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JPS5951814B2 - 織り込みスライドフアスナ−とその製造装置 - Google Patents

織り込みスライドフアスナ−とその製造装置

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Publication number
JPS5951814B2
JPS5951814B2 JP55179485A JP17948580A JPS5951814B2 JP S5951814 B2 JPS5951814 B2 JP S5951814B2 JP 55179485 A JP55179485 A JP 55179485A JP 17948580 A JP17948580 A JP 17948580A JP S5951814 B2 JPS5951814 B2 JP S5951814B2
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JP
Japan
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fastener
fixed
interlocking
fastener tape
slide fastener
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JP55179485A
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憲孝 津幡
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YKK Corp
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Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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    • A44B19/52—Securing the interlocking members to stringer tapes while making the latter
    • A44B19/54—Securing the interlocking members to stringer tapes while making the latter while weaving the stringer tapes
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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コイル状に連続する合成樹脂製の務歯列がフ
ァスナーテープと連続一体の織物組織により、該テープ
の務歯取付縁部上に取り付けられ、固定されている織り
込みスライドファスナーとその製造装置との改良に関す
るものであり、務歯列の各噛合頭部がファスナーテープ
面に対して概ね垂直に位置され、確実に固定され、強い
噛合強度を発現させうる織り込みスライドファスナーを
提供することと、該スライドファスナーを高能率に織製
しつる製造装置を提供することを目的としている。
既に、ファスナーテープの織成と同時に、合成樹脂線条
をコイル状に捲回して務歯に形成しつつ、織物組織によ
りファスナーテープの務歯取付縁部上に取り付け、固定
した所謂織り一込みスライドファスナーおよびその製造
装置は提案されているが、ファスナーテープの務歯を務
歯取付縁部上に固定さる組織が、例えば実願昭５５−２
００１５号の考案では、第９図に示されるように務歯Ａ
の上脚部Ｂ側に沿う経糸Ｃ，Ｄと、下脚部Ｅ側に沿う経
糸Ｆ、 Ｇと、務歯間において上下方向に走通する経糸
Ｈ並に緯糸Ｉ、 Ｊとの交錯組織であり、上脚部Ｂを
下方に圧迫し、下脚部Ｅを上方に圧迫するのみの組織で
あるため、務歯Ａ列は、その噛合頭部Ｋが第１０図に示
されるように各脚端の連続する方向に流れ、転倒する傾
向を示しがちである。
このため噛合頭部の姿勢が崩れ、噛合が浅くなり、コイ
ル状務歯列を縫着によって固定したスライドファスナー
に比し、噛合強度、即ちファスナ二強度が弱くなる傾向
を生じ、大型サイズのスライドファスナーになる程この
傾向が顕著となる欠点を有している。
本発明に係る織り込みスライドファスナーは、特許請求
の範囲第１番目に記載する構成とすることにより、織物
組織による固定であるにか・わらず、第１図に示される
ように務歯１列の噛合頭部２が、常にファスナーテープ
面に対して垂直に維持され、前記のコイル状務歯列を縫
着によって固定したスライドファスナーと同等の強い噛
合強度、即ち強いファスナー強度を発揮しうるようにさ
れたものである。
また本発明に係る製造装置は、特許請求の範囲第２番目
に記載する。
構成とすることにより、特許請求の範囲第１番目に記載
される構成の織り込みスライドファスナーを連続して高
能率に織製しつるようにされたものである。
以下、第２図乃至第５図について、特許請求の範囲第１
番目に記載される織り込みスライドファスナーの構成に
ついて説明する。
、。第２図および第３図は、第１の実施例を示
しておりコイル状に連続する合成樹脂製：の塑奥１列は
、ファスナーテープ３の務歯取付縁部、、４上に、務歯
１の上脚部５の上面に形成されている押え組織６を含む
固定用織・物組織７で固定されズおり、該固定用織物組
織７は、上経糸８，９、下経糸１０．１１、上緯糸１２
、上緯糸１３等で構成されていると共に、務歯１の噛合
頭部２側の外側端縁に少なくとも２本の固定経糸１４．
１５を備えている。
そして、固寅経糸１．４は、隣接する務歯１，１６間に
おいて、務歯１の上脚部１７の上面から次位の務歯１６
の下脚部１８の下面に走り、更に務歯１６の光に隣接す
る務歯１９１の上脚部２０の上面に走り、固定経糸１５
は、固ホ経糸１４と杖称的に務歯１の下脚部２１の下面
、から、務歯１９の上脚部２２の、上面へ走り、更に務
歯１９の下脚部２３の下面へ走る組織をなしている。
。前述の上緯糸１２と上緯糸１３とは、、第２
図および第３図から明らかなごとく、ポイントし、Ｎに
おいては、それぞれ固定経糸１４．１５の内側に緯入さ
れポイン）−Ｍ、 （］：おいては、ぞれぞれ固定経糸
１４，１５の朴側に緯入れされ、上緯糸１２は、押え組
織６のファスナーテープ３側端縁において下緯参１５と
交絡し、上緯糸１．５ ｆ：：固定用織物組織７の経糸
群と交絡したのち更にファスナーテープ３を構成する経
糸群と交絡して該ファスナーチー３を形成している。
この結果、第３図に明示されるように固定経糸１４．１
５は、互に対称的に務歯１． １６． １９間において
上下の各脚部を包絡することとなるので、務歯１，１６
，１９・・・の噛合頭部２は、第１図に示されるように
ファスナーテープ３の面に垂直に維持されることとなる
。
第４図および゛第５図は第２の実施例であって、第１の
実施例における固定経糸１４．１５に相当する固定経糸
２４．２５に対する上緯糸２６と上緯糸２７との緯入れ
組織が第１の実施例のものと相違するほかは、前記第１
の実施例と同一構成のものである。
即ちこの第２の実施例においては第４図、第５図に示す
ポイントＬ、 Ｍ、 Ｎ、 Ｏにおいて上緯糸２６、上
緯糸２７を共に固定経糸２４．２５の内側に位置させ、
務歯２８，２９，３０の間において、上下脚部間を縦方
向に走る固定経糸２４，２５をファスナーテープ面に対
し、より垂直に近い配置ならしめたもので、各務歯の噛
合頭部の垂直姿勢の保持能を一層向上させたものである
。
第６図は、以上説明した特許請求の範囲第１番目に記載
される構成の織り込みスライドファスナーを繊成するた
めの、特許請求の範囲第２番目の菌量たる製造装置の１
例の略示平面図であって、織機のファスナーテープ３用
の経糸例Ｗの側方（戟機枠３１から、ファスナーテープ
用織糸の交繍完成線１−１に向って、エレメント成形用
のマどドレル３２が延設され更に、固定軸３３に、駆動
歯車３４、縦動歯車３５、連動機構３６を介１、回転体
３７が偏心して配設されており、該回転体３７には、務
歯形成用の合成樹脂線条３８の案内孔３９が軸方向に穿
設され、該案内孔３９部分を前記マンドレル３２の周囲
で旋回させつるように！成されている。
また前述の機枠３１と固定軸３３とには、芯紐４０の導
出孔が開口されている。
更に、前記マンドレル３２に対し、経糸列Ｗと反対（１
ｑＵの側方には、第２図乃至第５図に示す実施例におる
固定経糸１４，１５或は２４，２５に相当す企固定経糸
４１，４２が、前記交錯完成線１＝１（、こ至る配列路
４３と、固定経糸４１．４２を開口運動させる綜絖４４
．４５が配置されている。
また交錯完成線１−１のマンドレル３２側の側方には、
第２図乃至第５図に示す実施例における上緯糸１２，２
６、上緯糸１３．２７に相当する上緯糸４６と上緯糸４
７とを緯入れ運動させる個別のフイリグキャリャ４８，
４９とが配設されている。
第６図中符号Ｗは固定用織物組織７の地経糸を示し、符
号５０はその開口用の綜絖を示している。
なお符号５１は経糸列Ｗ用の綜絖枠、符号５２は筬を示
し、符号５３はフィリングキャリヤ４８．４９の作動腕
符号５４は上緯糸４７をキャッチするラッチ針である。
第７図、第８図は、上述の製造装置によって、第２図、
第３図に示される織り込みスライドファスナーを織成す
る状態を略示したものであり、第７図は第２図および第
３図におけるポイン）Ｌが織成される直前の状態を示し
ており、第８図は第２図、第３図におけるポイン）Ｍが
織成される直前の状態を示している。
特許請求の範囲第１番目の発明は、前述のような構成作
用のものであって、務歯列の固定織物組織における噛合
頭部側の外側端縁の少なくとも２本の固定経糸がそれぞ
れ対称的に上下脚部を包絡する組織で、上脚部側と下脚
部側とのそれぞれ別個の緯糸と交錯させられているので
、務歯は、その噛合頭部をファスナーテープ面に対し概
ね垂直に位置され、スライドファスナーとしての強い噛
合強度を発現させうる効果を奏する。
また特許請求の範囲第２番目の発明は、マンドレルに対
してファスナーテープ月経系列と反対側の側方には、務
歯固定用の固定糸の配列路と、萌経糸用の綜絖とが配置
され、また上脚部側と下脚部側とに緯糸を導入する別個
のフィリングキャリヤが配設されているので、ファスナ
ーテープの組織と、務歯列の固定織物組織とを織成する
と同時に、高速度で務歯列の固定用織物組織における噛
合頭部側の外側端縁に固定経糸を容易に配置し、上下脚
部を包絡する織物組織を容易に織成できるし、務歯形成
用の合成樹脂線条の供給機構、或はフィリングキャリヤ
の配設位置、務歯列の固定織物組織における地経糸の配
置位置等に変化を与えることなく機構を比較的簡単なら
しめる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は、特許請求の範囲第１番目の発明によって与え
られる配置姿勢を示す務歯列の拡大正面図、第２、特許
請求の範囲第１番目の発明の１実施例たる織込みスライ
ドファスナーの略示拡大斜面図、第３図は第２図中ＩＩ
Ｉ−ＩＩＩ線断面図、第４図は別の実施例の略示拡大斜
面図、第５図は第４図中■−ｖ線断面図、第６図は特許
請求の範囲第２番目の発明の１実施例の要部を、フレー
ムを省略して示した略示平面図、第７図および第８図は
、第６図に示す装置により、第２図に示す織り込みスラ
イドファスナーを織成する際のそれぞれの異なる段階を
示す略示拡大斜面図、第９図は既に提案されている織り
込みスライドファスナーの構造を示す略示拡大断面図、
第１０図は、第９図に示される織り込みスライドファス
ナーにおける務歯列の配置姿勢を示す拡大正面図である
。 １・・・・・・務歯、２・・・・・・噛合頭部、３・・
・・・・ファスナーテープ、４・・・・・・務歯取付縁
部、５・・・・・・上脚部、６・・・・・・押え組織、
７・・・・・・固定用織物組織、１２・・・・・・上緯
糸、１３・・・・・・上緯糸、１４，１５・・・・・・
固定経糸、１６・・・・・・隣接する務歯、１７． ２
０． ２２・・・・・・上脚部、１８，２１，２３・・
・・・・下脚部、３１・・・・・・機枠、３２・・・・
・・マンドレル、３３・・・・・・固定軸、３７・・・
・・・回転体、３８・・・・・・合成樹脂線条、３９・
・・・・・案内孔、４１． ４２・・・・・・固定経糸
、４３・・・・・・配列路、４４，４５・・・・・・綜
絖、４８，４９・・・・・・フィリングキャリヤ、Ｗ・
・・・・・経糸列、■−■・・・・・・交錯完成線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ コイル状に連続する合成樹脂製の務歯列が、ファス
    ナーテープの務歯取付縁部上に、務歯列の上脚部上面に
    形成されている押え組織を含む固定用織物組織で個宛さ
    れている織り込みスライドファスナーにおいて、前記固
    定用織物組織は、務歯列の噛合頭部側の外側端縁に少な
    くとも２本の固定経糸を有しており、該固定経糸は、そ
    れぞれ対称的に、隣接する務歯間において、その一つの
    務歯の上脚部上面から次位の務歯の下脚部下面に走り、
    更に該次位の務歯の先に隣接する務歯の上脚部上面に走
    ると共に、各固定経糸は、上脚部側と下脚部側とにおい
    て、それぞれ力１１個の緯糸と交錯していることを特徴
    とする織り込みスライドファースナー。 ２ 織機のファスナーテープ月経系列側方において、フ
    ァスナーテープ用織糸の交錯完成線に向い、エレメント
    成形用のマンドレルが延設され、該マンドレルの周囲を
    旋回できＪかつ務歯形成用の合成樹脂線条の案内孔を軸
    方向に穿設されている回転体が、固定軸に対して偏心し
    て積極回転しうるよう配設されていると共に、前記マン
    ドレルに対し、ファスナーテープ月経系列と反対側の側
    方には、務歯固定用の固定経糸め前記交錯完成線に至る
    配列路と、該経糸用の綜絖とが配置され、更に、前記交
    錯完成線のマンドレル側の側方には、務歯の上脚部側と
    下脚部側とに緯糸を導入するそれぞれ別個のフィリング
    キャリヤが配設されていることを特徴とする織り込みス
    ライドファスナーの製造装置。
JP55179485A 1980-12-18 1980-12-18 織り込みスライドフアスナ−とその製造装置 Expired JPS5951814B2 (ja)

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