JPS5936615A - 発がん予防剤 - Google Patents
発がん予防剤Info
- Publication number
- JPS5936615A JPS5936615A JP14715382A JP14715382A JPS5936615A JP S5936615 A JPS5936615 A JP S5936615A JP 14715382 A JP14715382 A JP 14715382A JP 14715382 A JP14715382 A JP 14715382A JP S5936615 A JPS5936615 A JP S5936615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- compound
- salt
- administered
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は次の一般式1で示される7−デアザグアニン誘
導体t九はその塩を含有することを特徴とする発がん予
防剤に関する。
導体t九はその塩を含有することを特徴とする発がん予
防剤に関する。
素原子、マンノシμ、あるいはガフクドシル基を示す)
、−C!H2NH2または−CH)上記式中、R1が
水素原子である化合物は、天然の超修飾塩基であるQ塩
基〔キーウィン(Queuine ) )として知られ
、Q塩基は、チリシン−t−RNA (t−RNAt7
”)、ヒスチジン−t−RiA(t−RNAHili
) 、アスバフギン−t−RNi(t、−RNム )
、アスバフギン酸−t−RNA(t−RNAムap)の
構成成分として、広く動物、植物、微生物界に分布して
おり、これらt−RNAのアンチコドンの第1字目K存
在することが判明している。これらのtRNAはDNA
の構造遺伝子上にプリントされている遺伝情報を蛋白質
のアミノ酸配列に転換する仲立ちをする重要な低分子リ
ボ核酸であシ、細胞の形質発現、代謝の調節に積極的に
関与していることが推定されている。
、−C!H2NH2または−CH)上記式中、R1が
水素原子である化合物は、天然の超修飾塩基であるQ塩
基〔キーウィン(Queuine ) )として知られ
、Q塩基は、チリシン−t−RNA (t−RNAt7
”)、ヒスチジン−t−RiA(t−RNAHili
) 、アスバフギン−t−RNi(t、−RNム )
、アスバフギン酸−t−RNA(t−RNAムap)の
構成成分として、広く動物、植物、微生物界に分布して
おり、これらt−RNAのアンチコドンの第1字目K存
在することが判明している。これらのtRNAはDNA
の構造遺伝子上にプリントされている遺伝情報を蛋白質
のアミノ酸配列に転換する仲立ちをする重要な低分子リ
ボ核酸であシ、細胞の形質発現、代謝の調節に積極的に
関与していることが推定されている。
Q塩基の生合成機構はまだ未解明の部分が多い。
細菌類ではグアニンから誘導されることが知られている
が途中のプロセスについては不明である。
が途中のプロセスについては不明である。
動物はQ塩基を生合成することはできない。動物体にお
いてはり、NAからの転写によって(Q+) t RH
A(Q塩基を構成成分として含有するtRNA)の前駆
体であるCG)グアニンt RNA(Q塩基の代シにグ
アニンを構成成分として含有するtRNA)が合成され
、グアニンとQ塩基交換触媒酵素、tRNA−グアニン
トランスグリコシダーゼの存在下において、外部由来Q
塩基をアンチコドン第1位に導入することによって(Q
+)tRnAに変換されることが明らかになっている。
いてはり、NAからの転写によって(Q+) t RH
A(Q塩基を構成成分として含有するtRNA)の前駆
体であるCG)グアニンt RNA(Q塩基の代シにグ
アニンを構成成分として含有するtRNA)が合成され
、グアニンとQ塩基交換触媒酵素、tRNA−グアニン
トランスグリコシダーゼの存在下において、外部由来Q
塩基をアンチコドン第1位に導入することによって(Q
+)tRnAに変換されることが明らかになっている。
動物はQ塩基を体内で生合成できないため、その必要量
を外界から摂取しなければならない。主として腸内細菌
による生産と食物からの補給に依存している。食物に含
まれるQ10基は一般に極めて低濃度である(ココナツ
ツ果汁、0.087〜0、53/g/g/ i麦芽0.
19119/wl i )マド0.0219/Il ;
牛乳0.016μ9/g/ )。
を外界から摂取しなければならない。主として腸内細菌
による生産と食物からの補給に依存している。食物に含
まれるQ10基は一般に極めて低濃度である(ココナツ
ツ果汁、0.087〜0、53/g/g/ i麦芽0.
19119/wl i )マド0.0219/Il ;
牛乳0.016μ9/g/ )。
最近のがんに関する基礎的研究の進歩にょシ、Q塩基と
がんとの関連が次第に明らかにな)っつある。即ち、正
常細胞と異なシがん細胞には、本来、アンチコドン第−
字目に存在すべきQ塩基を欠mfるtRNAtyr、t
RmeH18,tRNiA8p、tRNAA8n((Q
ltRNA)o存在がuめられ、サラにこれらは全ての
かん細胞に観察される普遍的事実であることが判明しつ
つある。Q欠損tRNAはそのアンチコドン第1位に存
在する。塩基の代シにグアニンが結合したもので〔Q+
〕tRNAの生合成中間代翻物であり、不完全修飾tR
NA と呼ばれるべき化合物である。このような(Q
−)tRNAの存在は蛋白質生合成過程においてリボゾ
ームとの結合能が変化し、蛋白質生合成機能に変調をも
九らすこと、即ち、遺伝子情報の翻訳の忠実度が低下す
ることが考えられるが、その点に関する具体的証明はな
されていない。腫瘍組織に存在するt−RNAのq塩基
欠乏は前述のグアニンと。塩基との交換酵素であるtR
NA−グアニンアデニントランスグリコシダーゼの活性
低下でないことは証明されている。しかし真の原因につ
いては未だはつきプしない。
がんとの関連が次第に明らかにな)っつある。即ち、正
常細胞と異なシがん細胞には、本来、アンチコドン第−
字目に存在すべきQ塩基を欠mfるtRNAtyr、t
RmeH18,tRNiA8p、tRNAA8n((Q
ltRNA)o存在がuめられ、サラにこれらは全ての
かん細胞に観察される普遍的事実であることが判明しつ
つある。Q欠損tRNAはそのアンチコドン第1位に存
在する。塩基の代シにグアニンが結合したもので〔Q+
〕tRNAの生合成中間代翻物であり、不完全修飾tR
NA と呼ばれるべき化合物である。このような(Q
−)tRNAの存在は蛋白質生合成過程においてリボゾ
ームとの結合能が変化し、蛋白質生合成機能に変調をも
九らすこと、即ち、遺伝子情報の翻訳の忠実度が低下す
ることが考えられるが、その点に関する具体的証明はな
されていない。腫瘍組織に存在するt−RNAのq塩基
欠乏は前述のグアニンと。塩基との交換酵素であるtR
NA−グアニンアデニントランスグリコシダーゼの活性
低下でないことは証明されている。しかし真の原因につ
いては未だはつきプしない。
上記式中、R1がマンノシル基あるいはガラクトV/l
/基である化合物は、それぞれman Q塩基あるいは
gal Q 塩基と呼称され、Q塩基誘導体として同
様に動物細胞に分布し、Rが−CHである化合物はPr
eQo 塩基と、RがCH2NH2である化合物はPr
eQ4 塩基とそれぞれ呼称され、Q塩基との前駆体
として知られ、これらの化合物はいずれも最終的にはQ
塩基と同様の生理活性を有するQ塩基類縁体として把握
されている。
/基である化合物は、それぞれman Q塩基あるいは
gal Q 塩基と呼称され、Q塩基誘導体として同
様に動物細胞に分布し、Rが−CHである化合物はPr
eQo 塩基と、RがCH2NH2である化合物はPr
eQ4 塩基とそれぞれ呼称され、Q塩基との前駆体
として知られ、これらの化合物はいずれも最終的にはQ
塩基と同様の生理活性を有するQ塩基類縁体として把握
されている。
本発明者らは担がん動物のQ塩基欠乏状態を解消するこ
とは腫瘍の退縮につながることを期待し、L−1210
,L−5178Yを腹腔内に移植した担がんマウスに多
量のQ塩基を経口または腹腔内設与したが期待に反し効
果を認めることはできなかった。
とは腫瘍の退縮につながることを期待し、L−1210
,L−5178Yを腹腔内に移植した担がんマウスに多
量のQ塩基を経口または腹腔内設与したが期待に反し効
果を認めることはできなかった。
Q塩基欠乏にもとづく具体的症状に関しては、はとんど
何も知られていない。本発明者らは夾験的にマウス(無
菌マウス)をQ塩基欠乏状態にした後、関連する異状所
見の有無について観察したが殆んど何も見出しえなかっ
た。腫瘍発生の増大傾向を示唆する手がかシも得られな
かった。しかし、本発明誉ホ意外にもQ塩基の充分量の
投与が、発がんを誘発する条件下におかれた個体の生体
防御機能を顕著に増大させ、発がん予防効果を見出した
。即ち、Q塩基は体内で生合成できない物質であり、一
種のビタミンと考えられるが、抗腫瘍ビタミンとしてで
はなく、発がん予防のビタミンとしての役割を持つこと
を見いだし、本発明を完成させた。
何も知られていない。本発明者らは夾験的にマウス(無
菌マウス)をQ塩基欠乏状態にした後、関連する異状所
見の有無について観察したが殆んど何も見出しえなかっ
た。腫瘍発生の増大傾向を示唆する手がかシも得られな
かった。しかし、本発明誉ホ意外にもQ塩基の充分量の
投与が、発がんを誘発する条件下におかれた個体の生体
防御機能を顕著に増大させ、発がん予防効果を見出した
。即ち、Q塩基は体内で生合成できない物質であり、一
種のビタミンと考えられるが、抗腫瘍ビタミンとしてで
はなく、発がん予防のビタミンとしての役割を持つこと
を見いだし、本発明を完成させた。
■式で示される7−デアザグアニンのうち、R−−CH
2NHgで示されるPre Q1塩基、R=−CMで示
されるPre QO塩基ならびにQ塩基のシクロペンテ
ン環の水酸基にマンノースやガラクF−スの結合したm
an−Q塩基、Gal−Q塩基は遊離型。
2NHgで示されるPre Q1塩基、R=−CMで示
されるPre QO塩基ならびにQ塩基のシクロペンテ
ン環の水酸基にマンノースやガラクF−スの結合したm
an−Q塩基、Gal−Q塩基は遊離型。
塩に拘らず、Q塩基と同様、経口、非経口的に与えるこ
とによって、ヒト、動物の生体防御機能の向上をもたら
す。
とによって、ヒト、動物の生体防御機能の向上をもたら
す。
本発明で使用される7−デアザグアニン誘導体はいずれ
も公知化合物である。遊離形であってもよいし酸との塩
であってもよい。酸としては、具体的には、たとえば塩
酸、硫酸、硝酸などの無機酸、たとえばコハク酸、フタ
ル酸などの有機酸が挙げられる。遊離形−モルに対して
酸はーモルまたはコモμ反応して塩を形成する。
も公知化合物である。遊離形であってもよいし酸との塩
であってもよい。酸としては、具体的には、たとえば塩
酸、硫酸、硝酸などの無機酸、たとえばコハク酸、フタ
ル酸などの有機酸が挙げられる。遊離形−モルに対して
酸はーモルまたはコモμ反応して塩を形成する。
7−デアザグアニン誘導体■およびその塩の発がん予防
作用は以下のように確認される。発がん開始剤(ini
tiator )として7,12−ジメチルベンツ(a
)アントラセン、アフラトキシンを用い発がん促進剤(
promoter )として12−0−テトラデカノイ
ルフォルボーp−13−アセテイトを用いて動物体に発
がんさせ、7−デアザグアニン誘導体またはその塩を投
与する方法を使用する。
作用は以下のように確認される。発がん開始剤(ini
tiator )として7,12−ジメチルベンツ(a
)アントラセン、アフラトキシンを用い発がん促進剤(
promoter )として12−0−テトラデカノイ
ルフォルボーp−13−アセテイトを用いて動物体に発
がんさせ、7−デアザグアニン誘導体またはその塩を投
与する方法を使用する。
発がん抑制率の測定は皮膚に発生した腫瘍数を指標とす
る#1か、発がんと相関関係にある染色体異常を指標と
して発がん剤だけの投与群と発がん剤と1式7−デアザ
グアニン誘導体またはその塩の両方を投与した群のそれ
ぞれの動物骨髄細胞の染色体異常の割合を比較すること
によって発がん抑制率を算出できる。
る#1か、発がんと相関関係にある染色体異常を指標と
して発がん剤だけの投与群と発がん剤と1式7−デアザ
グアニン誘導体またはその塩の両方を投与した群のそれ
ぞれの動物骨髄細胞の染色体異常の割合を比較すること
によって発がん抑制率を算出できる。
皮膚、肝、膀胱など発がん部位を異にした実験において
もQ塩基を中心とする発がん防止剤は顕著な予防効果を
示した。また、これらの薬物は開始剤、促進剤をかけた
発がん部位に対する局所投与でなく、遠隔部位からの経
口、静脈内、腹腔内投与によって効果を示す点が注目に
値する。
もQ塩基を中心とする発がん防止剤は顕著な予防効果を
示した。また、これらの薬物は開始剤、促進剤をかけた
発がん部位に対する局所投与でなく、遠隔部位からの経
口、静脈内、腹腔内投与によって効果を示す点が注目に
値する。
本発明の発がん予防剤は正常の生体成分であるため見る
べき副作用はなく安全性が極めて高い。
べき副作用はなく安全性が極めて高い。
従って長期にわたる連用に耐えることができ、がん発生
予防剤として極めて有用である。■式で示される各化合
物は遊離型、塩の如何に拘らず水に溶け、注射剤に適す
る性質を有する。また内腹剤として与えた場合、消化管
からの吸収性が良好である。正常動物、健康人に与えた
場合、血液、その他各種組織に高い濃度で、畏期間持続
される。
予防剤として極めて有用である。■式で示される各化合
物は遊離型、塩の如何に拘らず水に溶け、注射剤に適す
る性質を有する。また内腹剤として与えた場合、消化管
からの吸収性が良好である。正常動物、健康人に与えた
場合、血液、その他各種組織に高い濃度で、畏期間持続
される。
本化合物(1)は、そのもの自体で投与してもよく、あ
るいは通常用いられる方法により薬理的に許容しうる担
体、賦形剤、希釈剤などを使用して、たとえば粉末、顆
粒、錠剤、カプセル剤、坐剤、注射剤などの形態で投与
し得る。投与量は、対象動物、疾患、症状、化合物の種
類、投与経路などによシ種々異るが、1日当シ約0.5
〜400 W/kg、望ましくは3〜50岬βg体重の
範囲から適宜選択しうる。
るいは通常用いられる方法により薬理的に許容しうる担
体、賦形剤、希釈剤などを使用して、たとえば粉末、顆
粒、錠剤、カプセル剤、坐剤、注射剤などの形態で投与
し得る。投与量は、対象動物、疾患、症状、化合物の種
類、投与経路などによシ種々異るが、1日当シ約0.5
〜400 W/kg、望ましくは3〜50岬βg体重の
範囲から適宜選択しうる。
実験例
マウスの発がん防止実験
マウスCD−1,雌、8週令のものを脱毛剤で背部皮膚
を脱毛した後、1群30匹として以下の実験を行なった
。まず、発がん実験では、100μハ恢・:=鼾井名J
弓園・丁・富許・) ( マウスの背面に、週2回の頻度で11μ9.Mアスの1
2−O−テトツデカノイμフオμボー/%/−13−ア
セテイト(12−0−tetradecanoylph
or−bol −13−acetate、 以下TP
Aと略称)を塗(T?fご″?八岬ゴ・21ん苛6′;
咥qン;ココ。
を脱毛した後、1群30匹として以下の実験を行なった
。まず、発がん実験では、100μハ恢・:=鼾井名J
弓園・丁・富許・) ( マウスの背面に、週2回の頻度で11μ9.Mアスの1
2−O−テトツデカノイμフオμボー/%/−13−ア
セテイト(12−0−tetradecanoylph
or−bol −13−acetate、 以下TP
Aと略称)を塗(T?fご″?八岬ゴ・21ん苛6′;
咥qン;ココ。
6よ舖。I冫ζ(呵4)ケ3!イ隘1t刊ド鴻ミ決)(
p、t4シスH(ηヶ1勺丁2+)基(Queine
)を非経口的に投与する群(B群)八 、同gα塗布1日前、ならびに1時間前の2回、各1w
g/マウスのQ塩基♂;NzT;>、A群)、およびネ
ガティブコントロールとしてDMBAでイニシエートし
た後、TPA(11μ9fqウス)のみを週2回の頻度
で投与;−t;f−”=v、f;νiで実験を進め30
週継続し、終了した。コントロール群では毎回のTPA
塗布によって持続性の皮膚発赤がみられ、約6週から腫
瘍が発生し始め、以後急速に出現し、約16週ですべて
のマウスに多数の腫瘍発生をみた。lnui以上の腫瘍
発生数は14ケ/マウスに昇)、診断の結果、約859
6が乳頭腫。
p、t4シスH(ηヶ1勺丁2+)基(Queine
)を非経口的に投与する群(B群)八 、同gα塗布1日前、ならびに1時間前の2回、各1w
g/マウスのQ塩基♂;NzT;>、A群)、およびネ
ガティブコントロールとしてDMBAでイニシエートし
た後、TPA(11μ9fqウス)のみを週2回の頻度
で投与;−t;f−”=v、f;νiで実験を進め30
週継続し、終了した。コントロール群では毎回のTPA
塗布によって持続性の皮膚発赤がみられ、約6週から腫
瘍が発生し始め、以後急速に出現し、約16週ですべて
のマウスに多数の腫瘍発生をみた。lnui以上の腫瘍
発生数は14ケ/マウスに昇)、診断の結果、約859
6が乳頭腫。
約10%が扁平上皮がん、残シ約5%がその他の腫瘍で
あった。これに対しDMBA+TPA+ Q塩基投与の
A、B2群ではTPA塗布後の皮膚発赤は、はとんど認
められず、6〜7週後における腫瘍発生も観察されず、
腫瘍発生は顕著に抑制された。Q塩基投与A群において
は約20週を経過し、約半数に平均2ヶの腫瘍発生をみ
、30週においてもマウス−匹当)の発生数は平均3ヶ
以下にとどまった。Q塩基投与B群においても腫瘍発生
は顕著に抑えられ、30週における平均腫瘍発生数は4
ケ/マウス を示した。
あった。これに対しDMBA+TPA+ Q塩基投与の
A、B2群ではTPA塗布後の皮膚発赤は、はとんど認
められず、6〜7週後における腫瘍発生も観察されず、
腫瘍発生は顕著に抑制された。Q塩基投与A群において
は約20週を経過し、約半数に平均2ヶの腫瘍発生をみ
、30週においてもマウス−匹当)の発生数は平均3ヶ
以下にとどまった。Q塩基投与B群においても腫瘍発生
は顕著に抑えられ、30週における平均腫瘍発生数は4
ケ/マウス を示した。
製剤例/
注射剤
Q塩基50(lを蒸留水5.01に溶解し、無菌濾過後
、無菌条件下に1mlずつtooO本のバイアμに分注
し、凍結乾燥を行ない、乾燥後密栓する。
、無菌条件下に1mlずつtooO本のバイアμに分注
し、凍結乾燥を行ない、乾燥後密栓する。
一方、キシリットまたはマンニット300 gヲ含有す
る5jの注射尾蒸留水を無菌的に5dずつ注射用アンプ
ルに分注後、溶閉し、1000本に調製する。
る5jの注射尾蒸留水を無菌的に5dずつ注射用アンプ
ルに分注後、溶閉し、1000本に調製する。
用時、注射用キシリット液(またはマンニット液)に前
者1バイアル分の粉末を溶解して用いる。
者1バイアル分の粉末を溶解して用いる。
製剤例2
錠剤
り錠あたりの使用量として
11)Q塩基・2塩酸塩 200q(2)乳
糖 200ダ 13)コーンスターチ 51り(4)
ヒドロキシプロピルセルロース 9岬を常法により
混合、顆粒化し、コーンスターチ(8W)、ステアリン
酸マグネシウム(29)と混和後、打錠して、1錠47
09.直径9.5+nmの錠剤とする。
糖 200ダ 13)コーンスターチ 51り(4)
ヒドロキシプロピルセルロース 9岬を常法により
混合、顆粒化し、コーンスターチ(8W)、ステアリン
酸マグネシウム(29)と混和後、打錠して、1錠47
09.直径9.5+nmの錠剤とする。
代理人 弁理士 天 井 作 次
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式 (式中、R1は水素原子、マンノVfi/基またはガフ
クドシル基を表わす) −CH2NH2または−CH)で示される7−デアザグ
アニン化合物またはその塩を有効成分として含有するこ
とを特徴とする発がん予防剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14715382A JPS5936615A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 発がん予防剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14715382A JPS5936615A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 発がん予防剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5936615A true JPS5936615A (ja) | 1984-02-28 |
Family
ID=15423780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14715382A Pending JPS5936615A (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | 発がん予防剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936615A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60233080A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-19 | Takeda Chem Ind Ltd | 7−デアザプリン誘導体 |
JPH0650379U (ja) * | 1992-12-01 | 1994-07-08 | 日本航空電子工業株式会社 | Fpc接続具 |
JP2019526634A (ja) * | 2016-08-30 | 2019-09-19 | エーエムエーバイオティクス | ミトコンドリア機能障害に関連する疾患を治療するための化合物 |
US10793572B2 (en) | 2014-09-29 | 2020-10-06 | The Provost Fellows Foundation Scholars And The Other Members Of Board Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth | Substituted pyrimidine derivatives useful in the treatment of autoimmune diseases |
US11229652B2 (en) | 2014-09-29 | 2022-01-25 | The Provost, Fellows, Foundation Scholars, And The Other Members Of Board, Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth, Near Dublin | Treatments for autoimmune disease |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP14715382A patent/JPS5936615A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60233080A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-19 | Takeda Chem Ind Ltd | 7−デアザプリン誘導体 |
JPH0417197B2 (ja) * | 1984-05-02 | 1992-03-25 | Takeda Chemical Industries Ltd | |
JPH0650379U (ja) * | 1992-12-01 | 1994-07-08 | 日本航空電子工業株式会社 | Fpc接続具 |
US10793572B2 (en) | 2014-09-29 | 2020-10-06 | The Provost Fellows Foundation Scholars And The Other Members Of Board Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth | Substituted pyrimidine derivatives useful in the treatment of autoimmune diseases |
US11229652B2 (en) | 2014-09-29 | 2022-01-25 | The Provost, Fellows, Foundation Scholars, And The Other Members Of Board, Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth, Near Dublin | Treatments for autoimmune disease |
US11518765B2 (en) | 2014-09-29 | 2022-12-06 | The Provost, The Fellows, Foundation Scholars, And The Other Members Of Board, Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth, Near Dublin | Substituted pyrimidine derivatives useful in the treatment of autoimmune diseases |
JP2019526634A (ja) * | 2016-08-30 | 2019-09-19 | エーエムエーバイオティクス | ミトコンドリア機能障害に関連する疾患を治療するための化合物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20240317671A1 (en) | Synthesis of 3-hydroxybutyryl 3-hydroxybutyrate and related compounds | |
ZA200601356B (en) | Formulations and methods of treating inflammatory bowel disease | |
HRP950293A2 (en) | Oral liquidalendronate formulations | |
US20040170701A1 (en) | Pharmaceutical composition comprising copper, salicylic acid, vitamin c and zinc for use in treatment of different diseases such as bacterial or viral infection | |
US4452800A (en) | Salts of 3(n-butyl)-4-hydroxy-1-phenyl-1,8-naphthyridine-2(1H)-one and their use in treating chronic obstructive lung diseases | |
US20240050519A1 (en) | Methods and Compositions for Improving Quality of Life and Increasing Activity in Aging and Chronically Ill Mammals | |
JPS5936615A (ja) | 発がん予防剤 | |
WO2004081012A1 (ja) | 抗腫瘍効果増強剤及び抗腫瘍剤 | |
JP5066448B2 (ja) | 口内炎の予防または治療のための組成物および方法 | |
US3998964A (en) | α-Amino-β-(N-benzylthiocarbamoylthio) propionic acid and therapeutic compositions | |
JPH03128380A (ja) | N↑5,n↑1↑0―メチレン―5,6,7,8―テトラヒドロ葉酸の塩およびその製造方法 | |
US10045984B2 (en) | Combination therapy | |
JPH07215868A (ja) | 細胞内グルタチオンを刺激する方法及び組成物 | |
WO2004032915A1 (ja) | 抗インフルエンザウイルス剤 | |
CN114929682A (zh) | 苯并硫代吡喃酮类化合物的盐及其制备方法和用途 | |
EP0239332B1 (en) | A pharmaceutical formulation containing indomethacin | |
JP4601309B2 (ja) | 抗c型肝炎ウイルス剤と抗hiv剤 | |
WO2004080453A1 (ja) | 抗c型肝炎ウイルス剤と抗hiv剤 | |
JP2009084211A (ja) | 神経細胞賦活組成物 | |
JP6342349B2 (ja) | 血中尿酸低減剤および医薬品 | |
EP0308349B1 (fr) | Nouveau derivé de choline, son procédé de préparation et nouveaux médicaments le contenant | |
JP3406334B2 (ja) | チロシン特異的リン酸化酵素阻害剤及び制癌剤 | |
WO2024011240A1 (en) | Compounds, compositions, and methods for reducing production of trimethylamine | |
JP2024506336A (ja) | 膠芽腫の治療方法 | |
JPS63267727A (ja) | S−ラクトイルグルタチオンおよび/またはその塩を有効成分とする医薬 |