JPS5937973Y2 - 雄型電気接続子 - Google Patents
雄型電気接続子Info
- Publication number
- JPS5937973Y2 JPS5937973Y2 JP6180180U JP6180180U JPS5937973Y2 JP S5937973 Y2 JPS5937973 Y2 JP S5937973Y2 JP 6180180 U JP6180180 U JP 6180180U JP 6180180 U JP6180180 U JP 6180180U JP S5937973 Y2 JPS5937973 Y2 JP S5937973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrical connector
- protrusion
- locking
- locking hole
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コネクタの収容室に係止して使用する雄型電
気接続子に関し、特に収容室に突設された係止腕と係合
する係止孔の構造につき改良を施したものである。
気接続子に関し、特に収容室に突設された係止腕と係合
する係止孔の構造につき改良を施したものである。
従来の雄型電気接続子は、一般に第1図のような構成を
有する。
有する。
(実開昭55−27832参照)即ち、電気接続子Aは
前方に雌型電気接続子に対する電気接触部A1、後方に
電線接続部A2を有して構成され、電気接触部A1は基
板部1の両側を折返して折返し重合板2,2を形成する
と共に、該重合板2,2の後端に臨んで係止孔3を穿設
した構造である。
前方に雌型電気接続子に対する電気接触部A1、後方に
電線接続部A2を有して構成され、電気接触部A1は基
板部1の両側を折返して折返し重合板2,2を形成する
と共に、該重合板2,2の後端に臨んで係止孔3を穿設
した構造である。
而して、電気接続子Aは、第2図に示す如く、薄肉の一
枚の金属板を打抜いて形成した素材A′を点線P部分で
折曲して一体的に底形するため、前記係止孔3の前端面
3aと重合板2の後端面2aとの間に段差が生じ易く、
′現今の加工技術では両端面を揃えるのが困難である。
枚の金属板を打抜いて形成した素材A′を点線P部分で
折曲して一体的に底形するため、前記係止孔3の前端面
3aと重合板2の後端面2aとの間に段差が生じ易く、
′現今の加工技術では両端面を揃えるのが困難である。
その結果、電気接続子Aに後方への力が働いた場合、係
止孔3と係合する前記係止腕の突起が破断され、電気接
続子が抜は出す危険が多かった。
止孔3と係合する前記係止腕の突起が破断され、電気接
続子が抜は出す危険が多かった。
即ち、第3図にお−いて、Bはコネクタハウジング、4
は電気接続子収容室、5は該室に突設された可撓性の係
止腕であって先端に突起5aが形成されているが、この
突起5aの前方係止面5bの下部に前記係止孔前端面3
aが衝合するため、即ち、係止孔3の打抜き面が当接し
て剪断応力が集中するため、突起5aにクラックCが生
じて破断し、電気接続子Aの係止ができず、抜は出す場
合が多かった。
は電気接続子収容室、5は該室に突設された可撓性の係
止腕であって先端に突起5aが形成されているが、この
突起5aの前方係止面5bの下部に前記係止孔前端面3
aが衝合するため、即ち、係止孔3の打抜き面が当接し
て剪断応力が集中するため、突起5aにクラックCが生
じて破断し、電気接続子Aの係止ができず、抜は出す場
合が多かった。
本考案は上記した点に着目し、前記電気接触部にお・け
る折返し二重構造を変えずに、係止腕の突起を損傷する
ことなく確実な係止を行い得る電気接続子を提供するの
を目的とする。
る折返し二重構造を変えずに、係止腕の突起を損傷する
ことなく確実な係止を行い得る電気接続子を提供するの
を目的とする。
即ち、第4図は本考案による電気接続子の一例を示し、
電気接続子りは基板部1に係止孔3を穿設するのは従来
と同様であるが、この係止孔3の前端縁部3bに臨んで
、折返し重合板2,2の後端部に切欠2b、2bを設け
、この切欠2b、2bに近接して係止孔3の前端縁部3
bを打出しにより隆起させて方形の隆起部3cを形成し
である。
電気接続子りは基板部1に係止孔3を穿設するのは従来
と同様であるが、この係止孔3の前端縁部3bに臨んで
、折返し重合板2,2の後端部に切欠2b、2bを設け
、この切欠2b、2bに近接して係止孔3の前端縁部3
bを打出しにより隆起させて方形の隆起部3cを形成し
である。
その結果、係止孔3の前端縁部3bは隆起部3cにより
断面が鞍形(第5図す参照)となる。
断面が鞍形(第5図す参照)となる。
また、隆起部3cは、その前端部をできるだけ切欠2b
に近接せしめ、切欠2bとの間隙Sを小さくし、前記突
起5aが該間隙Sに係入しないようにすると共に、その
高さを折返し重合板2と略同等にして、コネクタハウジ
ングの係止腕の前記係止面5bの上部に衝合するように
する。
に近接せしめ、切欠2bとの間隙Sを小さくし、前記突
起5aが該間隙Sに係入しないようにすると共に、その
高さを折返し重合板2と略同等にして、コネクタハウジ
ングの係止腕の前記係止面5bの上部に衝合するように
する。
なお、6はストッパであり、収容室4の両側壁に成形し
た案内溝4aと係合して前方への抜は出しを防止するも
のである。
た案内溝4aと係合して前方への抜は出しを防止するも
のである。
上記構成において、第5図a、 bに示す如く、電気
接続子りをコネクタハウジングの収容室4に挿入すると
、その係止孔3の前端縁部3bと係止腕5の突起5aと
が衝合して係止されるのは従来と同様であるが、隆起部
3Cは係止面5bの上部に、また前端面3aは係止面5
bの下部にそれぞれ応力が分散した状態で均一に衝合す
るから、従来の如く剪断応力が一箇所に集中するような
事態を避けることができ、突起5aの損傷を未然に防止
することができる。
接続子りをコネクタハウジングの収容室4に挿入すると
、その係止孔3の前端縁部3bと係止腕5の突起5aと
が衝合して係止されるのは従来と同様であるが、隆起部
3Cは係止面5bの上部に、また前端面3aは係止面5
bの下部にそれぞれ応力が分散した状態で均一に衝合す
るから、従来の如く剪断応力が一箇所に集中するような
事態を避けることができ、突起5aの損傷を未然に防止
することができる。
また、隆起部3cと切欠2bとの間隙Sは小さいため、
電気接続子りの挿入に際し、突起5aがその部分に係入
することもなく、不完全な係止状態は起らない。
電気接続子りの挿入に際し、突起5aがその部分に係入
することもなく、不完全な係止状態は起らない。
本考案は上記のように、係止孔の前端縁部に臨んで折返
し重合板の後端部に切欠を設けると共に、この切欠に近
接して隆起部を形成したものであるから、該係止孔と係
合する係止腕の突起に対して、その係止面と上、下に亘
ってはパ平均に衝合するので応力の集中を避け、係止腕
の突起の損傷を防止して安定な係止状態を保つことがで
きる。
し重合板の後端部に切欠を設けると共に、この切欠に近
接して隆起部を形成したものであるから、該係止孔と係
合する係止腕の突起に対して、その係止面と上、下に亘
ってはパ平均に衝合するので応力の集中を避け、係止腕
の突起の損傷を防止して安定な係止状態を保つことがで
きる。
第1図は従来の雄型電気接続子の一例を示す斜視図、第
2図はその展開図、第3図はその使用状態を示す要部の
断面図、第4図は本考案の一実施例を示す雄型電気接続
子の斜視図、第5図a、 bはその使用状態を示し、
aはその要部断面図、bはb−b線に沿う断面図である
。 A、 A’・・・・・・電気接続子、1・・・・・・基
板部、2・・・・・・折返し重合板、2b・・・・・・
切欠、3・・・・・・係止孔、3c・・・・・・隆起部
、5・・・・・・係止腕、5a・・・・・・突起。
2図はその展開図、第3図はその使用状態を示す要部の
断面図、第4図は本考案の一実施例を示す雄型電気接続
子の斜視図、第5図a、 bはその使用状態を示し、
aはその要部断面図、bはb−b線に沿う断面図である
。 A、 A’・・・・・・電気接続子、1・・・・・・基
板部、2・・・・・・折返し重合板、2b・・・・・・
切欠、3・・・・・・係止孔、3c・・・・・・隆起部
、5・・・・・・係止腕、5a・・・・・・突起。
Claims (1)
- 基板部の一方に電気接触部を設け、他方に電線接続部を
設け、電気接触部は基板部の両側に折返し重合板を設け
て収り、基板部に穿設した係止孔にコネクタ内部収容室
に突設した係止腕の突起を係合して係止するようにした
電気接続子において前記係止孔の前端縁部に臨んで折返
し重合板の後端部に切欠を設けると共に、この切欠に近
接して前記係止腕の突起と係合する隆起部を前記基板部
に形成したことを特徴とする雄型電気接続子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180180U JPS5937973Y2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | 雄型電気接続子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180180U JPS5937973Y2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | 雄型電気接続子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56162876U JPS56162876U (ja) | 1981-12-03 |
JPS5937973Y2 true JPS5937973Y2 (ja) | 1984-10-22 |
Family
ID=29656170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6180180U Expired JPS5937973Y2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 | 雄型電気接続子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937973Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998048484A1 (fr) * | 1997-04-18 | 1998-10-29 | Yazaki Corporation | Connecteur dote d'un mecanisme de verrouillage de borne |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5487405B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2014-05-07 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタ |
JP6342708B2 (ja) * | 2014-05-15 | 2018-06-13 | 矢崎総業株式会社 | コネクタと端子金具の接続構造 |
JP2024003939A (ja) * | 2022-06-28 | 2024-01-16 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
-
1980
- 1980-05-08 JP JP6180180U patent/JPS5937973Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998048484A1 (fr) * | 1997-04-18 | 1998-10-29 | Yazaki Corporation | Connecteur dote d'un mecanisme de verrouillage de borne |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56162876U (ja) | 1981-12-03 |
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