JPS5991819A - 植物の生長の大きさを制限する容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ｒｉ、植物がその種類と謝金に見合った大きさに
生長するのを制限して、植物を小物品に仕立て上げる容
器に関するものである。「盆栽（Ｂｏｎｚａｉ　ｃｕｌ
ｔｕｒｉｎｇ）Ｊの名前の下で特に日本及びカリフォル
ニアで発達した木の生長を抑制する方法は非常に複雑で
高度な技術を要する。

盆栽には、根の切断、枝や葉の剪定、刈シ込み。

鉢の植え替え、肥料分の少ない土の選定など。

多数の工程がある。この方法には高度の尋問的知識と経
験を有する栽培者による注意が要求される。

ドイツ特許Ｎｏ、９３５３９３によるワイヤー織布（Ｗ
ｏｖｅｎｗｉｒｅ）からなる植物用容器は既知であヘワ
イヤー織布にμ、取り１まずしのできるプラスチックフ
オームの覆が＠シ付けである。この容器は生長物を閉じ
込めた媒体として土壌を保持しようとするものである。

その容器の特別な利点は１モルトゾレンプラスチック（
ｍｏｌｔｐｒｅｎｐｌａｓｔｉｃ）ｆ）プラスチック７
オームによって装飾的効果をポットに与えることと保水
のための隔離体として作用することである。容器の壁に
柔軟性を持たせて、容器の中の土がゆるむよう罠なって
いる。容器の底にはプラスチックフオームが＠ジ付けて
ないので、給水する場合１ｃは、通常のや９方、りま）
水の入った槽の中に容器をつけて、その底から水を吸収
させる。

植物栽培用容器の構成法としては、そのはカードイツ特
許公開Ｎｏ、２．４３４．５３８として知られている容
器に軟質フオームをライニングする方法がある。植物の
生長の初期の段階では、軟質フオームによって、根が普
通の材料でつくられている容器の壁を通って生長するの
を妨げる。肥料は、一度づつ、容器の内側に与える。植
物が十分大きくなって植え替えができるようになったら
ば、容器の外枠をはずして軟質フオームだけとして、軟
質フオームを付けたまま新しい場所に植えかえる。この
段階では、植物の根が軟質フオームの中に入り込むのを
妨げることはなく、根は周囲の土壌の中へ生長していく
。Ｐイツ特許公開Ｎｏ、２．４３４，５３８に述べられ
ているところによると、軟質フオームは水分と空気の保
持機能を有するとともに、根が帯状にからまシ合うのを
防止するため、植物の生長速度を速めると言われている
。しかしこのやシ方では、容器壁に達つした後、根は十
分な生長を遂げないで壁に対して接線方向に延びてしま
いこの結果老成し根が乾燥してしまうという不都合の生
じるととが一般的に知られている。

英国特許Ｎｏ、１．１８６．７３０には、プラスチック
ワイヤーあるいけジュート（インド麻）からなる植物栽
培用容器が記載されている。材料は巻物として敗り扱わ
れ、それを拡げてブラケットを使用して容器の形に保つ
。容器の中には土が充填されていて、植え替えの時まで
容器の内部の土壌から植物に肥料分が供給される。植え
替え後は、根は織物の障害を受けずに周囲の土壌中に生
長していく。

ドイツ特許公開Ｎｏ、　１　、４８２　、９２２に？ま
プラスチック製種子容器が記載されておシ、その容器の
側壁には大体２ｗｍＸ４ｍの穴が４０個あけられていて
根が通り抜けられるようになっている。この容器の場合
には、植え替えの時、穴の中を通っている根を損傷する
ことなく、スリットを介して根より容器を引離すことに
よって容易に根から容器が取りはずせるようになってい
る。

しかし、容器壁に小孔を有する前記の発明のうち、植物
の生長を制限することを目的としたものは一つもない。

それらの発明には植物の小物品化の手段として役立てう
るものはない、そして、これらのものＶｉ、植物の小品
化のためには他の伝統的な植物用ポットより父上記した
ような複雑な盆栽手段に依るものより秀れていない。

本発明は、植物の生長の大きさを制限する容器を提倶す
るものであって、従来、植物の生長の大きさを制御する
ために？ｉ特別の尋問的知識と経験による。しかも、長
期間の管理のもとに行なわれる複雑な工程を経る必要が
あった５本発明によれば、草花、植木、潅木を含む植物
の生長を、生来の期間内で簡単に制限することができる
。

本発明では、まず、容器の壁に植物の最も細い根の大部
分が通シ抜けることのできないような寸法の開孔がとり
つけられている。容器の壁の開孔の寸法は植物の種類に
よって異なり、各々の植物に対しているいろな寸法の開
孔を有する容器を順次使用する試験を行々うことによっ
て簡単に求められる力ζ開孔の寸法を０．１■にすると
、大部分の植物のもつとも細い根も小孔を通り抜けて生
長することはなかった。

第１図の中に例示した容器１け円錐形で、＠４図に示す
平面板４をクリップ３で固定することによって、容易に
形づくることができる。円錐形は容器を形づくるのが容
易であるという以外には植物の生育上特別の意味はなく
１本発明の効果に対してはどのような形状でもよい。簡
単に形成できる容器形状であれば他のものも採用できる
。これに対して、容器の寸法は非常に重要であって、一
般の室内植物の場合には５０立方センチメートルを越え
ることはない。第１図および第４図の中の容器１の壁の
黒い部分Ｖｉ。

第２図および第３図の中の開孔５を意味し、直径がおお
よそ０．１■である。容器１の壁２Ｖｉ厚さがおおよそ
０．１ｍのステンレススチール板でつくられている。容
器の壁材料としてＶｉ、プラスチック材料のようなその
他の耐腐蝕性材料を使用することもできる。穴あき板（
Ｐｅｒｆｏｒａｔｅｄ　５ｈｅ−ｅｔ　）　（Ｄ　代ｂ
　’）にＶｉ、糸あるいけワイヤーの間にすき間を有す
る織布あるいけ不織布を使用する。

そのような構造において、植物の根の圧力によって、開
孔が変形したり、あるいは拡大するととのないように、
開孔にはある程度の堅固さが必要である。

栄養媒体（肥料媒体）を充填した容器の中に。

小物の植物１種、苗木、又は球根を植え付ける。

容器サイズの設計にあたっては、植物類が通常の状態で
摂取する栄養（肥料）の量よシも、少ない量しか摂取で
きないようにする。植物類の根Ｉ／ｉ、最初の時期にＶ
ｉ、容器の壁忙向かって生長していくが、壁に到達した
後には、極めて細い根を除いては小開孔５を通り抜けら
れない。

しかしながら小開孔５を通り抜けたこれら小量の根だけ
では容器１の外部の土から１通常の生長に必要な栄養分
（肥料分）を摂取することができない、この容器を使用
すると、容器１の壁の内面に沿う根は帯状にからま夛合
うような現象を生じない。そうでなければ充分な数の追
加的な細い根の形成なしに根は接線的に継続生長してし
まう。容器１を囲む、±６やあるいＶｉ、容器１がその
中で保持される肥料分の洛解液の様な他の肥料媒体から
植物の生長のために、肥料分を摂取する細い毛根の生長
、ケ、開孔５の面でさえぎられる。肥料の摂取量、け開
孔５の寸法によって決定される。さらに、植物の成熟を
司る肥料分を捜し求める根の生長を妨げこれによって、
植物類の樹勢を衰えさせずに、しかも小物に仕上げるこ
とができる。大部分の植物では。

容器の壁の面積のうち開孔の占める割合は少なくとも１
０’Ｚである。植物によっては、たとえばサブテンのよ
うな場合には、開孔の占める割合を少なくしても植物の
栄養摂１ｉｅＶｉ十分である。

許容温度で育てた普通の観賞用植物の花や植物は通常の
如く実を作るがその実は小形化されている。

この容器によって非常に素晴らしい結果が得られた。た
とえば、ヒマワリを本発明に係る容器を使用して栽培し
た場合、縦横の長さを１／１０に、その占める容積を１
／１．０００にすることができた。果樹類の場合は、普
通の寸法の１／１００の大きさにできた。ベゴニアの場
合も同様な結果が得られた。ノ々ンジーの場合は約１／
２の大きさにできた。ゼラニウムの場合は生長は小さく
抑えられたが、花の大きさけ普通のものと同じであった
。植物の種類によっては、花や葉に変形をきたすものも
あった。本発明の容器を使用して植物を栽培する上での
注意事項は普通の鉢植え栽培の場合とほとんど同じであ
る。第５図にＶｉ、％大きな容器７の中にｃ本発明に係
る）小さな容器を入れた場合を示しであるが、庭に直接
との小さな容器を埋めこむことも可能である。

小さな容器を容器７に収容する場合普通の寸法である必
要はない。このために窓の展示室に多数の草花や植物を
並べることができる。他の利点として、果樹類は非常に
小さく仕立てられるので、冬期の保存、あるいは移転に
便利である。

これらの小形化された実は非限定条件下で育成されたと
き普通サイズの植物を作る。本発明は植物学の研究にも
応用できる。本発明に係る容器を使用した栽培では、植
物の生長のどの段階九ついても、植物の総容積に対する
根の割合は。

これまで必要であると考えられてきた割合よシも小さか
った。

尚１以上説明してきた作用、効果を期待できる本発明の
「植物の生長の大きさを制限す不容器」の具体例を列挙
すれば次の通りである。

（１）　　通常サイズの植物育成に要するよりは容量が
極めて小さく、植物の根の大部分を通過させず外部より
通過１−でくる栄養液の摂取を制限する０、０５〜０．
１ｇｍの径の開孔を、厚さが該開孔の径の最大４倍であ
る壁に密接させて設けた植物の生長の大きさを制限する
方法に用いる容器。

（２）容器の壁の開孔寸法が、植物の根の最も細いもの
をも通さないものである上記第１項記載の容器。

（３）容器の壁の面積に対する開孔の占める面積の割合
が１０’％以上である上記第１項又は第２項に記載の容
器。

（４）開孔の寸法が約０．１ｍである。上記第１項。

第２項、第３項のいずれかに記載の容器。

（５）開孔の寸法が０．１ｍを越えないものである、上
記第１項〜第４項のいずれかに記載の容器。

（６）開孔の寸法ｆ）（０，０５ｗ以上である。上記第
１項〜哨５項のめずれ力１に記載の容器。

（７）容器の壁の一部分にだけ開孔が設けられている。

上記第１項〜第６項のいずれかに記載の容器。

（８）容器の底に開孔が設けられている。上記第７項に
記載の容器。

（９）容器の側面に開孔が設けられている。上記＠７項
に記載の容器。

００　　容器の壁が開孔を有する耐腐蝕性材料のシート
で製造されている。上記第１項〜第９項のいずれかに記
載の容器。

（１１）　　ステンレススチールのシートを使用してい
る。上記第１０項に記載の容器。

αの　容器壁はロール形状の材料を拡げた表面を有する
ものである。上記第１項〜第１１項のいずれかに記載の
容器。

０１　　じょうご形状を有するものである。上記第１項
〜第１１項のいずれかに記載の容器。

Ｑく　円筒形状を有するものである。上記第１項〜第１
１項のいずれ／、に記載の容器。

Ｏθ　その形状がポケット状ないしけ袋状である。

乾 上記第１項〜第１１項のいずれかに作戦の容器。

（社）　その形状が立方体である上記第１項〜第１２項
のいずれかに記載の容器、 Ｏｆ）　　容器の壁が深く引き伸ばされている上記第１
項〜第１１項のいずれかだ記載の容器。

０→　容器壁ＫＶｉドリル、リーマ−１又ケバ７−Ｆ−
ヤーによって形成された開孔がある。上記第１項〜第４
項項のいずれかに記載の容器。

ａｌ　　容器側壁にエツチングによって形成した開孔を
有する上記第１項〜第１７項のいずれかに記載の容器。

翰　容器壁の開孔を成子の働きで形成したものである。

上記第１項〜第４項項のいずれかに記載の容器。

１２１）容器側壁がハニカム形状を有する。上記第８項
に記載の芥器。

【図面の簡単な説明】

本発明’ｔ’ｒ　、一つの応用例を示す図によって。 以下に説明しである。 第１図は本発明の一実施例を示す容器の概略図である。 第２図は、第１図に示す容器の壁の拡大断面図である。 第３図は、第１図に示す容器の壁の表面の拡大図である
。 第４図は、灯１図に示す容器を形成するための材料の平
面図である。 第５図Ｖｉ、第１図忙示す容器の応用例を図に示したも
ので、容器には植物が植えられてお〕。 さらに、それは外側の容器（植物用ポット）に埋められ
ている。 図中 １・・・容器 ３・・・クリップ ５・・・開孔 ６・・・土 ７・・・大きな容器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 通常サイズの植物育成に要するよシは容量が極めて小さ
   く、植物の根の大部分を通過させず外部より通過してく
   る栄養液の摂取を制限する約０．０５〜０．１　ｗｍの
   径の開孔を、壁に密接させて設けた植物の生長の大きさ
   を制限する容器。