JPS5942223B2 - 材料ウエブ乾燥機 - Google Patents
材料ウエブ乾燥機Info
- Publication number
- JPS5942223B2 JPS5942223B2 JP55089920A JP8992080A JPS5942223B2 JP S5942223 B2 JPS5942223 B2 JP S5942223B2 JP 55089920 A JP55089920 A JP 55089920A JP 8992080 A JP8992080 A JP 8992080A JP S5942223 B2 JPS5942223 B2 JP S5942223B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying medium
- material web
- opening
- web dryer
- dryer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B21/00—Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
- F26B21/06—Controlling, e.g. regulating, parameters of gas supply
- F26B21/12—Velocity of flow; Quantity of flow, e.g. by varying fan speed, by modifying cross flow area
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B13/00—Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
- F26B13/007—Treating a particular portion of the web or plate, e.g. the edge
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B21/00—Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
- F26B21/004—Nozzle assemblies; Air knives; Air distributors; Blow boxes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、乾燥すべき材料ウェブの状態に応じて乾燥媒
質のガス流を制御する装置を備える型式の材料ウェブ乾
燥機の新規で且つ改良された構造に関する。
質のガス流を制御する装置を備える型式の材料ウェブ乾
燥機の新規で且つ改良された構造に関する。
一般的にいって本発明の材料ウェブ乾燥機は、材料ウェ
ブと相互的に作用する関係に構成配置され且つ吹出また
は放出開口を備える表面を備え、これら表面は特に、材
料ウェブの方に向けられて乾燥媒質を放出する開口を有
するノズル・ケーシングまたはボックスとして作られる
空気送給ラインの形に構成され、該ノズル・ケーシング
は相互に離間され、そこに中間スペースまたは間隙が備
えられ、これによって乾燥媒質の引出しまたは吸出しが
できるようになっている型式の乾燥機である。
ブと相互的に作用する関係に構成配置され且つ吹出また
は放出開口を備える表面を備え、これら表面は特に、材
料ウェブの方に向けられて乾燥媒質を放出する開口を有
するノズル・ケーシングまたはボックスとして作られる
空気送給ラインの形に構成され、該ノズル・ケーシング
は相互に離間され、そこに中間スペースまたは間隙が備
えられ、これによって乾燥媒質の引出しまたは吸出しが
できるようになっている型式の乾燥機である。
このような一般的な型式の材料ウェブ乾燥機は、197
6年12月7日付の米国特許第 3995375号に記載されている。
6年12月7日付の米国特許第 3995375号に記載されている。
また1976年1月6日付の米国特許第3930319
号には、走行するウェブ、特に紙ウェブを乾燥する乾燥
装置であって、高温空気放出構造体が蒸気加熱されるシ
リンダと相互作用する関係に設置され、そしてそのシリ
ンダ上に支持されて走行するウェブに対し高温空気のジ
ェットを放出するような乾燥装置が述べられている。
号には、走行するウェブ、特に紙ウェブを乾燥する乾燥
装置であって、高温空気放出構造体が蒸気加熱されるシ
リンダと相互作用する関係に設置され、そしてそのシリ
ンダ上に支持されて走行するウェブに対し高温空気のジ
ェットを放出するような乾燥装置が述べられている。
また当該技術においては、1964年3月25日付の英
国特許第953248号にあるように、製紙機械の乾燥
シリンダの周囲に設置されて、その作られてくる紙ウェ
ブを乾燥する乾燥フードも知られている。
国特許第953248号にあるように、製紙機械の乾燥
シリンダの周囲に設置されて、その作られてくる紙ウェ
ブを乾燥する乾燥フードも知られている。
さらに別の乾燥装置の構造が1964年6月10日付の
オーストリア国特許第233941号に記載されている
。
オーストリア国特許第233941号に記載されている
。
周知のように材料ウェブ乾燥機の目的は、材料ウェブに
乾燥媒質を効果的に与え、そしてその乾燥媒質を再び引
出すことを可能にすることにある。
乾燥媒質を効果的に与え、そしてその乾燥媒質を再び引
出すことを可能にすることにある。
この乾燥プロセスにおいて材料ウェブの湿気が乾燥媒質
に引渡され、それからその湿気を担持した乾燥媒質が引
出される。
に引渡され、それからその湿気を担持した乾燥媒質が引
出される。
紙ウェブのようなシート状材料またはウェブの湿気を、
乾燥媒質を利用して除去するようなウェブ処理方法はよ
(知られている。
乾燥媒質を利用して除去するようなウェブ処理方法はよ
(知られている。
この場合乾燥媒質は、材料ウェブが適当なコンベア装置
上を連続的に動かされていく間に、放出または流出チャ
ンネルによってその材料ウェブに対し吹付けられ、それ
から別のチャンネルによって再び引出される。
上を連続的に動かされていく間に、放出または流出チャ
ンネルによってその材料ウェブに対し吹付けられ、それ
から別のチャンネルによって再び引出される。
このためにはいわゆるノズル・ケーシングまたは放出表
面が使われ、そして材料ウェブの方へ向けられた乾燥媒
質放出開口によって乾燥媒質は材料ウェブに対し吹付け
られる。
面が使われ、そして材料ウェブの方へ向けられた乾燥媒
質放出開口によって乾燥媒質は材料ウェブに対し吹付け
られる。
処理される材料ウェブから除去された湿気をもった乾燥
媒質は特殊な流出または引込み開口によって再び吸出さ
れる。
媒質は特殊な流出または引込み開口によって再び吸出さ
れる。
これの特に代表的な例は前記米国特許第
3995375号である。
一般的にいって放出開口はボアの形に作られるが、また
スロットの形にすることもでき、これは非常に多くの変
化形が可能である。
スロットの形にすることもでき、これは非常に多くの変
化形が可能である。
スロット、ボア、その他どんな形のものであるにせよ、
それら放出開口の目的は、材料ウェブ全体に乾燥媒質を
可及的に均等に当てることにより該ウェブを均等に乾燥
するということである。
それら放出開口の目的は、材料ウェブ全体に乾燥媒質を
可及的に均等に当てることにより該ウェブを均等に乾燥
するということである。
また従来技術、特に1972年10月15日付のオース
トリア国特許第308524号において、乾燥媒質を材
料ウェブに対し単に直線的に当てるだけでなく、むしろ
ある角度の傾斜をもってぶつけるような乾燥媒質放出ま
たは吹出開口を有する乾燥装置が提出されている。
トリア国特許第308524号において、乾燥媒質を材
料ウェブに対し単に直線的に当てるだけでなく、むしろ
ある角度の傾斜をもってぶつけるような乾燥媒質放出ま
たは吹出開口を有する乾燥装置が提出されている。
また乾燥媒質がその放出開口において直接再び吸出され
るのを防ぐため、空気カーテンのような放出ロケーショ
ンを用いることが知られている。
るのを防ぐため、空気カーテンのような放出ロケーショ
ンを用いることが知られている。
また製造されていく途中の紙の湿気特性またはプロフィ
ルを制御できる方法も知られている。
ルを制御できる方法も知られている。
これによれば材料ウェブのいろいろな個所の湿気含有量
が測定される。
が測定される。
こうして測定された湿気含有量に対応して作られる2つ
の制御信号を使って圧延ロールにおける材料ウェブの側
部ベアリングを制御することにより、湿気プロフィルの
変化が少なくされる。
の制御信号を使って圧延ロールにおける材料ウェブの側
部ベアリングを制御することにより、湿気プロフィルの
変化が少なくされる。
第3の制御信号が材料ウェブの湿気含有量の変化を均等
にするために使用される。
にするために使用される。
製紙における湿気プロフィルを制御するこの方法によれ
ば、材料ウェブの他の個所より湿気が多く残っている幾
つかの個所の残留湿気が確実に補正される。
ば、材料ウェブの他の個所より湿気が多く残っている幾
つかの個所の残留湿気が確実に補正される。
しかしそのような方法は、湿気含有量の変化を知るのに
複雑な装置を要するという欠点がある。
複雑な装置を要するという欠点がある。
これでは問題の根本を外すことになる。
というのは乾燥媒質は材料ウェブに均等に吹付けられ、
従って局所的に湿気の多い区域に特に強く影響すること
はないからである。
従って局所的に湿気の多い区域に特に強く影響すること
はないからである。
そこで本発明の主要な目的は、従来技術の上記のような
欠点と短所のなくした、新規で改良された材料ウェブ乾
燥機の構造を提供することである。
欠点と短所のなくした、新規で改良された材料ウェブ乾
燥機の構造を提供することである。
本発明のその他のそしてさらに特別な目的は、放出また
は吹出開口直接作用して乾燥媒質のガス流を制御し、材
料ウェブの任意なランダムの地点の乾燥強度を変えるこ
とのできる流れ制御装置を備える、新規で改良された材
料ウェブ乾燥機の構造を提供することである。
は吹出開口直接作用して乾燥媒質のガス流を制御し、材
料ウェブの任意なランダムの地点の乾燥強度を変えるこ
とのできる流れ制御装置を備える、新規で改良された材
料ウェブ乾燥機の構造を提供することである。
本発明のまた別の優れた目的は、構造とデザインが比較
的簡単であり、安価に製造でき、操作の信頼性が非常に
高く、取扱いが容易であり、壊れ難く、保守と管理が最
少で済み、そしてまた処理する材料ウェブの各区域への
乾燥媒質の供給を制御でき、従って材料ウェブの乾燥を
より制御した状態で行えるような材料ウェブ乾燥器の新
規で改良された構造を提供することである。
的簡単であり、安価に製造でき、操作の信頼性が非常に
高く、取扱いが容易であり、壊れ難く、保守と管理が最
少で済み、そしてまた処理する材料ウェブの各区域への
乾燥媒質の供給を制御でき、従って材料ウェブの乾燥を
より制御した状態で行えるような材料ウェブ乾燥器の新
規で改良された構造を提供することである。
後の説明からさらに明瞭になるそれらの本発明の目的を
備えるため、本発明の材料ウェブ乾燥機は、乾燥される
材料ウェブと相互的に作用して該ウェブに乾燥媒質を送
給する装置を備えることを特徴とする。
備えるため、本発明の材料ウェブ乾燥機は、乾燥される
材料ウェブと相互的に作用して該ウェブに乾燥媒質を送
給する装置を備えることを特徴とする。
この装置は、そこを乾燥媒質が通って材料ウェブと接触
する放出開口を有する少なくとも1つの表面装置あるい
はノズル・ケーシングまたはボックスを備える。
する放出開口を有する少なくとも1つの表面装置あるい
はノズル・ケーシングまたはボックスを備える。
このノズル・ケーシングと相互的に作用する開閉装置が
該放出開口を必要に応じて開いたり、あるいは部分的ま
たは完全に閉じ、これによって材料ウェブの長手方向と
横断方向の両方の方向において該ウェブの所定の各個所
に対する乾燥媒質の衝突を選択的に変えることができる
。
該放出開口を必要に応じて開いたり、あるいは部分的ま
たは完全に閉じ、これによって材料ウェブの長手方向と
横断方向の両方の方向において該ウェブの所定の各個所
に対する乾燥媒質の衝突を選択的に変えることができる
。
本発明のさらに特定の実施例において、ノズル・ケーシ
ングの乾燥媒質吹出表面またはベースに開閉要素が備え
られ、この開閉要素が放出または吹出開口を開いたり、
または部分的あるいは完全に閉じたりすることにより、
長手方向と横断方向の両方で、材料ウェブに対する乾燥
媒質の衝突を、セクタ状の態様で選択的に変える。
ングの乾燥媒質吹出表面またはベースに開閉要素が備え
られ、この開閉要素が放出または吹出開口を開いたり、
または部分的あるいは完全に閉じたりすることにより、
長手方向と横断方向の両方で、材料ウェブに対する乾燥
媒質の衝突を、セクタ状の態様で選択的に変える。
材料ウェブに対する乾燥媒質のそのような選択的衝突を
行わせるために本発明によれば、開閉要素が実質的に平
らなスライドまたはスライド装置の形に作られ、そして
ノズル・ケーシングの吹出表面またはベース上側または
下側でスライド装置の長手方向に順次に繰返すボアの列
がスライド装置の該開口に対向して設けられる。
行わせるために本発明によれば、開閉要素が実質的に平
らなスライドまたはスライド装置の形に作られ、そして
ノズル・ケーシングの吹出表面またはベース上側または
下側でスライド装置の長手方向に順次に繰返すボアの列
がスライド装置の該開口に対向して設けられる。
そのスライド装置のボア列は、複数個の別々の個所、好
適には材料ウェブの幅の4つの部分で、スライド装置の
現在ある位置に従かいガス流を変える。
適には材料ウェブの幅の4つの部分で、スライド装置の
現在ある位置に従かいガス流を変える。
このガス流制御装置を備える材料ウェブ乾燥機の設計に
よって、材料ウェブの湿気プロフィルを材料ウェブ全体
に亘って実質的に均等に調整でき、そしてさらに局所的
に湿気が多く残留する帯域または区域を効果的に無くす
ことができる。
よって、材料ウェブの湿気プロフィルを材料ウェブ全体
に亘って実質的に均等に調整でき、そしてさらに局所的
に湿気が多く残留する帯域または区域を効果的に無くす
ことができる。
本発明は添付図面を参照に以下に続ける詳細な説明から
、さらによく理解され、また前記以外の目的が明瞭にさ
れよう。
、さらによく理解され、また前記以外の目的が明瞭にさ
れよう。
図面の複雑を避けるため、本発明の材料ウェブ乾燥機の
構造は、当該技術者がその背景の原理と本発明による改
良調を容易に理解するに必要な範囲に限って概略的に図
示しである。
構造は、当該技術者がその背景の原理と本発明による改
良調を容易に理解するに必要な範囲に限って概略的に図
示しである。
第1図は、材料ウェブ乾燥機の構造の、ノズル・ケーシ
ングまたはボックス3を備える1つの可能な実施例の一
部分の長手方向断面図である。
ングまたはボックス3を備える1つの可能な実施例の一
部分の長手方向断面図である。
当該技術者、特に製紙機械関係の技術者には明らかなよ
うに、そのようなノズル・ケーシングは前記オーストリ
ア国特許第308524号に述べられているような普通
の乾燥シリンダの周囲に設置することができる。
うに、そのようなノズル・ケーシングは前記オーストリ
ア国特許第308524号に述べられているような普通
の乾燥シリンダの周囲に設置することができる。
製紙機械のその他の型式の乾燥シリンダとしては、例え
ば、ガントラム・ファスタインの1979年8月22日
付の米国出願第061068554号、同じ(第061
068555号に記載されているものがある。
ば、ガントラム・ファスタインの1979年8月22日
付の米国出願第061068554号、同じ(第061
068555号に記載されているものがある。
それらはいずれも「製紙機械の乾燥シリンダ」という名
称になっており、容易に参照できるものであり、そして
その内容は本明細書中にても参照されている。
称になっており、容易に参照できるものであり、そして
その内容は本明細書中にても参照されている。
ノズル・ケーシングまたはボックス3が乾燥シリンダと
一緒に使用される場合、それらケーシング3は乾燥シリ
ンダの周囲においてそのシリンダの長手方向軸心の長手
方向に、そして、その乾燥シリンダの上側とノズル・ケ
ーシング3の下側の間を通過する材料ウェブの横断方向
に延在する。
一緒に使用される場合、それらケーシング3は乾燥シリ
ンダの周囲においてそのシリンダの長手方向軸心の長手
方向に、そして、その乾燥シリンダの上側とノズル・ケ
ーシング3の下側の間を通過する材料ウェブの横断方向
に延在する。
第1図に見られるように直立または垂直空気送給ライン
9の全体的に番号9aで示す偏向個所に、水平に延在す
るノズル・ケーシングまたはボックス3が連結する。
9の全体的に番号9aで示す偏向個所に、水平に延在す
るノズル・ケーシングまたはボックス3が連結する。
送給ライン9または同様な構造体の側部に熱遮断または
絶縁壁8が備えられる。
絶縁壁8が備えられる。
この壁は下方向へ延び、それから第1図の左手部分に示
されるように外方向へ延びる。
されるように外方向へ延びる。
ノズル・ケーシングまたはボックス3は断面形がほぼ矩
形の直立型の管または導管の形に作られ、その全ての側
部が閉じられているが、端部と後部の壁または壁部分は
開かれ、ここに第1図に示されるように空気送給ライン
または構造9が接続する。
形の直立型の管または導管の形に作られ、その全ての側
部が閉じられているが、端部と後部の壁または壁部分は
開かれ、ここに第1図に示されるように空気送給ライン
または構造9が接続する。
このような空気送給ライン9によって、ノズル・ケーシ
ング3の内部区域または室3aの中に、ここでは高温空
気とされる適当な乾燥媒質が送給される。
ング3の内部区域または室3aの中に、ここでは高温空
気とされる適当な乾燥媒質が送給される。
さらに各ノズル・ケーシングまたはボックス3はベース
または底部2を備え、このベースにはこれの下側を通過
する材料ウェブ7に直接向けられた放出または吹出開口
となる開口または孔6が備えられている。
または底部2を備え、このベースにはこれの下側を通過
する材料ウェブ7に直接向けられた放出または吹出開口
となる開口または孔6が備えられている。
ノズル・ケーシング3の内部、すなわちその内部室3a
の中に、放出または吹出開口6のための適当な開閉要素
4で構成される本発明の空気流制御装置が備えられる。
の中に、放出または吹出開口6のための適当な開閉要素
4で構成される本発明の空気流制御装置が備えられる。
図示の実施例においてその開閉要素4は平らなスライド
またはスライド要素5の形にされる。
またはスライド要素5の形にされる。
このスライド要素5はノズル・ケーシング3の内部室3
aと実質的に同じ幅を有し、またその長さはノズル・ケ
ーシング3の長さの約4分の1より少しく小さい長さと
され、従ってそれらスライド要素5は相互に独立的に自
由に動(ことができる。
aと実質的に同じ幅を有し、またその長さはノズル・ケ
ーシング3の長さの約4分の1より少しく小さい長さと
され、従ってそれらスライド要素5は相互に独立的に自
由に動(ことができる。
平らなスライド5はそれぞれボア11,12または11
のようなボアの列を備える。
のようなボアの列を備える。
これらボアに関しては後に、第5a図から第5c図、第
6a図から第6c図、および第7a図から第7g図まで
に示されるスライド構造と関連して′さらに詳しく説明
される。
6a図から第6c図、および第7a図から第7g図まで
に示されるスライド構造と関連して′さらに詳しく説明
される。
第1図に示されるように各スライド要素5の上側部また
は面5aにフレームまたは支持装置21が取付けられ、
当該スライド要素5と共にほぼ等辺三角形を形成する。
は面5aにフレームまたは支持装置21が取付けられ、
当該スライド要素5と共にほぼ等辺三角形を形成する。
スライド要素5とそのフレーム21で構成されるこの直
立型構造体はノズル・ケーシングまたはボックス3の上
部壁19まで上方に延びる。
立型構造体はノズル・ケーシングまたはボックス3の上
部壁19まで上方に延びる。
各スライド要素5のフレーム21の最上個所または端部
21aにスライド・シューまたはブロック20が備えら
れ、バネ14または同様な構造によってノズル・ケーシ
ング3の壁19に対して押付けられる。
21aにスライド・シューまたはブロック20が備えら
れ、バネ14または同様な構造によってノズル・ケーシ
ング3の壁19に対して押付けられる。
このようにして各スライド要素5は、ノズル・ケーシン
グ3の吹出表面または部材1を形成するケーシング・ベ
ースまたは底部2に対しぴったりと押付けられる。
グ3の吹出表面または部材1を形成するケーシング・ベ
ースまたは底部2に対しぴったりと押付けられる。
各スライド要素5はノズル・ケーシングまたはボックス
3の中を長手方向に移動できる。
3の中を長手方向に移動できる。
ボア11.120列の特殊な構成によって、ノズル・ケ
ーシング3のベースまたは床2の放出または吹出開口6
を開いたり、あるいは部分的または完全に閉じることが
できる。
ーシング3のベースまたは床2の放出または吹出開口6
を開いたり、あるいは部分的または完全に閉じることが
できる。
そこで放出開口6が開かれると、乾燥媒質の放出量は増
大し、材料ウェブ乾燥機の正常操作中、材料ウェブに対
する乾燥媒質の通常の衝突が行われる。
大し、材料ウェブ乾燥機の正常操作中、材料ウェブに対
する乾燥媒質の通常の衝突が行われる。
閉じ位置、すなわちスライド要素5が放出開口6を閉じ
た場合、その個所の乾燥媒質の放出または吹出は全く行
われない。
た場合、その個所の乾燥媒質の放出または吹出は全く行
われない。
1つの実際的な材料ウェブ乾燥機構造ではある1つのノ
ズル・ケーシングまたはボックス3内に4つの開閉要素
4が備えられ、これによって材料ウェブ7の幅全体に亘
って乾燥媒質の吹出量の所要な制御と調節を行う。
ズル・ケーシングまたはボックス3内に4つの開閉要素
4が備えられ、これによって材料ウェブ7の幅全体に亘
って乾燥媒質の吹出量の所要な制御と調節を行う。
開閉要素40個数は4つに限られるものではない、一般
的に各ノズル・ケーシング3内に備えることのできるス
ライド要素5の数は、ノズル・ケーシング30寸法とこ
れの中に設けられる調節要素または装置のいかんによっ
て決められる。
的に各ノズル・ケーシング3内に備えることのできるス
ライド要素5の数は、ノズル・ケーシング30寸法とこ
れの中に設けられる調節要素または装置のいかんによっ
て決められる。
各フレーム21の好適には重心22に可及的に近い個所
に、連結または作動要素23が取付けられる。
に、連結または作動要素23が取付けられる。
この要素23は図面では連結または作動ロッドとして示
されている。
されている。
連結ロッド23は熱絶縁壁8に直接貫通して案内され、
そしてその外端部は適当な調節要素または装置15に結
合される。
そしてその外端部は適当な調節要素または装置15に結
合される。
調節要素15は例えば駆動モータまたは流体作動ピスト
ン−シリンダ・ユニットであるが、必ずしもそれに限定
されるものではない。
ン−シリンダ・ユニットであるが、必ずしもそれに限定
されるものではない。
さらに、ノズル・ケーシング3の内部から外側へ熱が漏
れるのをより少なくするため、熱絶縁壁18内の各連結
ロッド23の周囲に熱遮断または絶縁要素16が設けら
れる。
れるのをより少なくするため、熱絶縁壁18内の各連結
ロッド23の周囲に熱遮断または絶縁要素16が設けら
れる。
熱遮断または絶縁要素16の1つの好適な構造は後に第
4図と関連して詳述されよう。
4図と関連して詳述されよう。
ノズル・ケーシングまたはボックス3の頂部の壁19に
沿ってレール29または同等な構造体が備えられる。
沿ってレール29または同等な構造体が備えられる。
レール29は第1図で見られるように頂部壁19より突
出して延び、そこで左側のスライド要素5のスライド・
シューまたはブロック20は空気供給ライン9の境界線
に延びるノズル・ケーシング構造の区域にまで支持され
る。
出して延び、そこで左側のスライド要素5のスライド・
シューまたはブロック20は空気供給ライン9の境界線
に延びるノズル・ケーシング構造の区域にまで支持され
る。
要素29はガス流を阻害する隔壁の形ではなく、レール
または同等な構造体の形のものとされる。
または同等な構造体の形のものとされる。
第2図は複数個のノズル・ケーシングまたはボックス3
が、材料ウェブ7の走行路に沿って隣接し相互に少しく
離間した列の中に立てられているところを示す。
が、材料ウェブ7の走行路に沿って隣接し相互に少しく
離間した列の中に立てられているところを示す。
ノズル・ケーシング3は直立した矩形のボックスの形に
作られ、そして材料ウェブ7に対向する側に空気放出ま
たは吹出開口6を備える。
作られ、そして材料ウェブ7に対向する側に空気放出ま
たは吹出開口6を備える。
これは先に第1図で説明し図示した構成と同じである。
ノズル・ケーシングの床または底部2の上側に、これと
相互的に作用するスライド要素5が備えられる。
相互的に作用するスライド要素5が備えられる。
さらに各スライド要素5に、第1図の場合と同じく、ス
ライド・シューまたはブロック20が備えられ、ノズル
・ケーシング30頂部壁19に対して支持される。
ライド・シューまたはブロック20が備えられ、ノズル
・ケーシング30頂部壁19に対して支持される。
スライド・シュー20はここでもバネ14または同様な
構造体によって頂部壁19に対し押付げられ、またこれ
によって当該スライド要素5をケーシング床またはベー
ス2に対し押付ける。
構造体によって頂部壁19に対し押付げられ、またこれ
によって当該スライド要素5をケーシング床またはベー
ス2に対し押付ける。
重心22は同時に連結要素またはロッド23(第2図で
は実際には図示されない)の結合点として見做してよい
。
は実際には図示されない)の結合点として見做してよい
。
先述したようにノズル・ケーシング3は相互にある間隔
を置いて、すなわち具体的にいえばその間に中間スペー
スまたは間隙10を作って配置される。
を置いて、すなわち具体的にいえばその間に中間スペー
スまたは間隙10を作って配置される。
そこで乾燥媒質がノズル・ケーシング3の内部室3a内
に供給されれば、その乾燥媒質は放出または吹出開口6
から押出されて材料ウェブ7と接触する。
に供給されれば、その乾燥媒質は放出または吹出開口6
から押出されて材料ウェブ7と接触する。
乾燥媒質(既述したように典型的には高温空気である)
は材料ウェブ7と接触した後、再び中間スペース10を
通して引出または吸出される。
は材料ウェブ7と接触した後、再び中間スペース10を
通して引出または吸出される。
この引出される乾燥媒質はこれが材料ウェブ7から奪っ
た湿気を担持している。
た湿気を担持している。
しかしノズル・ケーシング30代りに、放出開口6を備
えて吹出表面1として働くベース部材または要素2を備
えることも可能である。
えて吹出表面1として働くベース部材または要素2を備
えることも可能である。
第3図は第2図の構成と同様な複数個のノズル・ケーシ
ングまたはボックス3を示すが、これらノズル・ケーシ
ング3は例えば先に説明したように材料ウェブ7がその
上に案内される乾燥シリンダの周囲におけるようにある
傾斜をもって配置される。
ングまたはボックス3を示すが、これらノズル・ケーシ
ング3は例えば先に説明したように材料ウェブ7がその
上に案内される乾燥シリンダの周囲におけるようにある
傾斜をもって配置される。
この場合も各ノズル・ケーシング3はケーシング床また
はベース2、およびこれと反対の側でノズル・ケーシン
グを閉じる壁19を備える。
はベース2、およびこれと反対の側でノズル・ケーシン
グを閉じる壁19を備える。
しかしノズル・ケーシング3が直立ではなく傾斜して設
置されるこのような構造では、側壁25に可調節スペー
サ要素24が備えられる。
置されるこのような構造では、側壁25に可調節スペー
サ要素24が備えられる。
このスペーサ要素24の役目は、バネ付きスライド・シ
ューまたはブロック20とスライド要素5が所定の位置
から側方向へずれるのを防ぐことである。
ューまたはブロック20とスライド要素5が所定の位置
から側方向へずれるのを防ぐことである。
スペーサ要素24は、スライド要素5の動きがノズル・
ケーシング3内で固定または阻害されるのを避けるため
、好適には接触または支持要素とされる。
ケーシング3内で固定または阻害されるのを避けるため
、好適には接触または支持要素とされる。
スペーサ要素24を気例えば全体的に番号24aで示さ
れるネジ付きスピンドルのような適当な調節装置によっ
て調節できるようにされるが、その他にまたバネ要素を
付は加えたりしてもよい。
れるネジ付きスピンドルのような適当な調節装置によっ
て調節できるようにされるが、その他にまたバネ要素を
付は加えたりしてもよい。
第4図は第1図の構造の一部分、すなわち連結要素また
はロッド23がノズル・ケーシング3から外部へ貫通す
る個所の部分を拡大して示す。
はロッド23がノズル・ケーシング3から外部へ貫通す
る個所の部分を拡大して示す。
熱遮断また絶縁壁8に隣接する境界壁28は結合または
連結ロッド23が貫通するボア28aを備える。
連結ロッド23が貫通するボア28aを備える。
境界壁28の内側面28bの熱絶縁壁8の内部に結合ま
たは連結ロッド23を緘封するためのバッキング・グラ
ンドまたはブッシング26が設けられ、固定要素27に
よって所定位置に保持される。
たは連結ロッド23を緘封するためのバッキング・グラ
ンドまたはブッシング26が設けられ、固定要素27に
よって所定位置に保持される。
さらに熱絶縁壁8はこれの内部にボアまたは凹部8aを
備え、これの中に熱遮断または絶縁要素16が備えられ
る。
備え、これの中に熱遮断または絶縁要素16が備えられ
る。
この熱遮断要素16は、結合または連結ロッド23の端
部23aに例えば溶接によって固定される全体的にU形
のフック部材17を備える。
部23aに例えば溶接によって固定される全体的にU形
のフック部材17を備える。
フック部材17に対し90°の角度で交差する同じくU
形の要素またはアイレット18が連結ロッド30の隣接
端部30aに固定される。
形の要素またはアイレット18が連結ロッド30の隣接
端部30aに固定される。
このフック要素17とアイレット18による連結ロッド
部分23,30どうしの結合は、この結合を点接触によ
って行わせ、従ってノズル・ケーシング3の内部から外
部への熱の伝達が遮断されるか、少なくとも相当に阻止
される。
部分23,30どうしの結合は、この結合を点接触によ
って行わせ、従ってノズル・ケーシング3の内部から外
部への熱の伝達が遮断されるか、少なくとも相当に阻止
される。
連結または結合ロッド30は熱絶縁壁8を貫通して案内
され、そしてその外側に出て調節装置15と結合される
。
され、そしてその外側に出て調節装置15と結合される
。
先述したように調節装置15は任意の駆動装置とするこ
とができるが、典型的には液圧または空圧調節要素で構
成される。
とができるが、典型的には液圧または空圧調節要素で構
成される。
第4a図はフック要素17とアイレット18が相互的に
90° の角度で交差して、それぞれに連結ロッド23
と30に溶接等で固定されている状態を示す。
90° の角度で交差して、それぞれに連結ロッド23
と30に溶接等で固定されている状態を示す。
次に第5a図から第5c図、第6a図から第6C図およ
び第7a図から第7g図はスライドの種種な可能な構造
、特に、一方において吹出表面1またはケーシング・ベ
ース2のボアまたは開口のそして他方においてスライド
要素5のボアまたは開口の構成態様を示す。
び第7a図から第7g図はスライドの種種な可能な構造
、特に、一方において吹出表面1またはケーシング・ベ
ース2のボアまたは開口のそして他方においてスライド
要素5のボアまたは開口の構成態様を示す。
第5a図から第5c図までの実施例ではスライド要素5
に、いわゆる標準ボア11とこれに続くより大型のボア
または開口12が備えられる。
に、いわゆる標準ボア11とこれに続くより大型のボア
または開口12が備えられる。
このボア配置では小型ボア11に続いて大型ボア12が
設けられた後、引続いて小型ボア11が備えられ、以下
同様に繰返すという繰返しシーケンスにされる。
設けられた後、引続いて小型ボア11が備えられ、以下
同様に繰返すという繰返しシーケンスにされる。
吹出表面1またはケーシング・ベース2にはボアまたは
開口12とほぼ同じ直径の放出またゆ吹出開口6が設け
られる。
開口12とほぼ同じ直径の放出またゆ吹出開口6が設け
られる。
第5a図のスライド要素5の位置においては最大量の空
気がボアまたは開口12と放出開口6を通して流出され
る。
気がボアまたは開口12と放出開口6を通して流出され
る。
標準ボア11は吹出表面1またはケーシング・ベース2
の孔無し部分13で覆われ、閉じられる。
の孔無し部分13で覆われ、閉じられる。
第5b図においてスライド要素5は図面の右の方へ移動
され、標準ボア11が開口6と整合するようにされる。
され、標準ボア11が開口6と整合するようにされる。
この時点ではいわゆる通常または標準量の乾燥空気が吹
出される。
出される。
最後にスライド要素5がさらに右に動かされて第5c図
の位置になると、通常または標準小型ボア11と大型ボ
ッ120両方が吹出表面1またはケーシング・ボア2の
孔無し部分13の上になり、そしてスライド要素5がケ
ーシング・ベースまたは底部2または吹出表面1の開口
6を閉じるから、材料ウェブに対する乾燥空気の送給は
行われない。
の位置になると、通常または標準小型ボア11と大型ボ
ッ120両方が吹出表面1またはケーシング・ボア2の
孔無し部分13の上になり、そしてスライド要素5がケ
ーシング・ベースまたは底部2または吹出表面1の開口
6を閉じるから、材料ウェブに対する乾燥空気の送給は
行われない。
第6a図から第6c図までの実施例では、全部同じ寸法
のボア11を使用して、第5a図から第5c図の場合と
同じ操作が行われる。
のボア11を使用して、第5a図から第5c図の場合と
同じ操作が行われる。
そこでスライド要素5には、放出または吹出開口6と同
じ寸法の標準または通常ボアまたは開口11だげが備え
られる。
じ寸法の標準または通常ボアまたは開口11だげが備え
られる。
第6a図のスライド要素5の位置において、各ボア11
は放出開口6と完全に整合し孔無し部分13は空気流を
遮断しないので、最大量の乾燥空気が材料ウェブに供給
される。
は放出開口6と完全に整合し孔無し部分13は空気流を
遮断しないので、最大量の乾燥空気が材料ウェブに供給
される。
第6b図のスライド要素5の位置において、スライド要
素5は図面の右の方へ少しく移されている。
素5は図面の右の方へ少しく移されている。
このスライド要素5の変位は標準ボア11の直径の約2
分の1の距離だけ行われ、従って放出開口6の約2分の
1だけが乾燥空気を流通するように開かれる。
分の1の距離だけ行われ、従って放出開口6の約2分の
1だけが乾燥空気を流通するように開かれる。
この場合孔無し部分13がボア11を約2分の1覆う。
最後に第6c図のスライド要素5の位置において、この
スライド要素はさらに右へ動かされ、そこで通常または
標準ボア11は孔無し部分13の上にくる。
スライド要素はさらに右へ動かされ、そこで通常または
標準ボア11は孔無し部分13の上にくる。
従って放出または吹出開口6は完全に閉じられる。
スライド要素5が第6b図の位置にあるときシステムは
通常操作条件で操作し、これに対しスライド要素5が第
6a図の位置にあるときシステムは乾燥空気を通常量の
2倍放出する操作を行うことになる。
通常操作条件で操作し、これに対しスライド要素5が第
6a図の位置にあるときシステムは乾燥空気を通常量の
2倍放出する操作を行うことになる。
第7a図から第7g図までは、第5a図から第5c図お
よび第6a図から第6c図までの構成のようにノズル・
ケーシング3の全長、すなわち材料ウェブの全幅に亘っ
て乾燥媒質の放出を均等に変化させるだけでなく、むし
ろ放出開口または孔6を個別的またはセクター状に選択
的に操作する、すなわち材料ウェブの幅を横断するいろ
いろな地点または個所ごとに乾燥媒質の放出量を変える
ことができるようにするスライド要素5の構成を示すも
のである。
よび第6a図から第6c図までの構成のようにノズル・
ケーシング3の全長、すなわち材料ウェブの全幅に亘っ
て乾燥媒質の放出を均等に変化させるだけでなく、むし
ろ放出開口または孔6を個別的またはセクター状に選択
的に操作する、すなわち材料ウェブの幅を横断するいろ
いろな地点または個所ごとに乾燥媒質の放出量を変える
ことができるようにするスライド要素5の構成を示すも
のである。
この場合、吹出表面1またはケーシング底部2の放出開
口6はスライド要素50犬型ボア12と同じ直径でなけ
ればならない。
口6はスライド要素50犬型ボア12と同じ直径でなけ
ればならない。
ボア12に続いて例えば6個の通常または標準小型ボア
11が1つの列の中で相互に離間して備えられる。
11が1つの列の中で相互に離間して備えられる。
この後に孔無し部分13が置かれ、そしてさらにこの後
に大型ボア12から始まる全ボア・システムが繰返され
る。
に大型ボア12から始まる全ボア・システムが繰返され
る。
第7a図においてスライド要素5は通常または標準ボア
11が放出開口6の上に来、そして1つの大型ボア12
が最後の放出開口6の上に来るように変位されている。
11が放出開口6の上に来、そして1つの大型ボア12
が最後の放出開口6の上に来るように変位されている。
この位置において第1と第2の放出開口6では通常量の
乾燥空気の放出が行われ、そして最後の開口6では通常
量の2倍の空気が放出される。
乾燥空気の放出が行われ、そして最後の開口6では通常
量の2倍の空気が放出される。
第7b図の位置ではスライド要素5は最初の2つの放出
開口6が通常開き状態にされ、そして最後の放出開口6
は閉じられるように変位されている。
開口6が通常開き状態にされ、そして最後の放出開口6
は閉じられるように変位されている。
第7c図はスライド要素5のさらに別の位置を示し、こ
の位置において両外側の放出開口6が通常量の乾燥空気
を吹出し、そして中間の放出開口6には通常量の2倍の
空気が流れる。
の位置において両外側の放出開口6が通常量の乾燥空気
を吹出し、そして中間の放出開口6には通常量の2倍の
空気が流れる。
第7d図のスライド要素5の位置では、このスライド要
素はさらに右に変位され、そしてこの場合、中間放出ま
たは吹出開口6が閉じられ、両外側の放出開口6から通
常量の乾燥空気が放出される。
素はさらに右に変位され、そしてこの場合、中間放出ま
たは吹出開口6が閉じられ、両外側の放出開口6から通
常量の乾燥空気が放出される。
第7e図のスライド要素5の位置において最初の放出開
口6が通常量の2倍の乾燥空気を通し、そして次の2つ
の放出開口6は通常量だけの乾燥空気を通す。
口6が通常量の2倍の乾燥空気を通し、そして次の2つ
の放出開口6は通常量だけの乾燥空気を通す。
第7f図ではスライド要素5は右の方へさらに少しく移
行され、そこで第1放出開口6は閉塞され、そして残り
の2つの放出開口6は通常または標準ボア11と重なり
、従ってそれら2つの放出開口6には通常量の乾燥空気
が流通する。
行され、そこで第1放出開口6は閉塞され、そして残り
の2つの放出開口6は通常または標準ボア11と重なり
、従ってそれら2つの放出開口6には通常量の乾燥空気
が流通する。
最後に第7g図のスライド要素5の位置において、3つ
の放出開口6の全てが通常または標準ボア11と整合し
、そこでその各放出開口6から通常量の乾燥空気が放出
される。
の放出開口6の全てが通常または標準ボア11と整合し
、そこでその各放出開口6から通常量の乾燥空気が放出
される。
以上第7a図から第7g図までを参照にした説明から容
易に理解できるように、それら図面に示したような設計
のスライド要素5を適当に変位させることによって乾燥
媒質の材料ウェブ7に対する好適なセクター状噴射を行
うことができる。
易に理解できるように、それら図面に示したような設計
のスライド要素5を適当に変位させることによって乾燥
媒質の材料ウェブ7に対する好適なセクター状噴射を行
うことができる。
それは乾燥媒質が通る空気流通表面またはケーシング・
ベースのある部分またはセクションを完全に閉じるだけ
でなく、流通断面積を2倍にすることにより乾燥媒質の
放出量を増大することを可能にする。
ベースのある部分またはセクションを完全に閉じるだけ
でなく、流通断面積を2倍にすることにより乾燥媒質の
放出量を増大することを可能にする。
ボアのシステム化された列を備える少な(とも4つのス
ライド要素を1つのノズル・ケーシング内に備えた場合
(スライド要素はノズル・ケーシングの下側に備えるこ
ともできる)、放出開口を部分的または完全に閉じたり
、あるいは開いたりすることによって、材料ウェブの長
手方向と横断方向の両方に、所要のままに、乾燥空気の
材料ウェブに当てる量をセクター状に変えることができ
る。
ライド要素を1つのノズル・ケーシング内に備えた場合
(スライド要素はノズル・ケーシングの下側に備えるこ
ともできる)、放出開口を部分的または完全に閉じたり
、あるいは開いたりすることによって、材料ウェブの長
手方向と横断方向の両方に、所要のままに、乾燥空気の
材料ウェブに当てる量をセクター状に変えることができ
る。
そしてそうするのが好適であるのなら、スライド要素5
と同じボア・システムをケーシング・ベース2または吹
出表面1に備えることができることはいうまでもない。
と同じボア・システムをケーシング・ベース2または吹
出表面1に備えることができることはいうまでもない。
熱絶縁壁8の外部から側方向に案内される連結要素また
は連結装置23.30は調節装置15の作動に従ってそ
れぞれのスライド要素を個別に変位させる。
は連結装置23.30は調節装置15の作動に従ってそ
れぞれのスライド要素を個別に変位させる。
従ってスライド要素5は全て簡単に機械的に操作できる
。
。
しかし普通は特殊な制御装置が備えられる。
だがこれは本発明の内容に直接関連するものでないから
、ここではそれ以上の詳細な説明の必要はないであろう
。
、ここではそれ以上の詳細な説明の必要はないであろう
。
ただ概要的にいって、材料ウェブの幅のいろいろな個所
の感知器または検出器を備え、これによって湿気プロフ
ィル、すなわち材料ウェブの全表面の湿気含有量に関す
るデータを集め、これらデータを使って調節装置を作動
して当該スライド要素5を動かすことにより処理される
材料ウェブの湿気含有量を変えるようなことができよう
。
の感知器または検出器を備え、これによって湿気プロフ
ィル、すなわち材料ウェブの全表面の湿気含有量に関す
るデータを集め、これらデータを使って調節装置を作動
して当該スライド要素5を動かすことにより処理される
材料ウェブの湿気含有量を変えるようなことができよう
。
もちろんそのようなスライド要素5は多数個のノズル・
ケーシング3または吹出表面1の全部あるいは一部に備
えることができる。
ケーシング3または吹出表面1の全部あるいは一部に備
えることができる。
このようにして処理機械、典型的には例えば製紙機械の
乾燥シリンダに通される材料ウェブの乾燥処理が行われ
る。
乾燥シリンダに通される材料ウェブの乾燥処理が行われ
る。
またさらに適当なコンピュータまたはマイクロプロセッ
サを使ってスライド要素の操作態様を適当に制御できよ
う。
サを使ってスライド要素の操作態様を適当に制御できよ
う。
スライド要素5の図示の構造は単なる1つの実施例に過
ぎない。
ぎない。
またいうまでもなく開閉要素4もここに図示し説明した
ような実施例に限られるものでなく、いろいろな説明が
可能であり、例えば弁、フラップ部材、回転スライド、
その他適当な空気流制御要素を作用できる。
ような実施例に限られるものでなく、いろいろな説明が
可能であり、例えば弁、フラップ部材、回転スライド、
その他適当な空気流制御要素を作用できる。
重要なことは、乾燥媒質の放出量または吹出量を選択的
に調節することによって材料ウェブの幅方向と長さ方向
の所定の部分または個所に対しセクター状または個別的
に処理できるようにしたことである。
に調節することによって材料ウェブの幅方向と長さ方向
の所定の部分または個所に対しセクター状または個別的
に処理できるようにしたことである。
ここに本発明の好適な実施例を図示し説明してきたが、
特許請求の範囲においてなお多くの変化形が可能なこと
はいうまでもない。
特許請求の範囲においてなお多くの変化形が可能なこと
はいうまでもない。
第1図は本発明の材料ウェブ乾燥機の1つのノズル・ケ
ーシングまたはボックスの長手方向断面図、第2図は平
らな材料ウェブに対して用いられるノズル・ケーシング
またはボックス構造の横断面図、第3図は湾曲した材料
ウェブに対して用いられるノズル・ケーシングまたはボ
ックス構造の横断面図、第4図はノズル・ケーシングの
平らなスライドとこれの調節装置の間の結合構造の1つ
の可能な実施例の詳細を示す部分拡大断面図、第4a図
は第4図の結合構造に用いられる熱遮断または絶縁要素
の1つの可能な構造の詳細図、第5a図、第5b図、第
5c図は異なる直径のボアまたは孔を備える平らなスラ
イドまたはスライド部材のいろいろな操作位置を示す図
面、第6a図、第6b図、第6c図は第5a図、第5b
図、第5c図に対応する図面であるが、全て同じ直径の
ボアまたは孔を備える変化形構造のスライドまたはスラ
イド部材の操作位置を示す図面、第7a図から第7g図
までは、ノズル・ケーシングまたはボックスの放出また
は吹出開口から放出される乾燥媒質の流量をセクター状
に変えられるような変化形構造のスライド部材のさまざ
まなスライド位置を示す図面である。 1・・・・・・吹出表面、2・・・・・・ケーシング・
ベース、3・・・・・・ノズル・ケーシング、4・・・
・・・開閉要素、5・・・・・・スライド要素、6・・
・・・・吹出開口、7・・・・・・材料ウェブ、8・・
・・・・熱絶縁壁、9・・・・・・乾燥媒質送給ライン
、10・・・・・・中間スペース、lL12・・・・・
・ボア、13・・・・・・孔無し部分、14・・・・・
・バネ、15・・・・・・調節装置、16・・・・・・
熱遮断要素、1γ・・・・・・フック部材、18・・・
・・・アイレット、19・・・・・・ケーシング上部壁
、20・・・・・・スライド・シュー、21・・・・・
・フレーム、22・・・・・・重心、23,30・・・
・・・連結ロット、24・・・・・・スペーサ要L25
・・・・・・ケーシング側壁、26・・・・・・バッキ
ング・グランド、27・・・・・・固定要素、28・・
・・・・境界壁、29・・・・・・レール。
ーシングまたはボックスの長手方向断面図、第2図は平
らな材料ウェブに対して用いられるノズル・ケーシング
またはボックス構造の横断面図、第3図は湾曲した材料
ウェブに対して用いられるノズル・ケーシングまたはボ
ックス構造の横断面図、第4図はノズル・ケーシングの
平らなスライドとこれの調節装置の間の結合構造の1つ
の可能な実施例の詳細を示す部分拡大断面図、第4a図
は第4図の結合構造に用いられる熱遮断または絶縁要素
の1つの可能な構造の詳細図、第5a図、第5b図、第
5c図は異なる直径のボアまたは孔を備える平らなスラ
イドまたはスライド部材のいろいろな操作位置を示す図
面、第6a図、第6b図、第6c図は第5a図、第5b
図、第5c図に対応する図面であるが、全て同じ直径の
ボアまたは孔を備える変化形構造のスライドまたはスラ
イド部材の操作位置を示す図面、第7a図から第7g図
までは、ノズル・ケーシングまたはボックスの放出また
は吹出開口から放出される乾燥媒質の流量をセクター状
に変えられるような変化形構造のスライド部材のさまざ
まなスライド位置を示す図面である。 1・・・・・・吹出表面、2・・・・・・ケーシング・
ベース、3・・・・・・ノズル・ケーシング、4・・・
・・・開閉要素、5・・・・・・スライド要素、6・・
・・・・吹出開口、7・・・・・・材料ウェブ、8・・
・・・・熱絶縁壁、9・・・・・・乾燥媒質送給ライン
、10・・・・・・中間スペース、lL12・・・・・
・ボア、13・・・・・・孔無し部分、14・・・・・
・バネ、15・・・・・・調節装置、16・・・・・・
熱遮断要素、1γ・・・・・・フック部材、18・・・
・・・アイレット、19・・・・・・ケーシング上部壁
、20・・・・・・スライド・シュー、21・・・・・
・フレーム、22・・・・・・重心、23,30・・・
・・・連結ロット、24・・・・・・スペーサ要L25
・・・・・・ケーシング側壁、26・・・・・・バッキ
ング・グランド、27・・・・・・固定要素、28・・
・・・・境界壁、29・・・・・・レール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 乾燥すべき材料ウェブに当てられる乾燥媒質のガス
流を制御するためのフード式乾燥装置を有している材料
ウェブ乾燥機において、 前記乾燥すべき材料ウェブと相互的に作用して該ウェブ
に乾燥媒質を送給する乾燥媒質送給装置を備え、 該乾燥媒質送給装置は放出開口を有し、これら開口を通
して前記乾燥媒質は流れて該材料ウェブと接触し、 また該放出開口を選択的に完全に開いたり、あるいは部
分的または完全に閉じたりする開閉装置が備えられてい
て該材料ウェブの長手方向と横断方向の両方向において
該ウェブの各個所の所での該乾燥媒質の衝突状態を選択
的に変えるように構成されており、 前記開閉装置は、前記材料ウェブの長手方向における乾
燥媒質の衝突強度を同時に変えることなく、該材料ウェ
ブの幅にわたり異なる強さで乾燥媒質が該材料ウェブに
制御された状態で衝突せしめられるのを可能ならしめる
べく構成されていることを特徴とするウェブ乾燥機。 2、特許請求の範囲第1項の材料ウェブ乾燥機において
、 前記乾燥媒質送給装置は、前記放出開口を備えた少なく
とも1つの表面装置を備えている材料ウェブ乾燥機。 3 特許請求の範囲第1項の材料ウェブ乾燥機において
、 前記乾燥媒質送給装置は、前記放出開口を備えた少なく
とも1つのノズル・ケーシングを備えている材料ウェブ
乾燥機。 4 乾燥すべき材料ウェブに当てられる乾燥媒質のガス
流を制御するための材料ウェブ乾燥機において、 前記乾燥すべき材料ウェブと相互的に作用して該ウェブ
に乾燥媒質を送給する乾燥媒質送給装置と、 該乾燥媒質送給装置に乾燥媒質を供給する装置とを備え
ており、 前記乾燥媒質送給装置は放出開口を備え、これら開口を
通して前記乾燥媒質は流れて前記材料ウェブと接触し、 また該放出開口と共同してこれら開口を選択的に開いた
り、あるいは部分的または完全に閉じたりする開閉装置
が備えられており、これによって該材料ウェブの長手方
向と横断方向の両方の方向において該ウェブの所定の個
所での該乾燥媒質の衝突状態を変えるよう構成された材
料ウェブ乾燥機。 5 特許請求の範囲第4項の材料ウェブ乾燥機において
、 前記乾燥媒質送給装置は、前記放出開口を備えた少なく
とも1つの表面装置を備えている材料ウェブ乾燥機。 6 特許請求の範囲第4項の材料ウェブ乾燥機において
、 前記乾燥媒質送給装置は、前記放出開口を備えた少なく
とも1つのノズル・ケーシングを備えている材料ウェブ
乾燥機。 7 特許請求の範囲第4項の材料ウェブ乾燥機において
、 前記乾燥媒質送給装置は、相互に離間された複数個のノ
ズル・ケーシングを備えている材料ウェブ乾燥機。 8 特許請求の範囲第1項の材料ウェブ乾燥機において
、 前記開閉装置はスライド装置を有しており、前記複数個
のノズル・ケーシングはフード装置を形成しており、該
ノズル・ケーシングのうちの所定のいくつかは水平位置
以外の位置に配置されており、 前記水平位置以外の位置に配置された前記ノズル・ケー
シングの前記スライド装置を、該ノズルケーシングの下
方側壁から離間した状態に保つための調節可能なスペー
サ装置が備えられている材料ウェブ乾燥機。 9 特許請求の範囲第8項の材料ウェブ乾燥機において
、前記スライド装置の各々はスライド・シューを有して
おり、前記調節可能なスペーサ装置は前記スライド・シ
ューの区域の所に配置されているウェブ乾燥機。 10 特許請求の範囲第4項の材料ウェブ乾燥機にお
いて、 前記乾燥媒質送給装置は少なくとも1つのノズル・ケー
シングを備え、 前記開閉装置は前記放出開口を通る乾燥媒質の流量を制
御するための少なくとも2つの要素を備え、そして 該2つの要素の相互的な位置をそれぞれ独立的に調節す
る装置が備えられている材料ウェブ乾燥機。 11 特許請求の範囲第4項の材料ウェブ乾燥機にお
いて、 前記開閉装置はスライド装置を備え、 該スライド装置は前記乾燥媒質送給装置の前記放出開口
と相互作用するように変位可能に構成され、そして 前記スライド装置は前記放出開口の少なくともあるもの
と相互作用できるボアの繰返す列を備え、これによって
該スライド装置の位置に応じて該放出開口を通る前記乾
燥媒質の流量を変えることができる材料ウェブ乾燥機。 12、特許請求の範囲第11項の材料ウェブ乾燥機にお
いて、 該ボア列が該材料ウェブの幅の4つの部分に有効である
材料ウェブ乾燥機。 13 特許請求の範囲第11項の材料ウェブ乾燥機に
おいて、 前記ボア列は、前記スライド装置の運動方向で見た時、
大型ボアおよびこれに続く少なくとも1つの小型ボアを
含み、そしてこれらボアの間に無孔部分が備えられる材
料ウェブ乾燥機。 14 特許請求の範囲第11項の材料ウェブ乾燥機に
おいて、 前記スライド装置の前記ボアの寸法は前記放出開口のそ
れと同じである材料ウェブ乾燥機。 15 特許請求の範囲第11項の材料ウェブ乾燥機に
おいて、 前記乾燥媒質送給装置は、前記放出開口を備えた少なく
とも1つのノズル・ケーシングを有しており、 該ノズル・ケーシングの外部には該スライド装置を作動
する調節装置が備えられており、また、該調節装置のた
めの熱遮断装置が備えられている材料ウェブ乾燥機。 16 特許請求の範囲第15項の材料ウェブ乾燥機に
おいて、 前記熱遮断装置は相互作用するフック要素とアイレット
要素を備えている材料ウェブ乾燥機。 17 特許請求の範囲第11項の材料ウェブ乾燥機に
おいて、 前記乾燥媒質送給装置の前記放出開口の反対側には壁が
配置されており、 膣壁にはバネの力でスライド・シューが支持されていて
前記スライド装置を前記乾燥媒質送給装置に対して押圧
している材料ウェブ乾燥機。 18 特許請求の範囲第4項の材料ウェブ乾燥機にお
いて、 前記開閉装置は、前記材料ウェブの長手方向に関し横切
る方向に主として有効であるよう構成されている材料ウ
ェブ乾燥機。 19 乾燥すべき材料ウェブに当てられる乾燥媒質の
ガス流を制御するための材料ウェブ乾燥機において、 前記乾燥すべき材料ウェブと相互的に作用して該ウェブ
に乾燥媒質を送給する乾燥媒質送給装置が備えられてお
り、 前記乾燥媒質送給装置に乾燥媒質を供給するための装置
が備えられており、 前記乾燥媒質送給装置は放出開口を有し、これら開口を
通って前記乾燥媒質は流れて前記材料ウェブに接触する
ようになっており、 前記放出開口と共同してこれら開口を選択的に開いたり
、あるいは部分的にまたは完全に閉じたりする開閉装置
が備えられていて、前記材料ウェブの長手方向及び横断
方向の両方向において該材料ウェブの所定の位置の所で
の前記乾燥媒質の衝突状態を選択的に変えており、 前記開閉装置はスライド装置を有しており、前記スライ
ド装置は、前記乾燥媒質送給装置の前記放出開口と共同
するべく変位可能に配置されており、 前記スライド装置は、前記放出開口の少なくともあるも
のと相互作用することができるボアの繰返す列を備え、
それにより、前記スライド装置の位置に応じて前記放出
開口を通る前記乾燥媒質の流量を変えることができ、 前記乾燥媒体送給装置の前記放出開口の反対側には壁が
配置されており、 前記壁の所にはバネ力でスライド・シューが支持されて
いて前記スライド装置を前記乾燥媒質送給装置に対して
押圧しており、 前記スライド・シューと前記スライド装置とを連結する
剛性のフレーム装置が備えられており、前記スライド装
置の位置を選択的に調節する調節装置が備えられており
、 前記スライド装置を前記調節装置と結合する結合装置が
備えられており、 該結合装置は実質的に前記フレーム装置の重心に係合し
ている材料ウェブ乾燥機。
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