JPH1173530A - 無線型料金支払いシステム - Google Patents
無線型料金支払いシステムInfo
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- JPH1173530A JPH1173530A JP10200940A JP20094098A JPH1173530A JP H1173530 A JPH1173530 A JP H1173530A JP 10200940 A JP10200940 A JP 10200940A JP 20094098 A JP20094098 A JP 20094098A JP H1173530 A JPH1173530 A JP H1173530A
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- JP
- Japan
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- code
- payment
- signal
- bank
- sensor
- Prior art date
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 常に携帯可能で、時代のニーズであるキャッ
シュレス化、クレジットカードの統合化に応えるような
無線型料金支払いシステムを提供すること。 【解決手段】 キャッシュレスで料金を支払うシステム
において、支払い用センサとの間で無線通信を行い、こ
の支払い用センサを媒介として指定した銀行から利用料
金をクレジット方式で自動的に引き落とす自動引き落と
し装置を搭載した携帯可能媒体を有することを特徴とし
ている。
シュレス化、クレジットカードの統合化に応えるような
無線型料金支払いシステムを提供すること。 【解決手段】 キャッシュレスで料金を支払うシステム
において、支払い用センサとの間で無線通信を行い、こ
の支払い用センサを媒介として指定した銀行から利用料
金をクレジット方式で自動的に引き落とす自動引き落と
し装置を搭載した携帯可能媒体を有することを特徴とし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は料金の無線型の自動
支払い装置に関し、さらに詳しくは、支払いのキャッシ
ュレス化、クレジットカードなどの統合化に関するもの
である
支払い装置に関し、さらに詳しくは、支払いのキャッシ
ュレス化、クレジットカードなどの統合化に関するもの
である
【0002】
【従来の技術】近年、料金支払いのキャッシュレス化が
進み、現金に代わる様々なカードが多くの人に利用され
ている。これらのカードは大きく分けて3通りに分類さ
れる。
進み、現金に代わる様々なカードが多くの人に利用され
ている。これらのカードは大きく分けて3通りに分類さ
れる。
【0003】一つには、銀行の口座に預金したり口座か
ら引き出しを行う際に使用するいわゆるキャッシュカー
ドがある。この銀行のキャッシュカードは各銀行にそれ
ぞれ別個のものが作られているが、最近はほとんどの銀
行がオンラインでつながっていて、どの銀行でも利用で
きるようになっている。
ら引き出しを行う際に使用するいわゆるキャッシュカー
ドがある。この銀行のキャッシュカードは各銀行にそれ
ぞれ別個のものが作られているが、最近はほとんどの銀
行がオンラインでつながっていて、どの銀行でも利用で
きるようになっている。
【0004】二つ目には、支払い時に所持金がないとき
にカードで支払い、指定日に指定銀行から自動で無利子
で引き落とされるクレジットカード、現金が必要なとき
にカードで銀行などから借金をして、指定日に有利子で
引き落とされるローンカード、海外旅行などで契約店で
あればどこでも支払い時に利用できるマスターカードな
どのいわゆる後払い用のカードもある。この後払いカー
ドの最大の特徴は、現金をもっていなくても指定の口座
をもっていれば買い物などが行える点である。
にカードで支払い、指定日に指定銀行から自動で無利子
で引き落とされるクレジットカード、現金が必要なとき
にカードで銀行などから借金をして、指定日に有利子で
引き落とされるローンカード、海外旅行などで契約店で
あればどこでも支払い時に利用できるマスターカードな
どのいわゆる後払い用のカードもある。この後払いカー
ドの最大の特徴は、現金をもっていなくても指定の口座
をもっていれば買い物などが行える点である。
【0005】三つ目は、公衆電話専門のテレフォンカー
ド、電車の自動切符克り場で切符を買う際に利用するカ
ード、社員食堂などでレジでの精算時に利用するカード
など、特定の用途に応じて利用料金を前払いしておき、
その前払いした料金に相当する度数を使い切るまで連続
的に使用できるいわゆるプリペイドカードである。この
プリペイドカードの最大の利点は、現金、特に小銭の出
し入れをせずに支払い、利用ができる点である。
ド、電車の自動切符克り場で切符を買う際に利用するカ
ード、社員食堂などでレジでの精算時に利用するカード
など、特定の用途に応じて利用料金を前払いしておき、
その前払いした料金に相当する度数を使い切るまで連続
的に使用できるいわゆるプリペイドカードである。この
プリペイドカードの最大の利点は、現金、特に小銭の出
し入れをせずに支払い、利用ができる点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなカードの出
現により我々の生活は大変使利になっているが、余りに
も夥しい数のカードが氾濫しているために、人によって
はカードだけでも数十枚に達し管理するだけでも大変に
なり、またそれをいつも携帯しなくてはならないために
それらのカードを収納するカードケースを常に持ち歩か
なけれぱならない問題がある。また、それらのカードを
紛失することで、多大な損害を被ったり犯罪に利用され
たりする可能性がある。
現により我々の生活は大変使利になっているが、余りに
も夥しい数のカードが氾濫しているために、人によって
はカードだけでも数十枚に達し管理するだけでも大変に
なり、またそれをいつも携帯しなくてはならないために
それらのカードを収納するカードケースを常に持ち歩か
なけれぱならない問題がある。また、それらのカードを
紛失することで、多大な損害を被ったり犯罪に利用され
たりする可能性がある。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
為されたもので、平均的な現代人が所持する腕時計等の
携帯可能媒体に着眼し、この携帯可能媒体にこれらのカ
ードシステムの機能を全て集約し、持ち歩きの不便さを
解消し、常に携帯可能にし、時代のニーズであるキャッ
シュレス化、クレジットカードの統合化に応えるような
無線型料金支払いシステムを提供することを自的とす
る。
為されたもので、平均的な現代人が所持する腕時計等の
携帯可能媒体に着眼し、この携帯可能媒体にこれらのカ
ードシステムの機能を全て集約し、持ち歩きの不便さを
解消し、常に携帯可能にし、時代のニーズであるキャッ
シュレス化、クレジットカードの統合化に応えるような
無線型料金支払いシステムを提供することを自的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の本発明は、キャッシュレスで料金を支払うシ
ステムにおいて、支払い用センサとの間で無線通信を行
い、この支払い用センサを媒介として指定した銀行から
利用料金をクレジット方式で自動的に引き落とす自動引
き落とし装置を搭載した携帯可能媒体を有することを特
徴としている。
項1記載の本発明は、キャッシュレスで料金を支払うシ
ステムにおいて、支払い用センサとの間で無線通信を行
い、この支払い用センサを媒介として指定した銀行から
利用料金をクレジット方式で自動的に引き落とす自動引
き落とし装置を搭載した携帯可能媒体を有することを特
徴としている。
【0009】ここで、請求項2のように、前記自動引き
落とし装置は、前記支払い用センサからの無線信号を受
け取る受信器と、この受信器が受けた信号を解読する解
読手段と、利用者のIDコードが記憶されたメモリと、
前記解読手段の制御信号に基づきメモリ内のIDコード
を読み出す読みだし手段と、この読みだし手段により読
み出されたコードと前記支払い用センサから送られたコ
ードを比戦する比較手段と、この比較手段によりIDコー
ドまたは不受理信号を送信する送信器とを具備する構成
とするとよい。
落とし装置は、前記支払い用センサからの無線信号を受
け取る受信器と、この受信器が受けた信号を解読する解
読手段と、利用者のIDコードが記憶されたメモリと、
前記解読手段の制御信号に基づきメモリ内のIDコード
を読み出す読みだし手段と、この読みだし手段により読
み出されたコードと前記支払い用センサから送られたコ
ードを比戦する比較手段と、この比較手段によりIDコー
ドまたは不受理信号を送信する送信器とを具備する構成
とするとよい。
【0010】このような本発明においては、クレジット
方式で自動に引き落とす自動引き落とし装置、または予
め指定銀行から引き出しておき利用するごとに度数がカ
ウントダウンしていく度数使用の即時払い方式の自動引
き落とし装置を携帯可能媒体に搭載し、支払い用センサ
と自動引き落とし装置との間で無線通信を行い利用料金
を支払う。
方式で自動に引き落とす自動引き落とし装置、または予
め指定銀行から引き出しておき利用するごとに度数がカ
ウントダウンしていく度数使用の即時払い方式の自動引
き落とし装置を携帯可能媒体に搭載し、支払い用センサ
と自動引き落とし装置との間で無線通信を行い利用料金
を支払う。
【0011】クレジット方式においては、利用料金は支
払い用センサに接統された上位コンピュータからオンラ
インでホストコンピュータを介して指定銀行に伝わり、
指定口座から自動に料金引き落としを行う。度数使用の
即時払い方式で支払うときは、予め銀行から一定金額を
無線で携帯可能媒体内に引き出しておき、利用するごと
にメモリ内の度数をカウントダウンしていく。この際、
カウントダウンの減算は上位コンピュータで行う。
払い用センサに接統された上位コンピュータからオンラ
インでホストコンピュータを介して指定銀行に伝わり、
指定口座から自動に料金引き落としを行う。度数使用の
即時払い方式で支払うときは、予め銀行から一定金額を
無線で携帯可能媒体内に引き出しておき、利用するごと
にメモリ内の度数をカウントダウンしていく。この際、
カウントダウンの減算は上位コンピュータで行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】図1は本発明に係る無線型料金支払いシス
テムの一実施例を示すシステム構成図である。この図
は、路線バスのバス代を無線で後払いのクレジット方式
で支払う図である。図において、1は無線通信を行う料
金支払い用腕時計、2はバス6に乗る際に通過するゲー
ト、21はゲート2内に設けられた支払い用センサで、
無線信号の送受信を行う部分である。ゲート2は、支払
い用センサ21と腕時計1が無線通信することにより開
開してバス6への乗車を許可するものである。尚、ゲー
ト2は人が通るごとに開閉するのではなく乗車不許可の
ときのみ閉じる構造になっている。3はゲート2に接続
された上位コンピュータで、ゲート2の動作を制御し、
所定の演算を行うものである。
テムの一実施例を示すシステム構成図である。この図
は、路線バスのバス代を無線で後払いのクレジット方式
で支払う図である。図において、1は無線通信を行う料
金支払い用腕時計、2はバス6に乗る際に通過するゲー
ト、21はゲート2内に設けられた支払い用センサで、
無線信号の送受信を行う部分である。ゲート2は、支払
い用センサ21と腕時計1が無線通信することにより開
開してバス6への乗車を許可するものである。尚、ゲー
ト2は人が通るごとに開閉するのではなく乗車不許可の
ときのみ閉じる構造になっている。3はゲート2に接続
された上位コンピュータで、ゲート2の動作を制御し、
所定の演算を行うものである。
【0014】4は上位コンピュータ3とオンラインで接
続されたバス会祉のホストコンピュータで、利用者数、
売上などを管理するものである。5はこのバス会社が提
携している指定銀行で、バス会社のホストコンピュータ
4とオンラインで接続ざれ個人のロ座を管理するもの
で、この場合、利用者の口座からバスの運賃を引き落と
すものである。
続されたバス会祉のホストコンピュータで、利用者数、
売上などを管理するものである。5はこのバス会社が提
携している指定銀行で、バス会社のホストコンピュータ
4とオンラインで接続ざれ個人のロ座を管理するもの
で、この場合、利用者の口座からバスの運賃を引き落と
すものである。
【0015】図2は図1の腕時計内の機能ブロック図で
ある。図において、点線で囲まれた10は支払い用セン
サ21を媒介として指定した銀行から利用料金をクレジ
ット方式で自動的に引き落とす自動引き落とし装置で、
以下11〜16の要索で構成されている。11は支払い
用センサ21からの無線信号を受信する受信器、12は
受信器11が受けた信号を解読する解読手段、13は銀
行の口座コードなどのIDコードが格納されたメモリ、
14は解読手段12の制御信号に基づきメモリ13から
IDコードを読み出す読みだし手段、15は支払い用セ
ンサ21から送信されるコードとメモリ13内のIDコー
ドを比較する比較手段である。
ある。図において、点線で囲まれた10は支払い用セン
サ21を媒介として指定した銀行から利用料金をクレジ
ット方式で自動的に引き落とす自動引き落とし装置で、
以下11〜16の要索で構成されている。11は支払い
用センサ21からの無線信号を受信する受信器、12は
受信器11が受けた信号を解読する解読手段、13は銀
行の口座コードなどのIDコードが格納されたメモリ、
14は解読手段12の制御信号に基づきメモリ13から
IDコードを読み出す読みだし手段、15は支払い用セ
ンサ21から送信されるコードとメモリ13内のIDコー
ドを比較する比較手段である。
【0016】この比鮫手段15は、バス会社がこの利用
者が登録している銀行に提携しているか、つまりこのバ
ス会社が利用者の指定銀行にオンラインでつながれてい
るかどうかを調べるものである。16は比較手段15か
らの比較結果に基づき、支払い成立を示す際はメモリ1
3内のIDコード、また支払い不成立を示す際は不受理信
号を支払い用センサ21に送信する送信器である。21
1は支払い用センサ21内の無線信号を送信する送信
部、212は無線信号を受信する受信部である。
者が登録している銀行に提携しているか、つまりこのバ
ス会社が利用者の指定銀行にオンラインでつながれてい
るかどうかを調べるものである。16は比較手段15か
らの比較結果に基づき、支払い成立を示す際はメモリ1
3内のIDコード、また支払い不成立を示す際は不受理信
号を支払い用センサ21に送信する送信器である。21
1は支払い用センサ21内の無線信号を送信する送信
部、212は無線信号を受信する受信部である。
【0017】次に図1〜図3を用いてこの実施例の動作
を説明する。図3は図2の動作を示すフローチャートで
ある。
を説明する。図3は図2の動作を示すフローチャートで
ある。
【0018】まず、バス6に乗るために利用者がゲート
2に入場する。この際、ゲート2に設けられた支払い用
センサ21が人の入場を検知すると共に指定銀行コード
などのコード信号を無線で送信する。ここで、自動引き
落とし装置10内の受信器11はこのコード信号を受信
する(ステップA〜C)。
2に入場する。この際、ゲート2に設けられた支払い用
センサ21が人の入場を検知すると共に指定銀行コード
などのコード信号を無線で送信する。ここで、自動引き
落とし装置10内の受信器11はこのコード信号を受信
する(ステップA〜C)。
【0019】ここで、この受信したコード信号を解読手
段12で解読し、解読が終了すると読みだし手段14に
制御信号を与え、メモリ13内のデータ読み出しを行わ
せる。このとき、メモリ13内からは氏名、銀行のコー
ド、口座番号などを表すIDコードを読みだす。この
後、読み出したIDコードと受信されたコードを比較手
段15で比較する(ステップD)。ここでいう比戦と
は、読み出された情報全てを比鮫するのではなく、ID
コード内の指定銀行が受信されたコードの銀行と一致し
ているか、または提携銀行であるかどうか調べるもので
ある。
段12で解読し、解読が終了すると読みだし手段14に
制御信号を与え、メモリ13内のデータ読み出しを行わ
せる。このとき、メモリ13内からは氏名、銀行のコー
ド、口座番号などを表すIDコードを読みだす。この
後、読み出したIDコードと受信されたコードを比較手
段15で比較する(ステップD)。ここでいう比戦と
は、読み出された情報全てを比鮫するのではなく、ID
コード内の指定銀行が受信されたコードの銀行と一致し
ているか、または提携銀行であるかどうか調べるもので
ある。
【0020】もし、IDコード内の指定銀行と受信したコ
ードの銀行か一致していれば、比較手段15から送信器
16にIDコードを送り、送信器16はこのIDコードを
無線で支払い用センサ21に送信する。支払い用センサ
21の受信都212はこの信号を受信し、上位コンピュ
ータ3に送信する。ここで、上位コンピュータ3はゲー
ト2を開き、バスヘの乗車を許可する(ステップE〜
H)。
ードの銀行か一致していれば、比較手段15から送信器
16にIDコードを送り、送信器16はこのIDコードを
無線で支払い用センサ21に送信する。支払い用センサ
21の受信都212はこの信号を受信し、上位コンピュ
ータ3に送信する。ここで、上位コンピュータ3はゲー
ト2を開き、バスヘの乗車を許可する(ステップE〜
H)。
【0021】この後、上位コンピュータ3はバス会社の
ホストコンピュータ4に必要なIDコードを送り、このホ
ストコンピュータ4は利用者数、売り上げを管理すると
ともにIDコードから指定される銀行5にバスの利用料
金信号を送り利用者の口座より利用料金を引き落とす
(ステップI〜K)。
ホストコンピュータ4に必要なIDコードを送り、このホ
ストコンピュータ4は利用者数、売り上げを管理すると
ともにIDコードから指定される銀行5にバスの利用料
金信号を送り利用者の口座より利用料金を引き落とす
(ステップI〜K)。
【0022】もし、IDコード内の指定銀行と受信した
コードの銀行が提携していなければ、比戦手段15から
送信器16に不受理信号を送り、送信器16はこの不受
理信号を無線で支払い用センサ21に送信する。支払い
用センサ21の受信部212はこの信号を受信して、上
位コンピュータ3にこの不受理信号を送信する。ここ
で、上位コンピュータ3はゲート2を閉じて、バスヘの
乗車を禁止する。バスヘの乗車を禁止された利用者はゲ
ート2から退場する(ステップL〜O)。
コードの銀行が提携していなければ、比戦手段15から
送信器16に不受理信号を送り、送信器16はこの不受
理信号を無線で支払い用センサ21に送信する。支払い
用センサ21の受信部212はこの信号を受信して、上
位コンピュータ3にこの不受理信号を送信する。ここ
で、上位コンピュータ3はゲート2を閉じて、バスヘの
乗車を禁止する。バスヘの乗車を禁止された利用者はゲ
ート2から退場する(ステップL〜O)。
【0023】尚、図3の点線内のステップKにおいて、
指定日に引き落としとなっているものは、バス会社に一
時的に借金をする形となり、その指定日に銀行から引き
落とされる。
指定日に引き落としとなっているものは、バス会社に一
時的に借金をする形となり、その指定日に銀行から引き
落とされる。
【0024】また、ゲートは開閉式のものではなく図4
のようなトライポット型のターンバー方式のものでもよ
い。図4において、7はターンバー方式のゲート、71
は入場が許可されるごとに120°づつ(1/3回転)
回転するトライポット型のターンバー、72は支払い用
センサで、図2の支払い用センサ21と同様の働きをす
るものである。このターンバー方式ゲート7では、利用
者は図のA方向からB方向に入場し、その度にターンバ
ー71が図の矢印C方向に120°ずつ回転していくよ
うになっている。
のようなトライポット型のターンバー方式のものでもよ
い。図4において、7はターンバー方式のゲート、71
は入場が許可されるごとに120°づつ(1/3回転)
回転するトライポット型のターンバー、72は支払い用
センサで、図2の支払い用センサ21と同様の働きをす
るものである。このターンバー方式ゲート7では、利用
者は図のA方向からB方向に入場し、その度にターンバ
ー71が図の矢印C方向に120°ずつ回転していくよ
うになっている。
【0025】図5は本発明に係る無線型料金支払いシス
テムの他の実施例を示すシステム構成図である。ここ
で、予め指定銀行から現金に相当する度数を引き出して
おいて、利用するごとに度数がカウントダウンしていく
方式を度数使用の即時払い方式と定義する。この即時払
い方式を行うためには予め引き出しておく必要があるの
で、この実施例では指定銀行から腕時計ヘの預金の引き
出しシステムについて説明する。図において、1は無線
通信可能な腕時計、5は指定銀行、51は指定銀行に設
置された引き出し用の無線型キャッシュディスペンサー
である。
テムの他の実施例を示すシステム構成図である。ここ
で、予め指定銀行から現金に相当する度数を引き出して
おいて、利用するごとに度数がカウントダウンしていく
方式を度数使用の即時払い方式と定義する。この即時払
い方式を行うためには予め引き出しておく必要があるの
で、この実施例では指定銀行から腕時計ヘの預金の引き
出しシステムについて説明する。図において、1は無線
通信可能な腕時計、5は指定銀行、51は指定銀行に設
置された引き出し用の無線型キャッシュディスペンサー
である。
【0026】図6はこの実施例における腕時計内の機能
ブロック図である。図において、511は指定銀行5の
キャッシュディスペンサー51に設けられていて、暗証
番号照合のためのコード信号、読みだしの要求信号、及
び引き出した金額を現在の利用可能残高に加算した金額
分の信号を送信する送信部、512は腕時計側からのID
コード、受理信号、及び書き込み終了信号を受ける受信
部である。8は無線型腕時計、80は予め指定銀行から
引き出しておいて利用するごとに度数がカウントダウン
していく度数使用の即時払い方式の自動引き落とし装置
で、以下の81、87の要素から構成ざれている。ただ
しここでは、指定銀行からの預金の引きだしのシステム
だけを説明する。
ブロック図である。図において、511は指定銀行5の
キャッシュディスペンサー51に設けられていて、暗証
番号照合のためのコード信号、読みだしの要求信号、及
び引き出した金額を現在の利用可能残高に加算した金額
分の信号を送信する送信部、512は腕時計側からのID
コード、受理信号、及び書き込み終了信号を受ける受信
部である。8は無線型腕時計、80は予め指定銀行から
引き出しておいて利用するごとに度数がカウントダウン
していく度数使用の即時払い方式の自動引き落とし装置
で、以下の81、87の要素から構成ざれている。ただ
しここでは、指定銀行からの預金の引きだしのシステム
だけを説明する。
【0027】81はキャッシュディスペンサー51の送
信部511からの暗証番号照合のためのコード信号、利
用可能残高の読みだし要求信号、及び引き出した金額を
現在の利用可能残高に加算した金額分の信号を受信する
受信器、82は受信器81が受けた信号を解読する解読
手段、80は暗証番号、指定口座番号などのIDコー
ド、及び利用可能残高が格納されたメモリである。84
は解読手段82からの制御信号に基づきメモリ80内の
暗証番号、ロ座番号などのIDコード、及び利用可能残高
を読み出す読みだし手段、85は解読手段82からの制
御信号に基づき、新たな利用可能残高をメモリ80に書
き込む書き込み手段、86は暗証番号、ロ座番号及び銀
行コードなどを照合する比較手段、87は暗証番号が一
致した際の受理信号、メモリ83内の利用可能残高、及
び書き込み終了信号を無線で送信する送信器である。
信部511からの暗証番号照合のためのコード信号、利
用可能残高の読みだし要求信号、及び引き出した金額を
現在の利用可能残高に加算した金額分の信号を受信する
受信器、82は受信器81が受けた信号を解読する解読
手段、80は暗証番号、指定口座番号などのIDコー
ド、及び利用可能残高が格納されたメモリである。84
は解読手段82からの制御信号に基づきメモリ80内の
暗証番号、ロ座番号などのIDコード、及び利用可能残高
を読み出す読みだし手段、85は解読手段82からの制
御信号に基づき、新たな利用可能残高をメモリ80に書
き込む書き込み手段、86は暗証番号、ロ座番号及び銀
行コードなどを照合する比較手段、87は暗証番号が一
致した際の受理信号、メモリ83内の利用可能残高、及
び書き込み終了信号を無線で送信する送信器である。
【0028】次に図6、図7を用いてこの実施例の動作
をする。図7は図6の動作を示すフローチャートであ
る。また、ここではキャッシュディスペンサー51の内
部のブロック図は省く。
をする。図7は図6の動作を示すフローチャートであ
る。また、ここではキャッシュディスペンサー51の内
部のブロック図は省く。
【0029】まず、キャッシュディスペンサー51の図
示されていない入力キーなどから暗証番号を入力する。
この暗証番号とは、腕時計8を紛失したときに他人に利
用されることがないように、通常銀行などで利用する暗
証番号と同様の、例えば4桁の番号である。この後、キ
ャッシュディスペンサー51側の送信部511からこの
暗証番号と銀行コードが送信される。自動引き落とし装
置80の受信器81はこの暗証番号と銀行コードを受信
し、解読手段82で解読する。解読手段82は解読後、
読みだし手段84に制御信号を与えメモリ80内の暗証
番号とIDコードを読み出させる。この後、受信された
暗証番号及び銀行コードを、メモリ83内から読み出さ
れた暗証番号及びIDコードと比較手段86で比較、照
合する(ステップa〜d)。
示されていない入力キーなどから暗証番号を入力する。
この暗証番号とは、腕時計8を紛失したときに他人に利
用されることがないように、通常銀行などで利用する暗
証番号と同様の、例えば4桁の番号である。この後、キ
ャッシュディスペンサー51側の送信部511からこの
暗証番号と銀行コードが送信される。自動引き落とし装
置80の受信器81はこの暗証番号と銀行コードを受信
し、解読手段82で解読する。解読手段82は解読後、
読みだし手段84に制御信号を与えメモリ80内の暗証
番号とIDコードを読み出させる。この後、受信された
暗証番号及び銀行コードを、メモリ83内から読み出さ
れた暗証番号及びIDコードと比較手段86で比較、照
合する(ステップa〜d)。
【0030】もし、暗証番号または銀行コードが一致し
ていなければ、比較手段86から送信器87に不受理信
号を送り、送信器87よりキャッシュディスペンサー5
1に無線で不受理信号を送信する。ここでキャッシュデ
ィスペンサー51の受信部512はこの不受理信号を受
けて図示されていない表示画面などに利用不可を示す表
示を行う(ステップe、t〜v)。
ていなければ、比較手段86から送信器87に不受理信
号を送り、送信器87よりキャッシュディスペンサー5
1に無線で不受理信号を送信する。ここでキャッシュデ
ィスペンサー51の受信部512はこの不受理信号を受
けて図示されていない表示画面などに利用不可を示す表
示を行う(ステップe、t〜v)。
【0031】もし、暗証番号及び銀行コードが一致して
いれば、比鮫手段86は送信器87にIDコードを送
り、送信器87はキャッシュディスペンサー51にIDコ
ードを送信する。この後、キャッシュディスペンサー5
1の受信部512は、このIDコードを受信し、利用者
の口座にアクセスする(ステップe〜g)。
いれば、比鮫手段86は送信器87にIDコードを送
り、送信器87はキャッシュディスペンサー51にIDコ
ードを送信する。この後、キャッシュディスペンサー5
1の受信部512は、このIDコードを受信し、利用者
の口座にアクセスする(ステップe〜g)。
【0032】このとき、キャッシュディスペンサー51
は引き出し金額の入力待ち状態となっていて、利用者は
入力キーより引き出し金額を入力する。キャッシュディ
スペンサー51は引き出し金額が入力された後、送信部
511より読みだし要求信号を腕時計8に送信する。自
動引き落とし装置80の受信器81はこの読みだし要求
信号を受けて、解読手段82で解釈した後、読みだし手
段はメモリ83内の利用可能残高を読み出す。この読み
出された利用可能残高は送信器87に送られ、送信器8
7からキャッシュディスペンサー51に送信される(ス
テップh〜l)。
は引き出し金額の入力待ち状態となっていて、利用者は
入力キーより引き出し金額を入力する。キャッシュディ
スペンサー51は引き出し金額が入力された後、送信部
511より読みだし要求信号を腕時計8に送信する。自
動引き落とし装置80の受信器81はこの読みだし要求
信号を受けて、解読手段82で解釈した後、読みだし手
段はメモリ83内の利用可能残高を読み出す。この読み
出された利用可能残高は送信器87に送られ、送信器8
7からキャッシュディスペンサー51に送信される(ス
テップh〜l)。
【0033】キャッシュディスペンサー51はこの利用
可能残高を受信して、指定された口座から利用者が入力
した引き出し金額を引き出し、利用可能残高と引き出し
金額を加算する。この加算されたものが新たな利用可能
残高となる。この後、キャッシュディスペンサー51の
送信部511から新たな利用可能残高を送信し、腕時計
8の受信器81で受けとる。この新たな利用可能残高を
解読手段82で解読した後、書き込み手段85で新たな
利用可能残高をメモリ83に書き込む。書き込み手段8
5は書き込みを終了すると同時に送信器87に終了信号
を送る。この終了信号を送信器87から送信し、キャッ
シュディスペンサー51の受信部512が受信して引き
出しの操作は終了する(ステップm〜S)。
可能残高を受信して、指定された口座から利用者が入力
した引き出し金額を引き出し、利用可能残高と引き出し
金額を加算する。この加算されたものが新たな利用可能
残高となる。この後、キャッシュディスペンサー51の
送信部511から新たな利用可能残高を送信し、腕時計
8の受信器81で受けとる。この新たな利用可能残高を
解読手段82で解読した後、書き込み手段85で新たな
利用可能残高をメモリ83に書き込む。書き込み手段8
5は書き込みを終了すると同時に送信器87に終了信号
を送る。この終了信号を送信器87から送信し、キャッ
シュディスペンサー51の受信部512が受信して引き
出しの操作は終了する(ステップm〜S)。
【0034】このようにキャッシュディスペンサーと腕
時計の間で無線通信が3往復し、腕時計を用いて非接触
で簡単に利用者の口座から引き出しを行うことができ
る。この実施例においては引き出しのみを説明したが、
預入れができる構成にすることも可能である。
時計の間で無線通信が3往復し、腕時計を用いて非接触
で簡単に利用者の口座から引き出しを行うことができ
る。この実施例においては引き出しのみを説明したが、
預入れができる構成にすることも可能である。
【0035】図8は本発明に係る無線型料金支払いシス
テムの他の実施例を示す機能ブロック図である。このブ
ロック図は図1のバス乗車の際の支払いシステムにおい
て、腕時計にクレジット方式の自動引き落とし装置と度
数使用の即時払い方式の自動引き落とし装置の両方を備
えたものである。尚、ゲートより上位のものについては
図2と同一番号を付し、説明を省略する。また、この実
施例においては暗証番号を乗車時に照合する場合を説明
する。
テムの他の実施例を示す機能ブロック図である。このブ
ロック図は図1のバス乗車の際の支払いシステムにおい
て、腕時計にクレジット方式の自動引き落とし装置と度
数使用の即時払い方式の自動引き落とし装置の両方を備
えたものである。尚、ゲートより上位のものについては
図2と同一番号を付し、説明を省略する。また、この実
施例においては暗証番号を乗車時に照合する場合を説明
する。
【0036】図において、9は無線型腕時計、90はク
レジット方式の自動引き落とし装置または度数使用の即
時払い方式の自動引き落とし装置で、支払い方法を選択
することによっていずれかの装置が動作するものであ
る。91はクレジヅト方式の引き落としが選択された場
合は支払い用センサ21からの銀行コードなどのコード
信号及び暗証番号を受信し、度数使用の即時払い方式の
引き落としが選択された場合は銀行コードなどのコード
信号、暗証番号、支払い用センサ21からの読みだし要
求信号、及び新規の利用可能残高を受信する受信器であ
る。
レジット方式の自動引き落とし装置または度数使用の即
時払い方式の自動引き落とし装置で、支払い方法を選択
することによっていずれかの装置が動作するものであ
る。91はクレジヅト方式の引き落としが選択された場
合は支払い用センサ21からの銀行コードなどのコード
信号及び暗証番号を受信し、度数使用の即時払い方式の
引き落としが選択された場合は銀行コードなどのコード
信号、暗証番号、支払い用センサ21からの読みだし要
求信号、及び新規の利用可能残高を受信する受信器であ
る。
【0037】92は受信器91が受信した信号を解読す
る解読手段で、読みだし、書き込みの制御、データの転
送を行うものである。93は指定銀行のコードなどのID
コード、暗証番号、及び利用可能残高が格納されたメモ
リ、94は解読手段の制御信号に基づいてメモリ90内
のデータを読み出す読みだし手段、95は解読手段92
の制御信号に基づいて転送ざれたデータ、この場合新た
な利用可能残高をメモリ90に書き込む書き込み手段で
ある。
る解読手段で、読みだし、書き込みの制御、データの転
送を行うものである。93は指定銀行のコードなどのID
コード、暗証番号、及び利用可能残高が格納されたメモ
リ、94は解読手段の制御信号に基づいてメモリ90内
のデータを読み出す読みだし手段、95は解読手段92
の制御信号に基づいて転送ざれたデータ、この場合新た
な利用可能残高をメモリ90に書き込む書き込み手段で
ある。
【0038】96は受信されたコード信号及び暗証番号
と読み出されたIDコード及び暗証番号が一致している
かどうか調べる比較手段である。97はクレジット方式
の引き落としが選択された場合は、比較手段96の比較
結果による口座番号などのIDコードまたは不受理信号
を送信し、度数使用の即時払い方式の引き落としが選択
された場合は、比較手段96の比較結果によるOK信号
または不受理信号、支払い用センサ21の読みだし要求
による利用可能残高、及び書き込み手段95でメモリ9
0に書き込みを終了したことを支払い用センサ21に知
らせる書き込み終了信号を送信する送信器である。
と読み出されたIDコード及び暗証番号が一致している
かどうか調べる比較手段である。97はクレジット方式
の引き落としが選択された場合は、比較手段96の比較
結果による口座番号などのIDコードまたは不受理信号
を送信し、度数使用の即時払い方式の引き落としが選択
された場合は、比較手段96の比較結果によるOK信号
または不受理信号、支払い用センサ21の読みだし要求
による利用可能残高、及び書き込み手段95でメモリ9
0に書き込みを終了したことを支払い用センサ21に知
らせる書き込み終了信号を送信する送信器である。
【0039】ここで、解読手段92、メモリ93、読み
だし手段94、書き込み手段95及び比較手段96とで
信号処理部98を構成している。99はモード切換えス
イッチで、支払い方法を銀行引き落としの後払いのクレ
ジット方式にするか、予め銀行から引き出しておいたも
のを利用するごとにカウントダウンしていく度数使用の
即時払い方式にするかを選択するスイッチである。この
モード切換えスイッチ99は信号処理部98を制御し切
換えによって自動引き落とし装置にどちらの方法で引き
落としをさせるかを決定するものである。
だし手段94、書き込み手段95及び比較手段96とで
信号処理部98を構成している。99はモード切換えス
イッチで、支払い方法を銀行引き落としの後払いのクレ
ジット方式にするか、予め銀行から引き出しておいたも
のを利用するごとにカウントダウンしていく度数使用の
即時払い方式にするかを選択するスイッチである。この
モード切換えスイッチ99は信号処理部98を制御し切
換えによって自動引き落とし装置にどちらの方法で引き
落としをさせるかを決定するものである。
【0040】次に、図1、図8及び図9を用いて本発明
の動作を説明する。図9は図8の動作を示すブローチャ
ートである。尚、この実施例においては、予め腕時計の
メモリ内に現金に代わる度数を引き出してあるものとす
る。
の動作を説明する。図9は図8の動作を示すブローチャ
ートである。尚、この実施例においては、予め腕時計の
メモリ内に現金に代わる度数を引き出してあるものとす
る。
【0041】はじめに、銀行引き落としの後払いのクレ
ジット方式で支払うか、予めメモリ内に引き出しておい
て利用するごとにカウントダウンしていく度数使用の即
時払い方式で支払うかをモード切換えスイッチ99で選
択しておく。図1のバス6に乗車するためにゲート2に
入場し、ゲート2の図示されていないキーから暗証番号
を入力する。支払い用センサ21の送信部211はこの
暗証番号と、上位コンピュータ3から送られたこのバス
会社の登録銀行などを示すコード信号を腕時計9に無線
で送信する(ステップア〜ウ)。
ジット方式で支払うか、予めメモリ内に引き出しておい
て利用するごとにカウントダウンしていく度数使用の即
時払い方式で支払うかをモード切換えスイッチ99で選
択しておく。図1のバス6に乗車するためにゲート2に
入場し、ゲート2の図示されていないキーから暗証番号
を入力する。支払い用センサ21の送信部211はこの
暗証番号と、上位コンピュータ3から送られたこのバス
会社の登録銀行などを示すコード信号を腕時計9に無線
で送信する(ステップア〜ウ)。
【0042】自動引き落とし装置90の受信器91でこ
のコード信号と暗証番号を受信して解読手段92で解読
する。その後、解読手段92の制御信号に基づき読みだ
し手段94にメモリ90内のIDコードと暗証番号を読み
出させる。読みだし後比較手段96で受信ざれたコード
信号及び暗証番号と、メモリ96から読み出したIDコー
ド及び暗証番号とを一致しているかどうか比較する(ス
テップエ〜オ)。
のコード信号と暗証番号を受信して解読手段92で解読
する。その後、解読手段92の制御信号に基づき読みだ
し手段94にメモリ90内のIDコードと暗証番号を読み
出させる。読みだし後比較手段96で受信ざれたコード
信号及び暗証番号と、メモリ96から読み出したIDコー
ド及び暗証番号とを一致しているかどうか比較する(ス
テップエ〜オ)。
【0043】このとき、暗証番号または指定銀行のコー
ドが一致していなければこの腕時計9で支払いができな
いようになっている。これは、腕時計9を紛失した際に
悪用されないためである。ここでもし、暗証番号または
指定銀行のコードが一致しなければ、送信器97から不
受理信号を支払い用センサ21に送信する。支払い用セ
ンサ21の受信部212はこの信号を受信して上位コン
ピュータ3に乗車の不許可信号を送る。上位コンピュー
タ3はこの信号を受けてゲート2内のモータを駆動させ
ゲート2を閉しる。このゲート2が閉じられることによ
り利用者の乗車は不許可となる(ステップカ、セ〜
チ)。
ドが一致していなければこの腕時計9で支払いができな
いようになっている。これは、腕時計9を紛失した際に
悪用されないためである。ここでもし、暗証番号または
指定銀行のコードが一致しなければ、送信器97から不
受理信号を支払い用センサ21に送信する。支払い用セ
ンサ21の受信部212はこの信号を受信して上位コン
ピュータ3に乗車の不許可信号を送る。上位コンピュー
タ3はこの信号を受けてゲート2内のモータを駆動させ
ゲート2を閉しる。このゲート2が閉じられることによ
り利用者の乗車は不許可となる(ステップカ、セ〜
チ)。
【0044】もし、指定銀行のコード及び暗証番号が一
致しているときは、モード切換えスイッチ99によって
決定されるモードによって次の2通りの動作を行う。
致しているときは、モード切換えスイッチ99によって
決定されるモードによって次の2通りの動作を行う。
【0045】もし、銀行引き落としの後払いのクレジッ
ト方式で支払いをする場合は、口座番号などのIDコー
ドを送信器97から支払い用センサ21に送信する。支
払い用センサ21の受信部212はこの信号を受けて、
上位コンピュータ3に乗車の許可信号及びIDコードを
送る。上位コンピュータ3はこの許可信号を受けてゲー
ト2を開き入場を許可する。さらに、上位コンピュータ
3からバス会社のホストコンピュータ4にIDコードが送
られ、バス会社から指定銀行に利用料金と口座番号など
のIDコードか送られることによって、指定銀行の利用者
の口座から利用料金が引き落とされる。この引き落とさ
れた分の料金はバス会社の口座に預け入れられる。尚、
図2の実施例でも述べたが、通常料金引き落としは月一
度の指定日に行われる(ステップカ〜ス)。
ト方式で支払いをする場合は、口座番号などのIDコー
ドを送信器97から支払い用センサ21に送信する。支
払い用センサ21の受信部212はこの信号を受けて、
上位コンピュータ3に乗車の許可信号及びIDコードを
送る。上位コンピュータ3はこの許可信号を受けてゲー
ト2を開き入場を許可する。さらに、上位コンピュータ
3からバス会社のホストコンピュータ4にIDコードが送
られ、バス会社から指定銀行に利用料金と口座番号など
のIDコードか送られることによって、指定銀行の利用者
の口座から利用料金が引き落とされる。この引き落とさ
れた分の料金はバス会社の口座に預け入れられる。尚、
図2の実施例でも述べたが、通常料金引き落としは月一
度の指定日に行われる(ステップカ〜ス)。
【0046】もし、予め指定銀行から引き出しておいて
そこからカウントダウンしていく度数使用の即時払い方
式で支払う場合は、暗証番号及び指定銀行のコードが一
致した後に送信器97から利用可能を示すOK信号を送
信する。支払い用センサ21の受信部212はこのOK
信号を受けて上位コンピュータ3にこの信号を送る。そ
の後、上位コンピュータ3からの制御に基づき、支払い
用センサ21の送信部211から読みだし要求信号を送
信する(ステップカ、キ、ツ〜ト)。
そこからカウントダウンしていく度数使用の即時払い方
式で支払う場合は、暗証番号及び指定銀行のコードが一
致した後に送信器97から利用可能を示すOK信号を送
信する。支払い用センサ21の受信部212はこのOK
信号を受けて上位コンピュータ3にこの信号を送る。そ
の後、上位コンピュータ3からの制御に基づき、支払い
用センサ21の送信部211から読みだし要求信号を送
信する(ステップカ、キ、ツ〜ト)。
【0047】この読みだし要求信号を自動引き落とし装
置90の受信器91で受信し、解読手段92で解読す
る。この解読手段92の制御信号に基づき、読みだし手
段94でメモリ90内の利用可鮨残高を読み出す。読み
だし後送信器97から支払い用センサ21に利用可能残
高を送信する(ステップナ〜ヌ)。
置90の受信器91で受信し、解読手段92で解読す
る。この解読手段92の制御信号に基づき、読みだし手
段94でメモリ90内の利用可鮨残高を読み出す。読み
だし後送信器97から支払い用センサ21に利用可能残
高を送信する(ステップナ〜ヌ)。
【0048】この後、腕時計9側から送信された利用可
能残高を支払い用センサ21の受信部212で受信し、
上位コンピュータ3にこの利用可能残高を送る。利用者
の利用可能残高が送られると上位コンピュータ3は、ホ
ストコンピュータ4から送られた利用料金と利用者の利
用可能残高を比較する(ステップネ〜ノ)。
能残高を支払い用センサ21の受信部212で受信し、
上位コンピュータ3にこの利用可能残高を送る。利用者
の利用可能残高が送られると上位コンピュータ3は、ホ
ストコンピュータ4から送られた利用料金と利用者の利
用可能残高を比較する(ステップネ〜ノ)。
【0049】もし、利用可能残高が利用料金つまりバス
代より少なければ、上位コンピュータ3は残高不足とし
てゲート2を閉じて利用者の乗車を不許可とする(ステ
ップハ、ミ〜ム)。
代より少なければ、上位コンピュータ3は残高不足とし
てゲート2を閉じて利用者の乗車を不許可とする(ステ
ップハ、ミ〜ム)。
【0050】もし、利用可能残高が利用料金つまりバス
代より多ければ、利用可能残高から利用料金を差し引い
た新たな利用可能残高を上位コンピュータ3の制御に基
づき、支払い用センサ21の送信部211より送信す
る。このとき、差し引いた利用料金はホストコンピュー
タ4に送られバス会社の売り上げとなる。自動引き落と
し装置90の受信器91は新たな利用可能残高を受信
し、解読手段92で解読する。解読手段92の制御信号
に基づき書き込み手段95でメモリ90に新たな利用可
能残高を書き込む。書き込み終了後に書き込み手段95
から送信器97に終了信号を送り、送信器97は支払い
用センサ21にその終了信号を送信する。この終了信号
を支払い用センサ21の受信部212で受信し、上位コ
ンピュータ3に終了信号が送られ、ゲート2が開き乗車
が許可される(ステップハ〜マ)。
代より多ければ、利用可能残高から利用料金を差し引い
た新たな利用可能残高を上位コンピュータ3の制御に基
づき、支払い用センサ21の送信部211より送信す
る。このとき、差し引いた利用料金はホストコンピュー
タ4に送られバス会社の売り上げとなる。自動引き落と
し装置90の受信器91は新たな利用可能残高を受信
し、解読手段92で解読する。解読手段92の制御信号
に基づき書き込み手段95でメモリ90に新たな利用可
能残高を書き込む。書き込み終了後に書き込み手段95
から送信器97に終了信号を送り、送信器97は支払い
用センサ21にその終了信号を送信する。この終了信号
を支払い用センサ21の受信部212で受信し、上位コ
ンピュータ3に終了信号が送られ、ゲート2が開き乗車
が許可される(ステップハ〜マ)。
【0051】以上のような動作で腕時計9内の自動引き
落とし装置90によって料金の支払いが行われる。図1
0は図9の動作における信号の流れを示す図である。図
では、腕時計側とセンサ側の信号のやり取りのみを示し
たものである。図の(a)はクレジット方式の引き落と
しを選択した場合の信号の流れを示す図、(b)は度数
使用の即時払い方式の引き落としを選択した場合の信号
の流れを示す図である。クレジット方式では信号は1往
復、度数使用の即時払い方式では3往復するようになっ
ている。従ってクレジット方式のほうが処理速度が速い
ことが分かる。
落とし装置90によって料金の支払いが行われる。図1
0は図9の動作における信号の流れを示す図である。図
では、腕時計側とセンサ側の信号のやり取りのみを示し
たものである。図の(a)はクレジット方式の引き落と
しを選択した場合の信号の流れを示す図、(b)は度数
使用の即時払い方式の引き落としを選択した場合の信号
の流れを示す図である。クレジット方式では信号は1往
復、度数使用の即時払い方式では3往復するようになっ
ている。従ってクレジット方式のほうが処理速度が速い
ことが分かる。
【0052】以上図2、図6、及び図8に示した実施例
から分かるように料金の支払いを腕時計を用いて非接触
である無線で行うことができる。
から分かるように料金の支払いを腕時計を用いて非接触
である無線で行うことができる。
【0053】尚、実施例としてバス乗車時の料金の支払
いと銀行での引き出しを説明したが、例えば電車運賃の
支払い、遊園地での入園料の支払い、スキー場のリフト
乗車料金の支払い、そのほか買い物をした際の支払いな
ど、様々な場において利用することができる。また、支
払いを終了した際に腕時計から終了を知らせる音を出す
ような構造にしてもよい。さらにまた、腕時計等の携帯
可能端末に利用可能残高を表示するようにしてもよい。
いと銀行での引き出しを説明したが、例えば電車運賃の
支払い、遊園地での入園料の支払い、スキー場のリフト
乗車料金の支払い、そのほか買い物をした際の支払いな
ど、様々な場において利用することができる。また、支
払いを終了した際に腕時計から終了を知らせる音を出す
ような構造にしてもよい。さらにまた、腕時計等の携帯
可能端末に利用可能残高を表示するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、料金の支払いのクレジヅトカード、及び
現金に相当する度数自体を腕時計等の携帯可能媒体に搭
載できるようにしたために、今までの様々カードや現金
を持ち歩く必要がなくなり、いつも簡単に携帯すること
ができる。従って、時代のニーズであるキャッシュレス
化、クレジットカードの統合化に応えることかできる。
また、支払いは無線通信で行われるので、瞬時に支払い
を済ませることが可能になり、支払い所の無人化をはか
ることができる。さらに、支払い時に暗証番号を照合す
るようにしたために、紛失時の犯罪を肪止することがで
きる。
発明によれば、料金の支払いのクレジヅトカード、及び
現金に相当する度数自体を腕時計等の携帯可能媒体に搭
載できるようにしたために、今までの様々カードや現金
を持ち歩く必要がなくなり、いつも簡単に携帯すること
ができる。従って、時代のニーズであるキャッシュレス
化、クレジットカードの統合化に応えることかできる。
また、支払いは無線通信で行われるので、瞬時に支払い
を済ませることが可能になり、支払い所の無人化をはか
ることができる。さらに、支払い時に暗証番号を照合す
るようにしたために、紛失時の犯罪を肪止することがで
きる。
【図1】無線型料金支払いシステムの一実施例を示すシ
ステム構成図である。
ステム構成図である。
【図2】図1の腕時計内の機能ブロック図である。
【図3】図2の動作を示すフローチャートである。
【図4】トライポット型のターンバー方式のゲートを示
す構成図である。
す構成図である。
【図5】本発明に係る無線型料金支払いシステムの他の
実施例を示すシステム構成図である。
実施例を示すシステム構成図である。
【図6】図5の腕時計の機能ブロックである。
【図7】図6の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る無線型料金支払いシステムの他の
実施例を示す機能ブロック図である。
実施例を示す機能ブロック図である。
【図9】図8の動作を示すフローチャートである。
【図10】図9の動作における信号の流れを示す図であ
る。
る。
【符号の説明】 1、8、9…腕時計 10、80、90…自動引き落とし装置 11、81、91…受信器 12、82、92…解読手段 13、83、90…メモリ 14、84、94…読みだし手段 15、86、96…比較手段 16、87、97…送信器 85、95…書き込み手段 98…信号処理部 99…モード切換えスイッチ 2…ゲート 21、72…支払い用センサ 211、511…送信部 212、512…受信部 3…上位コンピュータ 4…ホストコンピュータ 5…指定銀行 51…キャッシュディスペンサー 6…バス 7…ターンバー方式ゲート 71…ターンバー
Claims (2)
- 【請求項1】キャッシュレスで料金を支払うシステムに
おいて、 支払い用センサとの間で無線通信を行い、この支払い用
センサを媒介として指定した銀行から利用料金をクレジ
ット方式で自動的に引き落とす自動引き落とし装置を搭
載した携帯可能媒体を有することを特徴とする無線型料
金支払いシステム。 - 【請求項2】前記自動引き落とし装置は、 前記支払い用センサからの無線信号を受け収る受信器
と、 この受信器が受けた信号を解読する解読手段と、 利用者のIDコードが記憶されたメモリと、 前記解読手段の制御信号に基づきメモリ内のIDコード
を読み出す読みだし手段と、 この読みだし手段により読み出されたコードと前記支払
い用センサから送られたコードを比較する比較手段と、 この比較手段の比鮫結果によりIDコードまたは不受理信
号を送信する送信器と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載の無線型料金
支払いシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10200940A JPH1173530A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 無線型料金支払いシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10200940A JPH1173530A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 無線型料金支払いシステム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21848090A Division JP2910185B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 無線型料金支払いシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1173530A true JPH1173530A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16432834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10200940A Pending JPH1173530A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 無線型料金支払いシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1173530A (ja) |
Cited By (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002042189A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-08 | Kenwood Corp | 無線装置を用いた乗車料金課金装置 |
KR100371411B1 (ko) * | 2000-10-11 | 2003-02-07 | 주식회사 케이디이컴 | 비접촉식 정액권 및 일회권을 이용한 버스 요금 징수시스템 |
JP2003513374A (ja) * | 1999-10-25 | 2003-04-08 | スワッチ・アーゲー | 特にコンタクトをもつ電気的に結合された読取りヘッドと、電磁的に結合されたコンタクトをもたないデバイスとの間にインターフェースを形成する通信デバイス |
JP2011154695A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-08-11 | Kenwood Corp | 無線装置を用いた乗車料金課金装置 |
JP2017517788A (ja) * | 2014-05-29 | 2017-06-29 | アップル インコーポレイテッド | 支払のためのユーザインターフェース |
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