JPS6018398A - 電気鉛筆削り機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は鉛筆が削られて所要の芯先太さになったとき、
カッターを鉛筆の切削面より離し、自動的に削り過ぎを
防止する構成の電気鉛筆削り機に関する。

従来例の構成とその問題点 本出願人はすでにこの種の削り過き防止手段をもつ電気
鉛筆削り機を開発し、かつ製品化してきた。この電気鉛
筆削り機の主要部の構成は第１図に示すようになってい
る。すなわち鉛筆の挿入孔１をもつカッターホルダー２
と、前記カックーホルダー２にカッターシャフト３によ
って枢支され、前記挿入孔１に挿入された鉛筆を切削す
るだめのシリンダー状のカッター４を備えている。そし
てそのカッター４を鉛筆の切削面より引きはずす機構と
その動作は削られていく鉛筆の芯先ａが図示右方向（後
方）に進むことにより芯先当板６を後方へスライドさせ
、この芯先当板５に一端を係合して回動自在な反動レバ
ー６を押し、この押し込みにより支点７の関係から反動
レバー６の他端を図示左方（前方）に反動させ、前記反
動レバー６の他端に後端が当接したところのカッターシ
ャフト３を前方にスライドさせる。そしてこのカッター
シャフト３が前方に所要量のスライドをしだとき、カッ
ノーシャフト３の前端部に形成しだ前溝８が前記前溝８
の巾より小さい環状保持部９の位置に対応する。

前記カッターホルダー２ｒ／′ｉ鉛筆を中心軸として回
転していることから、カッター４およびカッターシャフ
ト３には遠心力が作用しており、したがってカッターシ
ャフト３は前溝８の深さの分だけ外方に移動し、すなわ
ち、カッターシャフト３（ｌ−ｊ：後端を基点としであ
る角度だけ鉛筆の切削面より離れる方向に移動し、これ
に枢支されたところのカッター４が前記切削面より離れ
て切削しなくなるものである。

ところで、前記カッターシャフト３は自動復帰のだめに
スプリング１０によって後方に押し適寸れるように付勢
されている。

前記スプリング１ｏはスプリング受１１とカッターシャ
フト３の前端間に設けられるものであり、スプリング受
１１はカッター４の取換のためＶＣ取はずし自在となり
、また、鉛筆の削り屑かカッターシャフト３の軸受部に
侵入しないようにキャップ状としている。このようなこ
とから、前記キャップ状のスプリング受１１は第２図に
示すように爪１２を有する脚部１３を設け、一方、カッ
ターホルダー２には前記脚片１３を係止するための係止
孔１４を形成している。

このような係止孔１４をカッターホルダー２に形成する
ことは加工が困難であり、特に鉛筆挿入口１６の外周に
形成される軸受部１６とカッターシャフト３の軸受部１
７とか近接していること力・ら、前記係止孔１４の位置
が制約され、また、係止孔１４よりスプリング受１１を
引きはずし７５；容易にできにくいものであった。

発明の目的 本発明はこのような問題に留意し、カッターシャフトを
押込むスプリングを備えたものにおいて、そのスプリン
グ受の着脱を容易にするとともに、前記スプリング受の
係止構造を造りやすくすることを目的とするものである
。

発明の構成 この目的を達成するために、本発明は鉛筆挿入孔をもち
、その鉛筆挿入口の前端筒部を軸受されるカッターホル
ダーと、削り上げられる鉛筆の芯先で押されてスライド
する芯先当板と、前記芯先当板の抑圧たより反動する反
動レバーと、カッターを枢支し、前記反動レバーの反動
によりスライドするカッターシャフトと、前記カッター
シャフトのスライドによりカッターを鉛筆の切削面より
引離す機構と、前記カッターシャフトの前端に尚接し、
とのカッターシャフトを押戻すスプリングを備え、前記
カックーシャフトの前端を受ける軸受部に前方に突出す
る筒状リブを形成し、前記筒状リブに嵌め合わされ、前
記スプリングを受けるキャップ状のスプリング受を設け
、前記筒状リブの外側とスプリング受けの内側に互に係
合する係止凸部と係止凹部を設け、筒状リブに対しスプ
リング受を着脱自在にした電気鉛筆削り機の構成とした
ものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第３図〜第７図にもとづき説明
する。

図において１８はカッターホルダーであり、鉛筆挿入孔
１９を有している。このカッターホルダー１８には鉛筆
の切削面Ｂと平行するようにカッターシャフト２０を配
し、との力・ノターシャフト２０の前後端部を軸受部２
１．２２で保持し、かつ、前記カッターシャフト２０が
スラスト方向にスライド自在にしている。前記カッター
シャフト２０にはシリンダー状のカッター２３を嵌合し
てあり、カッター２３の外側は鉛筆の切削面Ｂに清うよ
うに々っている。

前記カッターホルダー１８の鉛筆挿入孔１９の後端部に
対応する位置には芯先当板２４を配置している。この芯
先当板２４は側部の１部をカンタ−ホルダー１８に形成
したガイド溝２５に嵌め合せ、鉛芯の芯先の抑圧によっ
て後方にスライド自在液膜けら九ている。この芯先当板
２４の後端には反動レバー２６の一端を係合してあり、
反動レバー２６の中復は反動支点部２７に尚接し、また
他端はカッターシャフト２ｏの後端に当接している。前
記力ノターシャフ）２０の前端部の周りには、前溝２８
を形成してあり、この前溝２８の溝巾は前部の軸受部２
１の軸方向の巾よりやや犬きくしている。前記カッター
シャツ）２０の前端部は押込み（復帰）用のスプリング
２って押されるようになっており、前記スプリング２９
はキャンプ状のスプリング受３ｏにて受けられるように
なっている。捷だ、カッターボルダ−１８は前後部を軸
受３１，３２で枢支されるものであり、前部の軸受３１
は鉛筆挿入口１９の周囲の筒部３３をクク１１受けるよ
うになっている。以上の構成はスプリング受３０および
その着脱構造を除いて前述の第１図の従来の構成と同じ
である。

本発明は上記の構造において、スプリング受３０の着脱
構造に特徴があり、すなわち、カッターホルダー１８の
カッターシャフト２０の前端部を受ける軸受部２１には
その軸受孔の縁に前方に突出する筒状リブ３４を形成し
、この筒状リブ３４の外周に係止用凸部３６を形成して
あり、スプリング受３ｏはこの筒状リブ３４の外周に嵌
１り合うキャップ状に形成され、かつ、内側に前記係止
用凸部３６にはオり合う係止用四部３６を有している。

なお、この実施例においては筒状リブ３４におけるカッ
ターホルダー１８の軸受３１に対向する部分を切欠し、
軸受３１がカックーホルダー１８に低寸り合う挿入空隙
をかせいでいる。

第８図、第９図は本発明の他の実施例を示し、このもの
は筒状り７３４が切欠をもだない構成のものである。

上記構成の電気鉛筆削り機における自動削り市め動作は
前記従来例で述べた動作と同じであるのでその説明は省
略する。

この電気鉛筆削り機はスプリング受３０を筒状リブ３４
に嵌めることにより係止用凸部３６と係止用凹部が係合
して筒状リブ３４にスプリング受３０を固着する。この
場合、スプリング２９のカはあ捷り犬きくないので、ス
プリング２９０カでスプリング受３ｏがはずれるよう々
ことはない。

そしてスプリング受３ｏはスプリング２９の保持を行い
、かつ、削り屑がカッターシャフト２ｏの前部軸受２１
に侵入するのを防止し、カノターシャフ１−２０のスラ
スト方向の移動を円滑にする。

カッター２３を交換する場合にはスプリング受３゜を前
方に引ばることにより、スプリング受３０が脱れる。そ
して自由になったカッターシャフト５０を前方に引出し
、カッター２３を交換でキル。

発明の効果 本発明の電気鉛筆削り機はカッターシャフトを押もどす
ためのスプリングを受けるキャップ状のスフＩＪング受
の固着構造が、カッターボルダ−におけるカッターシャ
フトの前端の軸受部に設けだ筒状リブにはめ合わされ、
がっ、凹部と凸部にょる係止であるので、確定な固着が
できるとともに着脱が容易にでき、また、削り屑の侵入
を防止できる。特にカッターホルダーの前方の軸受部と
前記スプリング受が近接する位置にあっても、前記筒状
リブを形成して、両者間にカンタ−ボルダ−の軸受部材
を挿入する間隙が十分に得られ、また、従来のように係
止孔を形成しなくてもよいので加工が簡単である。　− なお、筒状リブのカンタ−ボルダ−軸受側を切欠するの
は、前記カッターホルダー軸受部と、筒状リブ間に大き
な間隙を得るためと、筒状リブの係止用凸部がないこと
により金型の抜きを容易にするためである。

また、鉛筆の削り上げ時にカッターを鉛筆の切削面より
引き離す機構は、カッターシャフトの首ｍｌ、この溝の
深さあるいはカンクルシャフトを側方に逃がす軸受部の
構造以外にカッターシャフトの端部に小径部を設けたり
、あるｔｚＪｉ軸受の内面に段部をつけてもよく、した
がって、本願は図示実施例のカックーシャフトの構造に
限られるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気鉛筆削り機の切削機構の断面図、第
２図は同要部分解斜視図、第３図は本発明の一実施例の
電気鉛筆削り機の一部を切欠した状態の断側面図、第４
図は同要部断面図、第５図は第４図においてスプリング
受をはずした状態の要部断面図、第６図は第５図の前面
図、第７図はスプリング受の断面図、第８図は本発明の
他の実施例の要部断面図、第９図は同前面図である。 １８・・・・・・カッターホルダー、１９・・・・・・
鉛筆挿入口、２０・・・・・・カッターシャフト、２１
・・・・・軸受部、２３・・・・・・カックー、２９・
・・・・・スプリング、３０・・・・・・スプリング受
、３１・・・・・・軸受、３４・・・・・・筒状リブ、
３５・・・・・・係止用凸部、３６・・・・・・係止用
凹部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）鉛筆挿入孔をもち、その鉛筆挿入孔の前端筒部を
   軸受けされるカンタ−ホルダーと、削り上げる鉛筆の芯
   先で押されてスライドする芯先当板と、前記芯先当板の
   抑圧により反動する反動レバーと、カッターを枢支し、
   前記反動レバーの反動によりスライドするカッターシャ
   フト吉、前記カッターシャフトのスライドによりカッタ
   ーを鉛筆の切削面より引離す機構と、前記カッターシャ
   フトの前端に当接し、このカッターシャフトを押戻すス
   プリングを備え、前記カッターシャフトの前端を受ける
   軸受部に前方に突出する筒状リブを形成し、前記筒状リ
   ブ゛に嵌め合わされ、前記スプリングを受けるキャップ
   状のスプリング受けを設け、前記筒状リブの外側とスプ
   リング受けの内側に互に係合する係止凸部と係止凹部を
   設け、筒状リブに対しスプリング受けを着脱自在にして
   なる電気鉛筆削り機。
2. （２）、筒状リブはカッターホルダーの前端の軸受に対
   応する側か折欠されてなる特許請求の範囲第１項に記載
   の電気鉛筆削り機。