JPS60249221A - 小型リレ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は小型リレーに関する。該小型リレーは、電磁コ
イル及びスプリング作動する接触部のホルダーの役割を
果すスプリングブラケットを備え、該スプリングブラケ
ットは、外方に向って差込み又はハンダ付は用端子を備
えている。

従来の技ｉ及びその問題点 開閉機能を有するリレーの仕様は規格により定められて
おり、これによればスプリング作動する接触部は電磁コ
イルに平行に設けられる。マグネットコイルの一端部付
近に設けられた揺動可能な接極子は、そのヒンジ点近傍
に、適切な絶縁体を介してスプリング作動接触部におけ
る可動接触子に作用する直角に曲った突出部を備えてい
る。

　５− 電気のスイッチ回路の小型化に伴って、小型の、特に全
高の低いリレーに対する需要が高まりつつある。このた
め種々の小型リレーが開発された。

これらのリレーに於ては、電磁コイルに対するスプリン
グ作動接触部相互の平行性、並びにスプリング接楊子の
底板に対するスプリング作動接触部の垂直性を正しく維
持することに基づいて、電磁コイル及びこれに平行に設
けられているスプリング接点の全長が短縮された。しか
し、電磁コイルの短縮によりマグネットフレームの力も
又それに応じて減少し、この事がかかる小型リレーの全
高の短縮化を制限することになった。

従来技術において、リレーの全高を出来る限り短縮する
ために、リレー用カードの中に互の間隔を圧縮して取付
けることは可能であり、このようなリレーにおいてはス
プリング作動接触部が装着後の電磁コイルの上に設けら
れている。この仕様の小型リレーに於てはスプリング作
動接触部の個　６− 々のスプリング作動する接点はデザイン上屈曲化が避け
られず、更に電磁コイルのワイヤーの接続端がスプリン
グ作動接触部のワイヤーの接続端と交叉する為に絶縁上
の問題が生じることが明らかになっている。

発明の概要 本発明の目的は、底板の領域に設けられている差込み又
はハンダ付は用端子が一方では電磁コイルに対し又他方
では電気接点に対して切離して設置されることが出来、
しかもその内部のワイヤー接続は斜めに走行せしめられ
ることなく行なわれ得る、全高の低い小型リレーを提供
することに在る。

本発明の上記目的は、電磁コイルの軸線がスプリング作
動する接触部の長手方向に直角に設けられていることを
特徴とする小型リレーにより達成される。

実施例 以下、本発明の実施例を添附図面と共に説明する。

第１図に示す小型リレーは下部に１つのスプリングブラ
ケット（１）を備え、その上に小型リレーを外方に向っ
てシールしている透明な合成樹脂製のキャップをかぶら
せられている。スプリングブラケット（１）は電磁コイ
ル（３）に対する支持体の役割を果し、且つコイルは円
柱状コアー（４）、合成樹脂から成る捲芯（５）、電気
捲線（６）、捲芯（５）と捲線（６）の外周とを取巻く
ヨーク（７）、及び揺動の可能な接極子（８）を備えて
いる。

電ｖＡコイル（３）の円柱状のコアー（４）の軸線はス
プリングブラケット（１）の底板（１０）に平行に延び
ている。

電磁コイル（３）における絶縁材料から成る捲芯（５）
は、揺動可能な接極子（８）及びスプリングブラケット
（１）の近傍にブロック状の突出部を具えている。この
突出部（１１）は、直交溝（１２）を上向きに持ち、こ
の中に揺動可能な接極子が嵌合している。この溝（１２
）には外側から内側ヘノーズ（１３）が突き出ており、
このノーズ（１３）はヨーク（７）の端面に向き合う位
置から下方へずれた位置にあり、静止状態の接極子（８
）はブロック状突出部（１１）の弾性により円柱状コア
ー（４）の端面から離れた位置に保持されている。

捲芯（５）のブロック状突出部（１１）及び溝（１２）
の中に突き出ているノーズ（１３）により接極子（８）
の為のヒンジ及び引離し用のスプリングが同時に形成さ
れている。

スプリングブラケット（１）の底板（１０）に対して垂
直に設けられた揺動可能な接極子（８）は、その上部の
自由端に矩形の開口（１４）を備え、その中に横断面が
扁平な作動ロッドの延長部（１５）が突き出ている。こ
の作動ロッド（１６）　９− は延長部（１５）からスプリング作動する接触部（１７
）か設けられている小型リレーの反対の側に達している
。この接触部（１７）は第２図に記載されている如く２
つの切換え接触子（１８）、（１９）を備え、これら接
触子（１８）、（１９）は作動ロッド（１６）の作用に
より作動する。作動ロッド（１６）はこの為に延長部（
１５）と反対側に設けられた２つのロッドセクション（
２０）、（２１）を備え、これらロッドセクション（２
０）、（２１）は夫々延長部（２２）、（２３）を有し
、延長部（２２）、（２３）は２つの切換え接触子（１
８）、（１９）の切換えスプリング（２６）、（２７）
の矩形の開口（２４＞、（２５＞を通って突出している
。２つの切換えスプリング（２６）、（２７）並びにこ
れらに平行に設けられた固定接触子支持体（２８）、（
２９）及び可動接触子支持体（３０）、（３１）は上部
に接触片（３２）を備　１０− え、これら支持体の夫々２つが切換えスプリング（２６
）、（２７）の揺動位置によって接触性しめられる。こ
の接触により切換えスプリング（２６）、（２７）の固
定接触子支持体（２８）、（２９）又は可動接触子支持
体（３０）、（３１）の何れかとの電気的な接続が可能
となる。エレメント（２６）〜（３１）により形成され
るスプリング作動接触部は下方に差込み又はハンダ付は
用端子（３３）から（３５）を具えており、これらの差
込み又はハンダ付は用端子（３３）から（３５）はスプ
リングブラケット（１）の中で位置を機械的に固定され
ている。スプリングブラケット（１）の中の差込み又は
ハンダ付は用端子（３３）から（３５）の位置決めはこ
れらの差込み又はハンダ付は用端子（３３）から（３５
〉がスプリングブラケット（１）の製造時に合成樹脂フ
ンパウンドを周囲に射出されることにより行われる。

　１１− 個々のエレメント（２６）〜（３１）から成るスプリン
グ作動接触部（１７）は、該スプリング作動接触部（１
７）の長軸すなわち切換えスプリング（２６）、（２７
）の長手方向が電磁コイル（３）の円柱状コアー（４）
の長軸（９）に直角に成るように設けられている。

個々のエレメント（２６）から（３１）は従って底板（
１０）をほぼ垂直に貫き通されることが出来る。切換え
スプリング（２６）、（２７）の差込み又はハンダ付は
用端子（３４）は側面視７字状をなしつつ、スプリング
ブラケット（１）の底板（１０）を貫通し、電磁コイル
（３）の側の固定接触子支持体く２Ｂ〉、（２９）の２
つの差込み又はハンダ付は用端子（３３）は図に示すよ
うに、支持体（２Ｂ）、（２９）から斜めに延びたのち
底板（１０）を貫通している。これにより個々のエレメ
ント（２６）〜（３１）の間の間隔を小さく保ちつつ各
々のエレメントに対応する差　１２− 込み又はハンダ付は用嫡子（３３）から（３５）がスプ
リングブラケット（１）の外側で相対的に大きい相互間
の間隔を持つこととなる。個々の差込み又はハンダ付は
用端子（３３）から（３５）の間には絶縁のための充分
に大きい沿面距離（Ｋ　ｒｅｉｃｈｓｔｒｅｃｋｅ）が
存在する。

２つの切換え接触子（１８）及び（１９）の間の電気絶
縁性の改善のため、第２図に示すように中間壁（３６）
が設けられており、該中間壁（３６）はスプリングブラ
ケット（１）の中に一体成形により形成されている。第
４図に示すように、このスプリングブラケット（１）を
貫いて作られた中間壁（３６）はキャップ（２）の内壁
で囲まれた範囲の中に突き出ており、これにより２つの
ロンドセクション（２０＞、（２１＞を持つ作動ロッド
（１６）を補助的に案内することが出来る。スプリング
・ブラケット（１）には更に２つの上向きに突き出た附
属体（３７）、（３８）　１３− が設けられ、これにより固定及び可動接触子支持体（２
８）から（３１）の位置決めが容易となっている。

第１図及び第３図に於ては捲芯（５）に設けられたブロ
ック状の突出部（１１）は２つの差込み又はハンダ付は
用端子（３９）、（４０）の保持にも用いられ、捲線（
６）の両端は例えばハンダにより固定されている。これ
らの差込み又はハンダ付は用端子（３９）、（４０）は
直角に曲げられており、外側端は適切なぬすみを通りス
プリングブラケット（１）の底板（１０）の中から外方
に突き出る。

第３図及び第４図に於ては小型リレーは、更にリレーの
中心平面に沿って設けられリレーの接地接続端の役割を
果す差込み又はハンダ付は用端子（４１）を具えている
。第４図に示すように２つの切換え接触子（１８）、（
１９）の差込み又はハンダ付は用端子（３３）から（３
５）は、外側　１４　− 方に向けて位置をずらされる形でスプリングブラケット
（１）の底板（１０）の中を通されている。

これにより、個々の差込み又はハンダ付は用端子（３３
）から（３５）の間の電気絶縁性の改善が図られる。

第１図に於て揺動可能な接極子に必要とされる接極子用
スプリングはブロック状突出部（１１）の溝（１２）の
中に突き出たノーズ（１３〉により形成されているが、
このスプリングは突出部（１１）の絶縁材料により作ら
れたスプリング脚（４４）（第８図、第９図）によって
も得ることが出来る。スプリング脚（４４）はまた、接
続部分において直角に曲げて作られた捲芯の外面を押圧
する。この様な合成樹脂から成るスプリング板の代わり
に、金属製のアングル片（４３）（第６図、第７図）を
、絶縁材料から成る中空体のブロック状突出部のスリッ
トの中に入れて用いることが出来る。

　１５一 本発明に於ては更に、キャップ（２）における作動ロッ
ド（１６）近傍部分の内壁及び作動ロッド（１６）の下
に在るスプリングブラケット（１）の面には、突出する
附属体（４２）を設けることが出来る。附属体（４２）
は、作動ロッド（１６）と間隔を距でて設けられており
、作動ロッド（１６）に一種の案内作用を果し、かつ外
部から小型リレーに振動が働いた時に作動ロッドが励振
されることを防止する。

本発明においては、作動ロッド上に１つの接点ブリッジ
及び／又は永久磁石が設けられることが望ましいことが
実証されており、これらのエレメントは固定接点ブリワ
レ又はリードスイッチと連動して１又は２以上の電流回
路の開閉を誘起することが出来る。

発明の効果 本発明によれば、以下の効果を奏する小型リレーを提供
することが出来る。制御電流及び開閉電　１６− 流の回路が交叉することがない。又取付は許容高さの低
い配線板においても小さい取付は面積で済む。捲芯が接
極子の保持エレメントとして働き、又捲芯を支持するエ
レメントがマグネットフレームであることにより、従来
同様のサイズの小型リレーでは避けられなかった磁力低
下を伴うことなしに、小型化が可能となっている。その
上、従来小型リレーに設けられていた接極子保持スプリ
ングが不必要となるので、接極子の簡単な押込み取付け
が可能である。

接極子がコイルに関して接点スプリングに正確に対応す
ることにより、マグネットと接点システムとの間に於て
最大的８ｍｍから１４ｍｍの間隔乃至沿面距離が得られ
るので、本発明小型リレーは例えば地下鉱内の場合の如
き最高の安全性の要求を満足することが出来る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の小型リレーの実施例を示すもので、　１７
− 第１図は１例の縦断側面図、第２図はその平面図、は第
１図のＥ−Ｆ線に沿う断面図、第５図は他の例の作動ロ
ッド近傍を示す縦断側面図、第６図はざらに伯の例の一
部を示す縦断側面図（第７図Ｖｌ−ｖ１線に沿う断面図
）、第７図は第６図の例を第６図■−ＶＩ［線に沿う断
面を伴って示す正面図、第８図はざらに他の例の縦断側
面図（第９図■−■線に沿う断面図）、第９図は第８図
の例の正面図である。 （１）・・・スプリングブラケット、 （２）・・・キャップ、 （３）・・・電磁コイル、 （５）・・・捲芯、 （６）・・・］イル捲線、 （７）・・・ヨーク、 （８）・・・接極子、 （１０）・・・底板、 　１８− （１１）・・・突出部、 （１２）・・・溝、 （１３）・・・ノーズ、 （１６）・・・作動ロンド、 （１７）・・・スプリング作動接触部、（１８）、（１
９）・・・切換え接触子、（３３）、（３４）、（３５
）、（３９）。 （４０）・・・差込み又はハンダ付は用端子。 （以　上） 　１９− Ｒ６５ Ｆ／（３６ ｙｎ　ｙｙｔｉｉ　ｙｎ Ｆ／６７ Ｆｌ（ｉ　８ Ｆｌ６９ 第１頁の続き ０発　明　者　ゲルト　シュミット　ドイツ連邦共租３ ９８−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　スプリングにより作動する接触部及び電磁コイルの
   ホルダーの役割を果し、その底板には外方に向けて差込
   み又はハンダ付は用端子が設けられているスプリング・
   ブラケットを備え、前記電磁コイルの軸線は前記スプリ
   ング作動接触部の長手方向に略直角に設けられているこ
   とを特徴とする小型リレー。 ■　前記スプリング作動接触部の長手方向がスプリング
   ブラケットの底板に直角に設けられており、電ｖＡ］イ
   ルの軸線がスプリングブラケットの底板に平行に延びて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の小
   型リレー。 ■　電磁コイルの揺動可能な接極子の自由端に絶縁材料
   からなる細長い作動ロッドがヒンジ結合されており、該
   ロッドは前記スプリング作動接触部における可動切換え
   スプリングに接続されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項に記載の小型リレー。 ■　前記電磁コイルに対する揺動可能な接極子が、該電
   磁コイルに対し前記スプリング作動接触部から遠い側に
   設けられており、前記作動ロッドは前記スプリングブラ
   ケットにおける底板とは反対側において該スプリングブ
   ラケットに平行に延びていることを特徴とする特許請求
   の範囲第３項に記載の小型リレー。 ■　前記作動ロッドは前記スプリング作動接触部の側で
   ２つのロッド部分に分岐し、これらのロッド部分は２つ
   の分離された切換え接触子に対して接続されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第３項又は第４項に記載の
   小型リレー。 ■　前記摺動可能な作動ロッドが、接点ブリッジ及び／
   又は永久磁石を具えており、該接点ブリッジ及び／又は
   永久磁石は作動範囲中に固定ざれた接点ブリッジ及び／
   又はリードスイッチに取付は可能とされていることを特
   徴とする特許請求の範囲第３項から第５項の何れかに記
   載の小型リレー。 ■　前記電磁コイルが絶縁材料から成る捲芯を具えてお
   り、該捲芯は、側面に、前記接極子を揺動可能に保持す
   る為の溝を備えたブロック状突出部を有し、ノーズ又は
   スプリング板が、前記接極子を静止状態に於て、電磁コ
   イルから持ち上げられた位置に保持するように圧力を作
   用せしめるべく備えられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項から第６項の何れかに記載の小型リレー
   。 ■　前記捲芯のブロック状突出部が同時にコイル捲線の
   差込み又はハンダ付は用端子の支持体を形成しているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載の小型リレ
   ー。 ■　個々の前記固定又は切換え接触子の末端にリレーの
   外側に延びる差込み又はハンダ付り用端子が一体的に形
   成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項か
   ら第８項の何れかに記載の小型リレー。 ■　前記固定又は切換え接触子の差込み又はハンダ付は
   用端子が、前記接触子相互間の距離を小さく保ちつつ該
   差込み又はハンダ付は用端子の相互感覚が比較的大きく
   なるように斜めに又は７字状に延びて前記スプリングブ
   ラケットの底板を貫通していることを特徴とする特許請
   求の範囲第９項に記載の小型リレー。 ■　前記固定又は切換え接触子の差込み又はハンダ付は
   用端子が前記スプリングブラケットの中で周囲を成形さ
   れることにより位置を固定されていることを特徴とする
   特許請求の範囲第９項又は第１０項に記載の小型リレー
   。 ［相］　前記スプリングブラケットの底板に直方体状の
   透明な絶縁材料から成るキャップが取付は乃至クランプ
   出来ることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第１
   １項の何れかに記載の小型リレー。