JPS5848791Y2 - けい光灯ソケット - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はけい光灯ソケットに関し、ランプピンの機械
的保持と電気的接触の強化を図ることを目的としている
。

この考案の一実施例を第１図ないし第７図に示す。

すなわち、このけい光灯ソケットは、接触子板１．１′
を対称的に第１図のように折曲形成する。

これはリード線２を接続する端子板３に新曲段４を形成
して延出板５を形成するとともに、延出板５の先端部６
に接触子板１の一端部を折曲連接し、接触子板１の他端
部は折曲段４の側部に弾接して、接触子板１の両端部を
ランプピンの挿入時に両端部を支、１１．て支持するよ
うにしたものである。

この接触子板１，１′は第２図のように板金を加工し、
点線部を折曲することで簡単に製造できる。

この接触子板１，１′を、成形したソケット本体８の収
容部９，９′に嵌合装着し、カバー１０．１０’を被せ
て、ソケットを組立る。

第４図はその動作状態である。

すなわち、ランプピン１１，１１’を挿入部１２．１２
’に挿入すると、接触子板１，１′は仮想線のように、
両端部で支持されてピン接触口ｍ１部１３．１３’が撓
み、その復元力によりランプピン１１，１１’と電気的
に接触するとともに機械的に保持される。

接触子板１，１′と一体形成された端子板３は、第５図
ないし第７図のように、リード線２の挿入方向に向いた
接続用孔１４がしばり加工で斜設されており、しぼり加
工にともなって、凹部１５と膨らみ部１６とを形成し、
リード線２の接触を良好にするとともにそのはんだ１７
の付着を良好にしている。

以上のように、この考案のけい光灯ソケットは、一対の
端子板３と、これらの端子板３の端部に折曲段４を介し
て一体に延設されて互いに平行に並ぶ一対の延出板５と
、これらの延出板５の先端部の相対向側に新曲延設され
て前記延出板５に平行に配置されしかも互いに相対面す
るとともに先端部が前記折曲段４の対向側側縁に当接す
る一対の接触子板１，１′と、これらの接触子板１，１
′の中間位置に形成されてランプピンの側面に圧接する
ピン接触凹曲部１３．１３’と、前記端子板３および延
出板５を内装保持するソケツＩ・本体８とを備えたため
、ランプピンに圧接する接触子板が両端で２点支持され
ているので電気的接触と機械的保持の強化が図れ、しか
も接触子板の一端部は折曲段に当接されているのでラン
プピンの着脱が容易にでき、また接触子板と端子板が一
体形成されているのでソケット組立が簡単であり、構造
が簡素になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第２図はそ
の接触子板の展開平面図、第３図はソケットの斜・視図
、第４図はその平面図、第５図は端子部の拡大図、第６
図は第５図Ｍ−Ｍ線断面図、第７図はその使用状態図で
ある。 １．１′・・・・・・接触子板、２・・・・・・リード
線、３・・・・・・端子板、４・・・・・・折曲段、５
・・・・・・延出板、８・・・・・・ソケット本体、９
，９′・・・・・・収容部、１１．１１’・・・・・・
ランプピン、１３゜１３′・・・・・・ピン接触凹曲部
、１４・・・・・・接続用孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一対の端子板３と、これらの端子板３の端部に折曲段４
   を介して一体に延設されて互いに平行に並ぶ一対の延出
   板５と、これらの延出板５の先端部の相対向側に折曲延
   設されて前記延出板５に平行に配置されしかも互いに相
   対面するとともに先端部が前記新曲段４の対向側側縁に
   当接する一対の接触子板１，１′と、これらの接触子板
   １，１′の中間位置に形成されてランプピンの側面に圧
   接するピン接触凹曲部１３．１３’と、前記端子板３お
   よび延出板５を内装保持するソケット本体８とを備えた
   けい光灯ソケット。