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JPS641269B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS641269B2
JPS641269B2 JP11613884A JP11613884A JPS641269B2 JP S641269 B2 JPS641269 B2 JP S641269B2 JP 11613884 A JP11613884 A JP 11613884A JP 11613884 A JP11613884 A JP 11613884A JP S641269 B2 JPS641269 B2 JP S641269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
machining
tool
distorted
measurement starting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11613884A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60259361A (ja
Inventor
Hirosuke Kosuge
Toshinori Yuda
Minoru Shibuya
Hiroyuki Ishii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
Priority to JP11613884A priority Critical patent/JPS60259361A/ja
Publication of JPS60259361A publication Critical patent/JPS60259361A/ja
Publication of JPS641269B2 publication Critical patent/JPS641269B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、前加工や溶接等によつて歪んだ工作
物に、その歪みに倣うようにして自動工作機械に
より加工する場合に、主として適用される加工方
法に関する。
従来、前加工や溶接等によつて歪みが生じてい
る工作物の歪み面に直交する端面に、例えば溝を
工作機械の自動運転で加工すると、歪み面から溝
までの距離を一定に保つことができず、歪みが極
端に大きい時には、歪みの谷部に溝が出てしまう
場合もあつた。
このような不都合を避けるために、個々の工作
物についてその歪み量を測定してその都度加工プ
ログラムを作成し、このプログラムに基づいて加
工することが行われているが、加工プログラムの
作成に時間がかかり、作業能率が低い不満があ
る。
本発明の目的は、工作物に歪みがあつても、そ
の歪み面に近似的に倣うようにしてこれを自動運
転で能率的に加工することができる、自動工作機
械による工作物の加工方法の提供にある。
本発明は、上記の目的を、主軸に装着された測
定子を工作物の歪み面の近くに設定された基準線
に沿つて動かすメイン動作と、上記基準線の始端
から終端までの間に設定された複数の各測定起点
から上記工作物の歪み面に向つて測定子を動か
し、測定子が歪み面を感知したら元の測定起点に
測定子を戻させるブランチ動作とを、自動工作機
械の制御装置に組み込まれた記憶装置に記憶さ
せ、上記制御装置の指令によつて測定子に上記メ
イン動作とブランチ動作を交互に行わせて、上記
各測定起点に対応する歪み面を検出した後、上記
主軸に工具を装着し、上記で検出された上記各歪
み面位置に対する加工装置を制御装置で算出し、
互いに隣り合う歪み面位置にそれぞれ対応する加
工位置の間を、工具に補間移動させて工作物を加
工することにより達成したものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
まず、本発明の実施に用いられる自動工作機械
の概要を第1図と第2図により説明すると、符号
1はベツドである。このベツド1の上にはコラム
2とテーブル3が設けられ、またコラム2には、
主軸モータ4によつて回転せしめられる主軸5が
設けられている。主軸5は、これを装着された工
具(図示省略)によつてテーブル3上の工作物6
を加工し、また測定子7により後で述べるように
歪み面位置を検出するもので、X軸駆動モータ8
によりX軸(左右)方向に、またY軸駆動モータ
9によりY軸(上下)方向に、さらにZ軸駆動モ
ータ10によりZ軸(前後)方向に動かされるよ
うに構成されている。
また、符号11は制御装置(パルブメモリ)で
あり、図のものはテープ12による指令を各モー
タ4,8等に伝えて自動運転にて工作物6を加工
し、また工具の交換等を周知のように行うもの
で、測定子7から発せられた検出信号を検出(接
触)信号検出回路13を介して受けられるように
なつている。この制御装置11は、中央演算処理
装置(以下、CPUと略記する)14と記憶装置
15のほかに、補間器16を有する。この補間器
16は、フイードパルスの入力毎に内部演算を行
なつて補間パルスを出力する関数発生器17と、
この関数発生器17から出力される補間パルスの
指令入力とフイードバツク入力の偏差に応じてサ
ーボ装置制御のための出力パターンを発生させる
位置制御器18,19,20とから成り、フイー
ドパルス入力により、サーボ装置を制御するため
の出力パターンを発生させる構成とされている。
また21はアンドゲートであつて、測定子7から
出された検出信号が検出信号検出回路13を介し
てCPU14に与えられると閉じて、それまでフ
イードパルスによつて作動せしめられていた駆動
モータ8,9,10を停止させるようになつてい
る。
次に、上記のように構成された自動工作機械に
よつて、四角形状を呈する枠状工作物6の断面
(端面)6bに溝加工を施こす場合について第3
図ないし第9図を参照して説明する。
本発明の加工方法は、前準備としてなす歪み面
位置検出(第8図)と、この位置検出で得られた
データに基づく実際の切削加工(第9図)とに大
別される。
まず、前準備の歪み面位置L1,L2…Lnの検出
について述べると、工作物物6の歪み面6a(単
一の真直平面でなく、凹凸曲面を有する面)の近
くに上下(鉛直)方向の基準線N1,N3と、左右
(水平)方向の基準線N2,N4を設定し、それら
の基準線に沿つて、主軸5に装着されている測定
子7を動かす動作(以下メイン動作という)と、
上記基準線上に複数の測定起点K1〜Knを定め、
しれらの各測定起点から歪み面6aに向けて測定
子7を動かし、また元の測定起点に測定子7を戻
す動作(以下ブランチ動作という)、及び測定値
の補正量とを、記憶装置15に記憶させる。上記
メイン動作とプランチ動作は工作物6の種類が同
一の場合には共通のものとして変えることなく利
用する。
上記測定値の補正は、第7図を例にとると、主
軸5の中心Oに対する測定子7の中心O1の偏心
量(d1、d2)と、測定子7の測定部半径dの2点
でなす。なお、この補正量は、同一の測定子7に
ついては工作物6の種類にかかわらず、一度登録
するだけでよい。互いに隣り合う測定起点間の距
離は、工作物6の種類や予想される歪み量、ある
いは求められる加工精度等を勘案して定める。通
常、測定起点間の距離は等間隔にするが、等間隔
に割り切れない場合、自動工作機械が扱う最小軸
移動単位以下(普通の自動工作機械では0.001mm
以下)の剰余分は測定起点の最終区間に加算(減
算)調整する。
歪み面位置L1,L2…Lnはの検出は、上記のよ
うにして上記記憶装置15に記憶させたデータを
もとに自動工作機械を作動させて行なう。
すなわち、測定子7を主軸5に装着し、これを
測定開始位置S(K1)につける。なお、測定子
は、通常、工具収納ドラム(図示省略)に工具と
同様に収納されており、歪み面計測時に自動工具
交換装置(図示省略)にて主軸5に装着される。
測定開始位置Sについた測定子7は、直ちにブラ
ンチ動作に入り、フイードパルスによるX軸駆動
モータ8の作動によつて第3図において左方に移
動する。この移動によつて測定子7が工作物6の
歪み面6aに接触すると、制御装置11のCPU
14へ割込み信号が出力される。これによりそれ
まで開いていたアンドゲート21が閉じるので、
X軸駆動モータ8が停止する。この際、上記測定
子7の歪み面6aに対する接触位置が、位置制御
器18のX軸カウンタの内容をCPU14のアキ
ユームレータへ転送することによつて歪み面位置
L1として記憶される。これが済むとX軸駆動モ
ータ8が逆転し、測定子7を上記測定開始位置S
につけて停止する。このようにして測定子7が測
定開始位置Sに戻ると、今度はY軸駆動モータ9
が作動し、基準線N1に沿つて測定子7をメイン
動作させ次の測定起点K2までY軸方向に上昇さ
せる。
測定子7が測定起点K2に達すると、Y軸駆動
モータ9が停止し、直ちにX軸駆動モータ8が作
動して測定子7に前記同様のブランチ動作させ
る。この作動によつて次の歪み面位置L2が検出
される。以下、上記の作動を繰り返して各測定起
点に対応する歪み面位置K3…Knを検出し、これ
を記憶装置15に記憶させる。なお、上記におい
てX軸方向の基準線N2,N4に関しては、メイン
動作がX軸方向に、またブランチ動作がX軸方向
になる。基準線の交点部分の測定起点に関して
は、X軸方向とY軸方向の二つのブランチチ動作
がなされる。なおまた、測定子7のブランチ動作
によつて検出された歪み面位置を記憶装置15に
記憶させる場合、前記で計測済みの補正量を加算
あるいは減算して記憶する。本実施例では使用す
るメモリの容量を低減する目的で、歪み面位置デ
ータとして各基準線で測定子7が歪み面と接触し
たときの座標のみを記憶している。したがつて基
準線N1,N3ではX軸座標値が、他の基準線N2
N4ではY軸座標値が登録される。また、測定部
半径dは、基準線の種類によつ加算又は減算する
ものである。すなわち、基準線N1,N4では減算
し、基準線N2,N3では加算するが、これは測定
のための軸移動の方向が基準線N1,N4では負方
向であり、基準線N2,N3では正方向であること
による。
上記で検出されたデータに基づく工作物6の加
工は、次のようにしてなされる。
すなわち、加工の実行に際しては、歪み面位置
L1,L2…Lnの検出に先立つて登録されたメイン
動作の基準線の長さと、測定起点の数を利用して
登録済みの歪み面位置のデータを順序よくX軸ま
たはY軸に振り分けると同時に、ブランチ動作で
の移動軸でない軸、例えば、基準線N1ではY軸
を位置決めする。そしてこの処理において予め記
憶装置15内に設定されるのは、歪み面6aと工
具中心との距離D、及び2本の基準線の交点部分
を中心とする工作物の四隅部の円弧半径Rであ
る。この二つの諸元はそれぞれ専用のラベルに登
録される。
工作物6の歪み面6aに交差する加工面6bの
溝加工は、主軸5に工具を装着し、加工開始位置
(最初の加工位置)M1を算出することから始ま
る。この加工開始位置は測定開始位置に対応して
測定された歪み面位置に、歪み面6aと工具中心
との距離Dを加算したものである。
上記の加工開始位置M1へ工具を位置決めし、
加工条件に対応した回転数で主軸5を回転させ、
定められた切削速度で工作物6の深さ方向に、す
なわちZ軸方向に所要量切込み切削加工を行な
う。次に、上記Z軸方向の工具位置を保持した状
態で、2回目のブランチ動作で検出された歪み面
位置L2に歪み面6aと工具中心との距離Dを加
算した加工位置M2へ、X軸、Y軸の動作により、
工具を直線補間移動させる。以下同様にして3番
目、4番目の加工位置M3…Mnを算出し、工具を
補間移動させて加工を継続する。基準線が交差す
る隅部分においは、二つの加工位置間を円弧半径
Rで工具を補間移動させる。
なお、上記では歪み面(枠状工作物の内壁面)
6aに直角に連らなる平らな端面6bに対して溝
加工する例を説明したが、歪み面それ自体に溝等
を加工する場合にも本発明の加工方法を適用でき
ることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明においては、測定
子で歪み面のいくつかの点を測定して歪み面位置
として登録し、その位置データをもとに複数の加
工位置を算出し、工具に二つの加工位置間を補間
移動させて加工を行なう構成となつているため、
工作物の歪み面から、常に近似的に一定の距離の
位置に溝等を加工することができる。また、歪み
面位置の測定動作と加工動作を決定する量を予め
パラメータとして記憶装置に登録し、自動的に測
定及び加工動作を行なわせることができるため、
歪み方や寸法の異なる工作物に対しても、従来の
ようにその都度加工プログラムを作成する必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する自動工作機械の概略
図、第2図は第1図の自動工作機械に用いられて
いる制御装置のブロツク図、第3図ないし第5図
は、工作物と基準線、及びメイン動作、ブランチ
動作等の関係を示す説明図、第6図は工作物と歪
み面位置及び加工位置等の関係を示す説明図、第
7図は補正量の説明図、第8図は歪み面位置を測
定する場合の手順の一例を示すブロツク工程図、
第9図は工作物を加工する場合の手順の一例を示
すブロツク工程図である。 5……主軸、6……工作物、6a……歪み面、
11……制御装置、15……記憶装置、N1……
基準線、K1,K2……測定起点、L1,L2……歪み
面位置、M1,M2……加工位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主軸に装着された測定子を工作物の歪み面の
    近くに設定された基準線に沿つて動かすメイン動
    作と、上記基準線の始端から終端までの間に設定
    された複数の各測定起点から上記工作物の歪み面
    に向つて測定子を動かし、測定子が歪み面を感知
    したら元の測定起点に測定子を戻させるブランチ
    動作とを、自動工作機械の制御装置に組み込まれ
    た記憶装置に記憶させ、上記制御装置の指令によ
    つて測定子に上記メイン動作とブランチ動作を交
    互に行なわせて上記各測定起点に対応する歪み面
    位置を検出した後、上記主軸に工具を装着し、上
    記で検出された上記各歪み面位置に対する加工位
    置を制御装置で算出し、互いに隣り合う歪み面位
    置にそれぞれ対応する加工位置の間を、工具に補
    間移動を行わせて工作物を加工することを特徴と
    する工作物の自動工作機械による加工方法。
JP11613884A 1984-06-06 1984-06-06 工作物の自動工作機械による加工方法 Granted JPS60259361A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0655045U (ja) * 1993-01-04 1994-07-26 義明 谷西 着火装置

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JPH0655045U (ja) * 1993-01-04 1994-07-26 義明 谷西 着火装置

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