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JPS59217622A - α線放射量の低い三酸化アンチモンの製造法 - Google Patents

α線放射量の低い三酸化アンチモンの製造法

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JPS59217622A
JPS59217622A JP58089960A JP8996083A JPS59217622A JP S59217622 A JPS59217622 A JP S59217622A JP 58089960 A JP58089960 A JP 58089960A JP 8996083 A JP8996083 A JP 8996083A JP S59217622 A JPS59217622 A JP S59217622A
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antimony trioxide
antimony
aqueous solution
water
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JP58089960A
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JPS6221730B2 (ja
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Hiroshi Nakahira
中平 弘
Shigeki Kubo
久保 茂喜
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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    • C01G49/02Oxides; Hydroxides
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα線放射量の低い三酸化アンチモンの製造法に
関する。
近年集積回路の小型化に伴い、集積回路の封止材から放
射されるα線に基(集積回路の誤動作が大きな問題とな
ってきている。
集積回路の対土方法としては、金属によるもの、セラミ
ックによるもの、エポキシ樹脂を主とするプラスチック
によるもの等があるが、最近の集積度の高い回路では、
コストの点からプラスチックによる封止が主流である。
プラスチックを集積回路の封正に用いる場合、これを難
燃性化する必要があり、この目的のために三酸化アンチ
モンが難燃助剤として用いられている。この化学用三酸
化アンチモンは、通常約0、1〜0.5カウント/CI
n2、Hr (以下C/Li2、Hrと略す)のα線放
射量を有するが、これを高集積度の回路用として使用す
る場合少(とも0.IC/cIn2、Hγ以下のα線放
射量のものが求められており、今後はますますより低い
放射量のものが要求される方向になってきている。
従来このプラスチックの難燃助剤用三酸化アンチモンは
、硫化アンチモン鉱石を900〜1oooCの温度で溶
解酸化して得たものが使用されていたが、この方法で製
造されたものは、原料鉱石中に微量含まれているウラン
、トリウムなど、α崩壊をする元素を充分に分離除去す
ることができな〜・ため、これが三酸化アンチモンのα
線放射の原因物質となっていた。
本発明の目的は、前述のα線放射量約0.1〜0.5G
/crX、Hγの三酸化アンチモンを原料として、極力
α線放射量値の低い三酸化アンチモンの製造方法を提供
することにある。
この目的を達成するため本発明者等は鋭意検討の結果、
α線放射量0.1 G/cm? Hγ以上の三酸化アン
チモンを、過剰の濃塩酸により溶解したのち、水を加え
て加水分解するか、又は過剰の濃塩酸で溶解した水溶液
を蒸留精製したのち、これに水を加えて加水分解すると
α線放射量が0.0107cm2、Hγ;以下の三酸化
アンチモンが得られることを見出し本発明に到達したも
のである。
すなわち本発明の方法は、α線放射量を有する二酸化ア
ンチモンに濃塩酸を当量以上好ましくは原料600〜4
00gに対し濃塩酸(65重量係)11程度使用し、少
(とも塩酸で処理後の水溶液中の塩酸は100g/11
以上あるように、計算された量の塩酸を添加し例えばプ
ロペラ式の攪拌機で攪拌してアンチモンを溶解、不溶解
残渣は傾斜法等によって水溶液を別の容器に移して分離
する。この不溶解残渣には充分な量の水を添加して残留
しているアンチモン等を加水分解物としたのちP別し、
P液は例えば石灰で中和して廃水工程へ、加水分解物は
炉に装入して別途に回収する。
このようにして得られた塩化アンチモン水溶液は、その
9まま又は蒸留精製したのち、容量で10倍以上、好ま
しくは15倍以上、蒸留精製法による場合は重量で20
倍以上の水好ま(7くは25〜ろ0倍の温水を添加して
、60C以上好ましくは90C以上で1時間程度攪拌し
、生成した沈殿を濾過分離する。この沈殿には、重量で
10倍以上の水を加えて60C以上で攪拌する所謂IJ
 /ξルプ洗浄を、好ましくは2回程度行ってから沈殿
な分離し60〜80Cで真空乾燥又は1ooc程度で乾
燥して製品とするというものである。
上記塩化アンチモン水溶液の蒸留は、初めは100〜1
10Cで水及び塩酸を留出させ、それが終ったら温度を
200〜230Cに急上昇させ上記塩酸とは別の容器(
塩化アンチモン溶液が凝固しないように保温しておく)
に留出物を受ける。蒸留が終、ltば留出物に必要によ
り少量の水を添加して塩化アンチモン水溶液として取り
出す。
塩酸で溶解した水溶液又はそれを蒸留し2て得られた水
溶液に大量の水好ましくは温水を加え60C以上好まし
くは90C以上で撹拌する理由は、過剰に入っている塩
酸を巻きこまずに塩化アンチモンの加水分解反応を起さ
せ不純物の少い三酸化アンチモンを生成させるためであ
る。
上記の反応を行う前に−H塩化アンチモンの水溶液を蒸
留することが好ましいがその理由は主として少量含有さ
れる不純物の殆んどを除去するためである。ここで副成
される、塩酸を含有する水溶液は希塩酸として、あるい
はこれを濃縮して本発明法の塩酸として再使用すること
ができる。
次に第一工程で得られた沈殿を、その重量の10倍以上
の水を加え60C以上で2回程度1.1 /ξルプ洗浄
するのは、該沈殿に付随している塩酸等を充分に分離除
去するためである。
上記の沈殿を含むパルプは、通常のフィルタープレスま
たは真空1過器で濾過するとケーキ状のものが得られる
が、これは100C好ましくは60〜80Uで真空乾燥
することにより、水分を含まない平均粒径(F、S、S
)6〜5μの比較的粗粒子で、α線放射量が0.010
7cm2. Hγ以下のものが得られる。特に第一工程
において塩化アンチモン溶液の蒸留を行って製造される
ものは、α線放射量がさらに低下するだけでなく、砒素
、鉛、溶質塩素等の不純物は1PPM以下エチレングリ
コール溶解%清はtγ、水浸液伝導度20μシーメンス
/cTL以下と優れた製品を確実に得ることができる。
以上説明したように、本発明の方法によれば従来製品の
α線放射量を10分の1以下とし色調も良く平均粒径も
粗℃・ものが効率よ(得られるが、原料としては、三酸
化アンチモンのほかにsh。
241 S/+205.Sb金属等をいずれも濃塩酸または塩素
ガスを吹きこみながら溶解して塩化アンチモン溶液とし
、以下本発明法に従って性状の良い三酸化アンチモンを
製造することが可能であるが、これらはコストの面又は
操作が煩雑となるなどの面から好ましくない。
以下実施例について説明する。
実施例 1 品位が996重量係でα線放射量0.350A7n2.
I(rの三酸化アンチモン2kgを61の反応容器に入
れ、これに35重量係の特級濃塩酸5.57を加え、常
温にてスターラーで6D分間攪拌して溶解し、これを不
溶解残虐が入らないようにグラスフィルターでiF!し
6.1611の塩化アンチモン水溶液を得ブこ。
上記のP液ろ7omAを51のビーカーに採取しこれに
蒸留水51を入れプロペラ式の攪拌機で攪拌しながらヒ
ーター上で加温し95〜98iCに保持して1時間処理
したのち、室温まで放冷し定量1紙を用いて真空濾過し
た。得られたケーキは元の51ビーカーに戻して再び蒸
留水51を加え前記の攪拌機で攪拌しながら95〜98
UK30分間保持したのち真空濾過するリパルプ洗浄を
2回繰り返し、得られたケーキは70Cで24時間真空
乾燥したところ、三酸化アンチモン110.1gが得ら
れた。この三酸化アンチモンのα線放射量はシンチレー
ションカウンター値で0.008 C/Cm2.I(r
であり、ここでの実収率は92.0%、平均粒径は6.
75μ(F、S、S)であった。
実施例 2 実施例1で得られた塩化アンチモン水溶液6.081を
51のコンデンサー付蒸留フラスコに入れ、700ワツ
トのマントルヒーターで温度を調整しながら加熱蒸留を
行った。
蒸留開始後気相温度105〜110Cで2時間10分経
過すると温度が急速に上昇し始める。気相温度が165
Cに達した時からの留出物は容器を取り替え、以後の留
出物は塩化アンチモンとして捕集した。気相温度はその
後210Cまで上昇し以後は210〜212cで1時間
60分間蒸留し蒸留フラスコを蒸発乾固させた。
この間低温度での蒸留中は蒸留物を水冷して塩酸と水を
回収し、高温度での蒸留中は水冷を止め逆に留出径路を
75〜80Cに保′り留出物が凝固しないようにした。
蒸留の操作が終了したら高温での留出物は放冷して秤量
したところ1.47 kgであった。次に留出物は温浴
にて溶融して別容器に移し、これを200y、51のビ
ーカーに採取し7、これ1(蒸留水51を入れ以下実施
例1と同様に処理したところ、乾燥状態の三酸化アンチ
モン122.4 gを得た。この三酸化アンチモンの品
位を測定したところ、α線放射量は0.005 G/a
n2.Hr 、 A、r、Pb、溶質Ce2、は何れも
I PP77+、以下、平均粒径は4.6μであった。
尚、三酸化アンチモンの実収率は90.0%であったが
、第一工程における不溶解列i’ff ”Iに随伴され
るものは別途に回収されるので、綜合実収率はほぼ10
0%となる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l)α線放射物質を含有する三酸化アンチモンに、当量
    以上の濃塩酸を添加して撹拌し、不溶解残渣を分離した
    塩化アンチモンの水溶液、又は該水溶液を165C以上
    の温度で蒸留し得られた留出物に、容量で10倍以上の
    水を加えて6DC以上の温度で撹拌し、生成した沈殿物
    をP別する第一工程と、第一工程で得られた沈殿物を重
    歇で10倍以上の6DCの温水で洗浄したのち乾燥する
    第二工程より成ることを特徴とするα線放射量の低い三
    酸化アンチモノの製造法。 2)濃塩酸の添加量は、酸化アンチモンを溶解後の遊離
    塩酸濃度が100g/7i+以上となる量とすることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のα線放射量の
    低い三酸化アンチモンの製造法。
JP58089960A 1983-05-24 1983-05-24 α線放射量の低い三酸化アンチモンの製造法 Granted JPS59217622A (ja)

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