JPH1195479A - 現像剤及びこれを用いた現像装置 - Google Patents
現像剤及びこれを用いた現像装置Info
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- JPH1195479A JPH1195479A JP25732397A JP25732397A JPH1195479A JP H1195479 A JPH1195479 A JP H1195479A JP 25732397 A JP25732397 A JP 25732397A JP 25732397 A JP25732397 A JP 25732397A JP H1195479 A JPH1195479 A JP H1195479A
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Abstract
あり、文字かすれや、トナー飛散が発生せず、良好な画
像を得る。 【解決手段】 着色材、バインダー樹脂を含有するトナ
ー粒子、及び外添剤として添加された導電性シリカ粒子
及び疎水化された無機酸化物を含む現像剤を用いる。
Description
用される現像剤及びこれを用いた現像装置に関する。
感光体または誘電体などから構成される静電像保持体上
に形成された静電潜像を可視化するにあたって、従来よ
り、トナーとキャリアとを用いる2成分系現像法やキャ
リアの機能も備えたトナーを用いる二成分系現像法が広
く用いられている。
は、特開平5−313404号公報に開示されるよう
に、熱可塑性樹脂、染料、顔料、及びワックス等の添加
剤を溶融混合し、均一に分散した後、得られた固化物を
微粉砕し、分級を行うことによって得られる。トナー粒
子に、必要に応じ、外添剤として、無機酸化物等の微小
粒子を添加(外添)し、トナー表面に付着させる事によ
り、トナー粒子の流動性や帯電特性を改善し、所望の粒
径の着色微粒子トナーが得られる。
は、多数の方法が知られているが、一般には、光導電性
物質を利用した感光体上に、種々の手段により静電潜像
を形成し、次いで、この静電潜像をトナーを用いて現像
し、必要に応じて紙などの被転写材にトナー画像を転写
した後、熱、圧力あるいは溶剤蒸気などにより定着して
コピーを得る方法が用いられている。
環境において十分な帯電量を確保する為には、トナーに
ある程度の抵抗を持たせることが必要となる。しかしな
がら、その場合、常温常湿や低温低湿環境において帯電
量が上昇するか、あるいは帯電量分布において高帯電量
側がブロードになる為、その環境で複数枚の複写を行う
と、文字のかすれや転写不良が発生する。
常温常湿、あるいは低温低湿環境においてもその帯電量
が安定であり、文字かすれや、トナー飛散が発生せず、
良好な画像が得られる現像剤を得ることを目的とする。
いは低温低湿環境においてもその帯電量が安定な現像剤
を用い、文字かすれや、トナー飛散が発生せず、良好な
画像が得られる現像装置を提供することをを目的とす
る。
材とバインダー樹脂を含有するトナー粒子、外添剤とし
て添加された導電性シリカ粒子及び疎水化された無機酸
化物を含むことを特徴とする現像剤を提供する。
脂を含有するトナー粒子、外添剤として添加された導電
性処理されたシリカ及び疎水化された無機酸化物を含む
現像剤を収容する現像剤収容器と、像担持体に対向して
設けられ、前記現像剤収容器に接続されて前記現像剤収
容器から供給された現像剤を担持するとともに、前記像
担持体に、担持された現像剤を供給して現像を行なう現
像剤担持体とを具備することを特徴とする現像装置を提
供する。
樹脂を含有するトナー粒子と、外添剤として、導電性シ
リカ粒子と疎水化された無機酸化物とを含む現像剤を提
供する。本発明によれば、トナーに、外添剤として導電
性シリカ粒子を添加することにより、トナーに蓄積され
た電荷を大気中、キャリア、または現像器にリークさせ
ることができる。さらに疎水化された無機酸化物を併用
することにより、流動性が向上し、導電性シリカのキャ
リアまたは現像器への接触効率を上げる可能となる。さ
らには、トナーとキャリアの接触帯電効率も向上するた
め、シャープな帯電量分布を、全ての環境例えば低温低
湿から高温高湿、及び初期からライフにおいても維持す
ることができる。その結果、常温、常湿、または低温低
湿において生じ易い帯電量の上昇または帯電量分布にお
ける高帯電量側のブロード化による文字のかすれや、転
写不良の無い画像を提供することが可能となる。
蓄積された電荷を大気中、キャリアまたは現像器へリー
クさせることにより効果を発するものでる。この効果
は、さらにいくつかの条件を満たすことによりさらに有
効なものとなる。
粒径を制御することがあげられる。通常、粉砕法により
製造されたトナーの表面は、凹凸を有しており、導電性
シリカの粒径は、その凹部に容易には入り込まない粒径
が好ましい。これは、トナー表面に左右する導電性シリ
カが効率よく他部と接触する為であるが、トナーとキャ
リアの接触帯電を妨げない為にあまりに粒径の大きなも
のは使用しないことが好ましい。また、外添時における
十分な分散を確保する為、粒度分布において小粒径部分
があまりに多いものは使用しないことが好ましい。
は、好ましくは0.7ないし2.0μm、さらに好まし
くは1.0〜1.5μmの50%体積径を有し、かつ体
積径0.8μm以下の粒子の占める割合が60%以下、
さらに好ましくは45%以下であり、現像剤全重量に対
し、好ましくは0.05ないし0.30重量%、さらに
好ましくは0.10〜0.25重量%含まれる。
を充分に確保することがあげられる。本発明では、導電
性シリカと疎水化された無機酸化物を併用し、充分なト
ナー流動性を得ている。これにより、導電性シリカのキ
ャリア、または現像器への接触効率が上がり、さらには
トナーとキャリアの接触帯電効率も向上し、全ての環境
において、安定な帯電性が得られる。
化物の体積平均径は好ましくは4〜20nm、さらに好
ましくは6〜16nmであり、その添加量は、トナー全
重量に対し、好ましくは0.1〜1.0重量%、さらに
好ましくは0.15〜0.60重量%である。
アンチモンとの混合物を表面に被覆して導電性を付与し
たシリカ微粉末等が使用できる。疎水化された無機酸化
物は、現像剤の流動性を向上するために添加される。無
機酸化物としては、二酸化ケイ素、ケイ酸アルミニウ
ム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸亜鉛、
ケイ酸マグネシウムなどのケイ酸塩、酸化亜鉛、酸化チ
タン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、チタン酸
ストロンチウム、チタン酸バリウムなどの金属酸化物等
があげられる。これらの無機酸化物の疎水化は、例えば
ジメチルジクロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、シ
リコーンオイル、及びオクチルトリメトキシシラン等の
疎水化剤を無機酸化物表面に適用して反応させ、無機酸
化物を表面処理することによって行なわれる。
装置を使用できるが、例えばヘンシェルミキサ、スーパ
ーミキサ等があげられる。バインダー樹脂としては、従
来、トナー用のバインダー樹脂として使用されていたス
チレン及びその置換体の共重合体や、アクリル系樹脂を
用いることができる。
は、例えば、ポリスチレンホモポリマー、水素添加スチ
レン樹脂、スチレン−イソブチレン共重合体、スチレン
−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン三元共重合体、アクリロニトリル−スチレン
−アクリル酸エステル三元共重合体、スチレン−アクリ
ロニトリル共重合体、アクリロニトリル−アクリルゴム
−スチレン三元共重合体、アクリロニトリル−塩素化ポ
リスチレン−スチレン三元共重合体、アクリロニトリル
−EVA−スチレン三元共重合体、スチレン−p−クロ
ロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、
スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−マレイン酸エス
テル共重合体、スチレン−イソブチレン共重合体、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体等が例示される。
ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエ
チルメタクリレート、ポリ−n−ブチルメタクリレー
ト、ポリグリシジルメタクリレート、ポリ含フッ素アク
リレート、スチレン−メタクリレート共重合体、スチレ
ン−ブチルメタクリレート共重合体、スチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体等が例示される。
化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリビニルブチ
ラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テ
ルペン樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族
系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックス等
を単独で、あるいは混合して使用することもできる。
ものではなく、広い範囲から選ぶことができる。例え
ば、カーボンブラック、ニグロシン染料(C.I.N
o.50415B)、アニリンブルー(C.I.No.
50405)、カルコオイルブルー(C.I.No.a
zoee Blue 3)、クロムイエロー(C.I.
No.14090)、ウルトラマリンブルー(C.I.
No.77103)、デュポンオイルレッド(C.I.
No.26105)、キノリンイエロー(C.I.N
o.47005)、メチレンブルークロライド(C.
I.No.52015)、フタロシアニンブルー(C.
I.No.74160)、マラカイトグリーンオクザレ
ート(C.I.No.42000)、ランプブラック
(C.I.No.77266)、ローズベンガル(C.
I.No.45435)、及びこれらの混合物等を挙げ
ることができる。
成されるに必要な割合で配合され、通常、樹脂結着剤1
00重量部当り1〜20重量部程度、好ましくは2〜7
重量部の範囲内で使用される。
るために用いられる粒度計としては、東亜医用電子社製
のフロー式粒子径分析装置(FPIA−1000型)を
挙げることが出来る。
ゾルバ、ロールミル、ボールミルなどによる湿式分散法
や、ロール、加圧ニーダー、インターナルミキサー、ス
クリュー型押出機などによる溶融混練法などを用いるこ
とができ、また、混合手段としては、ボールミル、V型
混合機、フォルバーグ、ヘンシェルミキサー等を用いる
ことができる。
装置を提供する。この現像装置は、着色材とバインダー
樹脂を含有するトナー粒子、外添剤として添加された導
電性処理されたシリカ及び疎水化された無機酸化物を含
む現像剤を収容する現像剤収容器と、像担持体に対向し
て設けられ、現像剤収容器に接続されて現像剤収容器か
ら供給された現像剤を担持するとともに、像担持体に、
担持された現像剤を供給して現像を行なう現像剤担持体
とを具備する。
用いて以下に説明する。図1に、本発明の現像装置の一
例を表わす概略図を示す。図1によれば、現像装置14
は、回転自在に配置された感光体ドラム10に対向して
設けられている。なお、感光体ドラム10は、図示しな
い主モータにより矢印aの方向に回転される。
ーザ露光装置からのレーザビームによって、記録すべき
画像情報に対応する静電潜像が形成される。感光体ドラ
ム10の周囲には、その回転方向 (矢印a) に沿って、
感光体ドラム10を所定の電位に帯電する帯電装置1
2、後述するレーザ露光装置により感光体ドラム10に
形成された静電潜像にトナーを供給することで静電潜像
を現像する現像装置14、現像装置14により感光体ド
ラム10に形成されたトナー像を用紙に転写させる転写
装置16および感光体ドラム10の表面に残ったトナー
すなわち未転写トナーを掻き落とすクリーニング装置1
8、感光体ドラム10の表面に残った電荷を除電する除
電装置19が順に配置されている。なお、除電装置19
は、クリーニング装置18のハウジングに、一体的に配
置されている。また、クリーニング装置18は、感光体
ドラム10を画像形成装置1に装填する際に感光体ドラ
ム10を支持するドラム保持部を有し、ドラム保持体と
しても利用される。
リッドスクリーン12bとを含み、図示しない高電圧発
生回路およびグリッドバイアス電圧発生装置に接続さ
れ、感光体ドラム10の表面を所定の表面電位に帯電す
る。
キャリアCとが、所定の比率で混合された2成分現像剤
Dを、外周にて保持しつつ負に帯電されたトナーのみを
感光体ドラム10に形成された静電潜像に付着させる現
像ローラ14aを有している。なお、2成分現像剤Dお
よび現像ローラ14aは、ハウジング14bに収容され
ている。
は、現像ローラ14aの外周面を形成する非磁性のスリ
ーブの表面と感光体ドラム10の表面の感光層との間の
距離を一定に維持するためのガイドローラ14cが配置
されている。これにより、スリーブの表面と感光体ドラ
ム10の感光層との間の距離は、常に一定に保たれる。
なお、現像ローラ14aのスリーブには、円周方向にS
極およびN極の固定磁石が所定の角度で複数配置された
マグネット媒体が内装されている。
キャリアCおよびトナーTすなわち現像剤Dには、図示
しない現像バイアス電圧発生回路を介して、所定の現像
バイアス電圧が印加される。
潜像を現像する際には、現像ローラ14aのマグネット
媒体の主磁極から発生される磁力線に沿ってスリーブ上
に形成されるキャリアCの穂 (穂立ち) に鏡像力により
付着されているトナーが感光体ドラム10と現像ローラ
14aとが対向する現像領域で、感光体ドラム10の静
電潜像の電位と現像バイアス電圧とにより形成される電
界によりトナーが移動されて、静電潜像が現像される。
材及びバインダー樹脂を含有するトナー粒子と、外添剤
として、導電性シリカ粒子と疎水化された無機酸化物と
を含む現像剤が使用される。
低湿から高温高湿、及び初期からライフにおいても、シ
ャープな帯電量分布を維持できる現像剤を用いることに
より、常温、常湿、または低温低湿において生じ易い帯
電量の上昇または帯電量分布における高帯電量側のブロ
ード化による文字のかすれ、転写不良等の無い画像を形
成することができる。
具体的に示す。 実施例1 下記表1の組成Aを加熱溶融混練し、冷却後粉砕し、分
級し、トナー粒子を得た。さらに、得られた粒子100
重量部に対して、体積50%径が0.7μmであり、体
積分布0.8μm以下のトナー粒子の比率がトナー粒子
全体の60%の導電性シリカを0.05重量部、及び体
積平均径20nmの疎水性シリカ1重量部を混合し、ト
ナーを得た。このように作製したトナー6重量部と、シ
リコンコートされた鉄粉からなる体積平均径80(μ
m)のキャリアを、ボールミルを用いて1時間撹拌し、
現像剤を得た。
験、評価を行なった。以下に上記現像剤の評価内容につ
いて記す。 (1)高温多湿におけるトナー飛散試験 東芝製複写機レオドライ6550を用い、A4サイズ
で、文字部分の面積が全体の6%を占めるチャートを用
い、30℃、85%の環境下で、10万枚の複写を行な
った。その後、評価機内のトナー飛散状態を目視及び複
写画像によって評価した。このとき評価機内にトナー飛
散が確認されなかったものを○、トナー飛散は確認され
たが複写画像に現れなかったものを△、トナー飛散を原
因とした複写画像の汚れが確認されたものを×として評
価した。その結果を下記表2に示す。
テストチャートNo.1−Tを用いて、10万枚複写し
た。その後の文字部を目視により評価し、文字かすれの
代表値とした。このとき、初期の画像と変わらない品質
が得られたものを○、初期に対し、変化しているが全く
問題なく文字が読み取れるものを△、細線部分が切れる
などしてやや読み取り難いレベルであるものを×として
評価した。その結果を下記表2に示す。
ともに全く問題の無いレベルを示した。 実施例2 上記表1の組成Aを使用し、実施例1と同様にしてトナ
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が2μmであり体積分布0.8μm
以下のトナー粒子の比率がトナー粒子全体の60%の導
電性シリカを0.05重量部、及び体積平均径4nmの
疎水性シリカ0.1重量部を混合し、トナーを得た。こ
のように作製したトナーを用いて実施例1と同様にして
キャリアと混合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。得られた現
像剤は、高温多湿におけるトナー飛散試験、低温低湿に
おける文字かすれ試験を行った結果、トナー飛散、文字
かすれともに全く問題の無いレベルを示した。
ー粒子を得た。さらに得られた粒子100重量部に対し
て、体積50%径が2μmであり体積分布0.8μm以
下のトナー粒子の比率が60%の導電性シリカを0.3
0重量部、及び体積平均径4nmの疎水性シリカ0.1
重量部を混合し、トナーを得た。このように作製したト
ナーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと混合し、
現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。得られた現
像剤は、高温多湿におけるトナー飛散試験、低温低湿に
おける文字かすれ試験を行った結果、トナー飛散、文字
かすれともに全く問題の無いレベルを示した。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり体積分布で0.
8μm以下のトナー粒子の比率が40%の導電性シリカ
を0.30重量部、及び体積平均径10nmの疎水性シ
リカ0.5重量部を混合し、トナーを得た。このように
作製したトナーを用いて実施例1と同様にしてキャリア
と混合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。得られた現
像剤は、高温多湿におけるトナー飛散試験、低温低湿に
おける文字かすれ試験を行った結果、トナー飛散、文字
かすれともに全く問題の無いレベルを示した。
の添加量が0.05〜0.6%、50%径が0.7〜2
μm、体積分布で0.8μm以下の比率が60%以下、
疎水化処理された無機酸化物の添加量が0.1〜1%、
体積50%径が6〜16nmであれば、高温多湿のトナ
ー飛散、低温低湿の文字かすれともに問題の無いレベル
を示すことが明らかである。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり体積分布0.8
μm以下の粒子の比率が40%の導電性シリカを0.0
3重量部、及び体積平均径10nmの疎水性シリカ0.
5重量部を混合し、トナーを得た。このように作製した
トナーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと混合
し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、高温多湿におけるトナー飛散試験、低温低
湿における文字かすれ試験を行った結果、帯電量の上昇
による低温低湿下での文字かすれが発生した。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり体積分布0.8
μm以下のトナー粒子の比率が40%の導電性シリカを
0.7重量部、及び体積平均径10nmの疎水性シリカ
0.5重量部を混合し、トナーを得た。このように作製
したトナーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと混
合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、高温多湿におけるトナー飛散試験、低温低
湿における文字かすれ試験を行った結果、帯電量の上昇
による低温低湿下での文字かすれが発生した。
0.05〜0.6%の範囲から外れてしまうとトナー飛
散、文字かすれのレベルが低下する。 実施例7 上記表1の組成Aを使用し、実施例1と同様にしてトナ
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が0.5μmであり体積分布0.8
μm以下のトナー粒子の比率が60%の導電性シリカを
0.3重量部、及び体積平均径20nmの疎水性シリカ
0.5重量部を混合し、トナーを得た。このように作製
したトナーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと混
合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、高温多湿におけるトナー飛散試験、低温低
湿における文字かすれ試験を行った結果、帯電量の上昇
による低温低湿下での文字かすれが発生した。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり体積分布で0.
8μm以下のトナー粒子の比率が70%の導電性シリカ
を0.3重量部、及び16nmの疎水性シリカ0.5重
量部を混合し、トナーを得た。このように作製したトナ
ーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと混合し、現
像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、導電性シリカの分散不良を生じ、低温低湿
における文字かすれが生じた。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり、体積分布0.
8μm以下のトナー粒子の比率が40%の導電性シリカ
を0.3重量部を単体で混合し、トナーを得た。このよ
うに作製したトナーを用いて実施例1と同様にしてキャ
リアと混合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、現像剤の流動性の悪化から帯電不良を生
じ、高温多湿においてはトナー飛散を、また、電荷のリ
ークが効率よく行われなかったために低温低湿において
は文字かすれを生じた。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり体積分布0.8
μm以下のトナー粒子の比率が40%の導電性シリカを
0.3重量部、さらに体積平均径10nmの疎水性シリ
カ1.1重量部を混合し、トナーを得た。このように作
製したトナーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと
混合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、高温多湿におけるトナー飛散試験、低温低
湿における文字かすれ試験を行った結果、帯電量の上昇
による低温低湿下での文字かすれが発生した。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり体積分布0.8
μm以下のトナー粒子の比率が40%の導電性シリカを
0.3重量部、及び体積平均径25nmの疎水性シリカ
1.0重量部を混合し、トナーを得た。このように作製
したトナーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと混
合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、現像剤の流動性の悪化から帯電不良を生じ
高温多湿においてはトナー飛散を、また、電荷のリーク
が効率よく行われなかったために低温低湿においては文
字かすれを生じた。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積50%径が1.5μmであり体積分布0.8
μm以下のトナー粒子の比率が40%の導電性シリカを
0.3重量部、及び体積平均径10nmの疎水化処理を
行わないシリカ0.5重量部を混合し、トナーを得た。
このように作製したトナーを用いて実施例1と同様にし
てキャリアと混合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、現像剤の流動性の悪化から帯電不良を生じ
高温多湿においてはトナー飛散を、また、電荷のリーク
が効率よく行われなかったために低温低湿においては文
字かすれを生じた。
ー粒子を得た。さらに、得られた粒子100重量部に対
して、体積平均径10nmの疎水化処理を行わないシリ
カ0.5重量部を混合し、トナーを得た。このように作
製したトナーを用いて実施例1と同様にしてキャリアと
混合し、現像剤を得た。
の試験を行なった。その結果を表2に示す。この現像剤
を用いると、現像剤の流動性の悪化から帯電不良を生じ
高温多湿においてはトナー飛散を、また、電荷のリーク
が効率よく行われなかったために低温低湿においては文
字かすれを生じた。
あるいは低温低湿環境においてもその帯電量が安定な現
像剤を用いが得られ、この現像剤を使用することによ
り、文字かすれや、トナー飛散が発生せず、良好な画像
が得られる。
Claims (9)
- 【請求項1】 着色材とバインダー樹脂を含有するトナ
ー粒子、外添剤として添加された導電性シリカ粒子及び
疎水化された無機酸化物を含むことを特徴とする現像
剤。 - 【請求項2】 前記導電性シリカ粒子は、0.7ないし
2.0μmの50%体積径を有し、かつ体積径0.8μ
m以下の粒子の占める割合が60%以下であり、現像剤
全重量に対し、0.05ないし0.30重量%含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤。 - 【請求項3】 前記導電性シリカ粒子は、1.0ないし
1.5μmの50%体積径を有し、かつ体積径0.8μ
m以下の粒子の占める割合が45%以下であり、現像剤
全重量に対し、0.10ないし0.25重量%含まれる
ことを特徴とする請求項2に記載の現像剤。 - 【請求項4】 前記疎水化された無機酸化物の50%体
積径は、4〜20μmであり、現像剤全重量に対し、
0.1ないし1.0重量%含まれることを特徴とする請
求項1に記載の現像剤。 - 【請求項5】 前記疎水化された無機酸化物の50%体
積径は、6〜16μmであり、現像剤全重量に対し、
0.15ないし0.6重量%含まれることを特徴とする
請求項1に記載の現像剤。 - 【請求項6】 前記無機酸化物は、二酸化ケイ素、ケイ
酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、
ケイ酸亜鉛、及びケイ酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化
チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、チタン
酸ストロンチウム、及びチタン酸バリウムからなる群か
ら選択されることを特徴とする請求項1ないし5に記載
の現像剤。 - 【請求項7】 前記無機酸化物の疎水化は、ジメチルジ
クロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、シリコーンオ
イル、及びオクチルトリメトキシシランからなる群から
選択される疎水化剤を用いて行なわれることを特徴とす
る請求項1ないし6に記載の現像剤。 - 【請求項8】 前記導電性シリカ粒子は、酸化スズとア
ンチモンとの混合物を含む導電処理剤を表面に被覆する
ことにより導電処理されている請求項1ないし7に記載
の現像剤。 - 【請求項9】 着色材とバインダー樹脂を含有するトナ
ー粒子、外添剤として添加された導電性処理されたシリ
カ及び疎水化された無機酸化物を含む現像剤を収容する
現像剤収容器と、像担持体に対向して設けられ、前記現
像剤収容器に接続されて前記現像剤収容器から供給され
た現像剤を担持するとともに、前記像担持体に、担持さ
れた現像剤を供給して現像を行なう現像剤担持体とを具
備することを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25732397A JPH1195479A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 現像剤及びこれを用いた現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25732397A JPH1195479A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 現像剤及びこれを用いた現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195479A true JPH1195479A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17304772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25732397A Pending JPH1195479A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 現像剤及びこれを用いた現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1195479A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002123037A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-04-26 | Canon Inc | 乾式トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ |
US6696211B2 (en) | 2000-02-21 | 2004-02-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer, image-forming method, and process cartridge |
US6873816B2 (en) | 2001-08-20 | 2005-03-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing assembly, process cartridge and image-forming method |
US6924076B2 (en) | 2001-08-20 | 2005-08-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing assembly, process cartridge and image-forming method |
KR100667779B1 (ko) | 2004-11-22 | 2007-01-12 | 삼성전자주식회사 | 전자사진용 현상제 |
JP2009151342A (ja) * | 1999-02-22 | 2009-07-09 | Canon Inc | トナー、画像形成方法、及び装置ユニット |
US7749671B2 (en) | 2005-09-15 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Ltd. | Toner for developing a latent electrostatic image, image-forming method, image-forming apparatus and process cartridge using the same |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP25732397A patent/JPH1195479A/ja active Pending
Cited By (7)
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JP2009151342A (ja) * | 1999-02-22 | 2009-07-09 | Canon Inc | トナー、画像形成方法、及び装置ユニット |
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JP2002123037A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-04-26 | Canon Inc | 乾式トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ |
US6873816B2 (en) | 2001-08-20 | 2005-03-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing assembly, process cartridge and image-forming method |
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KR100667779B1 (ko) | 2004-11-22 | 2007-01-12 | 삼성전자주식회사 | 전자사진용 현상제 |
US7749671B2 (en) | 2005-09-15 | 2010-07-06 | Ricoh Company, Ltd. | Toner for developing a latent electrostatic image, image-forming method, image-forming apparatus and process cartridge using the same |
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