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JPS5886094A - 発酵法によるl−リジンノ製造法 - Google Patents

発酵法によるl−リジンノ製造法

Info

Publication number
JPS5886094A
JPS5886094A JP56182095A JP18209581A JPS5886094A JP S5886094 A JPS5886094 A JP S5886094A JP 56182095 A JP56182095 A JP 56182095A JP 18209581 A JP18209581 A JP 18209581A JP S5886094 A JPS5886094 A JP S5886094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lysine
antibiotics
antibiotic
microorganism
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56182095A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Nakanishi
中西 俊秀
Tomoki Azuma
東 朋樹
Toshihiko Hirao
平尾 俊彦
Kiyoji Hattori
服部 喜代次
Minoru Sakurai
桜井 「あ」
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority to JP56182095A priority Critical patent/JPS5886094A/ja
Priority to MX10191682U priority patent/MX7411E/es
Priority to GB08222768A priority patent/GB2103617B/en
Priority to ES514806A priority patent/ES8308357A1/es
Priority to FR828213886A priority patent/FR2511035B1/fr
Priority to IT67997/82A priority patent/IT1156487B/it
Priority to AU87028/82A priority patent/AU553843B2/en
Priority to IN939/CAL/82A priority patent/IN155754B/en
Publication of JPS5886094A publication Critical patent/JPS5886094A/ja
Priority to IN767/MAS/84A priority patent/IN159606B/en
Priority to GB08505658A priority patent/GB2152509B/en
Priority to US06/740,549 priority patent/US4623623A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/02Preparation of hybrid cells by fusion of two or more cells, e.g. protoplast fusion
    • C12N15/03Bacteria
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P13/00Preparation of nitrogen-containing organic compounds
    • C12P13/04Alpha- or beta- amino acids
    • C12P13/08Lysine; Diaminopimelic acid; Threonine; Valine
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なl−リジン生産性微生物およびそれら微
生物を用いる発酵法によるL−リジンの製造法に関する
。さらに詳しくは、本発明はコリネバクテリウム属また
はブレビバクテリウム属に属する微生物で二種以上の抗
生物質に耐性を有しかつL−リジンを著量蓄積する能力
を有する微生物、あるいはコリネバクテリウム属または
ブレビバクテリウム属に属する微生物を親株とし、−間
または属内薗株間でプロトプラスト融合せしめて得られ
た融合株でかつL−リジンを著量蓄積する能力を有する
微生物、あるいは融合株で二種以上の抗生物質に耐性を
示しかつL + 17ジンを着量蓄積する能力を有する
微生物に関し、さらにこれらの微生物を栄養培地に培養
し、培養物中にL−リジンを着量蓄積せしめ%鋏培養物
からL −17ジンを採取することを特徴とする発酵法
によるL −IJレジン製造法に関する。
本発明の目的とするところは、飼料、飼料添加物、食品
添加物、医薬品の原料、その他広い使途を有するL−9
ジンの工業的に安価な製造法管提供するにある。
従来、発酵法によるし一リジンの製造法に関しては、コ
リネバクテリウム属、ブレビバクテリウム属、アースロ
バフタ−属、シュードモナス属、バチルス属、ノカルデ
ィア属、サツカロマイセス属、エシェリヒア属、クレプ
シエ2属、ストレプトミセス属、アルカリ土類金属、Z
クロバクテリウム属、アクpモバクター属、セラチアj
lK属する微生物の各種栄養要求性株や、各種薬剤感受
性株、薬剤耐性株を用いる方法、あるいはこれらの組合
せの性質を有する突然変異株を用いる方法などが知られ
ている。
本発明者らは、L−リジンの生産性の数置された菌株を
得るため種々研究を重ねた結果、コリネバクテリウム属
またはブレビバクテリウム属に属するL−IJジン生童
株を二種以上の抗生物質に対し抵抗性にすると咳1株の
し一リジン生産能が向上することを見出した。
また、プロトプラストを用いた細胞融合による組換え株
の取得法を利用して、新たにL−9ジン高生産株を取得
できることを見出した。この方法はL−リジンの高生産
性変異株の育成に際し、効率的に1復変異株の取得を可
能ならしめるものであ抄、親株をうまく選定することに
より、双方の欠点を補ない長所を活かすことが可能とな
る有効な方法である。発酵法によるL−リジンの製造に
際し、二種以上の抗生物質抵抗性変異株やプロトプラス
ト融合により取得した菌株を用いれば、L、−9ジンの
生産性が飛躍的に改善されることは本発明者らによって
はじめて見出され九知見である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の微生物としては、異なる性質を有する親株の組
合せのプロトプラスト融合から生じたし一リジン生産菌
株およびプロトプラスト融合の手法または従来の変異処
理もしくは自然変異によって得た二種以上の抗生物質に
耐性を有するリジン生産菌株があげられる。
本発明の二種以上の抗生物質に耐性を有するL−リジン
生産1株としては、コリネバクテリウム属またはブレビ
バクテリウム属に属し、L−リジン生産能をすでに有す
る菌株に二種以上の抗生物質に対する耐性を付与せしめ
た菌株を用いてもよいし、逆にコリネバクテリウム属ま
たはブレビバクテリウム属に属し、二種以上の抗生物質
に対する耐性を有する菌株に、L−9ジン生産能を付与
せしめ九菌株を用いてもよい。
九とえば、コリネバクテリウム属またはブレビバクテリ
ウム属に属し、L−リジン生産能を有する菌株としては
、各種の栄養(例えば、ホモセリン、メチオニン、スレ
オニ/、ヒスチジン、プロリン、アラニン、ロイシン、
イソロイシン、バリン、セリン、グルタはン酸、パント
テン酸、ニコチン酸アミド、酢峻、アデニン、ヒポキサ
ンチン、イノシ+−ルおよびこれらの組合せ)要求性、
各種アミノ酸アナログ(例えばリジン、スレオニン、メ
チオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、アスパラ
ギン酸、トリプトファンあるいはヒスチジンのアナログ
およびこれらの組合せ)抵抗性、核酸アナログ抵抗性、
その他の薬剤(例えば、サルファ剤、ベニシリ/系統生
物質、各種有機酸、キノン化合物、キノリン化合物およ
びこれらの組合せ)抵抗性の1つあるいはこれらの組合
せの性質を有するL + リジン生産菌株が挙げられる
。かくの如きL + リジン生産菌株を変異させて二種
以上の抗生物質に対する耐性を有する1株を得ることも
できる。
又コリネバクテリウムII!t&はブレビバクテリウム
属に属し、2種以上の抗生物質に対し耐性を有する菌株
に上記のとと自各種栄養責求性、各種アミノ酸、核酸ア
ナログ抵抗性またはその他薬剤抵抗性を付与することに
よって得られるL−9ジン生産菌株も本発明で使用でき
る。
また本発明に用いる菌株は上記の如き性質の他にL−、
I)ジン生産に寄与するいかなる性質を備えていてもさ
しつかえない。本発明に用いる二種以上の抗生物質に対
する耐性としては、たとえば、ペニシリン類、セファロ
スポリ/@、ジヒドロストレプトマイシン、リファンピ
シン、クロラムフェニコール、テトラサイクリン類、ス
ピラマイシン、エリスロマイシン、カナマイシン、カナ
マイシン、1イトマイシフC,アクチノマイシンD%ポ
リミキシ/、コリスチン、リンコマイシン、ゲンタマイ
シン、サカミシン、フォーティミシン、オレアンドマイ
シンなどに対する耐性があげられる。本発明の変異株を
I導する際に用いられる親株は、従来グルタミン酸生産
菌として知られているコリネバクテリウム属またはブレ
ビバクテリウム属に鵬する微生物であり、例えばコリネ
バクテリウム・グルタミクムATc0130312、コ
リネバクテリウム・アセトアシドフイラムATCC13
8’70 、ブレビバクテリウム・ラクトフェルメンタ
ムATCC13869,7’レビバクテリウム・フラバ
ムATCC14067などがある。
本発明に使用する微生物のうち、二種以上の抗生物質に
対する耐性を有する一株の具体例としてコリネバクテリ
ウム・グルタミクムH−3127(以下14−3127
という)(微工研菌寄第6211号)およびブレビバク
テリウム・ラクトフェルメンタムH−3125(以下H
−3125という)(黴工研#i薔第6209号)があ
げられる。またプロトプラスト融合によって取得したL
−IJリジン生産菌株具体例としてはコリネバクテリウ
ムH=3122(以下H−3122という)(倣工研薗
寄第6208号)とブレビバクテリウム・ラクトフェル
メンタムH−3128(以下H−atzaという)(m
l工研菌寄・46210号)との融合株H−3057株
(以下H−3057という)(徽工研−寄第6206号
)およびH−3122とコリネバクテリウム・グルタミ
クムH−3119(以下H−3119という)(黴工研
菌寄第6207号)との融合株a−aoss(以下H−
3055という)(#1研菌寄第6205号)があげら
れる。
本発明のプロトプラスト融合株の取得例を以下に示す。
培養細胞からプロドブ2ストを形成させるためには例え
ば栄養培地NB(粉末ブイヨン20v1酵母エキス5t
を純水1)に含みpH7,2に調整し九培地)に菌を1
捕し、振盪培養する。
比濁計によって660 nmにおける吸光度(OD)を
測定し、対数増殖期の初期(OD=0.1〜0.2)に
培養液中0.1−0.8p/ydの濃度になるようにペ
ニシリンGt−添加する。培養を続けて、さらにODが
0.3〜0,5に増加したところで細胞を集菌し、88
M培地〔グルコース109、NH,C14f、尿素2f
、酵母エキス1  f、  KH2POa  11% 
K意HPOa  3 f、  MyC1z6H,O(L
4  t 、 FeBOa  拳 ’lH2O1Qmy
 、 MnSO4−4〜6H,Oα2■、Zn80a 
 7H10G、9#、CuSO4−5H10C)、4m
=9、NILzBiOy・10H100,09’Wb 
 (NHa)sMoyozm ・4HtOQ、041g
g、ビオチン30μ2、サイアミン塩酸塩IQを純水1
jに含み、p H7,2にWII4整し友培地、アミノ
鐵要求性の菌の培養には、要求アミノ酸50μt /d
を追加〕で洗浄する。次に菌体をPFM培地(88M2
倍希釈液中にシュクロース0,4M、 MyClz ・
6HgO0,01Mを含み、p H7,0〜&5に調整
した培地)に合懸濁する。この細胞m濁液にリゾチーム
((12〜2穆/d)を加え、30〜37℃で16時間
処虐する。プロトプラストの形成を光学顧黴鏡で確値す
る。融合させようとする両株の、上記の如くして得たプ
ロトゲラストの数を計測し1:lになるように混合し、
遠心分離によりPFM培地で洗浄後0.1−に肖懸濁す
る。これに40%ポリエチレングリコール(PE())
4000を含むPFM培地15m1を加え静かに攪拌し
、5分後CL1idを、例えばジヒドロストレプトマイ
シン耐性株およびリファンピシン耐性株を用いた場合、
ジヒドロストレフトマイシン100μ?/dおよびリフ
ァンピシンへ05μf/wJを含むRCG庫大事大平板
ルコース5F、カザミノ酸St、酵母エキX l 5 
f 、 KsHPOa 2L5 f、 KHxPOa 
1.5f、 MyClz−6HClα41 t、 Fe
BOa ・7H20104b−Mn 804 ・4〜6
 B 意0289s Z n S 04 ・7 H20
0,9す、CuSO4・5H意0α4mg、Na1B4
07 10)f、OO,09Q、(NH4>1M0tQ
i4・4H,OO,04mv、ビオチン30μt1サイ
アミン塩酸塩2峙、コハク酸ナトリウム135 F、寒
天14Fを純水1j中に含み、pH7,4に調整し死培
地〕に゛塗布する。30℃12日間培養後に生じてきた
ストレプトマイシンおよびリファ/ビシンニ重耐性株の
コロニーを取得で睡る。
本発明に使用する培地組成としては使用菌株の利用しう
る炭素源、無機物その他の必要な栄養素を程良く含有す
るものであれば合成培地、天然培地のいずれも使用でき
る。
すなわち炭素源としてはグルコース、フラクトース、ソ
ルビトール、グリセロール、庶糖、でん粉、でん粉加水
分解物、糖蜜、果汁などの各種炭水化物、酢酸、7マー
ル酸、乳酸などの有機酸、さらにエタノール、メタノー
ルなどのアルコール類も使用できる。
ff1X源としては、アンモニア、塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、す/酸アンモニ
ウムなどの各種無機酸や有機酸のアンモニウム塩、尿素
、アミン類、その他含窒累化合物、ならびにベグトン、
肉エキス、酵母エキス、コーン・スチープ・リカー、カ
ゼイン加水分解物、大豆粕酸加水分解物、各種発酵一体
およびその消化物などが使用できる。
さIらに無機物としては、リン酸第・−カリウム、す/
酸第二カリウム、リン酸マグネシウム、硫酸マグネシウ
ム、塩化ナトリウム、硫酸第一鉄、硫酸マンガン、像酸
銅、炭酸カルシウムなどを使用する。勿論本発明に使用
する倣生吻が生育のために特定の栄養素を必要とする場
合には、その栄養素を適尚量培地中に存在させなければ
ならないが、これらの物質は窒素源として例示−した天
然物に含まれて添加される場合がある。
また培地中に各種の添加物、例えば各種抗生物實、α−
アミノ酪酸、システィン、ロイシン、ロイシン発酵液あ
るいはアスパラギン酸、グルタミン酸などを添加するこ
とによIL−リジン生麺量を増加させうる場合がある。
培養は振盪培養あるいは深部通気攪拌培養な保持するこ
とが望ましいが、これ以外の条件下でも使用−株が生育
すれば実施できる。培地のpH11節は、炭酸カルシウ
ム、酸、あるいはアルカリ溶液、アンモニア、pH1l
kH剤などによって行なう。培養期間は通常1〜6日間
で培養液中にl、−9ジンが生成蓄積する。
培養終了後、培養液から1体などの沈殿物を除去し、公
知のイオン交換処理法、濃縮法、鉄層法、塩析法などを
併用することにより、培養液からL−リジンを回収する
ことができる。
以下実施例をあげて本発明を具体的に示す。
実施例1.  (H−3127およびH−3125の取
得)リジン生産能を有するコリネバクテリウム・グルタ
ミクムFgRM−p3ag+(ホモセリン要求性、ロイ
7ン賛求性、チアリジン抵抗性、サルファメサジン抵抗
性)をブイヨン培地で一夜培養したものを直接200r
/dのジヒドロストレプトマイシンを含むブイヨン寒天
平板培地に塗床する。2〜10日間30℃で保温して生
育するコロニーの中から選択された自然変異株の細胞を
0. I N )リス・マレイン酸緩衝液(pH6,0
)中に10 ” calls/ニー の一度に懸濁し、
ここにN−メチル−N1−ニトロ−N−ニトロソグアニ
ジンを最終濃度α2!y/dになるように添加して、室
温で30分間靜装置た後ペニシリンG 1 unit/
dを含むブイヨン寒天平板培地に塗床する。生育するコ
ロニーの中から選択された変異株からH−3127を得
る。
この1株はジヒドロストレプトマイシンとペニシリンG
に耐性を有する点で表−1に示すように明らかに親株の
FERM−P−3634と区別で龜る。′*九リすン生
生産を有するブレビバクテリウム・ラクトフェルメンタ
ムH−3056(チアリジン抵抗性、ロイシン要求性、
ホモセリ/リーキー、以下H−3056という)から同
様の処理によって得九ジヒドロストレブトマイシ/耐性
株にさらに上記と同様の変異処理を行ないりファンビシ
ン50μfowlを含むブイヨン鎌大平板培地で生育す
るコロニーの中から選択され九変異株としてH−312
5を得る。この菌株は衆−1に示すようにジヒドロスト
レプトマイシンおよびリファンピシンに対する耐性を有
する点で明らかに親株と区別できる。
嵌 −1 5 ぺ=、シリ/G α5 uzh4’         
+)     −一1、O#            
   +       −−ジヒドロストレグ 100
pf/fLl   −廿     −廿”トフイシ’2
001               廿      
 −什リフアンビシ;/251    −     −
     −    廿50#     −−−什 無  添  加          廿     廿 
    +    廿(+:充分な生育、+:或程度の
生育、−二生育せず)実施例2 コリネバクテリウム・グルタミクムFgRM−P 36
34(以下FERM−P3634という)から鋳導した
L−リジン生産菌H−3122(ホモセリ/リーキー、
ロイシン要求性、チアリジン抵抗性、サルファメサジン
抵抗性、リファ/ビシ/抵抗性)とL−ロイシン生産1
であるブレビバクテリウム・ラクトフェルメンタムFE
RM−P1837から鋳導したH−slzs (チアリ
ジン抵抗性、ストレプトマイシ/抵抗性)を用いて、そ
れぞれプロトプラストを調整し、前述の如くにプロトプ
ラスト融合を行ない、リファンピシンおよびストレプト
マイシンの二重耐性を有する融合株を多数取得した。な
2それぞれの親株についてリファンピシンおよびストレ
プトマイシンに対する自然二重耐性株の出現率はそれぞ
れ1.3xlO,6,5xlO−’であルプロトプラス
ト融合による二重耐性株の出現頻度は1.1×10−’
であ鼠−ので、プロトプラスト融合によれば自然変異よ
りも10倍以上耐性穫4率が高いことからも、融合によ
って二重耐性を獲得しているものが大部分占めているこ
とがわかる。それぞれについてL−9ジン生童性および
1株の特性音検討した。
その代表例として選んだ菌株H−3057について諸性
質を両方の親株と比較し九結果を表−2に示し丸、この
表から明らかなようにH−3057はサルファメサジン
感受性、ストレプトマイシン抵゛抗性についてはH−3
126の性質t−,E−イシン要求性、z−チェニルア
ラニン感受性、リファンピシン抵抗性、NOI還元能、
L−リジン生産性についてはH−3122の性質を受継
いでシ)、このような株が自然変異で一回の処理で取得
することは考えられないことであり、典製的な融合株で
ある。
1−2 R:抵抗性  S:感受性 8−Lye:5−(2−アミノメチル)−システィン2
TA:2−チェニルアラニン Leu :ロイシン STM :ストレプトマイシン RIF :リファンピシン 実施例& H−3122とコリネバクテリウム・グルタミクムAT
CC21543から誘導し九H−3119(ホモセリン
リーキー、ロイシン非要求性、チアリジン抵抗性、2−
チェニルアラニン抵抗性、α−アミノ−β−ヒドロキシ
酪酸抵抗性、ストレフ’)マイシン抵抗性)について、
それぞれプロトグラストを調整し、前述の方法でプロト
ゲラスト融合を行ない、ストレプトマイシンおよびリフ
ァンピシンの二重抵抗性株を獲得した株について]=−
リジン生産性および諸性質について検討した。なおH−
3122およびH−3119から自然変異でそれぞれが
ストレプトマイシン、す7アン′ビシ/に対する抵抗性
を獲得する頻度は各1.0X1G  、2hOXIOで
あるが、本操作によって二重抵抗性を獲得する照度は4
×1O−7で自然変異による頻度より約20〜40倍高
い頻度を示し、融合が高頻度で起っていることが確認さ
れ友。L−リジン生産能の顕著に向上した株として例え
ばH−3055が挙げられる。本株について両親株との
諸性質について比較した結果を表−3に示す。
)f−3055株のロイシン非要求性、サルファメサジ
ン抵抗性、およびストレプトマイシン抵抗性については
H−3119の性質を2−チェニルアラニン感受性、リ
ファンピシン抵抗性はH−3122の性質を有してお如
、生育およびL −17ジン生童能に関しては、いずれ
の親株以上に向上している仁とがわかる。
? R:抵抗性  S:感受性 秦 対糖収率(至適条件下)(H−3122はL−Le
u15f/j添加) 実施例4゜ ai+*としてH−3122とH−3126との融合株
H−3057を使用した。
この菌株をグルコース40171%尿素3f/l、KH
lPOa  1.5f/1. KlHPOa Q、5f
/l。
MySOa7HxOa5f/j、ビオチン 5Opf/
I、ペプトン201/1.酵母エキス5f/1からなる
樵培地(pH7,2)20wjを含む300.wj容三
角フラスコに接種し、30℃で24時間培養した。この
培養液21を廃糖蜜100 f/l (グルコース換算
)、大豆粕酸加水分解物20 f/1(大豆和電量換算
)、硫安5f/I、工・−ロイシンly/l、尿Jg 
3 f / l 、 MySOa #7Hz Oo、5
y7i、K Hl P Oa  α71/l、CaC0
)  3゜v/lからなる発酵培地(pH7,2)20
mを含む300d容三角フラスコに接種し、30℃で3
日間振盪培養(220rpm)を行なった。
この時、培養液中にL−リジン(1塩酸塩として、以下
同様)が3S1.5f/j生成蓄積した。
対照として同一の条件で同時に培養し九親株FB:i(
M−P 3 g 34が3611/1. H−3126
がo、st/Iであつ九。
培養終了後、本発明菌株の培養液11を遠心分離して得
九↓清液をダイヤイオン5K−IB(H+型、強酸性イ
オン交換樹脂の商品名、三菱化成社製)のカラムに通塔
してL−リジンを吸着させ、カラムを水洗後、希アンモ
ニア水工溶出してL−リジンを含む画分を集めて濃縮し
た。
−縮液のpHを塩駿でpH2に@整し友後、エタノール
を添加しながら冷却することにより、L−リジンを晶出
させ、L−リジン塩酸塩の結晶31fを得た。
実施ガミ sMとしてH−3122とH−3119とのプロトプラ
スト融合株H−3055を使用した。
本1株を実施例4と同様の種培地に接種し、30℃で2
4時間培養した。この培養液211IIを廃糖蜜100
f/7(グルコース換算)、硫安40 t / j%K
H1PO4α5 f、 MySOn  o、、5 f。
CaCO5301/l  かちなる発酵培地(pH7,
2)20m11に含む300d容三角フラスコに線種し
32℃で3日間振盪培養(220rpm)を行なった。
このとき培養液中にL−リジン・塩酸塩が41 f/l
蓄積した。対照として、同一の条件で同時に培養した親
株のH−3122およびH−3119はそれぞれ15 
fil、24 filであった。H−3122のL−リ
ジン生産性が著しく低いのは、本1がL−ロイシン要求
性であるが本培養条件ではL−ロイン/が添加されてい
ないためである。
実施例& 種菌として)(−3127&よび1(−3125を使用
した。本−株を実施例4と同様の櫨培地に接種し、30
℃で24時間培養した。この培養液2tdを実施例3と
同様の発酵培地に接種した。30℃で3゛日間振盪培養
(220rpm)を行なつ九。このとき培養液中に蓄積
したL−IJレジン酸塩の濃度を!S!−4に示す。ま
た対照として同一条件で同時に培養したそれぞれの蟻株
のFl(RM−P 3634および1(−3056の結
果も併せて示す。
表 −4 FE:RM−P3634     36H−31273
9 H−305631 f(−312536 実施例7゜ H−3055、H−3127、H−3125およびH−
3057を種菌として使用した。各−株を実施例4と同
様の種培地に接種し、30℃24時間t@養した。各培
養液2−をグルコースio。
tt / I 、塩化アンモニウム20 fil、コー
ンステイーグリカー29f/l、ビオチン200μf/
l、 KHIPO41f/I%MyBOa・7H300
,5f/j、サイアミン塩酸塩0.2 Q /yd。
Fe5o4 # 7Hs OI G11l/j、 Mn
SO4+ 4H* O10、gy / l 、尿:g 
3 f / I 、 CaCO520f/ l  から
なる発酵培地(pH71)20mを含む300d容三角
フラスコに接種し、30℃で3日間振盪培養を行なった
。同時に同条件で行なつ丸缶菌株の親株IRM”P36
34、H−3122、H−3126およびH−3119
の結果と併せて表−5に示す。但しL−ロイシン要求株
、についてはL−ロイノンを0.5f/lを添加する。
表−5 )(−31253a5 H−312740,0 H−305541,0 H−305739,0 FgRM−P3634        36.5H−3
12237 H−311929 夾施例8゜ 櫨繭としてH−3055′ft使用した。この菌株を実
施例4で使用した種培地30mを含む300ILl三角
フラスコに接種し、30℃で24時間振盪培養を行なっ
た。この種培養液100虹ヲクルコースs o y/l
、 酢11/、アンモニウム3 ? / l 、 KH
1PO41f/ 1. MySOa ・7HzOO,5
f/l 、 FeSO44H1010try/1%Mn
E30a1omg/ノ、ビオチン 200μf/l、サ
イアミン塩酸塩200μv/l、大豆粕酸加水分解物2
1/l(大豆粕重量換算)からなる発酵培地(pH7,
2)a8jを含む2j容ジャーファーメンタ−に接種し
、通気量11/分、攪拌速度800rpm、35℃で、
発酵液のpHを酢酸と酢酸アンモニウムとの混合液〔酢
酸:酢酸アンモニウムとの混合液比率(6:1)、混合
液の酢酸一度60%)でpHalに調整しながら55時
間培養した。この時培養液中にL−リジンが39f/j
生成蓄積した。親株であるH−3122とH−3119
をそれぞれ同条件で同様に培養した場合のL −13ジ
ン蓄積量はそれぞれ35f/j、zrt/lであった。
J  続  補  正  書 昭和57年/I月/c)11 特  許  庁  IL   ’1s    殿1、$
1+1の表小 昭和56年特許願第182095G; 2、発明の名4ヅ」、 発酵l去による1  リシンの餐造l去3、補正を4°
る者 事1′1との関係  特許出願人 垂1史査 −J   100 11 所  束尾都」代Ill 区人4町−’I” 1
1 b il’ I l乙   (ゴト       
(If+2>   協和的6ゲ 111株式公 ン1(
11・L  : 032017211内線2751)明
細書の特許請求の範囲お、Lび発明の詳細な説明の欄 5、補i−の内容 (1)  特許請求の範囲 「別紙の通りJ (3)回書第10頁6〜7、毛、13.15〜16.1
7〜18.19行および第11頁2行1微工研菌寄第6
211号」を 1微工研条寄第153号」に、 1微工研菌寄第6209号」を 1微工研条寄第151号」に、 1−微工研菌寄第6208号」を 「微工研条寄第150号」に、 「微工研菌寄第6210号」を 「微工研条寄第152号」に、 「微工研菌寄第6206号」を 「微工研条寄第148号」に、 [゛微工研菌寄第6207号」を rm工研条寄第149号」に、および 「微り研菌寄第6205号」を 「微工研条寄第147号」にそれぞれ訂正する。
(4)  同書第1O頁12行 「コリネバクテリウム」を[コリネバクテリウム・グル
タミクム」に訂正する。
(5)  同書第12頁下3および1行「ジヒドロスト
レプトマイシン」を [ストレプトマイシン」に訂正す
る。
(6)  同書17頁4行 [以下H−3056という)」の後に[(微工研条寄第
154号)」を加入する。
(7)同書第18頁4〜5行 「ホモセリンリーキー」を[ホモセリンリーキー要求性
」に訂正する。
(8)同書第19頁10行、第20頁3,11行および
同書第21頁11〜12行 12−チェニルアラニンJGr2−チアゾールアラニン
」に訂正する。
(9)同書第20頁2行 「−シスケイン」の後に「(チアリシン)」を加入する
θ0)同書第20頁10行 [ホモセリンリーキー」を「ホモセリンリーキー要求性
」に訂正する。
013  同書第21頁9〜10行 「サルファメサジン抵抗性Jを「サルファメサジン感受
性」に訂正する。
121  同書第23頁4行 rFERM=P3634JをrH−3i22」に訂正す
る。
〔腸 同書第24頁下3行 「実施例3」を「実施例4」に訂正する。
%ハ請求の範囲 fi+  プロトプラスト融合によって得たし一リジン
生産能を有する微生物を培地に培養し、培養物中にL−
リジンを1@せしめ、該培養物からし一リジンを採取す
ることを特徴とするL〜リジンの製造法。
(2)  該微生物が二種以上の抗生物質に耐性を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
(3)該抗生物質がアミノグリコシド系抗生物質、β−
ラクタム系抗生物質、マクロライド系抗生物質およびリ
ファマイシン系抗生物質から選ばれる抗生物質であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。
(41該抗生物質がストレプトマイシン、ジヒドロスト
レプトフィシン、リファンピシン、スピラマイシンおよ
びペニシリンGから選ばれる抗生物質であることを特徴
とする特許請求の範囲第3項記載の方法。
(5)該抗生物がコリネバクテリウム属またはブレビバ
クテリウム属に属する微生物から選ばれる微生物である
ことを特徴とする特許請求の範囲1.2.3または4項
の方法。
(6)  コリネバクテリウム属またはブレビバクテリ
ウム属に属し、二種以上の抗生物質に耐性を有゛4るL
−リジン生産菌株を培地に培養し、培養液中にL−IJ
リジン蓄積せしめ、該培養液から1、−リジンを採取す
ることを特徴とする■、−リジンの製造法。
(7)該抗生物質がアミノグリコシド系抗生物質、β−
ラクタム系抗生物質、マクロライド系抗生物質およびリ
ファマイシン系抗生物質から選ばれる抗生物質であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の製造法。
イシンおよびペニシリンGから選ばれる抗生物質である
′ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の製造法
(9)  プロトプラスト融合によらて得た【、−リジ
ン生産能を有する微生物。
θ0)該微生物が二種以上の抗生物質に耐性を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の微生物。
(1υ 該微生物がコリネバクテリウム属またはブレビ
バクテリウム属に属する微生物であることを特徴とする
特許請求の範囲第9または10項記載の微生物。
[+2)  該微生物がコリネバクテリウム・グルタミ
クムおよびブレビバクテリウム・ラクトフェルメンタム
に属する菌株の同一菌種または真菌種間のプロトプラス
ト融合によって得られた微生物であることを特徴とする
特許請求の範囲第9.10または11項記載の微生物。
【Iり 該抗生物質がアミノグリコシド系抗生物質、β
−ラクタム系抗生物質、マクロライド系抗生物質および
リファマイシン系抗生物質から選ばれる抗生物質である
ことを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の微生物
(141該抗生物質がストレプトマイシン、ジヒドロス
トレプトマイシン、リファンピシン、スピラマイシンお
よびペニシリンGから選ばれる抗生物質であることを特
徴とする特許請求の範囲第13項記載の微生物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11グロトプツスト融合によって得たし一すジン生童
    能を有する微生物を“培地に培養し、培養物中にL −
    17ジンを蓄積せしめ、諌培養物からL−リジンを採取
    することを特徴とするL−リジンの製造法。 (2)咳黴生物が二種以上の抗生物質に耐性を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)骸抗生物質がアはノグリコシド系抗生物質、β−
    ラクタム系抗生物質、マクロライド系抗生物質およびリ
    ップマイシン系抗生物質から過はれる抗生物質であるこ
    とを特徴とする特許請求の範−1&3項記載の方法。 (4)骸抗生物質がストレプトマイシン、リファンピシ
    ン、スピラマイシンおよびペニシリンGから選ばれる抗
    生物質であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の方法。 (5)  該微生物がコリネバクテリウム属またはブレ
    ビバクテリウム属に属する微生物から選ばれる微生物で
    あることを特徴とする特許請求の範−嬉1.2.3まえ
    は4項の方法。 (6)  コリネバクテリウム属またはブレビバクテリ
    ウム属に属し、二種以上の抗生物質に耐性を有するL−
    リジン生産菌株を培地に培養し、培養液中にL + 1
    7ジンを蓄積せしめ、該培養液からL−リジンを採取す
    ることを4I涼とするL−リジンの製造法。 (7)誼抗生物質がアミノグリコシド系抗生物質、β−
    ラクタム系抗生物質、マクロ2イド系抗生物質およびリ
    ファマイシン系抗生物質から選ばれる抗生物質であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の製造法。 (8)骸゛抗生物質がストレプトマイシン、リファンピ
    シン、スピラマイシンおよびペニシリンGから選ばれる
    抗生物質であることを%愼とする特許請求の範−dgT
    項記載の製造法。 (9)プロトプラスト融合によって得たL−リジン生産
    能を有する微生物。 (II  咳黴生物が二種以上の抗生物質に耐性を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の微生物
    。 θυ 骸黴生物がコリネバクテリウム属ま九はブレビバ
    クテリウム属に属する微生物であることを特徴とする特
    許請求の範囲第9まえは10項記載の微生物。 a3葭黴生物がコリネバクテリウム・グルタミクムおよ
    びプレビバクテリクム・ラクトフェルメンタムに属する
    菌株の同−1種または異#i株間のプロトプラスト融合
    によって得られ九黴生物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第9.10tた1i11項記載の微生物。 tEl  該抗生物質がアミノグリコシド系抗生物質、
    β−ラクタム系抗生物質、マクロライド系抗生物質およ
    びリファマイシン系抗生物質から選ばれる抗生物質であ
    る仁とを特徴とする特許請求の範#IA第1011紀幀
    の微生物。 住4J鋏抗生物質がストレプトマイシン、リフアンピシ
    ン、スピラマイシンおよびペニシリンGから選ばれる抗
    生物質であることを特徴とする特許請求の範囲第13項
    記載の微生物。
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