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JPS5835851B2 - 脱型搬出装置 - Google Patents

脱型搬出装置

Info

Publication number
JPS5835851B2
JPS5835851B2 JP56057941A JP5794181A JPS5835851B2 JP S5835851 B2 JPS5835851 B2 JP S5835851B2 JP 56057941 A JP56057941 A JP 56057941A JP 5794181 A JP5794181 A JP 5794181A JP S5835851 B2 JPS5835851 B2 JP S5835851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded product
bed
formwork
panel
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP56057941A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57173109A (en
Inventor
岩三 瀬尾
隆雄 片石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP56057941A priority Critical patent/JPS5835851B2/ja
Priority to US06/313,132 priority patent/US4515552A/en
Priority to DE19813144978 priority patent/DE3144978A1/de
Publication of JPS57173109A publication Critical patent/JPS57173109A/ja
Publication of JPS5835851B2 publication Critical patent/JPS5835851B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B13/00Feeding the unshaped material to moulds or apparatus for producing shaped articles; Discharging shaped articles from such moulds or apparatus
    • B28B13/04Discharging the shaped articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軽量コンクリートパネルなどの成形物から型枠
等を取外し、この成形物を所定位置へ搬出する脱型搬出
装置に関する。
従来、成形物、例えばコンクリートパネルから型枠を取
外すには、コンクリートパネルの養生後、手作業などに
より型枠を取外しており、きわめて作業能率の悪いもの
であった。
また、成形物の搬出もフォークリフト等を用い、1つ1
つ搬出するため、この作業も能率の悪いものであった。
さらに、近年、住宅の素材の軽量化及びコストの低減な
どの要請から、パネル材として気泡コンクリートパネル
などが用いられているが、このような気泡コンクリート
パネルにあっても工期の短縮化の要請から能率のよい脱
型搬出手段が望まれている。
本発明の目的は、コンクリートパネルなどの成形物から
能率よく型枠等を取外すとともに、所定位置に搬出でき
る脱型搬出装置を提供するにある。
本発明は、成形物が設置された型枠ベッドを支持した状
態で、型枠ベッド搬入位置から型枠ベッド直立位置まで
起伏可能な起伏フレームをベースフレームに設け、この
起伏フレームにより型枠ベッドと一緒に起立させられた
成形物を受取り可能な支持腕を有するキャリヤを設け、
これにより起立状態での脱型と、この脱型後キャリヤに
よる成形物の搬出とを行なえるようにして前記目的を遠
戚しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
全体構成が示される第1図において、床1にはベースフ
レーム設置用凹部2が設けられ、この凹部2内において
ベースフレーム3が設置されている。
このベースフレーム3の一側には起伏フレーム4の一側
両端部が、一対の軸受5及び軸6(第2図参照)を介し
て起伏可能に支持され、この起伏フレーム4の途中には
起伏用駆動源としてのシリンダ7のピストンロッド8の
先端が回動可能に取付けられている。
このシリンダTの途中はベースフレーム3の下部フレー
ムに回動自在に取付けられ、シリンダ7の作動によって
進退するピストンロッド8の作用により起伏フレーム4
が軸6を中心として、後述する型枠ベッドの搬入位置す
なわち水平位置から垂直(直立)位置まで起伏できるよ
うにされている。
前記起伏フレーム4上には2条のレール9がI型鋼10
を介して敷設され、このレール9上には型枠ベッド11
の車輪12が移載可能にされ、この型枠ベッド11の搬
入は型枠ベッド11が水平状態で行なわれるようになっ
ている。
前記型枠ベッド11上には、成形物としての気泡コンク
リートなどからなるコンクリートパネル13の周囲を区
画するための型枠14が配置され、この型枠14は第1
図中紙面直交方向の前後及び左右の4本の柱状部材から
構成されている。
これらの柱状部材のうち第1図中前後及び左方の柱状部
材14Aは型枠ベッド11に一側縁を回動自在に支持さ
れ、型枠ベッド11の起伏フレーム4上への搬入時には
コンクリートパネル1”3の側面から離れて型枠ベッド
11の側方に倒れた状態にされ、一方、残りの図中右方
の柱状部材14Bは単に型枠ベッド11上に載置されて
おり、型枠ベッド11の起伏フレーム4上への搬入時に
もそのまま型枠ベッド11上に位置されている。
また、型枠ベッド11の下面には第1図中前後一対の係
止部材15が設けられ(第4図参照)これらの係止部材
15は第1図中左方のレール9の近傍に設けられるとと
もに、係止部材15の下部には左方のレール9に向って
開口された断面コ字形の係止凹部15Aが形式されてい
る。
前記起伏フレーム4上には、前記型枠ベッド11の下面
に設けられた係止部材15に係止可能な一対のクランプ
機構16が設けられるとともに(第2図及び第4図参照
)、第2図中右側中央部において型枠ベッド押圧機構1
7が設けられ、さらに、この押圧機構17の第2図中上
下位置において成形物支持機構18が設けられている(
第5゜6図参照)。
前記クランプ機構16は、第4図に示されるように、起
伏フレーム4上に固定されたベース19と、このベース
19上に固定され両側にガイド溝20Aを有するガイド
レール20と、このガイドレール20に被嵌されガイド
レール20に沿って摺動自在な摺動部材21と、この摺
動部材21上に立設されるとともに前記係止部材15の
係止凹部15Aに係合可能な係止凸部22Aを有する凸
状部材22と、前記ベース19上にトラニオン形式で首
振自在に支持されるとともにピストンロッド23Aの先
端が凸状部材22に連結されたシリンダ23とから構成
され、このシリンダ23を作動させることにより、凸状
部材22の係止凸部22Aが型枠ベッド11に固定され
た係屯部材15の係止凹部15Aに係合あるいは離脱で
きるようにされている。
前記型枠ベッド抑圧機構1γは、第2.5.6図に示さ
れるように、起伏フレーム4上に所定距離離れて設けら
れた一対のベース24と、これらのベース24上にそれ
ぞれ固定され両側にガイド溝25Aを有するガイドレー
ル25と、これらのガイドレール25にそれぞれ被嵌さ
れガイドレール25に沿って摺動自在な摺動部材26と
、これらの摺動部材26間に掛は渡された一本の抑圧部
材27と、前記ベース24上にそれぞれ設けられ各摺動
部材26にピストンロッド28Aの先端が連結されたシ
リンダ28とから構成され、このシリンダ28を作動さ
せることにより押圧部材27を型枠11の側面に当接さ
せてこの型枠ベッド11を押圧し、この押圧力と前記ク
ランプ機構16の係止力とにより型枠ベッド11を確固
に支持できるようにされている。
ここにおいて、この型枠ベッド押圧機構17、前記クラ
ンプ機構16及び前記係止部材15により型枠ベッド固
持機構が構成されている。
前記成形物支持機構18は、第2.3,5.6図に示さ
れるように、前記型枠ベッド抑圧機構17の両側にそれ
ぞれ設げられたベース29と、これらのベース29上に
それぞれ固定され両側にガイド溝30Aを有するガイド
レール30と、これらのガイドレール30上にそれぞれ
被嵌されガイドレール30に沿って摺動自在な摺動部材
31と、これらの摺動部材31上にそれぞれ立設された
支持ブラケット32と、これらの支持ブラケット32の
上部にそれぞれ突設され型枠ベッド11に当接されず型
枠14の柱状部材14Bのみに当接される当接バッド3
3と、前記ベース29上にそれぞれ固定されるとともに
各支持ブラケット32にピストンロッド34Aの先端が
連結されたシリンダ34とから構成され、このシリンダ
34を作動させることにより当接パッド33を柱状部材
14Bに当接させ、起伏フレーム4が垂直状態に起立さ
れたとき、この柱状部材14Bを介してパネル13を支
持できるようにされている。
前記ベースフレーム3上には、前記成形物支持機構18
の両側において起伏フレーム4と干渉しない位置にそれ
ぞれ成形物受取機構35が設げられている(第2図参照
)。
これらの成形物受取機構35は、第7図に拡大して示さ
れるように、ベースフレーム3に立設されたブラケット
36と、このブラケット36に固定され前記クランプ機
構16等に設けられたと同様なガイドレール37と、こ
のガイドレール37に摺動自在に被嵌された摺動部材3
8と、この摺動部材38に一体に固定されるとともに第
7図中右方からみてT字状に形成された受は部材39と
、この受は部材39の上面に突設され型枠ベッド11に
は当接されず型枠14の柱状部材14Bのみに当接され
る当接パッド40、前記ベースフレーム3上に固定され
るとともに前記管は部材39にピストンロッド41Aの
先端が連結されたシリンダ41とから構成され、このシ
リンダ41を作動させることにより、起立状態にある起
伏フレーム4の成形物支持機構18で柱状部材14Bを
介して支持されているパネル13を受取ることができる
ようにされている。
前記ベースフレーム3の軸6側の上方位置には、第1図
に示されるように、パネル搬出キャリヤ支持フレーム4
2が設けられ、この支持フレーム42にはチエン牽引式
、自走式等のパネル搬出キャリヤ43が車輪44を介し
て第1図中紙面直交方向に移動自在に支持されている。
このキャリヤ43は、第1図及び第8図に示されるよう
に、作業台45と、この作業台45の第8図中左右位置
に設けられた一対のガイド支柱46と、これらの支柱4
6間に摺動可能に支持されるとともに支柱46に設けら
れたシリンダ47によりブラケット48を介して上下動
される摺動枠49と、この摺動枠49の下面に設けられ
た支持腕ガイド50と、この支持腕ガイド50に摺動自
在に支持されるとともにシリンダ51により上下動され
る支持腕52と、前記摺動枠49の上部から中央部にか
けて設けられた吊上げフック係止機構53とから構成さ
れ、図示しない駆動源を駆動させることによりキャリヤ
43をパネル13の受取り位置から所定の次工程位置へ
と搬送できるようにされている。
前記吊上げフック係止機構53は、パネル13に突設さ
れた吊上げフック13Aを支持する機構で、第8図及び
第9図に拡大して示されている。
これらの図において、吊上げフック係止機構53は、摺
動枠49の内部に摺動自在にされた摺動板54と、前記
摺動枠49の上枠下面に一端固定されるとともに摺動板
540両端部を貫通して延長されこの摺動板54を貫通
した先端部に設けられたピストンロッド55Aが摺動板
54に連結されこの摺動板54を摺動枠49に沿って上
下動させるシリンダ55と、前記摺動板54の第8図中
背面に設けられたガイドバー56に摺動可能かつ所定位
置固定可能に設けられるとともにパネル13の吊上げフ
ック13Aに係止可能な溝57Aを有する複数本のアー
ム5Tと、これらのアーム57をぞれそれ摺動板54め
上面に回動可能に支持するとともに所定位置で固定する
固定ねじ58とから構成され、シリンダ55によりパネ
ル13の高さに合せてアーム57の高さ位置を調整でき
るようにされ、かつ、ガイドバー56に沿って吊上げフ
ック13Aの取付はピッチに合せて各アーム57間の間
隔を調整できるようにされている。
前記支持フレーム42には、第1図に示されるように、
パネル支持台59が上下動可能に設けられ、この支持台
59はシリンダ60により上下動されるようになってい
る。
また、支持台59には吊上げフッククランプ機構61が
設けられ、このクランプ機構61により起立状態にある
パネル13の吊上げフック13Aを挾持し、このフック
13Aに前記フック係止機構53のアーム57が係止さ
れるまでパネル13の起立状態の確保を行なえるように
なっている。
前記吊上げフッククランプ機構61は、第10図及び第
11図に拡大して示されるように、パネル支持台59か
ら型鋼62を介して吊下げられた案内部材63と、この
案内部材63に摺動自在に取付けられるとともにパネル
13の吊下げフック13Aの数だけ、例えば4個設けら
れた摺動台64と、前記パネル支持台59にトラニオン
形式で取付けられるとともに各摺動台64をパネル13
の各吊下げフック13Aに対向する位置に移動させるシ
リンダ65と、前記各摺動台64にそれぞれブラケット
66を介して設けられた固定側挾持部材67と、この固
定側挟持部材67に対向されるとともにガイドブラケッ
ト68の下辺68Aと側壁68Bに設げられた突条68
Cとの間に摺動自在に支持された側面り字形の可動側挾
持部材69と、ガイドブラケット68の下辺68Aに固
定されるとともにピストンロンドアOAの先端が可動側
挾持部材69に連結されこの挾持部材69を固定側挾持
部材67側に向って進退させる挟持用シリンダ70と、
前記ブラケット66に固定されるとともに先端が固定側
挾持部材67の近傍に配置され固定側挟持部材67が吊
上げフック13Aに当接されたことを検知して摺動台駆
動用シリンダ65を停止させるとともに挾持用シリンダ
70を作動させて両挾持部材67゜69間に吊上げフッ
ク13Aを挾持させるタッチセンサ71とから構成され
ている。
また、この吊上げフッククランプ機構61の摺動台64
のうち適宜な位置、例えば両端の摺動台64にはローラ
ープランジャ型リミットスイッチ72が設けられ、この
スイッチ72の突没可能な下辺72Aがパネル13の上
端に当接されることにより支持台駆動用シリンダ60が
停止されるようになっている。
次に本実施例の作用につき説明する。
ベースフレーム3に設けられたシリンダ7のピストンロ
ッド8が縮小状態にあり、起伏フレーム4が水平位置に
ある状態において、型枠ベッド11は車輪12を介して
起伏フレーム4のレール9上に移動され、図示しないリ
ミットスイッチ等検知手段の作用により停止される。
この停止により、クランプ機構16のシリンダ23が、
ピストンロッド23Aが縮小する方向に作動されて凸状
部材22の係止凸部22Aが係止部材15の係止凹部1
5Aに係合されるとともに、型枠ベース抑圧機構17の
シリンダ28が、ピストンロッド28Aが進出する方向
に作動されて押圧部材2Tが型枠ベッド11の第1図中
右側面に当接され、この押圧機構17の押圧部材27に
よる押圧と、前記クランプ機構16の係止部材15への
係合とにより型枠ベッド11は起伏フレーム4上の基準
位置に確固に支持される。
この型枠ベッド11の起伏フレーム4上への搬入の際、
型枠ベッド11上に成形される成形物としてのコンクリ
ートパネル13の周縁を画成する型枠14のうち、第1
図中前後(後方は図示せず)及び左方の柱状部材14A
はパネル13の周面から離れて型枠ベッド11の側方に
倒れた状態とされ、右方の柱状部材14Bのみ型枠ベッ
ド11上に残された状態とされている。
前記クランプ機構16及び押圧機構17の作動と同時も
しくはこれより少し遅れて成形物支持機構18のシリン
ダ34が、ピストンロッド34Aが進出する方向に作動
され、当接パッド33が型枠14の右方の柱状部材14
Bに当接される。
ついで、起伏用シリンダ7が作動されてピストンロッド
8が進出され、起伏フレーム4が型枠ベッド11を固持
したまま、はぼ垂直状態に起立され、この位置で図示し
ないリミットスイッチ等の検知手段で停止される。
この停止により、成形物受取機構35のシリンダ41が
、ピストンロッド41Aが進出する方向に作動され、当
接パッド40が型枠14の右方の柱状部材14Bに当接
される(第7図鎖線位置参照)。
この当接により、前記成形物支持機構18のシリンダ3
4が前述とハ逆方向すなわちピストンロッド34Aが後
述する方向に作動され、これによりコンクリートパネル
13は柱状部材14Bを介して受取機構35の当接パッ
ド40側に支持される(第3図参照)。
前記パネル13の起立後、受取機構35によりパネル1
3が支持されるまでの間あるいはパネル13が支持され
たのちに、まず、パネル支持台59のシリンダ60が作
動されて、フッククランプ機構53がフック13Aを挾
持可能なように、支持台59が下げられ、ローラプラン
ジャ型リミットスイッチ72の下辺72Aがパネル13
の上面に当接されてリミットスイッチ12が作動される
ことによりシリンダ60が停止される。
ついで、吊上げフッククランプ機構61の摺動台駆動用
シリンダ65が作動されて各摺動台64が案内部材63
に沿って移動され、各固定側挾持部材67にパネル13
の吊上げフック13Aが当接されると、この当接がタッ
チセンサ71により検出され、各シリンダ65が停止さ
れるとともに、各挾持用シリンダ70が作動され、各吊
上げフック13Aの挾持が行なわれる。
こののち、シリンダIが前述とは逆方向すなわちピスト
ンロッド8が縮小する方向に作動され、起伏フレーム4
は倒伏され、水平位置に戻される。
この際、起伏フレーム4には型枠ベッド11が固持され
たままの状態であるため、型枠ベッド11はパネル13
から離れて型枠ベッド11はこのベッド11に取付けら
れた3本の柱状部材14Aとともに倒伏される。
この倒伏が完了すると、クランプ機構16のシリンダ2
3及び型枠ベッド押圧機構17のシリンダ28が共に前
述とは逆方向に作動され、型枠ベッド11の固持が解除
される。
この固持が解除された型枠ベッド11は再び車輪12が
駆動されて搬出側へと移動され、起伏フレーム4上には
新たな型枠ベッド11すなわちコンクリートパネル13
が載置された型枠ベッド11が移動されてきて、前述と
同様にして型枠ベッド11の固持が行なわれる。
一方、フッククランプ機構61により挾持されているパ
ネル13のフック13Aには、シリンダ55の作動によ
り予め所定位置に移動されているキャリヤ43の吊上げ
フック係止機構53が対向され、この係止機構53の各
アーム57が作業台45上の作業員により各フック13
Aに係止、固定される。
このアーム57の係止に伴ないフッククランプ機構61
の各挟持用シリンダ70及び摺動台駆動用シリンダ65
が前述とは逆方向に作動されて各吊上げフック13Aの
クランプが解除され、ついでシリンダ60が前述とは逆
方向に作動されてパネル支持台59が上昇され、キャリ
ヤ43によるパネル13の搬出が可能な状態とされる。
また、フック係止機構53の作動とともにあるいは係止
完了後に支持腕作動用シリンダ51が作動されて支持腕
52が上昇され、この支持腕52がパネル13を支持し
ている柱状部材14Bに当接されると、図示しないリミ
ットスイッチ等の検知手段により支持腕52の上昇が停
止される。
この停止により、成形物受取機構35のシリンダ41が
前述とは逆方向に作動されて当接パッド40が下降され
ると、パネル13が柱状部材14Bを介して支持腕52
に支持されることとなる。
一方、受取機構35のシリンダ41は縮小方向のストロ
ークエンドまで作動されて停止され、次回のパネル13
の受取りに備えられる。
このようにして支持腕52上に支持され、かつ、フック
係止機構53のアーム57により倒れ等全防止されたパ
ネル13は、キャリヤ43の移動に伴ない所定の次工程
位置へと搬出され、このパネル13を支持したキャリヤ
43の移動に伴いパネル13を支持していない次の空の
キャリヤ43が起伏フレーム4に対応した位置へと移動
され、次のパネル13の支持に備えられる。
以下、上述の動作が連続して行なわれることにより、自
動的に脱型及びパネル搬出作業が行なわれる。
上述のような本実施例によれば、起伏フレーム4で起立
させた状態で受取機構35により成形物であるコンクリ
ートパネル13側のみを受取り、この受取り後直ちに起
伏フレーム4を倒伏できるようにしたから、成形物から
の脱型を能率よく連続して行なうことができる。
また、型枠ベッド11は、クランプ機構16、型枠ベッ
ド押圧機構17及び係止部材15から構成される型枠ベ
ッド固持機構により確実に支持されるから、転倒の危険
等が全くなく、作業を安全に行なえる。
さらに、起伏フレーム3、クランプ機構16、型枠ベッ
ド押圧機構17、成形品受取機構35、支持腕52、パ
ネル支持台59、フッククランプ機構61等は全て流体
圧作動のシリンダを駆動源としているから、圧力流体回
路を適宜に設計することにより、適当な検知手段と組合
せて自動運転を行なうことが埜き、省力化を達成でき、
作業コストを著しく低下できる。
また、脱型されたパネル13はキャリヤ43により直ち
に所定の次工程位置へと搬出されるから、パネル13の
製造工程全体の流れをスムーズにでき、この点からも作
業能率を向上できる。
なお、実施にあたり、クランプ機構16等からなる型枠
ベッド固持機構は、他の構成でもよく、要するに型枠ベ
ッド11を確実に支持できる構造であればよい。
また、各駆動源もシリンダに限らず、他の構成例えば電
動モータ等でもよい。
さらに、型枠ベッド11の搬入方向は、前記実施例のよ
うに必ずしも水平でなくともよく、前工程との関係で多
少傾斜した状態であってもよい。
また、成形物としてはコンクリートパネル13に限らず
、他の形状の成形物であつ°〔もよい。
さらに、成形物としてのコンクリートパネル13は柱状
部材14Bを介さず直接当接パッド33.40等に支持
されてもよい。
また、成形物受取機構35及び吊上げフッククランプ機
構61は必ずしも設けなくともよく、起伏フレーム4に
より型枠ベッド11が起立された状態で、直接キャリヤ
43の支持腕52でパネル13側を受取るようにしても
よい。
しかし、受取機構35等を設ければ、キャリヤ43への
パネル13の移載中に起伏フレーム4を倒伏させて次の
型枠フレーム11の搬入に備えうるので、作業能率をよ
り向上できるという利点がある。
さらに、吊上げフック係止機構53も前記実施例の構成
に限らず、吊上げフッククランプ機構61のようにシリ
ンダ65.70等を用いた構成でもよい。
上述のように本発明によれば、コンクリートパネルなど
の成形物から型枠等を能率よく脱型、搬出できる脱型搬
出装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る脱型搬出装置の一実施例の全体構
成を示す側面図、第2図はその一部を省略した平面図、
第3図はその要部の拡大側面図、第4図は本実施例に用
いられるクランプ機構の拡大側面図、第5図は本実施例
に用いられる型枠ベッド抑圧機構及び成形物支持機構の
一部を示す拡大平面図、第6図はその一部を省略した背
面図、第7図は本実施例に用いられる成形品受取機構の
拡大側面図、第8図は本実施例に用いられるパネル搬出
キャリヤの拡大正面図、第9図は第8図の要部の拡大平
面図、第10図は本実施例に用いられる吊上げフックク
ランプ機構の拡大正面図、第11図は第10図の要部の
拡大図である。 3・・・・・・ベースフレーム、4・・・・・・起伏フ
レーム、7・・・・・・起伏用駆動源としてのシリンダ
、11・・・・・・型枠ベッド、13・・・・・・成形
物としてのコンクリートパネル、14・・・・・・型枠
、14A、14B・・・・・・柱状部材、15・・・・
・・係止部材、16・・・・・・クランプ機構、17・
・・・・・型枠ベース押圧機構、18・・・・・・成形
物支持機構、35・・・・・・成形物受取機構、43・
−・・・・パネル搬出キャリヤ、52−・・・・・支持
腕、53・・・・・・吊上げフック係止機構、59・・
・・・・パネル支持台、61・・・・・・吊上げフック
クランプ機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベースフレーム上、このベースフレームニ支持され
    るとともに型枠ベッドを支持した状態で型枠ベッド搬入
    位置から型枠ベッド直立位置まで起伏可能な起伏フレー
    ムと、この起伏フレームによす型枠ヘッドと一緒に起立
    させられた成形物を受取り可能な支持腕を有するととも
    にこの成形物受取位置から所定位置へと成形物を搬出可
    能なキャリヤとを具備したことを特徴とする脱型搬出装
    置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記ベースフレー
    ム上には、起立状態にある起伏フレームにより支持され
    た型枠ベッドから成形物側のみを受取り、前記キャリヤ
    の支持腕へ成形物を受渡し可能にする成形物受取機構が
    設けられたことを特徴とする脱型搬出装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項において、前記
    キャリヤには成形物に突設された吊上げフックに係止さ
    れる吊上げフック係止機構が設けられていることを特徴
    とする脱型搬出装置。
JP56057941A 1981-04-17 1981-04-17 脱型搬出装置 Expired JPS5835851B2 (ja)

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JPS57173109A (en) 1982-10-25
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