JPS6024835B2 - ロ−ソク - Google Patents
ロ−ソクInfo
- Publication number
- JPS6024835B2 JPS6024835B2 JP3169178A JP3169178A JPS6024835B2 JP S6024835 B2 JPS6024835 B2 JP S6024835B2 JP 3169178 A JP3169178 A JP 3169178A JP 3169178 A JP3169178 A JP 3169178A JP S6024835 B2 JPS6024835 B2 JP S6024835B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- pentene
- candle
- polymer
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fats And Perfumes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は4ーメチル−1−ペンテン重合体を基剤とする
ローソクに関する。
ローソクに関する。
従来から多くのローソク基剤が提案されているが、透明
品に関するものは極めて少なく、未だ広く商品化される
までには至っていない。
品に関するものは極めて少なく、未だ広く商品化される
までには至っていない。
その主たる理由はローソクとして単に透明であるだけで
はなく、明るくしかも煙やススを発生せずに燃焼し、か
つ有害物質や臭気を生ぜしめないような基剤が見出され
ていないためと推察される。さらにローソク基剤として
は、保存時にブロッキングを起こしたり、あるいは使用
時に軟化して鏡まないものが好ましい。その上に成形が
容易であり、一定以上の硬度があり、簡単に折損しない
ものであることが望ましい。本発明者らは、このような
種々の特性を有するローソク基剤を採素した結果、特定
の4−メチル−1−ペンテン重合体がかかる特性を兼ね
備えていることを見出すに至った。
はなく、明るくしかも煙やススを発生せずに燃焼し、か
つ有害物質や臭気を生ぜしめないような基剤が見出され
ていないためと推察される。さらにローソク基剤として
は、保存時にブロッキングを起こしたり、あるいは使用
時に軟化して鏡まないものが好ましい。その上に成形が
容易であり、一定以上の硬度があり、簡単に折損しない
ものであることが望ましい。本発明者らは、このような
種々の特性を有するローソク基剤を採素した結果、特定
の4−メチル−1−ペンテン重合体がかかる特性を兼ね
備えていることを見出すに至った。
すなわち本発明は、平均分子量300ないし5,000
の4−メチル−1ーベンテン重合体を基剤とするo−ソ
クである。本発明で用いられる4ーメチルー1ーベンテ
ン重合体は、4ーメチル−1ーベンテンの単独重合体又
は4−メチル−1ーベンテンと他のa−オレフイン、例
えば1ープテン、3ーメチルー1−フテン、1ーベンテ
、1ーヘキセン、3−メチル一1ペンテン、1−オクデ
ン、1−デセン、1−テトラデセン、1ーオクタデセン
、あるいはこれら混合物との共重合体である。4ーメチ
ル−1−ペンテンの共重合体として好ましいものは、4
ーメチルー1−ペンテンの含有量が50モル%以上、と
くに70モル%以上のものである。
の4−メチル−1ーベンテン重合体を基剤とするo−ソ
クである。本発明で用いられる4ーメチルー1ーベンテ
ン重合体は、4ーメチル−1ーベンテンの単独重合体又
は4−メチル−1ーベンテンと他のa−オレフイン、例
えば1ープテン、3ーメチルー1−フテン、1ーベンテ
、1ーヘキセン、3−メチル一1ペンテン、1−オクデ
ン、1−デセン、1−テトラデセン、1ーオクタデセン
、あるいはこれら混合物との共重合体である。4ーメチ
ル−1−ペンテンの共重合体として好ましいものは、4
ーメチルー1−ペンテンの含有量が50モル%以上、と
くに70モル%以上のものである。
勿論該共重合体は4ーメチルー1−ペンテン含有量の異
なる2種以上の共重合体の混合物であってもよく、その
場合には混合物中の4−メチル−1−ペンテンの含有量
が上記範囲にあるのが好ましい。4−メチル−1−ペン
テン重合体の平均分子量(Mm)は、300なし、し5
,000の範囲である。
なる2種以上の共重合体の混合物であってもよく、その
場合には混合物中の4−メチル−1−ペンテンの含有量
が上記範囲にあるのが好ましい。4−メチル−1−ペン
テン重合体の平均分子量(Mm)は、300なし、し5
,000の範囲である。
ここに平均分子量(Mn)は、トリクレン中、70℃で
蒸気圧浸透圧法に従って求めたものである。前記性状の
4ーメチルー1−ペンテン重合体は、例えば遷移金属化
合物成分、例えばチタン触媒成分と有機金属化合物触媒
成分、例えばアルキルアルミニウム化合物とを主触媒成
分として用いて、高分子量の4ーメチル−1ーベンテン
重合体を製造する際の創生物として取得できる。例えば
上記重合の際に炭化水素司溶分として単離でき、さらに
必要に応じ炭化水素と含酸素溶媒、例えばアルコールや
ケトンなどの混合溶媒で抽出して所定の平均分子量のも
のを単離することができる。あるいは上記重合の際に多
量の水素を共存させることによって直接製造することも
できる。さらに高分子量の4−メチル−1−ペンテン重
合体を有機過酸化物を添加し、又は添加せずに熱分解し
て、あるいは必要に応じてさらに水素添加して製造する
こともできる。ローソクを製造するに当っては、4−メ
チル−1ーベンテン重合体のみを使用しても差支えない
。
蒸気圧浸透圧法に従って求めたものである。前記性状の
4ーメチルー1−ペンテン重合体は、例えば遷移金属化
合物成分、例えばチタン触媒成分と有機金属化合物触媒
成分、例えばアルキルアルミニウム化合物とを主触媒成
分として用いて、高分子量の4ーメチル−1ーベンテン
重合体を製造する際の創生物として取得できる。例えば
上記重合の際に炭化水素司溶分として単離でき、さらに
必要に応じ炭化水素と含酸素溶媒、例えばアルコールや
ケトンなどの混合溶媒で抽出して所定の平均分子量のも
のを単離することができる。あるいは上記重合の際に多
量の水素を共存させることによって直接製造することも
できる。さらに高分子量の4−メチル−1−ペンテン重
合体を有機過酸化物を添加し、又は添加せずに熱分解し
て、あるいは必要に応じてさらに水素添加して製造する
こともできる。ローソクを製造するに当っては、4−メ
チル−1ーベンテン重合体のみを使用しても差支えない
。
しかしながら、強度改善、着色、その他の目的で種々の
添加剤を配合して使用することができる。例えばパラフ
ィン系オイル、ナフテン系オイルなどの油、高級脂肪酸
、高級アルコール、高級脂肪酸ヱステル、パラフィンワ
ックス、ポリエチレンワックス、天然ロウ、酸化防止剤
、老化防止剤、紫外織吸収剤、顔料、染料、発色剤、熱
変色性着色料、港解助剤などを配合することができる。
本発明によれば、透明で装飾的機能が優れ、また、燃焼
時にススや臭気を発生しないローソクを提供できるので
、家庭、レストラン、教会など各所、使用することがで
きる。
添加剤を配合して使用することができる。例えばパラフ
ィン系オイル、ナフテン系オイルなどの油、高級脂肪酸
、高級アルコール、高級脂肪酸ヱステル、パラフィンワ
ックス、ポリエチレンワックス、天然ロウ、酸化防止剤
、老化防止剤、紫外織吸収剤、顔料、染料、発色剤、熱
変色性着色料、港解助剤などを配合することができる。
本発明によれば、透明で装飾的機能が優れ、また、燃焼
時にススや臭気を発生しないローソクを提供できるので
、家庭、レストラン、教会など各所、使用することがで
きる。
実施例、比較例
円筒状金砕に試料を入れ、圧縮成形機でローソクを作製
し、燃焼テストを行った。
し、燃焼テストを行った。
結果を第1表に示す。第1表
4ーメチル−1ーベンテン高重合体製造の際の創生低分
子重合体を脱触媒した後、(1)室温nーヘキサンで6
時間抽出した後、メタノール・で沈澱させたもの(2)
60℃でnーヘキサンK溶解したものを室温付近まで
冷却後、その溶解部分をメタノールで沈澱させたもの(
3) 室温でn−へキサンとァセトンの等重量混合溶媒
に溶解したものを0℃のメタノールで沈澱させたもの(
4);三井Hi−wax 220P(5);平和ローソ
ク株式会社 ‘6);新日本製鉄化学「 ェスチレンG−10‘」7
);三菱レィョン、ァクリベットM4ーメチルー1−ペ
ンテン高重合体製造の際の創生低分子重合体を脱触媒し
た後、○ー 室温n−へキサンで6時間抽出した後、メ
タノールで沈澱させたもの‘2’60qCでn−へキサ
ンに溶解したものを室温付近まで冷却後、その溶解部分
をメタノールで沈澱させたもの‘3’ 室温でn−へキ
サンとアセトンの等重量混合溶媒に溶解したものを0℃
のメタノールで沈澱させたもの■;三井Hi−wax2
20P■;平和ローソク株式会社 {61:新日本製鉄化学、ェスチレンG−10‘7}:
三菱レイヨン、アクリベツトM。
子重合体を脱触媒した後、(1)室温nーヘキサンで6
時間抽出した後、メタノール・で沈澱させたもの(2)
60℃でnーヘキサンK溶解したものを室温付近まで
冷却後、その溶解部分をメタノールで沈澱させたもの(
3) 室温でn−へキサンとァセトンの等重量混合溶媒
に溶解したものを0℃のメタノールで沈澱させたもの(
4);三井Hi−wax 220P(5);平和ローソ
ク株式会社 ‘6);新日本製鉄化学「 ェスチレンG−10‘」7
);三菱レィョン、ァクリベットM4ーメチルー1−ペ
ンテン高重合体製造の際の創生低分子重合体を脱触媒し
た後、○ー 室温n−へキサンで6時間抽出した後、メ
タノールで沈澱させたもの‘2’60qCでn−へキサ
ンに溶解したものを室温付近まで冷却後、その溶解部分
をメタノールで沈澱させたもの‘3’ 室温でn−へキ
サンとアセトンの等重量混合溶媒に溶解したものを0℃
のメタノールで沈澱させたもの■;三井Hi−wax2
20P■;平和ローソク株式会社 {61:新日本製鉄化学、ェスチレンG−10‘7}:
三菱レイヨン、アクリベツトM。
Claims (1)
- 1 平均分子量300ないし5,000の4−メチル−
1−ペンテン重合体を基剤とするローソク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169178A JPS6024835B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | ロ−ソク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3169178A JPS6024835B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | ロ−ソク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54124569A JPS54124569A (en) | 1979-09-27 |
JPS6024835B2 true JPS6024835B2 (ja) | 1985-06-14 |
Family
ID=12338090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3169178A Expired JPS6024835B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | ロ−ソク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024835B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19751351A1 (de) * | 1997-11-20 | 1999-05-27 | Schuemann Sasol Gmbh & Co Kg | Kerzengrundstoff und Verfahren zur Herstellung eines Kerzengrundstoffes |
-
1978
- 1978-03-22 JP JP3169178A patent/JPS6024835B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54124569A (en) | 1979-09-27 |
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