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JPS5949013B2 - 人間及び動物の肢体を安静にサポ−トする装置 - Google Patents

人間及び動物の肢体を安静にサポ−トする装置

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Publication number
JPS5949013B2
JPS5949013B2 JP51000718A JP71876A JPS5949013B2 JP S5949013 B2 JPS5949013 B2 JP S5949013B2 JP 51000718 A JP51000718 A JP 51000718A JP 71876 A JP71876 A JP 71876A JP S5949013 B2 JPS5949013 B2 JP S5949013B2
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JP
Japan
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body part
wall
chambers
web
rest
Prior art date
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Expired
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JP51000718A
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JPS51125981A (en
Inventor
アロイス・ブレーメル
ハンス・シユルツエ
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Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS51125981A publication Critical patent/JPS51125981A/ja
Publication of JPS5949013B2 publication Critical patent/JPS5949013B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/04Plaster of Paris bandages; Other stiffening bandages

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外壁体の内部に個別に収納された、硬性合成樹
脂の形成に適した数種類の反応成分を有する、身体部分
を固定するための装置であつて、特に弾性材料製の筒状
部材又は2重筒として形成されている形式のものに関す
る。
人間医学でも獣医学でも、治療の際に例えば腕、足又は
頚のような身体部分の運動自由度を制限することが必要
である多数の内傷及び外傷が周知である。
身体部分を安静にすることが治療に役立つような例えば
炎症のような病気も周知である。これらすべての場合に
従来は、当該の身体部分を治療に必要な姿勢にし次いで
いわゆるギプス包帯によつてこの姿勢の変化を防止する
のが常である。しかしこの場合当該の身体部分が安静に
されているだけで、その他の部分は可動である。このこ
とは他の身体部分に不利な影響が及ぶのを避けるために
必要でかつ望ましく、そうでないと他の身体部分はその
機能を妨げられ長い安静状態においては力及び可動性を
失うことになるからであ.る。上記のように処置されね
ばならない傷及び病気は例えば事故、災害及び過負荷に
よつて、スポーツ選手、職業人及びまた動物において、
毎日のように発生する。類似の問題は整形外科でも、そ
れも、支え及び二運動器官の病気例えば骨の彎曲、足部
疾患、背柱の姿勢損傷、関節の消耗疾患、先天性又は後
天性の四肢欠陥などの処置及び予防の際におこる。
これらの場合にも安静にサポートするために、コルセツ
ト、サポート包帯、義肢を取付けるためのコ2ツヘルな
どの形の装置が必要とされ、これらの装置は周知ののよ
うに石膏で作られるか又はコツヘルの場合には特別に形
成されたクッション材料で作られる。上記の目的のため
にいわゆるサポート包帯を作るために主として3つの方
法が周知である。
現在最も知られかつ最も普及しているのは、石膏又は澱
粉包帯の使用である。これらの包帯は水につけて使用可
能状態にされてから身体部分に巻付けられる。手で形を
ととのえることによつてこの可塑性物質は身体部分の形
に順応させられ、石膏包帯の周知の形が形成される。そ
して凝固プロセスにより又は水の蒸発によりこの包帯は
硬化し、これによつて所望のサポート及び固定作用が得
られる。サポート包帯を作るもう1つの方法は粒状材料
を充填された空気不透過性の袋によつて達成される。
このような袋を身体部分に巻付けてかつポンプによつて
空気を抜くと、外部空気圧による力が袋に加えられ、こ
の力は充填物を圧縮する。これによつて充填物は剛性に
かつ移動不可能になる。更に、このような袋の内室を空
気源に接続してこれによつてこの袋をしつかりと身体部
分に接触させることも周知である。サポート包帯を作る
もう1つの方法では、合成樹脂を液状又は可塑性の状態
で、布より成る挿入体を使つてか又は使わないで、身体
部分上へのせ次いで熱又は紫外線を作用させて硬化させ
る。
上記の周知のすべての形式のサポート包帯は、時間、重
量、透過性、費用及び強度の点でそれぞれの欠陥を有す
る。上記の3種のサポート包帯の欠陥を以下に表に列挙
した。
上記の表が示すように、周知のものはどれも完全に満足
すべきものではない。
従来は、石膏包帯がレントゲン透視の点に関して不都合
であるにもかかわらず、上記の種々の利害得失の勘案に
より幾分か有利と認められていたが、最近は合成樹脂包
帯がその代りをなすようになつてきている。し2かしそ
の主要な欠陥は石膏もしくは澱粉包帯においては最大の
利点であるところの費用の点にあり、合成樹脂包帯の費
用は比較すると極めて高い。更に合成樹脂についての良
好な知識が必要である。また、前述の各欠陥のために真
空袋は殆んど適していないこと力伴リる。この技術水準
から出発して本発明の課題は、最初に述べた形式の身体
部分を固定するための装置を、前述の欠点を避けながら
あらゆる身体部分にあらゆる姿勢でかつあらゆる種類の
患者に使用することができしかも必要な安静及びサポー
ト性を確実に達成するように、構成することにある。
上記の課題は本発明によれば、装置が単数又は複数の中
空の内室を有し、この内室内に、ポリウレタン硬質フォ
ーム形成に適した数種類の反応成分が薄いプラスチック
から成る被覆体によつて個別に包まれて配置されており
、しかもこの内室を形成する壁部が残留水分を含む布で
作られており、前記の被覆体が外からの作用を以つて破
壊され、各反応成分が走出しかつ混合され、そして部分
的に発泡しかつ硬化することによつて当該の身体部分が
固定される構成となつていることによつて解決された。
この構成により、成分を混合する際に正確にコントロー
ルされた反応進行を達成することが可能であり、この反
応は例えば5 〜30分間以内に終了し、即ちこの時間
後に硬化は完了している。
この反応時間中反応混合物は先ず最初は塑性変形可能で
あり、従つて当該の安静にサポートすべき身体部分に簡
単かつ迅速に順応することができる。本発明による装置
の操作は、身体部分にあてる前にその各成分を含んでい
る室を形成する被覆体を破壊してこれらの各成分を反応
可能状態とし、次いでかぶせるか又はその他の適当な形
式で身体部分にあてられるという簡単なものである。本
発明による装置は極めて軽量であり、従つて患者に無駄
な負荷を及ぽすことが避けられる。更に皮膚との関係に
おいて望ましい空気及び水もしくは水蒸気の高い透過性
が達成され、これにより装置を身体につけていて不快で
なく、不都合な湿つた個所の形成が避けられる。本発明
による装置の強度は水及び石鹸水によつても実際上損な
われず、従つて洗たく、患者の入浴、延いては水中マッ
サージが可能である。装置は容易に取外すことができか
つそれをクリーニングした後又は傷処置の実施後に再び
取付けることができる。しかもその機構的堅牢性は、当
該の固定された身体部分を傷つけることなく上記の各取
扱いが可能な程高い。装置の縁部は丸昧を帯びて身体に
なじむ形に製造され、それによつて粘弾性のしなやかさ
が得られかつエッジ圧迫が避けられる。本発明による装
置の製作費は極めて僅かであり、またそれを使用準備し
て身体に装着することは助手にもできる。もう1つの重
要な利点は、本発明による装置を当てているときでも身
体部分の整復をレントゲン写真によつて確実にコントロ
ールできることである。被覆体はその例えば薄いプラス
チック製の壁部によつて反応物を密閉し、それによつて
該反応物が周囲の物質(ガス、水分、固形成分等)に反
応してしまわないように働いている。
そして所定の時点で正確に混合反応を開始させるには、
被覆体を破壊して各反応成分を放出し混合させることが
必要である。被覆体が種々異なる成分を含有している場
合、各被覆体を同時にか又は所定の時間間隔(この時間
間隔は時間に応じた熱作用又は放射線作用又は他の時限
的現象によつて制御される)を置いて破壊されるとよい
。この破壊は被覆体の壁部の分解又は溶解又は崩壊又は
単なる破裂等によつて行なわれ得る。またこの被覆体は
、外からの作用力の上昇(例えば温度の上昇)によつて
生じる内圧によつても破壊され得る。この内圧によつて
その密閉された容積は膨張し被覆体の壁部内の許容引張
り張力は低下し、そして被覆体自体の同時的な膨張によ
つて解放される容積はその膨張する内容物が必要とする
ものよりも小さいので圧力上昇が生じ、それが被覆体の
破壊をもたらすことになる。更に温度上昇の代りに例え
ば透析又は滲透によつて内圧上昇を形成しそれによつて
被覆体の壁部の破壊をもたらしてもよい。この場合に.
は被覆体の周囲とその内容物との間の凝縮差異がその破
壊を引起すことになる。被覆体を破壊して各成分を互い
に反応させるためには、外部から圧力を加えることが適
しているだけでなく、成分のうちの低沸分から又は始ま
つた反応作用から生じるガス圧力の利用も有利である。
即ち例えばこの反応をスタートさせるために体温を利用
することもできる、それというのは本発明による装置を
身体にあてた後でも体温が装置に伝わるからである。本
発明による装置のもう1つの重要な利点は、旧来の方法
に比べて比較的僅かな費用しか必要としない全く新規の
装着方法である。
旧来の形式でのサポートコルセツトの製作はネガ型及び
ポジ型の製作を必要とし、このことは高い費用を要する
だけでなく、時間及び労力をも要する。本発明による装
置は極めて短かい時間で希望の寸法に合わせることがで
き、更に処置中におこる形状変化例えば筋肉変化に自動
的に適合することができる。上腕サポータとしての使用
時には本発明による装置によつて殆んど手術が避けられ
る、それというのは装置を装着するために必要な時間が
短かいために手術はもはや必要でないからである。これ
によつて全く新規の治療法が生じる、それというのは本
発明による装置は数分間で装着されているだけである。
成分を収容する室を形成する被覆体は両端閉鎖の袋又は
類似のものによつて形成しておくことができる。
しかし同じ収容目的のために、箔内に凹所などを設けて
これをカバーによつて閉鎖しておくことも可能である。
もう1つの方法は、成分を収容する被覆体を小型カプセ
ルとして、例えばパラフィンより成るカプセルとして構
成することも可能である。更に、被覆体を成分自体によ
つて形成すること、それも1つの心の周りに薄い被膜を
設けることによつていわゆる自己カプセとして形成する
ことが可能である。更にこのために、引張力を作用させ
ることによつて裂けるように互いに結合している袋又は
類似のものを使用することもできる。成分を収容する被
覆体のための上述のすべての実施形は着色又はその他の
光学的特徴によつて外部から識別できるようにしておく
ことができ、これによつて確実に所定の相互比で個々の
成分を使用することが簡単に可能である。また個々の成
分の使用量を変えることにより、例えば反応進行速度を
予め決めた正確な限度内に制御することができる。成分
収容室の残渣は反応生成物内に無害に閉じ込められる。
本発明のもう1つの特徴によれば個々の成分を含有する
袋、凹所、小型カプセル、自己カプセルなどは所望の反
応進行に応じて規定される空間的配置及び個数で使用さ
れる。
これによつて、反応温度を最高でも50℃の値に制限す
ることに関して、及び硬化時間(この時間中に身体部分
の形への順応が確実に完了していなければならない)の
調整に関して種々多様のバリエーションが可能である。
装置は例えば5 〜30分の時間を要する硬化の終了後
に直ちに完全に負荷可能である。
接触を保障する僅かな圧力のほかには、身体部分上に何
ら圧力が残らない。従つて何ら血行障害がおこり得ない
ので、無限の着用時間が可能である。更に、反応生成物
の硬度を医学的要求による限度内に調整することができ
る。本発明は更に、最初に述べた形式の身体部分・を固
定するための装置が筒状部材又は類似のものより成るこ
とを有利としている。
この場合成分を収容する室を形成する被覆体は筒の内室
内に配置されかつそこで互いに反応させられる。しかし
、装置を身体部分上へ当てつける前に、筒の内室内へ反
応成分の完全な混合物を入れることも可能である。この
構成は特に任意長さの添え木を作るのに適している。更
に本発明のもう1つの有利な前堤は、最初に述べた形式
の身体部分を固定するための装置を、弾性部材より成る
2重壁状の筒で形成することである。
筒の両壁の間にある内室は両壁を結合するウェブ又は類
似のものによつて少くとも2つの小.室に分割されてい
る。筒の内壁の弾性は、該内壁が安静にサポートすべき
身体部分の形に自動的に順応するように、選ばれている
。筒の外壁の弾性は、該外壁が可塑性の反応混合物をそ
れが硬化するに到るまでに、当該の安静にサポートすべ
き身体部分の形に自動的に順応させるように、調整され
ている。この装置は例えば木綿くつ下から形成しておく
ことができ、これは安静にサポートすべき身体部分上へ
はめかぶせるだけでよい。この場合でも、2重壁状の筒
の中間室(内室)の小室内へ成分含有被覆体を製作途中
で入れ、これらを一緒に合わせることによつて既に説明
したように互に反応させること、又は装置を身体部分に
当てる前に既に出来上つている反応成分混合物を中間室
内へ入れることが可能である。筒の内壁及び外壁の弾性
のために本発明による装置は均一な圧力をもつて、全く
自動的に、安静にサポートすべき身体部分に順応する。
硬化後に本発明による装置はそれに課せられる要求、特
に必要な強度及び剛性を満たすことができる。筒壁は布
で作つておくことができ、その際筒の外壁及び内壁の材
料が縦方向並びに横方向で弾性的であつて例えば木綿く
つ下のようであるのが有利である。成分が混合される際
に水分の存在に基いておこる発泡により表面にフォーム
層が形成され、これはある程度のクッション効果を生じ
、このクッション効果は極めて望ましい。また反応の際
に何ら分解生成物が遊離せず、従つて表皮及び呼吸器官
へ刺激が加えられることも全くない。本発明による装置
の取外しは例えば振動鋸を使つて実施することができる
。この場合ダスト発生などによる障害は全く生じない。
小室を仕切つているウェブが反応成分もしくは反応混合
物によつて透過されるような透過性を有し、しかも該ウ
ェブが硬化した状態で実際に補剛リブとして役立つよう
にするのが有利である。
またウェブ泪体も同じく弾性的材料より成つていてもよ
い。一この実施形において、例えば形成された2個の小
室のうちただ1個だけが反応混合物を含むようにするこ
ともできる。
この場合には添え木としての使用が可能であり、装着の
際の前述の利点は完全に維持されかつ筒材料の弾性によ
つて身体部分への順応がおこなわれる。本発明による装
置の壁内にヒンジ又はチャックを設けておくことができ
、これによつて装置は極めて容易にかつ繰返し装着した
り取外したりすることができる。このことは殊に整形外
科、及び外科の領域で極めて有利である。即ちスライド
ファスナ・トグルレバーヒンジなどは迅速な装着もしく
は取外しを可能にし、これらの部材はあらかじめ壁内に
取付けているか又はあとで、適当に分離した後に別々に
取付けられる。ヒンジはバンドによつて形成することが
でき、或いはまた筒の両壁を部分的に互いに接近させる
ことにより、或いは小室の間に反応生成物を通さない仕
切壁を設けることによつて形成することができる。本発
明による装置は外科並びに整形外科の分野で極めて効果
的に使用可能であり、その際ポリウレタン硬質心はその
表面にフォーム層を有し、このフォーム層は極めて望ま
しいクッション効果を生じかつ水分及び空気の透過性を
高める。
従つて本発明では硬質フォーム物質の使用が述べられて
いる。次に添付図面について本発明を詳説する。
第1及び2図に本発明による装置は2重筒1として示さ
れており、その内壁は符号2でかつ外壁は符号3で示さ
れている。
2重筒1の壁2,3の間にあつて内室として役立つ室4
はウェブ5によつて多数の小室6,7,8,9に分割さ
れている。
小室6〜9はカプセルの形の多数の被覆体10,11を
収容するために役立ち、これらの被覆体10,11によ
つて形成される各室内に反応混合物の両成分が互いに個
別に入れられている。内壁2並びに外壁3は布より成り
、この布は図にはたんに略示されているに過ぎずかつ符
号12で示されている。押圧ローラを使つて簡単に圧延
するだけで被覆体10,11の壁は破れ、これらの室内
にある成分は互いに混合して反応させられる。次いで2
重筒1は安静にサポートし固定すべき身体部分上へはめ
かぶせられ、次いでその内壁2及び外壁3の弾性に基づ
いて当該の身体部分の形に順応する。この順応過程自体
は自動的におこなわ.れ、従つて例外を除いて処置医の
手を何ら要しない。特に第2図から判るように、内室4
はウェブ5によつて小室6〜9によつて分割されており
、その際ウェブ5は反応混合物もしくはその成分につ.
いて透過性でありかつ硬化がおこなわれた後には事実上
の補剛リブとなる。
第3図から硬質フォーム物質の組織構造を知ることがで
きる。
2重筒の外壁3並びに内壁2に接している各層13内で
は硬質フォーム物質が発泡.させられているのに対して
、内部には心14がある。
発泡層13は極めて好ましいクッション効果を与えてい
る。第4図に示した実施形では2重筒1の小室6,7,
9だけが硬質フォーム物質を詰められてお.り、下方の
小室8はからである。
この実施形は殊に添え木として使用するのに適している
。しかしこのためには1重の筒を使用することも可能で
あつて、この場合この1重の筒ははめかぶせられないで
、安静にサポートすべき身体部分上へのせら・れかつバ
ンドなどによつて順応させられる。第4図に示した実施
形は前に既に説明したように添え木として使用する場合
でも自動的な順応を可能にする。第5図はもう1つの使
用例を、それも本発明によつて達成可能であるような全
く新規の当て方を示す。
下肢を安静にサポートするために任意の形式で底部分1
5が設置され、これに2重筒1から形成されたくつ下部
分が巻付けられ、その際このくつ下部分1の両脚部はバ
ンド17の助けにより下肢(図示せず)の形に順応する
。このバンド17は2重くつ下部分1の両脚部16を安
静にサポートすべき身体部分に接触した状態に保ち、該
2重くつ下部分1はその内部での反応の進行によつて身
体部分の外形に自動的に順応する。硬化時間は例えば5
〜30分の範囲に調整することができ、従つて一面に
おいて安静にサポートすべき身体部分への正確な順応を
可能にする十分な時間がありかつ他面において困難な姿
勢での持ち時間が期待し得る限度を起えることがない。
本発明による装置は図示し説明した実施例に限定される
ものでなく、医学全体において、四肢であるかその他の
部分であるかを問わず人間又は動物の身体部分を安静に
サポートし固定することが肝要である場合に有利に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による実施例を示すもので、第1図は2重
筒としての実施形の本発明による装置の斜視図、第2図
は各成分の反応がおこなわれた後の状態で示した同上図
、第3図は第4図のA−A線による断面図、第4図は添
え木として使用する際の本発明による装置の斜視図、第
5図は同様に添え木として使用する際の本発明による装
置の斜視図である。 なお図示された主要部と符号の対応関係は次の通りであ
る。 1 ・・・・・・2重筒、2・・・・・・内壁、3・・
・・・・外壁、4・・・・・・内室、5・・・・・・ウ
ェブ、6 〜9・・・・・・小室、10及び11・・・
・・・被覆体、12・・・・・・布、13・・・・・・
層、14・・・・・・心、15・・・・・・底部分、1
6・・・・・・脚部、17・・・・・・バンド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外壁体の内部に個別に収納された、硬性合成樹脂の
    形成に適した数種類の反応成分を有する、身体部分を固
    定するための装置において、該装置が単数又は複数の中
    空の内室4を有し、この内室4内に、ポリウレタン硬質
    フォーム形成に適した数種類の反応成分が薄いプラスチ
    ックから成る被覆体10、11によつて個別に包まれて
    配置されており、しかもこの内室4を形成する壁部2、
    3が残留水分を含む布で作られており、前記の被覆体1
    0、11が外からの作用を以つて破壊され、各反応成分
    が走出しかつ混合され、そして部分的に発泡しかつ硬化
    することによつて当該の身体部分が固定される構成とな
    つていることを特徴とする、身体部分を構成するための
    装置。 2 内壁2を形成する布が、当該の安静にサポートすべ
    き身体部分に自動的に順応可能な弾性を有している、特
    許請求の範囲第1項記載の装置。 3 外壁3を形成する布が、内室2内の反応混合物をそ
    の硬化終了まで、当該の安静にサポートすべき身体部分
    の形状に自動順応せしめ得る弾性を有している、特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の装置。 4 外壁3及び内壁2が縦方向及び横方向への弾性を有
    する材料から成つている、特許請求の範囲第1項記載の
    装置。 5 単数又は複数の内室4が、その各壁部2、3を結合
    するウェブ5によつて少なくとも2つの小室6、7、8
    、9に分割されている、特許請求の範囲第1項記載の装
    置。 6 ウェブ5が、当該の反応成分又は反応混合物によつ
    て透過され得る材料から形成されている特許請求の範囲
    第5項記載の装置。 7 ウェブ5が弾性材料から形成されている、特許請求
    の範囲第5項又は第6項記載の装置。 8 ウェブ5が不透過性材料から形成されている、特許
    請求の範囲第5項記載の装置。 9 ウェブ5によつて形成された複数の小室6、7、8
    、9の内の一部の小室6、7、9のみに反応混合物がそ
    う入されており、残りの小室8は当該の身体部分への接
    触状態を確保するための接線方向張力を形成する働きを
    している、特許請求の範囲第5項記載の装置。 10 壁部2、3内にヒンジ及び(又は)チャック部材
    が配置されている、特許請求の範囲第1項記載の装置。
JP51000718A 1975-01-02 1976-01-05 人間及び動物の肢体を安静にサポ−トする装置 Expired JPS5949013B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19752500002 DE2500002C2 (de) 1975-01-02 1975-01-02 Aushärtbare Vorrichtung zum Fixieren von Körperteilen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51125981A JPS51125981A (en) 1976-11-02
JPS5949013B2 true JPS5949013B2 (ja) 1984-11-30

Family

ID=5935876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51000718A Expired JPS5949013B2 (ja) 1975-01-02 1976-01-05 人間及び動物の肢体を安静にサポ−トする装置

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JPS5949013B2 (ja)
BR (1) BR7600006A (ja)
CH (1) CH604685A5 (ja)
DE (1) DE2500002C2 (ja)
GB (1) GB1543326A (ja)

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