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JPS5922722B2 - エマルジヨン組成物 - Google Patents

エマルジヨン組成物

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Publication number
JPS5922722B2
JPS5922722B2 JP50111225A JP11122575A JPS5922722B2 JP S5922722 B2 JPS5922722 B2 JP S5922722B2 JP 50111225 A JP50111225 A JP 50111225A JP 11122575 A JP11122575 A JP 11122575A JP S5922722 B2 JPS5922722 B2 JP S5922722B2
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JP
Japan
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oil fatty
fatty acid
emulsion
acid
methacrylate
Prior art date
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Expired
Application number
JP50111225A
Other languages
English (en)
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JPS5235238A (en
Inventor
やす晴 中山
忠 渡辺
義男 山下
哲夫 相原
勲 樋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP50111225A priority Critical patent/JPS5922722B2/ja
Priority to US05/718,767 priority patent/US4073758A/en
Priority to GB36560/76A priority patent/GB1534432A/en
Priority to DE2640513A priority patent/DE2640513B2/de
Priority to FR7627254A priority patent/FR2323749A1/fr
Publication of JPS5235238A publication Critical patent/JPS5235238A/ja
Publication of JPS5922722B2 publication Critical patent/JPS5922722B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D157/00Coating compositions based on unspecified polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/22Emulsion polymerisation
    • C08F2/24Emulsion polymerisation with the aid of emulsifying agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化硬化型エマルジョン組成物、更に詳しくは
高分子量かつ酸化硬化性の樹脂を乳化剤として重合性ビ
ニルモノマーをエマルジョン重合して得られる酸化硬化
型のエマルジョン組成物に関する。
従来、高分子量かつ酸化硬化型の樹脂をエマルジョン重
合の乳化剤として酸化硬化型のエマルジョンを得る試み
は、種々行なわれている。
例えばマレイン化ポリブタジエン、マレイン化油、マレ
イン化アルキド樹脂を乳化剤としたエマルジョンが知ら
れている。しかしながらこれらのエマルジョンはそれぞ
れ次のような欠点を有している。即ちマレイン化1、4
−ポリブタジエンを乳化剤として得たエマルジョンは乳
化剤中の二重結合が多すぎるために耐候性が悪く、紫外
線によつて劣化を起こしやすく、マレイン化1、2−ポ
リブタジエンを乳化剤として使用したエマルジョンは架
橋性が非常に大きいため、粒子内が巨大分子となつてい
るのでたとえばこれを用いた塗料の塗装作業性は悪いと
いう欠点がある。又マレイン化油、マレイン化アルキド
樹脂を乳化剤として使用したエマルジョンは、乳化重合
する重合性ビニルモノマーと乳化剤との相溶性に劣り、
カルボニル基がエマルジョンを作るのに適した位置に配
置されず、重合性ビニルモノマーと重合連鎖停止型の不
飽和結合(乾性油脂肪酸若しくは半乾性油脂肪酸)が雑
然と混合しているために、エマルジョンの生成・重合が
容易に進行せず、微細で酸化硬化性を十分に持つたエマ
ルジョンができにくいなどの欠点を有している。本発明
者らは、上記従来のエマルジヨンの欠点を解消した優れ
た酸化硬化型エマルジヨン組成物を得るべく鋭意研究の
結果、本発明を完成した。
即ち本発明は主鎖とエステル結合によつて結ばれた乾性
油脂肪酸残基及び/又は半乾性油脂肪酸残基を側鎖とし
て有する付加重合ポリマーのマレイン化物又は部分マレ
イン化物の中和、水溶化物を乳化剤として、重合性ビニ
ルモノマーをエマルジヨン重合して得られるエマルジヨ
ン組成物に係る。本発明に使用する乳化剤は高分子量で
次に示すように一般式CH2=C(R,)COOR2(
但しR,は水素又はメチル基、R1が水素のときR2は
炭素数2〜12のアルキル基、R,がメチル基のときR
2は炭素数1〜12のアルキル基をあられ力で示される
アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル、アリ
ルアクリレート、アリルメタクリレート、ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、ヒドロキシプロピルアクリレート、アクリル酸又は
メタクリル酸とカージユラ一Eとの付加物、スチレン、
ビニルトルエン、α−メチルスチレン及びメタクリロニ
トリルから選ばれた1種又は2種以上の重合性ビニルモ
ノマーのエマルジヨン重合の乳化剤として適した構造を
有している。
即ち本発明の乳化剤は主鎖が付加重合ポリマーであり、
側鎖はマレイン化された乾性油又は半乾性油脂肪酸残基
であり、この主鎖と側鎖が、主鎖からの水酸基又はエポ
キシ基と側鎖からのカルボキシル基によるエステル.結
合によつて結ばれている。主鎖は親油性であり、側鎖は
親水性である。この乳化剤の水溶液に重合性ビニルモノ
マーを加え撹拌すると、このビニルモノマーは構造的に
よく似た乳化剤中の付加重合ポリマー部とよく相溶し、
水溶性カルボン酸基の.部分とは相溶せず離れているた
め良好なエマルジヨンとなり、重合性ビニルモノマーは
エマルジヨン粒子の内部に位置し、乾性油脂肪酸又は半
乾性油脂肪酸の部分はエマルジヨン粒子の外殼に位置し
ているために外殼である乾性油脂肪酸又は半乾一性油脂
肪酸中に含まれる連鎖移動型二重結合がエマルジヨン重
合を阻害することが少なく、又一方では外殼における酸
化硬化のための活性点がラジカル重合によつてこわされ
ることも少ない。更にマレイン化ポリブタジエンを使用
した場合と異なり炭素一炭素二重結合の絶対数が少なく
(ただし活性度は強い)、耐候性にも優れている。又エ
マルジヨン内部は、1,2−ビニル型ポリブタジエンと
比較して適度に低分子化されているので、塗装作業性が
良くしかも造膜後の架橋が速いので塗膜の物性、耐候性
も良い。本発明において乾性油脂肪酸残基及び/又は半
乾性油脂肪酸残基を側鎖として有する付加重合ポリマー
は例えば次の様にして得られる。
その一つは例えば含水酸基若しくは含グリシジル基ビニ
ル1・モノマーの単独重合体又は他の水酸基及びグリシ
ジル基を含まないビニルモノマー(4)どの共重合体と
乾性油脂肪酸及び/又は半乾性油脂肪酸とをエステル化
反応させる方法である。ここで上記共重合体を用いると
きは、該共重合体中には含水酸基若しくは含グリシジル
基ビニルモノマー成分を5重量%以上含むのが好ましい
。又別の方法としてグリシジルメタクリレート又はグリ
シジルアクリレートに乾性油脂肪酸及び/又は半乾性油
脂肪酸を付加して得られるモノマーの単独重合体又は上
記ビニルモノマー(4)との共重合体とする方法などが
挙げられる。この方法においても共重合体とするときは
、該共重合体中には上記付加モノマー成分を5重量%以
上含むのが好ましい。ここで上記含水酸基若しくは含グ
リシジル基ビニルモノマーとして例えばアリルアルコー
ル、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリ
レート、ヒドロキシプロピルアクリレート、グリシジル
メタクリレート、グリシジルアクリレート、メタツク一
P(日油化学(株)製、商品名)等を挙げることができ
る。
これらのうちでアリルアルコールを用いるときは、得ら
れるポリマーの0H価が高く、油長の高い乳化剤を作る
のに適し、エマルジヨン重合においても重合が容易に進
み本発明に対して高い適性を有している。上記で述べた
ビニルモノマー(4)としては、例えばスチレン、ビニ
ルトルエン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、炭素数1〜26のアルコールとア
クリル酸若しくはメタクリル酸とのエステル、エチレン
グリコールモノアルキルエーテル若しくはジエチレング
リコールモノアルキルエーテル(アルキル基の炭素数1
〜8)とアクリル酸若しくはメタクリル酸とのエステル
、プロピレングリコールモノアルキルエーテル若しくは
ジプロピレングリコールモノアルキルエーテル(アルキ
ル基の炭素数1〜8)とアクリル酸若しくはメタクリル
酸とのエステル、乾性油脂肪酸及び半乾性油脂肪酸以外
の炭素数4〜26のモノカルボン酸とグリシジルメタク
リレート若しくはグリシジルアクリレートとの付加モノ
マー等が挙げられ、前記含水酸基若しくは含グリシジル
基ビニルモノマー、グリシジルメタクリレート付加脂肪
酸モノマー及びグリシジルアクリルート付加脂肪酸モノ
マーとの共重合性にすぐれ、生成したポリマーが高温で
安定であるモノマーを使用するのが望ましい。
その他ブタジエン、イソプレン、クロロプレン、ペンタ
ジエン、酢酸ビニル、塩化ビニル、ベオバモノマ一(ア
メリカ、シエルケミカル社製、商品名)等の一般のラジ
カル重合に使用されるモノマーも使用できる。又乾性油
脂肪酸、半乾性油脂肪酸としては、脂肪酸油長にして1
0〜90であれば使用可能であり、好ましくは35〜8
5のものがよく、例えばサフラワ一油脂肪酸、ダイズ油
脂肪酸、アマニ油脂肪酸、麻実油脂肪酸、ケシ油脂肪酸
、ヒマワリ油脂肪酸、クルミ油脂肪酸等の非共役の二重
結合を多く含みゲル化することなくマレイン化及び重合
反応が起こりやすく硬化性のよいものが特に好ましく、
トウモロコシ油脂肪酸、綿実油脂肪酸、力ラン油脂肪酸
、オイチシカ油脂肪酸、落花生油脂肪酸、エノ油脂肪酸
、ケシ油脂肪酸、ゴム種油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸、トー
ル油脂肪酸、キリ油脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、ハイ
ジエン脂肪酸等も使用できる。
本発明の乳化剤は上記主鎖とエステル結合によつて結ば
れた乾性油脂肪酸残基及び/又は半乾性油脂肪酸残基を
側鎖として有する付加重合ポリマーをマレイン化又は部
分マレイン化して後、中和、水溶化することにより得ら
れる。
マレイン化又は部分マレイン化は通常の方法により行え
ば良く、マレイン酸又は無水マレイン酸を約120〜2
50℃で反応させれば良い。特にポリマー中に水酸基力
S多く残つている場合には酢酸、プロピオン酸、ステア
リン酸等の低分子又は高分子の酸でエステル化して過剰
の水酸基を除いた後、マレイン化を行なうのが好ましい
。無水マレイン酸でマレイン化する場合は、酸無水基の
開環が必要で、これは水、アルコール、アンモニア、ア
ミン等で行なうことができ、中和前の最終酸価を好まし
くは約20〜350、特に好ましくは約50〜150と
するのが望ましい。マレイン酸でマレイン化する場合は
、やはり中和前の酸価が上記の範囲となるように、マレ
イン酸の量などを調節するのが好ましい。酸価が上記約
20〜350の範囲にあるときは、マレイン化又は部分
マレイン化物の水溶性、水分散性が良好で、同時に得ら
れる塗膜の耐水性も優れている。中和は公知の方法によ
れば良く、例えばアンモニア、アミン、アルカリ金属化
合物等を用いて行なうことができる。本発明のエマルジ
ヨン組成物は上記により得られる乳化剤を用いて、重合
性ビニルモノマーをエマルジヨン重合することにより得
られる。
本発明における重合性ビニルモノマーとしては親水性の
あまり強いものは一般のエマルジヨン重合の場合と同じ
く多量に使用することは好ましくない。
本発明においては、一般式CH2=C(R1)COOR
2(但しR,は水素又はメチル基、R,が水素のときR
2は炭素数2〜12のアルキル基、R,がメチル基のと
きR2は炭素数1〜12のアルキル基をあられす)で示
されるアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル
、アリルアクリレート、アリルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタク
リレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、アクリル
酸又はメタクリル酸とカージユラ一E(シエルケミカル
社製、登録商標)との付加物、スチレン、ビニルトルエ
ン、α−メチルスチレン及びメタクリロニトリルから選
ばれた1種又は2種以上の重合性ビニルモノマーを使用
する。
更に、上記重合性ビニルモノマーにはその20重量%程
度以下、好ましくは10重量%以下のアクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタクリルア
ミド、N−メチルアクリルアミド、N−エチルアクリル
アミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、N−メ
チロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルア
ミド、ヒドロキシエチルアクリレート、ビニルピリジン
、ベオバモノマ一(シエルケミカル社製、商品名)、酢
酸ビニル、アクリロニトリル、メチルアクリレート、ビ
ニルピロリドンおよびアクロレインの如き水溶性または
親水性ビニルモノマー等を併用しても良い。本発明にお
ける乳化剤とこれら重合性ビニルモノマーの使用比率は
生成エマルジヨンの全固形分における酸価が、好ましく
は約3〜150、より好ましくは約15〜50となるよ
うにするのが望ましい。ただしアクリル酸、メタクリル
酸をモノマーとして加えた場合には、これらの酸の酸価
は計算に入れないものとする。又エマルジヨン組成物の
固形分濃度は約15〜65%が好ましい。本発明のエマ
ルジヨン組成物を得るためのエマルジヨン重合方法とし
ては通常公知の方法を用いることができる。重合は撹拌
しながら行なうことが多いが、撹拌してモノマーをエマ
ルジヨン状態とした後では、静置状態でも可能である。
重合開始剤は必ずしも必要でないが、重合を速く行なう
ために通常の方法で加えても良い。開始剤としてはラジ
カルを発生するものであれば何でも良く、パーオキサイ
ド、アゾ系の開始剤が一般に使用される。本発明によつ
て得られたエマルジヨンは常温硬化型の被覆形成剤とし
て使用されるが、焼付乾燥型被覆形成剤としても使用で
きる。
又その他樹脂加工剤等の広い用途にも使用できる。本発
明のエマルジヨンはそれ自身すぐれた性能を発揮するが
、更に性能を上げるために他の水溶性樹脂と混合して用
いても良い。次に実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明する。
又以下で使用される部及び%は特に限定のない限り、重
量部及び重量%を示すものとする。製造例 1 財−101(数平均分子量1150、0H含有率7.7
%のスチレン−アリルアルコール共重合体、モンサント
・ケミカル(株)製)16419、ダイズ油脂肪酸20
809、キシレン2009及びジブチルチッオキサイド
3.39を5tの4つロフラスコに入れ、脱水しながら
230℃で10時間反応させて酸価5.47の樹脂を得
る。
これに無水マレイン酸4549を加えて190〜200
℃で7時間マレイン化反応を行なう。減圧蒸留によつて
キシレン未反応の無水マレイン酸を除いた後水で開環し
エチレングリコールモノブチルエーテルを加えて全酸価
104、半酸価96の樹脂Aの固形分79.7q6の溶
液を得る。製造例 2 AS0−81(数平均分子量1140、0H含有率7.
44(Lのスチレン−アリルアルコール共重合体、ダイ
セル(株)製)1641fI1アマニ油脂肪酸1905
9、キシレン1839及びジブチルチッオキサイド3.
39を5tの4つロフラスコに入れ、脱水を行ないなが
ら230で6時間反応させて、酸価4.0の樹脂を得る
れに、無水マレイン酸433gを加え190〜 00
℃で4時間加熱しマレイン化反応を行つた後、減圧蒸留
によつて、キシレン、未反応の無水マレイン酸をのぞい
た後水で開環し、エチレングリコールモノブチルエーテ
ルを加えて全酸価96の樹脂Bの固形分79%の溶液を
得る。製造例 3 キシレン1760f!を5tの4つロフラスコに入れ、
130℃で撹拌しているところに、n−ブチルメタクリ
レート990f!と2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト450f!の混合物およびキシレン4009とアゾビ
スジメチルバレロニトリル1009を混合した物を別々
の滴下ロードから2時間にわたつて滴下する。
滴下終了から1時間後にアゾビスイソブチロニトリル2
0gを加え、さらに3時間130℃に保持する。次にこ
のものにアマニ油脂肪酸960fI,ジブチルチッオキ
サイド4gを加え、脱水しながら230℃で6時間エス
テル化反応を行う。酸価1.6の樹脂を得る。この樹脂
6009に、無水マレイン酸250f1を加えエステル
溶剤3009、キシレン200f1の混合溶剤中で17
0〜180℃に7時間反応させる。反応後、減圧蒸留に
よつて、溶剤、未反応の無水マレイン酸をのぞいた後、
水で開環し、エチレングリコールモノブチルエーテルを
加えて全酸価129の樹脂Cの固形分80%の溶液を得
る。製造例 4アマニ油脂肪酸とグリシジルメタクリレ
ートの付加物600gとn−ブチルメタクリル酸エステ
ル3009の混合物に、459のアゾビスジメチルバレ
ロニトリルを加えて溶解する。
上記混合物を120℃のキシレン900f!に2時間に
わたつて滴下し、重合させる。さらに1時間毎に2回、
109のアゾビスイソブチロニトリルを加え、さらに3
時間120℃で放置する。これに100gのアマニ油脂
肪酸とジブチルチッオキサイド0.59を加え、キシレ
ンを蒸留しながら230℃まで熱し、さらに水分を除き
ながら6時間加熱を続けた。この反応生成物に氷酢酸1
509を加え200℃で4時間加熱したあと、減圧蒸留
によつて未反応の氷酢酸、キシレン等の余分の物を除い
た。これに400gの無水マレイン酸を加え、さらに8
009のシクロヘキシルアセテートを加え170〜18
0℃で7時間反応させる。反応後減圧蒸留によつて溶剤
と未反応の無水マレイン酸を除いた後水で開環しエチレ
ングリコールモノブチルエーテルを加えエチレングリコ
ールモノブチルエーテル溶液としてとり出した。全酸価
120の樹脂Dの固形分80%の溶液を得る。製造例
5 製造例2において、ASO−81の代わりにRJ−10
1(製造例1で用いたものと同じ)を同量使用した以外
は製造例2と同様の方法で、全酸価94の樹脂Eの固形
分79%溶液を得る。
実施例 1 製造例1で得た樹脂Aの溶液200gをアンモニアで0
.95当量中和し、7699の水にとかす。
さらにエチレングリコールモノブチルエーテル169を
加え、よく撹拌し十分溶解した後、n−ブチルメタクリ
レート4149を加えよく撹拌し、十分にエマルジヨン
化した物に過硫酸アンモニウム19を水209にとかし
た物を加えて撹拌しながら加熱し80℃で2時間反応し
てエマルジヨンを得る。この性状を第1表に示す。実施
例 2 製造例2で得た樹脂Bの溶液202gをアンモニアで0
.95当量中和し、7699の水に溶かす。
さらにブチルセロソルブ149を加え、よく溶解した後
n−ブチルメタクリレート4149を加えよく撹拌しエ
マルジヨンとした後、過硫酸アンモニウム19を上水2
09に溶かした物を加えよく撹拌しながら加熱し、80
℃に2時間保つてエマルジヨンを得る。この性状を第1
表に示す。実施例 3製造例2で得た樹脂Bの溶液20
2gをアンモニアで0.95当量中和し、7699の水
に溶かす。
さらにブチルセロソルブ149を加えよく溶解した後ス
チレン2079、2−エチルヘキシルメタクリレート2
079を加えよく撹拌し、エマルジヨンとした後、過硫
酸アンモニウム1gを上水209にとかした物を加えよ
く撹拌しながら加熱する。65℃で発熱する。
80℃に2時間保つてエマルジヨンを得る。
この性状を第1表に示す。実施例 4製造例3で得た樹
脂Cの溶液2009を、アンモニアで0.95当量中和
し、7699の水に溶解する。
さらにエチレングリコールモノブチルエーテル16gを
加えよく溶解した後、n−ブチルメタクリレート414
f!を加えよく撹拌し、エマルジヨンとした後、過硫酸
アンモニウム19を上水209にとかした物を加えよく
撹拌しながら加熱する。65℃で発熱する。
80℃に2時間保つてエマルジヨンを得る。
この性状を第1表に示す。実施例 5製造例4で得た樹
脂Dの溶液2009をアンモニアで0.95当量中和し
、769gの水にとかす。
さらにエチレングリコールモノブチルエーテル169を
加えよく撹拌し、じゆうぶん溶解した後n−ブチルメタ
クリレート4149を加えよく撹拌し、エマルジヨン化
する。これに過硫酸アンモニウム19を水209にとか
したものを加えて撹拌しながら加熱し80℃で2時間反
応してエマルジヨンを得る。性状は第1表に示す。実施
例 6 製造例5で得た樹脂Eの溶液202gをアンモニアで0
.95当量中和し、769f!の水に溶かす。
さらにブチルセロソルブ149を加えよく溶解した後、
2−エチルヘキシルメタクリレート2369、スチレン
99g、アクリル酸とカージユラ一Eとの付加物589
、メタクリロニトリル179及びアリルアクリレート4
9を加えよく撹拌してエマルジヨンとした後、過硫酸ア
ンモニウム19を上水209に溶かしたものを加えよく
撹拌しな一がら加熱し、80℃に2時間保つてエマルジ
ヨンを得る。性状は第1表に示す。実施例 7 実施例6において用いられた重合性ビニルモノマーの代
わりにn−ブチルメタクリレート2539、スチレン9
99、ラウリルメタクリレート419及び2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート219を使用する以外は実施例
6と同様の方法でエマルジヨンを得る。
性状は第1表に示す。比較例 1数平均分子量約300
0、酸価100のマレイン化1,2−ビニル型ポリブタ
ジエンの固形分74%のエチレングリコールモノブチル
エーテル溶液2169をアンモニアで0.95当量中和
し、7809の水にとかす。
これにn−ブチルメタクリレート4149を加えよく撹
拌しエマルジヨンとした後、19の過硫酸アンモニウム
を209の水にとかした物を加え加熱し80℃に2時間
保ちエマルジヨンを得る。性状は第1表に示す。比較例
2カードナー泡粘度Z−Z,(20表C)のスタンド
アマニ油1367gと無水マレイン酸1329と少量の
トルエンを2tの4つロフラスコに入れ200℃で4時
間反応させ酸価88のマレイン化スタンドアマニ油を得
る。
この1609を2tの4つロフラスコに入れ、アンモニ
ア水で当量中和し、さらにエチレングリコールモノブチ
ルエーテルを少量加える(最終的に全体の3.8%がエ
チレングリコールモノブチルエーテルになるようにする
)。これを7809の水によく溶解し撹拌しながら41
49のn−ブチルメタクリレートを加えエマルジヨン化
する。これに19の過硫酸アンモニウムを209の水に
とかした物を加え80℃まで加熱し、この温度に2時間
保つてエマルジヨンを得る。性状は第1表に示す。比較
例 3 アマニ油脂肪酸とグリシジルメタクリレートとの付加物
6009、n−ブチルメタクリル酸エステル2719お
よびアクリル酸129f!をブチルセロソルブ中で重合
させて得た、ピーク分子量7000〜8000で酸価7
4の脂肪酸変性アクリル樹脂1609に、ブチルセルソ
ルブを569加え、アンモニアで当量中和し、水857
9にとかす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主鎖とエステル結合によつて結ばれた乾性油脂肪酸
    残再及び/又は半乾性油脂肪酸残基を側鎖として有する
    付加重合ポリマーのマレイン化物又は部分マレイン化物
    の中和、水溶化物を乳化剤として、一般式CH_2=C
    (R_1)COOR_2(但しR_1は水素又はメチル
    基、R_1が水素のときR_2は炭素数2〜12のアル
    キル基、R_1がメチル基のときR_2は炭素数1〜1
    2のアルキル基をあらわす)で示されるアクリル酸エス
    テルまたはメタクリル酸エステル、アリルアクリレート
    、アリルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレ
    ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシ
    プロピルアクリレート、アクリル酸又はメタクリル酸と
    カージユラーEとの付加物、スチレン、ビニルトルエン
    、α−メチルスチレン及びメタクリロニトリルから選ば
    れた1種又は2種以上の重合性ビニルモノマーをエマル
    ジョン重合して得られるエマルジョン組成物。
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