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JPS5824438B2 - 2−(1− ピペラジニル ) ピリド (2,3−d) ピリミジンユウドウタイノセイホウ - Google Patents

2−(1− ピペラジニル ) ピリド (2,3−d) ピリミジンユウドウタイノセイホウ

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Publication number
JPS5824438B2
JPS5824438B2 JP49017416A JP1741674A JPS5824438B2 JP S5824438 B2 JPS5824438 B2 JP S5824438B2 JP 49017416 A JP49017416 A JP 49017416A JP 1741674 A JP1741674 A JP 1741674A JP S5824438 B2 JPS5824438 B2 JP S5824438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
piperazinyl
acid
pyrimidine
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP49017416A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50111097A (ja
Inventor
河口和代
高瀬善行
三塩晋作
松本純一
清水当尚
中村信一
南新作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP49017416A priority Critical patent/JPS5824438B2/ja
Publication of JPS50111097A publication Critical patent/JPS50111097A/ja
Publication of JPS5824438B2 publication Critical patent/JPS5824438B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の目的は抗菌剤として有用な化合物およびその中
間体の製法を提供することにある。
本発明は一般式 〔式中、R1はビニル基を意味し、R2は水素原子また
は低級アルキル基を意味し、R3は)・ロゲンで置換さ
れていることもあるアルカノイル基、アリール基で置換
されていることもあるアルコキシカルボニル基、アロイ
ル基、ホルミル基、カルバモイル基、チオカルバモイル
基、アリールもしくは低級アルキルスルホニル基、アリ
ールチオ基、トリチル基またば−CH=CH−Rで表わ
される基を意味する。
ここにおいてRは水素原子、低級アルキル基またはアリ
ール基を意味する。
〕で表わされる4−保護−ピペラジン誘導体を酸または
塩基の存在下分解することにより該保護基を脱離せしめ
ることを特徴とする一般式 〔式中、偽は水素原子または低級アルキル基を意味し、
R1は前掲と同じものを意味する。
〕で表わされる2−(1−ピペラジニル)ピリド〔2・
3−d〕ピリミジン誘導体およびその塩の製法に関する
ここにおいて、R3の具体的な例としては、アセチル、
トリフルオロアセチル、ベンゾイル、ホルミル、ベンジ
ロキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−ブトキシ
カルボニルの如き保護基として普通一般に使用される酸
残基、p−トルエンスルホニル、メタンスルホニルノ如
キアリールもしくは低級アルキルスルホニル基、0−ニ
トロフェニルチオ基の如きアリールチオ基またはビニル
基、1−プロペニル基等の保護基が挙げられる。
本発明によれば、原料化合物CI)の保護基を脱離せし
め目的物CINを得る。
この際、反応を促進する意味で酸または塩基触媒共存下
行なうのが一般的である。
酸としては、塩酸、臭酸、ヨウ化水素酸、硫酸、リン酸
等の無機酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、蓚酸、トルエン
スルホン酸等の有機酸が挙げられる。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化バリウム等の
アルカリ金属の水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等の炭酸塩、更には酢酸ナトリウム等が挙げられる。
また上記酸の存在下、原料を直接加熱した後、これを水
に加える方法を採用してもよい。
溶媒は原料の性質により、水、含水または非水溶媒(エ
タノール、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエ
ーテル、ベンゼン、ピリジン、酢酸等)モ使用される。
反応温度は20〜150℃が好ましい。
本反応を実施する際、カルボン酸のエステルが加水分解
を受けることもあり、また、例えば、ホルミル、トリフ
ルオロアセチル、t−ブトキシカルボニル、トリチルが
保護基である場合には、緩和な分解条件で該保護基の脱
離が起るので、他の官能基に影響を与えない。
目的物〔■〕がエステルの形で得られる場合には、常法
により加水分解してカルボン酸とすることも、さらに酸
または塩基で処理することにより、アミンの塩酸塩、硫
酸塩、蓚酸塩、酢酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩
、またはカルボン酸のナトリウム塩、カリウム塩とする
こともできる。
また、目的物は通常水相物の形で得られ、これを無水物
とすることもできる。
かくして得られる目的物CII)およびその塩は新規化
合物であり、優れた抗菌作用を有し、医薬のみならず動
物薬、食品防腐剤として種々の形で使用される。
なお、原料化合物CI)も新規化合物であり、次の方法
により製造することができる。
すなわち、例えば次の一般式 〔式中、R2およびR3は前掲と同じものを意味する。
〕で表わされる化合物をクロルエチル化して得られる一
般式 〔式中、R2およびR3は前掲と同じものを意味する。
〕で表わされる化合物を水酸化ナトリウムの如き塩基と
加熱し塩化水素を脱離せしめることにより製造できる。
次に実施例を挙げて更に具体的に説明する。
実施例 1 5 ・8−ジヒドロ−5−オキソ−2−(l−ピペラジ
ニル)−8−ビニルピリド〔2・3−d)ピリミジン−
6−カルボン酸・塩酸塩の製法5・8−ジヒドロ−2−
(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−5−
オキソ−8−ビニルピリド〔2・3−d〕ピリミジン−
6−カルボン酸3.73 fに15%塩酸60rnlお
よびエタノール30TIllを加え、沸騰水浴上で30
分間加熱還流させる。
冷却後析出する結晶をr取し、エタノールで洗浄してか
ら水約150m1に加熱して溶かし脱色炭0.6fを加
えしばらく加温後、濾過する。
P液に濃塩酸8I711を加え放冷すると結晶が析出す
る。
結晶を冷水、次いでエタノールで洗い乾燥して2.35
?の目的物を得る。
融点298−301℃(分解)。
実施例 2 5・8−ジヒドロ−5−オキソ−2−(l−ピペラジニ
ル)−8−ビニルピリド〔2・3−d)ピIJ ミジン
−6−カルボン酸エチル エステルの製法 5・8−ジヒドロ−5−オキソ−2−(4−トリフルオ
ロアセチル−1−ピペラジニル)−8−ビニルピリド〔
2・3−d〕ピリミジン−6−カルボン酸エチル エス
テルQ、85Pに7%炭酸カリウム水溶液4 ml、エ
タノール4m1.およびクロロホルム41rLlを加え
、室温にて攪拌下1.5時間反応させる。
反応後溶媒を減圧留去し、残渣をクロロホルムで抽出し
、水洗、乾燥後クロロホルムを留去し、残渣に酢酸エチ
ルを加えて結晶化せしめる。
結晶を沢取し酢酸エチルより再結晶して淡橙色針状晶の
目的物0,5syを得る。
融点180−183℃ 実施例 3 5・8−ジヒドロ−2−(4−エトキシカルボニル−1
−ピペラジニル)−5−オキソ−8−ビニルピリド〔2
・3−d、:]]ピリミジンー6−カルボン酸373グ
に15%塩酸60 mlおよびエタノール30m1を加
え、沸騰水浴上で30分間加熱還流させる。
冷却後析出する結晶を1取し、エタノールで洗浄してか
ら水約150m1に加熱して溶かし脱色炭06グを加え
しばらく加温後、沢過する。
涙液に濃塩酸8mlを加え放冷すると結晶が析出する。
結晶を冷水、次いでエタノールで洗い乾燥して2.35
S’の5・8−ジヒドロ−5−オキソ−2−(l−ピペ
ラジニル)−8−ビニルピリド〔2・3−d〕ピリミジ
ン−6−カルボン酸・塩酸塩を得る。
融点298−301°C (分解) 前記、塩酸塩の1.51を5%炭酸ナトリウム水溶液に
溶かし、酢酸で中和し、氷冷する。
析出結晶をエタノールより再結晶し、65℃以下で乾燥
すると5・8−ジヒドロ−5−オキソ−2−(l−ピペ
ラジニル)−8−ビニルピリド(2−3−d〕ピリミジ
ン−6−カルボン酸水和物1.429を得る。
この水和物を110℃で加熱することにより無水物を得
る。
元素分析(C14Hl 5 N5 o3として)計算値
(%) C:55.80、H:5.02、N:23.
25 実測値(%)C:55.88、H:5.02、N:23
.54

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1はビニル基を意味し、R2は水素原子または
    低級アルキル基を意味し、R3はハロゲンで置換されて
    いることもあるアルカノイル基、アリール基で置換され
    ていることもあるアルコキシカルボニル基、アロイル基
    、ホルミル基、カルバモイル基、チオカルバモイル基、
    アリール基もしくは低級アルキルスルホニル基、アリー
    ルチオ基、トリチル基または−CH=CH−Rで表わさ
    れる基を意味する。 ここにおいてRは水素原子、低級アルキル基またはアリ
    ール基を意味する。 〕で表わされる化合物を酸または塩基の存在下分解する
    ことを特徴とする一般式 〔式中、R′2は水素原子または低級アルキル基を意味
    し、RIは前掲と同じものを意味する。 〕で表わされる2−(1−ピペラジニル)ピリド〔2・
    3−d〕ピリミジン誘導体およびその塩の製法。
JP49017416A 1974-02-12 1974-02-12 2−(1− ピペラジニル ) ピリド (2,3−d) ピリミジンユウドウタイノセイホウ Expired JPS5824438B2 (ja)

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JPS50111097A JPS50111097A (ja) 1975-09-01
JPS5824438B2 true JPS5824438B2 (ja) 1983-05-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62203941U (ja) * 1986-06-16 1987-12-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1200470B (it) * 1985-05-10 1989-01-18 Schering Spa Composti ad attivita' antibatterica,loro preparazione e composizioni farmaceutiche relative
IT1201418B (it) * 1985-05-20 1989-02-02 Unibios Spa Procedimento per la preparazione di triidrato di acido 8-etil-5,8-diidro-5-ossi-2-(1piperazinil)pirido 2,3-d piramidin-6-carbossilico

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2338325A1 (de) * 1972-08-02 1974-02-07 Bellon Labor Sa Roger 8-alkyl-5-oxo-5,8-dihydropyrido-(2,3d)-pyrimidin-6-carbonsaeuren

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