JPS586385A - フアン式冷凍冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はファン式冷凍冷蔵庫に関する。

ファン式冷凍冷蔵庫において、冷蔵旧イ内に収納したデ
ザート類、飲料品等を急速に冷却させようとする場合に
最も有効な方法は冷気を継続的にデザート類、飲料品等
に接触させながら循環させる方法であると考えられてい
る。

しかし、従来のファン式冷凍冷蔵庫においては、冷気循
環用ファンモータの駆動とコンプレツナモータの駆動と
を連動させることと１７でいる為、デザート類、飲料品
等を操作者の自由に急速冷蔵することはできない。

その理由は、コンプレッサモータ作動時には冷凍室内を
低温の冷気が流れている為、冷気循環用ファンモータを
作動させて、該冷気の一部を冷蔵庫内に循環させても特
に不都合を生じないのであるが、コンプレッサモータを
亨止させた時にも冷気循環用ファンモータの作動を継続
すると、冷？＋Ｊｌ庫内の冷気が冷蔵庫内に流れ、逆に
冷蔵庫内の比較的あたたかい空気が冷凍庫内に流入する
ことにより、冷凍庫内の温度を」−汗させることとなる
ので、コンプレッサモータの運転率が高くなることによ
るのである。

本発明は、冷蔵庫内に収納した食品等を急速に冷却した
い場合に、一定時間に限り冷気循環用ファンモータをコ
ンプレッサモータの作動と無関係に連続運転（急冷蔵運
動させ、以て」−記の欠点を解消したものである。

即ち、本発明において、通常運転時と急冷蔵運転時にお
けるコンプレッ→ノーモータと冷気循環用ファンモータ
との関係は第１表に示すとおりである。

第１表 従来のファン式冷凍冷蔵庫においてはコンプレッサモー
タと冷気循環用ファンモータとは連動されるので１個の
リレーで両者を制御し得ることとなるが、本発明におい
ては急冷蔵運転時にコンプレッサモータの作動と無関係
に冷気循環用ファンモータを作動させる必要があるので
、２個のリレーを必要とすることとなる。そしてこの２
個のリレーの駆動について、コンプレッサモータが作動
している時は従来からあるリレーのみを駆動し、コンプ
レッサモータが停止していて、しかも冷気循理用ファン
モータを駆動する時にのみ残余のリレーを駆動すること
として不必要な消費電力の増加を防止している。

以下、本発明のファン式冷凍冷蔵庫について、一実施例
を示す添付図面によって詳細に説明する。

第１図はファン式冷凍冷蔵庫の電気結線図であり、商用
交番電源（ＡＣ’）の両端子間にリレー接点（ＲＹ３）
と除霜ヒータ（Ｌａ）とを直列接続するとともに、リレ
ー接点（Ｒｙｌ）とコンプレッサモータ（Ｌｌ）とを直
列接続し、更にリレー接点（Ｒｙ２）と冷気循環用ファ
ンモータ（Ｌ２）と冷凍室ドアスイッチ（ＳＷｌ）と冷
蔵室ドアスイッチ（ＳＷ２）　　とをこの順に直列接続
している。そしてリレー接点（Ｒｙ２）の常閉端子をリ
レー接点（Ｒｙｌ）とコンプレッ→ノーモータ（Ｌｌ）
との接続点に接続し、また冷凍室ドアスイッチ（ＳＷｌ
）、冷蔵室ドアスイッチ（ＳＷ２　）の常開端子に夫々
庫内灯（Ｌ４）（Ｌ５）を接続するとともに、両常開端
子同士を接続している。従って、リレー接点（ＲＹｌ）
を切換作動させることによりコンプレッサモータ（Ｌｌ
）と冷気循環用ファンモータ（Ｌ２）を駆動することが
でき、リレー接点（Ｒｙ２）を切換作動させることによ
り冷気循環用ファンモータ（Ｌ２）をコンプレッサモー
タ（Ｌｌ）の駆動と無関係に駆動することができる。

尚、前記リレー接点（ＲＹｌ）と並列に野菜室温度制御
用のナーモスタット（ＳＷ３）と野菜室層えすき防止用
のヒータ（Ｌａ）とを直列接続している。そして、該ヒ
ータ（Ｌａ）のインピーダンスをコンプレッサモータ（
Ｌｌ）のインピーダンスと比べて充分高くなるように設
定して、ヒータ（Ｌａ）に通電している時コンプレッサ
モータ（Ｌｌ）が作動することを防止している。

第２図は本発明の最も要旨とする制御部の電気結線図で
あり、温度制御回路（１）と、急冷蔵動作制御回路（２
）と、除霜制御回路（３）と、前記リレー接点（Ｒｙｌ
）（Ｒｙ２）（Ｒｙａ）を夫々切換作動させるリレーコ
イル（Ｒ￥り　（Ｒ￥２）（ＲＹＥ）とから構成されて
いる。

温度制御回路（１）は庫内温度が設定温度よりも高くな
ったことを検知して高レベル信号を出力するものであり
、急冷蔵動作制御回路（２）は、図示しないスイッチを
操作することにより急冷蔵運転を選択した場合に、一定
時間高レベル信号を出力するものであり、除霜制御回路
（３）はコンプレッサモータ（Ｌｌ）の運転時間が所定
時間に達したこと、或は着霜量が所定量に達したこと等
を検知して一定時間高レベル信号を出力するものである
。

リレーコイル（ＲＹＥ）は、除霜制御回路（３）の高レ
ベル出力にて導通されるスイッチングトランジスタ（Ｑ
５）と直列接続されている。

リレーコイル（ＲＹｌ）は、温度制御回路（１１の高レ
ベル出力にて導通されるスイッチングトランジスタ（Ｑ
ｌ）と直列接続されている。そして、該スイッチングト
ランジスタ（Ｑｌ）のベース端子を、除霜制御口ＦＩ！
１（３）の高レベル出力にて導通されるスイッチングト
ランジスタ（Ｑ２）のコレクタ端子と接続することによ
り、除霜動作中においては、庫内温度が設定温度以上と
なってもスイッチングトラン’）スタ（Ｑｌ）を導通さ
せないようにしている。

リレーコイル（ＲＹ２）は、急冷蔵動作制御回路（２）
の高レベル出力にて導通されるスイッチングトランジス
タ（Ｑ８）と直列接続されている。そして、該スイッチ
ングトランジスタ（Ｑａ）のベース端ｒを、温度制御回
路（１）又は除霜制御回路（３）の高レベル出力にて導
通されるスイッチングトランジスタ（Ｑ４）のコレクタ
端子と接続することにより、コンプレッサモータ（Ｌ　
１）作動中又は除霜動作中においては、急冷蔵運転を選
択していてもスイッチングトランジスタ（Ｑａ）を導通
させないようにしている。

以上の構成になるファン式冷凍冷蔵庫の作用は次のとお
りである。

除霜運転を行なう場合には、除霜制御回路（３）が高レ
ベル借りを出力することによりスイッチングトランジス
タ（Ｑ５）を導通させるので、リレー接点（Ｒｙａ）か
切換作動し、除霜ヒータ（Ｌ３）に通電して除霜動作を
行なう。そして、この場合、スイッチングトランジスタ
（Ｑ２）（Ｑ４）を同時に導通させるので、温度制御回
路（１）、急冷蔵動作制商１回路（２）の出力信リレベ
ルに関係なくスイッチングトランジスタ（Ｑｌ、）（Ｑ
ａ）が遮断状態となり、コンプレッサモータ（Ｌｌ）、
冷気、循環用ファンモータ（Ｌ２）は共に停止状態に保
持される。

除霜運転を行なっていない場合には、前記と逆にスイッ
チングトランジスタ（Ｑ５）が遮断状態となって除霜ヒ
ータ（Ｌ　ａ　）へのｊｍ電を政断するとともに、スイ
ッチングトランジスタ（Ｑ２）　（Ｑ４　）を遮断状態
として、スイッチングトランジスタ（Ｑｌ）（Ｑａ）を
導通させ得る状態とする。

この状態で、庫内温度が設定温度よりも高くなれば温度
制御回路（１）が高レベル借りを出力してスイッチング
トランジスタ（Ｑｌ）を導通させるので、リレー接点（
Ｒｙｌ）が切換作動し、コンプレッサモータ（Ｌｌ）２
＋ひ冷気循環用ファンモータ（Ｌ２）に通電して通常の
冷却運転を行なう。尚、このときスイッチングトランジ
スタ（Ｑ４）を導通させて、急冷蔵動作制御回路（２）
の出力信号レベルに関係なく、スイッチングトランジス
タ（Ｑａ）を遮断状態とし、リレーコイル（ＲＹ２　）
への通電を遮断することができる。

また、前記の状態において庫内温度か１設定温度よりも
低い場合には、スイッチングトランジスタ（Ｑｌ）が遮
断状態となるのでリレーコイル（ＲＹＩ）に通電するこ
とはなく、従ってコンプレッサモータ（Ｌｌ）も全く作
動しない。また、このときスイッチングトランジスタ（
Ｑ４）も遮断状態である。

この状態において図示しないスイッチ等を操作すること
により急冷蔵運転を選択すれは、急冷蔵運転制御回路（
２）が高レベル信号を出力してスイッチングトランジス
タ（Ｑａ）を導通させ、リレーコイル（ＲＹ２）に通電
する。従ってリレー接点（Ｒｙ２）が切換作動して冷気
循環用ファンモータ（Ｌ２）を作動させ、以て冷蔵庫内
の食品等に連続的に冷気を接触させることによって食品
等を急速に冷却することができる。

以上のように本発明は、冷蔵庫内の食品等を急速に冷却
する必要がある場合に、コンプレッサモータの作動と無
関係に冷気循環用ファンモータを作動させることができ
、また、通常運転時又は急冷蔵運転時の何れの場合にお
いても１個のリレーコイルに通電するのみであるから制
御部における負荷バランスが良好であり、しかもトラン
ス、定電圧回路等で構成される制御部用電源回路の容量
を小さくでき、更には消費電力をも節減できる等特有の
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、 第１図はファン式冷凍冷蔵庫の電気結線図。 第２図は同制御部の電気結線図。 ■　温度制御回路、　　　２・・急冷蔵運転制御回路、
３・・除霜制御回路、Ｔ、１・　コンプレッサモータ、
Ｌ２・・・冷気循環用ファンモータ、 Ｌ３・除霜ヒータ、 ＲＹＩ、ＲＹ２．Ｒ１・・・リレーコイル、ＲＹＩ、Ｒ
Ｙ２、ＲＹ３・・・リレー接点、Ｑｌ、Ｑ２．・・、Ｑ
ａ・・・スイッチングトランジスタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １１個のリレーにてコンプレッサモータの作動と連動さ
   せて冷気循環用ファンモータを作動させるファン式冷凍
   冷蔵庫において、コンプレッサモータ停止時に冷気循環
   用ファンモータを作動させるリレー及び該リレーを作動
   させる駆動手段を設け、更にコンプレッサモータへの通
   電時及び除霜運転時には前記駆動手段の作動を阻止する
   手段を設けたことを特徴とするファン式冷凍冷蔵庫。