JPS5833694Y2 - 密閉母線用電圧変成器 - Google Patents
密閉母線用電圧変成器Info
- Publication number
- JPS5833694Y2 JPS5833694Y2 JP13242278U JP13242278U JPS5833694Y2 JP S5833694 Y2 JPS5833694 Y2 JP S5833694Y2 JP 13242278 U JP13242278 U JP 13242278U JP 13242278 U JP13242278 U JP 13242278U JP S5833694 Y2 JPS5833694 Y2 JP S5833694Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- potential
- container
- sealed
- voltage
- voltage transformer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は密閉母線用電圧変成器の改良に関する。
従来、この種変成器は母線電圧を検出部で分圧し、これ
を増幅器に与えるようにして構成されている。
を増幅器に与えるようにして構成されている。
ところで、この検出部としては、例えばSF6ガス等の
絶縁媒体を充填した密閉容器と母線間に検圧電極を配設
し前記母線電圧を分圧するものがある。
絶縁媒体を充填した密閉容器と母線間に検圧電極を配設
し前記母線電圧を分圧するものがある。
ところが、検出部の接地点を前記密閉容器からとってい
るため、サージ等による密閉容器の過渡電位変動がその
まま検出誤差となる欠点がある。
るため、サージ等による密閉容器の過渡電位変動がその
まま検出誤差となる欠点がある。
これを避けるため、第1図に示すように密閉容器1と検
圧電極2との間にじゃ蔽電極3を介在させ、各電極2,
3の電位を密閉容器1から絶縁して取出すようにしたも
のがある。
圧電極2との間にじゃ蔽電極3を介在させ、各電極2,
3の電位を密閉容器1から絶縁して取出すようにしたも
のがある。
なお、4は密閉容器1で包囲された母線、5はSF6ガ
ス等の絶縁媒体、6.7はブッシング、8は分圧コンデ
ンサ、9は接地用コンデンサ、10は増幅器、11は密
閉容器1の接地抵抗である。
ス等の絶縁媒体、6.7はブッシング、8は分圧コンデ
ンサ、9は接地用コンデンサ、10は増幅器、11は密
閉容器1の接地抵抗である。
この構成によればしや蔽電極3及び接地用コンデンサ9
による密閉容器1の過度電位変動が検出電極2に影響を
与えるのを防止できるようになる反面、同一密閉容器1
内に検圧電極2とじや蔽電極3を同軸的に配設するため
構造複雑にして密閉容器1が大形化する傾向にある外、
ガス気密したブッシングは各電極用として6,7の2本
が必要となるという欠点がある。
による密閉容器1の過度電位変動が検出電極2に影響を
与えるのを防止できるようになる反面、同一密閉容器1
内に検圧電極2とじや蔽電極3を同軸的に配設するため
構造複雑にして密閉容器1が大形化する傾向にある外、
ガス気密したブッシングは各電極用として6,7の2本
が必要となるという欠点がある。
本案は二点に鑑み簡単な構造で密閉容器の過渡電位変動
が検出誤差とならないようにすることを狙いとし、以下
第2図、第3図に基づいて説明する。
が検出誤差とならないようにすることを狙いとし、以下
第2図、第3図に基づいて説明する。
第2図は本案の1実施例を示すもので、21は密閉容器
1の電位を検出するため容器1の外部に配設された容器
電位検出電極、22は電極21の電位を分整する分圧コ
ンデンサ、23は差動増幅器で分圧コンテ゛ンサ8と2
2の電位を差動増幅するものである。
1の電位を検出するため容器1の外部に配設された容器
電位検出電極、22は電極21の電位を分整する分圧コ
ンデンサ、23は差動増幅器で分圧コンテ゛ンサ8と2
2の電位を差動増幅するものである。
上述の構成において、密閉容器1に過渡電位変動が生じ
た場合、これは検圧電極2及び容器電位検出電極21の
双方で検出される。
た場合、これは検圧電極2及び容器電位検出電極21の
双方で検出される。
前記検圧電極2は前記密閉容器1の電位の外に母線4の
電位も検出している。
電位も検出している。
従って両電極2,21で検出された電位はコンデンサ8
,22でそれぞれ分圧されたうえ、差動増幅器23で増
幅される。
,22でそれぞれ分圧されたうえ、差動増幅器23で増
幅される。
このとき、母線4の電位を■1、検圧電極2で検出する
密閉容器1の電位をV2、電極21で検出する密閉容器
1の電位を■2′とすれば、前記差動増幅器23の出力
Pは、 P =V1+V2 V2’ となり、V2−■2′となるように予め分圧コンデンサ
8,22で調整しておけば、差動増幅器23の出力Pは
母線4の電位■1のみとなる。
密閉容器1の電位をV2、電極21で検出する密閉容器
1の電位を■2′とすれば、前記差動増幅器23の出力
Pは、 P =V1+V2 V2’ となり、V2−■2′となるように予め分圧コンデンサ
8,22で調整しておけば、差動増幅器23の出力Pは
母線4の電位■1のみとなる。
第3図は本案の他の実施例を示すもので、密閉容器1の
過渡電位変動を分圧抵抗31.32で分圧し、分圧抵抗
32の電位と分圧コンテ゛ンサ8の電位を比較増幅する
ようにしたものである。
過渡電位変動を分圧抵抗31.32で分圧し、分圧抵抗
32の電位と分圧コンテ゛ンサ8の電位を比較増幅する
ようにしたものである。
この場合には第2図のものに比べ容器電位検出電極21
を省略し得便利である。
を省略し得便利である。
以上詳述した通り本案によるときは密閉容器の電位を前
記容器外で検出しこれと検圧電極の電位とを差動的に増
幅して成るものであるから極めて簡単な構造で密閉容器
の過渡電位変動による検出誤差をなくすることができる
うえ密閉容器が大形化することもなく、更にガス気密し
たブッシングも1本で良いという極めて実用的な効果を
奏する。
記容器外で検出しこれと検圧電極の電位とを差動的に増
幅して成るものであるから極めて簡単な構造で密閉容器
の過渡電位変動による検出誤差をなくすることができる
うえ密閉容器が大形化することもなく、更にガス気密し
たブッシングも1本で良いという極めて実用的な効果を
奏する。
第1図は従来装置を示す電気線図、第2図は本案の1実
施例を示す電気線図、第3図は本案の他の実施例を示す
電気線図である。 1・・・・・・密閉容器、2・・・・・・検圧電極、4
・・・・・・母線、8・・・・・・分圧コンデンサ、1
1・・・・・・接地抵抗、21・・・・・・容器電位検
出電極、22・・・・・・分圧コンテ゛ンサ、23・・
・・・・差動増幅器、31.32・・・・・・分圧抵抗
。
施例を示す電気線図、第3図は本案の他の実施例を示す
電気線図である。 1・・・・・・密閉容器、2・・・・・・検圧電極、4
・・・・・・母線、8・・・・・・分圧コンデンサ、1
1・・・・・・接地抵抗、21・・・・・・容器電位検
出電極、22・・・・・・分圧コンテ゛ンサ、23・・
・・・・差動増幅器、31.32・・・・・・分圧抵抗
。
Claims (3)
- (1)母線とこれを包囲する密閉容器間に検圧電極を配
設して母線電位を検出するものにおいて、前記密閉容器
の電位を容器外で検出しこれと前記検圧電極との出力と
を差動的に増幅して前記容器の過渡電位変動による影響
を防止して成る密閉母線用電圧変成器。 - (2)密閉容器の過渡電位変動をコンデンサ分圧して成
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の密閉母線用電圧
変成器。 - (3)密閉容器の過渡電位変動を抵抗分圧して戊る実用
新案登録請求の範囲第1項記載の密閉母線用電圧変成器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13242278U JPS5833694Y2 (ja) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | 密閉母線用電圧変成器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13242278U JPS5833694Y2 (ja) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | 密閉母線用電圧変成器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5549518U JPS5549518U (ja) | 1980-03-31 |
JPS5833694Y2 true JPS5833694Y2 (ja) | 1983-07-28 |
Family
ID=29099940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13242278U Expired JPS5833694Y2 (ja) | 1978-09-26 | 1978-09-26 | 密閉母線用電圧変成器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833694Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6459188B2 (ja) * | 2014-03-13 | 2019-01-30 | オムロン株式会社 | 非接触電圧計測装置 |
-
1978
- 1978-09-26 JP JP13242278U patent/JPS5833694Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5549518U (ja) | 1980-03-31 |
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