン糸の配列乱れが生じ、刺しゅう加工品の外観品位が低
下する。たとえば、レインコ−1・地のような織密度が
高い生地や、ジーンズ、作業服地のような中肉厚地織物
や、ハイバロ/、ネオプVン、ウレタン等のコーティン
グ布等のミシン針の貫通抵抗が大きい生地を刺しゅう基
布に使う場合、該刺しゅうミシン糸は針穴でミシン針と
基布にはさまれて基布貫通側で大きく伸ばされる。この
伸ばされた長さに匹敵する長さの刺しゅうミシン糸が刺
しゅう加工面側にたるみ糸として残るだめ、切断強力の
1荷重における伸度が伸度の一以上のフろ 10 イラメントを原糸として使用すると、刺しゅうミシン糸
が刺しゅう基布面から弓張り状に浮き上がるという問題
が発生する。本発明における改質ポリエステルフィラメ
ントの撚糸後の染色収縮率は1.6〜6.4%とするこ
とが必要で、撚糸後の染色収縮率が1.6%未満の場合
は、該ポリエステルフィラメントを撚糸後チーズ染色す
ると、染色時収縮によるチーズの締りがあまりにも少な
いだめ、染色チーズを染液かも引き上げる時にボビンか
ら染色チーズが落ちだシ、巻いた撚糸がチーズ表面から
落ちてしまうことが多い。このため染色チーズの生産収
率が低下し、染色加工性が悪化する。一方、撚糸後の染
色収縮率が6.4%を越えると、該ポリエステルフィラ
メントを撚糸後チーズ染色する時に染色チーズの内層と
外層との染着差が発生して、染色加工時のまた染色時の
収縮率が本発明の上限を越えると、該ポリエステルフィ
ラメントから得られた刺しゅうミシン糸は刺しゅう加工
時に伸びやすいだめ、刺しゅう加工中に目飛びや糸切れ
を発生し、刺しゅう加工における可縫性が低下する。更
に本発明における改質ポリエステルフィラメントの撚糸
、染色処理後の乾熱外縮率が4%以下であると、該フィ
ラメントから得られた刺しゅう加工品を゛アイロンがけ
しだ時の刺しゅう加工品の収縮が低いので刺しゅう基布
面に刺しゆうしわが発生ぜず、外観品位が更に良好とな
るので好ましい。更に本発明の改質ポリエステルフィラ
メントの単繊維の断面形状を6〜5葉断面としておくと
、該ポリエステルフィラメントから得られる刺しゅう加
工品表面での光の反射量が多くなり、優れた光沢が該刺
しゅう加工品に力えられ、刺しゅう加工品の外観品位が
更に良好となるので好ましい。特に6葉断面であるとレ
ーヨ絹様のマイルドな光沢が得られる。また、本発明の
改質ポリエステルフィラメントの単繊維繊度を1.5〜
5デニールとしておくと、該ポリエステルフィラメント
から得られた刺しゅう加工品には優れた光沢と外観品位
が与えられるので好ましい。単繊維繊度が1.5デニ一
ル未満では刺しゅう加工品表面での光の乱がかたくなり
、そのため外観品位が低下するので好ましくない。前記
した新規な本発明の刺しゅうミシン糸用改質ポリエステ
ルフィラメントは、たとえば次の方法により工業的に有
利に製造することができる。すなわち、金属スルホネー
ト基を含有するイソフタル酸成分を6.5〜6.5モル
%共重合し、かつ極限粘度が0.36〜0.46である
改質ポリエステルを通常の方法で製造し、このポリエス
テルを真空乾燥後通常の方法で溶融紡糸する。得られた
未延伸フィラメントを70〜100℃の供給ローラと8
0〜140℃の第1段延伸ローラ間で1.4〜3.2倍
に延伸し、引続き200〜230℃の第2段延伸ローラ
間で全延伸倍率が2.2〜3.2倍になるように延伸し
、引続き第2段延伸ローラと非加熱の引取ローラ間で6
〜10%の制限収縮を行なう。前記第2段延伸ローラの
接触滞留時間は0.03〜2秒間とするのが好ましい。
しゆう加工における可縫性が低下する。木発明における
改質ポリエステルフィラメントの一以下であることが必
要である。切断強力の0 1 τ荷重における伸度が伸度の旧より大きいと、フィラメ
ントから得られる刺しゅうミシン糸を用いて刺しゅう加
工を行なう場合、刺しゅう基布面から刺しゅうミシン糸
が弓張状に浮き上り、刺しゅう加工品上で刺しゅうミシ
ン糸の配列乱れが生じ、刺しゅう加工品の外観品位が低
下する。たとえば、レインコ−1・地のような織密度が
高い生地や、ジーンズ、作業服地のような中肉厚地織物
や、ハイバロ/、ネオプVン、ウレタン等のコーティン
グ布等のミシン針の貫通抵抗が大きい生地を刺しゅう基
布に使う場合、該刺しゅうミシン糸は針穴でミシン針と
基布にはさまれて基布貫通側で大きく伸ばされる。この
伸ばされた長さに匹敵する長さの刺しゅうミシン糸が刺
しゅう加工面側にたるみ糸として残るだめ、切断強力の
1荷重における伸度が伸度の一以上のフろ 10 イラメントを原糸として使用すると、刺しゅうミシン糸
が刺しゅう基布面から弓張り状に浮き上がるという問題
が発生する。本発明における改質ポリエステルフィラメ
ントの撚糸後の染色収縮率は1.6〜6.4%とするこ
とが必要で、撚糸後の染色収縮率が1.6%未満の場合
は、該ポリエステルフィラメントを撚糸後チーズ染色す
ると、染色時収縮によるチーズの締りがあまりにも少な
いだめ、染色チーズを染液かも引き上げる時にボビンか
ら染色チーズが落ちだシ、巻いた撚糸がチーズ表面から
落ちてしまうことが多い。このため染色チーズの生産収
率が低下し、染色加工性が悪化する。一方、撚糸後の染
色収縮率が6.4%を越えると、該ポリエステルフィラ
メントを撚糸後チーズ染色する時に染色チーズの内層と
外層との染着差が発生して、染色加工時のまた染色時の
収縮率が本発明の上限を越えると、該ポリエステルフィ
ラメントから得られた刺しゅうミシン糸は刺しゅう加工
時に伸びやすいだめ、刺しゅう加工中に目飛びや糸切れ
を発生し、刺しゅう加工における可縫性が低下する。更
に本発明における改質ポリエステルフィラメントの撚糸
、染色処理後の乾熱外縮率が4%以下であると、該フィ
ラメントから得られた刺しゅう加工品を゛アイロンがけ
しだ時の刺しゅう加工品の収縮が低いので刺しゅう基布
面に刺しゆうしわが発生ぜず、外観品位が更に良好とな
るので好ましい。更に本発明の改質ポリエステルフィラ
メントの単繊維の断面形状を6〜5葉断面としておくと
、該ポリエステルフィラメントから得られる刺しゅう加
工品表面での光の反射量が多くなり、優れた光沢が該刺
しゅう加工品に力えられ、刺しゅう加工品の外観品位が
更に良好となるので好ましい。特に6葉断面であるとレ
ーヨ絹様のマイルドな光沢が得られる。また、本発明の
改質ポリエステルフィラメントの単繊維繊度を1.5〜
5デニールとしておくと、該ポリエステルフィラメント
から得られた刺しゅう加工品には優れた光沢と外観品位
が与えられるので好ましい。単繊維繊度が1.5デニ一
ル未満では刺しゅう加工品表面での光の乱がかたくなり
、そのため外観品位が低下するので好ましくない。前記
した新規な本発明の刺しゅうミシン糸用改質ポリエステ
ルフィラメントは、たとえば次の方法により工業的に有
利に製造することができる。すなわち、金属スルホネー
ト基を含有するイソフタル酸成分を6.5〜6.5モル
%共重合し、かつ極限粘度が0.36〜0.46である
改質ポリエステルを通常の方法で製造し、このポリエス
テルを真空乾燥後通常の方法で溶融紡糸する。得られた
未延伸フィラメントを70〜100℃の供給ローラと8
0〜140℃の第1段延伸ローラ間で1.4〜3.2倍
に延伸し、引続き200〜230℃の第2段延伸ローラ
間で全延伸倍率が2.2〜3.2倍になるように延伸し
、引続き第2段延伸ローラと非加熱の引取ローラ間で6
〜10%の制限収縮を行なう。前記第2段延伸ローラの
接触滞留時間は0.03〜2秒間とするのが好ましい。
なお、通常溶融紡糸時に極限粘度が低下するので本発明
の改質ポリエステルフィラメントを製造するだめのポリ
エステルの極限粘度は0.36〜0.46としておくと
よい。
の改質ポリエステルフィラメントを製造するだめのポリ
エステルの極限粘度は0.36〜0.46としておくと
よい。
(1)本発明の改質ポリエステルフィラメントは、金属
スルホネート基を含有するイノフタル酸成分を6.5〜
6.5モル%共重合しているので、100℃以下の温度
で十分に濃色に染色することができる。従って、小廻シ
がきく常圧染色機を用いて染色でき、常圧染色機しか常
備していない刺しゅう業界にとって新たな設備を導入せ
ずに使用できる染色加工性の向上したポリエステルフィ
ラメントである。
スルホネート基を含有するイノフタル酸成分を6.5〜
6.5モル%共重合しているので、100℃以下の温度
で十分に濃色に染色することができる。従って、小廻シ
がきく常圧染色機を用いて染色でき、常圧染色機しか常
備していない刺しゅう業界にとって新たな設備を導入せ
ずに使用できる染色加工性の向上したポリエステルフィ
ラメントである。
(2)本発明の改質ポリエステルフィラメントは、金属
スルホネート基を含有するイソフタル酸成分を6.5〜
6.5モル%共重合しているので、該フィラメントは鮮
明な色相および深みのある色調が出せる塩基性染料可染
性であり、該フィラメントから得られる刺しゅう加工品
には豪華な雰囲気、華麗さを持つ外観が与えられ外観品
位が高い。
スルホネート基を含有するイソフタル酸成分を6.5〜
6.5モル%共重合しているので、該フィラメントは鮮
明な色相および深みのある色調が出せる塩基性染料可染
性であり、該フィラメントから得られる刺しゅう加工品
には豪華な雰囲気、華麗さを持つ外観が与えられ外観品
位が高い。
(3)本発明の改質ポリエステルフィラメントは疎水性
であるだめ、該フィラメントから得られる刺しゅう加工
品は水濡れによる収縮が起こらず、刺しゅう基布面に刺
しゆうしわが発生しない。そして外観品位が優れている
。このため速乾性衣料を刺しゅう加工する場合の刺しゅ
う用原糸として最適である。
であるだめ、該フィラメントから得られる刺しゅう加工
品は水濡れによる収縮が起こらず、刺しゅう基布面に刺
しゆうしわが発生しない。そして外観品位が優れている
。このため速乾性衣料を刺しゅう加工する場合の刺しゅ
う用原糸として最適である。
は糸強度が2,0〜3.5グ/dであり、該フィラメン
トから得られた刺しゅうミ/ン糸は刺しゅう加工中にシ
ョック切れが起こらず可縫性が優れている。また、刺し
ゅう加工中の刺しゅう始めの不要糸の除去作業を素手で
行なうことができるので、刺しゅう加工の操業性がよい
。また、着用や洗濯による摩耗で刺しゅう加工品に毛羽
立ちゃ糸切れが生じないので耐久性に優れている。
トから得られた刺しゅうミ/ン糸は刺しゅう加工中にシ
ョック切れが起こらず可縫性が優れている。また、刺し
ゅう加工中の刺しゅう始めの不要糸の除去作業を素手で
行なうことができるので、刺しゅう加工の操業性がよい
。また、着用や洗濯による摩耗で刺しゅう加工品に毛羽
立ちゃ糸切れが生じないので耐久性に優れている。
(5)本発明の改質ポリエステルフィラメントは伸度が
20〜65%であり、製糸操業性がよく該フィラメント
から得られる刺しゆうミシン糸は刺しゅう加工中にショ
ック切れが起こらず、また目飛びや糸切れの発生が少な
く刺しゅう加工で優れた可縫性を有する。
20〜65%であり、製糸操業性がよく該フィラメント
から得られる刺しゆうミシン糸は刺しゅう加工中にショ
ック切れが起こらず、また目飛びや糸切れの発生が少な
く刺しゅう加工で優れた可縫性を有する。
(6)本発明の改質ポリエステルフィラメント■以下で
あシ、該フィラメントから得られ入市111商らぐ、ソ
ソ玄糾血11+几ら力11下山W湘1しゆう基布面から
浮き上がることがなく、刺しゅう加工品の外観品位が優
れている。
あシ、該フィラメントから得られ入市111商らぐ、ソ
ソ玄糾血11+几ら力11下山W湘1しゆう基布面から
浮き上がることがなく、刺しゅう加工品の外観品位が優
れている。
まだ、伸度が20〜35%であることから切断強力の1
荷重における伸度(低荷重時伸度)が低い。通常刺しゅ
う加工中に刺しゅうミシン糸に加わる張力は刺しゅうミ
シン糸強力の約7荷重であるので、低荷重時伸度の低い
本発明の改質ポリエステルフィラメントから得られる刺
しゅうミシン糸は刺しゅう加工中のに伸ばされにくい。
荷重における伸度(低荷重時伸度)が低い。通常刺しゅ
う加工中に刺しゅうミシン糸に加わる張力は刺しゅうミ
シン糸強力の約7荷重であるので、低荷重時伸度の低い
本発明の改質ポリエステルフィラメントから得られる刺
しゅうミシン糸は刺しゅう加工中のに伸ばされにくい。
このため、更に刺しゅう加工中の目飛びや糸切れの発生
が少なく、また刺しゅう加工中に刺しゅう基布面からの
刺しゅうミシン糸の浮き上りが少なく、刺しゅう加工の
可縫性、刺しゅう加工品の外観品位が優れている。
が少なく、また刺しゅう加工中に刺しゅう基布面からの
刺しゅうミシン糸の浮き上りが少なく、刺しゅう加工の
可縫性、刺しゅう加工品の外観品位が優れている。
(力 本発明の改質ポリエステルフィラメントの撚糸後
の染色収縮率は1.6〜6.4%であり、チーズ染色時
にボビンからの染色チーズのぬけが発生せず、また染色
チーズの内層と外層との染着差がなく、染色加工性に優
れている。また伸度が20〜35%であす ること、切断強力の了荷重における伸度が伸度の1以下
であることと相絡まって、本0 発明の改質ポリエステルフィラメントから得られる刺し
ゅうミシン糸は刺しゅう加工中に伸ばされにくい。それ
故、刺しゅう加工後の刺しゅうミシン糸の伸長回復(瞬
間回復、遅延回復)が小さく、刺しゅう加工後刺しゅう
枠をはずした時に起こる刺しゅうミシン糸の伸長回復に
よる刺しゆうしわが発生せず、刺しゅう加工品の外観品
位が優れている。
の染色収縮率は1.6〜6.4%であり、チーズ染色時
にボビンからの染色チーズのぬけが発生せず、また染色
チーズの内層と外層との染着差がなく、染色加工性に優
れている。また伸度が20〜35%であす ること、切断強力の了荷重における伸度が伸度の1以下
であることと相絡まって、本0 発明の改質ポリエステルフィラメントから得られる刺し
ゅうミシン糸は刺しゅう加工中に伸ばされにくい。それ
故、刺しゅう加工後の刺しゅうミシン糸の伸長回復(瞬
間回復、遅延回復)が小さく、刺しゅう加工後刺しゅう
枠をはずした時に起こる刺しゅうミシン糸の伸長回復に
よる刺しゆうしわが発生せず、刺しゅう加工品の外観品
位が優れている。
(8)更に、本発明の改質ポリエステルフィラメントの
撚糸、染色処理後の乾熱収縮率を4%以下とすることに
より、該フィラメントから得られた刺しゅう加工品はア
イロンかけ時に刺しゅう基布面に刺しゆうしわが更に発
生しにくくなり、刺しゅう加工品の外観品位が更に良好
となる。
撚糸、染色処理後の乾熱収縮率を4%以下とすることに
より、該フィラメントから得られた刺しゅう加工品はア
イロンかけ時に刺しゅう基布面に刺しゆうしわが更に発
生しにくくなり、刺しゅう加工品の外観品位が更に良好
となる。
(9)更に本発明の改質ポリエステルフィラメントの単
繊維断面を3〜5葉とすることにより、該フィラメント
から得られた刺しゅう加工品は優れた光沢を有し、更に
豪華な雰囲気、華麗さが表現され外観品位が更に向上す
る。特に6葉断面としておくとレーヨン並の強い光沢が
、5葉断面であると絹様のマイルドな光沢が得られる。
繊維断面を3〜5葉とすることにより、該フィラメント
から得られた刺しゅう加工品は優れた光沢を有し、更に
豪華な雰囲気、華麗さが表現され外観品位が更に向上す
る。特に6葉断面としておくとレーヨン並の強い光沢が
、5葉断面であると絹様のマイルドな光沢が得られる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
なお、実施例中の各特性値の測定方法は次のとおりであ
る。
る。
ポリエステルまたはポリエステルフィラメントをオルソ
クロロフェノール中に溶解し、25℃での測定値で表示
する。
クロロフェノール中に溶解し、25℃での測定値で表示
する。
Perkin −Eltr社製DSC−1Bを使用し、
試料ポリエステル10■を用いて窒素ガス雰囲気下、常
温から16℃/ minの速度で昇温〔強度、伸度、切
断強力の1荷重における伸度〕20℃、65%RHの標
準大気中において、定速伸長型の引張試験機を使用して
、試料長200y+on、クロスヘッド速度200 m
m / min、引張速度100%/ min 、チャ
ート速度200咽/ minで引張った時に得られる荷
重−伸長率曲線からめる。強度は最高強力を読み取シ試
験前のデニールで除した値で表し、伸度は最高強力を示
した時の伸度の値で表し、切曲線において最高強力の上
の値を示す強力値の伸度で表す。
試料ポリエステル10■を用いて窒素ガス雰囲気下、常
温から16℃/ minの速度で昇温〔強度、伸度、切
断強力の1荷重における伸度〕20℃、65%RHの標
準大気中において、定速伸長型の引張試験機を使用して
、試料長200y+on、クロスヘッド速度200 m
m / min、引張速度100%/ min 、チャ
ート速度200咽/ minで引張った時に得られる荷
重−伸長率曲線からめる。強度は最高強力を読み取シ試
験前のデニールで除した値で表し、伸度は最高強力を示
した時の伸度の値で表し、切曲線において最高強力の上
の値を示す強力値の伸度で表す。
マルチフィラメントをイタリ一式ネン糸(幾を用いてス
ピンドル回転数9600 rpm、ヨリ数(Tり=60
00/V石−(Dはマルチフィラメントの総デニール数
)で、S方向にヨリをかける。得られた撚糸を2本合糸
し、イタリ一式ネン糸機を用いてスピンドル回転敬7
2 0 0 rprn、 E リ 数 (T2) =
0. 8 2 X TtでZ方向にヨリをかけ、ボビン
に巻き取り1子撚糸を作製する。該ボビンに巻き取られ
た状態で1子撚糸をファイバーセッターで温度55℃の
温水中で40分間熱処理を行たいヨリ止めセットする。
ピンドル回転数9600 rpm、ヨリ数(Tり=60
00/V石−(Dはマルチフィラメントの総デニール数
)で、S方向にヨリをかける。得られた撚糸を2本合糸
し、イタリ一式ネン糸機を用いてスピンドル回転敬7
2 0 0 rprn、 E リ 数 (T2) =
0. 8 2 X TtでZ方向にヨリをかけ、ボビン
に巻き取り1子撚糸を作製する。該ボビンに巻き取られ
た状態で1子撚糸をファイバーセッターで温度55℃の
温水中で40分間熱処理を行たいヨリ止めセットする。
このヨリ止めセットされた1子撚糸のデニールの−の数
に相当する荷0 重をかけて測定された長さtoの1子撚糸を無張力下で
、98℃のka’yacryl Yellow3GS1
,5%owfからなる温水中に浴比1:50で60分間
放置した後、そこから取り出して標準大気中に4時間放
置し、再び上記の荷重をかけて測寓した長さLlから式
((to−t+)/4o )x 1o oを用いて得だ
値で示す。
に相当する荷0 重をかけて測定された長さtoの1子撚糸を無張力下で
、98℃のka’yacryl Yellow3GS1
,5%owfからなる温水中に浴比1:50で60分間
放置した後、そこから取り出して標準大気中に4時間放
置し、再び上記の荷重をかけて測寓した長さLlから式
((to−t+)/4o )x 1o oを用いて得だ
値で示す。
」1記撚糸後の染色収縮率をめる方法で得られたヨリ止
めセット後の1子撚糸を用い、該1子撚糸を無張力下で
98℃のkayacrylYellow 3O81,5
%owfからなる温水中に浴比1:50で60分間放置
する。次いで温水から取り出して標準大気中に4時間放
置し、1子撚糸のデニールの±の数に相当する0 荷重をかけて測定された長さAoの試料を無張力下で1
80℃の空気中に20分間放置した後、前記空気中から
取り出して標準大気中に3時間放置し、再び上記の荷重
をかけて測定した長さtlから式((to−tl)/4
o ] x100を用いて得だ値で表す。
めセット後の1子撚糸を用い、該1子撚糸を無張力下で
98℃のkayacrylYellow 3O81,5
%owfからなる温水中に浴比1:50で60分間放置
する。次いで温水から取り出して標準大気中に4時間放
置し、1子撚糸のデニールの±の数に相当する0 荷重をかけて測定された長さAoの試料を無張力下で1
80℃の空気中に20分間放置した後、前記空気中から
取り出して標準大気中に3時間放置し、再び上記の荷重
をかけて測定した長さtlから式((to−tl)/4
o ] x100を用いて得だ値で表す。
評価すべきフィラメントを27ゲージの靴下編機により
筒編地を作製し、常法によりい、2%の非イオン活性剤
〔サンデツ)G−900(三洋化成■製)〕と0.2%
のノーダ灰を含む沸とう水で5分間煮沸精練し、次いで
水洗・乾燥する。得られた筒編地をマラカイトグリーン
10%owf、酢酸0.51ノvl/ L 、酢酸ノー
ズCJ、2?/lからなる浴比1:50の98℃の熱水
溶液で60分間染色を行なう。次いで、この筒編地を引
き上げた後の染色残液中の染料濃度を測定し、筒編地の
染料吸尽率をめる。
筒編地を作製し、常法によりい、2%の非イオン活性剤
〔サンデツ)G−900(三洋化成■製)〕と0.2%
のノーダ灰を含む沸とう水で5分間煮沸精練し、次いで
水洗・乾燥する。得られた筒編地をマラカイトグリーン
10%owf、酢酸0.51ノvl/ L 、酢酸ノー
ズCJ、2?/lからなる浴比1:50の98℃の熱水
溶液で60分間染色を行なう。次いで、この筒編地を引
き上げた後の染色残液中の染料濃度を測定し、筒編地の
染料吸尽率をめる。
〔可縫性〕
株式会社パルダン製モデルBeatlO1のコノピユー
タ−制御による刺しゅうミシンを用い、ミ/ン回転数6
00針/分の速さで絶運針数7250針からなるバラの
花柄を刺しゆうする。なお、ミシン針にはオルガン製D
D K−5、#11を使い、刺しゅう基布にはポリエ
ステル80%、綿20%の混紡糸からなる日付275P
7’yyz”の織目の混んだ中肉の作業服地を使用する
。なお、可縫性は各刺しゅうミシン糸毎に5回反復し、
反復回数5回における不良発生数(糸切れ、目飛び)の
合計数で表す。
タ−制御による刺しゅうミシンを用い、ミ/ン回転数6
00針/分の速さで絶運針数7250針からなるバラの
花柄を刺しゆうする。なお、ミシン針にはオルガン製D
D K−5、#11を使い、刺しゅう基布にはポリエ
ステル80%、綿20%の混紡糸からなる日付275P
7’yyz”の織目の混んだ中肉の作業服地を使用する
。なお、可縫性は各刺しゅうミシン糸毎に5回反復し、
反復回数5回における不良発生数(糸切れ、目飛び)の
合計数で表す。
実施例1
ジメチルテレフタレート150Kg、エチレングリコー
ル97Kg、酢酸リチウム2水塩7502、酢酸マンガ
ン4水塩15g、三酸化アンチル(5−ナトリウムスル
ホ)インフタレートを加え、大気圧中で140℃から2
65℃まで攪拌しながら4時間かけて昇温しエステル交
換反応を終了した。
ル97Kg、酢酸リチウム2水塩7502、酢酸マンガ
ン4水塩15g、三酸化アンチル(5−ナトリウムスル
ホ)インフタレートを加え、大気圧中で140℃から2
65℃まで攪拌しながら4時間かけて昇温しエステル交
換反応を終了した。
次いで、トリメチルフォスフエイ)150fおよび二酸
化チタンを16重量%含有したエチレングリコールスラ
リーを6567添加した後、系内を500mmHrに減
圧し、30Kgのエチレングリコールを留去した。その
後1.5時間力・けて24(11℃から280℃に昇温
し、かつ1(1存1;11かけて760叫Hgから1咽
1171で減圧し、i、In以下の減圧を維持して28
0℃で90分間重縮合反応させた。得られたポリエステ
ルの極限粘度および融点を第1表に示す。次いで各ポリ
エステルを真空乾燥し、ろ61■のス1ノット巾0.1
6能、スリット長0.276咽、[1金孔深度0.60
咽のY孔口金を用いて吐出量40 q/1nin、紡糸
温度300℃、紡糸速度1400?n/分で溶融紡糸し
た。この未延伸糸を供給ローラ、第備えだホントロール
型延伸機を用いて、延伸速度60077Z /分で二段
延伸し110デニール、36フイラメントの延伸糸を得
だ。このときのローラ温度は供給ローラを92℃、第1
延伸ローラを120℃、第2延伸ローラを210℃、引
取ローラ25℃としだ。また全延伸倍率を2.5倍とし
、供給ローラと第1延伸ローラ間の延伸倍率を1.74
倍、第1延伸ローラと第2延伸ローラ間の延伸倍率を1
.44倍としだ。まだ第2延伸ローラと引取ローラ間の
収縮率を4.5%とした。
化チタンを16重量%含有したエチレングリコールスラ
リーを6567添加した後、系内を500mmHrに減
圧し、30Kgのエチレングリコールを留去した。その
後1.5時間力・けて24(11℃から280℃に昇温
し、かつ1(1存1;11かけて760叫Hgから1咽
1171で減圧し、i、In以下の減圧を維持して28
0℃で90分間重縮合反応させた。得られたポリエステ
ルの極限粘度および融点を第1表に示す。次いで各ポリ
エステルを真空乾燥し、ろ61■のス1ノット巾0.1
6能、スリット長0.276咽、[1金孔深度0.60
咽のY孔口金を用いて吐出量40 q/1nin、紡糸
温度300℃、紡糸速度1400?n/分で溶融紡糸し
た。この未延伸糸を供給ローラ、第備えだホントロール
型延伸機を用いて、延伸速度60077Z /分で二段
延伸し110デニール、36フイラメントの延伸糸を得
だ。このときのローラ温度は供給ローラを92℃、第1
延伸ローラを120℃、第2延伸ローラを210℃、引
取ローラ25℃としだ。また全延伸倍率を2.5倍とし
、供給ローラと第1延伸ローラ間の延伸倍率を1.74
倍、第1延伸ローラと第2延伸ローラ間の延伸倍率を1
.44倍としだ。まだ第2延伸ローラと引取ローラ間の
収縮率を4.5%とした。
得られた延伸糸特性および製糸性を第1表に示す。
なお、第1表における製糸性はi Kg巻の未延伸糸を
100本延伸した時の延伸時の糸切れ。
100本延伸した時の延伸時の糸切れ。
単糸切れ、毛羽等の欠点が発生しなかった延伸糸の本数
の割合で表しだ。
の割合で表しだ。
次いで、各延伸糸の染色性をめその結果を第1表に示す
。
。
第1表から明らかなように、本発明の要件を満足する実
験番号2〜4は製糸性、染色性共に良好であった。これ
に対し実験番号1はジメチル(5−ナトリウムスルホ)
インフタレートの共重合量が本発明の範囲より少ないの
で染色性が不満足であり、常圧染色が不可能である。ま
だ実験番号5はジメチル(5−ナトリウムスルホ)イソ
フタレートの共重合量が本発明の上限を越えており製糸
性が劣るものであった。これらの延伸糸を用いてイタリ
一式ネン糸機を用いてスピンドル回転数9.60 Or
pm%ヨリ数571T / mでヨリ方向をS方向とし
て下撚糸を作製した。該下撚糸を2本引揃えてスピンド
ル回転数720Orpm1 ヨリ数468T/mでヨリ
方向がZ方向になるように撚糸し、1子撚糸を作成シて
ファイバーセッターで55℃の温水中で40分間熱処理
しヨリ止めセットを行なった。
験番号2〜4は製糸性、染色性共に良好であった。これ
に対し実験番号1はジメチル(5−ナトリウムスルホ)
インフタレートの共重合量が本発明の範囲より少ないの
で染色性が不満足であり、常圧染色が不可能である。ま
だ実験番号5はジメチル(5−ナトリウムスルホ)イソ
フタレートの共重合量が本発明の上限を越えており製糸
性が劣るものであった。これらの延伸糸を用いてイタリ
一式ネン糸機を用いてスピンドル回転数9.60 Or
pm%ヨリ数571T / mでヨリ方向をS方向とし
て下撚糸を作製した。該下撚糸を2本引揃えてスピンド
ル回転数720Orpm1 ヨリ数468T/mでヨリ
方向がZ方向になるように撚糸し、1子撚糸を作成シて
ファイバーセッターで55℃の温水中で40分間熱処理
しヨリ止めセットを行なった。
このヨリ止めセット糸をソフトワインダーを使い、巻密
度0.64で染色チューブにそれぞれ6601巻取った
。ソフト巻した染色チーズを明細書のi’:l”m’
C内容に変更なし)チーズ染色機に装着し、Kayac
rylYellow 3GS 1.5%owf 浴比1
:30.98°C×60分間染色し、刺しゆ・)ミシン
糸を得た。
度0.64で染色チューブにそれぞれ6601巻取った
。ソフト巻した染色チーズを明細書のi’:l”m’
C内容に変更なし)チーズ染色機に装着し、Kayac
rylYellow 3GS 1.5%owf 浴比1
:30.98°C×60分間染色し、刺しゆ・)ミシン
糸を得た。
これらの刺しゅうミシン糸を用いてr*+ 縫性試験を
行ない、その結果を第2表に示す。
行ない、その結果を第2表に示す。
162表
第2表から明らかなように、実験No、 5はジメチル
(5−ナトリウムスルホ)イソフタレートの共重合量が
本発明の上限を越えており口J純性が劣る。
(5−ナトリウムスルホ)イソフタレートの共重合量が
本発明の上限を越えており口J純性が劣る。
実施例2
ジノチル(5−ナトリウムスルホ)イソフタレートの共
重合量を5.0モル%とする以外はすべて実施例1と同
様な方法で行ない、重縮合反応時間を変化させて極限粘
度0.30.0.4D、0.4ろ、0.51のポリエス
テルを製造した。次いでこれらの各ポリエステルを実施
例1と同様な方法で製糸を行ない延伸糸を得だ。得られ
たポリエステルのポリマー特性、糸特性、製糸性を第6
表に示す。得られた延伸糸から実施例1と同様な方法で
刺しゅうミシン糸を得てその可縫性を測定し、その結果
を第3表に示す。
重合量を5.0モル%とする以外はすべて実施例1と同
様な方法で行ない、重縮合反応時間を変化させて極限粘
度0.30.0.4D、0.4ろ、0.51のポリエス
テルを製造した。次いでこれらの各ポリエステルを実施
例1と同様な方法で製糸を行ない延伸糸を得だ。得られ
たポリエステルのポリマー特性、糸特性、製糸性を第6
表に示す。得られた延伸糸から実施例1と同様な方法で
刺しゅうミシン糸を得てその可縫性を測定し、その結果
を第3表に示す。
以下余白
第6表から明らかなように、本発明の要件を満足する実
験番号7.8は製糸性、ミシン糸加工性共に良好であっ
た。これに対し実験番号6は糸の極限粘度が本発明の下
限より低いので、強度が本発明で規定した下限よシ低く
なり、ミシン糸加工性の可縫性が劣っていた。また実験
番号9は糸の極限粘度が本発明の上限を越えており1強
度が本発明で規定した上限より高くなり、ミシン糸加工
性の操業性が劣っていた。ここに言うミシン加工性の操
業性とは、可縫性テスト時に刺しゅう加工始めの不要糸
が素手を損鶴することなく素手で切れるかどうかを意味
し、操業性が劣るということは素手で切れないことを意
味する。
験番号7.8は製糸性、ミシン糸加工性共に良好であっ
た。これに対し実験番号6は糸の極限粘度が本発明の下
限より低いので、強度が本発明で規定した下限よシ低く
なり、ミシン糸加工性の可縫性が劣っていた。また実験
番号9は糸の極限粘度が本発明の上限を越えており1強
度が本発明で規定した上限より高くなり、ミシン糸加工
性の操業性が劣っていた。ここに言うミシン加工性の操
業性とは、可縫性テスト時に刺しゅう加工始めの不要糸
が素手を損鶴することなく素手で切れるかどうかを意味
し、操業性が劣るということは素手で切れないことを意
味する。
実施例ろ
実施例2実験Nn7のポリマーを用いて、第2延伸ロー
ラの温度を変更した以外は実施例1と同様な方法で製糸
を行ない、撚糸後の染色収縮率が8.5%、5.5%%
6.7%、1.4%の延伸糸を得だ。得られた延伸糸の
特性を第4表に示す。
ラの温度を変更した以外は実施例1と同様な方法で製糸
を行ない、撚糸後の染色収縮率が8.5%、5.5%%
6.7%、1.4%の延伸糸を得だ。得られた延伸糸の
特性を第4表に示す。
明細書の浄書(内容に変更なし)
また(4すられた延伸糸を実施例1と同様な方法で撚糸
し染色した。
し染色した。
第 4 表
第4表から明らかなように、本発明の要件を満足する実
験No、 11.12はその染色加」1性が良好である
が、本発明の要件を満足しない実験No、10.13は
染色加工性に劣る。
験No、 11.12はその染色加」1性が良好である
が、本発明の要件を満足しない実験No、10.13は
染色加工性に劣る。
なお、実験No、13は染色液から染色チーズを引き上
げた時にボビンがら染色チースがぬりたので、染色加工
性が劣ると判断した。また実験No、10は染色チーズ
を肉眼判定した時、内層と外層で染め差があったので染
色加工性が劣ると判断した。
げた時にボビンがら染色チースがぬりたので、染色加工
性が劣ると判断した。また実験No、10は染色チーズ
を肉眼判定した時、内層と外層で染め差があったので染
色加工性が劣ると判断した。
実施例4
実施例2中、実験Nn7のポリマーを用いて。
第2延伸ローラと引取ローラ間の収縮率を第5表に示す
如く変化させる以外は、実施例1と同様な方法で製糸し
延伸糸を得だ。
如く変化させる以外は、実施例1と同様な方法で製糸し
延伸糸を得だ。
得られた延伸糸の特性を第5表に示す。この延伸糸を用
いて実施例1と同様な方法で刺しゅうミシン糸を得た。
いて実施例1と同様な方法で刺しゅうミシン糸を得た。
この刺しゅうミシン糸を用いて、可縫性試験と同様な方
法で刺しゅう加工品を得た。
法で刺しゅう加工品を得た。
以下余白
実験Nn14の延伸糸から得られた刺しゅう加工品は、
刺しゅう基布面から刺しゅうミシン糸が浮き上った状態
となっており、刺しゅう加工品の外観が劣っていた。一
方、実験N1115.16の延伸糸から得られた刺しゅ
う加工品の外観は良好であった。
刺しゅう基布面から刺しゅうミシン糸が浮き上った状態
となっており、刺しゅう加工品の外観が劣っていた。一
方、実験N1115.16の延伸糸から得られた刺しゅ
う加工品の外観は良好であった。
比較実施例1
実施例2中、実験NCL7のポリマーを用いて、全延伸
倍率2.8倍、供給ローラと第1延伸ローラ間の延伸倍
率を1.94倍、第1延伸ローラと第2延伸ローラ間の
延伸倍率を1.44倍とする以外は実施例1と同様な方
法で製糸を行なった。
倍率2.8倍、供給ローラと第1延伸ローラ間の延伸倍
率を1.94倍、第1延伸ローラと第2延伸ローラ間の
延伸倍率を1.44倍とする以外は実施例1と同様な方
法で製糸を行なった。
得られたポリエステル延伸糸の糸強度は2.7y/ds
伸度は18%であり、製糸性は76%であり製糸性に劣
るものであった。この延伸糸から実施例1と同様な方法
で刺しゅうミシン糸を作製しその可縫性を調べたところ
、糸切れ回数は8回であり可縫性が劣っていた。
伸度は18%であり、製糸性は76%であり製糸性に劣
るものであった。この延伸糸から実施例1と同様な方法
で刺しゅうミシン糸を作製しその可縫性を調べたところ
、糸切れ回数は8回であり可縫性が劣っていた。
比較実施例2
実施例2中、実験阻8のポリマーを用いて、全延伸倍率
2.1倍、供給ローラと第1延伸ローラ間の延伸倍率を
1,6倍、第1延伸ローラと第2延伸ローラ間の延伸倍
率を1,51倍とする以外は実施例1と同様な方法で製
糸を行なった。
2.1倍、供給ローラと第1延伸ローラ間の延伸倍率を
1,6倍、第1延伸ローラと第2延伸ローラ間の延伸倍
率を1,51倍とする以外は実施例1と同様な方法で製
糸を行なった。
得られたポリエステル延伸糸の糸強度は2.4fI/d
、伸度は58%であった。この延伸糸力・ら実施例1
と同様な方法で刺しゅう汁ンン糸を作製しその可縫性を
調べだところ、目飛び数カ(6回であり可縫性が劣って
いた。
、伸度は58%であった。この延伸糸力・ら実施例1
と同様な方法で刺しゅう汁ンン糸を作製しその可縫性を
調べだところ、目飛び数カ(6回であり可縫性が劣って
いた。
特許出願人 東 し 株 式 会 社
、手彰冒山L「円(万代〉
11jlill !39うI 2 J’l ”l fi
l CI特5′1庁艮官 る 杉 和 人 殿 1、’iイ′1の表示 l旧058年1号′1願 第1667 !、−> 6r
32、発明の名称 刺しゅうミシン糸用改′i(iポ1月スi)レノrラメ
ン′1−3、?ili止を覆る者 事1′1との門1系 Q’5 n’l 出 願 人〒1
03 11 所 東京都中大ト11本橋室町2 J Lll
2 jnJ出明紳1店の1光明の詳1’l % i’j
υす11 ON+1’16、補正の内容
l CI特5′1庁艮官 る 杉 和 人 殿 1、’iイ′1の表示 l旧058年1号′1願 第1667 !、−> 6r
32、発明の名称 刺しゅうミシン糸用改′i(iポ1月スi)レノrラメ
ン′1−3、?ili止を覆る者 事1′1との門1系 Q’5 n’l 出 願 人〒1
03 11 所 東京都中大ト11本橋室町2 J Lll
2 jnJ出明紳1店の1光明の詳1’l % i’j
υす11 ON+1’16、補正の内容
Claims (3)
- (1)金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分
を6.5〜6.5モル%共重合し、極限粘度が0.65
〜0.45である改質ポリエステル繊維であって、強度
が2.0〜3.5 r/d、伸度伸度が前記伸度の±以
下、撚糸後の染色収縮0 率が1.6〜6.4%であることを特徴とする刺しゅう
ミシン糸用改質ポリエステルフィラメント。 - (2)撚糸の染色処理後の乾熱り入線率が4%以下であ
る特許請求の範囲第(1)項記載の刺しゅうミシン糸用
改質ポリエステルフィラメント。 - (3)単繊維の断面形状が3〜5葉断面である特許請求
の範囲第(1)項まだは第(2)項記載の刺しゅうミシ
ン糸用改質ポリエステルフィラメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16675683A JPS6059120A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 刺しゆうミシン糸用改質ポリエステルフイラメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16675683A JPS6059120A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 刺しゆうミシン糸用改質ポリエステルフイラメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6059120A true JPS6059120A (ja) | 1985-04-05 |
Family
ID=15837142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16675683A Pending JPS6059120A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | 刺しゆうミシン糸用改質ポリエステルフイラメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059120A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62282032A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-07 | 帝人株式会社 | ミシン糸用ポリエステル捲縮繊維 |
US6108943A (en) * | 1998-01-30 | 2000-08-29 | Nike, Inc. | Article of footwear having medial and lateral sides with differing characteristics |
KR100415841B1 (ko) * | 1996-08-19 | 2004-04-17 | 주식회사 휴비스 | 폴리에스테르 중공자수사 및 그 제조방법 |
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-
1983
- 1983-09-12 JP JP16675683A patent/JPS6059120A/ja active Pending
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CN107761388B (zh) * | 2017-11-27 | 2020-01-10 | 吴宁 | 一种湘绣立体绣的绣线及其制备方法 |
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