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JPS6048503B2 - 新規な1−フエニル−2−アミノエタノ−ル誘導体 - Google Patents

新規な1−フエニル−2−アミノエタノ−ル誘導体

Info

Publication number
JPS6048503B2
JPS6048503B2 JP51020028A JP2002876A JPS6048503B2 JP S6048503 B2 JPS6048503 B2 JP S6048503B2 JP 51020028 A JP51020028 A JP 51020028A JP 2002876 A JP2002876 A JP 2002876A JP S6048503 B2 JPS6048503 B2 JP S6048503B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
ethanol
dimethyl
phenyl
ether
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51020028A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52105138A (en
Inventor
尚敏 澤田
富夫 大田
善徳 京谷
永 国枝
精一 佐藤
正彦 永倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP51020028A priority Critical patent/JPS6048503B2/ja
Publication of JPS52105138A publication Critical patent/JPS52105138A/ja
Publication of JPS6048503B2 publication Critical patent/JPS6048503B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 OHR1CH3 j1.1 、−−CH−一ーーCH−一ーNH−一ーC−一ーーC
H2−(X)m−一 貴2式中Xは水素原子、水酸基、
ヒドロキシメチル基、ハロゲン原子又はメチルスルファ
モイル基、mは1又は2の数、R1、R2及びR5は同
一でも異本発明は、新規な1−フエニルー2−アミノエ
タノール誘導体に関する。
本発明の化合物は次式て表わされる。R3R。
−Ho一ーCH−−C−−一ーCH3(I)なつてもよ
く、それぞれ水素原子又はメチル基、JR。
は水素原子、R。は水素原子又は水酸基を示し、あるい
はR。とR。は一緒になつて二重結合を示してもよい。
本発明の化合物は少なくとも1個の不整炭素原子を有す
るので、本発明にはその光学活性体及びラセミ体も含ま
れる。本発明の化合物は、たとえば一般式 (式中X及びmは前記の意味を有し、ただしXが水酸基
又はヒドロキシアルキル基の場合は、任意の保護基によ
り保護されていてもよく、Yは基−COCH2Hal又
は−COCHOを示し、ただしR1は前記の意味を有し
、Halは塩素原子又は臭素原子を示す)で表わされる
化合物に、一般式(式中R2、R3、R4及びR,は前
記の意味を有する)て表わされる化合物を作用させるこ
とにより容易に製造できる。
反応条件としては、化合物■においてYが基゛の場合、
化合物■及び化合物■を溶媒中、封管て80〜100゜
Cにおいて1〜30時間加熱することにより、目的化合
物1が得られる。
Yが基−C(1)CH2HaIの場合、化合物■及び化
合物■を溶媒中でO〜10′Cにおいて1〜3(転)間
攪拌し、得られる化合物を還元することにより、目的化
合物Iが得られる。Yが基−COCHOの場合、化合物
■及び化合物■を溶媒中で、氷冷攪拌下に還元剤を加え
て数時間攪拌することにより目的化合物1が得られる。
溶媒としては、たとえばメタノール、エタノール、アセ
トニトリル等が用いられる。
還元剤としては、たとえばパラジウム、酸化パラジウム
等の接触還元触媒、水素化リチウムアルミニウム、水素
化硼素ナトリウム等の水素化錯金属化合物を適宜選択し
て用いることができる。還元行程を含む反応の楊合には
、置換基として水酸基又はヒドロキシアルキル基を有す
る化合物■を適宜な保護基たとえばベンジル基、アシル
基等で保護しておくことが好ましい。
保護された水酸基又はヒドロキシアルキル基は、たとえ
ば加水分解、水添分解等により保護基を脱離する。R3
とR4が一緒になつて二重結合を形成している式1の化
合物は、二重結合を有する相当する化合物■から出発し
、前記と同様な反応により製造することができる。この
二重結合を常法により開裂させて、R3が水素原子、そ
してR4が水素原子又は水酸基を示す化合物1を製造す
ることもできる。なおフェニル基における置換基Xの位
置は、1個の場合も2個の場合も特に限定されない。本
発明の化合物はβ一受容体刺激作用を有し、喘息治療剤
として有用であり、通常は塩の形で用いられる。好まし
い塩としては、たとえば塩酸塩、硫酸塩、マレイン酸塩
、酒石酸塩、クエン酸塩、修酸塩等があげられる。β一
受容体刺激作用としては、気管のβ−アドレナリン受容
体を刺激して気管支平滑筋を弛緩させ、喘息発作を抑制
する作用及び心臓のβ−アドレナリン受容体を刺激し、
循環器系に対して作動する作用が知られており、前者は
β2一受容体、後者はβ1一受容体として区別されてい
る。
喘息治療の分野においてはβ1一受容体には弱く、β2
一受容体には強く作用する薬剤が望ましい。本発明の化
合物のβ1一受容体及びβ2一受容体に対する選択性に
ついて試験した結果を下記に説明する。(1)摘出モル
モツト気管筋弛緩作用 雄性モルモツト(体重400〜600y)を撲殺後、高
木等の方法(薬物学実験、100頁196咋、南山堂参
照)に準じて気管切片鎖状標本を作製し、37±1℃に
保温したタイロード液を満たしたマグヌス装置に懸垂し
、空気を通気した。
アセチルコリン10−5Mの投与により標本を収縮させ
、収縮が最高に達しかつ安定したのち、試験物質を累積
的に投与し、弛緩作用を調べた。標本の収縮はすべてF
Dピックアップ(日本光電社製、SB−1T型)を用い
て等尺性に記録し、静止張力は0.6yとした。その結
果を第1表に示す。試験物質の作用は、アセチルコリン
による収縮が完全に弛緩した場合を弛緩率100%とし
て表わす。なお試験物質は後記実施例により得られる化
合物であり、その番号は実施例番号に対応する。(2)
摘出モルモツト心房標本における変力作用及ひ変時作用
雄性モルモツト (体重500〜1000y)を撲殺2
.後、直ちに放血して心臓を摘出し、酸素を飽和したク
レブスーヘンゼライト液中で心房標本を作製した。
左心房は筋の走行にそつて短冊状に切り取り、変力作用
を調べるため電気刺激(0.5Hz)0.7msec、
2 〜5V)によつて惹起される収縮を測2定した。右
心房はペースメーカー部位を傷つけないようにして周辺
の結合組織をできるだけよく取り去り、変時作用を調べ
るため自動性収縮の拍数を測定した。収縮力は、静止張
力を0.75ダとしてFDビツクニアップ(日本光電社
製、SB−IT型)を用いて等尺性に記録し、心拍数は
タコメーター(日本光電社製、RT−2型)を介して連
続的に記録した。
栄養液としては37±1゜Cに保温したクレブスーヘン
ゼライト液を用い、常に混合ガス(酸素95%、.炭酸
ガス5%)を通気した。試験物質は0.1m1の生理食
塩液に溶解し、507711の浴内に累積的に投与した
。試験結果を第2表(変力作用)及ひ第3表(変時作用
)に示す。
なお試験物質の作用は、それぞれの場合にイソプロテレ
ノール10−5Mの作用を100%として表わす。(3
)ネコにおける気道内抵抗抑制作用 ネコ(体重2.5〜4.0k9)を雌雄を問わずに用い
、コンツエツトーレスラー法(Arch,exp.pa
th.pharmak.l95巻、71〜74頁、19
40年参照)に準じて実験を行なつた。
動物はウレタンークロラロース(500m9/K9十4
0mg/K9腹腔内投与)で麻酔後、背位に固定し、咽
喉部を切関して気管カニユーレを挿入し、陽圧入工呼吸
装置に接続した。
人工呼吸装置から1回に45mι、1分間に25回の割
合で空気を送り、気道内圧変化は水圧変化として低圧ト
ランスデューサ(日本光電社製、Lpu−0.1型)を
介して記録した。ヒスタミン1μg/K9をm分毎に大
腿静脈内に投与し、気道内圧の変化が一定になつたのち
試験物質を静脈内投与し、投与後2分、1紛、以後川分
毎にヒスタミン1pg/K9を投与して、気道内圧の上
昇が試験物質投与前の値に戻るまで観察した。試験結果
を第4表に示す。
試験物質の作用は、試験物質投与前川分のヒスタミン1
pg/K9による気道内圧上昇を100とし、その抑制
率(%)として表わす。なお血圧及び心拍数は大腿動脈
より記録した。以上の試験結果から、本発明の化合物の
作用をイソプロテレノールの作用と比較すると、次ぎの
とおりである。
気管支平滑筋に対する弛緩作用については、化合物11
及び1はイソプロテレノールよりも強く、化合物2は同
程度、化合物5、7及び13はその約80%、その他は
弱い。心房筋に対する変力作用及び変時作用を最大反応
の大きい順に示すと、変力作用は化合物11、イソプロ
テレノール、5、2友3、1友7、2、1、3の順、変
時作用は化合物11、イソプロテレノール、5、23、
13.7、3、2、1の順となる。すなわち化合物11
は両作用ともイソプロテレノールよりも強く、その他は
弱い。気道内抵抗抑制作用については、化合物2、3及
び11はイソプロテレノールとほぼ同程度であり、本化
合物が作用持続時間において優れている。化合物1及び
13はイソプロテレノールの80%程度の作用を示し、
化合物7及び23は10倍量でほぼ同等の作用を有する
ことが認められた。従つて本発明の化合物は、P一受容
体刺激作用を有する薬剤として有用である。
実施例1 1−(3゛−ヒドロキシメチルー4゛−ヒドロキシフェ
ニル)−2 −(1〃,5〃−ジメチルヘキシルアミノ
)一エタ/−ル。
この化合物の製法及び性質を下記に示す。
6−エポキシエチルー2−フェニルー1,3ーベンゾジ
オキサン3ダ、1,5−ジメチルヘキシルアミン8ダ及
びメタノール1.5m.1の混合物を、封管中で100
゜Cにおいて23時間加熱する。
反応終了後、過剰のアミンを留去し、残査をエーテルに
溶解し、水洗して乾燥したのちエーテルを留去すると、
褐色あめ状物質4.7f1が得られる。これをエタノー
ル4m1に溶解し、修酸540m9を加えて溶解したの
ちエーテル80m1を加え、冷所で一夜放眉すると、融
点168〜174゜Cの6−〔2゜一(1“,5〃−ジ
メチルヘキシルアミノ)−1゛−ヒドロキシエチル〕−
2−フェニルー1,3−ベンゾジオキサン修酸塩3.4
4g(収率67.8%)が無色粉末状結晶として得られ
る。得られた修酸塩3.44gをクロロホルム80m1
に溶解し、これに水100m1中の水酸化ナトリウム4
ゾの溶液を加えて攪拌する。
クロロホルム層を分取し、水洗して乾燥したのちクロロ
ホルムを留去すると、遊離塩基の形の1,3−ジオキサ
ン化合物3.07ダが褐色油状物として得られる。この
遊離塩基を0.IN塩酸160m1及びメタノール70
mLの混合液に加え、室温で2.時間攪拌溶解する。
メタノールを留去し、残査に水を加えて500耐となし
、これをダウエツクス50W−X4(ダウケミカル社製
のH+型イオン交換樹脂)45m1に吸着させ、メタノ
ール及び水で順次洗浄したのち、きアンモニア水、次い
でメタノールで溶出する。溶出液から溶媒を留去すると
、あめ状物質2.17yが得られる。これをエタノール
4m1に溶解し、修酸330m9を加えて溶解したのち
エーテル6成を加え、冷所に放置する。析出した結晶を
胛取し、エタノールから再結晶すると、融点134〜1
370Cの1−(3゜−ヒドロキシメチルー4゛−ヒド
ロキシフェニル)−2−(1〃,5〃−ジメチルヘキシ
ルアミノ)一エタノール修酸塩1.27ダ(収率31.
8%)が無色プリズム晶として得られる。元素分析値:
C,,H3ONC).として計算値(%)63.508
.884.11実測値(%)63.248.783.9
2NMR値:8詐?ゝ7.4べ6.80(3H,−N一
旦) 4.73(2FI..s..H0−C専−Ar−)UV
スペクトノレニ入曹九0Hmp(E)227.0(17
616)、278.5(4826)実施例21−(3゛
−ヒドロキシメチルー4゛−ヒドロキシフェニル)−2
−(1〃,5〃−ジメチルー4〃−ヘキセニルアミノ)
一エタノール。
この化合物の製法及び性質を下記に示す。
6−エポキシエチルー2−フェニルー1,3−ベンゾジ
オキサン4.8g、1,5−ジメチルー4−ヘキセニル
アミン12.1y及びメタノール2m1の混合物を、封
管中で100゜Cにおいて2(転)間加熱する。
反応終了後過剰のアミンを留去し、残査にn−ヘキサン
10m1を加えて一夜放置すると、結晶が析出する。得
られた結晶をエーテルから再結晶すると、融点109〜
112゜Cの6−〔2゜−(1゜゛,5“−ジメチルー
4゜゜−ヘキセニルアミノ)−1゛−ヒドロキシエチル
〕−2−フェニルー1,3−ベンゾジオキサン2.24
y(収率31.1%)が無色プリズム晶として得られる
。得られたベンジリデン体1.86ダを0.IN塩酸9
0m1及びメタノール70nLの混合液に加え、室温で
3.5時間攪拌溶解する。
反応終了後反応液に水を加えて3倍に希釈し、不溶物を
胛去し、胛液をダウエツクス50W−X4の30m1に
吸着させ、メタノール及び水で洗浄したのち、2Nアン
モニア水、次いでメタノールで溶出し、溶出液から溶媒
を留去すると、褐色油状物1.4yが得られる。このも
のは放置すると固化する。これをエーテルから再結晶す
ると、融点124〜128エcの1−(3゛−ヒドロキ
シメチルー4゛−ヒドロキシフェニル)−2−(1〃,
”5〃−ジメチルー4〃−ヘキセニルアミノ)一エタノ
ール0.88y(収率63。3%)が無色プリズム晶と
して得られる。
元素分析値:Cl7H,7NO3として CHN 計算値(%)69.579.284.77実測値(%)
69.319.254.64NMR値:8詐S 7.37−6.74(3H..m,.Ar−N.)4.
70(2H..s..H0−C専−Ar)1.09(3
H,,ds.J=6.5、″>CHCW)UVスペクト
ノレニ入曹九0Hmp(E)227.0(24251)
、278.5(6880)実施例31−(3゛−ヒドロ
キシメチルー4゛−ヒドロキシフェニル)−2−(1〃
,5〃−ジメチルー5〃−ヒド口キシヘキシルアミノ)
一エタノール。
この化合物の製法及び性質を下記に示す。
囚6−エポキシエチルー2−フェニルー1,3ーベンゾ
ジオキサン4y)1,5−ジメチルー5−ヒドロキシヘ
キシルアミン11.4ダ及びメタノール2m1の混合物
を、封管中で100℃において2時間加熱する。
以下実施例1と同様に処理すると、融点120〜160
℃の6−〔2’− (1″,5″−ジメチルー5”−ヒ
ドロキシヘキシルアミノ)−1’−ヒドロキシエチル〕
−2−フェニルー1,3−ベンゾジオキサン修酸塩4.
6y(収率66.0%)が無色粉末状結晶として得られ
る。得られた修酸塩を水酸化ナトリウム水溶液及びエー
テルの混合液に加えて攪拌溶解する。エーテル層を分取
し、水洗して乾燥したのちエーテルを.留去すると、遊
離塩基の形の目的化合物3.95yが得られる。これに
0.2N塩酸170mιを加え、室温で1.時間攪拌す
る。反応後に水を加えて3倍に希釈し、不溶物を戸去し
、戸液をダウエツクス50W−X4の60m1に吸着さ
せ、メタノール及び水で洗2浄したのち、2Nアンモニ
ア水、次いでメタノールで溶出し、溶出液から溶媒を留
去すると、黄色油状物2.96yが得られる。この油状
物を実施例1と同様に処理して修酸塩となし、エタノー
ルから再結晶すると、融点168.5〜169.5゜C
(分解)の13−(3’−ヒドロキシメチルー4’ −
ヒドロキシフェニル)−2−(1″,5’−ジメチルー
5’−ヒドロキシヘキシルアミノ)一エタノール修酸塩
1.5ダ(収率42.6%)が無色プリズム晶として得
られる。3− 元素分析値:C,8H3OO6Nとして ■スベクトルニλ浬ΓHmμ(E) 227.0(18076)、2790(12.320)
(B)実施例2で得られた6−〔2’−(1″,5″−
ジメチノレー4″−ヘキセニノレアミノ)−丁一ヒドロ
キシエチル〕−2−フェニルー1,3−ベンゾジオキサ
ン0.89を0.2N塩酸に懸濁し、100℃で6時間
加熱攪拌する。
反応終了後常法により処理すると、褐色シロツプ状物質
600mgが得られる。これを実施例1と同様に処理し
て修酸塩となし、エタノール混合溶媒から再結晶すると
、無色粉末状結晶322m9が得られる。この結晶をさ
らにエタノールから再結晶すると、融点164.0〜1
66.5℃(分解)の1−(3’−ヒドロキシメチルー
4’−ヒドロキシフェニル)−2一(1″,5”−ジメ
チルー5″−ヒドロキシヘキシルアミノ)一エタノール
修酸塩が無色粉末状結晶として得られる。この化合物は
元素分析値、赤外吸収スペクトル、紫外吸収スペクトル
及びガスクロマトグラフィーにおいて(2)にり得られ
た化合物と完全に一致した。
実施例4 1−フエニノレー2−(丁,5’−ジメチノレヘキシル
アミノ)一エタノール。
CH,. こvノ1し貧愕の裂云及ひ任頁を下記に示す。
スチノンオキサイド3g、1,5−ジメチルヘキシルア
ミン15y及びメタノール2m1の混合物を、封管中で
100゜Cにおいて2〜3時間加熱する。反応終了後過
剰のアミンを留去し、残査をエーテルに溶解し、水洗し
て乾燥したのちエーテルを留去し、常法により塩酸塩と
する。得られた塩酸塩をメタノ−ルーエーテル混合溶奴
から再結晶すると、融点125〜12TCの1−フェニ
ルー2−(「,5゛−ジメチルヘキシルアミノ)−エタ
ノール塩酸塩の結晶2.66ダ(収率36.5%)が〃
得られる。
元素分析値:C,6H2,NO−HCIとして実施例5
1−(3゛,5゛−ジヒドロキシフエニル)−2一(1
〃,5〃−ジメチルー5゜゛−ヒドロキシヘキシルアミ
ノ)一エタノール。
この化合物の製法及び性質を下記に示す。
3,5−ジベンジルオキシスチレンオキサイド6.4ダ
、1,5−ジメチルー5−ヒドロキシヘキシルアミン1
5.0f及びメタ/−ル2蔵の混合物を、封管中で10
0゜Cにおいて21時間加熱する。
反応終了後過剰のアミンを留去し、残査をクロロホルム
に溶解し、水洗して乾燥したのち溶媒を留去すると、油
状物が得られる。この油状物をエーテルに溶解し、室温
て放置すると結晶が析出する。得られた結晶を無水エー
テルから再結晶すると、融点103〜106エcの1−
(3゛,5゛−ジベンジルオキシフェニル)−2−(『
゜,5〃−ジメチルー5〃−ヒドロキシヘキシルアミノ
)一エタノール1.3ダ(収率14.0%)が無色粉末
状結晶として得られる。元素分析値:C3.)FI39
O,NとしてNMR値:8祢乳7.25(IOH,sぃ
−0−CI(2−C6曳)7.45−6.25(3FI
..Ar−U)得られたジベンジル体1.0ダをメタノ
ール20mLに溶解し、10%のパラジウム炭素400
m9を加え、室温で接触還元する。
反応終了後触媒を戸去し、溶媒を留去すると、1−(3
゛,5゛−ジヒドロキシフエニル)−2−(1〃,5〃
−ジメチルー5〃−ヒドロキシヘキシルアミノ)一エタ
ノール650m9が白色粉末として得られる。実施例6 1−(3゛−メタンスルホンアミドー4゛−ヒドロキシ
フェニル)−2−(1〃,5〃−ジメチルヘキシルアミ
ノ)一エタノール。
この化合物の製法及び性質を下記に示す。
2−ベンジルオキシー2−(2゛−ブロムアセチル)−
メタンスルホンアニリド25fをアセトニトリル170
m1に懸濁し、O 〜10をcに保ち、これにアセトニ
トリル40耐中の2−ベンジルアミノー6ーメチルヘプ
タン27.5ダの溶液を滴下する。
滴下終了後、同じ温度で2.5時間攪拌する。反応終了
後アセトニトリルを室温以下で留去し、残査をクロロホ
ルムに溶解し、炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄
し、乾燥したのちクロロホルムを30゜C以下て留去す
ると、油状物47.4ダが得られる。これをシリカゲル
カラムクロマトグラフィーによりクロロホルムで溶出し
て精製する。溶出液からクロロホルムを留去すると、2
−ベンジルオキシー5−〔2゛一(N−ベンジルー1〃
,5〃−ジメチルヘキシルアミノ)−アセチル〕−メタ
ンスルホンアニリド19.0y(収率60.0%)があ
め状物質として得られる。得られたN−ベンジル体をエ
タノール240m1に溶解し、これに5%パラジウム炭
素3.5yを加え、室温で接触還元する。
反応終了後触媒を戸去し、溶媒を留去すると、粗生成物
12.4yが得られる。これをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによりクロロホルム−メタノール混合溶媒
(10:1)を用いて溶出して精製する。溶出液から溶
媒を留去すると、無晶形物質6.7ダが得られる。これ
を実施例1と同様に処理して修酸84.1m9を用いて
修酸塩となし、メタノ−ルーエタノール混合溶媒から再
結晶すると、融点175〜178゜C(分解)の1−(
3゛−メタンスルホンアミドー4゛−ヒドロキシフェニ
ル)゜−2− (1〃,5〃−ジメチルヘキシルアミノ
)一エタノール修酸塩2.6y(収率17.1%)が無
色粉末状結晶として得られる。元素分析値:C,8H3
lN,O6Sとして実施例71−(2”−クロロフェニ
ル)−2−(1〃,5〃ージメチルヘキシルアミノ)一
エタノール。
この化合物の製法及び性質を下記に示す。
メタノール70m1中のo−クロロフエニルグリオキサ
ール7yの溶液に、氷冷攪拌下に1,5−ジメチルヘキ
シルアミン5.9yを滴下し、次いで水素化硼素ナトリ
ウム1.75yを少量ずつ3粉間に添加し、3時間氷冷
下に攪拌する。反応終了後溶媒を減圧下に留去し、残査
を希塩酸で酸性となし、エーテルで抽出する。エーテル
層を分取し、水洗いして乾燥したのち溶媒を留去すると
、無色油状物が得られる。水層は炭酸カリウムでアルカ
リ性となし、エーテルで抽出し、エーテル層を希塩酸で
酸性にしたのち、前記と同様に処理すると油状物が得ら
れる。得られた油状物を合わせ、エ−テルーイソプロピ
ルエーテル混合溶媒から再結晶すると、融点84〜87
゜Cの1−(2゛−クロロフェニル)−2 −(1゜゛
,5〃−ジメチルヘキシルアミノ)一エタノール塩酸塩
6.1y(収率45.9%)が針状晶として得られる。
元素分析値:Q6H26NOCl・HCIとして下記の
化合物も前記と同様にして製造される。
実施例81−フェニルー2−(『,5”−ジメチルー5
゛ーヒドロキシヘキシルアミノ)一エタノール。
NMR値:8託乳実施例9 1−(4’−ヒドロキシフェニル)−2−(1″,5”
−ジメチルー5”−ヒドロキシヘキシルアミノ)一エタ
ノール。
NMR値:δ井g’D 曹 ハ^ Λ−Ii) 実施例10 1−(3’,4’−ジヒドロキシフエニル)−2 −(
1″,5”−ジメチルー5’−ヒドロキシヘキシルアミ
ノ)一エタノール。
NMR値:δ井禰D 実施例11 1−(4’−ヒドロキシフェニル)−2−(1″,5”
−ジメチルヘキシルアミノ)一エタノール。
NMR値:δ命XD▼▼、 実施例12 1−(3’,4’−ジヒドロキシフエニル)−2(1″
,5’−ジメチルヘキシルアミノ)一エタ人−ル。
NMR値:δ;副0D 実施例13 1−(2’−ヒドロキシフェニル)−2−(l″5”−
ジメチルヘキシルアミノ)一エタノール。
NMR値:δ井【D実施例14 1−(2’−ヒドロキシフェニル)−2−(1″,5”
−ジメチルー5″−ヒドロシヘキシルアミノ)ーエタノ
ール。
実施例15 1−(3’−ヒドロキシフェニル)−2−(1“,5”
−ジメチルヘキシルアミノ)−エタノール。
NMR値:δ;ド孟D実施例16 1−(2’,4’−ジヒドロキシフエニル)−2一5(
1″,5’−ジメチルヘキシルアミノ)一エタノーノレ
゜NMR値:δ井ID −ー − − へ^l ^− ▼1、 実施例17 1−(2’,4’−ジヒドロキシフエニル)−2−5(
1″,5″−ジメチルー5”−ヒドロキシヘキシルアミ
ノ)一エタノール。
NMR値:δ佳禰D 実施例18 1−(3’−ヒドロキシフェニル)−2−(1″,5″
−ジメチルー5″−ヒドロキシヘキシルアミノ)ーエタ
ノール。
NMR値:δ?帛00 実施例19 1−(2″,5″−ジヒドロキシフエニル)−2−(1
″″,5″″−ジメチルーダーヒドロキシヘキシルアミ
ノ)一エタノール。
NMR値:δz畠00 実施例20 1−(2″,5″−ジヒドロキシフエニル)−2−(1
″″,5″″−ジメチルヘキシルアミノ)一エタノール
NMR値:δZFrD 実施例21 1−(2″−クロロフェニル)−2−(1″″,5″ー
ジメチルー5″−ヒドロキシヘキシルアミノ)一エタノ
ール。
NMR値:δzθ=13 実施例22 1−(3″,5−ジヒドロキシフエニル)−2一(1″
,5″″−ジメチルヘキシルアミノ)一エタノール。
NMR値:δEBfD 実施例23 1−(3″−ヒドロキシメチルー4″−ヒドロキシフェ
ニル)−2−(11,1″−ジメチルーダーヒドロキシ
ヘキシルアミノ)一エタノール。
NMR値:δz?0D −\▼,.7上こノ 実施例24 1−(3″−ヒドロキシメチルー4″−ヒドロキシ7フ
ェニル)−2−(11,5″−ジメチルー5″″−ヒド
ロキシヘキシルアミノ)−プロパノール。
NMR値:δz?0 実施例25 1−(3″−ヒドロキシメチルー4″−ヒドロキシ7フ
ェニル)−2−(『′,5″−ジメチルヘキシルアミノ
)−プロパノール。
NMR値:δ:?0 実施例26 1−(3″−ヒドロキシメチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−(17,1″″−ジメチルー5″″−ヒドロ
キシヘキシルアミノ)−プロパノール。
NMR値:δCp■r

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Xは水素原子、水酸基、ヒドロキシメチル基、ハ
    ロゲン原子又はメチルスルファモイル基、mは1又は2
    の数、R_1、R_2及びR_5は同一でも異なつても
    よく、それぞれ水素原子又はメチル基、R_3は水素原
    子、R_4は水素原子又は水酸基を示し、あるいはR_
    3とR_4は一緒になつて二重結合を示してもよい)で
    表わされる1−フエニル−2−アミノエタノール誘導体
JP51020028A 1976-02-27 1976-02-27 新規な1−フエニル−2−アミノエタノ−ル誘導体 Expired JPS6048503B2 (ja)

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