JPH1191792A - 液体散布機能付き注出口及びそれを使用した液体紙容器 - Google Patents
液体散布機能付き注出口及びそれを使用した液体紙容器Info
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Abstract
のゲーベルトップカートンと差別化でき、低コストな、
廃棄処理性に優れた液体紙容器を提供する。 【解決手段】注出口本体とスクリューキャップからなる
注出口の注出口本体の口頚部に貫通孔を有する流量調整
板を設け、スクリューキャップの方に液漏れを防止する
インナーリブを形成するか、あるいはパッキン材をスク
リューキャップの内側に設ける。そして、この注出口の
いずれかを、4角柱状の液体紙容器の高低差のある対向
する側壁の低い方の側壁3上辺に連接された斜めの屋根
パネル3Tの略中央に取り付け、残る側壁2、4に逆Y
字状他の罫線i,jを設ける。
Description
散布機能を有する易処理性、経済性のある注出口とそれ
を使用した液体紙容器に関する。
は水路に流し込まれ、さらに園芸、ガーデニング等にも
使用される農薬、消毒液等の化学薬品類は、ガラス壜、
プラスチック容器に入ったものが多く使用されてきてい
る。図4は、従来から使用されている液体容器の正面及
び平面図である。図4(a)は、これまで使用されてき
ている農薬散布機能のある容器であって、ポリオレフィ
ン系樹脂のボトルの上部に貫通孔Hが設けられた中栓N
を別部材として取り付け,その上から頭部全体を封止す
るスクリューキャップC’が巻き締められている。ま
た、胴部の円筒部には使用方法、注意書等が詳細に記載
されたラベルが貼着されている。従って、この容器は、
容器本体、中栓、スクリューキャップ、ラベルの4部材
から構成されている。図4(b)は、果汁飲料、日本酒
中心に広く使用されている注出口付きの代表てきな液体
紙容器のゲーベルトップカートンであって、散布機能は
施されていない。
器は一回使用が原則であって、使用後の空壜は、キャッ
プを外して焼却することが義務づけられており、プラス
チックやガラス壜の場合容器コストがかかるという経済
的な問題に加え、減容化及び焼却処理が難しいという問
題がある。図4(b)に示すゲーベルトップカートンが
使用できれば、経済性、易廃棄性の点で大幅に改善され
るが、散布機能のある注出口を頭部に取り付けることが
難しいという問題がある。これは、片手に持てる範囲の
大きさの液体紙容器で、農薬等を適量散布するには、か
なり大きめの注出口を必要とするが、ゲーベルトップカ
ートンの屋根部には注出口の取り付けに必要なブランク
が一層の状態で残されているスペース(斜線で示されて
いる)が少ないためである。また、図4(b)の側面図
に示すように、空間スペースにも制約があり、注出口の
口径が大きくなると背が低くなり開栓しずらいものとな
る。本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、
比較的大口径の注出口を取り付けることができ、経済的
であり、減容化と易焼却性による易廃棄性に優れ、環境
負荷を少なくできる農薬等の液体散布機能のある液体紙
容器の提供を目的とする。
に本発明による液体散布機能付き注出口では、注出口本
体と該注出口本体に巻き締められるスクリューキャップ
とからなる注出口における、該注出口本体の口頚部の最
先端部より低い位置に所定のサイズと個数の貫通孔を有
する流量調整板を形成し、巻き締め時に前記スクリュー
キャップの天板裏面周辺に設けられたインナーリブの外
周と前記口頚部の先端部内側がすり合わされるようにす
る。また、注出口本体と該注出口本体に巻き締められる
スクリューキャップとからなる注出口における、該注出
口本体の口頚部の最先端部とはぼ同一面の位置に所定の
サイズと個数の貫通孔を有する流量調整板を形成し、巻
き締め時に前記スクリューキャップの天板裏面の周辺が
パッキン材を挟んで、前記口頚部の先端部に押圧される
ようにする。本発明による液体散布機能付き注出口を使
用した液体紙容器では、前記液体散布機能付き注出口の
いずれかを、角柱状の胴部の対向する高低差のある側壁
の上端に水平な折り線を介してそれぞれ連接された屋根
パネル及び残る側壁において前記折り線の端部同志を連
結する斜めの折り線を介して連接された折り込み屋根パ
ネルを同時に内側に折り込んで屋根パネルと折り込み屋
根パネルの対向する内面同士をヒートシールし、前記屋
根パネルと前記折り込み屋根パネルの上端に連接された
トップパネル同志をヒートシールして、垂直或いは斜め
に立つように成型してなる頭部の、低い方の前記側壁に
連接された斜めの屋根パネルの略中央に取り付ける。ま
た、前記液体散布機能付き注出口のいずれかを、角柱状
の胴部の対向する高低差のある側壁の上端に水平な折り
線を介してそれぞれ連接された屋根パネル及び残る側壁
において前記折り線の端部同志を連結する斜めの折り線
を介して連接された折り込み屋根パネルを同時に内側に
折り込んで屋根パネルと折り込み屋根パネルの対向する
内面同士をヒートシールし、前記屋根パネルと前記折り
込み屋根パネルの上端に連接されたトップパネル同志を
ヒートシールし、ヒートシールされた該トップパネルを
さらに高い方の前記側壁に連接された屋根パネル上に倒
してヒートシールして得られる略一方向に傾斜してなる
頭部の低い方の前記側壁に連接された屋根パネルの略中
央に取り付ける。さらにまた、対向する胴部側壁と該胴
部側壁の上端に斜めの折り線を介して連接される折り込
み屋根パネルの中央を垂直に過る直線と該直線が前記胴
部側壁の下部において分岐して前記胴部側壁の底部両角
に向かう2本の斜線とからなる逆Y字状の罫線と、逆Y
字の交点同志を水平に半周回して結ぶ罫線とによって折
り畳み可能とする減容化手段を設ける。
に詳しく説明する。図1は、本発明による液体散布機能
付き注出口の説明図、実施例サンプルの寸法図である。
先ず、請求項1に記載の本発明は、液体散布機能付き注
出口に関するもので、本発明による液体散布機能付き注
出口10は、図1(a)に示すように、注出口本体Gと
該注出口本体に巻き締められるスクリューキャップCと
からなっている。注出口本体Gの口頚部には、最先端部
より低い位置に流量調整板Rが口頚部を塞ぐように取り
付けられている。この流量調整板Rには、散布する内容
液に応じて所定のサイズと個数の貫通孔Hが設けられて
いる。これは、当図のように一体成型によって形成して
も、或いは別部材を嵌合させることによって設けてもよ
い。一方、この注出口本体Gに巻き締められるスクリュ
ーキャップCの天板裏面周辺には、リング状のインナー
リブIが設けられており、その外周と注出口本体Gの口
頚部の先端部内側とがすり合わされて液漏れが防止され
ている。
布機能付き注出口に関するもので、図1(b)に示すよ
うな注出口本体Gと該注出口本体に巻き締められるスク
リューキャップCとからなっている。すなわち、この注
出口本体Gの口頚部には、その最先端部にコンタクトリ
ングBが設けられている。そして,最先端部とほぼ同一
面の位置に流量調整板Rが取り付けられている。この流
量調整板Rには、散布する内容液に応じて所定のサイズ
と個数の貫通孔Hが設けられている。これは、当図のよ
うに一体成型によって形成しても、或いは別部材を嵌合
させることによって設けてもよい。一方、この注出口本
体Gに巻き締めされるスクリューキャップCにはパッキ
ン材Pが予め嵌め込まれており、注出口本体Gの口頚部
最先端のコンタクトリングBはこのパッキン材Pを挟ん
でスクリューキャップの天板裏面の周辺によって押圧さ
れて液漏れが防止されている。なお、パッキン材Pに
は、軟質のポリオレフィン系樹脂、低発泡のプラスチッ
クシート等を使用することができる。
下部周辺に設けられているフランジFの表面と後述する
液体紙容器頭部の斜面パネルの内面同志で超音波シール
等の方法で熱融着されて液体紙容器に取り付けられる。
通孔Hは、一般に、内容量500cc程度の液体紙容器
の場合で、直径が18〜25mmの流量調整板Rに対し
て孔径2〜4mmの貫通孔Hを5〜7個、互いに等間隔
になるように設けることが好ましい。
出口を使用した液体紙容器のカートンブランク展開図で
ある。本発明に使用するカートンブランク20は、図2
に示すように、4枚の胴部側壁1〜4と糊代5が折り線
a〜dを介して連接され、それらの上部に、折れ曲がる
折り線eを介して屋根パネル1T,3T及び折り込み屋
根パネル2T,4Tが設けられている。折り線eは側壁
1と3において高低差のある水平折り線となっており、
側壁2,4において水平折り線の端部を繋ぐ斜めの折り
線となっている。さらに、折り込み屋根パネル2T,4
Tにおいて、斜めの折り線eの両端から中央上端に至る
斜めの折り線g,hが設けられている。屋根パネル1T
と屋根パネル3Tは、面積が略倍近く異なり、広い方の
屋根パネル3Tには、本発明による注出口10を取り付
ける打ち抜き孔Uが設けられている。この打ち抜き孔U
の径は、従来の双方の屋根パネルが同じ面積であるゲー
ベルトップカートンに較べて約15%大きくすることが
でき、その分より大きな注出口10を取り付けることが
可能になる。屋根パネル1T,3T及び折り込み屋根パ
ネル2T,4Tの上端には、折り線fを介してトップパ
ネル1TP〜4TPが連接されている。ここで注意すべ
きことは、トップパネル3TPの高さが異なる2種のカ
ートンブランクが用意されていることであって、一つは
トップパネル1TPと同一の高さにしたカートンブラン
クAであり、もう一つはトップパネル1TPより高くし
て斜線で示すGP部分だけ延ばしたカートンブランクB
である。この2種のカートンブランク20は、次の欄で
説明する2種の本発明による液体散布機能付き注出口を
使用した液体紙容器の頭部形状に関連するものである。
本発明に使用するカートンブランク20の底部は、通常
のゲーベルトップカートンと何ら変わらないので説明を
省略する。
出口を使用した液体紙容器の斜視図である。請求項3に
記載の本発明は、図3(a)に示すような液体紙容器3
0であって、「変形ゲーベルスラント形」と称し、前述
のカートンブランクAから形成されるものである。この
液体紙容器30は、請求項1若しくは請求項2に記載の
液体散布機能付き注出口が、角柱状の胴部の対向する高
低差のある側壁1、3の上端に水平な折り線eを介して
それぞれ連接された屋根パネル1T,3T及び残る側壁
2,4において前記折り線eの端部同志を連結する斜め
の折り線eを介して連接された折り込み屋根パネル2
T,4Tを同時に内側に折り込んで屋根パネル1T,3
Tと折り込み屋根パネル2T,4Tの対向する内面同士
をヒートシールし、前記屋根パネル1T,3Tと前記折
り込み屋根パネル2T,4Tの上端に連接されたトップ
パネル1TP〜4TPの対向面同志をヒートシールし
て、垂直あるいは斜めに立つように成型してなる頭部
の、低い方の前記側壁に連接された斜めの屋根パネル3
Tの略中央に取り付けられてなるものである。
示すような液体紙容器30であって、「変形ゲーベルプ
レス形」と称し、前述のカートンブランクBから形成さ
れるものである。この液体紙容器30は、請求項1若し
くは請求項2に記載の液体散布機能付き注出口が、角柱
状の胴部の対向する高低差のある側壁1、3の上端に水
平な折り線eを介してそれぞれ連接された屋根パネル1
T,3T及び残る側壁2,4において前記折り線eの端
部同志を連結する斜めの折り線eを介して連接された折
り込み屋根パネル2T,4Tを同時に内側に折り込んで
屋根パネル1T,3Tと折り込み屋根パネル2T,4T
の対向する内面同士をヒートシールし、前記屋根パネル
1T,3Tと前記折り込み屋根パネル2T,4Tの上端
に連接されたトップパネル1TP〜4TPの対向面同志
をヒートシールし、重合されたトップパネル1TP〜4
TPをさらに高い方の前記側壁に連接された斜めの屋根
パネル3T上に押し倒し、トップパネル3TPの延長部
分GPでもって屋根パネル1T(図ではかくれている)
にしっかりヒートシールして略斜めに傾斜した頭部と
し、低い方の側壁に連接された斜めの屋根パネル3Tの
略中央に取り付けられたものである。
形」と「変形ゲーベルプレス形」における屋根パネル3
Tは、図4(b)に示すような従来のゲーベルトップカ
ートンの左右均等な屋根パネルに較べて面積は広くな
り、その分だけ口径の大きな散布機能のある注出口10
を取り付けることができる。また、従来のゲーベルトッ
プカートンに較べて、それらの外観は一見して見分ける
ことができ、食品分野に定着しているゲーベルトップカ
ートン入りの製品とと本発明が狙う非食品分野の製品と
の差別化に有効である。また、「変形ゲーベルスラント
形」と「変形ゲーベルプレス形」では、図2に示すよう
に殆ど同じカートンブランク10から成型されるが、
「変形ゲーベルプレス形」の方がトップパネル3TPの
延長分だけ僅かに大きなカートンブランクを必要とし、
また成型工程も、重合されたトップパネルを倒す工程だ
け長くなる。
液体紙容器30の使用後折り畳んで減容化を図るための
手段に関するものである。この減容化手段は、図2ある
いは図3に示すように、対向する胴部側壁2、4とその
上端に斜めの折り線eを介して連接される折り込み屋根
パネル2T,4Tの中央を垂直に過る直線とその直線が
胴部側壁2,4の下部において分岐して側壁2、4の底
部両角に向かう2本の斜線とからなる逆Y字状の罫線i
と、逆Y字の交点同志を水平に半周回して結ぶ罫線jと
によるものであって、頭部を成型前の筒状体の状態に戻
すと、液体紙容器30全体をこの罫線いi,jによって
略フラットに折り畳むことができる。また、頭部が成型
されたままの状態でも、罫線i,jによって、胴部中間
から底部にかけて折り畳むことができ、かなりの減容化
が可能である。
用した液体紙容器30を用いて内容液を散布する場合、
エンドユーザーは、スクリューキャップCを外すだけ
で、注出口本体G側に設けられている貫通孔Hを通して
内容液を適宜散布することができる。この場合、液体紙
容器30を片手で保持するケースが多いが、図3
(a)、(b)に示す減容化手段の為の罫線iの加工を
強めに行っておくことにより、対向する逆Y字の交点部
分Oを持った場合に、側壁を容易に内側に変形させるこ
とができ、胴部両側に凹部が形成されて持ち易くなる。
用した液体紙容器おいては、レーベルは不要であって、
カートンブランク,注出口本体G,スクリューキャップ
Cの3パーツを組み合わせれば良く、注出口本体Gとス
クリューキャップCとは組合せ体として供給されるの
で、実質的には2パーツを組み合わせればよく部材管理
が容易で、且つ部材のトータルコストは従来のボトル等
に較べると軽減される。
用した液体紙容器おいては、パッケージ全体が情報伝達
媒体となり、印刷スペースは拡大する。また、印刷の自
由度も高く、これまで公知のオフセット、グラビア、フ
レキソ等いかなる印刷方式によっても印刷が可能であ
る。従って、これまで医薬品の能書のような細かな文字
でのレーベル印刷の必要がなくなり、消費者に分かりや
すい情報伝達が可能になるばかりか、美麗なフルカラー
の印刷による意匠効果、ディスプレイ効果をも持たせる
ことが可能である。
れを使用した液体紙容器の実施例サンプルを図1、図2
で示すような寸法で試作した。また、注出口10のスク
リューキャップCと注出口本体Gの材質をそれぞれポリ
プロピレン、低密度ポリエチレンとした。流量調整板R
は、注出口本体Gと一体成型し、貫通孔Hの数を6個、
孔径をそれぞれ2.5mmとした。この注出口10を使
用した液体紙容器30の内容量に付いては500ccを
目処とし、内容物には、界面活性剤88%、その他成分
12%からなる水性農薬を充填した。なお、次の2種の
積層構成を有するカートンブランク20を使用した。 印刷インキ層/ポリエチレン30μm/晒クラフト紙
(285〜345g/m2 )/ポリエチレン20μm/
酸化珪素蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム12
μm/低密度ポリエチレン60μm 印刷インキ層/ポリエチレン30μm/晒クラフト紙
(285〜345g/m2 )/ポリエチレン20μm/
アルミ箔6〜7μm/ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム12μm 上の実施例サンプルを実際に使用した結果、従来のプラ
スチックボトルの製品に較べて違和感なく、容易に使用
することができた。使用後の廃棄処理は、胴部の罫線
i.jを頭部をそのままの状態で折り込むことによって
70〜80%の減容化が可能であった。
ューキャップCからなり、注出口本体G側に貫通孔Hを
有する流量調整板Rを設けた比較的大型の注出口10
と、それを通常のゲーベルトップカートンよりも面積を
広くした傾斜屋根パネルに取り付けることによって、ス
クリューキャップCを外せば、片手で容易に内溶液を適
量散布することができ、製造コストが従来のボトルより
も安く、情報媒体としても優れ、また使用後は折り畳ん
で減容化することが出来る廃棄処理性の優れた環境負荷
の低いパッケージを提供することができる。さらに、従
来のゲーベルトップカートンと形状的に差別化が可能と
なり、内容物の誤認を起こすことが少なくなる。る。
図、実施例サンプルの寸法図
た液体紙容器のカートンブランク展開図
た液体紙容器の斜視図
面図
液体紙容器のカートンブランク 30 本発明による液体散布機能付き注出口を使用した
液体紙容器 1T、3T 屋根パネル 2T、4T 折り込み屋根パネル 1TP〜4TP トップパネル 1B〜4B 底部パネル a〜h 折り線 i,j 罫線 B コンタクトリング C スクリューキャップ C’従来のスクリューキャップ F フランジ G 注出口本体 H 貫通孔 I インナーリブ K 凹陥部 L レーベル N 中仕切り板 O 逆Y字の交点部分 P パッキン R 流量調整板
Claims (5)
- 【請求項1】 注出口本体と該注出口本体に巻き締めら
れるスクリューキャップとからなる注出口であって、該
注出口本体の口頚部の最先端部より低い位置に所定のサ
イズと個数の貫通孔を有する流量調整板が形成され、巻
き締め時に前記スクリューキャップの天板裏面周辺に設
けられたインナーリブの外周と前記口頚部の先端部内側
がすり合わされることを特徴とする液体散布機能付き注
出口。 - 【請求項2】 注出口本体と該注出口本体に巻き締めら
れるスクリューキャップとからなる注出口であって、該
注出口本体の口頚部の最先端部とほぼ同一面の位置に所
定のサイズと個数の貫通孔を有する流量調整板が形成さ
れ、巻き締め時に前記スクリューキャップの天板裏面の
周辺がパッキン材を挟んで、前記口頚部の先端部に押圧
されることを特徴とする液体散布機能付き注出口。 - 【請求項3】 請求項1若しくは請求項2に記載の液体
散布機能付き注出口が、角柱状の胴部の対向する高低差
のある側壁の上端に水平な折り線を介してそれぞれ連接
された屋根パネル及び残る側壁において前記折り線の端
部同志を連結する斜めの折り線を介して連接された折り
込み屋根パネルを同時に内側に折り込んで屋根パネルと
折り込み屋根パネルの対向する内面同士をヒートシール
し、前記屋根パネルと前記折り込み屋根パネルの上端に
連接されたトップパネル同志をヒートシールして、垂直
に立つように成型してなる頭部の、低い方の前記側壁に
連接された斜めの屋根パネルの略中央に取り付けられて
なることを特徴とする液体散布機能付き注出口を使用し
た液体紙容器。 - 【請求項4】 請求項1若しくは請求項2に記載の液体
散布機能付き注出口が、角柱状の胴部の対向する高低差
のある側壁の上端に水平な折り線を介してそれぞれ連接
された屋根パネル及び残る側壁において前記折り線の端
部同志を連結する斜めの折り線を介して連接された折り
込み屋根パネルを同時に内側に折り込んで屋根パネルと
折り込み屋根パネルの対向する内面同士をヒートシール
し、前記屋根パネルと前記折り込み屋根パネルの上端に
連接されたトップパネル同志をヒートシールし、ヒート
シールされた該トップパネルをさらに高い方の前記側壁
に連接された屋根パネル上に倒してヒートシールして得
られる略一方向に傾斜してなる頭部の低い方の前記側壁
に連接された屋根パネルの略中央に取り付けられてなる
ことを特徴とする液体散布機能付き注出口を使用した液
体紙容器。 - 【請求項5】 対向する胴部側壁と該胴部側壁の上端に
斜めの折り線を介して連接される折り込み屋根パネルの
中央を垂直に過る直線と該直線が前記胴部側壁の下部に
おいて分岐して前記胴部側壁の底部両角に向かう2本の
斜線とからなる逆Y字状の罫線と、逆Y字の交点同志を
水平に半周回して結ぶ罫線とによって折り畳み可能とす
る減容化手段を備えていることを特徴とする請求項3あ
るいは4記載の液体散布機能付き注出口を使用した液体
紙容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26296997A JP3853481B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 液体散布機能付き注出口及びそれを使用した液体紙容器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1191792A true JPH1191792A (ja) | 1999-04-06 |
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