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JPS6020372B2 - 置換シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents

置換シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法

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Publication number
JPS6020372B2
JPS6020372B2 JP752067A JP206775A JPS6020372B2 JP S6020372 B2 JPS6020372 B2 JP S6020372B2 JP 752067 A JP752067 A JP 752067A JP 206775 A JP206775 A JP 206775A JP S6020372 B2 JPS6020372 B2 JP S6020372B2
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JP
Japan
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acid
general formula
reaction
compound
carboxylic acid
Prior art date
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Expired
Application number
JP752067A
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English (en)
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JPS51125251A (en
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文男 森
祐章 大村
卓司 西田
和男 糸井
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Priority to US05/616,998 priority patent/US4113968A/en
Priority to CH1280375A priority patent/CH620192A5/fr
Priority to GB40351/75A priority patent/GB1528944A/en
Priority to FR7530219A priority patent/FR2302997A1/fr
Priority to DE19752544150 priority patent/DE2544150A1/de
Publication of JPS51125251A publication Critical patent/JPS51125251A/ja
Publication of JPS6020372B2 publication Critical patent/JPS6020372B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Furan Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(1) 〔式中、R1,R2およびR3はアルキル基である。 〕で表わされる置換シクロプロパンカルボン酸ェステル
の新規な製造方法に関する。一般式(1)で表わされる
置換シクoプロパンカルボン酸ヱステルは殺虫剤の合成
中間体として有用である。 とくに2,2−ジメチルー3−(2,2−ジブロムビニ
ル)シクロプロパンカルボン酸アルキルェステルから誘
導される2,2ージメチル−3−(2,2ージブロムビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸のアレトロニルェステ
ル、ピレトロニルエステル、3ーフエノキシベンジルエ
ステル、5ーベンジルー3−フリルメチルエステルなど
はこれらに対応する菊酸のェステル類に比較して数倍以
上の殺虫力を有し、かつ光に対する安定性も大幅に改良
されており、近年殺虫剤として非常に注目されているピ
レトリン類縁体である(European Chemi
cal News,Novemはr23,39(197
3);M.EI1jot,et al.,Nature
,244,456(1973);D.G.Brown,
etal.,J.Agr.FmdChem.,21.N
o.5,767(1973)参照)。従来、2,2ージ
メチルー3−(2,2−ジハロゲノビニル)シクロプロ
パンカルボン酸ェステル類の製造方法としては菊酸の低
級アルキルェステルのオゾン分解により得られる3ーホ
ルミルー2,2ージメチルーシクロブロバンカルボン酸
の低級ァルキルェステルにゥィテツヒ反応を行なうこと
を含む方法が知られているが(特関昭49一47531
号公報参照)、この方法は出発原料である菊酸の低級ア
ルキルェステルが高価であることに加えて、高価なリン
化合物を用いるため、工業的に有利な方法とは言えない
。本発明者らは上記の2,2ージメチルー3−(2,2
ージハロゲノビニル)シクロプロパンカルボン酸ヱステ
ル類を包含する各種の置換シクロプロパンカルボン酸ェ
ステル類の安価な製造方法を鋭意検討した結果、ウィテ
ッヒ反応によらない新規な方法を見出すに至った。すな
わち、本発明によれば一般式(0) 〔式中、R1,R2およびR3はアルキル基である。 〕で表わされるyーブロム−6一不飽和カルボン酸ヱス
テルを塩基性物質で処理することにより、前記一般式(
1)で表わされる置換シクロプロパンカルボン酸ェステ
ルを製造することができる。本発明の方法によれば、後
述するように容易かつ安価に製造しうる一般式(ロ)の
y−ブロム−6一不飽和カルボン酸ェステルを原料とし
て、簡単な操作で目的とする置換シクロプロパンカルポ
ン酸ェステル(1)を安価に得ることができる。 ここで用いる塩基性物質としては水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物;ナトリウム
メチラート、ナトリウムヱチラート、カリウムメチラー
ト、カリウムエチラート、ナトリウム一n−プロピラー
ト、ナトリウム−nーブチラート、ナトリウム一t−ブ
チラート、ナトリウムーイソアミラート、カリウム一t
−ブチラート、カリウムーイソアミラートなどのアルカ
リ金属アルコラート類;1,5ージアザビシクロ〔3,
4,0〕ノネンー5(DBN)、1,5−ジアザビシク
ロ〔5,4,0〕ウンデセンー5(DBU)、1,4ー
ジアザピシクロ〔2,2,2〕オクタン(DABCO)
、2ージメチルアミノ−1ーピロリン、5−メチル一1
ーアザビシクロ〔3,3,0〕オクタンなどの含窒素有
機塩基類;nープチルリチウム、secープチルリチウ
ム、ジイソプロピルアミノリチウム、ジシクロヘキシル
アミノリチウムなどの有機リチウム化合物;水素化ナト
リウム;ナトリウムアミドなどが挙げられる。これらの
塩基性物質による一般式(ロ)のyーブロムー6−不飽
和カルボン酸ェステルの処理は一般に約一80qoから
約100q0までの温度で行なえるが、好ましくはアル
カリ金属アルコラート類、アルカリ金属水酸化物あるい
は含窒素有機塩基類を用いるときには約1ぴ0〜100
℃、水酸化ナトリウムあるいはナトリウムアミドを用い
るときは−7び○〜十25℃で行なうのがよい。 この場合の、溶媒の使用は必ずしも必要としないが、所
望ならばエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ベンゼ
ン、トルヱン、メタノール、エタノール、プロ/ぐノ−
ル、ブタノール、nーヘキサン、nーオクタンなど反応
に関与しないものを溶媒として使用することはできる。
塩基性物質は原料y−ブロムー6−不飽和カルボン酸ヱ
ステル(0)1モルに対して0.3モル〜7モル使用す
るのがよい。ただし、含窒素有機塩基類を使用する場合
にはこれを過剰に使用して溶媒としての役割を兼ねさせ
てもよい。本発明において使用する一般式(0)のy−
ブロムー6一不飽和カルボン酸ェステルについてさらに
詳しく説明すると、RIおよびR2は好ましくは炭素数
19固以下のアルキル基であり、とくに好ましくはメチ
ル基、エチル基などである。 好ましいR3の例としてはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、オクチル基などを挙げることができる。上述の説
明から理解されるように、一般式(0)で表わされるy
ープロムー6一不飽和カルボン酸ェステルはその代表的
かつ好ましいy−ブロムー6一不飽和カルポン酸ェステ
ルの例として次の化合物を包含している。 3,3ージメチルー4,6,6−トリブロム−5ーヘキ
セン酸エチルヱステル、3−メチル−3ーエチル−4,
6,6ートリブロム−5−へキセン酸エチルヱステルな
ど。 これらのy−フロム−6−不飽和カルボン酸ェステルを
前述の反応条件のもとで塩基性物質で処理すると閉環反
応により対応する置換シクロプロパンカルボン酸ヱステ
ルが得られる。 これを反応式で示すと次のとおりである。上記のように
して得られた一般式(1)で表わされる置換シクロプロ
パンカルポン酸ェステルは、該置換シクロプロパンカル
ボン酸ェステル(1)中のアルコール残基R3をたとえ
ば{1}ェステル交換反応、■ェステルを加水分解して
酸ハラィドとしたのち必要なアルコールと反応させてェ
ステルを合成する方法、t3’ェステルを加水分解して
カルボン酸とし、必要なアルコールとェステル化反応さ
せる方法、{4)ェステルを加水分解してカルボン酸と
し、ついでカルボン酸塩として必要なアルコールのトシ
レートと反応させる方法などの任意のェステル交換方法
によってR3とは別異の希望するアルコール残基に変換
することにより、高い殺虫活性を有するェステル体に誘
導される。 本発明で用いる一般式(ロ)のyーフロムー6−不飽和
カルボン酸ェステルは文献未戦の新規物質であるが、本
発明者らの研究によればこれらはたとえば次のようにし
て製造することができる。すなわち、一般式(m)〔式
中、RIおよびR2は一般式(ロ)におけるそれらと同
じ意味を有する。 〕で表わされる化合物を一般式(W) H−C&−C(OR3)3......(W)〔式中、
R3は一般式(ロ)におけるそれと同じ意味を有する。 〕で表わされるオルトカルボン酸ェステルまたは一般式
(V)H−CH=C(OR3)2…・・・(V)〔式中
、R3は一般式(ロ)におけるそれと同じ意味を有る。 〕で表わされるアセタールと反応させることにより、容
易に好収率で一般式(ロ)のy−フロムー8−不飽和カ
ルポン酸ェステルを得ることができる。 化合物(W)および(V)における複数個のOR3は必
ずしも同一である必要はなく、一部または全部が異なっ
ていてもよい。一般式(m)の化合物と一般式(W)の
化合物との反応は酸触媒の存在下に約100〜200q
o、好ましくは約120〜160℃で行なうことができ
る。 反応中に生成するアルコールを連続的に速やかに反応系
外に除去すると副反応を避けることができて好ましい。
ここで用いる酸触媒としては酢酸、プロピオン酸、酪酸
、ィソ酪酸、シクロヘキサンカルボン酸、吉草酸、マロ
ン酸、コハク酸、アジピン酸などの低級脂肪酸類;安息
香酸、m−クロル安息香酸などの芳香族カルボン酸;フ
ェノール、o−、m一またはpーニトロフエノール、o
一、m−またはpークレゾール、o一、m−またはp−
キシレノール、2,6−ジメチルフエ/−ル、2,6ー
ジ−tーブチルフエノール、2,4,6−トリ−sec
ーブチルフエ/ール、2,4,6−トリーtープチルフ
エノール、4−メチル−2,6ージーt−ブチルフエノ
ール、4−メチル、一3.5−ジーt−プチルフエノー
ル、ハイドロキノン、2,5ージ−t一ブチルハイドロ
キノン、Q−または3ーナフトールなどのフェノール類
;ベンゼンスルホン酸、パラトルェンスルホン酸などの
スルホン酸類;塩酸、硫酸、リン酸、ホウ酸などの鍵酸
;塩化アルミニウム、塩化亜鉛、塩化鉄、三沸化ホウ素
などのルイス酸などを挙げることができるが、炭素数2
〜6個の脂肪酸、フェノール類および芳香族カルボン酸
類などが好ましい。 酸触媒の使用量は一般式(m)の化合物の仕込み量に対
して0.001〜2の重量%、好ましくは0.01〜1
5重量%の範囲がよい。また反応において反応溶媒は必
ずしも必要としないが、所望によりnーオクタン、トル
エン、o一、m一またはp−キシレン、ジーn−ブチル
ェーテル、テトラリンなど反応に関与しないものを用い
ることはさしつかえない。なお一般式(W)の化合物を
一般式(m)の化合物に対して過剰に使用することによ
り、一般式(W)の化合物に溶媒としての役割を兼ねさ
せてもよい。一般式(W)の化合物は酸触媒の共存によ
り若干分解することがあるので一般式(m)の化合物に
対する一般式(W)の化合物の仕込みモル比は一般式(
W)の化合物に溶媒としての役割を兼ねさせることを意
図しない場合であっても計算量(化学量論量)より1.
3〜3倍モル過剰に用いることが好ましい。一般式(町
)の化合物と一般式(V)の化合物とを反応させる場合
には酸触媒の存在を必ずしも必要としない点を除いて前
述の一般式(m)の化合物と一般式(N)の化合物との
反応の場合とほぼ同様の条件を用いることができる。一
般式(ロ)で表わされるyーフロム−6−不飽和カルボ
ン酸ェステルを製造するために使用する前記一般式(m
)の化合物は一般に下記に示すグリニャール反応を利用
して製造することができる。 〔上記の反応式におけるRIおよびR2は一般式(0)
におけるそれらと同じ意味を有し、X′はCI、Br、
1などのハロゲン原子である。 〕上記の一般式(m)の化合物のうち、1,1,1ート
リブロム−4ーメチルー3−ベンチンー2−オールは上
記の化合物(W)に相当するのかわりに、またはこれと
共に をBr3C−CHOと反応させるこ とによっても製造できる。 また一般式(m)に包含されるいくつかの化合物は次式
で示される方法によっても好収率で製造することができ
る。 〔式中、R4およびR5はそれぞれRIおよびR2に包
含された基であり、かつR4およびR5のうち少なくと
も一方はQ−位の炭素原子(二重結合に直結している炭
素原子)に結合した活性水素原子を少なくとも1個有す
る基である。 R6はR7がR5と同一の基である場合にはR4のQ−
位の炭素原子に結合した活性水素原子1個を失なった基
であり、R7がR5のQ一位の炭素原子に結合した活性
水素原子1個を失なった基である場合にはR6はR4と
同一の基を意味する。〕化合物(肌)と化合物(W)の
反応に用いられる酸触媒としては塩化アルミニウム、臭
化アルミニウム、三フッ化ホウ素・ジェチルェーテル、
塩化亜鉛、塩化第二鉄、四塩化スズ、二塩化スズ、四臭
化スズ、四塩化チタン、三塩化タリウム、三塩化ビスマ
ス、四塩化テルル、二塩化テルル、五塩化アンチモン、
五酸化リンなどのルイス酸;硫酸、リン酸などの無機酸
;あるいはパラトルェンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸などの有機酸など挙げられるが、好ましくは塩化アル
ミニウム、臭化アルミニウム、塩化亜鉛、四塩化スズ、
三フツ化ホウ素・ジェチルェーテル、硫酸、リン酸など
である。 酸触媒の使用量は用いる酸の種類にもよるが、一般に仕
込んだ化合物(肌)に対して約0.5〜30モル%であ
り、好ましくは3〜15モル%である。 化合物(血)に対する化合物(W)の仕込み量は約0.
5〜6倍モルのように広い範囲で選ぶことができるが、
化合物(肌)を有効に消費するためには1.5〜4倍モ
ルが好ましい。反応温度は一般には−200○〜室温で
行なうことができる。この反応には反応溶媒は必ずしも
必要としないが、石油エーテル、n−ペンタン、nーヘ
キサン、ジェチルェーテル、ニトロメタンなどの反応に
関与しないものを用いることができる。 また上記反応の(K)から(X)への異性化反応は触媒
の存在下または不存在下に熱処理することにより達成さ
れる。 触媒としては、周期律表第組族、第7B族および第8族
の遷移金属およびそれらの化合物よりなる群から選ばれ
る少なくとも1種の物質が用いられ、たとえばアセチル
アセトンクロム〔m〕塩、二硫化モリブデン、三酸化タ
ングステン、アセチルアセトンマンガン〔m〕塩、三塩
化ルテニウム、アセチルアセトンコバルト〔ロ〕塩、塩
化へキサミンコ/ゞルト、アセチルアセトンロジウム〔
m〕塩、三塩化ロジウム、三塩化イリジウム、フネーニ
ツケル、アセチルアセトンニツケル
〔0〕塩、塩化パラ
ジウム、パラジウム黒、酢酸パラジウム、5%パラジウ
ム/カーボンなどが好ましく用いられる。 異性化温度は(K)の化合物にもよるが、一般には90
〜250qoの温度範囲で行なうことができ、触媒を用
いないときよりも上記の触媒を用いたときの方が異性化
温度は低くて良く、また同じ温度では触媒を用いたとき
の方が異性化速度は速くなる。 触媒量は化合物(K)に対して0.001〜30重量%
、好ましくは0.1〜10重量%の範囲が良い。この異
性化反応は回分式および連続式のいずれの方法によって
も行なうことができる。選択性良くこの異性化反応を進
行させるためには原料の化合物(K)の純度を良くし、
かつ窒素あるいはその他の不活性ガス雰囲気下に行なう
ことが望ましい。以下、本発明を実施例により説明する
が、本発明はこれらの実施例によって制限を受けるもの
ではない。 なお実施例中の部はすべて重量部を意味する。実施例
1 トリブロムアセトアルデヒド281部、ィソブテン16
8部、石油エーテル15碇郡の混合物を−10〜一5℃
に冷却しておき、無水塩化アルミニウム粉末13部を数
回に分けて添加し、上記の温度に保ちながら5時間かき
まぜた。 反応の進行とともに内容物から結晶が析出したが、反応
の終期にはジェチルヱーテルを加え均一溶液としたのち
室温で3び分間かきまぜた。この後反応液に水20碇部
を加え有機層を取り、低沸点物を溜去したのち減圧蒸溜
を行ない、bp:108〜110つ○/0.3側日,g
、mp:64〜65q○の1,1,1ートリブロム−4
−メチル−4ーベンテンー2−オールを287部得た。
収率は85%であった。IRスペクトル(KBr錠剤)
: 1645弧‐1(CニC)、 350瓜ネ‐1(OH) NMRスペクトル(6帆mz) 6輪も: 1.81(s)9日、 2.03〜3.05(m)が、 387〜4.10(m)IH、 4.88(s)2日 上記の1,1,1ートリブロム−4ーメチル−4−ペン
テンー2ーオール5碇部(純度聡%以上)を窒素雰囲気
下に130〜1360の温度で5時間かきまぜ、内容物
のガスクロマトグラフイ−を行なったところ、反応の転
化率総%、選択率97%で1,1,1−トリブロムー4
ーメチル−3ーベンテン−2−オールが生成した。 そこで、この内容物はジェチルェーテルに溶解し、活性
炭で処理することにより脱色し、次いでジェチルェーテ
ルを溜去し、得られた固体は石油エーテルで再結晶する
ことにより、mp:81.5〜8〆○の1,1,1−ト
リブロムー4ーメチル−3ーベンテン−2−オールが斑
部得られた。bp:120〜12が○/1鰍Hg IRスペクトル(KB鰭淀剤): 1670弧‐1(C=C)、 3310肌‐1(〇H) NMRスペクトル(6仙Hz) 6輪も: 1.80(s)細、 2.71(d、J=細Z))IH、 4.38〜4.68(m)IH、 5.30(M、J=知日Z)IH 上記の1,1,1−トリブロム−4ーメチルー3−ペン
テン−2−オール33.7部およびオルト酢酸エチル4
8.7部の混合物にィソ酪酸0.3部を添加し、窒素雰
囲気下に反応温度130〜145℃で2時間、さらに1
45〜15尊0で2時間かきまぜた。 なお反応中に副生するエチルアルコールは連続的に反応
系外に溜去した。その後、反応液はそのまま減圧蒸溜を
行ない、bp:125〜127q0/0.25肋Hgの
油状体の蟹分を取ることにより3,3−ジメチルー4,
6,6−トリブロムー5ーヘキセン酸エチルが28.3
部得られた。1,1,1ートリプロムー4−メチル−3
ーベンテンー2ーオールに対し収は70%であった。 瓜スペクトル(液際): 160比ネ‐1(C=C)、 173比ネ‐1(CO) NMRスペクトル(6帆伍z) 6輪も: 1.12(s)餌、 1‐22(t、J=7HZ)乳日、 2.17(d、J=1斑Z)IH、 2.49(d、J=1斑Z)IH、 4.08(q、J=7HZ)が、 4.93(d、J=11Hz)IH、 6.66(d、J:11Hz)IH 上記の3,3−ジメチルー4,6,6−トリブロム−5
−へキセン酸エチル4.1部を乾燥ベンゼン35部に溶
解し、これにナトリウム一tーブチラート1.9部を添
加し、ベンゼン環流下に1時間かきまぜた。 その後、反応液は氷水に注いだのちジェチルェーテルで
抽出を行ない、有機層よりジェチルェーテルおよびベン
ゼンを溜去したのち、減圧蒸溜を行なうことにより、b
p:班〜増℃/0.5棚Hgの2,2ージメチル−3−
(2,2ージブロムビニル)シクロプロパンカルポン酸
エチルが3.2部得られた。収率は98%であった。m
スペクトル(液膜):160仇ネ‐1(C:C)、 173山松‐1(CO) NMRスペクトル(10風町z)6輪も:1.19(s
)、 1.23(t、Jこ7Hz)、 1.26(s)班; 1.53(d、J=班z)IH; 2.雌(dd、J=胡Z および母セ)IH: 4.03(q、J=7Hz)2H; 6.04(d、J=8Hz)IH 参考例 1 実施例1と同様の方法により2,2−ジメチルー3一(
2,2ージブロムビニル)シクロプロパンカルボン酸エ
チルを製造し、これを25%水酸化ナトリウム水溶液を
用いて、エチルアルコール溶媒中で3時間かきまぜるこ
とにより加水分解し、mp:8300の2,2ージメチ
ルー3−(2,2−ジブロムビニル)シクロプロバンカ
ルボン酸を製造した。 このものの乾燥ベンゼン溶液に5ーベンジル−3−フリ
ルメチルアルコールの乾燥ベンゼン溶液を膳所で加え、
その後ジシクロヘキシルカルボジィミドを加え2日間放
置し、生成した沈澱を炉別後、ベンゼンを溜去し、得ら
れた油状物をカラムクロマトグライ一を行なうことによ
り、mp:62〜63℃の2,2−ジメチルー3一(2
,2ージブロムビニル)シクロプロパンカルボン酸の5
ーベンジルー3−フリルメチルェステルが得られた。こ
の構造はNMRスペクトルにより確認された。実施例
2 実施例1においてィソブテンの代りに2−メチルー1ー
ベンテンを用いる以外は同様な操作を行なうことにより
、1,1,1ートリプロム−4ーメチルー4ーヘプテン
ー2−オールと1,1,1−トリブロムー4ーメチレン
ーヘプタン−2ーオールとの混合物、次いで1,1,1
ートリブロム−4ーメチルー3ーヘプテン−2ーオール
、次いで3−メチル−3−プロピル−4,6,6ートリ
フロム−5−へキセン酸エチルが製造され、さらにこれ
をナトリウム−t−ブチラートでベンゼン環流下に処理
することにより2−メチル−2ープロピルー3一(2,
2−ジプロムビニル)シクロプロパンカルボン酸エチル
が製造できた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1,R^2およびR^3はアルキル基であ
    る。 〕で表わされるγ−プロム−δ−不飽和カルボン酸エス
    テルを塩基性物質で処理することを特徴とする、一般式
    ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1,R^2およびR^3は上記の意味を有
    する。 〕で表わされる置換シクロプロパンカルボン酸エステル
    の製造方法。
JP752067A 1974-10-03 1974-12-28 置換シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法 Expired JPS6020372B2 (ja)

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JP752067A JPS6020372B2 (ja) 1974-12-28 1974-12-28 置換シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法
US05/616,998 US4113968A (en) 1974-10-03 1975-09-26 Process for preparation of substituted cyclopropane carboxylic acids and esters thereof and intermediates of said acids and esters
CH1280375A CH620192A5 (en) 1974-10-03 1975-10-02 Process for the preparation of esters of substituted cyclopropanecarboxylic acids
GB40351/75A GB1528944A (en) 1974-10-03 1975-10-02 Alpha-halogeno-delta-unsaturated carboxylic acid esters and their cyclisation to substituted cyclopropane-carboxylic esters
FR7530219A FR2302997A1 (fr) 1974-10-03 1975-10-02 Procede de preparation d'acides cyclopropane-carboxyliques substitues et d'esters de ces acides, et composes intermediaires de ces acides et esters
DE19752544150 DE2544150A1 (de) 1974-10-03 1975-10-02 Verfahren zur herstellung von substituierten cyclopropancarbonsaeuren und ihren estern

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