JPS6016163Y2 - 連結金具 - Google Patents
連結金具Info
- Publication number
- JPS6016163Y2 JPS6016163Y2 JP7802079U JP7802079U JPS6016163Y2 JP S6016163 Y2 JPS6016163 Y2 JP S6016163Y2 JP 7802079 U JP7802079 U JP 7802079U JP 7802079 U JP7802079 U JP 7802079U JP S6016163 Y2 JPS6016163 Y2 JP S6016163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bundle
- corner
- metal fitting
- support part
- timbers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば寄棟屋根のごとき勾配屋根の頂部に
使用される連結金具に関する。
使用される連結金具に関する。
たとえば和式建築家屋に設けられ寄棟屋根においては、
その頂部に棟木材、束木材および隅木などの構成部材の
端部が対向する。
その頂部に棟木材、束木材および隅木などの構成部材の
端部が対向する。
これら構成部材の端部の連結をおこなうのにあたって、
木造家屋の場合各端部にほぞ加工などの加工をしなけれ
ばならず手間がかかつて非常に面倒であるとともに断面
欠損が生じやすく強度が低下する。
木造家屋の場合各端部にほぞ加工などの加工をしなけれ
ばならず手間がかかつて非常に面倒であるとともに断面
欠損が生じやすく強度が低下する。
また木造以外の場合は、上記各構成部材の接合部分が複
雑となって組立作業能率が悪いなどの不都合がある。
雑となって組立作業能率が悪いなどの不都合がある。
そこで近時、各構成部材を全て取付けて一体的に連結す
る金具が開発され実用化されるようになった。
る金具が開発され実用化されるようになった。
この種金具を用いれば構成部材端部の加工は不要となり
、連結強度が向上するなどの利点がある。
、連結強度が向上するなどの利点がある。
しかるに多数の構成部材を連結するため、金具自体の構
造が複雑で製作に手間がかかる。
造が複雑で製作に手間がかかる。
また予め定められた太さの構成部材のみ連結可能であり
、いずれか一つの構成部材の太さが規格外であると、使
用できない。
、いずれか一つの構成部材の太さが規格外であると、使
用できない。
同時に構成部材の組合せ勾配が規格外であっても使用で
きないものである。
きないものである。
さらに、上記寄棟屋根の場合は都合良いが、たとえば方
形屋根に対しては不適当である。
形屋根に対しては不適当である。
このため、全ての構成部材を連結するより、ごく簡単な
構造で、少くとも東木材と隅木との連結を容易化し、か
つ充分な連結強度を保持きる連結金具が要望されるに至
った。
構造で、少くとも東木材と隅木との連結を容易化し、か
つ充分な連結強度を保持きる連結金具が要望されるに至
った。
本考案は、上記事情にもとすきなされたものであり、そ
の目的とするところは、ごく簡単な構造でありながら、
束木と隅木との連結をごく容易にでき、作業能率の向上
を図るとともに充分な強度を保持する連結金具を提供し
ようとするものである。
の目的とするところは、ごく簡単な構造でありながら、
束木と隅木との連結をごく容易にでき、作業能率の向上
を図るとともに充分な強度を保持する連結金具を提供し
ようとするものである。
以下本考案の一実施例を図面にもとすいて説明する。
第1図中1は勾配屋根であるたとえば寄棟屋根2を有す
る家屋である。
る家屋である。
上記寄棟屋根2の頂部Aは、欄を構成する棟木3と、隅
棟を構成する隅木4,4と、上記棟木3と直角に設けら
れる束木5とのそれぞれ端部が対向してなる。
棟を構成する隅木4,4と、上記棟木3と直角に設けら
れる束木5とのそれぞれ端部が対向してなる。
そして上記隅木4,4と束木5とは後述する連結金具6
にて一体的に連結される。
にて一体的に連結される。
上記棟木3は適宜手段で隅木4,4および束木5に連結
される。
される。
なお、棟木3、隅木4,4および束木5は、木材が用い
られる。
られる。
上記連結金具6は第2図および第3図に示すようになっ
ている。
ている。
すなわちこれは、金具本体7と、一対の隅木受金具8,
8とから構威される。
8とから構威される。
上記金具本体7は、上記束木5の幅と略同−幅に形成さ
れる束木取付部9と、この両側縁に沿って支持部10.
10を一体的に拡開して設けてなる。
れる束木取付部9と、この両側縁に沿って支持部10.
10を一体的に拡開して設けてなる。
上記束木取付部9には取付用孔11.11が穿設される
。
。
上記支持部10,10の拡開角度は上記隅木4,4の拡
開角度に合せられる。
開角度に合せられる。
また支持部10.10の上端縁は隅木4,4の勾配に合
せて傾斜する。
せて傾斜する。
束木取付部9および支持部10゜10に亘ってその端縁
を接合し、たとえば溶接などの手段で補強リブ12が設
けられ、支持部10.10の拡開角度を保持できるよう
になっている。
を接合し、たとえば溶接などの手段で補強リブ12が設
けられ、支持部10.10の拡開角度を保持できるよう
になっている。
上記隅木受金具8は断面略U字状に折曲形成され、この
底部に沿って断面逆り字状に折曲形成される支持金具1
3が溶接などの手段で固着される。
底部に沿って断面逆り字状に折曲形成される支持金具1
3が溶接などの手段で固着される。
そして支持金具13の立片を上記支持部10の側面に密
着腰かつ支持金具13の水平片を支持部10の上端縁に
載せて互いに溶接などの手段で固着する。
着腰かつ支持金具13の水平片を支持部10の上端縁に
載せて互いに溶接などの手段で固着する。
したがって隅木受金具8は支持部10に載設されること
になる。
になる。
なお隅木受金具8には取付用孔14.14が相対向して
穿設される。
穿設される。
しかして、束木5の側面に金具本体7の束木取付部9を
接合し、取付孔11.11を挿通ずるボルト・ナツトで
締付けて固定する。
接合し、取付孔11.11を挿通ずるボルト・ナツトで
締付けて固定する。
つぎに上記略U字状の隅木受金具8に隅木4の端部を嵌
合支持し、取付孔14,14を挿通ずるボルト、ナツト
で締付けて固定する。
合支持し、取付孔14,14を挿通ずるボルト、ナツト
で締付けて固定する。
なお上記隅木4,4は互いに接合する面を有し、かつ棟
木3および束木5とも接合する面を有するようその端部
を加工しである。
木3および束木5とも接合する面を有するようその端部
を加工しである。
このようにして、連結金具6を用いて隅木4゜4と束木
5とを連結すれば、接合連結のためにそれぞれの端部に
複雑な加工を施す必要がない。
5とを連結すれば、接合連結のためにそれぞれの端部に
複雑な加工を施す必要がない。
またボルト・ナツトの締付けだけでの簡単な作業で上記
連結がなされ、これらの機械的連結強度は大である。
連結がなされ、これらの機械的連結強度は大である。
しかも隅木受金具8は支持金具13を介して支持部10
に載設されるので安定性が良シー1゜また支持部10,
10の拡開角度および上端縁の傾斜は、隅木4,4の拡
開角度および勾配に合せて予め設定可能であり、しかも
補強リブ12を設けたので機械的強度は充分である。
に載設されるので安定性が良シー1゜また支持部10,
10の拡開角度および上端縁の傾斜は、隅木4,4の拡
開角度および勾配に合せて予め設定可能であり、しかも
補強リブ12を設けたので機械的強度は充分である。
また上記連結金具6は寄棟屋根2ばかりに使用されるも
のではなく、たとえば隅木4が四方向から束木5に取付
く方形屋根の隅棟頂部の場合であっても、束木5に対し
連結金具6を2個用いれば連結可能となる。
のではなく、たとえば隅木4が四方向から束木5に取付
く方形屋根の隅棟頂部の場合であっても、束木5に対し
連結金具6を2個用いれば連結可能となる。
また上記実施例においては隅木受金具8を支持金具13
を介して金具本体7に設けるようにしたが、これに限定
されるものではなく、たとえば第4図に示すように隅木
受金具8を支持部10の上端縁に直接載設しても良い。
を介して金具本体7に設けるようにしたが、これに限定
されるものではなく、たとえば第4図に示すように隅木
受金具8を支持部10の上端縁に直接載設しても良い。
(なお上記実施例と同様個所は同番号を附して説明を省
略する。
略する。
)以上説明したように本考案によれば、束木の側面に取
付けられる束木取付部の両側部に支持部を拡開し、束木
取付部および両支持部に亘って補強リブの端縁を接合し
てなる金具本体と、上記支持部の上端縁に載設され隅木
を支持固定する断面略U字状の隅木受金具とから連結金
具を構威し、勾配屋根の頂部を構成する束木と2本の隅
木のそれぞれ端部を固定し連結するものである。
付けられる束木取付部の両側部に支持部を拡開し、束木
取付部および両支持部に亘って補強リブの端縁を接合し
てなる金具本体と、上記支持部の上端縁に載設され隅木
を支持固定する断面略U字状の隅木受金具とから連結金
具を構威し、勾配屋根の頂部を構成する束木と2本の隅
木のそれぞれ端部を固定し連結するものである。
したがって、ごく簡単な構造でありながら隅木の仮保持
と位置調整が可となり、上記束木と隅木とを確実に連結
でき作業能率の向上を図れるとともに上記各部材の端部
に複雑な加工を施す必要がなく、断面欠損の虞れがなく
なって充分な連結強度を有する廉価な連結金具を提供で
きる。
と位置調整が可となり、上記束木と隅木とを確実に連結
でき作業能率の向上を図れるとともに上記各部材の端部
に複雑な加工を施す必要がなく、断面欠損の虞れがなく
なって充分な連結強度を有する廉価な連結金具を提供で
きる。
第1図は本考案の一実施例を示す寄棟屋根を有する家屋
の斜視図、2図は連結金具と寄棟屋根頂部の分解斜視図
、第3図はその組立平面図、第4図は本考案の他の実施
例を示す連結金具と寄棟屋根頂部の正面図である。 5・・・・・・束木、4・・・・・・隅木、2・・・・
・・勾配屋根(寄棟屋根)A・・・・・・頂部、9・・
・・・・束本取付部、10・・・・・・支持部、12・
・・・・・補強リブ、7・・・・・・金具本体、8・・
・・・・隅木受金具。
の斜視図、2図は連結金具と寄棟屋根頂部の分解斜視図
、第3図はその組立平面図、第4図は本考案の他の実施
例を示す連結金具と寄棟屋根頂部の正面図である。 5・・・・・・束木、4・・・・・・隅木、2・・・・
・・勾配屋根(寄棟屋根)A・・・・・・頂部、9・・
・・・・束本取付部、10・・・・・・支持部、12・
・・・・・補強リブ、7・・・・・・金具本体、8・・
・・・・隅木受金具。
Claims (1)
- 束木に2本の隅木の端部を対向させてなる勾配屋根の頂
部に設けられ、上記束木の側面に取付けられる束木取付
部、この束木取付部の両側部に拡開して設けられる支持
部および上記束木取付部と支持部とに亘ってその端縁を
接合してなる補強リブとからなる金具本体と、この金具
本体の上記支持部上端縁に載設され上記各隅木を支持固
定する断面略U字状に折曲される隅木受金具とからなる
ことを特徴とする連結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7802079U JPS6016163Y2 (ja) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | 連結金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7802079U JPS6016163Y2 (ja) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | 連結金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55178514U JPS55178514U (ja) | 1980-12-22 |
JPS6016163Y2 true JPS6016163Y2 (ja) | 1985-05-20 |
Family
ID=29311477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7802079U Expired JPS6016163Y2 (ja) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | 連結金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016163Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-08 JP JP7802079U patent/JPS6016163Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55178514U (ja) | 1980-12-22 |
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