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JPH1199292A - ミシン - Google Patents

ミシン

Info

Publication number
JPH1199292A
JPH1199292A JP9264699A JP26469997A JPH1199292A JP H1199292 A JPH1199292 A JP H1199292A JP 9264699 A JP9264699 A JP 9264699A JP 26469997 A JP26469997 A JP 26469997A JP H1199292 A JPH1199292 A JP H1199292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing machine
repair history
information
sewing
repair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9264699A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Tomita
信太郎 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP9264699A priority Critical patent/JPH1199292A/ja
Priority to US09/159,102 priority patent/US6016758A/en
Publication of JPH1199292A publication Critical patent/JPH1199292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
    • D05D2205/12Machine to the operator; Alarms
    • D05D2205/16Display arrangements
    • D05D2205/18Screens

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 修理等に関して、系統的に利便性よく管理す
ることが可能なミシンを提供する。 【解決手段】 ミシンMの修理履歴情報を入力するタッ
チパネル25と、入力された修理履歴情報を記憶するE
EPROM26と、記憶されている修理履歴情報を表示
するLCDパネル2と、を備える。ミシンMに修理履歴
情報を記憶すると共にこれを表示又は変更することがで
きるので、当該ミシンMを管理する上での利便性が向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPUを含んで電
子的に縫製すべき模様の選択等の情報の処理が可能であ
ると共に、自動的に縫製処理が可能なミシンの技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、ミシンの分野においても、当該ミ
シン内にCPUを含んだマイクロコンピュータを内蔵
し、例えば、刺繍したい模様をタッチパネル等により選
択するだけで所望の刺繍を自動的に縫い上げるといった
ような種々の処理が可能な、いわゆる刺繍ミシンが一般
的となってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
刺繍ミシンにおいては、例えば、当該ミシンが修理され
たことがある場合の履歴等を系統的に記憶保存しておく
ということはなされておらず、従って、当該ミシンにお
いて、どのような修理が施されたか、又はどのように部
品交換がなされたか等の情報を後から取得することがで
きず、当該ミシンを合理的に管理することが困難である
という問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたもので、その課題は、修理等に関して、系統的に
利便性よく管理することが可能なミシンを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ミシンの管理に関する
情報であって、各前記ミシン毎に固有の情報である固有
情報を入力するタッチパネル等の入力手段と、前記固有
情報を記憶するEEPROM等の記憶手段と、前記記憶
されている固有情報を表示するLCDパネル等の表示手
段と、を備える。
【0006】請求項1に記載の発明の作用によれば、入
力手段は固有情報を入力する際に用いられる。
【0007】そして、記憶手段は、固有情報を記憶す
る。
【0008】更に、表示手段は、記憶されている固有情
報を表示する。
【0009】よって、ミシン毎に固有情報を記憶すると
共にこれを表示又は変更することができるので、当該ミ
シンを管理する上での利便性が向上する。
【0010】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、前記
記憶手段は、不揮発性の記憶素子であるように構成され
る。
【0011】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、記憶手段が不揮発
性の記憶素子であるので、当該ミシンの電源を断として
も記憶されている固有情報が消失することがない。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンにおい
て、前記固有情報は当該固有情報が対応する前記ミシン
の修理の履歴を示す修理履歴情報であるように構成され
る。
【0013】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、固有情報が
修理履歴情報であるので、当該ミシンが壊れた際、過去
の修理状況を把握した上で修理することができる。。上
記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載のミシンにおいて、前記修理履歴情報
は、当該ミシンが故障に至るまでに実行された複数の操
作内容を含むように構成される。
【0014】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、修理履歴情報が当
該ミシンが故障に至るまでに実行された複数の操作内容
を含むので、故障原因を迅速に探求することができる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンにおい
て、前記固有情報は、当該固有情報が対応する前記ミシ
ンの購入に関する購入情報であるように構成される。
【0016】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、固有情報が
購入情報であるので、購入後の管理が容易になる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項1又は2に記載のミシンにおい
て、前記固有情報は、当該固有情報が対応する前記ミシ
ンを示すシリアル番号であるように構成される。
【0018】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、固有情報が
シリアル番号であるので、当該ミシンに関して製造者に
問い合わせる場合等における利便性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0020】始めに、刺繍ミシンである実施形態のミシ
ンの概観について、図1を用いて説明する。
【0021】図1に示すように、実施形態に係るミシン
Mは、ボディ1上に、ミシンMによって種々の縫製を行
う際に当該ミシンMの動作状況等を表示するための表示
手段としてのLCD(Liquid Crystal Display;液晶
ディスプレイ)パネル2と、予め設定されている縫製模
様等を記憶している外部ROM(Read Only Memory)
カード等が接続されるカードコネクタ3と、外部のコン
ピュータとミシンMとを接続してデータの授受を実行す
るための通信接続コネクタ4と、電源ケーブル5と、縫
製の際に布が固定される布固定台6と、実際に縫製を行
う縫針7と、縫製を開始するとき及び終了するとき操作
されるスタート/ストップボタン8と、縫製の際の返し
を行うときに操作される返しボタン9と、縫針7を手動
で上下させるときに操作される針上下ボタン10と、縫
製後等で糸を切る場合に操作される糸切りボタン11
と、縫針7を上下動させるためのモータの回転速度を調
節するためのモータ速度ボリューム12とを備えてい
る。
【0022】なお、LCDパネル2の表面には、各種の
入力操作を実行するための複数のボタン25aを一又は
複数個含む入力手段としてのタッチパネル25が配置さ
れている。
【0023】更に、布固定台6内には、固定されている
布を縫製すべき模様等に対応して縫針7の移動方向に垂
直な面(X−Y面)内で移動させるための回転モータ
や、下糸を格納する釜等が内蔵されている。
【0024】また、実際に縫製模様を縫製する際には、
図1に実線で示すミシンMの構成に加えて、図1に点線
で示すような、縫製模様を刺繍する布を固定するための
刺繍枠42と、縫製すべき縫製模様に応じて刺繍枠42
を図1の紙面に垂直な方向に移動させるための移動体4
1と、縫製すべき縫製模様に対応して移動体41を図1
の紙面に平行な方向に移動させることにより刺繍枠42
を図1の紙面に平行な方向に移動するための刺繍器40
とが装着される。このうち、刺繍器40内には、上記移
動体41を駆動すると共に当該移動体41を図1の紙面
に垂直な方向に移動させることにより、刺繍枠42を縫
針7の移動方向に垂直な面内で移動させるため後述する
X方向回転モータ23やY方向回転モータ24が備えら
れている。
【0025】次に、ミシンMの内部構成について、図2
に示すブロック図を用いて説明する。
【0026】ミシンMの動作は、その内部にある信号処
理部15により一元的に制御されている。
【0027】この信号処理部15は、図2に示すよう
に、実際にミシンMの制御を行うCPU16と、CPU
16が動作するための制御プログラム等を予め読み出し
可能に記憶するROM17と、ミシンMの制御に必要な
データ等を一時的に読み出し可能に格納するRAM(Ra
ndom Access Memory)18と、信号処理部15内の各
構成部材を接続するバス20と、バス20及び後述する
入出力インターフェース21による各構成部材の接続を
制御するコントローラ19と、信号処理部15と外部の
構成部材とを接続する入出力インターフェース21と、
により構成されている。
【0028】そして、信号処理部15は、当該入出力イ
ンターフェース21を介して、カードコネクタ3に挿入
された上記外部ROMカード22、通信接続コネクタ
4、LCDパネル2、外部周辺スイッチS(上述したス
タート/ストップボタン8、返しボタン9、針上下ボタ
ン10等の外部から操作されるためのボタンを総称して
外部周辺スイッチSと現す。)、タッチパネル25、X
方向駆動モータ23及びY方向駆動モータ24等と接続
されている。
【0029】なお、本実施形態のミシンMの動作は、C
PU16により制御されつつ実行されるものであり、そ
のために必要な後述の各フローチャートで示される処理
動作に対応するプログラムは、予めROM17内に記憶
されている。
【0030】また、当該信号処理部15内には、本発明
に係る修理履歴情報等の固有情報を記憶しておくための
記憶手段としてのEEPROM(Electrically Erasab
leand Programmable ROM;読み書き可能なRO
M)26を備えている。このEEPROM26は、電気
的に記憶内容を書き変えることが可能であると共に、ミ
シンM自体の電源を断としてもそれまでの記憶内容を維
持し続けるメモリである。
【0031】次に、本発明に係るミシンMの動作につい
て、図3乃至図6を用いて説明する。なお、以下に説明
する実施形態は、ミシンMに固有の固有情報として、当
該ミシンMの修理の記録である修理履歴情報を蓄積記憶
する場合について本発明を適用した場合の実施形態であ
る。
【0032】本発明に係るミシンMの動作においては、
始めに、ミシンMの電源が投入されると、各種初期設定
(RAM18の初期化等)が実行され(ステップS
1)、次に、縫製処理の初期設定値として直線模様を
選択する(ステップS2)。
【0033】次に、LCDパネル2に対して、縫製すべ
き模様等を選択するための画面(図1に例示するような
画面)を表示する画面表示処理を行う(ステップS
3)。
【0034】そして、当該表示されている画面と、その
表面に配置されているタッチパネル25を用いて模様の
選択処理が実行されたか否かが判定され(ステップS
4)、選択処理が実行されたときは(ステップS4;Y
ES)、当該実行された選択処理に対応する画面を表示
するためにステップS3へ戻り、一方、選択処理が実行
されないとき又は選択処理が終了したときは(ステップ
S4;NO)、次に、縫製開始を示す操作がスタート/
ストップボタン8等において行われたか否かが判定され
る(ステップS5)。
【0035】そして、縫製開始が指示されたときは(ス
テップS5;YES)、次に、LCDパネル2において
選択された情報に基づいて縫製処理が実行される(ステ
ップS6)。その後、再びスタート/ストップボタン8
が操作されて縫製処理の終了が指示されたか否かが判定
され(ステップS7)、縫製処理の終了が指示されてい
ないときは(ステップS7;NO)ステップS6に戻っ
て縫製処理を続行し、縫製処理の終了が指示されたとき
は(ステップS7;YES)、次に、ミシンMの電源が
断とされたか否かが判定され(ステップS8)、断とさ
れているときは(ステップS8;YES)そのまま処理
を終了し、断とされていないときは(ステップS8;N
O)次の模様等を選択すべくステップS4へ戻る。
【0036】一方、ステップS5の判定において、縫製
処理開始の指示がされないときは(ステップS5;N
O)、次に、修理履歴情報を表示するための修理履歴キ
ーが操作されたか否かが判定される(ステップS9)。
【0037】ここで、当該修理履歴キーは、ミシンMの
概観上は現れていないが、これについては、本発明の修
理履歴情報は、例えば、ミシンMの修理者が確認するこ
とにより修理状況を把握するためのものであるので、一
般のミシンMの使用者は見る必要のないものである。そ
こで、本発明のミシンMでは、一般の使用者が触れられ
ない位置に修理履歴キーを配置している。
【0038】なお、修理履歴キーについては、この他
に、例えば、上述した返しボタン9、針上下ボタン10
等の外部周辺スイッチSを特殊な態様で(例えば、同じ
ボタンを数十秒間押しつづける等)操作したときに、当
該操作が修理履歴キーとしての意味を持つように構成し
てもよい。
【0039】ステップS9の判定において、修理履歴キ
ーが操作されたときは(ステップS9;YES)、次
に、EEPROM26に記憶されている修理履歴情報が
LCDパネル2上に表示される(ステップS10)。こ
のステップS10の動作については、後程詳述する。
【0040】修理履歴情報が表示されると、次に、当該
修理履歴情報の画面上において修理履歴情報を新たに入
力することが指示されたか否かが判定され(ステップS
11)、指示されていないときは(ステップS11;N
O)、そのままステップS13に移行し、修理履歴情報
の入力が指示されたときは(ステップS11;YE
S)、修理履歴情報の入力とEEPROM26の書き換
えを実行する(ステップS12)。ステップS12の動
作についても後程詳述する。
【0041】そして、次に修理履歴情報の入力が終了し
たか否かが判定され(ステップS13)、終了したとき
は(ステップS13;YES)、そのままステップS8
へ移行し、終了していないときは(ステップS13;N
O)、ステップS11へ戻って、修理履歴情報の入力を
続行する。
【0042】一方、ステップS9の判定において、修理
履歴キーが操作されていないときは(ステップS9;N
O)、次に、外部のコンピュータ等から通信接続コネク
タ4を介して修理履歴情報を含む固有情報を当該コンピ
ュータに送信することを示す要求があったか否かが判定
され(ステップS14)、要求がないときは(ステップ
S14;NO)そのままステップS8へ移行し、要求が
あったときは(ステップS14;YES)、当該要求に
対応する固有情報を当該コンピュータに転送し(ステッ
プS15)ステップS8に移行する。このステップS1
5の動作についても後程詳述する。
【0043】次に、ステップS10の動作について、図
4(a)及び図5を用いて説明する。
【0044】図4(a)に示すように、ステップS10
の処理が開始されると、先ず、EEPROM26内に記
憶されている修理履歴情報をLCDパネル2上に表示す
る(ステップS20)。この時の表示画面について図5
(a)を用いて説明すると、当該図5(a)に示すよう
な態様でEEPROM26に記憶されていた修理履歴情
報が表示される。図5(a)に示す場合には、現時点ま
での縫製処理の総時間と、縫製処理に伴う操作回数(各
ボタンを1回操作する度に1づつ増加する。)と、縫針
7を交換した回数と、ミシンMを修理した回数と、前回
の修理内容を示す情報と、最後に修理された日時と、ミ
シンMのシリアル番号(製造番号)と、現在から溯った
所定回数までの操作内容とが表示されている。これらの
情報は全てEEPROM26内に記憶されていた情報で
ある。
【0045】LCDパネル2上に修理履歴情報が表示さ
れると、次に、その画面上の一部に、修理履歴情報を入
力するか否かを指示するための修理履歴入力ボタン30
と、修理履歴情報の表示の停止を指示するための修理履
歴終了ボタン31を表示する(ステップS21)。これ
らのボタンについて、図5(a)を用いて例示すると、
図5(a)に示す表示画面では、上述した修理履歴入力
ボタン30と、修理履歴終了ボタン31とがタッチパネ
ル25上のボタンとして表示されている。なお、修理履
歴入力ボタン30は上述したステップS11の処理に対
応して操作されるものであり、修理履歴終了ボタン31
は上述したステップS13の処理に対応して操作される
ものである。
【0046】そして、修理履歴入力ボタン30と修理履
歴終了ボタン31の表示が終了すると、次に、ステップ
S11に移行して実際の入力動作が実行される。
【0047】次に、ステップS12の動作について、図
4(b)及び図5を用いて説明する。
【0048】図4(b)に示すように、ステップS12
に移行すると、LCDパネル2上の表示画面としては、
図5(b)に示す状態となっている。すなわち、ステッ
プS11において修理履歴入力ボタン30が操作された
ことによりステップS12に移行した段階で当該修理履
歴入力ボタン30はLCDパネル2の画面上から消失
し、代わって、図5(b)に示すように、実際に修理履
歴情報を示す値を入力するためのテンキー33と、入力
された値を確定するための確定ボタン35と、テンキー
33による入力を取り消すためのクリアボタン34と、
入力された各項目の値を表示するための表示部32とが
表示される。これらの各ボタン又はテンキー33は、タ
ッチパネル25上のボタンとして表示されるものであ
る。そして、後述するように、表示画面上の各項目毎に
対応する数字をテンキー33で入力し、入力が終了した
時点で確定ボタン35を操作して確定すれば、その値が
対応する項目の表示部32に表示されることとなる。
【0049】すなわち、ステップS12においては、先
ず、図5(b)に示す画面を表示し(ステップS2
5)、次に、テンキー33等が操作されて修理履歴情報
の入力があったか否かが判定され(ステップS26)、
入力がないときは(ステップS26;NO)そのままス
テップS28に移行して修理履歴情報の入力を終了する
か否かを判断し、終了するときは(ステップS28;Y
ES)そのままステップS13に移行して修理履歴終了
ボタン31を操作する。
【0050】一方、ステップS26の判定において、確
定ボタン35が操作されることにより新しい修理履歴情
報の入力があったと判定されると(ステップS26;Y
ES)次に、当該入力された新しい修理履歴情報を項目
毎にEEPROM26内に書き込んで(ステップS2
7)ステップS26に戻り、修理履歴情報の入力を繰り
返す。
【0051】次に、ステップS15の動作について、図
4(d)を用いて詳説する。
【0052】図4(d)に示すように、ステップS15
に移行したときは、EEPROM26の内容をそのまま
通信接続コネクタ4を介して外部のコンピュータに送信
する(ステップS30)。
【0053】なお、上述した実施形態では、修理履歴情
報の一つとして、故障に至るまで(すなわち、修理履歴
情報が表示されるまで)にミシンMに対して行われた操
作内容を表示することとしているが、このために、ミシ
ンMにおいては、上述した図3の処理の間に、随時、ミ
シンMの操作状態を記録する割り込み処理が実行されて
いる。
【0054】すなわち、図4(c)に示すように、割り
込み処理として、ミシンMに対する操作を常時監視し
(ステップS31)、それまでのミシンMの状態から何
らかの変化があったか否か(すなわち、何らかの操作が
行われたか否か)が判定され(ステップS32)、変わ
ったときは(ステップS32;YES)、その時の操作
内容をEEPROM26の該当する部分に書き込んで
(ステップS33)元のメインルーチンに戻る。
【0055】この割り込み処理は、ミシンMの電源が投
入されている期間常時実行されている。
【0056】次に、上述したステップS27又はステッ
プS33により情報が書き込まれるEEPROM26の
構成について、図6を用いて説明する。
【0057】図6にそのデータ構成を示すように、EE
PROM26内には、上記図5で説明した各項目を表示
するためのデータが夫々記憶されている。すなわち、現
時点までの縫製処理の総時間を表示するための縫製時間
データ26aと、縫製処理に伴う操作回数を表示するた
めの操作回数データ26bと、縫針7を交換した回数を
表示するための針交換回数データ26cと、ミシンMを
修理した回数を表示するための修理回数データ26d
と、前回の修理内容を示す情報を示す修理内容番号デー
タ26eと、最後に修理された日時を表示するための最
終修理日時データ26fと、ミシンMのシリアル番号を
表示するためのミシンシリアル番号データ26gと、現
在から溯った10回までの操作内容を記憶した操作手順
データ26hと記憶されている。このうち、縫製時間デ
ータ26aと、操作回数データ26bと、操作手順デー
タ26hとは、上述した図4(c)に示す割り込み処理
により更新されるものである。また、操作手順データ2
6hについては、新しいものから順に「操作手順1」、
「操作手順2」……「操作手順10」として記憶されて
いる。
【0058】一方、針交換回数データ26cと、修理回
数データ26dと、修理内容番号データ26eと、最終
修理日時データ26fとは、最後に修理を行った修理者
により入力されるものである。
【0059】更に、修理内容番号データ26eについて
は、修理内容が夫々番号に予め対応づけられており、デ
ータの更新に当たっては、当該対応する番号が入力され
て記憶される。
【0060】以上説明したように、実施形態のミシンM
の動作によれば、ミシンMの修理履歴情報を記憶すると
共にこれを表示又は変更することができるので、ミシン
Mが壊れた際、過去の修理状況を把握した上で修理する
ことができ、当該ミシンMを管理する上での利便性が向
上する。
【0061】また、修理履歴情報を不揮発性のEEPR
OM26に記憶するので、ミシンMの電源を断としても
記憶されている修理履歴情報が消失することがない。
【0062】更に、修理履歴情報がミシンMが故障に至
るまでに実行された複数の操作内容を含むので、故障原
因を迅速に探求することができる。
【0063】更にまた、ミシンMのシリアル番号も記憶
されているので、ミシンMに関して製造者に問い合わせ
る場合等における利便性が向上する。
【0064】なお、上述の実施形態においては、ミシン
Mの固有情報として修理履歴情報を記憶する場合につい
て説明したが、これ以外に、例えば、ミシンMの購入時
の情報を固有情報として記憶させておくことも可能であ
る。ここで、当該購入時の情報としては、例えば、購入
店名、購入日時、販売担当者名、購入店電話番号等を記
憶させておけば、別途保証書等を作成する必要もなく、
ミシンMの購入後の管理が容易になる。
【0065】更に、上述の実施形態においては、ミシン
M自体に固有情報を入力するためのタッチパネル25を
備えた構成について説明したが、これ以外に、例えば、
ミシンM自体に固有情報を入力する術を設けるのではな
く、上記通信接続コネクタ4を介して外部のパーソナル
コンピュータ等から修理者が固有情報を入力する構成と
することもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ミシン毎に固有情報を記憶すると共にこ
れを表示又は変更することができるので、当該ミシンを
管理する上での利便性が向上する。
【0067】従って、ミシンを一台毎に系統的に利便性
よく管理することが可能となる。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、記憶手段が不揮発性の記
憶素子であるので、当該ミシンの電源を断としても記憶
されている固有情報が消失することがない。
【0069】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、固有情報が修理履
歴情報であるので、当該ミシンが壊れた際、過去の修理
状況を把握した上で修理することができる。。請求項4
に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に
加えて、修理履歴情報が当該ミシンが故障に至るまでに
実行された複数の操作内容を含むので、故障原因を迅速
に探求することができる。
【0070】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、固有情報が購入情
報であるので、購入後の管理が容易になる。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、固有情報がシリア
ル番号であるので、当該ミシンに関して製造者に問い合
わせる場合等における利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミシンの概観を示す側面図である。
【図2】ミシンの内部概要構成を示すブロック図ある。
【図3】実施形態のミシンの全体動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】実施形態のミシンの細部動作を示すフローチャ
ートであり、(a)は修理履歴表示処理の動作を示すフ
ローチャートであり、(b)は修理履歴入力処理の動作
を示すフローチャートであり、(c)は割り込み処理の
動作を示すフローチャートであり、(d)は固有情報転
送処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】修理履歴情報等の表示態様を示す図であり、
(a)は修理履歴情報の表示態様を示す図であり、
(b)は修理履歴情報入力用画面の表示態様を示す図で
ある。
【図6】EEPROM内のデータ構成を示す図である。
【符号の説明】
1…ボディ 2…LCDパネル 3…カードコネクタ 4…通信接続コネクタ 5…電源ケーブル 6…布固定台 7…縫針 8…スタート/ストップボタン 9…返しボタン 10…針上下ボタン 11…糸切りボタン 12…モータ速度ボリューム 15…信号処理部 16…CPU 17…ROM 18…RAM 19…コントローラ 20…バス 21…入出力インターフェース 22…外部ROMカード 23…X方向駆動モータ 24…Y方向駆動モータ 25…タッチパネル 25a…ボタン 26…EEPROM 26a…縫製時間データ 26b…操作回数データ 26c…針交換データ 26d…修理回数データ 26e…修理内容番号データ 26f…最終修理日時データ 26g…ミシンシリアル番号データ 26h…操作手順データ 30…修理履歴入力ボタン 31…修理履歴終了ボタン 32…表示部 33…テンキー 34…クリアボタン 35…確定ボタン 40…刺繍器 41…移動体 42…刺繍枠 M…ミシン S…外部周辺スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの管理に関する情報であって、各
    前記ミシン毎に固有の情報である固有情報を入力する入
    力手段と、 前記固有情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶されている固有情報を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のミシンにおいて、 前記記憶手段は、不揮発性の記憶素子であることを特徴
    とするミシン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のミシンにおい
    て、 前記固有情報は当該固有情報が対応する前記ミシンの修
    理の履歴を示す修理履歴情報であることを特徴とするミ
    シン。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のミシンにおいて、 前記修理履歴情報は、当該ミシンが故障に至るまでに実
    行された複数の操作内容を含むことを特徴とするミシ
    ン。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のミシンにおい
    て、 前記固有情報は、当該固有情報が対応する前記ミシンの
    購入に関する購入情報であることを特徴とするミシン。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載のミシンにおい
    て、 前記固有情報は、当該固有情報が対応する前記ミシンを
    示すシリアル番号であることを特徴とするミシン。
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