JPH1173262A - 入出力装置及び表示装置 - Google Patents
入出力装置及び表示装置Info
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- JPH1173262A JPH1173262A JP9235211A JP23521197A JPH1173262A JP H1173262 A JPH1173262 A JP H1173262A JP 9235211 A JP9235211 A JP 9235211A JP 23521197 A JP23521197 A JP 23521197A JP H1173262 A JPH1173262 A JP H1173262A
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Abstract
(57)【要約】
【解決課題】 情報量を高めるため表裏両面で入出力可
能であり、2画面を見開きで使用することなどが可能な
視認性の良い入出力装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段を表裏両面の視認側が互いに反対方向となる
ように表裏の両面に備え、これら表示手段の間に、各表
裏両面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表
示画面上の位置を検出する検出手段を挿入するように構
成して課題を解決した。
能であり、2画面を見開きで使用することなどが可能な
視認性の良い入出力装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段を表裏両面の視認側が互いに反対方向となる
ように表裏の両面に備え、これら表示手段の間に、各表
裏両面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表
示画面上の位置を検出する検出手段を挿入するように構
成して課題を解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンデイ端末機
器や携帯型情報通信機器などの電子機器に使用可能な入
出力装置に関し、特に、タッチパネルなどのような入力
装置と液晶表示パネルなどのような表示装置を持ち、画
像に連動した表示部位に特定の仮想スイッチ、キーボー
ド、手書き入力領域等を設けることが可能な入出力装置
に関する。又、この発明は、やはりハンデイ端末機器や
携帯型情報通信機器などの電子機器に広く用いられる入
出力装置に関し、特に、フレキシブルな画像表示パネル
の裏面にデータ入力装置を具備した入出力装置を、複数
組み合わせて使用可能とした画像表示システムとしての
入出力装置及び表示装置に関するものである。
器や携帯型情報通信機器などの電子機器に使用可能な入
出力装置に関し、特に、タッチパネルなどのような入力
装置と液晶表示パネルなどのような表示装置を持ち、画
像に連動した表示部位に特定の仮想スイッチ、キーボー
ド、手書き入力領域等を設けることが可能な入出力装置
に関する。又、この発明は、やはりハンデイ端末機器や
携帯型情報通信機器などの電子機器に広く用いられる入
出力装置に関し、特に、フレキシブルな画像表示パネル
の裏面にデータ入力装置を具備した入出力装置を、複数
組み合わせて使用可能とした画像表示システムとしての
入出力装置及び表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のタッチパネルなどのよう
な入力装置と液晶表示パネルなどのような表示装置を組
み合わせた入出力装置が、産業用では複写機のコントロ
ールパネルなどで、民生用としては電子手帳やPDA
(Portable DataAssistants)
と称される携帯型情報端末機器などで広く利用されてい
る。
な入力装置と液晶表示パネルなどのような表示装置を組
み合わせた入出力装置が、産業用では複写機のコントロ
ールパネルなどで、民生用としては電子手帳やPDA
(Portable DataAssistants)
と称される携帯型情報端末機器などで広く利用されてい
る。
【0003】このような入出力装置に関する技術として
は、例えば、実開昭62−139025号公報、実開平
3−124542号公報、特開平6−332602号公
報及び特開昭63−247819号公報等に開示されて
いるものが既に提案されている。
は、例えば、実開昭62−139025号公報、実開平
3−124542号公報、特開平6−332602号公
報及び特開昭63−247819号公報等に開示されて
いるものが既に提案されている。
【0004】上記実開昭62−139025号公報に係
る操作パネルスイッチは、多数表示を行なう操作パネル
スイッチであって、ドットマトリックス液晶表示素子の
上面に、複数の透明電極を有するメンブレンスイッチを
配置するように構成したものである。
る操作パネルスイッチは、多数表示を行なう操作パネル
スイッチであって、ドットマトリックス液晶表示素子の
上面に、複数の透明電極を有するメンブレンスイッチを
配置するように構成したものである。
【0005】また、上記実開平3−124542号公報
に係る液晶表示パネルを用いたスイッチ機構は、電子機
器の各種の機能をコントロールするスイッチ機構におい
て、電子機器の各種の機能を表すシンボル群が表示され
る液晶表示パネルと、複数画面分のシンボル群を記憶す
るメモリ部と、前記液晶パネルの前面に設けられてお
り、表示されたシンボル群に応じた機能に切り換えられ
る透明な感圧センサと、この感圧センサの機能を切り換
えるインターフェイス部と、前記液晶表示パネルを裏面
から照射するバックライトとを具備するように構成した
ものである。
に係る液晶表示パネルを用いたスイッチ機構は、電子機
器の各種の機能をコントロールするスイッチ機構におい
て、電子機器の各種の機能を表すシンボル群が表示され
る液晶表示パネルと、複数画面分のシンボル群を記憶す
るメモリ部と、前記液晶パネルの前面に設けられてお
り、表示されたシンボル群に応じた機能に切り換えられ
る透明な感圧センサと、この感圧センサの機能を切り換
えるインターフェイス部と、前記液晶表示パネルを裏面
から照射するバックライトとを具備するように構成した
ものである。
【0006】さらに、上記特開平6−332602号公
報に係る情報処理装置は、種々の情報を表示する液晶デ
ィスプレイと、前記液晶ディスプレイの前面に張られた
感圧式タッチパネルと、前記液晶ディスプレイ上に適宜
表示され、表示時には、その表示上に入力された座標位
置を前記感圧式タッチパネルから受けとるソフトウェア
キーボードと、前記ソフトウェアキーボードの前面に置
いたり取り外したりする、前記ソフトウェアキーボード
のキー配列に合わせて上面にキーボタン状の突起を設
け、その突起の表面に前記ソフトウェアキーボードのキ
ー文字配列に合わせた文字を印刷などにより表示した突
起付キーボード入力補助部とを備えるように構成したも
のである。
報に係る情報処理装置は、種々の情報を表示する液晶デ
ィスプレイと、前記液晶ディスプレイの前面に張られた
感圧式タッチパネルと、前記液晶ディスプレイ上に適宜
表示され、表示時には、その表示上に入力された座標位
置を前記感圧式タッチパネルから受けとるソフトウェア
キーボードと、前記ソフトウェアキーボードの前面に置
いたり取り外したりする、前記ソフトウェアキーボード
のキー配列に合わせて上面にキーボタン状の突起を設
け、その突起の表面に前記ソフトウェアキーボードのキ
ー文字配列に合わせた文字を印刷などにより表示した突
起付キーボード入力補助部とを備えるように構成したも
のである。
【0007】一方、上記特開昭63−247819号公
報に係るタッチパネル入出力装置は、多数のキャラクタ
領域の集合として表示画面が構成される表示装置と、前
記画面上に重ねて設けられたマトリックス状のディジタ
ルタッチスイッチであって、1つの座標を検知する1つ
の区画領域の大きさが前記キャラクタ領域の区画とほぼ
等しく、かつ前記表示装置のキャラクタ領域の表示ピッ
チと前記ディジタルタッチスイッチの区画領域の検出ピ
ッチがほぼ等しいディジタルタッチスイッチとを有する
タッチパネル入出力装置において、前記表示装置のキャ
ラクタ領域に対して前記ディジタルタッチスイッチの区
画領域をX方向およびY方向に各々1/2ピッチずつず
らして重ねて配置するように構成したものである。
報に係るタッチパネル入出力装置は、多数のキャラクタ
領域の集合として表示画面が構成される表示装置と、前
記画面上に重ねて設けられたマトリックス状のディジタ
ルタッチスイッチであって、1つの座標を検知する1つ
の区画領域の大きさが前記キャラクタ領域の区画とほぼ
等しく、かつ前記表示装置のキャラクタ領域の表示ピッ
チと前記ディジタルタッチスイッチの区画領域の検出ピ
ッチがほぼ等しいディジタルタッチスイッチとを有する
タッチパネル入出力装置において、前記表示装置のキャ
ラクタ領域に対して前記ディジタルタッチスイッチの区
画領域をX方向およびY方向に各々1/2ピッチずつず
らして重ねて配置するように構成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記従来の入出力装置においては、液晶表示素子の
上にタッチパネルなどの感圧センサ等を配置したもので
あるため、透過率が低い感圧センサ等を介して液晶表示
素子の画像をみるため、表示素子のコントラストが下が
ってしまい、画像が見づらかったり、又タッチパネルや
液晶表示パネル等は、ガラス基板で構成れているため、
あまり強い力でタッチパネル等を押圧すると、タッチパ
ネルや液晶表示パネル等のガラス基板が割れる虞れがあ
るなどという問題があった。
の場合には、次のような問題点を有している。すなわ
ち、上記従来の入出力装置においては、液晶表示素子の
上にタッチパネルなどの感圧センサ等を配置したもので
あるため、透過率が低い感圧センサ等を介して液晶表示
素子の画像をみるため、表示素子のコントラストが下が
ってしまい、画像が見づらかったり、又タッチパネルや
液晶表示パネル等は、ガラス基板で構成れているため、
あまり強い力でタッチパネル等を押圧すると、タッチパ
ネルや液晶表示パネル等のガラス基板が割れる虞れがあ
るなどという問題があった。
【0009】また、上記従来の入出力装置の表示領域
は、1枚の画面に限定されており、会議などのメモなど
を取る時などには別の情報を見ながら、加筆、入力する
などといったことが、画面が狭いためできないという問
題点もあった。また、かかる問題点を考慮して、入出力
装置を大画面とすると、装置全体が大きくなり、持ち運
びに不便になるという新たな問題点が生じる。
は、1枚の画面に限定されており、会議などのメモなど
を取る時などには別の情報を見ながら、加筆、入力する
などといったことが、画面が狭いためできないという問
題点もあった。また、かかる問題点を考慮して、入出力
装置を大画面とすると、装置全体が大きくなり、持ち運
びに不便になるという新たな問題点が生じる。
【0010】そこで、かかる問題点を解決し得る技術と
しては、例えば、特開平1−102624号公報や特開
平2−254420号公報、あるいは特開平4−355
786号公報等に開示されているものが既に提案されて
いる。
しては、例えば、特開平1−102624号公報や特開
平2−254420号公報、あるいは特開平4−355
786号公報等に開示されているものが既に提案されて
いる。
【0011】上記特開平1−102624号公報に係る
情報入出力装置の構成を図30に示す。この情報入出力
装置200は、ガラス基板で形成された液晶表示器20
1、入力用の超音波振動ペン202、入力面判別スイッ
チ203、更に入力装置はガラス基板などの液晶表示装
置が兼用する超音波伝達板および振動検知センサ(図に
表示せず)などからなり、CPU回路(図に表示せず)
で振動検知センサからの信号により位置座標を感知し押
された位置での書き込み情報などを液晶表示器に表示す
るように構成したものである。
情報入出力装置の構成を図30に示す。この情報入出力
装置200は、ガラス基板で形成された液晶表示器20
1、入力用の超音波振動ペン202、入力面判別スイッ
チ203、更に入力装置はガラス基板などの液晶表示装
置が兼用する超音波伝達板および振動検知センサ(図に
表示せず)などからなり、CPU回路(図に表示せず)
で振動検知センサからの信号により位置座標を感知し押
された位置での書き込み情報などを液晶表示器に表示す
るように構成したものである。
【0012】更に説明すると、上記特開平1−1026
24号公報に係る情報入出力装置は、表裏両面から視認
可能な表示手段と、表裏両面から入力可能でかつ透明な
座標入力手段を積層、一体化した情報入出力手段と、前
記情報入出力手段の表裏いずれかの面が表示ないし座標
入力に用いられているかを検出する手段を設け、この検
出手段の出力に応じて前記表示手段ないし座標入力手段
によって入出力されるデータを反転させ前記情報入出力
手段の表裏いずれの面からでも表示および座標入力を行
うようにしたものである。
24号公報に係る情報入出力装置は、表裏両面から視認
可能な表示手段と、表裏両面から入力可能でかつ透明な
座標入力手段を積層、一体化した情報入出力手段と、前
記情報入出力手段の表裏いずれかの面が表示ないし座標
入力に用いられているかを検出する手段を設け、この検
出手段の出力に応じて前記表示手段ないし座標入力手段
によって入出力されるデータを反転させ前記情報入出力
手段の表裏いずれの面からでも表示および座標入力を行
うようにしたものである。
【0013】また、上記特開平2−254420号公報
や特開平4−355786号公報等に開示されているよ
うに、複数の画像表示パネルを組み合わせて本のように
扱えるようにした画像表示システムも、既に提案されて
いる。これらの公報に開示されている技術のうち、複数
の画像表示パネルを接続する方法としては、例えば、特
開平4−355786号公報に開示されているごとく、
図31及び図32に示すように、本210の蝶番に相当
する部分にコネクタ211を配置し、当該コネクタ21
1に画像表示パネル212の接続部213を挿入し、こ
のコネクタ212を複数組重ねて配置するように構成し
たものがある。
や特開平4−355786号公報等に開示されているよ
うに、複数の画像表示パネルを組み合わせて本のように
扱えるようにした画像表示システムも、既に提案されて
いる。これらの公報に開示されている技術のうち、複数
の画像表示パネルを接続する方法としては、例えば、特
開平4−355786号公報に開示されているごとく、
図31及び図32に示すように、本210の蝶番に相当
する部分にコネクタ211を配置し、当該コネクタ21
1に画像表示パネル212の接続部213を挿入し、こ
のコネクタ212を複数組重ねて配置するように構成し
たものがある。
【0014】しかしながら、上記前述の特開平1−10
2624号公報に係る情報入出力装置の場合には、超音
波振動ペンなどを用いて入力装置と表示装置を兼用し、
両面に入力するように構成したものであるが、この場合
でも表裏画面が1枚しかなく情報量をふやすことはでき
ないという問題点を有している。また、2台以上の入出
力装置をならべることも可能であるが、この場合には、
コストなどで無駄が多く高価になるという問題点が新た
に生じる。
2624号公報に係る情報入出力装置の場合には、超音
波振動ペンなどを用いて入力装置と表示装置を兼用し、
両面に入力するように構成したものであるが、この場合
でも表裏画面が1枚しかなく情報量をふやすことはでき
ないという問題点を有している。また、2台以上の入出
力装置をならべることも可能であるが、この場合には、
コストなどで無駄が多く高価になるという問題点が新た
に生じる。
【0015】また、後者の特開平2−254420号公
報や特開平4−355786号公報等に開示されている
技術の場合には、本のように扱うことが可能であるもの
の、当然コネクタの部分に厚みを生じてしまい、また見
開き状態では各画像表示パネル上に表示される画像が、
図28に示すようにそれぞれ独立した状態となるため、
形態は本のようであるが、その表示画像は従来の画像表
示装置と何ら変わるところがなかった。すなわち、これ
ら画像表示システムは、単なる独立した画像表示装置の
組合せに過ぎず、たとえ実施したとしてもそのシステム
の効果を十分に発揮することができず、画像を連続させ
た状態で表示装置の表示面積を広く設定することができ
ないという問題点があった。
報や特開平4−355786号公報等に開示されている
技術の場合には、本のように扱うことが可能であるもの
の、当然コネクタの部分に厚みを生じてしまい、また見
開き状態では各画像表示パネル上に表示される画像が、
図28に示すようにそれぞれ独立した状態となるため、
形態は本のようであるが、その表示画像は従来の画像表
示装置と何ら変わるところがなかった。すなわち、これ
ら画像表示システムは、単なる独立した画像表示装置の
組合せに過ぎず、たとえ実施したとしてもそのシステム
の効果を十分に発揮することができず、画像を連続させ
た状態で表示装置の表示面積を広く設定することができ
ないという問題点があった。
【0016】そこで、本発明者らは、入出力装置につい
て検討を重ねた結果、本発明に到達した。
て検討を重ねた結果、本発明に到達した。
【0017】また、本発明者らは、従来技術の問題点を
解決し、本のような画像表示システムについて鋭意研究
を重ねた結果、新しい各画像表示パネル間の接続方法を
見出し、本発明に到達した。
解決し、本のような画像表示システムについて鋭意研究
を重ねた結果、新しい各画像表示パネル間の接続方法を
見出し、本発明に到達した。
【0018】従って、本発明の目的は、情報量を高める
ため表裏両面で入出力可能であり、2画面を見開きで使
用することなどが可能な視認性の良い入出力装置を提供
することにある。
ため表裏両面で入出力可能であり、2画面を見開きで使
用することなどが可能な視認性の良い入出力装置を提供
することにある。
【0019】更に、本発明の目的は、画像表示パネルと
その裏面に入力装置を具備し、これらを複数組み合わ
せ、あたかもノートや本のように扱える画像表示・デー
タ入力システムとして使用可能な入出力装置を提供する
ことにある。更に、そのような入出力装置に使用可能
で、表示領域を実質的に拡張可能な表示装置を提供する
ことを目的とする。
その裏面に入力装置を具備し、これらを複数組み合わ
せ、あたかもノートや本のように扱える画像表示・デー
タ入力システムとして使用可能な入出力装置を提供する
ことにある。更に、そのような入出力装置に使用可能
で、表示領域を実質的に拡張可能な表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明(請
求項1記載の発明)の入出力装置は、可撓性のある表示
画面上に情報を表示する表示手段を表裏両面の視認側が
互いに反対方向となるように表裏の両面に備え、これら
表示手段の間に、各表裏両面の視認側からの押圧により
当該押圧に対応した表示画面上の位置を検出する検出手
段を挿入したものである。
求項1記載の発明)の入出力装置は、可撓性のある表示
画面上に情報を表示する表示手段を表裏両面の視認側が
互いに反対方向となるように表裏の両面に備え、これら
表示手段の間に、各表裏両面の視認側からの押圧により
当該押圧に対応した表示画面上の位置を検出する検出手
段を挿入したものである。
【0021】このような構成により、片面(表面)の表
示画面の視認側からの押圧により、表示手段が撓んで検
出手段に押圧力を伝達し、押圧に対応した表示画面上の
位置を検出することができると同時に、他方(裏面)の
表示画面の視認側からの押圧により、同一の検出手段に
より、押圧に対応した表示画面上の位置を検出すること
ができる。従って、両面アクセスを簡単な構成で、しか
も薄く実現できると共に、タッチパネルのようなものが
表示画面上にはないので、入出力一体型の操作性の良さ
を維持したまま視認性良く入出力を行うことができる。
例えば、入出力装置を立てて対面して対話的に入出力を
行うことができる。
示画面の視認側からの押圧により、表示手段が撓んで検
出手段に押圧力を伝達し、押圧に対応した表示画面上の
位置を検出することができると同時に、他方(裏面)の
表示画面の視認側からの押圧により、同一の検出手段に
より、押圧に対応した表示画面上の位置を検出すること
ができる。従って、両面アクセスを簡単な構成で、しか
も薄く実現できると共に、タッチパネルのようなものが
表示画面上にはないので、入出力一体型の操作性の良さ
を維持したまま視認性良く入出力を行うことができる。
例えば、入出力装置を立てて対面して対話的に入出力を
行うことができる。
【0022】第2の発明の入出力装置(請求項2記載の
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段を表裏両面の視認側が互いに反対方向となるよ
うに表裏の両面に備え、これら表示手段の間に、各表示
画面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示
画面上の位置を検出する検出手段を挿入したシート状の
入出力部を複数備え、見開き可能に入出力部の端部を接
続部で接続したものである。
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段を表裏両面の視認側が互いに反対方向となるよ
うに表裏の両面に備え、これら表示手段の間に、各表示
画面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示
画面上の位置を検出する検出手段を挿入したシート状の
入出力部を複数備え、見開き可能に入出力部の端部を接
続部で接続したものである。
【0023】このような構成により、第1の発明の優れ
た特徴(特性)を生かしたまま、見開きで2面以上入出
力できるので、視認性、携帯性が良くて一覧性、操作性
が向上すると共に、ノートや本のような使い方はもちろ
んのこと、情報システムと組み合わせて種々の使い方が
できる。例えば、手本の情報を情報システムから取り込
んで、左側の表示画面に表示し、これをお手本として見
て右側の表示画面による入力で練習することができる。
た特徴(特性)を生かしたまま、見開きで2面以上入出
力できるので、視認性、携帯性が良くて一覧性、操作性
が向上すると共に、ノートや本のような使い方はもちろ
んのこと、情報システムと組み合わせて種々の使い方が
できる。例えば、手本の情報を情報システムから取り込
んで、左側の表示画面に表示し、これをお手本として見
て右側の表示画面による入力で練習することができる。
【0024】第3の発明の入出力装置(請求項3記載の
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画面
の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画面
上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入出
力部を複数備え、見開き可能に入出力部の端部を接続部
で接続したものである。
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画面
の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画面
上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入出
力部を複数備え、見開き可能に入出力部の端部を接続部
で接続したものである。
【0025】このような構成により、片面表示画面の入
出力部を見開き等で2面以上出力できるので、視認性、
携帯性が良くて一覧性、操作性が向上すると共に、ノー
トや本のような使い方はもちろんのこと、情報システム
と組み合わせて種々の使い方ができる。これに加えて、
片面であるので、装置を両面の場合に比べて薄く、かつ
軽くすることができる。
出力部を見開き等で2面以上出力できるので、視認性、
携帯性が良くて一覧性、操作性が向上すると共に、ノー
トや本のような使い方はもちろんのこと、情報システム
と組み合わせて種々の使い方ができる。これに加えて、
片面であるので、装置を両面の場合に比べて薄く、かつ
軽くすることができる。
【0026】第4の発明の入出力装置(請求項4記載の
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画面
の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画面
上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入出
力部を表示画面の視認側が互いに反対方向となるように
表裏の両面に備えたものである。
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画面
の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画面
上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入出
力部を表示画面の視認側が互いに反対方向となるように
表裏の両面に備えたものである。
【0027】このような構成により、両面からのアクセ
スを異なる検出手段で押圧に対応した表示画面上の位置
を検出することを除いて、第1の発明と同様に両面アク
セスを実現できる。従って、両面アクセスを簡単な構成
で、しかも比較的薄く実現できると共に、タッチパネル
のようなものが表示画面上にはないので、入出力一体型
の操作性の良さを維持したまま視認性良く入出力を行う
ことができる。これに加えて、各表示手段が独立に検出
手段を持つので、両面からのアクセスを同時に行うこと
ができる。例えば、入出力装置を立てて対面して対話的
又は同時的に入出力を行うことができる。尚、2つの検
出手段が両面同時入力を行う用途には、2つの検出手段
が干渉しないように検出手段間に緩衝層を設ける必要が
ある。
スを異なる検出手段で押圧に対応した表示画面上の位置
を検出することを除いて、第1の発明と同様に両面アク
セスを実現できる。従って、両面アクセスを簡単な構成
で、しかも比較的薄く実現できると共に、タッチパネル
のようなものが表示画面上にはないので、入出力一体型
の操作性の良さを維持したまま視認性良く入出力を行う
ことができる。これに加えて、各表示手段が独立に検出
手段を持つので、両面からのアクセスを同時に行うこと
ができる。例えば、入出力装置を立てて対面して対話的
又は同時的に入出力を行うことができる。尚、2つの検
出手段が両面同時入力を行う用途には、2つの検出手段
が干渉しないように検出手段間に緩衝層を設ける必要が
ある。
【0028】第5の発明の入出力装置(請求項5記載の
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画面
の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画面
上の位置を検出する検出手段とを持つシート状の片面入
出力部を表示画面の視認側が互いに反対方向となるよう
に表裏の両面に備えたシート状の入出力部を複数備え、
見開き可能に前記入出力部の端部を接続部で接続したも
のである。
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画面
の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画面
上の位置を検出する検出手段とを持つシート状の片面入
出力部を表示画面の視認側が互いに反対方向となるよう
に表裏の両面に備えたシート状の入出力部を複数備え、
見開き可能に前記入出力部の端部を接続部で接続したも
のである。
【0029】このような構成により、第4の発明の優れ
た特徴(特性)を生かしたまま、見開きで2面以上入出
力できるので、視認性、携帯性が良くて一覧性、操作性
が向上すると共に、ノートや本のような使い方はもちろ
んのこと、情報システムと組み合わせて種々の使い方が
できる。
た特徴(特性)を生かしたまま、見開きで2面以上入出
力できるので、視認性、携帯性が良くて一覧性、操作性
が向上すると共に、ノートや本のような使い方はもちろ
んのこと、情報システムと組み合わせて種々の使い方が
できる。
【0030】好ましくは、第1、第4の発明において、
前記表示手段が、セグメント電極と共通電極でマトリク
ス駆動されるものであり、上下の表示手段を連続して一
体に形成し、各表示手段の共通電極を接続して成るもの
である。これにより、回路構成を簡単にして軽く薄く小
さくすることができる。
前記表示手段が、セグメント電極と共通電極でマトリク
ス駆動されるものであり、上下の表示手段を連続して一
体に形成し、各表示手段の共通電極を接続して成るもの
である。これにより、回路構成を簡単にして軽く薄く小
さくすることができる。
【0031】好ましくは、第4の発明において、前記検
出手段が、セグメント電極と共通電極のマトリクスで検
出されるものであり、上下の検出手段を連続して一体に
形成し、各検出手段の共通電極を接続して成るものであ
る。これにより、回路構成を簡単にして軽くて薄く小さ
くすることができる。
出手段が、セグメント電極と共通電極のマトリクスで検
出されるものであり、上下の検出手段を連続して一体に
形成し、各検出手段の共通電極を接続して成るものであ
る。これにより、回路構成を簡単にして軽くて薄く小さ
くすることができる。
【0032】好ましくは、第2、第3、第5の発明にお
いて、隣接する前記検出手段を連続して一体に形成し、
その中間部分を前記接続部として使用するものである。
これにより、接続部の構造を強く薄くして、入出力装置
としての信頼性を上げることができる。
いて、隣接する前記検出手段を連続して一体に形成し、
その中間部分を前記接続部として使用するものである。
これにより、接続部の構造を強く薄くして、入出力装置
としての信頼性を上げることができる。
【0033】好ましくは、第2、第3、第5の発明にお
いて、隣接する前記表示手段を連続して一体に形成し、
その中間部分を前記接続部として使用するものである。
これにより、接続部の構造を強く薄くして、入出力装置
としての信頼性を上げることができる。更に好ましく
は、前記表示手段が、セグメント電極と、共通電極のマ
トリクスで駆動されるものであり、前記表示手段の各共
通電極を接続して成る。これにより、回路構成を簡単に
してより一層に軽くて薄く小さくすることができる。
いて、隣接する前記表示手段を連続して一体に形成し、
その中間部分を前記接続部として使用するものである。
これにより、接続部の構造を強く薄くして、入出力装置
としての信頼性を上げることができる。更に好ましく
は、前記表示手段が、セグメント電極と、共通電極のマ
トリクスで駆動されるものであり、前記表示手段の各共
通電極を接続して成る。これにより、回路構成を簡単に
してより一層に軽くて薄く小さくすることができる。
【0034】好ましくは、第2、第3、第5、第10の
発明において、前記表示手段が、セグメント電極と、共
通電極のマトリクスで駆動されるものであり、複数の表
示手段の共通電極を駆動する駆動手段が共用され、前記
接続部に設けられるものである。これにより、回路構成
を簡単にしてより一層に軽く小さくすることができると
共に、接続部の構造を強く薄くして、入出力装置として
の信頼性を上げることができる。
発明において、前記表示手段が、セグメント電極と、共
通電極のマトリクスで駆動されるものであり、複数の表
示手段の共通電極を駆動する駆動手段が共用され、前記
接続部に設けられるものである。これにより、回路構成
を簡単にしてより一層に軽く小さくすることができると
共に、接続部の構造を強く薄くして、入出力装置として
の信頼性を上げることができる。
【0035】第6の発明の表示装置(請求項12記載の
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
シート状の表示手段を複数備え、各表示手段の少なくと
も接続すべき一辺を矩形波状に凹凸部を形成し、この凹
凸部を互いに嵌合させたものである。
発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示する
シート状の表示手段を複数備え、各表示手段の少なくと
も接続すべき一辺を矩形波状に凹凸部を形成し、この凹
凸部を互いに嵌合させたものである。
【0036】このような構成により、嵌合された表示手
段の表示画面間、即ち有効表示領域間を極めて近接させ
ることができ、必要な表示領域面積に応じて表示手段を
嵌合させて組み合わせることにより実質的に表示画面を
拡縮をすることができるので、比較的低コストで大画面
を実現することができるだけでなく、設置スペースに合
わせて無駄なく最適な表示画面を実現することができ
る。表示手段の表示画面の形は典型的には、四角形で、
その4辺全てに凹凸部を設ければ4方に拡張でき、その
2辺に設ければ、縦横いずれかに拡張できる。1辺(又
は2辺)であれば、見開きタイプの表示装置に適用で
き、これを入出力装置に適用したのが、後述する第7の
発明の入出力装置である。本発明は四角形に限らずその
他の多角形にも適用できる。
段の表示画面間、即ち有効表示領域間を極めて近接させ
ることができ、必要な表示領域面積に応じて表示手段を
嵌合させて組み合わせることにより実質的に表示画面を
拡縮をすることができるので、比較的低コストで大画面
を実現することができるだけでなく、設置スペースに合
わせて無駄なく最適な表示画面を実現することができ
る。表示手段の表示画面の形は典型的には、四角形で、
その4辺全てに凹凸部を設ければ4方に拡張でき、その
2辺に設ければ、縦横いずれかに拡張できる。1辺(又
は2辺)であれば、見開きタイプの表示装置に適用で
き、これを入出力装置に適用したのが、後述する第7の
発明の入出力装置である。本発明は四角形に限らずその
他の多角形にも適用できる。
【0037】好ましくは、第6の発明において、前記凹
凸部の凸部が、前記表示手段を駆動する駆動回路を搭載
する搭載部と、前記表示手段の表示用電極が引き出され
た電極部を電気的に接続して構成されるものである。こ
れにより、凹凸部の搭載部と電極部を例えば異方性導電
シートなどで、簡単かつ確実に搭載部と電極部の電極間
を接続することができ、前記凹凸部の凸部分の構造を強
く薄くして、表示装置としての信頼性を上げることがで
きる。
凸部の凸部が、前記表示手段を駆動する駆動回路を搭載
する搭載部と、前記表示手段の表示用電極が引き出され
た電極部を電気的に接続して構成されるものである。こ
れにより、凹凸部の搭載部と電極部を例えば異方性導電
シートなどで、簡単かつ確実に搭載部と電極部の電極間
を接続することができ、前記凹凸部の凸部分の構造を強
く薄くして、表示装置としての信頼性を上げることがで
きる。
【0038】第7の発明の入出力装置(請求項14記載
の発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段と、前記表示画面の下に設けられ当該表示画
面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画
面上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入
出力部を一対備え、各入出力部の少なくとも接続すべき
一辺を矩形波状に凹凸部を形成し、互いに凹凸部を嵌合
させて入出力部を見開き可能にしたものである。
の発明)では、可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段と、前記表示画面の下に設けられ当該表示画
面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画
面上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入
出力部を一対備え、各入出力部の少なくとも接続すべき
一辺を矩形波状に凹凸部を形成し、互いに凹凸部を嵌合
させて入出力部を見開き可能にしたものである。
【0039】このような構成により、嵌合された入出力
部の表示手段の表示画面間、即ち有効表示領域間を極め
て近接させることができ、見開きで2面の表示画面が実
質的に2倍の表示画面として扱うことができる。従っ
て、単に表示画面が大きくなるだけでなく、入力領域が
大きくなることを意味し、視認性、携帯性を崩すことな
く、一覧性、操作性が向上すると共に、ノートや本のよ
うな使い方はもちろんのこと、情報システムと組み合わ
せて種々の使い方ができる。
部の表示手段の表示画面間、即ち有効表示領域間を極め
て近接させることができ、見開きで2面の表示画面が実
質的に2倍の表示画面として扱うことができる。従っ
て、単に表示画面が大きくなるだけでなく、入力領域が
大きくなることを意味し、視認性、携帯性を崩すことな
く、一覧性、操作性が向上すると共に、ノートや本のよ
うな使い方はもちろんのこと、情報システムと組み合わ
せて種々の使い方ができる。
【0040】第1乃至第7の発明で使用される表示手段
としては、強誘電液晶表示等の液晶表示、球体回転型表
示素子(例えば米国特許明細書第4143103号参
照)、ELパネル(例えば特開平7−78690号公報
参照)等々が使用でき、検出手段としては、メンブレン
スイッチ(構造の簡単な例としては、特許第25567
11号公報参照)等の押圧力を受けて位置を検出できる
感圧型の検出手段ならどのようなものでも使用できる。
としては、強誘電液晶表示等の液晶表示、球体回転型表
示素子(例えば米国特許明細書第4143103号参
照)、ELパネル(例えば特開平7−78690号公報
参照)等々が使用でき、検出手段としては、メンブレン
スイッチ(構造の簡単な例としては、特許第25567
11号公報参照)等の押圧力を受けて位置を検出できる
感圧型の検出手段ならどのようなものでも使用できる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
態に基づいて説明する。
【0042】実施の形態1 図1はこの発明に係る入出力装置の一実施の形態を示す
ものである。
ものである。
【0043】この実施の形態1に係る入出力装置1は、
図1に示すように、大きく分けて、表裏両面にそれぞれ
配置される表示素子としての2つの液晶表示パネル2、
3と、表裏両面の液晶表示パネル2、3の間に一体的に
配置される1つの入力手段4とから構成されている。
図1に示すように、大きく分けて、表裏両面にそれぞれ
配置される表示素子としての2つの液晶表示パネル2、
3と、表裏両面の液晶表示パネル2、3の間に一体的に
配置される1つの入力手段4とから構成されている。
【0044】上記表裏両面に配置される液晶表示パネル
2、3は、反射型の液晶表示パネルからなり、可撓性を
備えたシート状に形成されている。これらの液晶表示パ
ネル2、3は、図2に示すように、同様に構成されてお
り、一方の液晶表示パネル2について説明すると、この
液晶表示パネル2は、液晶表示部20の表裏両面側に一
対の偏光板(例えば、日東電光株式会社製NPF120
5DU、NPF3205Sなど)21、21を配置して
構成されているが、これらの一対の偏光板21、21
は、液晶表示部20に直接積層されている必要はなく、
一対の偏光板21、21と液晶表示部20との間に他の
層や板状部材を介在させても良い。この液晶表示パネル
2のうち、液晶表示部20は、図2に示すように、透明
電極であるITO電極22が所定のピッチで直線状に蒸
着された一対のPES(ポリエーテルサルフォン)製の
シート23、23の間に、液晶24を積層して構成され
ている。また、一対のPESシート23、23の外側に
は、偏光板21、21が配置されている。上記一対のP
ESシート23、23にそれぞれ蒸着されるITO電極
22は、互いに直交するように所定のピッチで直線状に
配置されており、上側の電極22と下側の電極22とで
マトリックスを形成するようになっている。さらに、上
記一対のPESシート23、23の間に積層される液晶
24としては、例えば、強誘電性高分子液晶が用いられ
るが、これに限定されるものではなく、他の種類の液晶
を用いても勿論よい。
2、3は、反射型の液晶表示パネルからなり、可撓性を
備えたシート状に形成されている。これらの液晶表示パ
ネル2、3は、図2に示すように、同様に構成されてお
り、一方の液晶表示パネル2について説明すると、この
液晶表示パネル2は、液晶表示部20の表裏両面側に一
対の偏光板(例えば、日東電光株式会社製NPF120
5DU、NPF3205Sなど)21、21を配置して
構成されているが、これらの一対の偏光板21、21
は、液晶表示部20に直接積層されている必要はなく、
一対の偏光板21、21と液晶表示部20との間に他の
層や板状部材を介在させても良い。この液晶表示パネル
2のうち、液晶表示部20は、図2に示すように、透明
電極であるITO電極22が所定のピッチで直線状に蒸
着された一対のPES(ポリエーテルサルフォン)製の
シート23、23の間に、液晶24を積層して構成され
ている。また、一対のPESシート23、23の外側に
は、偏光板21、21が配置されている。上記一対のP
ESシート23、23にそれぞれ蒸着されるITO電極
22は、互いに直交するように所定のピッチで直線状に
配置されており、上側の電極22と下側の電極22とで
マトリックスを形成するようになっている。さらに、上
記一対のPESシート23、23の間に積層される液晶
24としては、例えば、強誘電性高分子液晶が用いられ
るが、これに限定されるものではなく、他の種類の液晶
を用いても勿論よい。
【0045】上記液晶表示パネル2、3の液晶表示部2
0、30としては、例えば、基本的な構成及び動作が特
許第2512290号公報等に開示されているように構
成したものが用いられるが、更に具体的には、出光興産
(株)社の出願に係る特開平5−61061号公報や特
開平5−273531号公報等に開示されているように
構成したものを用いることができる。これらの液晶表示
パネル2、3の液晶表示部20、30は、例えば、透明
な電極となるITO電極22、22が蒸着された一対の
PESシート23、23の一方又は双方に、強誘電性高
分子液晶等からなる液晶24を塗布して製膜し、対向す
る一対のPESシート23、23をラミネートした後、
複数のローラ間を通過させることによって曲げによる配
向処理を施して製造される。ここで、強誘電性高分子液
晶からなる液晶24を用いた液晶表示パネル2、3は、
メモリ性を有しているため、電圧の印加を停止した状態
でも、表示画面を保持可能であるという特性を有してい
る。
0、30としては、例えば、基本的な構成及び動作が特
許第2512290号公報等に開示されているように構
成したものが用いられるが、更に具体的には、出光興産
(株)社の出願に係る特開平5−61061号公報や特
開平5−273531号公報等に開示されているように
構成したものを用いることができる。これらの液晶表示
パネル2、3の液晶表示部20、30は、例えば、透明
な電極となるITO電極22、22が蒸着された一対の
PESシート23、23の一方又は双方に、強誘電性高
分子液晶等からなる液晶24を塗布して製膜し、対向す
る一対のPESシート23、23をラミネートした後、
複数のローラ間を通過させることによって曲げによる配
向処理を施して製造される。ここで、強誘電性高分子液
晶からなる液晶24を用いた液晶表示パネル2、3は、
メモリ性を有しているため、電圧の印加を停止した状態
でも、表示画面を保持可能であるという特性を有してい
る。
【0046】また、上記液晶表示パネル2の表面側、即
ち視認側には、PESシート23と偏光板21との間
に、乱反射等を防止して当該液晶表示パネル2の視認性
を向上させるための視認性向上シートからなる緩衝層2
5が積層状態に配置されている。この視認性向上シート
からなる緩衝層25としては、例えば、ゲル状の樹脂ま
たはゴム状の樹脂からなるものが用いられる。この視認
性向上シートからなる緩衝層25の表面には、電場が加
えられた液晶の光学的異方性の変化に基づいて表示画像
の濃淡を明らかにするために、偏光板47が積層配置さ
れている。その際、可撓性を有する液晶表示部20と偏
光板21との間に介在される緩衝層25は、他の部材と
屈折率が大きく異なると、外光の反射を起こしてしま
い、液晶表示パネル2の表示品質が悪くなる。そのた
め、上記視認性向上シートからなる緩衝層25として
は、空気の屈折率が1.0であるのに対して、強誘電性
液晶24や偏光板21等を構成する合成樹脂の屈折率は
1.4付近であるため、透明な緩衝層25のゲル状樹脂
またはゴム状樹脂の屈折率は1.4近傍のものを用いる
のが最適である。
ち視認側には、PESシート23と偏光板21との間
に、乱反射等を防止して当該液晶表示パネル2の視認性
を向上させるための視認性向上シートからなる緩衝層2
5が積層状態に配置されている。この視認性向上シート
からなる緩衝層25としては、例えば、ゲル状の樹脂ま
たはゴム状の樹脂からなるものが用いられる。この視認
性向上シートからなる緩衝層25の表面には、電場が加
えられた液晶の光学的異方性の変化に基づいて表示画像
の濃淡を明らかにするために、偏光板47が積層配置さ
れている。その際、可撓性を有する液晶表示部20と偏
光板21との間に介在される緩衝層25は、他の部材と
屈折率が大きく異なると、外光の反射を起こしてしま
い、液晶表示パネル2の表示品質が悪くなる。そのた
め、上記視認性向上シートからなる緩衝層25として
は、空気の屈折率が1.0であるのに対して、強誘電性
液晶24や偏光板21等を構成する合成樹脂の屈折率は
1.4付近であるため、透明な緩衝層25のゲル状樹脂
またはゴム状樹脂の屈折率は1.4近傍のものを用いる
のが最適である。
【0047】これに適したものとして、例えば、日東電
工社製の視認性向上シートが屈折率1.46であること
から、緩衝層25としては、例えば、厚さ400μmの
粘着性を持った日東電工社製の視認性向上シートが用い
られ、この視認性向上シート25は、液晶表示パネル2
と偏光板21との間に、その粘着性によって接着保持さ
れた状態で介在される。上記緩衝層25として用いられ
る視認性向上シートは、例えば、アクリル系ポリマー等
のゲル状樹脂や、シリコーン系樹脂ポリマー等のゴム状
樹脂からなるものが用いられる。
工社製の視認性向上シートが屈折率1.46であること
から、緩衝層25としては、例えば、厚さ400μmの
粘着性を持った日東電工社製の視認性向上シートが用い
られ、この視認性向上シート25は、液晶表示パネル2
と偏光板21との間に、その粘着性によって接着保持さ
れた状態で介在される。上記緩衝層25として用いられ
る視認性向上シートは、例えば、アクリル系ポリマー等
のゲル状樹脂や、シリコーン系樹脂ポリマー等のゴム状
樹脂からなるものが用いられる。
【0048】また、上記液晶表示部20の裏面側には、
何らの部材を介在することなく偏光板21がそのまま積
層配置されており、この裏面側の偏光板21は、液晶表
示パネル2の表面側に配置される偏光板21と直交する
ように配置されている。さらに、上記液晶表示パネル2
の裏面側に配置された偏光板21の下部には、液晶表示
パネル2の表面側から入射する光を反射する反射板26
が積層配置されている。この反射板26としては、例え
ば、アルミニウム箔等が用いられる。また更に、上記反
射板26の下部には、液晶表示パネル2の押圧力に対す
る補強と、後述するメンブレンスイッチ4の分解能を向
上させるための支持板27が積層配置されている。この
支持板27としては、例えば、厚さ0.5mmのポリカ
ーボネート板が用いられる。
何らの部材を介在することなく偏光板21がそのまま積
層配置されており、この裏面側の偏光板21は、液晶表
示パネル2の表面側に配置される偏光板21と直交する
ように配置されている。さらに、上記液晶表示パネル2
の裏面側に配置された偏光板21の下部には、液晶表示
パネル2の表面側から入射する光を反射する反射板26
が積層配置されている。この反射板26としては、例え
ば、アルミニウム箔等が用いられる。また更に、上記反
射板26の下部には、液晶表示パネル2の押圧力に対す
る補強と、後述するメンブレンスイッチ4の分解能を向
上させるための支持板27が積層配置されている。この
支持板27としては、例えば、厚さ0.5mmのポリカ
ーボネート板が用いられる。
【0049】さらに、上記支持板27の裏面側には、液
晶表示パネル2の表面側から指やペン等によって押され
た位置の座標を検知するための座標検知手段としてのメ
ンブレンスイッチ4が配置されている。このメンブレン
スイッチ4としては、図3に示すように、マトリクス状
に形成された電極パターン41をそれぞれ縦方向及び横
方向に沿って所定のピッチでそれぞれ有する一対のスイ
ッチシート42、42と、これら一対のスイッチシート
42、42の間に配置され、電極パターン41のスイッ
チ部43に対応した領域44が円形状又は矩形状に切り
欠かれたスペーサシート45からなるものが用いられ
る。上記メンブレンスイッチ4は、ペンや指等で押され
た領域のスイッチシート42、42が撓んで、これら一
対のスイッチシート42、42が形成されたスイッチ部
43が互いに接触することにより、押された位置の座標
を検知するものが用いられる(特許第2556711号
公報)。
晶表示パネル2の表面側から指やペン等によって押され
た位置の座標を検知するための座標検知手段としてのメ
ンブレンスイッチ4が配置されている。このメンブレン
スイッチ4としては、図3に示すように、マトリクス状
に形成された電極パターン41をそれぞれ縦方向及び横
方向に沿って所定のピッチでそれぞれ有する一対のスイ
ッチシート42、42と、これら一対のスイッチシート
42、42の間に配置され、電極パターン41のスイッ
チ部43に対応した領域44が円形状又は矩形状に切り
欠かれたスペーサシート45からなるものが用いられ
る。上記メンブレンスイッチ4は、ペンや指等で押され
た領域のスイッチシート42、42が撓んで、これら一
対のスイッチシート42、42が形成されたスイッチ部
43が互いに接触することにより、押された位置の座標
を検知するものが用いられる(特許第2556711号
公報)。
【0050】しかし、上記メンブレンスイッチ4として
は、これに限定されるものではなく、特開平8−315
668号公報や特開平8−258147号公報、特開平
8−241647号公報、あるいは特許第253065
1号公報等に開示されている種々のものを用いることが
でき、その種類は問わないものである。
は、これに限定されるものではなく、特開平8−315
668号公報や特開平8−258147号公報、特開平
8−241647号公報、あるいは特許第253065
1号公報等に開示されている種々のものを用いることが
でき、その種類は問わないものである。
【0051】また、上記メンブレンスイッチ4として
は、他に、矩形状に形成された一対の導電性基板の間
に、同一形状に形成された抵抗層を介在させ、導電性基
板の縦方向及び横方向の端部に検出用のグリッド電極を
設けることにより、導電性基板の一部が押圧されると、
縦方向及び横方向の端部に設けられた検出用のグリッド
電極間の抵抗値が変化するため、この縦方向及び横方向
に位置する検出用のグリッド電極間の抵抗値を検出し
て、ペンや指等で押された位置の座標を検知するように
構成したアナログ型のものを用いても良い。この場合に
は、文字等の入力を容易に行なうことができる。このよ
うなアナログ型でもよいし、これに限らず、表示画面の
視認側からの押圧に応じて感圧して表示画面上の位置を
検出できるものであれば、どのような種類のものでもよ
い。
は、他に、矩形状に形成された一対の導電性基板の間
に、同一形状に形成された抵抗層を介在させ、導電性基
板の縦方向及び横方向の端部に検出用のグリッド電極を
設けることにより、導電性基板の一部が押圧されると、
縦方向及び横方向の端部に設けられた検出用のグリッド
電極間の抵抗値が変化するため、この縦方向及び横方向
に位置する検出用のグリッド電極間の抵抗値を検出し
て、ペンや指等で押された位置の座標を検知するように
構成したアナログ型のものを用いても良い。この場合に
は、文字等の入力を容易に行なうことができる。このよ
うなアナログ型でもよいし、これに限らず、表示画面の
視認側からの押圧に応じて感圧して表示画面上の位置を
検出できるものであれば、どのような種類のものでもよ
い。
【0052】なお、上記メンブレンスイッチ4の表面に
は、図2に示すように、必要に応じて液晶表示パネル
2、3を向いた方向に、0.5mm程度の高さのシリコ
ン樹脂製の突起28を設けるように構成されている。
は、図2に示すように、必要に応じて液晶表示パネル
2、3を向いた方向に、0.5mm程度の高さのシリコ
ン樹脂製の突起28を設けるように構成されている。
【0053】このように、上記実施の形態では、例え
ば、基板が透明樹脂等でできた2枚のフレキシブル画像
表示器とその2枚表示器の間にメンブレンスイッチまた
はタッチパネルまたは感圧スイッチなどのスイッチ基板
を配置するように構成したものである。
ば、基板が透明樹脂等でできた2枚のフレキシブル画像
表示器とその2枚表示器の間にメンブレンスイッチまた
はタッチパネルまたは感圧スイッチなどのスイッチ基板
を配置するように構成したものである。
【0054】また、具体的な構成としては、画像表示器
と画像表示器に表示された入力情報などを指などによっ
て押しその押し圧を電気信号のon/offに変換する
メンブレンスイッチまたはタッチパネルまたは感圧スイ
ッチなどのスイッチ基板、スイッチや画像の制御用のC
PU基板、プラスチックパネル部分などよりなるもので
ある。
と画像表示器に表示された入力情報などを指などによっ
て押しその押し圧を電気信号のon/offに変換する
メンブレンスイッチまたはタッチパネルまたは感圧スイ
ッチなどのスイッチ基板、スイッチや画像の制御用のC
PU基板、プラスチックパネル部分などよりなるもので
ある。
【0055】図4は上記の如く構成される入出力装置1
の制御基板との配線を示すものである。
の制御基板との配線を示すものである。
【0056】図4において、2は表面側の液晶表示パネ
ルを示すものであり、この液晶表示パネル2の下側に
は、1つのメンブレンスイッチ4が積層状態に配置され
ている。表面側の液晶表示パネル2の配線は、当該液晶
表示パネル2のITO電極22にフレキシブル基盤55
を介して所定の駆動電圧を印加するSTN液晶用ドライ
バーIC56を、TAB(Tape Automate
d Bonding)化したTCP(Tape Car
rier Package)57とし、このTCP57
の接続電極を液晶表示パネル2の透明樹脂シート23の
ITO電極22とACF(異方導電接着シート)58に
より熱圧着接続している。また、上記TCP57は、プ
リント基板59に接続されている。
ルを示すものであり、この液晶表示パネル2の下側に
は、1つのメンブレンスイッチ4が積層状態に配置され
ている。表面側の液晶表示パネル2の配線は、当該液晶
表示パネル2のITO電極22にフレキシブル基盤55
を介して所定の駆動電圧を印加するSTN液晶用ドライ
バーIC56を、TAB(Tape Automate
d Bonding)化したTCP(Tape Car
rier Package)57とし、このTCP57
の接続電極を液晶表示パネル2の透明樹脂シート23の
ITO電極22とACF(異方導電接着シート)58に
より熱圧着接続している。また、上記TCP57は、プ
リント基板59に接続されている。
【0057】また、裏面側に位置する液晶表示時パネル
3も、図4に示すように、上記表面側に位置する液晶表
示パネル2と同様に、STN液晶用ドライバーIC56
とTAB化したTCP57を介してACF58により熱
圧着接続されている。
3も、図4に示すように、上記表面側に位置する液晶表
示パネル2と同様に、STN液晶用ドライバーIC56
とTAB化したTCP57を介してACF58により熱
圧着接続されている。
【0058】図5は上記のごとく構成される入出力装置
の制御回路を示すブロック図である。
の制御回路を示すブロック図である。
【0059】図5において、60は入出力装置を制御す
るためのCPUを示すものであり、この入出力装置1の
マトクリス状に形成されたメンブレンスイッチ4は、X
方向又はY方向の一方向に沿って所定のピッチで配列さ
れた電極パターン41が、CPU60からバッファ回路
61を介して出力されるスキャン出力によってスキャン
され、他の方向に沿って所定のピッチで配列された電極
パターン41からの出力信号が、ドライバー回路62を
介してCPU60に入力され、CPU60は、表裏両面
の液晶表示パネル2、3の視認側からペンや指等で押圧
された位置の座標を検出するように構成されている。
るためのCPUを示すものであり、この入出力装置1の
マトクリス状に形成されたメンブレンスイッチ4は、X
方向又はY方向の一方向に沿って所定のピッチで配列さ
れた電極パターン41が、CPU60からバッファ回路
61を介して出力されるスキャン出力によってスキャン
され、他の方向に沿って所定のピッチで配列された電極
パターン41からの出力信号が、ドライバー回路62を
介してCPU60に入力され、CPU60は、表裏両面
の液晶表示パネル2、3の視認側からペンや指等で押圧
された位置の座標を検出するように構成されている。
【0060】また、CPU60は、入力情報に基づいた
表示画面を表裏両面の液晶表示パネル2,3の液晶表示
部20、30にそれぞれ表示する。すなわち、CPU6
0は、表示する画面の構成データ(以下、フレームデー
タと呼ぶ)に基づいて、ドライバー回路63を介して各
液晶表示部20、30への描画処理を行うようになって
いる。
表示画面を表裏両面の液晶表示パネル2,3の液晶表示
部20、30にそれぞれ表示する。すなわち、CPU6
0は、表示する画面の構成データ(以下、フレームデー
タと呼ぶ)に基づいて、ドライバー回路63を介して各
液晶表示部20、30への描画処理を行うようになって
いる。
【0061】以上の構成において、この実施の形態1に
係る入出力装置は、次のようにして、情報量を高めるた
め表裏両面で入出力可能となっている。
係る入出力装置は、次のようにして、情報量を高めるた
め表裏両面で入出力可能となっている。
【0062】すなわち、この実施の形態1に係る入出力
装置1は、図1に示すように、片面の液晶表示パネル2
を上にした状態で、所望の文字や図形等の情報を液晶表
示パネル2に表示したり、当該液晶表示パネル2に表示
された情報に対して、スタイラスペン5で所定の位置を
押圧することにより、表示された情報の選択や情報の追
記等が可能となっている。また、上記入出力装置1の片
面に設けられた液晶表示パネル2に表示された画像をみ
ながら、当該入出力装置1を裏返して、他方の液晶表示
パネル3に必要な情報を表示させたり、当該他方の液晶
表示パネル3に表示された情報の選択や情報の追記等を
行うことができる。
装置1は、図1に示すように、片面の液晶表示パネル2
を上にした状態で、所望の文字や図形等の情報を液晶表
示パネル2に表示したり、当該液晶表示パネル2に表示
された情報に対して、スタイラスペン5で所定の位置を
押圧することにより、表示された情報の選択や情報の追
記等が可能となっている。また、上記入出力装置1の片
面に設けられた液晶表示パネル2に表示された画像をみ
ながら、当該入出力装置1を裏返して、他方の液晶表示
パネル3に必要な情報を表示させたり、当該他方の液晶
表示パネル3に表示された情報の選択や情報の追記等を
行うことができる。
【0063】このように、上6実施の形態1に係る入出
力装置1では、表裏表面に設けられた液晶表示パネル
2、3に所望の情報を表示することができるとともに、
当該液晶表示パネル2、3に表示された情報に基づい
て、メンブレンスイッチ4からなる入力手段を用いて所
望の情報の入力を行うことができ、情報量を高めるため
表裏両面で入出力可能となっている。
力装置1では、表裏表面に設けられた液晶表示パネル
2、3に所望の情報を表示することができるとともに、
当該液晶表示パネル2、3に表示された情報に基づい
て、メンブレンスイッチ4からなる入力手段を用いて所
望の情報の入力を行うことができ、情報量を高めるため
表裏両面で入出力可能となっている。
【0064】上記実施の形態によれば、小型のまま従来
の2倍の情報の入出力が可能となり、かつコストを低減
するとが可能となる。
の2倍の情報の入出力が可能となり、かつコストを低減
するとが可能となる。
【0065】実施の形態2 図6はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記
実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態2では、可撓性のある表示画面
上に情報を表示する表示手段と、前記表示画面の下に設
けられ当該表示手段の視認側からの押圧により当該表示
画面上の押圧位置を検出する入力手段とからなるシート
状の入出力部を複数備え、これら複数のシート状入出力
部を見開き及び折り畳み自在な接続部を介して互いに接
続するように構成されている。
実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態2では、可撓性のある表示画面
上に情報を表示する表示手段と、前記表示画面の下に設
けられ当該表示手段の視認側からの押圧により当該表示
画面上の押圧位置を検出する入力手段とからなるシート
状の入出力部を複数備え、これら複数のシート状入出力
部を見開き及び折り畳み自在な接続部を介して互いに接
続するように構成されている。
【0066】すなわち、この実施の形態2に係る入出力
装置1は、図6乃至図8に示すように、大きく分けて、
表示素子としての液晶表示パネル2と入力手段としての
メンブレンスイッチ4とを積層状態に配置した第1のシ
ート状の入出力部70と、同じく表示素子としての液晶
表示パネル3と入力手段としてのメンブレンスイッチ4
とを積層状態に配置した第2のシート状の入出力部71
とを、接続部72を介して見開き及び折りたたみ自在に
接続するように構成したものである。上記第1の入出力
部70と第2の入出力部71は、図8に示すように、そ
れぞれ同様に構成されているが、第1の入出力部70と
第2の入出力部71の液晶表示パネル2、3を駆動する
コモン側の駆動用ドライバーIC56は、図11に示す
ように、互いに共通化されるようになっている。なお、
図6において、75は液晶表示パネル2、3やメンブレ
ンスイッチ4を制御するCPU基板を示している。
装置1は、図6乃至図8に示すように、大きく分けて、
表示素子としての液晶表示パネル2と入力手段としての
メンブレンスイッチ4とを積層状態に配置した第1のシ
ート状の入出力部70と、同じく表示素子としての液晶
表示パネル3と入力手段としてのメンブレンスイッチ4
とを積層状態に配置した第2のシート状の入出力部71
とを、接続部72を介して見開き及び折りたたみ自在に
接続するように構成したものである。上記第1の入出力
部70と第2の入出力部71は、図8に示すように、そ
れぞれ同様に構成されているが、第1の入出力部70と
第2の入出力部71の液晶表示パネル2、3を駆動する
コモン側の駆動用ドライバーIC56は、図11に示す
ように、互いに共通化されるようになっている。なお、
図6において、75は液晶表示パネル2、3やメンブレ
ンスイッチ4を制御するCPU基板を示している。
【0067】上記第1の入出力部70と第2の入出力部
71の液晶表示パネル2,3を駆動するコモン側の駆動
用ドライバーIC56のTCP57は、図9に示すよう
に、第1の入出力部70の液晶表示パネル2と第2の入
出力部71の液晶表示パネル3との両方を繋ぐ形で実装
されるとともに、2台の液晶表示パネル2,3のマトリ
クス配線(640×240×2)のセグメント電極は、
通常のTAB(ここでは図示せず)を用い、またコモン
電極側を共通にして同じ液晶駆動用ドライバーIC56
を用いたTAB57を作って用いている。
71の液晶表示パネル2,3を駆動するコモン側の駆動
用ドライバーIC56のTCP57は、図9に示すよう
に、第1の入出力部70の液晶表示パネル2と第2の入
出力部71の液晶表示パネル3との両方を繋ぐ形で実装
されるとともに、2台の液晶表示パネル2,3のマトリ
クス配線(640×240×2)のセグメント電極は、
通常のTAB(ここでは図示せず)を用い、またコモン
電極側を共通にして同じ液晶駆動用ドライバーIC56
を用いたTAB57を作って用いている。
【0068】図9のTAB57は接続電極76の電極数
が120極であり、これを2個用いて240極としてい
る。このとき、駆動用ドライバーIC56のコントロー
ルラインは、信号線77をもう一つのTAB57の信号
線78に接続するようになっており、この接続は半田を
用いて行っている。
が120極であり、これを2個用いて240極としてい
る。このとき、駆動用ドライバーIC56のコントロー
ルラインは、信号線77をもう一つのTAB57の信号
線78に接続するようになっており、この接続は半田を
用いて行っている。
【0069】また、上記第1の入出力部70と第2の入
出力部71の感圧スイッチは、図10に示すように、い
わゆるメンブレンスイッチ4で構成されており、メンブ
レンスイッチ4のシートに印刷によりスイッチ部43や
配線を形成したシート42を、スペーサシート45を介
して2枚重ねてその交点がスイッチとして動作できるよ
うにして、第1及び第2の入出力部70、71のメンブ
レンスイッチ4を一体的に形成するようになっている。
なお、図10中、74は2つのメンブレンスイッチ4か
らの出力信号を取り出すケーブルを示すものである。
出力部71の感圧スイッチは、図10に示すように、い
わゆるメンブレンスイッチ4で構成されており、メンブ
レンスイッチ4のシートに印刷によりスイッチ部43や
配線を形成したシート42を、スペーサシート45を介
して2枚重ねてその交点がスイッチとして動作できるよ
うにして、第1及び第2の入出力部70、71のメンブ
レンスイッチ4を一体的に形成するようになっている。
なお、図10中、74は2つのメンブレンスイッチ4か
らの出力信号を取り出すケーブルを示すものである。
【0070】さらに、上記第1の入出力部70と第2の
入出力部71のメンブレンスイッチ4の表面には、図8
に示すように、液晶表示パネル2、3を向いた方向に
0.5mm程度の高さのシリコン樹脂製の突起75を設
けるように構成されている。また、メンブレンスイッチ
4の大きさは、液晶表示パネル2,3の長さにあわせて
一体で成型することができる。
入出力部71のメンブレンスイッチ4の表面には、図8
に示すように、液晶表示パネル2、3を向いた方向に
0.5mm程度の高さのシリコン樹脂製の突起75を設
けるように構成されている。また、メンブレンスイッチ
4の大きさは、液晶表示パネル2,3の長さにあわせて
一体で成型することができる。
【0071】以上の構成において、この実施の形態2に
係る入出力装置は、次のようにして、情報量を高めるた
め表裏両面で入出力可能となっている。
係る入出力装置は、次のようにして、情報量を高めるた
め表裏両面で入出力可能となっている。
【0072】すなわち、この実施の形態1に係る入出力
装置1は、図6に示すように、第1の入出力部70と第
2の入出力部71とを互いに開いた状態で、所望の文字
や図形等の情報を液晶表示パネル2、3に表示したり、
当該液晶表示パネル2、3に表示された情報に対して、
スタイラスペン5で所定の位置を押圧することにより、
表示された情報の選択や情報の追記等が可能となってい
る。
装置1は、図6に示すように、第1の入出力部70と第
2の入出力部71とを互いに開いた状態で、所望の文字
や図形等の情報を液晶表示パネル2、3に表示したり、
当該液晶表示パネル2、3に表示された情報に対して、
スタイラスペン5で所定の位置を押圧することにより、
表示された情報の選択や情報の追記等が可能となってい
る。
【0073】このように、上記実施の形態2に係る入出
力装置1では、第1の入出力部70と第2の入出力部7
1とを互いに開いた状態で、所望の文字や図形等の情報
を液晶表示パネル2、3に表示したり、当該液晶表示パ
ネル2、3に表示された情報に対して、追記等を行うこ
とができるので、液晶表示パネル2,3の表示面積等を
2倍にすることができる。また、上記第1の入出力部7
0と第2の入出力部71の各液晶表示パネル2、3は、
互いに隣接して配置されているので、両液晶表示パネル
2、3に連続した1つの画像情報やデータ等を表示する
こともできる。さらに、上記入出力装置1は、持ち運ぶ
ときには第1の入出力部70と第2の入出力部71とを
折り畳んだ状態とすることができ、コンパクトに形成す
ることができる。
力装置1では、第1の入出力部70と第2の入出力部7
1とを互いに開いた状態で、所望の文字や図形等の情報
を液晶表示パネル2、3に表示したり、当該液晶表示パ
ネル2、3に表示された情報に対して、追記等を行うこ
とができるので、液晶表示パネル2,3の表示面積等を
2倍にすることができる。また、上記第1の入出力部7
0と第2の入出力部71の各液晶表示パネル2、3は、
互いに隣接して配置されているので、両液晶表示パネル
2、3に連続した1つの画像情報やデータ等を表示する
こともできる。さらに、上記入出力装置1は、持ち運ぶ
ときには第1の入出力部70と第2の入出力部71とを
折り畳んだ状態とすることができ、コンパクトに形成す
ることができる。
【0074】実施の形態3 図12はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前
記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態3では、可撓性のある表示画
面上に情報を表示する表示手段を表裏両面にそれぞれ備
え、これら表裏両面に位置する表示手段の間に、当該両
表示手段の視認側からの押圧により当該表示画面上の押
圧位置を検出する入力手段を配置したシート状の入出力
部を複数備え、これら複数のシート状入出力部を見開き
及び折り畳み自在な接続部を介して互いに接続するよう
に構成されている。
記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態3では、可撓性のある表示画
面上に情報を表示する表示手段を表裏両面にそれぞれ備
え、これら表裏両面に位置する表示手段の間に、当該両
表示手段の視認側からの押圧により当該表示画面上の押
圧位置を検出する入力手段を配置したシート状の入出力
部を複数備え、これら複数のシート状入出力部を見開き
及び折り畳み自在な接続部を介して互いに接続するよう
に構成されている。
【0075】すなわち、この実施の形態3に係る入出力
装置1は、図12及び図13に示すように、大きく分け
て、表裏両面にそれぞれ配置される表示素子としての2
つの液晶表示パネル2、3と、表裏両面の液晶表示パネ
ル2,3の間に配置される1つの入力手段としてのメン
ブレンスイッチ4とからなる第1の入出力部80と、同
じく表裏両面にそれぞれ配置される表示素子としての2
つの液晶表示パネル2、3と、表裏両面の液晶表示パネ
ル2,3の間に配置される1つの入力手段としてのメン
ブレンスイッチ4とから第2の入出力部81とを、接続
部82を介してブック状に見開き及び折り畳み自在に接
続して構成されている。
装置1は、図12及び図13に示すように、大きく分け
て、表裏両面にそれぞれ配置される表示素子としての2
つの液晶表示パネル2、3と、表裏両面の液晶表示パネ
ル2,3の間に配置される1つの入力手段としてのメン
ブレンスイッチ4とからなる第1の入出力部80と、同
じく表裏両面にそれぞれ配置される表示素子としての2
つの液晶表示パネル2、3と、表裏両面の液晶表示パネ
ル2,3の間に配置される1つの入力手段としてのメン
ブレンスイッチ4とから第2の入出力部81とを、接続
部82を介してブック状に見開き及び折り畳み自在に接
続して構成されている。
【0076】上記第1の入出力部80と第2の入出力部
81は、前記実施の形態2と同様に構成されているが、
第1の入出力部80と第2の入出力部81の液晶表示パ
ネル2、3及び2、3を駆動するコモン側の駆動用ドラ
イバーIC56は、互いに共通化されるようになってい
る。
81は、前記実施の形態2と同様に構成されているが、
第1の入出力部80と第2の入出力部81の液晶表示パ
ネル2、3及び2、3を駆動するコモン側の駆動用ドラ
イバーIC56は、互いに共通化されるようになってい
る。
【0077】上記第1の入出力部80の液晶表示パネル
2、3と第2の入出力部81の液晶表示パネル2、3を
駆動するコモン側の駆動用ドライバーIC56のTCP
は、図13のように、第1の入出力部80の液晶表示パ
ネル2、3と第2の入出力部81の液晶表示パネル2、
3との両方を繋ぐ形で実装されるとともに、表裏各2台
の液晶表示パネル2、3のマトリクス配線(640×2
40×2)のセグメント電極は、通常のTAB(ここで
は図示せず)を用い、またコモン電極側を共通にして同
じ液晶駆動用ドライバーICを用いたTABを作り用い
ている。
2、3と第2の入出力部81の液晶表示パネル2、3を
駆動するコモン側の駆動用ドライバーIC56のTCP
は、図13のように、第1の入出力部80の液晶表示パ
ネル2、3と第2の入出力部81の液晶表示パネル2、
3との両方を繋ぐ形で実装されるとともに、表裏各2台
の液晶表示パネル2、3のマトリクス配線(640×2
40×2)のセグメント電極は、通常のTAB(ここで
は図示せず)を用い、またコモン電極側を共通にして同
じ液晶駆動用ドライバーICを用いたTABを作り用い
ている。
【0078】前述した図9のTABは接続電極の電極数
が120極であり、これを2個用いて240極としたも
のを、表裏両側に2組備えている。このとき、駆動用ド
ライバーIC56のコントロールラインは、信号線をも
う一つのTABの信号線に接続するようになっており、
この接続は半田を用いて行っている。
が120極であり、これを2個用いて240極としたも
のを、表裏両側に2組備えている。このとき、駆動用ド
ライバーIC56のコントロールラインは、信号線をも
う一つのTABの信号線に接続するようになっており、
この接続は半田を用いて行っている。
【0079】また、上記第1の入出力部80と第2の入
出力部81の感圧スイッチは、前述した図10に示すよ
うに、いわゆるメンブレンスイッチ4で構成されてお
り、メンブレン基板に印刷によりスイッチ部43や配線
41を形成したシート42を、スペーサシート45を介
して2枚重ねてその交点がスイッチとして動作できるよ
うにして、第1及び第2の入出力部80、81のメンブ
レンスイッチ4を一体的に形成するようになっている。
出力部81の感圧スイッチは、前述した図10に示すよ
うに、いわゆるメンブレンスイッチ4で構成されてお
り、メンブレン基板に印刷によりスイッチ部43や配線
41を形成したシート42を、スペーサシート45を介
して2枚重ねてその交点がスイッチとして動作できるよ
うにして、第1及び第2の入出力部80、81のメンブ
レンスイッチ4を一体的に形成するようになっている。
【0080】さらに、上記第1の入出力部80と第2の
入出力部81のメンブレンスイッチ4の表裏両面には、
図2に示すものと同様に、液晶表示パネル2、3を向い
た方向に0.5mm程度の高さのシリコン樹脂製の突起
を設けるように構成されている。また、メンブレンスイ
ッチ4の大きさは、液晶表示パネルの長さにあわせて一
体で成型することができる。
入出力部81のメンブレンスイッチ4の表裏両面には、
図2に示すものと同様に、液晶表示パネル2、3を向い
た方向に0.5mm程度の高さのシリコン樹脂製の突起
を設けるように構成されている。また、メンブレンスイ
ッチ4の大きさは、液晶表示パネルの長さにあわせて一
体で成型することができる。
【0081】図14は上記のごとく構成される入出力装
置1の制御回路を示すブロック図である。
置1の制御回路を示すブロック図である。
【0082】図14において、60は入出力装置を制御
するためのCPUを示すものであり、この入出力装置1
のマトクリス状に形成された2つのメンブレンスイッチ
4は、X方向又はY方向の一方向に沿って所定のピッチ
で配列された電極パターン41が、CPU60からバッ
ファ回路61を介して出力されるスキャン出力によって
スキャンされ、他の方向に沿って所定のピッチで配列さ
れた電極パターン41からの出力信号が、ドライバー回
路62を介してCPU60に入力され、CPU60は、
第1の入出力部80又は第2の入出力部81の表裏両面
の液晶表示パネル2、3の視認側からペンや指等で押圧
された位置の座標を検出するように構成されている。
するためのCPUを示すものであり、この入出力装置1
のマトクリス状に形成された2つのメンブレンスイッチ
4は、X方向又はY方向の一方向に沿って所定のピッチ
で配列された電極パターン41が、CPU60からバッ
ファ回路61を介して出力されるスキャン出力によって
スキャンされ、他の方向に沿って所定のピッチで配列さ
れた電極パターン41からの出力信号が、ドライバー回
路62を介してCPU60に入力され、CPU60は、
第1の入出力部80又は第2の入出力部81の表裏両面
の液晶表示パネル2、3の視認側からペンや指等で押圧
された位置の座標を検出するように構成されている。
【0083】また、CPU60は、入力情報に基づいた
表示画面を表示両面の液晶表示パネル2、3の液晶表示
部20、30にそれぞれ表示する。すなわち、CPU6
0は、表示する画面の構成データ(以下、フレームデー
タと呼ぶ)に基づいて、ドライバー回路63を介して各
液晶表示部20、30への描画処理を行うようになって
いる。
表示画面を表示両面の液晶表示パネル2、3の液晶表示
部20、30にそれぞれ表示する。すなわち、CPU6
0は、表示する画面の構成データ(以下、フレームデー
タと呼ぶ)に基づいて、ドライバー回路63を介して各
液晶表示部20、30への描画処理を行うようになって
いる。
【0084】以上の構成において、この実施の形態3に
係る入出力装置は、次のようにして、情報量を高めるた
め表裏両面で入出力可能となっている。
係る入出力装置は、次のようにして、情報量を高めるた
め表裏両面で入出力可能となっている。
【0085】すなわち、この実施の形態3に係る入出力
装置1は、図12に示すように、第1及び第2の入出力
部80、81の片面を上にした状態で、所望の文字や図
形等の情報を液晶表示パネル2、2に表示したり、当該
液晶表示パネル2、2に表示された情報に対して、スタ
イラスペン5で所定の位置を押圧することにより、表示
された情報の選択や情報の追記等が可能となっている。
また、上記入出力装置1の2つの片面に設けられた液晶
表示パネル2、2に表示された画像をみながら、当該入
出力装置1を裏返して、他方の液晶表示パネル3、3に
必要な情報を表示したり、他方の液晶表示パネル3、3
に表示された情報の選択や情報の追記等を行うことがで
きる。
装置1は、図12に示すように、第1及び第2の入出力
部80、81の片面を上にした状態で、所望の文字や図
形等の情報を液晶表示パネル2、2に表示したり、当該
液晶表示パネル2、2に表示された情報に対して、スタ
イラスペン5で所定の位置を押圧することにより、表示
された情報の選択や情報の追記等が可能となっている。
また、上記入出力装置1の2つの片面に設けられた液晶
表示パネル2、2に表示された画像をみながら、当該入
出力装置1を裏返して、他方の液晶表示パネル3、3に
必要な情報を表示したり、他方の液晶表示パネル3、3
に表示された情報の選択や情報の追記等を行うことがで
きる。
【0086】このように、上記実施の形態3に係る入出
力装置1では、第1及び第2の入出力部80、81の表
裏表面に設けられた4面の液晶表示パネル2、3に所望
の情報を表示することができるとともに、当該液晶表示
パネル2、3に表示された情報に基づいて、第1及び第
2の入出力部80、81の2つのメンブレンスイッチ4
からなる入力手段を用いて所望の情報の入力を行うこと
ができ、情報量を大幅に高めることができ、第1及び第
2の入出力部80、81の表裏両面で入出力が可能とな
っている。また、上記実施の形態3に係る入出力装置1
では、それ程面積の広い表示画面を必要としないとき
は、第1及び第2の入出力部80、81を接続部82を
介して折り畳むことにより、大きさを1/2にすること
ができ、1つの液晶表示パネル2等に表示された情報に
基づいて、メンブレンスイッチ4を用いて所望の情報の
入出力部等が可能となり、コンパクト性をも満足するも
のである。
力装置1では、第1及び第2の入出力部80、81の表
裏表面に設けられた4面の液晶表示パネル2、3に所望
の情報を表示することができるとともに、当該液晶表示
パネル2、3に表示された情報に基づいて、第1及び第
2の入出力部80、81の2つのメンブレンスイッチ4
からなる入力手段を用いて所望の情報の入力を行うこと
ができ、情報量を大幅に高めることができ、第1及び第
2の入出力部80、81の表裏両面で入出力が可能とな
っている。また、上記実施の形態3に係る入出力装置1
では、それ程面積の広い表示画面を必要としないとき
は、第1及び第2の入出力部80、81を接続部82を
介して折り畳むことにより、大きさを1/2にすること
ができ、1つの液晶表示パネル2等に表示された情報に
基づいて、メンブレンスイッチ4を用いて所望の情報の
入出力部等が可能となり、コンパクト性をも満足するも
のである。
【0087】本発明の変形例としては、メンブレンスイ
ッチの代わりに、圧力に反応する抵抗膜式タブレットス
イッチなどを使用することが可能である。また、2枚の
画面の接続するTABはテープキャリア式でないFPC
で構成することもできる。また、このTABはFPC
(Flexible Printed Circui
t)とCOB(chip on board)などと組
み合わせて折り曲げ部分を実現することもできる。
ッチの代わりに、圧力に反応する抵抗膜式タブレットス
イッチなどを使用することが可能である。また、2枚の
画面の接続するTABはテープキャリア式でないFPC
で構成することもできる。また、このTABはFPC
(Flexible Printed Circui
t)とCOB(chip on board)などと組
み合わせて折り曲げ部分を実現することもできる。
【0088】実施の形態4 図15はこの発明の実施の形態4を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この発明の形態4に係る入出力装置は、可撓性
のある表示画面上に情報を表示する表示手段と、前記表
示画面の下に設けられ当該表示手段の視認側からの押圧
により当該表示画面上の押圧位置を検出する入力手段と
からなるシート状の入出力部を複数備え、これら複数の
シート状入出力部の対応する一辺に接続用の凹凸部を複
数設け、当該接続用凹凸部を介して複数のシート状入出
力部を互いに接合するように構成されている。
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この発明の形態4に係る入出力装置は、可撓性
のある表示画面上に情報を表示する表示手段と、前記表
示画面の下に設けられ当該表示手段の視認側からの押圧
により当該表示画面上の押圧位置を検出する入力手段と
からなるシート状の入出力部を複数備え、これら複数の
シート状入出力部の対応する一辺に接続用の凹凸部を複
数設け、当該接続用凹凸部を介して複数のシート状入出
力部を互いに接合するように構成されている。
【0089】さらに説明すると、この実施の形態では、
例えば、フレキシブルな表示パネル例えば液晶表示パネ
ルの裏面にデータ入力装置を具備した入出力装置におい
て、図15の概略図に示すように、その駆動用ICの搭
載部をパネル表示面より張り出させ、互い違いに配置さ
れたもう一方の入出力パネルのIC搭載部と、図16に
示すように噛み合わせて接合し、IC搭載部が両者のパ
ネル面の下に配置するようにし、複数の画像表示・デー
タ入力パネルとしてのシート状入出力部を接続するよう
に構成したものである。
例えば、フレキシブルな表示パネル例えば液晶表示パネ
ルの裏面にデータ入力装置を具備した入出力装置におい
て、図15の概略図に示すように、その駆動用ICの搭
載部をパネル表示面より張り出させ、互い違いに配置さ
れたもう一方の入出力パネルのIC搭載部と、図16に
示すように噛み合わせて接合し、IC搭載部が両者のパ
ネル面の下に配置するようにし、複数の画像表示・デー
タ入力パネルとしてのシート状入出力部を接続するよう
に構成したものである。
【0090】すなわち、この発明の形態4に係る入出力
装置1は、図15に示すように、2つのシート状の入出
力部90、91が互いに組み合わせ可能に構成されてい
る。上記2つのシート状入出力部90、91の対向する
端部には、当該入出力装置1の液晶表示パネル2を駆動
するための液晶駆動用ドライバーIC56を取り付けた
部分92、93が、矩形状に突出するように形成されて
いるとともに、当該2つのシート状入出力部90、91
の対向する端部に形成された矩形状部92、93は、互
い違いに位置するように配置されている。
装置1は、図15に示すように、2つのシート状の入出
力部90、91が互いに組み合わせ可能に構成されてい
る。上記2つのシート状入出力部90、91の対向する
端部には、当該入出力装置1の液晶表示パネル2を駆動
するための液晶駆動用ドライバーIC56を取り付けた
部分92、93が、矩形状に突出するように形成されて
いるとともに、当該2つのシート状入出力部90、91
の対向する端部に形成された矩形状部92、93は、互
い違いに位置するように配置されている。
【0091】上記シート状入出力部90、91は、図1
7に示すように、液晶表示パネル2、3の横方向に形成
されたITO電極22を駆動する駆動用ドライバーIC
56が、所定のライン数おきに左右両側に交互に配置さ
れており、各シート状入出力部90、91の互いに対向
する部分の駆動用ドライバーIC561 、563 、56
5 等は、矩形状に突出するように配置されている。ま
た、反対側の端部に配置される駆動用ドライバーIC5
6は、図17に示すように、液晶表示パネル2の端部に
突出しないように配置されている。
7に示すように、液晶表示パネル2、3の横方向に形成
されたITO電極22を駆動する駆動用ドライバーIC
56が、所定のライン数おきに左右両側に交互に配置さ
れており、各シート状入出力部90、91の互いに対向
する部分の駆動用ドライバーIC561 、563 、56
5 等は、矩形状に突出するように配置されている。ま
た、反対側の端部に配置される駆動用ドライバーIC5
6は、図17に示すように、液晶表示パネル2の端部に
突出しないように配置されている。
【0092】また、上記各シート状入出力部90、91
の縦方向に配置されたITO電極22を駆動する駆動用
ドライバーIC56は、図17に示すように、所定のラ
イン数おきに上下両側に交互に配置されており、各シー
ト状入出力部90、91の駆動用ドライバーIC56
は、液晶表示パネル2の上下の端部に突出しないように
配置されている。
の縦方向に配置されたITO電極22を駆動する駆動用
ドライバーIC56は、図17に示すように、所定のラ
イン数おきに上下両側に交互に配置されており、各シー
ト状入出力部90、91の駆動用ドライバーIC56
は、液晶表示パネル2の上下の端部に突出しないように
配置されている。
【0093】この実施の形態5では、表示素子としてフ
レキシブルな液晶表示パネル2、3によって説明する。
図18において、2、3は液晶表示パネル、92、93
は液晶表示パネル2、3のITO電極22のうち矩形状
に張り出させた駆動用ドライバーIC56との接続部、
94は液晶表示パネル2、3の液晶表示部20のシール
部、95は例えばTCPによって構成されるIC搭載基
板、56は液晶表示パネル2、3の駆動用IC、96は
駆動用IC56からの出力であり、ITO電極22との
接続部、97は駆動用IC56の駆動信号配線である。
駆動用IC56の駆動信号は、スルーホール98を通り
裏面配線により駆動信号配線97に接続されている。こ
れら液晶表示パネル2、3とIC搭載部92、93との
接続は、図面において手前側に液晶表示部20、つまり
液晶表示部20が上側にくるように、図19に示すよう
にIC搭載基板95と重ね合わせることによって行なわ
れる。液晶表示パネル2、3のITO電極22と駆動I
C56の出力96とは、接続用部材例えば異方導電性シ
ール58によって接続される。
レキシブルな液晶表示パネル2、3によって説明する。
図18において、2、3は液晶表示パネル、92、93
は液晶表示パネル2、3のITO電極22のうち矩形状
に張り出させた駆動用ドライバーIC56との接続部、
94は液晶表示パネル2、3の液晶表示部20のシール
部、95は例えばTCPによって構成されるIC搭載基
板、56は液晶表示パネル2、3の駆動用IC、96は
駆動用IC56からの出力であり、ITO電極22との
接続部、97は駆動用IC56の駆動信号配線である。
駆動用IC56の駆動信号は、スルーホール98を通り
裏面配線により駆動信号配線97に接続されている。こ
れら液晶表示パネル2、3とIC搭載部92、93との
接続は、図面において手前側に液晶表示部20、つまり
液晶表示部20が上側にくるように、図19に示すよう
にIC搭載基板95と重ね合わせることによって行なわ
れる。液晶表示パネル2、3のITO電極22と駆動I
C56の出力96とは、接続用部材例えば異方導電性シ
ール58によって接続される。
【0094】図20、図21に、図17に示す矩形状I
C搭載部92、93と対辺に位置するICの接続部の構
成を示す。図20において、2、3は液晶表示パネル、
100は液晶表示パネル2、3の液晶23のシール部、
101は例えばTCPによって構成されるIC搭載基
板、56は液晶表示パネル2、3の駆動用IC、102
は駆動用IC56の駆動信号配線である。駆動用IC5
6の駆動信号は、スルーホール103を通り駆動信号配
線102に接続される。これら液晶表示パネル2、3と
IC搭載基板101との接続は、図19の矩形IC搭載
部92等と同様に、図面において手前側に液晶表示パネ
ル2、3を配置し、図21に示すように、IC搭載基板
101と重ね合わせることによって行なわれる。液晶表
示パネル2、3のITO電極22と駆動用IC56の出
力とは、同様に接続用部材例えば異方導電性シール58
により接続される。
C搭載部92、93と対辺に位置するICの接続部の構
成を示す。図20において、2、3は液晶表示パネル、
100は液晶表示パネル2、3の液晶23のシール部、
101は例えばTCPによって構成されるIC搭載基
板、56は液晶表示パネル2、3の駆動用IC、102
は駆動用IC56の駆動信号配線である。駆動用IC5
6の駆動信号は、スルーホール103を通り駆動信号配
線102に接続される。これら液晶表示パネル2、3と
IC搭載基板101との接続は、図19の矩形IC搭載
部92等と同様に、図面において手前側に液晶表示パネ
ル2、3を配置し、図21に示すように、IC搭載基板
101と重ね合わせることによって行なわれる。液晶表
示パネル2、3のITO電極22と駆動用IC56の出
力とは、同様に接続用部材例えば異方導電性シール58
により接続される。
【0095】なお、図19、図21においては、液晶表
示パネル2、3とIC搭載基板95、101とが透視図
で描かれており、省略しているが、実際にはこれらの間
には、画像表示部裏面に反射板とデータ入力用のメンブ
レンスイッチ4が配置される。また、液晶表示パネル
2、3の強度によっては、必要に応じて支持板も配置さ
れる。
示パネル2、3とIC搭載基板95、101とが透視図
で描かれており、省略しているが、実際にはこれらの間
には、画像表示部裏面に反射板とデータ入力用のメンブ
レンスイッチ4が配置される。また、液晶表示パネル
2、3の強度によっては、必要に応じて支持板も配置さ
れる。
【0096】図22、図23に、図18〜図21で示し
たシート状入出力部90、91を2枚組み合わせた時の
状態を示すものである。図22は2枚を閉じた時の全体
図とその断面図、図23は2枚のシート状入出力部9
0、91を見開き状態とした時の全体図とその断面図で
ある。
たシート状入出力部90、91を2枚組み合わせた時の
状態を示すものである。図22は2枚を閉じた時の全体
図とその断面図、図23は2枚のシート状入出力部9
0、91を見開き状態とした時の全体図とその断面図で
ある。
【0097】上記入出力装置1は、図24に示すよう
に、2つのシート状入出力部90、91のつなぎ目が折
れるのを防止するため、これら2つのシート状入出力部
90、91の裏面側に合成樹脂製のカバー120を一体
的に設けることによって、信頼性を向上させるととも
に、シート状入出力部90、91の端子接続を確実にす
ることができる。なお、上記合成樹脂製カバー120の
折り曲げ部120aは、シート状入出力部90、91の
矩形状IC搭載部92、93に力が作用するのを防止可
能となっている。
に、2つのシート状入出力部90、91のつなぎ目が折
れるのを防止するため、これら2つのシート状入出力部
90、91の裏面側に合成樹脂製のカバー120を一体
的に設けることによって、信頼性を向上させるととも
に、シート状入出力部90、91の端子接続を確実にす
ることができる。なお、上記合成樹脂製カバー120の
折り曲げ部120aは、シート状入出力部90、91の
矩形状IC搭載部92、93に力が作用するのを防止可
能となっている。
【0098】また、上記入出力装置1の端子接続は、図
25に示すように、2つのシート状入出力部90、91
のつなぎ目で、これら2つのシート状入出力部90、9
1の端子121、122を互いに接触させて導通させる
ことにより行い、メンブレンスイッチ4の位置座標の検
知信号を隣接するシート状入出力部90、91に伝達
し、最終的にCPU回路などの信号処理回路にて位置情
報を得ることが可能となるように構成されている。
25に示すように、2つのシート状入出力部90、91
のつなぎ目で、これら2つのシート状入出力部90、9
1の端子121、122を互いに接触させて導通させる
ことにより行い、メンブレンスイッチ4の位置座標の検
知信号を隣接するシート状入出力部90、91に伝達
し、最終的にCPU回路などの信号処理回路にて位置情
報を得ることが可能となるように構成されている。
【0099】上記2つのシート状入出力部90、91の
端子接続部は、図26及び図27に示すように、当該シ
ート状入出力部90、91の矩形状IC搭載部92、9
3の基端部に、絶縁層123を介してメンブレンスイッ
チ4のスイッチシート42の電極パターン41に接続さ
れた端子121を設けるとともに、当該シート状入出力
部90、91の矩形状IC搭載部92、93と組み合わ
されて対向する部分に、同じくメンブレンスイッチ4の
スイッチシート42の電極パターン41に接続された端
子122を設けるように構成されている。そして、一方
のシート状入出力部90、91の矩形状IC搭載部9
2、93の先端部に設けられた端子121と、他方のシ
ート状入出力部90、91の対向する部分に設けられた
端子122とを互いに接続することによって、隣接する
シート状入出力部90、91の位置座標の検知信号を隣
接するシート状入出力部90、91に伝達可能となって
いる。
端子接続部は、図26及び図27に示すように、当該シ
ート状入出力部90、91の矩形状IC搭載部92、9
3の基端部に、絶縁層123を介してメンブレンスイッ
チ4のスイッチシート42の電極パターン41に接続さ
れた端子121を設けるとともに、当該シート状入出力
部90、91の矩形状IC搭載部92、93と組み合わ
されて対向する部分に、同じくメンブレンスイッチ4の
スイッチシート42の電極パターン41に接続された端
子122を設けるように構成されている。そして、一方
のシート状入出力部90、91の矩形状IC搭載部9
2、93の先端部に設けられた端子121と、他方のシ
ート状入出力部90、91の対向する部分に設けられた
端子122とを互いに接続することによって、隣接する
シート状入出力部90、91の位置座標の検知信号を隣
接するシート状入出力部90、91に伝達可能となって
いる。
【0100】以上の構成において、この実施の形態4に
係る入出力装置は、次のようにして、画像表示パネルと
その裏面に入力手段を具備し、これらを複数組み合わ
せ、あたかも本のように扱える画像表示・データ入力シ
ステムとして使用可能となっている。
係る入出力装置は、次のようにして、画像表示パネルと
その裏面に入力手段を具備し、これらを複数組み合わ
せ、あたかも本のように扱える画像表示・データ入力シ
ステムとして使用可能となっている。
【0101】すなわち、この実施の形態4に係る入出力
装置1において、2枚のシート状入出力部90、91
は、図22に示すように、閉じた状態では両者が向き合
うように折り畳んだ状態で配置される。このとき、矩形
状に張り出した駆動用IC56の搭載部92、93は、
互い違いに配置されているので、駆動用IC56の搭載
基板(TCP)95、95に接続される液晶表示パネル
2、3のITO電極22は、折れ曲がることなく閉じる
ことができる。
装置1において、2枚のシート状入出力部90、91
は、図22に示すように、閉じた状態では両者が向き合
うように折り畳んだ状態で配置される。このとき、矩形
状に張り出した駆動用IC56の搭載部92、93は、
互い違いに配置されているので、駆動用IC56の搭載
基板(TCP)95、95に接続される液晶表示パネル
2、3のITO電極22は、折れ曲がることなく閉じる
ことができる。
【0102】続いて、図23にて、2枚のシート状入出
力部90、91を見開き状態で使用する場合について説
明する。見開き状態においては、矩形状張り出し部9
2、93に駆動IC56を搭載することの効果により、
2枚のシート状入出力部90、91は、僅かに液晶表示
パネル2、3の液晶24のシール部分94が現れるのみ
で、それらの間は密な状態となり、2つの液晶表示パネ
ル2、3は、互いに連続した表示画面として使用するこ
とができ、2つの液晶表示パネル2、3に渡って1つの
画像を表示することも可能である。このとき駆動用IC
56の搭載基板95、101および液晶表示パネル2、
3のITO電極22は、シート状入出力部90、91の
厚みにより、図23のように折れ曲がることとなる。し
かしながら、我々の試作の結果、この程度の曲がり状態
では、当然のことながらTCPに影響はなく、また液晶
表示パネル2、3のITO電極22においても、破損す
ることがなかった。
力部90、91を見開き状態で使用する場合について説
明する。見開き状態においては、矩形状張り出し部9
2、93に駆動IC56を搭載することの効果により、
2枚のシート状入出力部90、91は、僅かに液晶表示
パネル2、3の液晶24のシール部分94が現れるのみ
で、それらの間は密な状態となり、2つの液晶表示パネ
ル2、3は、互いに連続した表示画面として使用するこ
とができ、2つの液晶表示パネル2、3に渡って1つの
画像を表示することも可能である。このとき駆動用IC
56の搭載基板95、101および液晶表示パネル2、
3のITO電極22は、シート状入出力部90、91の
厚みにより、図23のように折れ曲がることとなる。し
かしながら、我々の試作の結果、この程度の曲がり状態
では、当然のことながらTCPに影響はなく、また液晶
表示パネル2、3のITO電極22においても、破損す
ることがなかった。
【0103】この実施の形態によれば、複数の画像表示
・データ入力パネルにより構成された画像表示・データ
入力システムとしての入出力装置において、閉じた時に
はノートや本のように薄くすることができ、かつ見開き
状態では各画像表示パネル間でのつなぎ目を小さくする
ことが可能となる。
・データ入力パネルにより構成された画像表示・データ
入力システムとしての入出力装置において、閉じた時に
はノートや本のように薄くすることができ、かつ見開き
状態では各画像表示パネル間でのつなぎ目を小さくする
ことが可能となる。
【0104】実施の形態5 図28はこの発明の実施の形態5を示すものであり、前
記実施の形態4と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態5は、可撓性のある表示画面
上に情報を表示する表示手段と、前記表示画面の下に設
けられ当該表示手段の視認側からの押圧により当該表示
画面上の押圧位置を検出する入力手段とからなるシート
状の入出力部を複数備え、これら複数のシート状入出力
部の四辺に接続用の凹凸部を複数設け、当該接続用凹凸
部を介して複数のシート状入出力部を互いに接合するよ
うに構成されている。
記実施の形態4と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施の形態5は、可撓性のある表示画面
上に情報を表示する表示手段と、前記表示画面の下に設
けられ当該表示手段の視認側からの押圧により当該表示
画面上の押圧位置を検出する入力手段とからなるシート
状の入出力部を複数備え、これら複数のシート状入出力
部の四辺に接続用の凹凸部を複数設け、当該接続用凹凸
部を介して複数のシート状入出力部を互いに接合するよ
うに構成されている。
【0105】図28はこの実施の形態5に係る入出力装
置1の概略構成を示すものであり、図29はこれを組み
合わせた状態図を示すものである。
置1の概略構成を示すものであり、図29はこれを組み
合わせた状態図を示すものである。
【0106】まず、図28にて、この実施の形態に係る
入出力装置1の基本形を説明する。110は液晶表示パ
ネル2とメンブレンスイッチ4とを積層してなるシート
状入出力部、111はシート状入出力部110の液晶2
4のシール部、112は矩形状に張り出した駆動用IC
搭載部、113は駆動用ICである。この実施例におい
ても、実施の形態4と同様に、液晶表示パネル2の裏面
側には反射板、データ入力用スイッチ、および必要に応
じた補強板が配置されている。この図に示すように、実
施の形態5では、駆動用IC56を搭載する矩形状に張
り出させた部分112を、四辺すべてに配置している。
このように、駆動用IC56を搭載する矩形状に張り出
させた部分112を四辺すべてに配置することにより、
図29に示すように矩形状張り出し部分112を組み合
わせることにより、図24のシート状入出力部110を
最小面積とした、任意の大きさの画像表示・データ入力
部を有する入出力装置1を形成することが可能となる。
図29における110はそれぞれの画像表示部である。
また、このように組み合わせた状態では、各画像表示部
110での液晶シール部111のみが表面に現れること
となり、つなぎ合わせて大画面で使用したとしても、わ
ずかに継ぎ目が残るだけで、十分にその機能を発揮する
ことができるものとなる。
入出力装置1の基本形を説明する。110は液晶表示パ
ネル2とメンブレンスイッチ4とを積層してなるシート
状入出力部、111はシート状入出力部110の液晶2
4のシール部、112は矩形状に張り出した駆動用IC
搭載部、113は駆動用ICである。この実施例におい
ても、実施の形態4と同様に、液晶表示パネル2の裏面
側には反射板、データ入力用スイッチ、および必要に応
じた補強板が配置されている。この図に示すように、実
施の形態5では、駆動用IC56を搭載する矩形状に張
り出させた部分112を、四辺すべてに配置している。
このように、駆動用IC56を搭載する矩形状に張り出
させた部分112を四辺すべてに配置することにより、
図29に示すように矩形状張り出し部分112を組み合
わせることにより、図24のシート状入出力部110を
最小面積とした、任意の大きさの画像表示・データ入力
部を有する入出力装置1を形成することが可能となる。
図29における110はそれぞれの画像表示部である。
また、このように組み合わせた状態では、各画像表示部
110での液晶シール部111のみが表面に現れること
となり、つなぎ合わせて大画面で使用したとしても、わ
ずかに継ぎ目が残るだけで、十分にその機能を発揮する
ことができるものとなる。
【0107】なお、前記各実施の形態においては、裏面
にデータ入力用の入力手段を配置したが、表示素子上に
透明電極によるデータ入力スイッチ等を配置したとして
も、同様な構成が可能となるものである。また、画像表
示面においても、前記実施の形態ではフレキシブルな画
像表示装置を用いたが、例えばガラス基板を用いた液晶
パネルでも同様な構成が可能となるものであり、当然そ
の実施例においては駆動用IC搭載基板(例えばTC
P)のみが折れ曲がるような構成とすれば良い。
にデータ入力用の入力手段を配置したが、表示素子上に
透明電極によるデータ入力スイッチ等を配置したとして
も、同様な構成が可能となるものである。また、画像表
示面においても、前記実施の形態ではフレキシブルな画
像表示装置を用いたが、例えばガラス基板を用いた液晶
パネルでも同様な構成が可能となるものであり、当然そ
の実施例においては駆動用IC搭載基板(例えばTC
P)のみが折れ曲がるような構成とすれば良い。
【0108】この実施例によれば、情報量を高めるため
表裏両面で入出力可能であったり、2画面を見開きで使
用することなどが可能な入出力装置を提供することがで
きる。また、この実施例によれば、画像表示パネルとそ
の裏面に入力装置を具備し、これらを複数組み合わせ、
あたかも本のように扱える画像表示・データ入力システ
ムとして使用可能な入出力装置を提供することができ
る。さらに、この実施例によれば、個々の表示素子や入
力手段の構成部品を減らせるため、低コストとすること
ができる。また、表示素子を上に持ってくることができ
るので、表示品質を向上することができる。また、この
実施例によれば、フレキシブルな入出力部を複数組み合
わせることにより、あたかも本のような画像表示システ
ムを形成する際に、それら画像表示面を密に接続するこ
とができる。
表裏両面で入出力可能であったり、2画面を見開きで使
用することなどが可能な入出力装置を提供することがで
きる。また、この実施例によれば、画像表示パネルとそ
の裏面に入力装置を具備し、これらを複数組み合わせ、
あたかも本のように扱える画像表示・データ入力システ
ムとして使用可能な入出力装置を提供することができ
る。さらに、この実施例によれば、個々の表示素子や入
力手段の構成部品を減らせるため、低コストとすること
ができる。また、表示素子を上に持ってくることができ
るので、表示品質を向上することができる。また、この
実施例によれば、フレキシブルな入出力部を複数組み合
わせることにより、あたかも本のような画像表示システ
ムを形成する際に、それら画像表示面を密に接続するこ
とができる。
【0109】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
表示画面の下に検出手段を持つ構成を基本とするので、
視認性が優れ、検出手段が透明等の制限を受けないの
で、構造を簡単にすることができ、低コストで装置を実
現できる効果がある。第1の発明(請求項1記載の発
明)の入出力装置では、片面(表面)の表示画面の視認
側からの押圧により、表示手段が撓んで検出手段に押圧
力を伝達し、押圧に対応した表示画面上の位置を検出す
ることができると同時に、他方(裏面)の表示画面の視
認側からの押圧により、同一の検出手段により、押圧に
対応した表示画面上の位置を検出することができる。従
って、両面アクセスを簡単な構成で、しかも薄く実現で
きると共に、タッチパネルのようなものが表示画面上に
はないので、入出力一体型の操作性の良さを維持したま
ま視認性良く入出力を行うことができる。例えば、入出
力装置を立てて対面して対話的に入出力を行うことがで
きる。
表示画面の下に検出手段を持つ構成を基本とするので、
視認性が優れ、検出手段が透明等の制限を受けないの
で、構造を簡単にすることができ、低コストで装置を実
現できる効果がある。第1の発明(請求項1記載の発
明)の入出力装置では、片面(表面)の表示画面の視認
側からの押圧により、表示手段が撓んで検出手段に押圧
力を伝達し、押圧に対応した表示画面上の位置を検出す
ることができると同時に、他方(裏面)の表示画面の視
認側からの押圧により、同一の検出手段により、押圧に
対応した表示画面上の位置を検出することができる。従
って、両面アクセスを簡単な構成で、しかも薄く実現で
きると共に、タッチパネルのようなものが表示画面上に
はないので、入出力一体型の操作性の良さを維持したま
ま視認性良く入出力を行うことができる。例えば、入出
力装置を立てて対面して対話的に入出力を行うことがで
きる。
【0110】第2の発明の入出力装置(請求項2記載の
発明)では、第1の発明の優れた特徴(特性)を生かし
たまま、見開き等で2面以上入出力できるので、視認
性、携帯性が良くて一覧性、操作性が向上すると共に、
ノートや本のような使い方はもちろんのこと、情報シス
テムと組み合わせて種々の使い方ができる。例えば、手
本の情報を情報システムから取り込んで、左側の表示画
面に表示し、これをお手本として見て右側の表示画面に
よる入力で練習することができる。
発明)では、第1の発明の優れた特徴(特性)を生かし
たまま、見開き等で2面以上入出力できるので、視認
性、携帯性が良くて一覧性、操作性が向上すると共に、
ノートや本のような使い方はもちろんのこと、情報シス
テムと組み合わせて種々の使い方ができる。例えば、手
本の情報を情報システムから取り込んで、左側の表示画
面に表示し、これをお手本として見て右側の表示画面に
よる入力で練習することができる。
【0111】第3の発明の入出力装置(請求項3記載の
発明)では、片面表示画面の入出力部を見開き等で2面
以上出力できるので、視認性、携帯性が良くて一覧性、
操作性が向上すると共に、ノートや本のような使い方は
もちろんのこと、情報システムと組み合わせて種々の使
い方ができる。これに加えて、片面であるので、装置を
両面の場合に比べて薄くかつ軽くすることができる。
発明)では、片面表示画面の入出力部を見開き等で2面
以上出力できるので、視認性、携帯性が良くて一覧性、
操作性が向上すると共に、ノートや本のような使い方は
もちろんのこと、情報システムと組み合わせて種々の使
い方ができる。これに加えて、片面であるので、装置を
両面の場合に比べて薄くかつ軽くすることができる。
【0112】第4の発明の入出力装置(請求項4記載の
発明)では、両面からのアクセスを異なる検出手段で押
圧に対応した表示画面上の位置を検出することを除い
て、第1の発明と同様に両面アクセスを実現できる。従
って、両面アクセスを簡単な構成で、しかも比較的薄く
実現できると共に、タッチパネルのようなものが表示画
面上にはないので、入出力一体型の操作性の良さを維持
したまま視認性良く入出力を行うことができる。これに
加えて、各表示手段が独立に検出手段を持つので、両面
からのアクセスを同時に行うことができる。例えば、入
出力装置を立てて対面して対話的又は同時的に入出力を
行うことができる。
発明)では、両面からのアクセスを異なる検出手段で押
圧に対応した表示画面上の位置を検出することを除い
て、第1の発明と同様に両面アクセスを実現できる。従
って、両面アクセスを簡単な構成で、しかも比較的薄く
実現できると共に、タッチパネルのようなものが表示画
面上にはないので、入出力一体型の操作性の良さを維持
したまま視認性良く入出力を行うことができる。これに
加えて、各表示手段が独立に検出手段を持つので、両面
からのアクセスを同時に行うことができる。例えば、入
出力装置を立てて対面して対話的又は同時的に入出力を
行うことができる。
【0113】第5の発明の入出力装置(請求項5記載の
発明)では、第4の発明の優れた特徴(特性)を生かし
たまま、見開きで2面以上入出力できるので、視認性、
携帯性が良くて一覧性、操作性が向上すると共に、ノー
トや本のような使い方はもちろんのこと、情報システム
と組み合わせて種々の使い方ができる。
発明)では、第4の発明の優れた特徴(特性)を生かし
たまま、見開きで2面以上入出力できるので、視認性、
携帯性が良くて一覧性、操作性が向上すると共に、ノー
トや本のような使い方はもちろんのこと、情報システム
と組み合わせて種々の使い方ができる。
【0114】第6の発明の表示装置(請求項12記載の
発明)では、嵌合された表示手段の表示画面間、即ち有
効表示領域間を極めて近接させることができ、必要な表
示領域面積に応じて表示手段を嵌合させて組み合わせる
ことにより実質的に表示画面を拡縮をすることができる
ので、比較的低コストで大画面を実現することができる
だけでなく、設置スペースに合わせて無駄なく最適な表
示画面を実現することができる。
発明)では、嵌合された表示手段の表示画面間、即ち有
効表示領域間を極めて近接させることができ、必要な表
示領域面積に応じて表示手段を嵌合させて組み合わせる
ことにより実質的に表示画面を拡縮をすることができる
ので、比較的低コストで大画面を実現することができる
だけでなく、設置スペースに合わせて無駄なく最適な表
示画面を実現することができる。
【0115】第7の発明の入出力装置(請求項14記載
の発明)では、嵌合された入出力部の表示手段の表示画
面間、即ち有効表示領域間を極めて近接させることがで
き、見開きで2面の表示画面が実質的に2倍の表示画面
として扱うことができる。従って、単に表示画面が大き
くなるだけでなく、入力領域が大きくなることを意味
し、視認性、携帯性を崩すことなく、一覧性、操作性が
向上すると共に、ノートや本のような使い方はもちろん
のこと、情報システムと組み合わせて種々の使い方がで
きる。
の発明)では、嵌合された入出力部の表示手段の表示画
面間、即ち有効表示領域間を極めて近接させることがで
き、見開きで2面の表示画面が実質的に2倍の表示画面
として扱うことができる。従って、単に表示画面が大き
くなるだけでなく、入力領域が大きくなることを意味
し、視認性、携帯性を崩すことなく、一覧性、操作性が
向上すると共に、ノートや本のような使い方はもちろん
のこと、情報システムと組み合わせて種々の使い方がで
きる。
【図1】 図1はこの発明に係る入出力装置の実施の形
態1を示す使用状態の斜視説明図である。
態1を示す使用状態の斜視説明図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る入出力
装置を示す要部断面構成図である。
装置を示す要部断面構成図である。
【図3】 図3はメブンレスイッチを示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】 図4はこの発明の実施の形態1に係る入出力
装置の制御回路の接続状態を示す構成図である。
装置の制御回路の接続状態を示す構成図である。
【図5】 図5はこの発明の実施の形態1に係る入出力
装置の制御回路を示すブロック図である。
装置の制御回路を示すブロック図である。
【図6】 図6はこの発明に係る入出力装置の実施の形
態2を示す使用状態の斜視説明図である。
態2を示す使用状態の斜視説明図である。
【図7】 図7はこの発明の実施の形態2に係る入出力
装置を示す分解斜視図である。
装置を示す分解斜視図である。
【図8】 図8はこの発明の実施の形態2に係る入出力
装置を示す要部断面構成図である。
装置を示す要部断面構成図である。
【図9】 図9は駆動用ICを示す平面図である。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態2に係る入
出力装置に使用されるメンブレンスイッチを示す平面図
である。
出力装置に使用されるメンブレンスイッチを示す平面図
である。
【図11】 図11はこの発明の実施の形態2に係る入
出力装置を示す説明図である。
出力装置を示す説明図である。
【図12】 図12はこの発明に係る入出力装置の実施
の形態3を示す使用状態の斜視図である。
の形態3を示す使用状態の斜視図である。
【図13】 図13(a)(b)はこの発明に係る入出
力装置の実施の形態3を示す同図(b)のA−A’線断
面図及び平面図である。
力装置の実施の形態3を示す同図(b)のA−A’線断
面図及び平面図である。
【図14】 図14はこの発明の実施の形態3に係る入
出力装置の制御回路を示すブロック図である。
出力装置の制御回路を示すブロック図である。
【図15】 図15はこの発明に係る入出力装置の実施
の形態4を示す平面図である。
の形態4を示す平面図である。
【図16】 図16はこの発明に係る入出力装置の実施
の形態4を示す斜視図である。
の形態4を示す斜視図である。
【図17】 図17はこの発明の実施の形態4に係るシ
ート状入出力部を示す構成図である。
ート状入出力部を示す構成図である。
【図18】 図18はこの発明の実施の形態4に係る入
出力装置の接続部の分解状態を示す平面図である。
出力装置の接続部の分解状態を示す平面図である。
【図19】 図19はこの発明の実施の形態4に係る入
出力装置の接続部の組み立て状態を示す平面図である。
出力装置の接続部の組み立て状態を示す平面図である。
【図20】 図20はこの発明の実施の形態4に係る入
出力装置の接続部の分解状態を示す平面図である。
出力装置の接続部の分解状態を示す平面図である。
【図21】 図21はこの発明の実施の形態4に係る入
出力装置の接続部の組み立て状態を示す平面図である。
出力装置の接続部の組み立て状態を示す平面図である。
【図22】 図22はこの発明の実施の形態4に係る入
出力装置を示す構成図である。
出力装置を示す構成図である。
【図23】 図23はこの発明の実施の形態4に係る入
出力装置を示す構成図である。
出力装置を示す構成図である。
【図24】 図24はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置を示す断面構成図である。
出力装置を示す断面構成図である。
【図25】 図25(a)(b)はこの発明の実施の形
態5に係る入出力装置をそれぞれ示す部分背面説明図及
び部分断面説明図である。
態5に係る入出力装置をそれぞれ示す部分背面説明図及
び部分断面説明図である。
【図26】 図26はこの発明の実施の形態5に係る入
出力装置を示す部分平面図である。
出力装置を示す部分平面図である。
【図27】 図27(a)(b)はそれぞれ図26のA
−A’線断面図及びB−B’線断面図である。
−A’線断面図及びB−B’線断面図である。
【図28】 図28はこの発明の実施の形態6に係る入
出力装置を示す平面図である。
出力装置を示す平面図である。
【図29】 図29はこの発明の実施の形態6に係る入
出力装置の使用状態を示す平面図である。
出力装置の使用状態を示す平面図である。
【図30】 図30は従来の入出力装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図31】 図31は従来の入出力装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図32】 図32は従来の入出力装置を示す平面図で
ある。
ある。
1 入出力装置、2、3 液晶表示パネル、4 入力手
段。
段。
Claims (14)
- 【請求項1】 可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段を表裏両面の視認側が互いに反対方向となる
ように表裏の両面に備え、これら表示手段の間に、各表
裏両面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表
示画面上の位置を検出する検出手段を配置したことを特
徴とする入出力装置。 - 【請求項2】 可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段を表裏両面の視認側が互いに反対方向となる
ように表裏の両面に備え、これら表示手段の間に、各表
示画面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表
示画面上の位置を検出する検出手段を挿入したシート状
の入出力部を複数備え、見開き可能に入出力部の端部を
接続部で接続したことを特徴とする入出力装置。 - 【請求項3】 可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画
面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画
面上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入
出力部を複数備え、見開き可能に入出力部の端部を接続
部で接続したことを特徴とする入出力装置。 - 【請求項4】 可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画
面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画
面上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の入
出力部を表示画面の視認側が互いに反対方向となるよう
に表裏の両面に備えたことを特徴とする入出力装置。 - 【請求項5】 可撓性のある表示画面上に情報を表示す
る表示手段と、前記表示手段の下に設けられ当該表示画
面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示画
面上の位置を検出する検出手段とを持つシート状の片面
入出力部を表示画面の視認側が互いに反対方向となるよ
うに表裏の両面に備えたシート状の入出力部を複数備
え、見開き可能に前記入出力部の端部を接続部で接続し
たことを特徴とする入出力装置。 - 【請求項6】 請求項1又は4のいずれかに記載の入出
力装置において、前記表示手段が、セグメント電極と共
通電極でマトリクス駆動されるものであり、上下の表示
手段を連続して一体に形成し、各表示手段の共通電極を
接続して成ることを特徴とする入出力装置。 - 【請求項7】 請求項4記載の入出力装置において、前
記検出手段が、セグメント電極と共通電極のマトリクス
で検出されるものであり、上下の検出手段を連続して一
体に形成し、各検出手段の共通電極を接続して成ること
を特徴とする入出力装置。 - 【請求項8】 請求項2、請求項3又は、請求項5のい
ずれかに記載の入出力装置において、隣接する前記検出
手段を連続して一体に形成し、その中間部分を前記接続
部として使用することを特徴とする入出力装置。 - 【請求項9】 請求項2、請求項3又は、請求項5のい
ずれかに記載の入出力装置において、隣接する前記表示
手段を連続して一体に形成し、その中間部分を前記接続
部として使用することを特徴とする入出力装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の入出力装置において、
前記表示手段が、セグメント電極と共通電極のマトリク
スで駆動されるものであり、前記表示手段の各共通電極
を接続して成ることを特徴とする入出力装置。 - 【請求項11】 請求項2、請求項3、請求項5、又は
請求項10のいずれかに記載の入出力装置において、前
記表示手段が、セグメント電極と共通電極のマトリクス
で駆動されるものであり、複数の表示手段の共通電極を
駆動する駆動手段が共用され、前記接続部に設けられる
ことを特徴とする入出力装置。 - 【請求項12】 可撓性のある表示画面上に情報を表示
するシート状の表示手段を複数備え、各表示手段の少な
くとも接続すべき一辺を矩形波状に凹凸部を形成し、こ
の凹凸部を互いに嵌合させたことを特徴とする表示装
置。 - 【請求項13】 請求項12記載の入出力装置におい
て、前記凹凸部の凸部が、前記表示手段を駆動する駆動
回路を搭載する搭載部と、前記表示手段の表示用電極が
引き出された電極部を電気的に接続して構成したことを
特徴とする表示装置。 - 【請求項14】 可撓性のある表示画面上に情報を表示
する表示手段と、前記表示画面の下に設けられ当該表示
画面の視認側からの押圧により当該押圧に対応した表示
画面上の位置を検出する検出手段とを備えたシート状の
入出力部を一対備え、各入出力部の少なくとも接続すべ
き一辺を矩形波状に凹凸部を形成し、互いに凹凸部を嵌
合させて入出力部を見開き可能にしたことを特徴とする
入出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235211A JPH1173262A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 入出力装置及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235211A JPH1173262A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 入出力装置及び表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1173262A true JPH1173262A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16982735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9235211A Pending JPH1173262A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 入出力装置及び表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1173262A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009145554A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Yamaha Corp | 圧力センサおよびデータ入力装置 |
US8749476B2 (en) | 2004-05-28 | 2014-06-10 | Samsung Display Co., Ltd. | Electrophoretic display device |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9235211A patent/JPH1173262A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8749476B2 (en) | 2004-05-28 | 2014-06-10 | Samsung Display Co., Ltd. | Electrophoretic display device |
JP2009145554A (ja) * | 2007-12-13 | 2009-07-02 | Yamaha Corp | 圧力センサおよびデータ入力装置 |
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