JPH1189939A - 留置針組立体および内針の製造方法 - Google Patents
留置針組立体および内針の製造方法Info
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- JPH1189939A JPH1189939A JP10163035A JP16303598A JPH1189939A JP H1189939 A JPH1189939 A JP H1189939A JP 10163035 A JP10163035 A JP 10163035A JP 16303598 A JP16303598 A JP 16303598A JP H1189939 A JPH1189939 A JP H1189939A
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Abstract
とを視認することができる留置針組立体を提供するこ
と。 【解決手段】本発明の留置針組立体1は、留置針である
外針2と、この外針2内に挿入して使用される内針4と
を有している。外針2の先端部には、内針4の外周面と
密着する縮径部21が形成され、縮径部21より基端側
では、内針4との間に間隙が形成されている。金属製の
内針4は、その先端部に傾斜した刃面42を有する針先
41が形成されている。内針4の外周部の外針2と密着
する部分、すなわち組み立て状態で縮径部21に対面す
る部分には、内針4の長手方向に沿って溝46が形成さ
れている。この溝46により、縮径部21の内側に血液
流路が形成される。溝46は、プレス加工により形成さ
れ、内針4の管の肉厚は、溝46の形成部分を含む全周
に渡ってほぼ一定となっている。
Description
血管に穿刺し、留置する留置針組立体および該留置針組
立体を構成する内針の製造方法に関する。
ンと接続される留置針を患者の血管に穿刺し、留置して
これを行う。このような留置針は、中空の外針で構成さ
れ、患者の血管に穿刺する際には、針先に傾斜した刃面
を有する中空の内針を前記外針の内腔に挿入し、その針
先を外針の先端から突出させた状態で、穿刺操作を行
う。
の開口より流入した血液は、内針の内腔を通り、内針の
基端部に装着された透明なハウジング内に流入する(フ
ラッシュバック)。これにより、内針が血管を確保した
ことが確認できる。
めることにより、外針の先端部が血管内に挿入されるこ
ととなる。
外針の先端部内周面が内針の外周面と密着しているた
め、外針と内針との間に血液が流入せず、よって、外針
が血管を確保したことを血液のフラッシュバックにより
目視で確認することができなかった。
認した後、術者の感や経験により、内針および外針を微
妙な距離進めるという操作を行っていたが、内針の刃面
と外針の先端との間隔が、留置針組立体の品種、サイ
ズ、製造元等により若干相違すること、患者の血管の太
さにも差があること等から、常に確実に適正状態の穿刺
がなされるとは限らず、外針の血管に対する穿刺位置が
浅過ぎたり、深過ぎたりすることがあった。
が容易であり、留置針(外針)が血管を確保したことを
視認することができる留置針組立体および内針の製造方
法を提供することにある。
(1)〜(17)の本発明により達成される。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の外周部の、
少なくとも前記外針と密着する部分に、面取り加工が施
されていることを特徴とする留置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の外周部に、
前記刃面の根元部付近から前記内針の軸方向に沿って面
取り加工が施されている部分を有することを特徴とする
留置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の外周部の、
少なくとも前記外針と密着する部分に、粗面加工が施さ
れていることを特徴とする留置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の外周部に、
前記刃面の根元部付近から前記内針の軸方向に沿って粗
面加工が施されている部分を有することを特徴とする留
置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の少なくとも
前記外針と密着する部分に、前記内針を塑性変形させる
ことにより形成してなる溝を設けたことを特徴とする留
置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の、前記刃面
の根元部付近から前記内針の軸方向に沿って、前記内針
を塑性変形させることにより形成してなる溝を設けたこ
とを特徴とする留置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の少なくとも
前記外針と密着する部分に溝を設け、前記内針の管の肉
厚が、前記溝の形成部分を含む全周に渡ってほぼ一定で
あることを特徴とする留置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記内針の、前記刃面
の根元部付近から前記内針の軸方向に沿って溝を設け、
前記内針の管の肉厚が、前記溝の形成部分を含む全周に
渡ってほぼ一定であることを特徴とする留置針組立体。
せることにより形成したものである上記(7)または
(8)に記載の留置針組立体。
りなされたものである上記(5)、(6)または(9)
に記載の留置針組立体。
界部付近が丸みを帯びている上記(5)ないし(10)の
いずれかに記載の留置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記外針の内周部の、
少なくとも前記内針と密着する部分に、血液流路となる
空隙が形成されていることを特徴とする留置針組立体。
挿通され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構
成される留置針組立体であって、前記外針の先端部に、
その内径が縮径し、前記内針に密着する縮径部を有し、
前記縮径部の内周面に、血液流路となる空隙が形成され
ていることを特徴とする留置針組立体。
され、その針先に傾斜した刃面を有する内針の製造方法
であって、前記刃面を形成する工程と、前記内針の少な
くとも前記外針と密着する部分に、塑性加工により溝を
形成する工程とを有することを特徴とする内針の製造方
法。
され、その針先に傾斜した刃面を有する内針の製造方法
であって、前記刃面を形成する工程と、前記刃面の根元
部付近から前記内針の軸方向に沿って、塑性加工により
溝を形成する工程とを有することを特徴とする内針の製
造方法。
肉厚が、前記溝の形成部分を含む全周に渡ってほぼ一定
となるように行われる上記(14)または(15)に記載の
内針の製造方法。
を基準として位置決めをしつつ行われる上記(14)ない
し(16)のいずれかに記載の内針の製造方法。
び内針の製造方法を、添付図面に示す好適実施例に基づ
いて詳細に説明する。
示す縦断面図、図2は、図1に示す留置針組立体におけ
る内針の先端部付近の構成を示す平面図、図3は、図2
中のA−A線断面図、図4は、図2中のB−B線断面
図、図5は、内針と外針とを組み立てた状態における先
端部付近の構成を示す縦断面図である。なお、以下の説
明では、図1、図2、図3および図5中の右側を「基
端」、左側を「先端」といい、その他の図においても同
様とする。
置針組立体1は、留置針である外針2と、この外針2内
に挿入して使用される内針4とを有している。
されている。ハブ3は、透明または半透明の樹脂で構成
され、内部31の視認性が確保されている。
は、その内径が縮径した縮径部21が形成されている。
この縮径部21の内径は、後述する内針4の外径とほぼ
等しいかまたはそれより若干小さく設定されており、内
針4を外針2の内腔に挿入し、その針先41を外針2の
先端開口23から突出させた状態(以下この状態を「組
み立て状態」と言う)で、縮径部21の内周面が内針4
の外周面に密着するように構成されている。
分においては、その内径が内針4の外径より大きく、組
み立て状態において、縮径部21の内周面と内針4の外
周面との間に、所定の間隙22が形成されるようになっ
ている。この間隙22は、血液の流路となる。
方向に向かって漸減するテーパ状をなしている。これに
より、生体への穿刺を容易かつ低侵襲で行うことができ
る。
ないが、例えば、エチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体(ETFE)、ポリウレタン、ポリエーテルナイ
ロン樹脂等の各種軟質樹脂が好ましい。
が視認性を有しているのが好ましい。また、外針2の構
成材料中に、例えば硫酸バリウム、炭酸バリウムのよう
なX線造影剤を配合し、造影機能を持たせることもでき
る。
ニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合
金のような金属材料で構成され、その先端部には、鋭利
な針先41が形成されている。この針先41は、内針4
の軸線に対し所定角度傾斜した刃面42を有している。
立て状態としたとき、少なくとも針先41が外針2の先
端開口23から突出する程度の長さに設定されている。
5が液密に固着されている。ハブ5は、好ましくは透明
または半透明の樹脂で構成され、内部52の視認性が確
保されている。
が形成されており、一般に、組み立て状態においては、
ハブ5の連結部51がハブ3の基端開口内にある。
それぞれ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、ポリ
塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネ
ート、ポリブタジエン、ポリアミド、ポリエステル等が
挙げられる。
位には、面取り加工が施されている。詳述すると、内針
4の外周部の、少なくとも外針2と密着する部分、すな
わち、組み立て状態で外針2の縮径部21に対面する部
分に、平坦に切り欠かれた帯状の面取り部43が形成さ
れている。
(根元部)付近から内針4の軸線方向に沿って長さbだ
け形成されている。
4の管の肉厚未満とされる。なお、面取り部43の形
状、寸法は、内針4と外針2との密着部分をカバーし得
るものであれば、特に限定されないが、図示の構成の場
合、長さbは、1〜20mm程度が好ましく、1〜10mm
程度がより好ましい。また、最大深さaは、0.01〜
0.2mm程度が好ましく、0.03〜0.15mm程度が
より好ましい。
の任意の位置に形成することができるが、面取り部43
の加工形成の容易性等の理由から、刃面42の根元部
(アゴ部)付近の位置にあることが好ましい。
における内針4の管の肉厚が他の部分より薄くなってい
るが、面取り部43を例えばプレス加工で形成する場
合、後述する溝46の形成の場合と同様に、面取り部4
3の部分における内針4の管の肉厚を他の部分の肉厚と
ほぼ等しくすることもでき、これにより、面取り部43
の部分の強度が高まる。
たことにより、組み立て状態において、縮径部21の内
側に血液流路となる空隙44が形成され、この空隙44
を介して外針2の先端開口23と前記間隙22とが連通
し、連続した血液流路が形成される。
利点としては、その加工、形成が容易であることが挙げ
られる。以下、詳述する。
研磨加工、レーザ加工、エッチング加工、プレス加工等
の塑性加工により行うことができる。例えば、研削また
は研磨加工により、面取り部43に代え同位置に溝を形
成する場合、ワークに対する砥石の相対的な移動を縦、
横、深さの3次元方向に制御する必要がある。これに対
し、本実施例の面取り部43を同様の方法で形成する場
合には、面取り部43が平坦な形状であるが故に、砥石
の相対的な移動方向の制御は、内針4の長手方向および
深さ方向の2次元方向のみで足りる。しかも、内針4の
刃面42の向きおよびそれらの先端位置を揃えた状態で
複数本の内針4を並べ、これらに対し同時に、面取り加
工を施すことができる。
り部43の形成を行うことができ、加工精度も高く、ま
た、内針4を複数本まとめて面取り加工することができ
るので、生産性が格段に向上する。
の一例について説明する。 [1] 図1に示すように、予め外針2と内針4とを組
み立てておく。
では、針先41が外針2の先端開口23から突出し、縮
径部21の軸方向の領域が内針4の面取り部43に包含
される。
(包材開封時)に、既に完了しているのが好ましい。
2を患者の血管(静脈または動脈)に穿刺する。
血管の内圧(血圧)により血液が内針4内を基端方向へ
逆流し、ハブ5の内部52に導入され、視認性を有する
ハブ5において、このフラッシュバックを視認すること
ができる。これにより内針4の針先41が血管を確保し
たことを知ることができる。
ると、外針2の先端が血管内に挿入される。これによ
り、血液が先端開口23より流入し、空隙44を通過
し、次いで、間隙22を基端方向へ向けて流れ、ハブ3
の内部31に導入される。そして、視認性を有する外針
2およびハブ3において、このフラッシュバックを視認
することができる。これにより外針2の先端部が血管を
確保したことを知ることができる。
内を走行させ、所定の留置位置まで導入した後、外針2
を一方の手で抑え、他方の手でハブ5を把持して基端方
向へ引っ張り、内針4を外針2から抜去する。
介して輸液ラインを接続し、外針2、ハブ3を粘着テー
プ等で固定し、輸液を供給する。これにより、輸液が外
針2を介して患者の血管に注入される。
置針組立体の他の実施例に係る内針先端部の構成を示す
斜視図、および内針と外針の組み立て状態における先端
部付近の構成を示す縦断面図である。以下、これらの図
に示す実施例について、前記図1〜図5に示す実施例と
の相違点を中心に説明する。
面には、粗面加工が施されることにより、粗面45、す
なわち微小な多数の凹凸を有する面が形成されている。
この粗面45の内針長手方向の形成部位(形成領域)
は、前記面取り部43とほぼ同様である。
針4に形成された粗面45は、外針2の縮径部21に対
面する部分に位置し、縮径部21の軸方向の領域を包含
する。
の留置針組立体も、その使用方法は、前記実施例のもの
と同様である。この場合、前記工程[2]において、外
針2の先端が血管内に挿入されると、血液が先端開口2
3より流入し、粗面45における多数の微小な凹部を通
過し、次いで、間隙22を基端方向へ向けて流れ、ハブ
3の内部31に導入される。そして、視認性を有する外
針2およびハブ3において、このフラッシュバックを視
認することができ、これにより外針2の先端部が血管を
確保したことを知ることができる。
一部にのみ形成することも可能であるが、粗面45上の
血液流路となる面積をできるだけ大きく確保するため
に、図示のように、内針外周の全周に形成されているの
が好ましい。
JIS B 0601に規定する中心線平均粗さRaが、10〜5
00μm 程度であるのが好ましく、50〜200μm 程
度であるのがより好ましい。このような粗度とすること
により、粗面加工が容易であるとともに、粗面45にお
ける血液の流れを十分に確保できる。
としては、その加工、形成が容易であることが挙げられ
る。以下、詳述する。
形成部分以外の領域をマスキングした上で、サンドブラ
スト加工、ショットブラスト加工、エッチング加工等を
施すことにより行うことができる。
らの先端位置を揃えた状態で複数本の内針4を並べ、前
記の加工法により、これらに対し同時に、粗面加工を施
すこともでき、生産性が格段に向上する。
置針組立体の他の実施例に係る内針先端部の構成を示す
斜視図および平面図、図10は、図9中のC−C線断面
図、図11は、図9中のD−D線断面図、図12は、内
針と外針の組み立て状態における先端部付近の構成を示
す縦断面図である。以下、これらの図に示す実施例につ
いて、前記図1〜図5に示す実施例との相違点を中心に
説明する。
部の外周面には、内針4の長手方向に沿って延在する溝
46が形成されている。この溝46の内針長手方向の形
成部位(形成領域)は、前記面取り部43とほぼ同様で
ある。
内針4に形成された溝46は、外針2の縮径部21に対
面する部分に位置し、縮径部21の軸方向の領域を包含
する。
両エッジ部47、すなわち溝46と内針4の外周面との
境界部付近は、丸みを帯びている(いわゆるR付けされ
ている)のが好ましい。エッジ部47が鋭利に尖ってい
ると、内針4を外針2に挿通した際に、外針2の内面に
傷付きを生じるおそれがあるが、このようにエッジ部4
7が丸みを帯びていると、このような不都合が生じな
い。
より塑性変形させること、好ましくは内針4にプレス加
工を施すことにより形成されたものである。研削加工、
レーザ加工等により溝46を形成すると、溝46の両側
部に鋭利に尖ったエッジ部が形成され易く、このエッジ
部に丸みをつけるために、研磨加工やバリ取り加工等の
二次加工処理が必要となり、製造工程が複雑化するが、
プレス加工等により内針4を塑性変形させて溝46を形
成する場合、前記の二次加工処理を行うことなく、丸み
を帯びたエッジ部47を有する溝46を容易に形成する
ことができる。
には、内針4の内腔に突出する突出部48が形成されて
いる。これにより、図11に示すように、内針4の管の
肉厚は、溝46の形成部分と他の部分とでほぼ等しく、
すなわち、溝46の形成部分を含む管全周に渡ってほぼ
一定となっている。このため、溝46の形成部分におけ
る強度低下がなく、内針4の管の肉厚が比較的薄いもの
でも、溝46の形成部分における変形や破損等を有効に
防止することができる。
基端部(根元部)付近から内針4の軸線方向に沿って長
さdだけ形成されている。
の密着部分をカバーし得るものであれば、特に限定され
ないが、図示の構成の場合、溝46の最大深さcは、
0.01〜0.3mm程度が好ましく、0.03〜0.1
5mm程度がより好ましく、長さdは、1〜30mm程度が
好ましく、1〜15mm程度がより好ましい。また、溝4
6の幅eは、0.1〜1.0mm程度が好ましく、0.2
〜0.5mm程度がより好ましい。
は、内針4の長手方向に沿って同一でも、変化していて
もよい。例えば、溝46は、その最大深さおよび/また
は幅が基端方向に向かって漸減(または漸増)する部分
(特に基端部分)を有していてもよい。
おける内針4の内側面に、内針4の内腔に突出する突出
部48が形成されているが、このような突出部48がな
いものであってもよい。
のに限らず、例えば、適宜湾曲したもの、蛇行したも
の、螺旋状に形成されたもの等であってもよい。
よく、この場合、各溝46同士の位置関係は、互いに平
行に配置されているもの、所定の角度をもって配置され
ているもの、交差しているもの等、いかなるものでもよ
い。また、1本の溝46が途中で複数本に分岐していて
もよい。
数の溝46や複雑な形状の溝46でも、容易に形成する
ことができる。
留置針組立体も、その使用方法は、前記実施例のものと
同様である。この場合、前記工程[2]において、外針
2の先端が血管内に挿入されると、血液が先端開口23
より流入し、溝46の内部を通過し、さらに、間隙22
を基端方向へ向けて流れ、ハブ3の内部31に導入され
る。そして、視認性を有する外針2およびハブ3におい
て、このフラッシュバックを視認することができ、これ
により外針2の先端部が血管を確保したことを知ること
ができる。
造方法、特に、塑性加工(プレス加工)による溝46の
形成方法の好適例について説明する。
面42を形成する。刃面42の形成方法は特に限定され
ず、例えば、切削加工、研削加工、研磨加工、レーザ加
工等により、常法に従い行うことができる。
用いて溝46を形成する。プレス機10は、本体100
と、メス型モールド(下型)101と、オス型モールド
(上型)102とを備えており、オス型モールド102
は、メス型モールド101に対し図13〜図16中上下
方向に移動可能に設置されている。
される断面U字状の溝104が形成されている。この場
合、溝104の幅は、内針4の外径とほぼ同じかまたは
内針4の外径より若干大きい値とされ、プレス時に内針
4が横方向(プレス方向と直交する方向)に潰れるのを
防止している。
には、コ字状(オーバーハング状)に形成された位置決
め部103が形成されている。図14に示すように、溝
104内に内針4を挿入し、溝104内で内針4を先端
方向に移動させると、内針4の刃面42が位置決め部1
03に当接し、内針4は、刃面42が上方に向くように
位置決めがなされる。これにより、オス型モールド10
2でプレスしたとき、適正な位置に、すなわち刃面42
の基端部(根元部)付近から内針4の軸線方向に延在す
るような箇所に溝46が形成される。
動部106に対し図13中上下方向に摺動可能に設置さ
れている。オス型モールド102の下面には、内針4に
溝46を形成するための凸部(凸条)105が形成され
ている。この凸部105は、メス型モールド101に形
成された溝104と平行に伸びており、その長さは、形
成する溝46の長さdにほぼ等しい。また、凸部105
の断面形状はV字状(山型)をなしている。
うにして位置決めを行った状態(図13〜図15に示す
状態)で、図示しない操作レバー(またはハンドル)を
操作して、オス型モールド102をメス型モールド10
1に衝突するまで下降させると、図16に示すように、
オス型モールド102の凸部105が内針4の管壁を押
圧して塑性変形させ、これにより、前述したような溝4
6が形成される。
管壁は、内針4の内腔側へ逃げて突出部48を形成する
ので、内針4の管の肉厚は、溝46の形成部分を含む管
全周に渡ってほぼ一定となる。
に規制されているので、溝46の形成に伴い、内針4が
扁平状に潰れる等、内針4の輪郭形状(円形形状)が大
幅に損なわれることはない。
ス型モールド102を上昇させてオス型モールド102
から離間し、溝104内から内針4を取り出す。
は、複数の同様の内針4について繰り返し行うことがで
きる。
を形成する場合、その加工条件は特に限定されず、内針
4の材質、内径、肉厚等の条件に応じて適宜決定される
が、通常、プレス圧力は、50〜300kg/cm2程度が好
ましく、100〜300kg/cm2程度がより好ましい。
ものに限らず、例えば、内針4をチャック(図示せず)
で挟んで固定し、1または2台以上のカメラで内針4の
刃面42の向き(位置)を確認しながら溝46を形成す
る位置を調整することもできる。
で形成することもできる。この場合、各プレス工程にお
いて、オス型モールド102を凸部105の形状や形成
位置が異なるものに適宜交換することもできる。これに
より、より複雑な形状の溝46を形成することが可能と
なる。
成する場合には、溝104内で内針4を所定角度回転さ
せつつ、オス型モールド102で複数回プレスすればよ
い。
により、一度に、複数本の内針4に対し溝46を形成す
ることができ、生産性を高めることができる。例えば、
プレス機10を用いる場合、メス型モールド101に複
数の溝104が形成され、オス型モールド102に各溝
104に対応する複数の凸部105が形成され、一度の
プレスにより同時に複数本の内針4に対し溝46を形成
することができる。
適正な形状の溝46を適正な位置に再現性よく形成する
ことができ、しかも、その操作も極めて簡単である。従
って、内針4やそれを備える留置針組立体1の生産性の
向上が図れる。
施例に係る組み立て状態における先端部付近の構成を示
す縦断面図、図18は、図17中のG−G線断面図であ
る。以下、これらの図に示す実施例について、前記図1
〜図5に示す実施例との相違点を中心に説明する。
取り部43、粗面45または溝46が形成されていない
通常のものである。そして、外針2の縮径部21の内周
面には、外針2の長手方向に伸びる複数の溝(空隙)2
4、すなわち図示の構成では90°間隔で4つの溝24
が形成されている(図18参照)。
通常、0.01〜0.5mm程度が好ましく、0.03〜
0.2mm程度がより好ましい。
留置針組立体も、その使用方法は、前記実施例のものと
同様である。この場合、工程[2]において、外針2の
先端が血管内に挿入されると、血液が先端開口23より
流入し、各溝24内を通過し、次いで、間隙22を基端
方向へ向けて流れ、ハブ3の内部31に導入される。そ
して、視認性を有する外針2およびハブ3において、こ
のフラッシュバックを視認することができ、これにより
外針2の先端部が血管を確保したことを知ることができ
る。
る溝24を設けることの最大の利点としては、その加
工、形成が容易であることが挙げられる。以下、詳述す
る。
は、前述したように、樹脂材料であるため、押出成形に
より製造することができる。この成形法によれば、外針
2の成形時に、溝24も同時に形成することができ、製
造工程の追加がない。特に、溝24の形状、寸法、配置
パターン等は、押出成形機のダイ(溶融樹脂が出てくる
口金部分)の形状により、任意に設定することができ
る。
は、金属製の内針4に対し加工を施すのに比べ、さらに
容易となる。
ン、形成方法等の、溝24に関する諸条件は、前述した
ものに限定されないことは言うまでもない。
施例について説明したが、本発明は、これに限定される
ものではなく、留置針組立体を構成する各部材は、同様
の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することが
できる。
溝46、溝24等は、外針2と内針4の密着部以外の箇
所にも形成されていてもよく、例えば外針2または内針
4のほぼ全長にわたって形成されていてもよい。
体によれば、内針の外周面に施される面取り加工、粗面
加工、塑性変形等による溝や、外針の内周面に形成され
る空隙により、血液流路が形成されるので、外針が血管
を確保したことを血液のフラッシュバックにより確認す
ることができる。よって、留置針の血管への穿刺操作
を、容易かつ正確に行うことができる。
加工が容易であり、加工精度も高い。特に、同時に複数
本の内針に対し加工を施したり、外針を押出成形により
製造するに際し、製造工程の増加がない等、生産効率が
高く、よって、量産にも適する。
簡単な操作で、適正な形状で適正な位置に溝を形成する
ことができる。
む全周に渡ってほぼ一定とした場合には、溝形成部分の
強度低下を防止することができる。
である。
付近の構成を示す平面図である。
縦断面図である。
先端部の構成を示す斜視図である。
縦断面図である。
先端部の構成を示す斜視図である。
先端部の構成を示す平面図である。
す縦断面図である。
る。
る。
み立て状態における先端部付近の構成を示す縦断面図で
ある。
Claims (17)
- 【請求項1】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の外周部の、少なくとも前記外針と密着する部
分に、面取り加工が施されていることを特徴とする留置
針組立体。 - 【請求項2】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の外周部に、前記刃面の根元部付近から前記内
針の軸方向に沿って面取り加工が施されている部分を有
することを特徴とする留置針組立体。 - 【請求項3】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の外周部の、少なくとも前記外針と密着する部
分に、粗面加工が施されていることを特徴とする留置針
組立体。 - 【請求項4】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の外周部に、前記刃面の根元部付近から前記内
針の軸方向に沿って粗面加工が施されている部分を有す
ることを特徴とする留置針組立体。 - 【請求項5】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の少なくとも前記外針と密着する部分に、前記
内針を塑性変形させることにより形成してなる溝を設け
たことを特徴とする留置針組立体。 - 【請求項6】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の、前記刃面の根元部付近から前記内針の軸方
向に沿って、前記内針を塑性変形させることにより形成
してなる溝を設けたことを特徴とする留置針組立体。 - 【請求項7】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の少なくとも前記外針と密着する部分に溝を設
け、前記内針の管の肉厚が、前記溝の形成部分を含む全
周に渡ってほぼ一定であることを特徴とする留置針組立
体。 - 【請求項8】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成され
る留置針組立体であって、 前記内針の、前記刃面の根元部付近から前記内針の軸方
向に沿って溝を設け、前記内針の管の肉厚が、前記溝の
形成部分を含む全周に渡ってほぼ一定であることを特徴
とする留置針組立体。 - 【請求項9】 前記溝は、前記内針を塑性変形させるこ
とにより形成したものである請求項7または8に記載の
留置針組立体。 - 【請求項10】 前記塑性変形は、プレス加工によりな
されたものである請求項5、6または9に記載の留置針
組立体。 - 【請求項11】 前記溝と前記内針の外周面との境界部
付近が丸みを帯びている請求項5ないし10のいずれか
に記載の留置針組立体。 - 【請求項12】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通
され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成さ
れる留置針組立体であって、 前記外針の内周部の、少なくとも前記内針と密着する部
分に、血液流路となる空隙が形成されていることを特徴
とする留置針組立体。 - 【請求項13】 中空の外針と、前記外針の内腔に挿通
され、その針先に傾斜した刃面を有する内針とで構成さ
れる留置針組立体であって、 前記外針の先端部に、その内径が縮径し、前記内針に密
着する縮径部を有し、 前記縮径部の内周面に、血液流路となる空隙が形成され
ていることを特徴とする留置針組立体。 - 【請求項14】 中空の外針の内腔に挿通して使用さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針の製造方法で
あって、 前記刃面を形成する工程と、 前記内針の少なくとも前記外針と密着する部分に、塑性
加工により溝を形成する工程とを有することを特徴とす
る内針の製造方法。 - 【請求項15】 中空の外針の内腔に挿通して使用さ
れ、その針先に傾斜した刃面を有する内針の製造方法で
あって、 前記刃面を形成する工程と、 前記刃面の根元部付近から前記内針の軸方向に沿って、
塑性加工により溝を形成する工程とを有することを特徴
とする内針の製造方法。 - 【請求項16】 前記溝の形成は、前記内針の管の肉厚
が、前記溝の形成部分を含む全周に渡ってほぼ一定とな
るように行われる請求項14または15に記載の内針の
製造方法。 - 【請求項17】 前記溝の形成は、前記刃面の位置を基
準として位置決めをしつつ行われる請求項14ないし1
6のいずれかに記載の内針の製造方法。
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JP9-211346 | 1997-07-22 | ||
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JP2022522396A (ja) * | 2019-03-07 | 2022-04-19 | スミス メディカル エーエスディー インコーポレーテッド | 改良されたフラッシュバック応答を伴うカテーテル挿入デバイス |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP16303598A patent/JP4280328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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