JPS59196084A - 血液処理器 - Google Patents
血液処理器Info
- Publication number
- JPS59196084A JPS59196084A JP58070017A JP7001783A JPS59196084A JP S59196084 A JPS59196084 A JP S59196084A JP 58070017 A JP58070017 A JP 58070017A JP 7001783 A JP7001783 A JP 7001783A JP S59196084 A JPS59196084 A JP S59196084A
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- JP
- Japan
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- blood
- bacteria
- container
- filter
- processing device
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M33/00—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus
- C12M33/14—Means for introduction, transport, positioning, extraction, harvesting, peeling or sampling of biological material in or from the apparatus with filters, sieves or membranes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M47/00—Means for after-treatment of the produced biomass or of the fermentation or metabolic products, e.g. storage of biomass
- C12M47/02—Separating microorganisms from the culture medium; Concentration of biomass
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
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- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■1発明の背景
技術分野
本発明は、血液中の細菌を分離し培養するのに使用され
る新規な血液処理器に関するものである。
る新規な血液処理器に関するものである。
敗血症や菌血症等重篤な全身感染症においては患者の血
液中に細菌が存在しているのでこれら感染症の診断に(
4血液の細菌検査が行なわれる。また抗菌剤の動物試験
による薬効判定においても血液の細菌検査が行なわれる
。これらの細菌検査には先ず検体血液から細菌を培養お
よび分離することが必要であり、次いで薬剤感受性試験
や菌の同定等が行なわれる。本発明の器具はこのような
細菌検査の際の検体処理に使用される。
液中に細菌が存在しているのでこれら感染症の診断に(
4血液の細菌検査が行なわれる。また抗菌剤の動物試験
による薬効判定においても血液の細菌検査が行なわれる
。これらの細菌検査には先ず検体血液から細菌を培養お
よび分離することが必要であり、次いで薬剤感受性試験
や菌の同定等が行なわれる。本発明の器具はこのような
細菌検査の際の検体処理に使用される。
(先行技術および問題点)
従来、血中細菌の培養訃よび分離は、採取した血液を液
体栄養培地と混合して培地増殖した菌で濁るまで培養し
、次に増殖した菌を血液寒天平板、チョコレート寒天平
板等の培地上に移植してさらに培養することによってコ
ロニ育成が行なわれている。
体栄養培地と混合して培地増殖した菌で濁るまで培養し
、次に増殖した菌を血液寒天平板、チョコレート寒天平
板等の培地上に移植してさらに培養することによってコ
ロニ育成が行なわれている。
このように従来法においては血液から少ない細菌を直接
分離して培養することが困難であシ、コロニーを育成す
る前処理として増菌培養という伺加的操作で菌数を増す
ことを必要とするため繁雑な操作と長時間を要している
。特に上記のような液体中での増菌培養は一般に長時間
を要する。また血液はそれ自体菌の増殖を抑制する作用
を有し、抗菌剤が膜力されている場合には血液中での菌
の増殖は一層困難であり、検体中の細菌数が少ない場合
には検出不可能な場合もある。さらに、菌を増殖培地か
ら分ト1「培地へ移植する際、検査菌が環境を汚染した
9あるいは雑菌が検査菌に混入したシして検査精度を低
下させるおそれがある。
分離して培養することが困難であシ、コロニーを育成す
る前処理として増菌培養という伺加的操作で菌数を増す
ことを必要とするため繁雑な操作と長時間を要している
。特に上記のような液体中での増菌培養は一般に長時間
を要する。また血液はそれ自体菌の増殖を抑制する作用
を有し、抗菌剤が膜力されている場合には血液中での菌
の増殖は一層困難であり、検体中の細菌数が少ない場合
には検出不可能な場合もある。さらに、菌を増殖培地か
ら分ト1「培地へ移植する際、検査菌が環境を汚染した
9あるいは雑菌が検査菌に混入したシして検査精度を低
下させるおそれがある。
■1発明の目的
そこで本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、細菌浪人血
液をすくなくとも溶血剤および抗血液凝固剤からなる溶
液あるいは溶血剤、抗血液凝固剤および液体培地からな
る溶液と混合し、前記混合物を細菌を通さない大きさの
孔を有するフィルタと前記フィルタの裏面に接着された
吸水体あるいは液体培地を含浸乾燥させた吸水体とを前
記フィルタを上にして容器に収容してなるろ過培養器で
ろ過し、ろ過されたフィルタ上の細菌をその−1ま培養
することにより血中細菌を分離培養する方法を開発した
。
液をすくなくとも溶血剤および抗血液凝固剤からなる溶
液あるいは溶血剤、抗血液凝固剤および液体培地からな
る溶液と混合し、前記混合物を細菌を通さない大きさの
孔を有するフィルタと前記フィルタの裏面に接着された
吸水体あるいは液体培地を含浸乾燥させた吸水体とを前
記フィルタを上にして容器に収容してなるろ過培養器で
ろ過し、ろ過されたフィルタ上の細菌をその−1ま培養
することにより血中細菌を分離培養する方法を開発した
。
この培養法によれば、血中細菌を増菌培養する等の前処
理操作を必要とせず直接血液中の細菌を集め、他の培地
に移植することなくその寸ま培養することが可能である
。而してこの培養法においては、採血した血液を溶血剤
および抗血液凝固剤からなる溶液あるいは溶血剤、抗凝
固剤および液体培地からなる溶液と十分に混和する操作
が必須であシ、この操作は、検査菌による環境汚染およ
び検体の汚染を防止するため、密閉容器中で行うことが
要求される。
理操作を必要とせず直接血液中の細菌を集め、他の培地
に移植することなくその寸ま培養することが可能である
。而してこの培養法においては、採血した血液を溶血剤
および抗血液凝固剤からなる溶液あるいは溶血剤、抗凝
固剤および液体培地からなる溶液と十分に混和する操作
が必須であシ、この操作は、検査菌による環境汚染およ
び検体の汚染を防止するため、密閉容器中で行うことが
要求される。
従って発明の目的は、血液をすくなくとも溶血剤および
抗血液凝固剤からなる溶液あるいは溶血剤、抗凝固剤お
よび液体培地からなる溶液を密閉系で混和することを可
能とする器具を提供するととにある。
抗血液凝固剤からなる溶液あるいは溶血剤、抗凝固剤お
よび液体培地からなる溶液を密閉系で混和することを可
能とする器具を提供するととにある。
しかして上記の目的は以下に示す本発明の器具によって
達成される。
達成される。
(1)′t<なくとも溶血剤および抗血液凝固剤を含む
溶液を収容し、かっ血液収容空間を有する容滅菌処理さ
れていることを特徴とする血液処理器。 − (2) 世吻溶液が喰≠培地を含んでいる第1項記載
の血液処理器。
溶液を収容し、かっ血液収容空間を有する容滅菌処理さ
れていることを特徴とする血液処理器。 − (2) 世吻溶液が喰≠培地を含んでいる第1項記載
の血液処理器。
(3)血液収容空間が減圧にされている第1項一または
第2項記載の血液処理器。
第2項記載の血液処理器。
(4)上記容器が筒状体と、該筒状体の内壁を液密に摺
動できるように配置した押子とからなる第1項または第
2項記載の血液処理器。
動できるように配置した押子とからなる第1項または第
2項記載の血液処理器。
上記の構造を有する本発明の血液処理器を使用すること
によシ、血液は、溶血剤」?よび抗血液凝固剤からなる
溶液あるいは、溶血剤、抗血液凝固剤および液体培地か
らなる溶液と密閉系で十分混和することができ、血液中
の細菌が環境を汚染したシ、外部の雑菌が血液検体中に
混入したシするおそれがない。
によシ、血液は、溶血剤」?よび抗血液凝固剤からなる
溶液あるいは、溶血剤、抗血液凝固剤および液体培地か
らなる溶液と密閉系で十分混和することができ、血液中
の細菌が環境を汚染したシ、外部の雑菌が血液検体中に
混入したシするおそれがない。
■0発明の詳細な説明
以下本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図に本発明の血液処理器の一実施例を示す。
この血液処理器はすくなくとも溶血剤および抗血液凝固
剤の混合溶液2を収容した容器1と前記容器1の開口部
に着脱可能でかつ密封可能に嵌着されたゴム栓3とから
な9容器1の内部は減圧に保たれている。この血液処理
器を用いて血液を処理するには、採血した注射器(図示
省略)の針をゴム栓3を貫通するように突き刺し、容器
1内の減圧を利用して血液を容器1内に導入し、血液導
入完了後針を抜き、容器を転倒させて血液を容器内の溶
液と混和させる。溶血剤としてはサポニンが好適に使用
され、抗血液凝固剤としてはアミロ硫酸ナトリウム、ポ
リアネトールfA 酸ナトリウム等が好適に使用される
。これらの混合溶液には所望によシ液体培地を混合する
こともできる。この場合には次の操作で使用する分離培
養器の吸水体に培地を含浸させる必要がない。また、菌
の増殖が早くなる。
剤の混合溶液2を収容した容器1と前記容器1の開口部
に着脱可能でかつ密封可能に嵌着されたゴム栓3とから
な9容器1の内部は減圧に保たれている。この血液処理
器を用いて血液を処理するには、採血した注射器(図示
省略)の針をゴム栓3を貫通するように突き刺し、容器
1内の減圧を利用して血液を容器1内に導入し、血液導
入完了後針を抜き、容器を転倒させて血液を容器内の溶
液と混和させる。溶血剤としてはサポニンが好適に使用
され、抗血液凝固剤としてはアミロ硫酸ナトリウム、ポ
リアネトールfA 酸ナトリウム等が好適に使用される
。これらの混合溶液には所望によシ液体培地を混合する
こともできる。この場合には次の操作で使用する分離培
養器の吸水体に培地を含浸させる必要がない。また、菌
の増殖が早くなる。
第2図は本発明の血液処理器の他の実施例を示す。この
血液処理器は筒状体4と該筒状体の内壁を液密に摺動で
きるように配置した押子5からな9、筒状体4の開口部
に1はゴム栓3が着脱可能でかつ密封可能に吐着され、
筒状体4と押子5で形成される空間に先の実施例と同様
の溶血剤および抗血液凝固剤からなる混合液2が収容さ
れている。
血液処理器は筒状体4と該筒状体の内壁を液密に摺動で
きるように配置した押子5からな9、筒状体4の開口部
に1はゴム栓3が着脱可能でかつ密封可能に吐着され、
筒状体4と押子5で形成される空間に先の実施例と同様
の溶血剤および抗血液凝固剤からなる混合液2が収容さ
れている。
この混合液も液体培地が混合してあってもよいこの血液
処理器を用いて血液を処理するに1d1採血した注射器
の針をゴム栓3を貫通するように突き刺し、注射器で血
液を圧入すると血液処理器の押子5が下方へ摺動しなが
ら血液が容83内に導入される。血液の導入完了後、容
器を転倒し血液を溶血剤および抗血液凝固剤と十分混和
する。これら血液処理器は検体血液に雑菌が混入するの
を防ぐために、γ線照射またはオートクレーブにより滅
菌されている。
処理器を用いて血液を処理するに1d1採血した注射器
の針をゴム栓3を貫通するように突き刺し、注射器で血
液を圧入すると血液処理器の押子5が下方へ摺動しなが
ら血液が容83内に導入される。血液の導入完了後、容
器を転倒し血液を溶血剤および抗血液凝固剤と十分混和
する。これら血液処理器は検体血液に雑菌が混入するの
を防ぐために、γ線照射またはオートクレーブにより滅
菌されている。
本発明の血液処理器で血液を処理することにより赤血球
の破壊と血液凝固の防止が行なわれる。
の破壊と血液凝固の防止が行なわれる。
これらの操作は、次の血液ろ過操作および血液細菌の培
養を円滑に行うために不可欠でちる。また、液体培地が
混入されている場合には混合処理も同時にできる。
養を円滑に行うために不可欠でちる。また、液体培地が
混入されている場合には混合処理も同時にできる。
本発明の血液処理器で血液を処理した後ゴム栓をはずし
、次に示す分離培養器のフィルタ上に検体血液を注ぐ。
、次に示す分離培養器のフィルタ上に検体血液を注ぐ。
ろ過培養器は第3図に示す如く、細菌を通さない大きさ
の孔を有するフィルタ6とフィルタ6の裏面に接着され
た吸水体7とをフィルタ6側を上にして収容した容器本
体8と容器本体8の開口部を着脱自在に被う蓋9とから
なる。
の孔を有するフィルタ6とフィルタ6の裏面に接着され
た吸水体7とをフィルタ6側を上にして収容した容器本
体8と容器本体8の開口部を着脱自在に被う蓋9とから
なる。
容器本体8はフィルタ6、容器本体側壁10および蓋9
により画成される空間11ならびに吸水体7、容器本体
側壁10および容器本体底12によシ画成される空間1
3を有し、吸水体7より下方に通気孔14が設けられて
いる。
により画成される空間11ならびに吸水体7、容器本体
側壁10および容器本体底12によシ画成される空間1
3を有し、吸水体7より下方に通気孔14が設けられて
いる。
フィールター6−は血中細菌をろ過するためのものであ
って細菌を通さない大きさの孔を有する。フィルタ6の
孔の大きさは0.75ミクロン以下好ましくは0.45
ミクロン程度である。フィルタ6の材質は血液に対して
不活性であれば特に制限はないが、代表例としてニトロ
セルロース、ポリカーボネート、ポリアミド、セルロー
スエステルなトラあげることができ、市販のものとして
はミリデア(ミリポラコーポレーション製品)、メトリ
セル(ケ8ルマンインストルノントカンパニー製品)す
どがあげられる。フィルタ6は血液がなじみやすいよう
(・てそれ自体公知の方法によって親水処理されている
のが望ましい。
って細菌を通さない大きさの孔を有する。フィルタ6の
孔の大きさは0.75ミクロン以下好ましくは0.45
ミクロン程度である。フィルタ6の材質は血液に対して
不活性であれば特に制限はないが、代表例としてニトロ
セルロース、ポリカーボネート、ポリアミド、セルロー
スエステルなトラあげることができ、市販のものとして
はミリデア(ミリポラコーポレーション製品)、メトリ
セル(ケ8ルマンインストルノントカンパニー製品)す
どがあげられる。フィルタ6は血液がなじみやすいよう
(・てそれ自体公知の方法によって親水処理されている
のが望ましい。
吸水体7ば、フィルタ6でろ過されたろ過血液を吸収保
持し、ノイルクロ上に捕捉された細菌に栄養を提供する
だめのものである。吸水体7はろ液をほぼ全量吸収する
能力をもつことが望ましい。
持し、ノイルクロ上に捕捉された細菌に栄養を提供する
だめのものである。吸水体7はろ液をほぼ全量吸収する
能力をもつことが望ましい。
その利質としてはセルロース系のろ紙、不織布等が適当
である。吸水体7はフィルタ6の裏面に接着剤等により
密に密着固定されていることが必要であり、密着歴が不
十分な場合はろ過が円滑に行なわれず、またろ過後吸水
体7からフィルタ6上の細菌への栄養補給が十分性なわ
れない。
である。吸水体7はフィルタ6の裏面に接着剤等により
密に密着固定されていることが必要であり、密着歴が不
十分な場合はろ過が円滑に行なわれず、またろ過後吸水
体7からフィルタ6上の細菌への栄養補給が十分性なわ
れない。
使用される接着剤としてはろ過を阻害しない低融点重合
体繊維による熱シールが好適である。吸水体7には所望
により液体培地を含浸乾燥させておくこともできる。こ
の場合には乾燥培地は吸水体7に吸収保持されるる液に
溶解し、フィルタ6上の細菌に栄養と水分を提供する。
体繊維による熱シールが好適である。吸水体7には所望
により液体培地を含浸乾燥させておくこともできる。こ
の場合には乾燥培地は吸水体7に吸収保持されるる液に
溶解し、フィルタ6上の細菌に栄養と水分を提供する。
一体化されたフィルタ6と吸水体7は容器本体壁10に
対し隙間なく嵌めこまれ固定されてお9、検体血液がフ
ィルタ6を透過せずに漏れ落ちるのを防いでいる。
対し隙間なく嵌めこまれ固定されてお9、検体血液がフ
ィルタ6を透過せずに漏れ落ちるのを防いでいる。
フィルタ6および吸水体7の容器本体壁への固定には接
着剤を用いるかまたは図に示すようにかしめ具15によ
り圧着する。この場合には容器本体8の側壁10部分に
段部Sを形成し、この段部Sに一体化されたフィルタ6
と吸水体7を載置してからかしめ具15を圧入すればよ
い。フィルタ6の上方の空間11は検体血液を貯留する
ためのものであり、吸水体7の下方の空間13は吸水体
7に吸収しきれなかったろ液を受けるためのものである
。通気口14ばろ液により圧迫された空間13内の空気
を排出するためのものであシ、容器本体壁10または容
器本体底12に大気と連通ずるように設けられる。この
通気口14の存在によυ検体血液全量が速やかに自然ろ
過される。通気口14には雑菌の侵入を防止するために
細菌フィルタ16、例えば綿栓を嵌着するのが望ましい
。通気口14が容器本体底部12に設けられるときは、
貯留するろ液が通気口14から流出するのを防ぐため通
気口14のまわシに障壁17が設けられる。また容器本
体底部12全体に障壁を同心円状に設け、ろ液が通気口
14の周辺に集まるのを防止するのが望ましい。
着剤を用いるかまたは図に示すようにかしめ具15によ
り圧着する。この場合には容器本体8の側壁10部分に
段部Sを形成し、この段部Sに一体化されたフィルタ6
と吸水体7を載置してからかしめ具15を圧入すればよ
い。フィルタ6の上方の空間11は検体血液を貯留する
ためのものであり、吸水体7の下方の空間13は吸水体
7に吸収しきれなかったろ液を受けるためのものである
。通気口14ばろ液により圧迫された空間13内の空気
を排出するためのものであシ、容器本体壁10または容
器本体底12に大気と連通ずるように設けられる。この
通気口14の存在によυ検体血液全量が速やかに自然ろ
過される。通気口14には雑菌の侵入を防止するために
細菌フィルタ16、例えば綿栓を嵌着するのが望ましい
。通気口14が容器本体底部12に設けられるときは、
貯留するろ液が通気口14から流出するのを防ぐため通
気口14のまわシに障壁17が設けられる。また容器本
体底部12全体に障壁を同心円状に設け、ろ液が通気口
14の周辺に集まるのを防止するのが望ましい。
以上の構成を有する血中細菌分離培養法器はγ線照射ま
たはエチレンオキサイドガスによる滅菌処理を行ない検
査の信頼性を向上させる。
たはエチレンオキサイドガスによる滅菌処理を行ない検
査の信頼性を向上させる。
このように構成される分離培養器の形状は特に限定され
ないが、一般に円形にするのが望ましい。
ないが、一般に円形にするのが望ましい。
そのサイズも特に限定されることはないが例えば検体と
して血液2ゴを使用する場合、これに適合させるために
は容器本体の直径約60.、程度にするのがよい。
して血液2ゴを使用する場合、これに適合させるために
は容器本体の直径約60.、程度にするのがよい。
かくして本発明の血液処理器で処理された血液検体を上
記の分離培養器のフィルタ6上に注ぎ蓋9で開放口を被
う。血液は自重で自然ろ過される。
記の分離培養器のフィルタ6上に注ぎ蓋9で開放口を被
う。血液は自重で自然ろ過される。
血中細菌はフィルタ6上に残シ、血液はフィルタ6を透
過して吸水体7に吸収され、飽和量以上の血液は滴下し
て容器本体底部12に溜まる。ろ液により圧迫された空
気は通気口14から排出されるので、ろ過は検体血液の
自重で円滑に行なわれる。ろ過終了後、該分離培養器を
恒温に保持することによりフィルタ6上に細菌のコロニ
ーが形成される。該コロニーから細菌を採取して細菌の
同定1、薬剤感受性試験等の細菌検査が行なわれる。
過して吸水体7に吸収され、飽和量以上の血液は滴下し
て容器本体底部12に溜まる。ろ液により圧迫された空
気は通気口14から排出されるので、ろ過は検体血液の
自重で円滑に行なわれる。ろ過終了後、該分離培養器を
恒温に保持することによりフィルタ6上に細菌のコロニ
ーが形成される。該コロニーから細菌を採取して細菌の
同定1、薬剤感受性試験等の細菌検査が行なわれる。
尚吸水体7に液体培地が含浸乾燥させである場合には、
血液の処理操作において、液体培地を加えることは不要
となる。
血液の処理操作において、液体培地を加えることは不要
となる。
■、発明の具体的作用効果
本発明の血液処理器によれば血液不釦体を密封状態で溶
血・塔凝固処理することができる。従って血中細菌によ
る環境汚染を防止することができ、1だ、検体中に外部
から雑菌が混入するのを防止できるので検査の信頼度を
高めることができる。
血・塔凝固処理することができる。従って血中細菌によ
る環境汚染を防止することができ、1だ、検体中に外部
から雑菌が混入するのを防止できるので検査の信頼度を
高めることができる。
さらに、本発明の血液処理器を使用することにより、溶
血および抗凝固さらに培地との混合操作が簡素化される
とともに処理後の培養器への移植に伴なう検査菌による
環境汚染および検査菌への雑菌の混入も最小限となる。
血および抗凝固さらに培地との混合操作が簡素化される
とともに処理後の培養器への移植に伴なう検査菌による
環境汚染および検査菌への雑菌の混入も最小限となる。
さらに、本発明の血液処理器を使用することにより、採
取された検体血液中の全i朋菌が、そのまま分離培養さ
れるので7朋菌の検出率が高く、検体中の菌数を測定す
ることも可能である。
取された検体血液中の全i朋菌が、そのまま分離培養さ
れるので7朋菌の検出率が高く、検体中の菌数を測定す
ることも可能である。
第1図は本発明の血液処理器の一実施例を示す断1m図
であり、第2図は他の実施例の断面図である。第3図は
、本発明の血液処理器とともに血中細菌分離培養法にお
いて使用される血中ル用菌分離培養器の断面図である。 1・・容器、2・・・溶血剤訃よび抗凝固剤の混合溶液
、3・・コゞム栓、4・・・筒状体、5・・・押子、6
・・フィルタ、7・・・吸水体、8・・・容器本体、9
・・・蓋、14・・・通気口
であり、第2図は他の実施例の断面図である。第3図は
、本発明の血液処理器とともに血中細菌分離培養法にお
いて使用される血中ル用菌分離培養器の断面図である。 1・・容器、2・・・溶血剤訃よび抗凝固剤の混合溶液
、3・・コゞム栓、4・・・筒状体、5・・・押子、6
・・フィルタ、7・・・吸水体、8・・・容器本体、9
・・・蓋、14・・・通気口
Claims (4)
- (1)すくなくとも溶血剤および抗血液凝固剤を含む溶
液を収容し、かっ血液収容空間を有すを有し滅菌処理さ
れていることを特徴とする血液処理器。 - (2)会合溶液が→≠培地を含んでいることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の血液処理器。 - (3)血液収容空間が減圧されている特許請求の範囲第
1項または第2項記載の血液処理器。 - (4)容器が筒状体と、前記筒状体の内壁を液密に摺動
できるように配置した押子とからなる特許請求の範囲第
1項または第2項記載の血液処理器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58070017A JPS59196084A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 血液処理器 |
EP84103965A EP0122581B1 (en) | 1983-04-15 | 1984-04-09 | Process for isolating bacteria in blood |
DE8484103965T DE3483914D1 (de) | 1983-04-15 | 1984-04-09 | Verfahren zur abtrennung von bakterien aus blut. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58070017A JPS59196084A (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 血液処理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196084A true JPS59196084A (ja) | 1984-11-07 |
JPS6233872B2 JPS6233872B2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=13419417
Family Applications (1)
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JP58070017A Granted JPS59196084A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-22 | 血液処理器 |
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JP (1) | JPS59196084A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007140963A1 (en) * | 2006-06-06 | 2007-12-13 | Roche Diagnostics Gmbh | Ready-to-use whole blood collection vessel |
JP2018520691A (ja) * | 2015-07-29 | 2018-08-02 | ヴェストファーレン ヴィルヘルム−ウニヴェルジテート ミュンスター | 液体、特に体液の処理装置および方法 |
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JPS5743238A (en) * | 1980-08-28 | 1982-03-11 | Fujitsu Ltd | Microprocessor |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP58070017A patent/JPS59196084A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US12065687B2 (en) | 2015-07-29 | 2024-08-20 | Bruker Daltonik Gmbh | Device and method for treating fluids, particularly body fluids |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6233872B2 (ja) | 1987-07-23 |
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