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JPH119563A - 耐振動脈拍イヤーセンサ - Google Patents

耐振動脈拍イヤーセンサ

Info

Publication number
JPH119563A
JPH119563A JP9171372A JP17137297A JPH119563A JP H119563 A JPH119563 A JP H119563A JP 9171372 A JP9171372 A JP 9171372A JP 17137297 A JP17137297 A JP 17137297A JP H119563 A JPH119563 A JP H119563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
vibration
sensor
detection signal
acceleration sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9171372A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Murakami
泰之 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senoh KK
Senoh Corp
Original Assignee
Senoh KK
Senoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Senoh KK, Senoh Corp filed Critical Senoh KK
Priority to JP9171372A priority Critical patent/JPH119563A/ja
Publication of JPH119563A publication Critical patent/JPH119563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線を発する発光素子3aと受光素子3b
間に被検者の耳たぶ1を挟み、該耳たぶ1を貫通する光
の透過率に基づいて脈拍検出信号を得る検出部2を有し
た脈拍イヤーセンサにおいて、小型、軽量であるという
利点を損なうことなく振動等のノイズによる誤検出をな
くし、正確な脈拍測定が行えるようにする。 【解決手段】 前記検出部2の検出片12に、小型、軽
量に構成され、トレーニングマシン使用時等に発生する
振動を検出する加速度センサ4を設ける。前記検出部2
および加速度センサ4の各検出信号はアンプ5およびA
/D変換器6を介してマイクロコンピュータ7の差動部
7aに導入される。差動部7aは、前記振動を含んだ脈
拍検出信号から、振動成分を差し引く演算を行い、正確
な脈拍信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の体の耳た
ぶに装着して脈拍を測定する脈拍イヤーセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】脈拍イヤーセンサは、ランニングマシ
ン、自転車、階段上りマシン等の各種トレーニングマシ
ンの使用時に、被検者の体の耳たぶに装着して脈拍の測
定を行うものであり、例えば心肺持久力トレーニングに
よる体力測定、病院や研究室でのデータ収集およびスポ
ーツ医学の分析等の分野で幅広く利用されている。
【0003】この脈拍イヤーセンサは小型、軽量である
ことを特徴とし、主に赤外変調光透過方式が採用され、
被検者の耳たぶを貫通する光(赤外線)の透過率の変化
に基づいて脈拍数を測定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記脈拍イヤーセンサ
を、ランニングマシン、自転車、階段上りマシン等のト
レーニングマシンによる運動能力測定時に使用した場
合、脈拍イヤーセンサが前記運動による振動等のノイズ
を拾い、脈拍を誤検出してしまう。このため正確な脈拍
測定が行えないという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、小型、軽量であるという利点を損なうこと
なく振動等のノイズによる誤検出をなくし、正確な脈拍
測定が行える脈拍イヤーセンサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、被検者の耳たぶを貫通する光の透過率
に基づいて脈拍検出信号を得る脈拍検出部を有し、被検
者の脈拍を測定する脈拍イヤーセンサにおいて、前記脈
拍検出部に設けられ、振動を検出する加速度センサと、
前記脈拍検出部の脈拍検出信号から前記加速度センサの
振動検出信号を差し引く差動部とを備え、不要振動成分
を取り除いた脈拍測定信号を得ることを特徴としてい
る。
【0007】(2)脈拍イヤーセンサを耳たぶに装着
し、トレーニングマシンにより運動を行うと、加速度セ
ンサには前記マシンおよび運動による振動成分が入力さ
れる。脈拍検出部の脈拍検出信号中には、脈拍信号と前
記振動成分とが含まれる。この脈拍検出信号中の振動成
分は、差動部において前記加速度センサの検出信号によ
り打ち消されるので、正確な脈拍信号のみを脈拍測定信
号として得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1において1は被検者の耳
たぶ、2は該耳たぶ1に挟んで取り付けられる脈拍イヤ
ーセンサの検出部である。この検出部2は検出片12
と、該検出片12の、耳たぶを両側から挟む挟持部に設
けられた発光素子3aおよび受光素子3bとで構成され
ている。
【0009】4は、前記検出片12に設けられ、振動を
検出する加速度センサである。5は、脈拍イヤーセンサ
のリード線2aおよび加速度センサ4のリード線4aを
介して各々入力される脈拍検出信号および振動検出信号
を各々増幅するアンプである。このアンプ5で増幅され
た脈拍検出信号および振動検出信号はA/D変換器6に
よって各々ディジタル信号に変換され、マイクロコンピ
ュータ7に入力される。このマイクロコンピュータ7
は、脈拍イヤーセンサの検出部2で検出された脈拍検出
信号から加速度センサ4で検出された振動検出信号を差
し引くディジタル演算を行う差動部7aを有している。
【0010】次に上記のように構成された装置の動作を
述べる。耳たぶ1に脈拍イヤーセンサの検出部2を装着
した状態でトレーニングマシン等による運動を行った場
合、リード線2aを通して検出部2から導入される脈拍
検出信号は図2(a)に示すとおりとなり、図示X部の
ように運動中の振動を拾う。
【0011】このX部に示す運動中の振動は、加速度セ
ンサ4においても図2(b)のように検出され、このX
部の信号(振動有の信号)は図2(a)、(b)とも同
一位相となるため、該振動成分を差動部7aにおいてキ
ャンセルすることができる。
【0012】すなわちマイクロコンピュータ7の差動部
7aは、図2(a)に示す振動成分を含んだ脈拍検出信
号から図2(b)に示す振動検出信号を差し引き、振動
成分を除去した脈拍検出信号を演算する。これによって
運動時の振動による誤検出が防止され、正確な脈拍信号
を得ることができる。
【0013】
【実施例】前記加速度センサ4は、例えば図3に示すよ
うな圧電セラミック方式のショックセンサを用いる。こ
のショックセンサは図3(a)のように、衝撃が加わっ
た時の圧電素子21a,21bのたわみから生じる電荷
を検出するものであり、外観は図3(b)のように構成
されている。
【0014】図3(b)において、22は内部にシール
ドメッキを施して耐ノイズ性を向上させた高耐熱液晶樹
脂から成るケースであり、該ケース22内にバイモルフ
型圧電セラミック21(圧電素子21a,21b)が収
納されている。
【0015】このように構成されたショックセンサは例
えば高さ1.2mm、縦6.4mm、横2.6mmに形
成されて非常に小型、軽量であり、同じく小型、軽量に
形成される脈拍イヤーセンサの検出部2に何等問題無く
取り付けることができ、振動を正確に検出することがで
きる。
【0016】また本発明の加速度センサは、図3のショ
ックセンサに限らず、同様の作用、効果を奏する他のセ
ンサを用いても良い。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被検者の
耳たぶを貫通する光の透過率に基づいて脈拍検出信号を
得る脈拍検出部を有し、被検者の脈拍を測定する脈拍イ
ヤーセンサにおいて、前記脈拍検出部に設けられ、振動
を検出する加速度センサと、前記脈拍検出部の脈拍検出
信号から前記加速度センサの振動検出信号を差し引く差
動部とを備え、不要振動成分を取り除いた脈拍測定信号
を得るようにしたので、次のような優れた効果が得られ
る。
【0018】(1)脈拍検出信号中の振動成分を除去す
ることができるので、振動による脈拍の誤検出を防いで
正確な脈拍測定を行うことができる。
【0019】(2)耳たぶに装着される検出部に小型、
軽量の加速度センサを付加した構成であるため、従来の
脈拍イヤーセンサと同一の雰囲気で使用することができ
るとともに、構成が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】(a)は脈拍イヤーセンサの脈拍検出信号の波
形図、(b)は加速度センサの振動検出信号の波形図。
【図3】本発明の実施例を示し、(a)はショックセン
サの検出原理を示す説明図、(b)はショックセンサの
斜視図。
【符号の説明】
1…耳たぶ 2…脈拍イヤーセンサの検出部 3a…発光素子 3b…受光素子 4…加速度センサ 5…アンプ 6…A/D変換器 7…マイクロコンピュータ 7a…差動部 21a,21b…圧電素子 21…バイモルフ型圧電セラミック 22…ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の耳たぶを貫通する光の透過率に
    基づいて脈拍検出信号を得る脈拍検出部を有し、被検者
    の脈拍を測定する脈拍イヤーセンサにおいて、 前記脈拍検出部に設けられ、振動を検出する加速度セン
    サと、 前記脈拍検出部の脈拍検出信号から前記加速度センサの
    振動検出信号を差し引く差動部とを備え、 不要振動成分を取り除いた脈拍測定信号を得ることを特
    徴とする脈拍イヤーセンサ。
JP9171372A 1997-06-27 1997-06-27 耐振動脈拍イヤーセンサ Pending JPH119563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171372A JPH119563A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 耐振動脈拍イヤーセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171372A JPH119563A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 耐振動脈拍イヤーセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH119563A true JPH119563A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15921968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9171372A Pending JPH119563A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 耐振動脈拍イヤーセンサ

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JP (1) JPH119563A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001008909A (ja) * 1999-06-28 2001-01-16 Omron Corp 電子血圧計
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CN110236510A (zh) * 2019-04-29 2019-09-17 平顶山学院 一种全自动智能体育训练系统

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