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JPS60143938A - 熱可塑性樹脂製微小ビ−ズの膨脹方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂製微小ビ−ズの膨脹方法

Info

Publication number
JPS60143938A
JPS60143938A JP59179792A JP17979284A JPS60143938A JP S60143938 A JPS60143938 A JP S60143938A JP 59179792 A JP59179792 A JP 59179792A JP 17979284 A JP17979284 A JP 17979284A JP S60143938 A JPS60143938 A JP S60143938A
Authority
JP
Japan
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microbeads
temperature
expansion
mating
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59179792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shii Suwan Jiyunia Jiyatsuku
ジヤツク・シー・スワン、ジユニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Publication of JPS60143938A publication Critical patent/JPS60143938A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/34Auxiliary operations
    • B29C44/36Feeding the material to be shaped
    • B29C44/46Feeding the material to be shaped into an open space or onto moving surfaces, i.e. to make articles of indefinite length
    • B29C44/461Feeding the material to be shaped into an open space or onto moving surfaces, i.e. to make articles of indefinite length dispensing apparatus, e.g. dispensing foaming resin over the whole width of the moving surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B19/00Shoe-shaped inserts; Inserts covering the instep
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0405Linings, paddings or insertions; Inner boots
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/32Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof from compositions containing microballoons, e.g. syntactic foams
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    • Y10S521/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S521/915Utilizing electrical or wave energy during cell forming process
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    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、小球体を制御可能に膨張させた中空の熱可塑
性樹脂製微小ビーズを含有する粘稠性の流動可能な圧力
補償用フィッティング用素材または組成物(以下嵌合材
料という)の製造法に関する。
本発明は種々の使用および適用に好ましい粘稠性で流動
可能な圧力補償用嵌合材料または組成物を提供し、はき
もの用嵌合詰物に限られるものでない。
粘稠性で流動可能な圧力補償用嵌合材料または組成物は
種々の使用および適用(はきもの用嵌合詰物を含む)に
適当な袋内に保持される。特に、スキーブーツのような
スポーツ用はきものまたはブーツに適当な圧力補償用嵌
合詰物はほどよくかつ容易にフィツトさせ、かつ確実な
支持をなし、足の測成の特定の部分(課先端)を含む着
用者の足の所望部分に安楽感を与える。したがって、本
発明によるはきものはほどよくかつ容易なフィツト、確
実な支持および安楽感を与える手段として上記嵌合詰物
を含む。
また、本発明は高周波加熱手段および温度補償手段を使
用して中空の、熱可塑性樹脂!!l If&小ビーズを
制御可能な様式で膨張させる方法を提供する。
その加熱膨張された微小ビーズは粘稠性で流動可能な圧
力補償用嵌合材料を製造するに適する。
本発明に係るこの組成物は柔軟な外皮中に保持され、所
望により(イ)長靴(例えばスキー靴)、(ロ)取っ手
、(ハ)クッション構造物(例えば人体の一部分を圧、
衝撃またはショックから保護する器具や用具類、例えば
スポーツ用具または安全員) 、(ニ)医療器具類(例
えば整形具または義歯具など)または(ホ)その伯のも
のに使用し得る。
以下の記載はスキー靴に関するものではあるが、上記の
使用形態をも含むものであり、スキー靴が最も好ましい
実施態様であるので、説明を簡単にするためにこれにつ
いてのみ記載するに過ぎない。
本明細書において、嵌合材料または組成物に対し「流動
可能」とは、嵌合および/または使用時の条件下で、完
成された嵌合材料または組成物がこねられたり、形どっ
たり、変形したりすることができ、圧力補償の性質を有
することを意味する。
現在一般に使用されているスキー靴は、比較的堅い外皮
を有しており、これは典型的にはプラスチックで作られ
ている。この外皮の内側には外皮と比較するとかなり柔
らかな柔軟性のある裏付部材が存在している。靴には更
に、靴の開閉を行なうための1以上のバックルまたはそ
の他の固定手段がある。
後部挿入型のスキー靴には一般に旋回舌があり、外皮の
外側へ旋回することによって後部の垂直に延びた開口部
を提供する。そして、これは着用者が靴に足を入れやす
くするのに役立つ。そして、靴に足が入ったらこの旋回
舌は元の位置に戻り、1以上のバックルおよび固定ルー
プまたは大索などの固定具によってその場所にしっかり
と固定される。アルデン・ビー・ハンソンおよびクリス
・ニー・ハンソンの米国特許i3,798,799号お
よび第3.’ 882,561号には後部挿入スキー靴
が開示されている。これ等特許の開示内容を、本明細書
に於て参考として引用する。
米国特許第3,798,799号および第3゜882.
561号を詳細に参照すると、これらは実質的に堅いプ
ラスチック類の外皮およびその内部に配置された実質的
にしなやかな裏付部材(例えばポリウレタンフォーム)
から成る後部挿入型スキー靴を開示している。通常、裏
付部材の外表面は外皮の内部表面を補足している。裏付
部材の内部表面は、課の先端を含む着用者の足の周囲に
適合し、足の外表面の輪郭となる。これはこれら特許に
開示された特殊な嵌合操作によって、足にうまく適合す
るように変形される。この裏付部材はその外表面と外皮
の内表面との間に1以上の空洞空間(ここでは単に空洞
という)を形成するように形づくられ設置される。そし
て、この空洞には実質的に圧縮不能の嵌合材料が実質的
に充填される。この嵌合材料は好ましくは特定のあつら
え操作およびサイズどり操作中に空洞内に注入され、全
体が完成する。あるいは、嵌合材料をあつらえ操作の前
に空洞に入れておき、あつらえ操作中流動可能にしてお
く。嵌合材料はあつらえ操作中特定の条件下で流動可能
であるがその後固化または硬化し、堅固な支持物となっ
てスキーにとって快適となる。
これらの特許に開示されている嵌合材料は、使用時の条
件下では実質的に圧縮不能であるので、詰物としての機
能を有しない。それはスキーヤ−の足や踵に対して支持
機能を有し、足とスキー靴の外皮との接触を堅固にする
ものである。
未開特許第3,798,799号および第3゜882.
561号に開示されているあつらえ操作は、外皮と裏付
部材との間に形成された空洞や、空洞内に設置された空
気袋中に、足を裏付部材内に入れた状態で、流動可能な
P)可塑性嵌合材料を注入することから成る。嵌合材料
は流動可能となるまで加熱された後、空洞や空気袋に注
入される。
着用者は、嵌合材料が充分に冷却し、固化または硬化し
て足の形に適合するのを待つ。
改良を加えた圧力補償の嵌合材料を使用する本発明は上
記特許、特に特殊なあつらえ操作や嵌合手段を開示した
特許と以下の点で相違する。即ち、就中、本発明に於て
は、あらかしめ形成した嵌合詰物を選択された形゛や構
造として好都合に使用するのであり、この詰物は所望の
適合または流動性質を備えた圧力補償の嵌合材料の一定
惜または一定容量をその内部に封入した、しなやかな保
護被覆からなる。嵌合詰物(詰物という言葉は嵌合詰物
に関する限り、複数の嵌合詰物を包含する。ンは圧力補
償嵌合材*イを保持しており、形成され、構成されて課
を覆う靴内で、靴と足の間に設置される。例えば、それ
は外皮と柔軟な裏付部材(裏付という用語は詰物手段の
使用も包含する。)の中間に置かれ、実質的に外皮と、
嵌合詰物と直接隣接するか直接接触する(上にあるか下
にあるかの関係)裏付部材との間の空間または空洞を充
満する。この嵌合材料は靴を着用している条件下におい
て足に適合し、極めて快適な、心地よい堅固な適合性を
与える。これについては後述する。
所望により、この嵌合材料は通常の前部挿入化(例えば
スキー靴)およびあらゆる使用目的の靴(例えばアイス
・スケート靴)にも用いることができる。
添付の図面において、第1図は本発明の嵌合詰物の一態
様を示したものであり、図の一部は内部が見える様に切
り取っである。第2図は第1図の2−2線に切断した断
面図である。第3図はしなやかな裏付部材の前面一部と
側面上に置かれた第1図の嵌合詰物の前面透視図である
。この第3図に示した簗合体は例えば米国特許第3,7
98゜799号および3,882,561号に示された
半硬面の後部挿入型のスキー靴外皮の中へ置かれる。
第4図は第1図と同様に本発明の嵌合詰物の一剋様を示
したものであり、図の一部は内部が見えるように切り取
っである。
第5図はスキー靴に挿入された使用者の踵、靴の外皮、
空洞中に置かれた第4図に示した好ましい嵌合詰物およ
び第3図に示したしなやかな裏付部材を示す正面断面図
である。
第6.7.8および9図は各々実施例1,2゜3および
4の製造法を一般的に示す工程図であり、詳しくは、第
6および7図は高周波電気エネルギーの使用に関するも
のである。
第1図をこおいて、成形された圧力補償嵌合詰物10は
、しなやかな保護外皮または覆いと、その中に保持され
ている一定量又は一定容量の圧力補償嵌合材料13から
成っている。この外皮は適当なしなやかな材料、好まし
くはヒートシールされた柔軟な熱可塑性樹脂フィルム1
5がら成っている。第1図に示した如く、嵌合詰物1o
は二股に分かれており、裂けた落ちこみを形成する開口
部12を形成する向かい合った内部縁を有する2つの上
位脚部16を有する。開口部12は、第3図に例示した
様に、嵌合詰物10の上位脚部16の位置がしなやかな
裏付部材2oの踵部位に適合するように成形されている
。所望により、脚部16の下部先端に接続しており、開
口部12の下部にあたる嵌合詰物の部分には、封をされ
た隣接縁を有する約1インチの垂直の切れ目があっても
よい(これは図には示されていない)。
単一の、前もって形成された嵌合詰物1oは、第3図に
示すように足の側部および前部の一部分およびしなやか
な裏付部材20の上に置かれるように成形される。更に
詳しくは、第3図は内部の裏付部材20の上に置かれた
嵌合詰物10を示している。裏付部材20の内部表面は
実質的に着用者の足の外表面の輪郭を形成する。裏゛付
部材2゜およびその上に置かれた嵌合詰物10は実質的
に堅い適度な大きさのスキー靴外皮(第5図に示した外
皮50参照)の中に置かれ、嵌合詰物1oは外皮と裏付
部材20との間に空洞(空洞とは少なくともlの空洞を
示す)や空間を実質的にふさぐ。
着用者が足を靴に入れるだけで、圧力補償の適合材料1
3が、非常に粘着性ではあるが常温で流動し、足の形や
輪郭に適合し、基本的に空間や空洞を満たし続け、足に
きちんとまたしっかりと、しかし快適に適合し、その他
の適合操作をする必要がない。後述するように、この適
合は使用中適当に維持される。ここに例示した特定の嵌
合詰物10には別のしなやかな、弾力のある下部たれま
たは詰物クッション−14(第1図および第2図参照)
があり、これは嵌合詰物に囲まれた部分にあるが嵌合材
料13は別に封入されている。この下部たれまたは弾力
のあるクッション14は、嵌合材料13を使用すると快
適でない足の部分において、スキー中における圧の開放
に役立つ。下部たれ14は例えば厚さ約1/4インチ、
密度約21bs/ft3の泡沫架橋ポリエチレン(例え
ばヘルヵレス・インコーボレーテイド(Hercule
s Tncorporated)から提供されるL−2
00シリーズ・ミニセル(L−2005eries M
inicell) m品など)で形成される。
嵌合材料10およびたれ14は第1図〜第3図に示され
ているように封入(例えばヒートシール)され、封入線
11によって分離されている。
第3図はまた、分離したしなやかなまたは弾力性のある
上部空間たれまたはクッション30を示しており、これ
は裏付部材の外表面の嵌合詰物10のU字型の開口部1
2によって提供される位置にある。上部たれまたは弾カ
クソション30は、基本的には下部たれまたはクッショ
ン14と同じ目的で使用される。たれ30は例えば泡沫
ポリウレタンで形成され、約17註 ンチの均一な厚さを有するか、またはその実質的に垂直
に延びる方向に、最も厚い所で約1/4、最も薄い所で
約1/8インチに変化する先細に形成されていてもよい
。図には示していないが、上部空間たれまたはクッショ
ン30はしなやかな裏付部材20の欠くことのできない
部分、または突出部であってもよい。
嵌合材料13は、最初にその外皮終結部の境界まで実質
的に均一に分散され、熱可塑性フィルムを端部すなわち
封入線に沿って封入して装備される。
第2の分離した外皮終結部は嵌合材料のための外皮終結
部に隣接した場所にたれ14を保持して示されている。
この第2の外皮終結部は封入線11に沿って分離したフ
ィルムシート15を封入(例えばヒートシール)するこ
とにより形成される。
嵌合詰物10を構成する一実施態様において、実質的に
均一な約0.01〜0.6インチの非常に薄い嵌合材料
(下記実施例5参照)およびしなやかな下部たれ14は
、二枚のしなやかな柔軟な熱可塑性樹脂のシートまたは
フィルム15の間で空間的に離れた関係にあり、これは
完全にシールされると保護被膜となる。フィルムとして
は例えば、厚さ約0.011〜0.015インチ、ジュ
ロメータ−硬度(ショアA尺度)約85の熱可塑性ポリ
ウレタンフィルム、例えばステベンズ・エラストメリッ
ク・アンド・プラスチック・プロダクト・インコーポレ
イテッド(J.P.ステベンズ・アンド・コンパニー・
インコーポレイテッド。
イースタンプトン、マサセソチュの子会社)から供給さ
れるMP−1880フイルムが用も)られる。
これは、300%引張りに於ける引張強さが2。
5 8 0psi.であり、破断点引張強さく極限)力
く7。
251psi.であり、破断点伸びが440%であり、
永久伸びが14.2%であり、引裂強さくDiec)が
351psiである。あるいはB.F.グ・ノド1ノツ
チ・ジェネラル・プロダクト・カンノぐニー(アクロン
、オハイオ)から提供される「タフタン」TF−3 1
 0として知られているポリエステ11に基づいた熱可
塑性ポリウレタンフィルムも用も)られる。上記のポリ
ウレタンフィルムMP−1880は復元性があり、一時
的なそれを引張るストレスを除くと少なくとも一部は徐
々に回復する傾向を有し、エラストマー的である。2枚
のフィルム15は(イ)嵌合材料13をシート間に形成
される圭1入クロージヤー内に封入し保持するよ旧こ、
また(口)泡沫ポリエチレンたれ14を適切な位置しこ
圭4人し保持するように、完全なヒートシーJしによっ
て結合させる。このようにした圧力補償嵌合詰物10は
、例えば後部挿入型スキー靴に使用することができる。
所望により、まず嵌合材料のだめの保護クロージヤーを
ヒートシールし、小さな排気口および小さな充填口(図
に示していない。)だけを残し、予め測定した量または
容量の流動可能な嵌合材料をこの小充填口から注入した
後排気口および充填口をヒートシールしてもよい。
第4図は予め測定した量または容量の実質的に均一に分
散させた嵌合材料43を内部に保持した、しなやかな保
護被膜からなる好ましい嵌合詰物40を示したものであ
る。この詰物40は、基本的には第1図〜第3図に示さ
れた嵌合月料10と同様にしてスキー靴に用いられる。
第4図を詳細に説明すると、形成された圧力補償嵌合詰
物40は、予め測定したけまたは容量の圧力補償嵌合材
料43を内部に保持していそしなやかな保護被膜からな
る。この被膜は適当なしなやかな材料、好ましくは柔軟
な、熱可塑性樹脂のヒートシールされたフィルム45で
形成されている。フィルム45は、嵌合詰物10のフィ
ルムl5に関して記述した同じ樹脂材料で形成されてい
てもよい。嵌合詰物40には2つの、裂けた落ちこみを
形成する開口部42を形成する向かい合った内部縁を有
する上位脚部49がある。開口部42は、嵌合詰物10
 (第3図参照)の開口部12と同様にして嵌合詰物4
0の上位脚部49がしなやかな裏付部材20の課部位に
適合するように形成されている。ここに示された特定の
嵌合詰物40には、しなやかなまたは弾力性のある下部
たれまたは詰物クッション44があり、これは嵌合詰物
の別の囲まれた部分内にあり、嵌合材料43とは別々に
封入されている。この下部たれまたは弾力性クッション
44は嵌合材料43を使用すると快適でない足の部分に
おいて、スキー中における圧の解放に役立つ。下部たれ
44は、例えばプランカード・インダストリー・インコ
ーポレイテッド、ウェスト・オレンジ、ニューシャーシ
ーから発売されているポリビニルクロリド復元ml 沫
(r 。
am)の如き、1/4インチの均一な厚さを有し、密度
が約8〜91bs /ft3であるポリビニルクロリド
泡沫で形成される。
第4図に示した如く、フィルム45の上層または上表面
には、別々に柔軟な下部たれ44を保持しているクロー
ジヤーのその部分を貫通した穴46(例えば直径約37
16インチ)がある。第2の頻イ以の穴(図には示して
いない)がフィルム45の反対側の下層または下部表面
にある。これらの穴は空気を柔軟なたれ44およびそれ
を保持している封入クロージヤーから排出させる手段で
ある。
嵌合詰物40を作成する際、たれまたは詰物クッション
44は適所にシールされ、封入クロージヤーは第4図に
おいて破線で示した充填口および排出口47および48
を除いて、封入線41に沿ってシールされる。予め測定
した量または容量の温かい流動可能な嵌合材料43を充
填口および排出口47および48を通して封入被覆の境
界まで注入する。その後、各々の口は封入線41に沿っ
て、嵌合詰物40を完全に完成する様にシール(例えば
ヒートシール)され、所望により嵌合詰物40から切り
離され、捨てられる。
第5図は、好ましい嵌合詰物40が靴の外皮50としな
やかな裏付部材20と6間の空洞に設置されたスキー靴
内に適合した足を示す断面図である。嵌合詰物40は、
靴内で踵側部をおおう様に設置され、これによって嵌合
詰物40は足の課先端を閉じ込める。
圧力補償嵌合材料13および43は上述した如く、予め
形成され、それらをつつみ容易に移動し得る。置換し得
る、封入されたしなやかで柔軟な封入被膜または封入袋
に保持され、別々の、移動可能な、そして置換可能な、
封入されたしなやかな、柔軟な圧力補償嵌合詰物10お
よび40を与える。
嵌合詰物中に封入された嵌合材料は、嵌合中における調
節された圧力条件下または使用時の条件下で粘着性で流
動可能ではあるが、靴に足を入れた時、そしてひき続き
スキーをしたりその他の活動をしている間、堅固にまた
はしっかりと、しかし快適に足の型に適合する様に、嵌
合詰物内に耐大保持される。同時に、嵌合詰物は(イ)
隣接または上に存在する半堅固な外皮と(0)隣接また
は下に存在する実質的にしなやかな裏付部材および/ま
たは足との間の空洞を満たす有効な手段となる。しなや
かな裏付部材は足の外表面の実質的な輪郭となる内部表
面を有する。
保持された圧力補償の嵌合材料13および43は、不規
則な型になったり変型したり、室温で保存した場合顕著
に流れたりくずれたりしないように形成される。この嵌
合材料は着用者にとって積極的な足の調節として役立つ
。嵌合材料の型は、一定の所望の最小準位を超える連続
的な圧力やずれ応力が加わることによって変形する。嵌
合材9I4の降伏点に達した後は、ずれ応力によって流
れる。
この点に関しては、嵌合材料は−メJ)に液体に期待さ
れるのと同じように行動する。しかし、嵌合材料を例え
ば封入被覆内に閉じ込め、このできあがった詰物を例え
ば靴内に閉じ込めると、使用中の条件下で嵌合材料は瞬
間的な応力にり1する流出に抵抗する。さらに、適切な
設置された嵌合材料は、支持を必要とする足の部分から
流出したり、適当な位置から流出して心地良くない不適
合をひきおこすことはない。
保持され、た嵌合材料は、特。定の応用や使用者の要求
によって、例えば約0.01〜約0.6インチの薄い厚
さを有する。
上述の嵌合詰物は、足の側面(疎の側面を含む)および
所望により足の選択された前部および/または課後部に
位置する靴の部分に設置する。嵌合詰物は、その重要な
特殊な嵌合および圧力補償の特性を必要とする、および
耐え得る足の部分に設置すべきである。靴をしめること
によって、嵌合材料は、使用の条件下において、流出ま
たは変形して足の型を形成し、しなやかな裏付部材は嵌
合詰物によって覆われ、嵌合詰物によって覆われた足の
付近に堅固な支持、良好な適合および高度の快適さを与
え続ける。
嵌合詰物は疎を覆う、あるいは覆うことのない種々のは
きものや靴に入れることができ、後部挿入型の靴やスキ
ー靴またははきものに限定されるものではない。
ここで使用される空洞という用語は、複数の空洞をも意
味し得る。好ましくは、空洞は、着用者の足の礫部位を
含む前面の選択された大部分および側部に存在したりと
りまいたりしている。さらに、後部挿入型でない靴に関
しては、空洞および嵌合詰物は、要すれば足の後部にま
で延びていてもよく、取り巻いていてもよい。
圧力補償の嵌合詰物は、適切な大きさの靴に着用者の足
を単に挿入する以外は、特別なあつらえ操作や条件を最
初に必要とすることがない様に、予め形成される。
封入被覆は、その中に封入保持される嵌合材料の保護障
壁となり、嵌合材料の必要成分を流出せしめない種々の
しなやかな、柔軟な材料で形成され得る。しかし、この
障壁材料は、しばしば、嵌合材料に存在している残存水
の如き揮発性液体の流出に対して完全に非透過性ではな
い。この材料は、室温および使用時の温度、スキー靴の
場合は少なくとも約−20゛Fまでの温度で柔軟性がな
ければならない。
被覆用の障壁材料を選択する際、その厚さ、表面硬度、
しなやかなそして柔軟な性質が嵌合詰物の感触および保
持された嵌合材料の、使用時に於ける種々の条件に対す
る応答に影響を与えることを考慮しなければならない。
雇って、この選択は極めて慎重を要する。
密封された封入袋が例えば幾分弾性的であるエラストマ
ー材料15および45で形成されると、その中に封入さ
れた嵌合材料13および43は変形圧が解放されると少
な(とも一部(使用状態中に)ゆっくりと復元する傾向
にある。更に、仕込んだ嵌合材料の流出および復元は着
用および/または使用状態中力の適用および/または解
除に感応する。
独立の詰物(バッド)を備えるために封入部材内に圧力
補償用嵌合材料を使用するのが好ましいが、要すれば、
いくつかの特殊な目的のために独立の封入物を使用せず
嵌合材料をブーツ(例えばスキー靴)の殻(外皮)およ
び裏付部材により形成される適当な封入用空洞に挿入す
ることもできる。
更に、封入された嵌合材料は熱可塑性組成物であるのが
よい。それは調整可能な圧力補正(償)用支持体である
。またそれは低比重であって、例えば約0.8の近傍に
あり、それ以下であるのが好ましい。また、それは粘性
材料で、非常に粘性があると考えられてよいが、意義的
または本質的に周囲温度またはその翠化に感応して容量
変化がない。加熱されるとき、嵌合材料は次の工程操作
のために操作されやすい(例えばポンプ輸送)ように充
分流動可能である。厚みはわずかであって、使用目的お
よび状態によって約0.01〜0.6インチの範囲で変
化可能である(例えば、ブーツや靴の殻と可撓性裏付部
材との間の空間)。嵌合材料は流動的であるが、使用中
瞬時適用された圧力に応答しての流れには抵抗がある。
連続的に適用される圧力に璧応答して流れ、足部にはい
くらかの圧力がかかりそれによく耐えることができ、足
部は少なくとも時々刻々圧力から解放される。
使用状恕下および袋内への封入時、それは瞬時の復元に
対立するものとして時々刻々またはゆっくりと変形を生
じさせる圧力負荷の解放時に復元される意味の事実的な
弾性を有している。そのような急速な復元に対する抵抗
は一般に好ましいものである。例えば、変形後の少な(
とも一部の復元は約0.25〜20秒以内の時間内に生
じる場合もある。それは弾性、膨張化微小ビーズのみの
場合よりも嵌合材料の復元が遅いのでここでは「ゆっく
りとした復元」と考えられる。
封入された嵌合材料は流動し、最高圧地域から離れて変
形する。例えば、この現象はブーツ内に嵌合パッド(詰
物)を位置させ、ブーツ内に嵌合させているときおよび
その後短時間化じる。すなわち、嵌合操作により嵌合材
料のある。もののマス的移動が生じて足型に適合し、嵌
合パッド全体に圧力が均等化する。またスキー中、スキ
ーを回転させるためにブーツに対して足が強制され、疎
が前方または後方に曲げられ可撓性の裏付部材部分を圧
迫するような矯正力によっても変形が生ずる。
例えば、裏付部材や嵌合パッドのような本来本質的に圧
縮的である変形は本質的にまたは少なくとも部分的に変
形力または圧力の除去により復元する。
仕込んだ嵌合材料は室温で本質的に均一であり、例えば
、通常の貯蔵条件または温度においてまたは予定の使用
条件または温度において異相に分離しないという点にお
いて本質的に均一(安定)である。この嵌合材料の成分
は互いに化学的に反応しまたは封入袋を破壊するように
侵食するものであってはならない。更にまた、この材料
は使用条件または温度下に所望の流動特性の本質的変化
に意味あるほど耐えるべきである。しかしながら、多く
の嵌合材料は低温で硬化する傾向にあるが、低温度使用
中、このような変形は許容最小値に維持されるべきであ
る。したがって、この嵌合材料がスキーブーツ等の関係
で使用されるとき、低温で充分な安定性および所望の圧
力補償的な流動性を備えるべきである。
好ましい嵌合材料は主として多量のワックスおよびオイ
ルと少量の軟質頑強な微小ビーズ(例えば、熱可塑性、
樹脂性の弾性的中空微小ビーズ)の矛盾しない組合せか
らなる。本質的に均一なワックスとオイルの混合物は凝
集的で、もろくなく粘性があって流動的であり、広く連
続的な相を構成し、微小ビーズは微小サイズの不連続相
として全体にわたって本質的に均一に分配され分散して
いる。これら成分は嵌合材料に導入されてもよいし、独
立の明白に異なる成分として混合されてもよい。また、
1またはそれ以上のこれら成分の少なくともある量が適
当な前混合または物理的結合形態で嵌合材料に導入され
てもよい。
一般に水は仕込みの嵌合材料の比重を増加させるから、
許容できる最小のまたは残留レベル(例えば、約8重量
%まで好ましくは約3または5重量%まで)を越える量
を存在させるべきでない。
したがって、嵌合材料は例えば約0.15〜約0゜8、
好ましくは約0.3〜0.5の比重を有するのがよい。
いくつかの目的のために、利益ある結果は油可溶ソープ
(例えば、バルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛
、またはステアリン酸アルミニウム)のような濃厚剤を
仕上嵌合材料中に含ませることによってもまた達成する
ことができる。
仕上嵌合材料中に存するビーズを除外すると、残りの材
料(例えば、ワックスおよびオイル)は+al主として
各ビーズの全外表面を薄く被覆するにまたはfb)主と
して各ビーズの表面にフィルムを形成する以上の充分量
を存在させなければならない。
これら他の混合材料(例えば、ワックスおよびオイル)
の結合量は本質的にビーズだけの量のすき間取上でなけ
ればならない。この必要量関係は算術的計算または実験
的に決定されてよい。
ワックスは適当な天然、鉱物、鉱油ヘースの、合成、植
物または動物(昆虫を含む)例えばみつろう(例えば、
5C10979みつろう(黄)、Sargent−We
lch 5cientific Co、社製)、パラフ
ィンワックスまたは微結晶ロウのようなものであってよ
い。
ワックス成分は圧力下変形可能であるが、本質的に圧縮
不可能で、すなわち約110°F以下の温度で本質的に
非流動固体であるが、比較的高い温度では軟化し流動す
る。
特によい結果が微結晶ワックスを用いると得られる。こ
のワックスは一般に平均分子量約580〜700である
が、約30〜60の炭素数を有し各分子の分子量は約9
00である場合もある。パラフィンワックスの分子量は
もっと低く、約260〜420の範囲にあり、約20〜
30の炭素数の各分子を有する。微結晶ワックスは一般
に良好な低温可撓性、付着力および応力および張力下の
湿分浸透にすぐれた抵抗力を有するので、スキーブーツ
のように低温において使用されるブーツに嵌合材料を使
用するときは特にパラフィンワックスより好ましい。
スキーブーツに使用する嵌合材料の製造において、H,
B Fuller Company (ミネソタ州セン
トボール在)製の微結晶ワックスベースの、熱溶融接着
製品(HM−1319ワツクス)を使用すると著しくよ
い結果が得られる。このワックス製品はわずかに黄色で
、180〜200°Fの典型的な適用温度を有し、17
4〜176’Fの典型的な環状および球状軟化点を有す
る。また、本質的に微結晶ワックス85重量%とr:r
uffloJ 6204才イル15重量%から成る。こ
のオイルは^tlanLic Richfield C
ompanyi!lのもので、次の性質を有するナフテ
ン系白色鉱物オイルである。
粘度:100°F、 S、U、S、 1750200°
F、 S、U、S、 91 重カニ°^、P、1. 23.4 比重60/60 0.9135 密度1bs、/ga1. 7.61 色(セイボルト比色)+20 引火点(’F) 465 流動点(下)+15 臨界熔解点(下)232 屈折率(20℃)1.4945 粘度比重定数 0.840 分子量 490 %揮発度(22時間/225°F) 0.3紫外線吸収
度(260mμ)0.2 酸価 0.0 芳香族(%)14 飽和度(%)86 蒸溜(’F) 1.B、P、 620 5%(745) 、50%(880)、95%(102
0)更にまた、スキーブーツに使用する嵌合材料をLe
isure Re5earch Inc、(Il、S、
 Ski TtNax Divisi。
n)!!!ワックス製品を使用すると良好な結果が得ら
れる。それは本質的に微結晶ワックス85重量%とCa
rnea21オイル10重量%とグリカノール(gly
cano+)可塑剤5重量%からなる。Carnea2
1オイル(Shell Oil Company製)は
鉱物油級で、低い粘度指数と低い天然流動点を有し、特
に粘度(S、S、U、) 10’5 (100下)およ
び3B(210’F)、引火点:325下、流動点ニー
30下を有する。
嵌合材料の添加オイル成分は天然、合成、植物または鉱
物油ベースオイル(中性混合、または明所貯蔵)であっ
てよい。流動特性の調整を容易にするために、不飽和天
然または植物乾燥または半乾燥オイル(貯蔵時間または
その条件で意義ある程酸化、濃縮または硬化(例えば重
合または架橋)するレベルまで不飽和化した)を使用す
ることは重要ではないが、多くの場合、過剰に高くまた
は不充分なヨード数を有するオイルによって表わされる
オイル成分は例えばCarnea21、Tuf’flo
6240、Topco−Motre−OflまたはS、
 A、 E 20 (King、5uper Marb
et社製)またはその適当な混合物のような鉱物油へ一
スのオイルから構成されてもよい。更に、要すれば、コ
コナツ油のような植物油(Sargen L−Welc
hScientific Co、製SCI 1518コ
コナツ油)が少なくともある目的のために使用されてよ
い。
次にビーズに関しては、軽質微小ビーズが好ましく、種
々のビーズが使用されてよい。しかしながら、中空の、
弾性のある重合体合成樹脂材、特に熱可塑性材が使用さ
れるのが好ましいが、それは米国特許第3,615,9
72号明細書記載のように粒状またはビーズ材料から膨
張させて材料の膨張または吹製するための種々の剤の作
用により単一の固体化泡沫状構造とする。上記特許をこ
こに参考として記載する。
ミクロサイスのビーズを使用することにより、嵌合材料
の流動抵抗は増加し勝ちで、そのためにゆっくりとした
復元が容易で、頑強な軽質ビーズが小サイズの結果とし
て提供される。
通常の場合、膨張剤は気体(または気体発生物質)また
は高い逃散能を有する液体で、熱可塑性樹脂の未膨張粒
子形(例えば、粒子またはビーズ)と親密に結合する。
揮発性流体である膨張剤を含む未膨張粒子を加熱するこ
とによって、その膨張剤は熱的に膨張するか逃散してま
たは双方が起こる。その間において、粒状材料は昇温膨
張または泡沫化温度に達し、熱的に膨張した膨張剤によ
って圧力を及ぼすことができるように充分に熱軟化され
、それを本質的に所望の泡沫化または膨張した中空の、
低密度構造の微細粒子に膨張する。加熱膨張前に微小ビ
ーズから、膨張剤がロスすることは望ましくない。なぜ
なら、それは本質的に充分にまたより充分に微小ビーズ
が膨張するのが阻害されるからである。
樹脂材料の軟化および泡沫形成機能のための膨張剤の逃
散または活性化に必要な熱エネルギーは外部熱源から通
當導入される。蒸気、熱風、油浴または他の常套の熱発
生供給手段が一般に分離した複数の膨張可能な粒子を膨
張させるために使用される。
また、高周波電気エネルギーを使用して加熱し一定の条
件下で重合体材料を膨張させる技術について述べている
のもある。例えば、ルーベンズに与えられた米国特許第
3,711,430号明細書においては、α−オレフィ
ン−α、β−モノエチレン性不飽和カルボン酸共重合体
(有機膨張剤を含む)膨張性粒子を高周波電場にかけて
急速に加熱している。更に、米国特許第2,998,5
01号(ニドバーブ等)明細書では、電気エネルギーが
即時熱エネルギーに変換されるような方法で、高周波を
使用し、エネルギーを膨張性重合体材料(例えば、ポリ
スチレン)に伝達している。
生じる熱によって重合体材料はほとんど瞬時に膨張し完
全な海綿状低密度構造(小なる均一な空所を有する)と
なる。英国特許第92’2.547号明細書には、泡沫
剤を含む熱膨張性重合体(例えば、ポリスチレンまたは
ポリビニルクロリド)の処理方法が開示されており、そ
れでは粒子をベルトコンベアで搬送しながら高周波変換
電場にかけて、粒子内に熱を発生させることを含んでい
る。
重合体粒子はその重合体よりも高い粉状ファクターを有
する材料を含むこともできるので、加熱を増強し加熱時
間を短縮させる。
米国特許第3.615,972号明細書によれば、揮発
性膨張剤から成る少なくとも1つの液状体をカプセル化
して有する微小サイズの熱可塑性樹脂粒子、微粒または
ビーズについて述べており、その微小ビーズは要すれば
、膨張した単−胞を有する独立の微小粒子に膨張する可
能性がある。
その中空の未膨張の膨張性微小粒子は内外面を有する殻
を有している。その内面には空所の大部分を満たす液体
膨張剤が封入されている。この膨張された粒子は、未膨
張のまたは単に部分的に膨張した微小粒子を重合体殻を
軟化させそして少なくとも膨張剤の一部を揮発または揮
発化させるに充分な高い制御された温度に加熱すること
により形成される。即ち、内部には熱軟化した殻を外方
に変形させるに充分な圧力が供給されるが、中空殻を溶
融または破壊することなく、また複数の微小粒子が互い
に融合することなく、また殻に成孔を形成しまたは殻を
破壊させて殻をつぶすことなく膨張微小粒子を形成させ
る。完全な連続した殻を冷却する点、その熱可塑性樹脂
材料はもはや膨張剤の膨張作用により変形せず、一般に
増大した寸法を維持し、熱的に崩壊することはない。
液状膨張剤は本質的に熱可塑性樹脂に対して非反応的で
また非溶剤的である。未膨張粒子内に存する膨張剤の量
は、例えば重合体内に溶解できる量より過剰にあっても
よい。広(種々の膨張剤が使用されてよく、少なくとも
26の分子量と材料が膨張剤で飽和されるとき樹脂材料
の熱軟化点の範囲よりも低い沸点を有する脂肪族炭化水
素のような揮発性液状または液化された剤を含む。
米国特許第3,615,972号明細書においては、一
般に膨張性粒子またはビーズは例えば約1〜50ミクロ
ン間の直径、有利には約2〜20ミクロン間の直径を有
している。膨張微小ビーズは優れた熱絶縁値と通常の負
荷下において良好な構造強度を有している。好ましい不
連続の、膨張した、中空の、単−胞の、一般に球状重合
体粒子、微小ビーズまたは微小球は容易に熱膨張可能な
、熱可塑性の、合成樹脂製であって、一般に球状吸蔵ま
たは核状に、明確な分離液相をカプセル化または陥入状
に有している。上記液相は本質的に揮発性の有機液体膨
張剤から成り、その膨張剤は重合体の非溶剤である低沸
炭化水素または他の揮発性の液化された材料のようなも
のである。膨張剤は重合体殻の熱可塑的軟化点または熱
可塑化点または温度以下の温度において揮発しガス状と
成る。
重合体は一般にその粒子の熱可塑化温度以下の温度で熱
軟化または熱可塑化する。更に、殻は多くの溶剤に対し
て耐久性があり、嵌合材料の他の必要成分により意義あ
る程侵食されるべきでない。
微小ビーズは強固で、弾性的で、中空の、単−胞の膨張
微小球であり、穏当な(例えば、嵌合材料中での膨張微
小ビーズの使用中に遭遇する負荷)の下では可撓し、破
裂することはない。また、未膨張の膨張可能な粒子より
本質的にまたは数倍大きい(例えば、直径が約2〜6倍
)直径を有している。例えば、約6〜8ミクロンの平均
直径を有する未膨張の微小球は平均約25〜30ミクロ
ンまたはそれ以上の直径に膨張させてよい。膨張ビーズ
の平均直径は例えば約20〜50ミクロン程大きくても
よく、また例えば約5〜150ミクロンであってもよい
。微小球の体積密度は約0.65〜51bs、/ftF
程度の低さで、真の密度は約1〜101bs、/ ft
F程であってよい。体積密度は約11bs、/ft3近
傍またはそれ以下、真の密度は約1〜101bs、/ 
ft3の近傍であるのが好ましく、低ければ低い程よい
膨張微小ビーズの殻は一般に球状(即ち、微小球状)で
あるのが好ましいが、他の適当な弾性的微小形態または
形状であってよい。
更にまた、ある選択的な目的および状態のために、異種
のおよび異型式の微小ビーズの組合せが充分に使用され
、嵌合材料内に分配されてよい。
各種、各型式のいわゆる微小ビーズは予定の使用の特定
状態下において嵌合材料に異なる所望の特性を与えるの
で有利である。
要すれば、嵌合材料を製造する際に、ある一定の目的お
よび状態のために、種々の軽質強固な微小ビーズであっ
て、中空で、弾性的な重合体または樹脂製の、および/
または膨張形でないガラス、または固体または非弾性ま
たは熱硬化性樹脂ビーズ(一般的には嵌合材料内に使用
するに好ましくないもの)を使用し分配することもでき
る。
また、微小ビーズそれ自体を制御された高周波電気エネ
ルギー(即ち、ラジオ周波(R″F)エネルギーを使用
する透電性のマイクロ波加熱)により誘導される熱によ
り膨張させてもよい。
仕上げられた圧力補正用嵌合材料内に使用されるかまた
は存在する膨張微小ビーズに関するとき、「それ自体」
という言葉は仕上げ嵌合材料の機能的に本質的成分(例
えば、ワックスおよび/またはオイル)の1またはそれ
以上の少な(ともある量を有する液状媒体中の膨張性微
小ビーズの熱膨張に関与しまたはそれを包含する場合も
ある。この液状媒体は他の材料(例えば、水)またはそ
の望ましからざるレベルを含んでいてもまたは構成され
ていてもよいし、いなくてもよい。それらは完全な嵌合
材料の製造完了前に本質的または実質的に除去されるか
少なくとも意義量減少させることにより、全体的にその
ような他の材料を全体的に除去するかまたは完全な嵌合
材料中にその許容の残量または痕跡レベルに供する。
(al膨張性のrSaran J微小球XI)−821
7のような未膨張微小ビーズは含水形感で市販され、(
b)これら特定の微小球は約90〜120℃の典型的な
膨張温度を有し、(C1加熱膨張前に完全にこれら微小
球を乾燥させる必要がない場合もあるから、「それ自体
」の語は、適当な系中で微小球に高周波電気エネルギー
をかけることを含む微小球の加熱膨張に関して使用され
るときは、たとえ完全な嵌合材料中に最終的に存在する
水の量が許容の、最小またはかなり低いオーダの残留レ
ベルを越えなくても上記市販の湿微小球内に典型的に存
在するよりもずっと多量の水系中での使用または存在を
包含してもよい(水は必須成分でなく、高レベルでは完
全な嵌合材料の望ましからざる成分である。)。更に、
「それ自体」の語は高周波電気エネルギーによる膨張を
含んでまたは関して使用されるとき、オイルおよび/ま
たはワックスの適当量の系中における使用または存在を
含むこともある。
微小球のそれ自体の膨張とはこれに限られないが、圧力
補正用嵌合材料中に組み込まれまたは存在すべき微小球
の熱膨張に述べるためここに使用されるとき、その語は
高周波電気エネルギー、およびこのような膨張が嵌合材
料中に存在または使用される場合もあるしない場合もあ
る適当なまたは所望の種々の媒体またはビークルの存在
下に行なわれる系を使用しての微小ビーズの加熱膨張を
含みまた包含する場合もある。
水はなんら機能的な目的を完全な嵌合材料において有す
るものではないが、その中に存在していてもよい。結果
的には、完全な嵌合材料の全体密度および比重を増加さ
せるので必要なものでなくまた一般的に望ましからざる
ものである。更にまた、それは時間経過にともなって密
封袋から蒸発する傾向にあるので、密封袋内に最初に存
する嵌合材料の量は予め定められ、調整された量が低下
して好ましくない。しかしながら、高周波電気エネルギ
ーを使用して中空の未膨張の微小ビーズを加熱膨張させ
るとき、温かい、脱出している蒸発水が微小ビーズの殻
壁を浸透して蒸発する膨張剤を包み希釈するので有用で
ある。そして5aran ″微小球XD−8217を用
いると、ある放散する揮発したビニリデンクロリドが加
熱された系の直接封入物から脱出する場合もある。
ダウ・ケミカル社M” 5aran ″微小球XI)−
8217製品はミクロピース型が好ましく、ビニリデン
クロリドおよびアクリロニトリル(例えば、ビニリデン
クロリドおよびアクリロニトリルの共重合体)の熱可塑
性重合体殻と熱感応的で、カプセル化された、液化状膨
張剤すなわちイソブチンから構成されている。この未膨
張微小球は約35重量%の有効水中に乾燥重量65重量
%の微小球を有する湿ケーキ中に供給される。水の存在
は微小球の操作を容易にする。なぜなら、それらは容易
にかつ自由に周囲(例えば大気)中に浮遊し、制御の困
難な危険な微小ダストを供給するからである。しかしな
がら、微小球に保持された膨張剤は水よりも揮発しやす
い。
熱の適用はこのように微小ビーズの樹脂殻を軟化し、イ
ソブタンを揮発させるので、殻は膨張し非常に低密度の
、強い、弾性のある単−胞微小球を形成させる。これら
微小球は嵌合材料の形成前に通常の方法で蒸気膨張機ユ
ニット内で膨張させてもよい。しかしながら、特にマイ
クロ波エネルギーを使用してそれ自体膨張させるのが好
ましい。
未膨張“5aran ”微小球XD−8217の代表的
な物理的性質は次の通りである。
水分 約35重量% 固体分(重合体+カプセル化イソブタン)約65重量% カプセル化イソブタン(乾燥基準) 8〜IO重量% 乾燥体積密度 451bs、/ ftF乾燥真の密度 
82. 81bs、/ft、’球状粒子・・サイズ:平
均直径 6〜8ミクロン直径範囲 2〜20ミクロン 膨張(又は泡沫化)温度 90〜120 ”c“5ar
an ”微小球XD−8217製品を膨張温度で本質的
に十分に、熱的膨張(例えば、蒸気膨張機ユニット)さ
せたとき、曲げを生じさせる負荷の下で良好な構造強度
を有し、次の代表的な物理性質を有する。
乾燥体積密度 < 1 、 0 lbs、/ft、’乾
燥具の密度 1.5〜2.3 1bs、/ftF 球状粒子サイズ:平均直径 25〜28ミクロン 直径範囲 10〜80 ミクロン “K″フアクター 0 、 2 B、T、U、 (in
/hr/ft/”F) 水圧効果試験 歪曲 10〜50psi。
破裂 > 900psi。
カプセル化イソブチン イソブチンの 重量損失 (乾燥基準) 約70重量% これら膨張微小球は低い熱導電性を有するので、低温に
おける足からの熱損失を避ける良好な絶縁手段を供給す
ることに留意すべきである。
誘電性熱発生器は水性電解質媒体中に分散または懸濁さ
せた微小ビーズ内において熱を急速にかつ均一に制御す
る。水は高い損失フエクターの材料である。すなわち、
容易にマイクロ波エネルギーを吸収し、“減量”材料と
して特徴付けられる。
高周波電気エネルギーを使用するとき、このエネルギー
は急速に熱エネルギーに変換され、順次微小ビーズを膨
張させ、分離した、単−胞の、低密度膨張微小ビーズを
提供する。
膨張性微小ビーズは他の加熱方法に対向するものとして
高周波電場にそれ自体をかけるとき、より早く、充分で
かつ調整された所望量に膨張または泡沫化する。結果的
には、加熱の程度は微小ビーズがiI!J熱されるのを
避ける(例えば、微小ビーズが溶融し互いに融合するの
を避け、その中空構造が破壊されるのを避ける)ように
容易に制御でき、微小ビーズが本質的に充分または一層
充分に膨張するに充分な熱を与え、使用状態下において
所望の構造特性を有する非破砕または非破壊の微小ビー
ズを供給する。
未膨張微小ビーズ自身が容易に高周波を吸収することは
常に必要でないが、−般に高周波電気エネルギーのより
一層効果的な使用によって例えば微小ビーズはもちろん
周囲媒体は高い損失ファクターを有するので、容易にマ
イクロ波を吸収する結果となる。
膨張性微小ビーズを加熱する方法は加熱による膨張剤の
損失が速いので重要である場合もある。
液体からの未膨張ビーズへの熱の伝導によりしばしば熱
的平衡が達成されるまで微小ビーズの表面から内部に至
って温度勾配が生ずる。膨張剤の損失に対する重合体殻
の透過度は温度とともに増加する。したがって、かなり
のカプセル化膨張剤が内部が膨張または泡沫化するに充
分な程熱くなる前に微小ビーズから失われることがある
高周波電気エネルギーに膨張性の微小ビーズをかけるこ
とにより加熱することにより、一般に中空の微小ビーズ
の内部がより急速に加熱されるが、内部膨張応力の影響
下に効果的な流動をするに充分な程熱軟化または熱可塑
化されない場合もある。
それ故に、物質を効果的に透過する予定のまたは必要な
レベルのマイクロ波エネルギーが、通常の加熱方法を使
用する表面加熱に対してそれ自体の組織全体にわたって
本質的に均一に未膨張微小ビーズを急速に加熱するため
に供給されてよい。
それ故に、制御可能な温度において制御可能な膨張条件
下で各微小ビーズを急速にかつ均一に加熱する手段を供
給する。
膨張した微小ビーズが嵌合材料内に使用されるべきとき
は、これら加熱膨張状態は不連続の膨張した単−胞の微
小ビーズの中空殻の所望の構造完全性、強度および弾性
の減損を除去する。
下記実施例1および2において、XD−8217微小球
はそれ自体高周波電場にかけられ、メニュマスター(M
enua+aster)システムズ70/80・マイク
ロ波オープン(リソトン・マイクロウェーブ・クツキン
グ・プロダクツ社!!りにより供給されるマイクロ波エ
ネルギ一手段によりそれ自体膨張させた。これらの実施
例において、マイクロ波オープンは次の電気的仕様を有
し、高出力で操作された。
電圧:190〜240V (AC単相3線式)電流: 
30amp、回路(60サイクル)電カニ準備; (瞬
時作動(0−idle) 、450W)作動直重カニs
4oow 作動低電カニ2700W 高山カニ 2000W (220V時)低山カニ 10
0OW (220V時)周波数:2450+++c。
パワー:2マグネトロン 更にまた、そのマイクロ波オーブンは蒸発水分、遊離膨
張剤および系から放散したビニリデンクロリドを排出ま
たは排気する循環ファンを有している。
いくつかの説明不可能な理由のために、湿気たXD−8
217微小球に伴って存在する水は通常の外部加熱手段
を用いると、特にその組織が昇温で長く維持されるなら
ば、それ自体の膨張またはそれに続き微小ビーズを明ら
かに互いに凝集および粘着して群または固まりを形成す
る傾向にある。
このような微小ビーズの凝集は嵌合材料を不均一な、固
まり構造または密度となり、むらなく混ざったまたは実
質的に均一な構造または密度に対向したカテージチーズ
のカードのようなもので、好ましくない。
例えば、上記レベルの水は約3〜20分程の短い時間、
微小ビーズの膨張温度(即ち、約200〜210’F)
に嵌合材料を維持すると、微小ビーズの凝固または凝集
を生じさせる。したがって、そのような望ましくない微
小ビーズの凝集は存在する水、および嵌合材料の混合物
を充分に熱い状態に維持する時間の作用によって生ずる
凝集を避ける試みは困難である。なぜなら、嵌合材料の
水分混合物を急速に適切な温度に加熱しその熱い混合物
を充分に低い温度に急速に冷却しなければならない問題
に直面するからである。
また、市販の湿気た、未膨張の微小ビーズから除去しよ
うとする努力が行なわれた。例えば、湿気た未膨張の微
小ビーズに伴い嵌合材料の混合物に導入される水量の制
御に対する努力において、未膨張微小ビーズに伴い最初
に存在する水のいくらかは湿微小ビーズを通常の加熱手
段にかけて除去されたが、それにより微小ビーズから最
初に封入された膨張剤のいくらかの損失および膨張作用
の損失を生じ望ましくない。更に、湿気た未膨張微小ビ
ーズからの水の除去により、重大なダスト問題を生じさ
せる。というのは、未膨張および膨張剤の微小球は容易
にかつ自由に空気中に浮遊するからである。
前記問題はマイクロ波オーブン内で高周波電気エネルギ
ーに微小ビーズをその場所でかけることによって非常に
急速に微小ビーズを調節しながら熱膨張させることによ
り避けられ、均一によく混練された完全な嵌合材料を製
造できた。加えて、中空微小ビーズの充分であるが制御
された膨張が得られた。
微小ビーズの膨張効率は膨張微小ビーズおよび/または
完全な嵌合材料の比重を測定することにより評価されて
よい。奈らにまた、この効率は各膨張微小ビーズの直径
を測定することによっても判断される。
下記第1表の結果は種々の方法により膨張させた” 5
aran XD−8217微小球に対して得られた代表
的な真の比重を示す。
第 1 表 膨張方法 真の比重 +11 蒸気膨張機中での湿気た、未膨 0.032*
張の微小球を通常の方法で膨張さ (ダウ・ケミせる。
 カルによる) (2) 湿気た、未膨張の微小球をトレ 0.082イ
上に置き、オーブン内で200 °Fにおいて加熱する。
(3)湿気た、未膨張微小球8.5g を水4.5gおよび水の上層をな ず熱鉱油(200’F)25.6g の存在下に(混合物を非被包紙コ ツブ内に位置させる)1分間、6 50Wの放射出力でマイクロ波加 熱する。微小球の膨張後は2〜4 重量%の水が残留。 0.032 (4)湿気た、未膨張微小球8.5g 水6gの混合物を密封フォート大 の低熱容量のプラスチックバッグ に位置させ、2分間(3)と同様にマ イクロ波加熱した。密封バッグは 水に不浸透でなくいくらか水が逃 げた。 0.027 前記XD−8217微小球から形成された代表的な本質
的に充分膨張した微小ビーズは直径約0゜003インチ
(76,2ミクロン)であった。
上記第1表から、方法(11は充分な膨張を達成させ、
特に方法(2)よりも膨張が充分である。方法(3)は
方法(11に匹敵する程度の膨張を達成し、方法(4)
は方法(11,(2)、 (31よりも充分なる膨張を
達成する。
膨張した中空の微小ビーズの比重値を比較するに当たり
、代表的なワックスおよびオイル成分の比重はそれぞれ
0.90および0.88であることを留意した。
膨張性の、中空の、熱可塑性微小ビーズであって、膨張
剤を保持したもの(例えば、未膨張の、湿気たまたは部
分的に乾燥した“サラン”微小球XD−8217)を制
御された高周波電気エネルギーで加熱する好ましい方法
および系統(例えば、実施例1および2、第6図および
第7図参照)においては、未膨張のまたは充分に膨張し
ていない微小ビーズは液体媒体中に位置させ、または分
配され、または分散させて少なくとも二種の異なる液体
材料を結合した温度制御または温度補償系を提供する。
すなわち、その二種以上の材料は共同してまたは独立し
て微小ビーズの膨張温度を適切に制御し維持するための
温度補償手段を提供する。
液体材料の各々は化学的にもう一方の材料および微小ビ
ーズと混和する。微小ビーズは高周波放射を行なうこと
により非常に早く加熱され、それにより微小ビーズを制
御された温度および膨張条件下充分にまたより一層充分
に膨張させる。微小ビーズを導入する前にこれら液体材
料の一方または両方を予備加熱することにより、未膨張
微小ビーズは高周波放射により、一層早(加熱される場
合もある。
特に、不連続でかつ中空であって、熱可塑性樹脂製殻お
よびその中に熱的感応性膨張剤を有する微小ビーズを制
御可能にかつ急速に膨張させる方法においては、高周波
電場の存在下の加熱に対して等しく感応しない第1およ
び第2の異なる液体材料を有する温度補償液体媒体中に
制御され、かつ選択的にガス抜きされた膨張系の微小ビ
ーズを本質的に分配させることになる。これら液体材料
の一方または双方は組合せ材料から成っていてもよい。
いわゆる第1液体材料は例えば微小ビーズの膨張温度付
近にあるその系内での通常の沸点を有することを特徴と
し、第2液体材料は第1液体材料のそれを越えるその系
内での通常沸点を有することを特徴としている。
例えば、その糸は微小ビーズおよび液体媒体を加熱し、
第2液体材料を同時にその普及の沸点に至らせることな
く第1液体材料をその普及の沸点に至らせるに充分な周
波数と持続時間の熱発生用高周波電場による制御された
放射を受ける。したがって、微小ビーズはその膨張温度
近傍の温度にまたは温度まで放射加熱され、第1液体材
料はその温度を制御し維持する。すなわち、その材料は
急速に温度はその普及温度に達するが、放射加熱された
微小ビーズを冷却する作用を供給する手段により上記温
度を制御し維持する。そこで、第1液体材料は本質的に
系外に蒸発して、第2液体材料は系内に残留し、放熱に
よる冷却作用によって放射加熱された微小ビーズの膨張
温度を制御および維持し、上記微小ビーズが溶融して互
いに融合しまたは破壊されてしまう程充分に高い温度に
またはまで制御されず急速に放射加熱されるのを防止す
る。
例えば、微小ビーズはその各般が急速にその熱軟化また
は熱可塑化点に達し、封入された熱感応性膨張剤が充分
でかつ非破壊的な微小ビーズの急速膨張を行なわせる膨
張圧を上記殻に及ぼすことにより膨張温度付近の制御さ
れた温度において微小ビーズの膨張が急速に行なわれる
上記結果として得られる液状媒体すなわち第2液体材料
内に実質的に分配された加熱膨張した微小ビーズを得る
ためには熱発生用放射を選択的に断続または終了させる
場合もある。
上記のような手段を微小ビーズの熱膨張に用いることに
より、約3分またはそれ以下の短い時間内で微小ビーズ
を充分または一層充分膨張させることもできる。
好ましいマイクロ波加熱システムを使用する操作におい
ては、その系のこれら液体材料の1つ、通常水は高周波
電気エネルギーを吸収するのが特徴で、かなりの損失と
なる。その液体材料は例えば、+al微小ビーズの発泡
または膨張温度の付近のその通常の沸点(系の圧力条件
下での沸点)に急速に達することができ、中)放射加熱
された微小ビーズの温度を液体材料の通常の沸点に、そ
の液体材料に冷却作用を行なわせるかまたは微小ビーズ
の表面においてその殻の温度を低下させることにより、
制御および維持することができ、<c+制御可能な短い
時間間隔中に(液状媒体が第1液体材料を前進的に滓出
させる温度プラトウまたは、比較的または実質的に一定
温度を示すことにより特徴付けられる)沸騰して蒸発し
液状媒体から本質的に逃散し、一方第2液体材料が残留
し膨張温度の近傍の温度に放熱加熱の微小ビーズを制御
および維持し続けるために存在する。tdl系(ある少
量の残留水が残る場合もある)から上記短時間間隔の終
了時において本質的に全体を除去するに充分な量および
温度において存在する。したがって、殻が充分に熱軟化
または熱可塑化し微小ビーズの膨張温度付近での膨張剤
の作用により適当に膨張されるまで第1液体材料は微小
ビーズ殻内の膨張剤の効果的量を維持するに充分な温度
を維持しまたは微小ビーズを冷却する。
未膨張の微小ビーズは、第1液体材料の充分量の存在下
損傷または破壊されないように高周波電気エネルギーを
使用して加熱されるため充分減損するが第1液体材料に
より効果的に冷却される。
微小ビーズは第2液体材料よりロスが多いので、第2液
体材料は第1液体材料の系からの除去後放熱作用を行な
うこともできる。
例えば、水を未膨張の上記XD−8217微小球ととも
に蒸気とし゛て蒸発させ約100℃の温度で系から逃散
させる通常の圧力条件下で使用されるとき、中空微小球
の表面温度は冷却または減少し短時間間隔中その温度に
本質的に維持される。
一方、微小球の内面は水に直接接触しないが、同時にい
く分高い温度にある。湧水は本質的にかつ全体的に系か
ら蒸気の形で逃散させら□れる。なぜなら、好ましい嵌
合材料の製造において、許容量のまたは最小のまたは痕
跡レベルが仕上げた嵌合材料には存在すべきであるから
(例えば、一般に約8重量%(仕上げた嵌合材料換算)
、好ましくは約3〜5重量%まで)。有効水の最小また
は残余レベルは一般に上記説明した理由により仕上げた
嵌合材料中にあるのが望まれるが、その高い密度からは
なれて、それは一般的にいって嵌合材料の所望の機能的
作用または特性に意義ある程影響しない。
もし微小ビーズの発泡または膨張温度が通常の水沸点温
度以上であるなら、加圧蒸気の形態でより高い温度で水
を使用してもよい。そのような蒸気は上記のように第1
液体材料として機能することができる。例えば、この蒸
気は系内に導入することができ、微小ビーズの膨張温度
付近の温度において適当に系から除去できる。
要すれば、液状媒体および微小ビーズ上方の空間によっ
て与えられる圧力は選択された第1液体材料が選ばれた
微小ビーズの膨張温度付近において滓出するように大気
圧以下または以上であるよう制御され調整することがで
きる。それにより液体媒体および微小ビーズの選択を広
げる。例えば、圧力を降下させることにより第1液体材
料の急速な沸騰および除去はかなり容易に行なえる。
第2i体材料は第1液体材料の上記除去後にも残留し存
在するので、微小ビーズは短時間内に溶融し、互いに融
合し、破裂またはさもなくば損傷され、破壊される程の
高い温度まで急速に放射加熱されるのが避けられる。
好ましいマイクロ波加熱を使用する操作において、第2
液体材料(通常オイル、グリセリンまたはグリコール)
はワックスを伴いまたは伴わないで充分量および充分な
温度において存在し、系からの滓出、蒸発および逃散し
ないことを特徴とする。したがって、第1液体材料が逃
散し除去されても系内に本質的に残留する。また、微小
ビーズのための放熱作用による冷却作用によってその膨
張温度付近の温度に放射加熱される微小ビーズの温度制
御および維持を続ける。それにより放射加熱された微小
ビーズは急速に膨張を続ける一方、第2液体材料は微小
ビーズが溶融し、互いに融合しまたは破壊されるような
高い温度にまで制御されず急速に加熱されるのを防止す
る。要するに、第2液体材料は第1液体材料がほとんど
または本質的に全部除去された時の制御された加熱り度
に微小ビーズを維持し、それにより制御されない微小ビ
ーズの周囲環境内へ浮遊することにより生ずる微小ダス
ト形成を除去する。そして、加熱されていまだ膨張して
いる放射加熱された微小ビーズのために重要な放熱を与
えるために、一般的にはむしろ不充分であるが高周波エ
ネルギーを吸収するので、微小ビーズの温度および熱膨
張は制御されある程度の冷却作用をそれに与える。
オイルはもちろんワックスは高周波電気エネルギーを使
用しての微小ビーズのそのままの膨張中箱2液体材料中
に存在することができるが、液体材料内に含まれないの
が望ましい。ワックスが操作および製造目的のために充
分液状であるためには、一般にある程度オイルの放熱役
割を制限する程高い温度に加熱されたりればならない。
それによっていく分温度制御を達成するのが困難となる
高周波電気エネルギーを使用しての微小ビーズの充分な
膨張の完了時には、膨張した微小ビーズは本質的に均一
に分散または分配するに充分混合すべきである。例えば
、高周波放射中またはその間において系自体は混合され
てよい。
第1および第2液体材料によって加熱される微小ビーズ
に与えられる多重の、内部温度補償制御の上述した好ま
しい系統および高周波電気エネルギー源により放射され
る制御された、高周波の使用の結果として、中空の微小
ビーズが制御された温度条件下でそれ自体急速に加熱膨
張され、それにより分離した微小ビーズの殻は充分に熱
軟化または熱可塑化し、保有された膨張剤が揮発又は蒸
発して膨張剤が、得られる膨張した微小ビーズの中空殻
の完全な、連続した、強固な自立構造を損傷または破壊
することなく各微小ビーズを充分にまたは一層充分に膨
張させるために殻の封入物に対し充分なる膨張圧を与え
る。例えば、分離かつ独立の、熱感応性の揮発性有機液
体膨張剤の吸収物は気体となり、充分に殻壁を軟化また
は熱可塑化し膨張剤に殻壁の連続内面に対して膨張圧を
与えさせる。膨張した微小ビーズは□低比重である。
それが嵌合材料に使用されるとき、良好な構造強度と弾
性を有する。更にまた、得られる嵌合材t1が均一によ
く混練された密度と外観を有し、熱膨張した微小ビーズ
の上記凝集力問題が効果的にかつ一貫して避けられる。
要すれば、前記高周波電気エネルギーにより発生した制
御された熱にかけることにより熱可塑性樹脂の中空微小
ビーズを膨張させる方法は嵌合材料を製造する場合より
も他に使用する微小ビーズを熱膨張するために使用する
こともできる。けれど、このような方法は特に本願嵌合
材料を製造するのに適している。例えば、米国特許第3
.676.288号、第3,683.104号および第
3.843.568号明細書には膨張性の低沸液または
蒸気を封入した膨張性プラスチックの極微な小球の他の
使用について開示している。更にまた、要すれば、ある
目的のために、これら方法は微小ビーズより大なる中空
の、熱可塑性樹脂のビーズを膨張させる。
次に比較のため、ブーツに使用される種々の仕上げた嵌
合材料についてのべる。ワックス(例えば、ミクロクリ
スタリンまたはパラフィンワックス)をいずれのオイル
も用いないで(例えば、いずれの石油ベースまたは天然
のオイルを用いないで)または組み合わせておよび/ま
たは独立に添加したオイルの不充分量を用いた(例えば
、組み合わせたオイルおよび分離しないで添加されたオ
イルを10〜15重量%有するワックス)ものを使用す
ると、足型への注文の適合中に使用される特定の条件下
を除き、流動性のない本質的に硬い嵌合材料を提供し、
使用状態の変化中所望の圧力補償支持を与えない。この
ワックス製品は苛酷な使用条件下では変形することもあ
るが、本質的に固く、周囲温度および圧力で流動しない
微小ビーズの存在なしで、粘稠性であるが流動的な圧力
補償ワックス−オイル混合物であって、充分な添加オイ
ルを有するものは足型への適合中変形可能であり、通常
の使用条件下において遭遇する圧力荷重下では本質的に
非圧縮的である。またその混合物を変形させる荷重条件
下でさえも本質的に非弾性的である。使用状態中、この
ような嵌合材料は瞬時加圧に対して耐流動的であるが、
連続的加圧に対して流動し、安定でかつ充分な圧力補償
支持を与える。
弾性中空微小ビーズのみの使用(使用条件下で粘稠性が
あり、流動的な圧力補償混合物を提供するために充分な
オイルを有する上記ワックス−オイル混合物のある量を
存在させることなしに)または微小ビーズ(例えば、膨
張した微小ビーズ)の各々を単に潤滑しまたは薄く被覆
する程度の量のワックス−オイル混合物の附界量を有し
た上記微小ビーズの使用は足型への通常の適合中に変形
可能な嵌合材料を与えるが、使用条件下で一般に圧力荷
重に対してあまりにも弾性的で、したがって、そのよう
な嵌合材料はあまりに感応的であるから、通常の使用条
件下に一般に遭遇する圧力荷重を変化させることができ
ず、安定な圧力補償支持が必要であるが、上記応答に十
分に耐えることができない足部に過剰なまたは苦痛な圧
力を与える傾向にある。要するに、使用中の充分な瞬時
加圧時に、膨張した微小ビーズは同様な力にスプリング
のように早くまたは瞬時的に応答する傾向にあり、好ま
しくない。膨張した微小ビーズの適当量は嵌合材料に良
好な熱絶縁性質を与えるので、好ましい場合もある。
しかしながら、少量であるが適当量の分配された、弾性
的な膨張した中空の微小ビーズによって、膨張した微小
ビーズの本質的に各々の実質的に全外表面を単に薄く被
覆する以上またはフィルムを形成する以上の量が存在す
るときは、上記粘稠性があるが流動的であるワックス−
オイル混合物はその粘稠的でかつ流動的な特性を維持す
る。
得られる嵌合材料(即ち、ワックス−オイル−膨張した
微小ビーズの適切な混合物)は適当に封入されてよく、
足型に適用する。また、通常の使用条件下で遭遇する圧
力荷重下で圧縮可能である。
更に、ワックス−オイル−膨張した微小ビーズの嵌合材
料はそれを変形させる圧力荷重(即ち、変形力)の解放
または解除時には瞬時復元に対向して一時的にまたはゆ
っくりとそして本質的にまたは部分的に復元できる意味
において実質的に弾性的である。
その結果、使用状態中、当該ワックス−オイルブレンド
は分配された膨張微小ビーズによって与えられる弾性応
答を、願望的に“消沈する(dampen) ”。この
ようにして、当該嵌合材料は緩衝システムを与える。加
えて、使用状態中、かがるワックス−オイル−膨張微小
ビーズブレンドを有する嵌合材料は、瞬時加圧に対して
極めて良好な耐垂れ下がり性および耐流動性を有するが
、連続加圧に対しては容易に流動し、そして堅固で充分
な圧力補償支持体を提供する。更に、当該嵌合材料を適
当な袋(特に、適当な弾力性またはゴム弾性の封入袋)
に閉じ込めたりあるいはシールすると、使用状態中、得
られるパッドは変形圧力の解放または除去にその形状を
緩速に(瞬時でなく)取り戻す傾向にある。更に、膨張
微小ビーズは嵌合材料の大部分の全比重を低下せしめ、
このことは望ましいことである。更になお、嵌合材料の
大部分を、加工中加熱状態で容易にポンプ輸送してもよ
い。更に、一定量の適当な膨張微小ビーズは、嵌合材料
に良好な熱絶縁性および弾力性を付与し、嵌合材料の全
重量(密度および比重)を低下し、そして・ワックス−
オイル部によって与えられる所望の流動性および取扱適
性を減少させない。更になお、かかる仕上がり嵌合材料
に膨張されたrSaran JマイクロスフェアXI)
−8217を使用すれば、該材料は一般的に低温度のよ
うに硬化したりあるいは固化したりしないことが認めら
れている。
当該仕上がり嵌合材料を調製するに際し、ワックスおよ
びオイル成分は、相互におよび微小ビーズと化学的に相
溶性を有していることがN要である。更に、当該嵌合材
料は実質的に均一でなければならず、そして実質的に同
一もしくは実質的になめらかなコンシスチンシーまたは
テキスチャー(例えばツブツブのない状態)を有する。
更に、仕上がり嵌合材料の流動性は、室温および所期の
使用温度(例えば低温)での嵌合材料のそれと実質的に
変化しないことが望ましい。
当該仕上がり嵌合材料の剛さまたは硬さを、ASTM 
D217に従って選ばれた温度で小さなコーンを落下せ
しめ、静的ヘコミで決定すればよい。かかる小コーンを
、仕上がり嵌合材料の上におよび中に5秒間落下させる
。コーンが圧入する龍単位の深さは、針入度計の読みで
ある。嵌合材料が温度の低下と共に硬くなれば、針入度
計の読みは下がる。例えば、針入度計の荷重が50gm
の場合、針入度計の読みは一20°Fの温度で約6〜1
2そして75°Fの温度で約10〜24となる。
下記の第2−A表において、種々の嵌合材料を配合する
際に使用されうる材料または成分の使用量範囲を示す。
該表の配合物は、その中空微小ビズそれ自体で膨張させ
ることを意図したものであり、このことは好ましいこと
ではあるが、要すれば、配合に予備膨張中空微小ビーズ
を添加または併用することができる。
更に、第2−A表に示される配合物は、マイクロクリス
タリンワックス85重量%と石油ベースのオイル(即ち
、rTuffloJ 6204オイル)15重量%とを
組み合わせて有する特定のワックス品(即ち、HB フ
ユラー カンパニーのHMI319ワックス)を使用す
ることに基づくが、使用されるワックス品を、かかる仕
上がり配合物に究極において存在する油と予め組め合わ
せておく必要はない。また、これらの配合物は、湿った
微小ビーズはその取扱いが容易なので、未膨張の微小ビ
ーズ(乾燥成分)約65重量%および遊離水約35il
i量%を有し、湿潤または含水の未膨張形態(市販の)
の未膨張の微小ビーズ(即も、ダウケミカル カンパニ
ーのrSaran Jマイクロスフェア XD−821
7)を添加または併用することに基づく。嵌合用配合の
未膨張の微小ビーズはそれ自体、例えば、微小ビーズの
膨張そのものがマイクロ波加熱の使用によって達成され
る時、のような時期に加えられた十分量の水の存在下で
膨張させてもよいが、第1−A表に示される特定の水の
量は、湿った未膨張の微小ビーズと共に加えられる水の
みを含みまたは属する。マイクロ波加熱を使用する時、
加えられる水の量は乾燥した未膨張の微小ビーズの約7
7重量%であって、未膨張の微小ビーズの乾燥重量に対
して、全水量約112重量%を与える。嵌合用配合に最
初から存在する全遊離水の、実質的に全部でなくともそ
のほとんどを、工程間中または結果的に一般の水沸点状
態で微小ビーズの膨張が起こるように除去しなければな
らない。
更に加えて、第2−A表に示される数値範囲は、+a)
HM 1319ワックス25〜90重量%、および添加
rTuffloJ 6204オイル75〜10重量%ヲ
有し、その結果、特定ワックス品(オイル15重量%含
む)25〜90重量%が添加rTuffl’oJ620
4オイル75〜10重量%と存在するワックス−オイル
混合物、並びにlbl特定ワックス品(15重量%のオ
イルと結合)、添加オイル、および乾燥した未膨張の微
小ビーズ(即ち、rsaran Jマイクロスフェア 
XI)−8217)の全fl’tffiに対して1〜9
重量%の乾燥した未膨張の微小ビーズ(即ち、rSar
an Jマイクロスフェア XD−8217)を使用す
ることに基づき決定されたものであるが、微小ビーズは
実際には湿潤形態(*離水約35重量%)で加えられる
マイクロ波加熱を使用して、微小ビーズを膨張させる場
合は、微小ビーズ約1〜6乾燥重量%を使用し、そして
市販の湿った未膨張微小球の約1/2ffi量に相当の
水を使用してもよい。微小ビーズの熱膨張を他の通常の
加熱手段で行なう場合は、微小ビーズ約3〜9乾燥重量
%を使用してよい。
一般に、水は嵌合材料の全必須成分(即ち、ワックス、
オイルおよび未膨張微小ビーズ)の組合せより高い密度
と比重を有し、月つシールされた封入袋から蒸発する傾
向があるので、望ましくない嵌合材料の所定容けを変化
(即ち、減少)させることによって、約8重量%もしく
はそれ以下の有効水を有する仕上がり嵌合材料を提供す
ることが望ましい。
仕上がり嵌合材料の比重は、約o、15〜0゜8である
第2−A表および第2−B表は、次の通りである。
第2−A表 *)追加の遊離水は、例えばマイクロ波加熱を使用する
時のような時期に最初に加えられてもよいが、表中では
含まれていない。
第2−A表に示される上記配合物に基づき、これらの組
成を以下の第2−B表で要約する。
第2−B表 ワックスおよびオイルの両?10.11〜9901重量
部当たり未膨張の微小ビーズ(乾燥成分)1重量部、ま
たはワックスおよびオイルの両者10.87〜106.
46重量部当たり膨張微小ビーズ(乾燥成分)1〜1.
015重量部(乾燥した未膨張の微小ビーズ8〜10重
量%を構成する発泡剤のロス970重量%に対し)。
下記の第3−A表において、種々の嵌合材料を配合する
際に使用されうる材料または成分の好ましい量を示す。
該表の配合物は、その中空微小ビーズそれ自体で膨張さ
せることを意図したものであり、このことは好ましいこ
とではあるが、要すれば、配合に予備膨張中空微小ビー
ズを添加または併用することができる。
更に、第3−A表に示される配合物は、HBフユラー 
カンパニーのI(M−1319ワツクスを使用すること
に基づく。また、これらの配合物は、湿潤または含水の
未膨張形態(市販品の)の未膨張の微小ビーズ(即ち、
ダウ ケミカル カンパニーのrSaran Jマイク
ロスフェアXD−8217)を添加または併用すること
に基づく。嵌合用配合の未膨張の微小ビーズはそれ自体
、例えば微小ビーズの膨張そのものがマイクロ波加熱の
使用によって達成される時、のような時期に加えられた
十分量の水の存在下で膨張させてもよいが、第3−A表
に示される特定の水の量は、湿った未膨張の微小ビーズ
と共に加えられる水のみを含みまたは属する。マイクロ
波加熱を使用する時、加えられる水の量は乾燥した未膨
張の微小ビーズの約77重量%であって、未膨張の微小
ビーズの乾燥重量に対して、全水量約112重足%を与
える嵌合用配合に最初から存在する全遊離水の、実質的
に全部でなくともそのほとんどを、結果的に一般の水沸
点状態で微小ビーズの膨張が起こるように除去しなけれ
ばならない。
更に加えて、第3−A表に示される選択された数値範囲
は、+810M l 319ワックス40〜65重量%
、および添加rTuffloJ 6204才イル60〜
35重量%を有するワックス−オイル混合物、並びに(
bl特定ワックス品(15重量%のオイルと結合)、添
加オイル、および乾燥した未膨張の微小ビーズ(即ち、
rSaran jマイクロスフェアXD−8217)の
全量に対して2〜8重量%の乾燥した未膨張の微小ビー
ズ(即ち、「5aran」マイクロスフェアXD−82
17)を使用することに基づき決定されたものであるが
、微小ビーズは実際には湿潤形態(遊離水約35重量%
)で加えられる。
マイクロ波加熱を使用して、微小ビーズを膨張させる場
合は、微小ビーズ約2〜3乾燥重量%を使用し、そして
市販の湿った未膨張微小球の約1/2M量に相当の水を
使用してもよい。熱膨張を他の通常の加熱手段で行なう
場合は、微小ビーズ約4〜8乾燥重量%を使用してよい
約3または5重量%もしくはそれ以下の有効水を有する
仕上がり嵌合材料を提供することが、望ましい。
例えば、仕上がり嵌合材料の好ましい比重は、約0.3
〜0.5である。
第3−A表および第3−B表は、次の通りである。
第3−A表 *)追加の遊離水は、例えばマイクロ波加熱を使用する
時のような時期に最初に加えられてもよいが、表中では
含まれていない。
第3−A表に示される上記配合物に基づき、これらの組
成を以下の第3−B表で要約する。
第3−B表 ワックスおよびオイルの両者11.49〜49.02重
量部当たり未膨張の微小ビーズ(乾燥成分)1重量部、
またたはワックスおよびオイルの両者12.35〜52
.71重量部当たり膨張微小ビーズ(乾燥成分)1〜1
.015重量部(乾燥した未膨張の微小ビーズ8〜10
重量%を構成する発泡剤のロス量70重量%に対し)。
上記表(即ち、第2−A表、第2−B表、第3−A表お
よび第3−B表)は、一般的に適当な非石油ベースのワ
ックス(例えば動物性ワ・ノクス)および非石油ベース
のオイル(例えば植物性油)を使用する場合も、少し圃
整すれば適用することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。本発
明の目的物およびその!i!!造法は、これらに限定さ
れるものでない。
各実施例において、未膨張であるが膨張しうる微小ビー
ズはそれ自体、熱膨張されるものである。
第6図〜第9図はそれぞれ、実施例1〜4に記載の方法
を説明する工程図である。実施例1および2は、微小ビ
ーズそれ自体を電子オーブン中、高周波電気エネルギー
で加熱せしめて、これを熱膨張させることに関する。実
施例5は、1976年3月2日付の米国特許願第663
213号明細書に開示の実施例に対応する。
実施例1 160下の温水90mj!を、含水物で未膨張のrSa
ran Jマイクロスフェア XI)−8217200
g (即ち、乾燥成分として未膨張の微小球約130g
および水約70gから成る)に加える。
混合物を攪拌する。かかる攪拌混合物を、ポリエチレン
槽に注ぎ、次いで温度180’Fの熱rTuff1oJ
62δ4オイル1100m7!を上記槽内古物に加え、
そして適当なポリエチレン蓋を被せる。
上記蓋をした槽を、ミネソタ州ミネアポリスのりトン 
マイクロウェーブ クツキング プロダクト社製のr 
Menumas ter Jシステム70/80電子オ
ーブンに入れ、高電力(即ち、2000W、220■、
周波数2450mcの高出力)で連続マイクロ波放射線
を2分間照射する。電子オーブンを運転している間、循
環または排械フ・ンを作動せしめ遊離の塩化ビニリデン
は勿論のこと、沸騰水および微小ビーズのない発泡剤を
除去または放出する。上記槽を電子オーブンから取り出
し、蓋を取り、内容物を約30秒間攪拌する。再度、か
かるオーブン槽を高電力の電子オーブンに入れ、混合物
が実質的に乾燥する(即ち、残水の全部でなくともその
ほとんどが除去される)まで高周波電気エネルギーを1
0秒間爆発せしめる。一般に、約20秒要する。
上記rTuffloJ 6204オイル中のrSara
n Jマイクロスフェア XD−8217のマイクロ波
−膨張が進行している間、イリノイ州シカゴのG。
S、ブラックスリー・アンド・カンパニー製のモデルF
−20(20qt)エレクトリック ミキサーのミキシ
ングボウルに温度220°Fで熱HMI319ワックス
1500mnを添加する。(ボールはバッチ間200 
’Fのオーブン中に入れておく。)上記ミキサーを、最
終混合物が均一となるまで運転せしめるが、混合時間は
4分を越えるべきでない。
上記マイクロ波−加熱された混合物を、ミキシングボウ
ルに既存の熱ワックスに加え、そして混合を続行する。
更に、温度180下の熱rTuffloj6204オイ
ル1100ml!をミキシングボウルに加え、均一とな
るまで混合を続ける。全混合時間は約4分を越えてはな
らない。
このようにして得られる平滑な嵌合材料を、ペンシルバ
ニア州ワイニのマティーループルト カンパニー社製の
モデル31−Aエレクトリンクフィラーに、流れを円滑
にするため約130〜170゛Fの温度(例えば150
°Fと160’Fの間)で注入し、第4図に示される嵌
合パッド40の封入袋の(第4図の破線で示される)充
填口47およびベントロ48に、所定容量の熱い仕上が
り嵌合材料を分配し、かかる口を熱シールする。かかる
仕上がった平滑な嵌合材料を熱状態で分配することが重
要−であり、その結果、上記材料は分配目的に対して十
分な流動性を示す。
特定大きさの封入袋に装入される仕上がり嵌合材料の所
定容量は、左右両足のスキーブーツと同じでなければな
らない。スキーブーツの実例となる5種の大きさに合わ
せて充填封入袋を提供するに際し、次に示す実例容量(
±lQmj!の変化を伴う)の仕上がった嵌合材料を、
封入袋の境界部を通じて実質的に一定厚さの仕上がり嵌
合材料を有する嵌合パッド40を提供するのに適当な大
きさく第4図参照)の個々の封入袋に装入する。
ブーツ大きさの指示 シール封入袋の嵌合材番号 料の
添加量 1 175mff 2 205m# 3 285 m 1 4 360mj! 5 420mj! 特定容量大きさの各封入袋に装入される仕上がり嵌合材
料の容量を、制御し且つ実質的に一定となるように配分
することが、重要である。一般的に、使用状況を通じて
足首部の回りに有効厚さの嵌合材料を提供し且つ保持す
ることが、望ましい。
実施例2 熱HM1319ワックス40重量部、熱rTuff1o
J6204オイル55重量部、および温水2゜5重量部
を、約180〜200°Fの温度でポリエチレン槽に添
加し、混合する。次に、含水物で未膨張のrsaran
 J 5重量部を加え、簡単に攪拌する。適当なポリエ
チレン蓋を槽に被せる。
上記蓋をした槽を、r Menun+as ter J
システム70/80電子オーブンに入れ、高電力(即ち
、2ooow、220V、周波数2450mcのに出力
)で連続マイクロ波放射線を2分間照射する。電子オー
ブンを運転している間、循環または排気ファンを作動せ
しめ遊離の塩化ビニリデンは勿論のこと、沸騰水および
微小ビーズのない発泡剤を除去または放出する。上記槽
を電子オーブンから取り出し、蓋を取り、内容物を約2
0秒間簡単に攪拌する。再度、かかるオーブン槽を高電
力の電子オーブンに入れ、連続マイクロ波放射線を30
秒間照射する。
このようにして得られる平滑な嵌合材料を、容量形ポン
プまたはマティールーブルド カンパニー社製のモデル
31−Aエレクトリカル フィラーに、約130〜17
0 ’Fの温度(例えば150°Fと160’Fの間)
で注入し、封入袋に所定容量の熱く平滑な嵌合材料を分
配する。かかる嵌合材料を熱状態で分配することが重要
であり、その結果、上記材料は分配目的に対して十分な
流動性を示す。上記封入袋を充填した後、これをシール
(例えば熱シール)する。
実施例3 熱HM−1319ワックス60重量部および[Tuff
loJ 6204油40重量部を、蒸気シャケ・7トの
金属オートクレーブ中で約200°Fの温度にて混合し
、同温度で実質的に均一な混合物を提供する。
「5aran JマイクロスフェアXI)−8217の
6重量部(即ち、乾燥成分として未膨張の微小法的3.
9重量部および水約2.1重量部から成る)を、攪拌下
上記加熱オートクレーブの内容物に加える。
この加熱オートクレーブを密封し、約5分聞届合を継続
して、微小球を均一に分散せしめる。一般的に、200
下で混合物を余り長く加熱することは適当でない。短け
れば、短い程よい。混合時間5分の間、オートクレーブ
を少し減圧(例えば圧力的11〜13psi、)にする
ことが望ましい。
5分経過後、十分な空気圧をオートクレーブの内容物に
付与せしめ、得られる嵌合材料のオートクレーブから容
量形ポンプまたはマテイールーブルト カンパニー社製
のモデル31−Aエレクトリッタ フィラーへのポンプ
輸送を円滑にし、そして封入袋に所定′容量の熱い仕上
がり嵌合材料を分配する。かかる嵌合材料を熱状態(例
えば約130−170’F、または約150−160下
)で分配することが重要であり、その結果、上記材料は
分配目的に対して十分な流動性を示す。上記封入袋を充
填した後、これをシール(例えば熱シール)する。
実施例4 本例の手順は、l”5aran JマイクロスフェアX
D−8217を部分的に乾燥すること以外は、実施例3
の手順に類偵する。乾燥工程は、一様に平滑なコンシス
チンシイの均一安定な混合物を提供することに関する、
今後の問題を軽減する。しかし、乾燥操作は微小球の膨
張度を減少させる傾向を有し、そして一般的に同一もし
くは匹敵結果を得るためにはより多くの微小球の使用を
必要とする。
熱HM−1319ワックス60重量部および「Tuff
loJ 6204才イル40重量部を、蒸気ジャケット
の金属オートクレーブ中で約200 ’Fの温度にて混
合し、同温度で実質的に均一な混合物を提供する。
[5aran Jマイクロスフェア XD−8217の
8重量部(即ち、乾燥成分として未膨張の微小球5.2
M量部および水約2.8重量部から成る)を、180下
を越えない温度の通常の温風乾燥器中で部分乾燥し、存
在する水分の50〜75%を除去し、そして水約1.4
〜2.1重量部および乾燥成分として未膨張の微小法的
5.2重量部を有する生成物を提供する。部分乾燥され
た微小球を、加熱オートクレーブの内容物に攪拌下添加
する。
この加熱オートクレーブを密封し、約5分聞届合を継続
して、微小球を均一に分散せしめる。一般的に、200
’Fで混合物を余り長く加熱することは適当でない。短
ければ、短い程よい。混合時間5分の間、オートクレー
ブを少し減圧(例えば圧力的11〜13psi、)にす
ることが望ましい。
5分経過後、十分な空気圧をオートクレーブの内容物に
付与せしめ、得られる嵌合材料のオートクレーブから容
量形ポンプまたはマティーループルト カンパニー社製
のモデル31−Aエレクトリンク フィラーへのポンプ
輸送を円滑にし、そして封入袋に所定容量の熱い嵌合材
料を分配する。
かかる嵌合材料を熱状態(例えば約130〜170°F
、または約150〜160’F)で分配することが重要
であり、その結果、上記材料は分配目的に対して十分な
流動性を示す。上記封入袋を充填した後、これをシール
(例えば熱シール)する。
実施例5 マイクロクリスタリン(微結晶)ワックス85重量%、
石油ベースのオイル10重量%、およびグリカノール可
塑剤(特にレジャー リサーチインク U、 S、スキ
ー ワックス デビジョンで配合、製造されたもの)5
重量%を有するワックスブレンドもしくは混合物80市
量%、並びに添加石油ベースのオイル(即ち「Topc
e Jモーター オイル、S、A、E、20)20重量
%の混合物もしくはブレンドを、加熱容器中で攪拌し、
そして該容器を約200下に加熱せしめ、熱液状混合物
もしくはブレンドを提供した。充分量の含水もしくは湿
潤熱可塑性微小ビーズ(即ち、ダウケミカル カンパニ
ーによって供給されるI” 5aran」マイクロスフ
ェア XD −8217品) ヲ添加して、(−’5a
ran Jマイクロスフェア XD−8217品(湿潤
品)約11重量%、ワックスブレンドもしくは混合物約
71重量%、および添加オイル約18重量%を有する嵌
合混合物もしくはブレンドを提供する。
下記の第4表は、本例で使用する材料または成分を示す
(以下、空白) 第4表 上記第4表に示される混合物もしくはブレンドは、「5
aran Jマイクロスフェア XD−8217品(湿
潤品)約12.4部、モーターオイル20部、並びにマ
イクロクリスタリンワックス85重量%、石油ベースの
オイル10重量%、およびグリカノール5重量%を有す
る配合ワックス80部を混合して調製してもよい。
容器の温度を、攪拌下約90〜120℃で約1〜2分間
保持した。
個々の微小球は、それ自体のパフィングまたは膨張を起
こし、嵌合材料に重要なレジリエンスを与え、そして得
られる粘性の嵌合材料は良好な、調整された流動特性を
有していた。また、この低密度微小球は、嵌合材料の重
量を意味ある量にまで減少せしめた。
得られる嵌合混合物もしくはブレンドを、所定の形状お
よび容量のモールド(即ち、薄いアルミニウムのパイ状
スズ)に注入または押出しし、これを適切に冷却および
固化せしめて自立の素材とする。第1図に示されるよう
な嵌合パッド10を作る場合、モールドは嵌合パッドl
Oを保護する熱可塑性の封入袋の形状に合った形状を有
していることが望ましい。
以下に本発明の技術的範囲に包含される好ましい実施聾
様を列挙する。
1、本質的にワックスとオイルから成り、主層を占める
実質的に均一で実質的に安定な粘稠性、流動性の連続相
と、該連続相に実質的に均一に分配され少量を占める個
々に分離し軽くて堅固なビーズの不連続相とによって特
徴付けられる粘稠性、流動性、圧力補償性のフィッティ
ング組成物であって、上記ワックスとオイルの相が(a
)本質的に各ビーズの全外表面を薄く実質的に被う以上
または本質的に各ビーズの表面にわたってフィルムを形
成する以上におよび(blビーズのみの量のすきま体積
より実質的に多い体積を与えるのに、充分な量で存在し
、上記ビーズ、ワックスおよびオイルが、実質的に均一
な密度を有し周囲温度またはその変化に対応して体積を
実質的に変化させず、耐沈降性であり連続適用圧力に対
応および適合して流動しおよび使用状態の密封時に瞬間
適用圧力に対応して流動することに抗する当該フィッテ
ィング組成物を与える、ことを特徴とするフィッティン
グ用組成物。゛ 2、当該組成物がワックス約21.2〜76゜5好まし
くは34〜55.2重量部およびオイル約78.8〜2
3.5好ましくは66〜44.8重量部の重量割合でワ
ックスとオイルを有し、ワックスおよびオイルの約12
.3〜52.7重量部当たり約1重量%の微小ビーズを
有する、前記1、記載のフィンティング用組成物。
3、当該組成物が約0.15〜0.8好ましくは0.3
〜0.5の比重を有する、前記1.または2.0フィッ
ティング用組成物。
4、当該ワックスが石油ベースのマイクロクリスタリン
ワックスから成り、当該オイルが石油ベースのオイルか
ら成る、前記1..2.または3゜のフィッティング用
組成物。
5、当該組成物が約0.01〜0.6インチの範囲内で
表示厚さを有するように成形されている、前記1.〜4
.のいずれかのフィッティング用組成物。
6、当該ビーズが膨張微小ビーズである、前記1、〜5
.のいずれかのフィンティング用組成物。
7、当該膨張微小ビーズが塩化ビニリデンおよびアクリ
ロニトリルで形成されている、前記6゜のフィッティン
グ用組成物。
8、当該膨張微小ビーズがそれ自体熱膨張微小球である
、前記6.または7.のフィッティング用組成物。
9、当該組成物が50g荷重下コーン落下後5秒におい
て、−20’Fの温度で約6〜1211および75下の
温度で約10〜24龍の針入値を有する、前記1.〜8
.のいずれかのフィティング用組成物。
10、所定量の粘稠性、流動性、実質的均一性、実質的
安定性、圧力補償性のフィンティング材料を内部に保持
し、それらの境界を実質的に充分に分配した有形の可撓
性保嘩容器によって特徴付けられる所望の形状と大きさ
をした圧力補償性のフィティングパッドであって、上記
容器は当該フィッティング材料をその中でフィッティン
グパッドに働く連続適用圧力に対応および適合して流動
可能とし且つそのように働いて流動を産み出す圧力の除
去を可能とするように構成され、上記フィッティング材
料は本質的にワックスとオイルから成り、優れた実質的
に均一で実質的に安定な粘稠性、流動性の連続相を有し
且つ連続相に実質的に均一に分配され個々に分離し軽く
て堅固なビーズの不連続相を有し、上記ワックスとオイ
ルの相が(111本質的に各ビーズの全外表面を薄く実
質的に被う以上または本質的に各ビーズの表面にわたっ
てフィルムを形成する以上におよびlblビーズのみの
量のすきま体積より実質的に多い体積を与えるのに、充
分な量で存在し、上記フィッティング材料が実質的に均
一な密度を有し周囲温度またはその変化−に対応して体
積を実質的に変化させず、耐沈降性であり連続通用圧力
に対応および適合して流動しおよび使用状態の密封時に
瞬間適用圧力に対応して流動することに抗する、ことを
特徴とするフィテイングパッド。
11、当該容器が熱シールした熱可塑性ゴム弾性フィル
ムである、前記10.のフィッティングパッド。
12、当該フィッティング組成物が前記1.〜9、のい
ずれかで特定されるものである、前記10、または11
.のフィッティングパッド。
13、着用者の足首を被うブーツにおいて、その改良が
足の前部および側部に制限されiことなくこれを含む選
定部分に沿って上記ブーツと組み合わせて、被う足の形
をし適当で速やかなフィッティングとしっかりした支持
を与え、足の上記選足部分を楽にし、前記10..11
.または12゜で特定されるものである圧力補償性フィ
ッティングパッドを与えることによって特徴付けられる
ブーツ。
14、当該ブーツが背面入口のブーツである、前記13
.の改良ブーツ。
15、実質的に堅い外殻と可撓性裏付は部材を有し、該
裏付は部材は上記外殻内に配置され、内表面と外表面を
備えた壁手段を有し、そして着用者の足の外形に実質的
に順応するように構成されているスキーブーツであって
、上記裏付は部材はその外表面と結合した少なくとも一
つの室を有し、これによって裏付は部材の外表面と上記
外殻の間に空間が与えられており、該空間は適当で速や
かなフィティングとしっかりした支持を与え、そして足
の選定部分を楽にする圧力補償性フィッティングパッド
を受け入れる形をしており、上記スキーブーツは足を置
くと上記可撓性裏付は部材にフィツトするように構成さ
れており、フィッティング材料は流動し、そして足とぴ
ったり合うが気持のよいフィ・7テイング関係に上記可
撓性裏付は部材を位置せしめ且つスキーブーツの着用中
そのような関係を維持するように変形される、前記13
゜または14.の改良ブーツ。
16、分かれた別個の熱応答性発泡剤を中に保持し、制
御でき且つ速やかな膨張性の個々に分離し中空の熱可塑
性樹脂微小ビーズの方法であって、第一と第二の異なっ
た液状物質から成り、微小ビーズの膨張温度付近に照射
加熱微小ビーズの温度を制御し且つ維持する熱補償性液
状媒体の存在下、上記微小ビーズを熱発生高周波電場に
よって制御した照射に付し、 上記第一の液状物質は、その通常の沸点を微小ビーズの
膨張温度付近に速やかに到達せしめるに充分な量と温度
で上記液状媒体中に存在して、微小ビーズに冷却作用を
行なうことによって照射加熱微小ビーズの温度を制御且
つ維持し、そして沸騰しその結果、その時存在する液状
媒体が実質的に一定温度を有することによって特徴付け
られる短い期間中に液状媒体から開孔して本質的に逃げ
、その間、上記第二の液状物質は残存しそして存在して
いて微小ビーズの膨張温度付近のある温度に照射加熱微
小ビーズを制御および維持し続ける、上記第二の液状物
質は、上記第一の液状物質の上記開孔逃避に続いて系に
本質的に残存し、微小ビーズに冷却作用を行なってそれ
を放冷することによってその膨張温度付近のある温度に
照射加熱ビーズの温度を制御および維持し続けるに充分
な量と温度で存在し、これによって照射加熱微小ビーズ
が速やかに膨張し続け、その間、上記第二の液状物質は
、照射加熱微小ビーズが溶融または融解もしくは破壊を
引き起こすに充分な高い温度に微小ビーズが制御不能で
速やかに加熱されるのを妨げる、 上記微小ビーズの膨張は、個々の微小ビーズがそれらの
熱軟化点に速やかに達しかつ保持された熱応答性発泡剤
が膨張圧を働かせることによって、微小ビーズの膨張温
度付近のある制御された温度で速やかに起こって、良好
であるが非破壊的で速やかな微小ビーズの膨張をもたら
す、 そして上記熱発生照射を選択的に終わらせ、得られる液
状媒体中に実質的に分配された膨張微小ビーズを与える
、 ことから成る方法。
17 、 ial高周波電場の存在下に加熱に対してま
ったく同一でない敏感性の第一と第二の異なった液状物
質を有する温度補償性液状媒体に実質的に分配された微
小ビーズの制御された選択的開孔された膨張系を調製し
、 (1)上記第一の液状物質は、上記系内で上記蒜小ビー
ズの膨張温度付近で通常の沸点を有することによって特
徴付けられ、 (IT)上記第二の液状物質は、上記系内で上記第一の
液状物質のそれを越えて通常の沸点を有することによっ
て特徴付けられ、 (bl上記微小ビーズおよび液状媒体を加熱し、そして
第二の液状物質がその通常の沸点に同じに達することな
く第一の液状物質がその通常の沸点に速やかに達するに
充分な周波数および時間の熱発生高周波電場によって上
記系を制御された照射に付し、これによって上記微小ビ
ーズがそれらの膨張温度付近の温度に照射加熱される、 ことを特徴とする前記l、の方法。
18、当該第一と第二の液状物質の少なくとも一方が、
温度補償性液状媒体および微小ビーズが照射に付される
直前において予熱状態である、前記16.または17.
の方法。
19、当該第一の液状物質が水から成り、そして第二の
液状物質がオイルから成る、前記16゜17、または1
8.の方法。
20、当該第二の液状物質が(a)オイルおよび(b)
オイルとワックスから成るグループの一つから成る、前
記19.0方法。
21、当該微小ビーズが塩化ビニリデン−アクリロニト
リル共重合体から形成された微小球である、前記16〜
20のいずれかの方法。
22、当該熱発生高周波電場がマイクロ波加熱手段によ
って与えられる、前記16〜21のいずれかの方法。
23、製造された膨張微小ビーズに追加材料を加えて、
前記1〜9のいずれかのフィンティング組成物を与える
ことを特徴とする、前記16.〜22、のいずれかの方
法。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である嵌合パッドを示す一部
破断平面図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3図
は裏付部材上に第1図のパッドを配置した状態を示す斜
視図、第4図は他の実施例のパッドを示ず一部破断平面
図、第5図は第4図のパッドを装備したスキーブーツの
断面図、第6図〜第9図は本発明の実施例1〜4の製造
工程を示すフローシートである。 10.40・・・嵌合パッド、13.43・・・嵌合材
料、14.44・・・クッション、15゜45・・・熱
可塑性樹脂フィルム、2o・・・裏付部材。 第1図 第4図 第6図 第7図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分かれた別個の熱応答性発泡剤を中に保持し、制
    御でき且つ速やかな膨張性の個々に分離し中空の熱可塑
    性樹脂製微小ビーズの膨張方法であって、第一と第二の
    異なった液状物質から成り、微小ビーズの膨張温度付近
    に照射加熱微小ビーズの温度を制御し且つ維持する熱補
    償性液状i体の存在下、上記微小ビーズを熱発生高周波
    電場によって制御した照射に付し、 上記第一の液状物質は、その通常の沸点を微小ビーズの
    膨張温度付近に速やかに到達せしめるに充分な量と温度
    で上記液状媒体中に存在して、微小ビーズに冷却作用を
    行なうことによって照射加熱微小ビーズの温度を制御且
    つ維持し、そして沸騰しその結果、その時存在する液状
    媒体が実質的に一定温度を有することによって特徴付け
    られる短い期間中に液状媒体から開孔して本質的に逃げ
    、その間、上記第二の液状物質は残存しそして存在して
    いて微小ビーズの膨張温度付近のある温度に照射加熱微
    小ビーズを制御および維持し続ける、上記第二の液状物
    質は、上記第一の液状物質の上記開孔ii!!i避に続
    いて系に本質的に残存し、微小ビーズに冷却作用を行な
    ってそれを放冷することによってその膨張温度付近のあ
    る温度に照射加F′!)ビーズの温度を制御および維持
    し続けるに充分な量と温度で存在し、これによって照射
    加熱微小ビーズが速やかに膨張し続け、その間、上記第
    二の液状物質は、照射加熱微小ビーズが溶融または融解
    もしくは破壊を引き起こすに充分な高い温度に微小ビー
    ズが制御不能で速やかに加熱されるのを妨げる、 上記微小ビーズの膨張は、個々の微小ビーズがそれらの
    熱軟化点に速やかに達し且つ保持された熱応答性発泡剤
    が膨張圧を働かせることによって、微小ビーズの膨張温
    度付近のある制御された温度で速やかに起こって、良好
    であるが非破壊的で速やかな微小ビーズの膨張をもたら
    す、 そして上記熱発生照射を選択的に終わらせ、得られる液
    状媒体中に実質的に分配された膨張微小ビーズを与える
    、 ことから成る熱可塑性樹脂製微小ビーズの膨張方法。
  2. (2) (al高周波電場の存在下に加熱に対してまっ
    たく同一でない敏感性の第一と第二の異なった液状物質
    を有する温度補償性液状媒体に実質的に分配された微小
    ビーズの制御された選択的開孔された膨張系をm製し、 (I)上記第一の液状物質は、上記系内で上記微小ビー
    ズの膨張温度付近で通常の沸点を有することによって特
    徴付けられ、 (II)上記第二の液状物質は、上記系内で上記第一の
    液状物質のそれを越えて通常の沸点を有することによっ
    て特徴付けられ、 (b)上記微小ビーズおよび液状媒体を加熱し、そして
    第二の液状物質がその通常の沸点に同じに達することな
    く第一の液状物質がその通常の沸点に速やかに達するに
    充分な周波数および時間の熱発生高周波電場によって上
    記系を制御された照射に付し、これによって上記微小ビ
    ーズがそれらの膨張温度付近の温度に照射加熱される、
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性
    樹脂製微小ビーズの膨張方法。
  3. (3) 当該第一と第二の液状物質の少なくとも一方が
    、温度補償性液状媒体および微小ビーズが照射に付され
    る直前において予熱状態である、特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の熱可塑性樹脂製微小ビーズの膨張方法
  4. (4) 当該第一の液状物質が水から成り、そして第二
    の液状物質がオイルから成る、特許請求の範囲第1項、
    第2項又は第3項記載の熱可塑性讐i1脂製微小ビーズ
    の膨張方法。
  5. (5) 当該第二の液状物質が+81オイルおよびlb
    lオイルとワックスから成るグループの一つから成る、
    特許請求の範囲第4項記載の熱可塑性樹脂製微小ビーズ
    の膨張方法。
  6. (6) 当該微小ビーズが塩化ビニリデン−アクリロニ
    トリル共重合体から形成された微小球である、特許請求
    の範囲第1項、第2項、第3項、第4項又は第5項記載
    の熱・可塑性樹脂製微小ビーズの膨張方法。
  7. (7) 当該熱発生高周波電場がマイクロ波加熱手段に
    よって与えられる、特許請求の範囲第1項、第2項、第
    3項、第4項、第5項又は第6項記載の熱可塑性樹脂製
    微小ビーズの膨張方法。
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