JPS58187361A

JPS58187361A - インクタンク

Info

Publication number: JPS58187361A
Application number: JP7095982A
Authority: JP
Inventors: Yasuhito Hirashima; 平島　安人; Yoshifumi Gomi; 五味　佳文; Yoshinori Miyazawa; 宮沢　芳典; Yoshito Ikeda; 池田　由人
Original assignee: Seiko Epson Corp; Suwa Seikosha KK; Epson Corp
Current assignee: Seiko Epson Corp; Suwa Seikosha KK; Epson Corp
Priority date: 1982-04-27
Filing date: 1982-04-27
Publication date: 1983-11-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は液体インクによって印字を行なう形式のブリニ
タに用いるインクタンクに関する。

ここで述べる液体インクによって印字を行なうプリンタ
として公知のものとしては、インクジェットプリンタあ
るいはインク式ワイヤドツトプリンタがあり、インクジ
ェットプリンタについては既に数多くの１品例あるいは
各種資料によっても広く知られており、またインク式ワ
イヤドツトプリー・夕についても本出願人が既に出願し
た特願昭５　ｂ−８１６０９号に詳細な説明がなされて
いる。

これらのプリンタはインクタンクをカートリッジ式にし
７てインクタンクの交換を容易にすることにより、製品
としての長所が生ずる。しかしインクタンクの交換を可
能にするにはインクタンクに特別の把手を設けたり、あ
るいはインクタンク自身をつかめるようにインクタンク
の周囲に手が差し入れられるだけの空間を確保しておか
なければならない。これらの場合いずれにしても、イン
クタンクを保持するための余分な空間を必要とし、イン
クタンクのインク容置が少なくなったり、あるい目ブ１
１ンタの大型化を招く原因となり得る。また、インクタ
ンクのブリンク内における配置にも、制約が加わってく
る。

本発明は以上述べた欠点を解消するものであり、その目
的は簡単かつ必要最小限の空間を使用する構造で、イン
クタンクを容易に交換させることにある。以下インク式
ワイヤドツトプリンタにおける一実施例に基づいて、本
発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すものでインクタンク１
に把手固定ピン２を用いて把手部材６を固定した状態を
示す斜視図である。

第２図は第１図の実施例のインクタンクの把手部材の平
面図（ａ）および断面図（６）である。この把手部材の
材質としてはたとえばゴムのような可撓性および弾力性
のある材料が望ましい。第２図に示した把手部材は基本
的には手でつかむ個所となるべき板状の把手部４とイン
クタンクとの係合部５から成り立っている。インクタン
クとの係合部５は球根状のふくらみを有し、中心部は穴
６が貫通しており、この穴は途中からテーバ状となって
いる。

第３図は第２図に示した把手部材をインクタンクに取付
けた状態を示す断面図である。

インクタンク１は、ポリアセタール、ナイロン等のプラ
スチックで成形され、−Ｌ面に把手部材３の保合部５を
挿入するための穴を有し、下面にはイ７りの供給管８及
び回収管９が貫通する弾性膜ｍｉＡ’　＋　０を挿入す
るための穴を有する。供給管８及び回収管９は、インク
タンク案内（図示せず）にとりつけられ、先端は針状に
なっており、インクタンク１をインクタンク案内にセッ
トした時に、インクタンク下面の弾性膜部材１０を突き
破ることによってインクの供給１回収を可能とする。弾
性膜部材１０は、例えばゴムで作ることにより、密封効
果があり、インクが漏れることはない。

インクタンク１の上面にあけた穴に把手部材３の保合部
５を押し込み、更に係合部に設けた穴に把手固定ピン２
を差し込んである。第２図で示したように把手部材３の
係合部５の穴６は途中からＴ−バ状になっているので、
図示の如き断面形状を有する把手固定ピン２を押し込む
ことにより把手部材６の係合部５の膨らみはより外部へ
と拡力ぷり、インクタンクの脱着時に把手部材６の板状
把手部４をつかんで上へ引き上げた時Ｇこ、把手部材６
がインクタンク１から抜けてしまうことを防１．Ａでい
る。また、把手固定ピン２は上下に［′ｍする空を有し
、この穴はインクタンク内の空気抜きとしての役割を果
す。すなわちインク式ワイヤドツトプリンタでは印字品
質の安定化のためにインクポンプ（図示せず）のインク
のヘッドへσ）供給能力とヘッドからの回収能力に差を
つけ、回収能ノＪの方を高くしであるので、インクタン
ク内にをまインクと共に余分な空気が取込まれ、インク
タンクを密封状態にしておくとインクタンク内の圧力力
（上昇し障害を発生するので、圧力上昇防止σ）たＶ）
の空気抜きが必要となる。

一方、インクジェットプリンタにおり嘱で＆ま、・イン
クタンクの材質を剛性のあるものにし、密封ｍ造として
しまうと、インクの消費に伴し）インクタンク内が負圧
となり、正常なインクの供給σ）ｋ″４４となる。この
場合にも把手固定ピンンに空気穴をあ【すておくことに
より、常にインクタンク内を大気圧に保つことができる
。また把手部材の形状としては第４図（ａ）　、　（６
）に示す如く輪環状１３、棒状２３のもの等、単純でつ
かみやすい構造であれば機能を十分満足できる。

このような把手部材をインクタンクに装着することによ
りインクタンクの外形寸法をほとんど変えることなく、
しかもインクタンクの周囲に空間が無くても必要な時に
把手部材をつかんで上に引きＬげれば簡単にインクタン
クの取り外しができる。

第５図は、本発明をカラープリンタのインクタンクに用
いた場合の一実施例を示すもので、例えハノγン、イエ
ロー、マゼンタの３色のインクを入れたインクタンク１
ａ、１６，１ｅが、インクタンク案内２０にセットされ
ている。また、把手部材５ａ、Ｓｂ、３ｃはそれぞれイ
ンクの色に対応した色に着色されている。

（７，クタンク案内２０には、インク供給管８ａ、８６
，８ｃ、インク回収管９ａ、９ｂ、９ｅがそれぞれ設け
られ、各色のインクの供給９回収を行なうようになって
いる。

このように複数のインクタンク１ａ−１Ｃが密接して配
置されている場合には、インクタンク自身をつかむこと
は非常に困難であるが、本発明によれば把手部材をつか
んで容易にインクタンクの取り外しができる。またカラ
ープリンタの場合には複数色のインクを用いるため、イ
ンクタンクの取付け、交換の際にはインクタンク内のイ
ンクの色を識別する必要性がある。このような要求に対
しても把手部材の色をインクの色と同色にしておくこと
により、容易に色の識別が可能となる。把手部材の材質
をゴムで作れば、ゴムに顔料を混合するだけで希望の色
を発色させることができるので、簡単かつ安価な方法で
識別ができる。また本発明のさらにもう一つの利点は、
インクタンク内にインクを注入する作業がし易い事であ
る。すなわち把手部材をつけてないまだインクタンク−
Ｌ面に比較的大きな穴がある状態でインクを入れ、続い
て把手部材をつけて把手固定ピンを押し込む。

把手固定ピンを押し込んでない時には把手部材の保合部
の膨らみは変形し易いのでインクタンクにはめ躬＜、中
のインクが飛び出す危険性が少ない。

以上４述べてきた如く本発明によれば、簡単な構造の把
手部材をつけることにより、インクタンクの＆　ｔｉｌ
ｌ　ニ（Ｇｌｌらの制約もつけずにインクタンクの交換
を容易にし、しかもインクタンク内の色の識別もＭ（能
とし、圧力調整の機能も付加でき、インクタンク内への
インクの注入も安全で迅速にできる。

といった数々の効果がある。

【図面の簡単な説明】

給１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図（ａｌ
　、　１６１は第１図の実施例の把手部材の平面図およ
び断面図、第３図は第１図の実施例の断面図、第４図ｆ
ａｌ　、　（ｈｌは本発明の他の実施例の把手部材を示
１図、糖５図は本発明をカラープリンタのインクタンク
に用いた例を示す斜視図である。１　・・インクタンク２・・・・・把手固定ピン５．１５．２５・・・・・・把手部材（Ｑ）第２図第３図（Ｑ）第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）液体インクを用いて印字を行なう形式のプリンタ
のインクタンクにおいて、前記インフタ。りと係合する係合部と、手でつかむ個所となる把手部と
からなり、前記保合部は球根状のふくらみを有し、中心
部にテーパ状の穴を設け、空気穴を有する把手固定ピン
を前記穴に挿入することによってインクタンクに固定さ
れる把手部材を設けたことを特徴とするインクタンク。
（２）　　インクタンク内のインクの色と同色で着色し
た把手部材を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のインクタンク。