JPH1161168A - グリース組成物 - Google Patents
グリース組成物Info
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- JPH1161168A JPH1161168A JP9231061A JP23106197A JPH1161168A JP H1161168 A JPH1161168 A JP H1161168A JP 9231061 A JP9231061 A JP 9231061A JP 23106197 A JP23106197 A JP 23106197A JP H1161168 A JPH1161168 A JP H1161168A
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Abstract
久性に優れるグリース組成物を提供することにある。 【解決手段】 本発明のグリース組成物は、特定のモリ
ブデンアミン化合物;特定の酸化防止剤;及び特定のジ
ンクジチオホスフェート、又は特定のジンクジチオカー
バメートを含有してなることを特徴とする。
Description
関する。
するFF車や4WDあるいは独立懸架方式のFR車等に
幅広く採用されている。CVJはエンジンの力を車輪に
伝える為に用いられるが、ハンドルを切った状態におい
ても円滑な動力伝達が必要とされる。この要求を満たす
為に、CVJは一般に、エンジン側に用いられる軸方向
にスライド可能なプランジング式ジョイントと、車輪側
に用いられる軸方向に固定された固定式ジョイントの組
み合わせから成っている。プランジングジョイントは、
往復動の転がりすべり運動による回転軸方向へのスライ
ド抵抗が発生する為、オートマチック車のアイドリング
時の振動、発進、加速時の車体の横揺れ、特定速度での
ビート音、こもり音等、車の騒音、振動問題が発生す
る。現在、より快適な、より静かな自動車が要求されて
いることより、振動低減は重要な課題となっている。そ
こで振動低減の為にジョイント自体の改良の他、ジョイ
ント内に充填されるグリースの改良も行われている。特
に、低振動と摩擦係数の間には相関関係があり、自動車
の省燃費化の促進等から、より低摩擦を与えるグリース
が求められている。
加剤として、二硫化モリブデン、硫黄−リン系添加剤、
鉛系添加剤等が用いられてきたが、現在では、大きなテ
ーマとなっている低振動性能を示すグリース、すなわち
低摩擦性能であるグリースの製造を目的として有機モリ
ブデン化合物が用いられている。
は、6価のモリブデン化合物とアミンを反応させたモリ
ブデンアミン化合物と、ジンクジチオホスフェートとエ
ーテル化合物を含有するグリース組成物が提案されてい
る。
は、低摩擦という点で十分とは言えず、未だ改善の余地
があった。近年、自動車の高出力化、高速化、CVJの
小型軽量化によるグリースの封入量の減少などにより、
グリースが使用される条件はより一層厳しくなってい
る。このような状況下、グリースは低摩擦性、耐摩耗性
に加え更なる耐久性能が求められている。従って、本発
明の目的は、低摩擦性、耐摩耗性及び耐久性に優れるグ
リース組成物を提供することにある。
び増稠剤からなる基グリースに、(A)成分として、6
価のモリブデン化合物を、下記一般式(1)
表わすが、同時に水素原子であることはない。)で表さ
れる1級又は2級アミンと反応させて得られるモリブデ
ンアミン化合物;(B)成分として、酸化防止剤;及び
(C)成分として、下記の一般式(2)
/3の数を表わす。)で表わされるジンクジチオホスフ
ェート、又は下記の一般式(3)
れるジンクジチオカーバメートを含有するグリース組成
物である。
リブデン化合物を、一般式(1)で表される1級又は2
級アミンと反応させて得られるモリブデンアミン化合物
である。6価のモリブデン化合物としては例えば、三酸
化モリブデン又はその水和物(MoO3・nH2O)、モ
リブデン酸(H2MoO4)、モリブデン酸ナトリウム、
モリブデン酸カリウム等のモリブデン酸金属塩(M2M
oO4;Mは金属原子)、モリブデン酸アンモニウム
[(NH4)2MoO4又は(NH4)6(Mo7O24)・4
H2O]、MoOCl4、MoO2Cl2、MoO2Br2、
Mo2O3Cl6等が挙げられるが、入手しやすい三酸化
モリブデン又はその水和物、モリブデン酸、モリブデン
酸金属塩、モリブデン酸アンモニウム等が好ましい。
炭化水素基であり、例えば、アルキル基、アルケニル
基、アルキルアリール基、シクロアルキル基、シクロア
ルケニル基等である。アルキル基としては例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、2級ブチル、ターシャリブチル、ペンチル、イソ
ペンチル、2級ペンチル、ネオペンチル、ターシャリペ
ンチル、ヘキシル、2級ヘキシル、ヘプチル、2級ヘプ
チル、オクチル、2−エチルヘキシル、2級オクチル、
ノニル、2級ノニル、デシル、2級デシル、ウンデシ
ル、2級ウンデシル、ドデシル、2級ドデシル、トリデ
シル、イソトリデシル、2級トリデシル、テトラデシ
ル、2級テトラデシル、ヘキサデシル、2級ヘキサデシ
ル、ステアリル、イコシル、ドコシル、テトラコシル、
トリアコンチル、2−ブチルオクチル、2−ブチルデシ
ル、2−ヘキシルオクチル、2−ヘキシルデシル、2−
オクチルデシル、2−ヘキシルドデシル、2−オクチル
ドデシル、2−デシルテトラデシル、2−ドデシルヘキ
サデシル、2−ヘキサデシルオクタデシル、2−テトラ
デシルオクタデシル、モノメチル分枝−イソステアリル
等が挙げられる。
リル、プロペニル、イソプロペニル、ブテニル、イソブ
テニル、ペンテニル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘ
プテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセ
ニル、ドデセニル、テトラデセニル、オレイル等が挙げ
られる。
ニル、トルイル、キシリル、クメニル、メシチル、ベン
ジル、フェネチル、スチリル、シンナミル、ベンズヒド
リル、トリチル、エチルフェニル、プロピルフェニル、
ブチルフェニル、ペンチルフェニル、ヘキシルフェニ
ル、ヘプチルフェニル、オクチルフェニル、ノニルフェ
ニル、デシルフェニル、ウンデシルフェニル、ドデシル
フェニル、α−ナフチル、β−ナフチル基等が挙げられ
る。
しては例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチル、メチルシクロペンチル、メチルシクロヘキ
シル、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニル、シク
ロヘキセニル、シクロヘプテニル、メチルシクロペンテ
ニル、メチルシクロヘキセニル、メチルシクロヘプテニ
ル基等が挙げられる。
とはなく、R1及びR2は共に炭化水素基であることが好
ましく、炭素数8〜18のアルキル基、アルケニル基又
はアリール基であることがより好ましい。
モリブデン、モリブデン酸、モリブデン酸塩等の6価の
モリブデン化合物と、1級又は2級のアミンの塩であっ
て、例えば特開昭61−285293号に記載されたよ
うに、6価のモリブデン化合物と、1級又は2級のアミ
ンを室温から100℃の間で反応させることにより得る
ことができる。
れない。但し、実用的な摩擦低減効果を発揮させるため
にはある程度の量を配合したほうが好ましく、一方あま
り大量に配合するとスラッジ発生の原因になる場合もあ
るため、(A)成分の配合量は基グリースに対して0.
01〜20重量%が好ましく、0.05〜10重量%が
より好ましく、0.1〜5重量%が更に好ましい。
酸化防止剤としては、フェノール系、アミン系等のラジ
カル捕捉型酸化防止剤、硫黄系、リン系、金属系等の過
酸化物分解型酸化防止剤等が挙げられる。本発明の
(C)成分であるジンクジチオホスフェート又はジンク
ジチオカーバメートが過酸化物分解型の酸化防止剤とし
ても作用するため、(B)成分としてはフェノール系、
アミン系等のラジカル捕捉型酸化防止剤が好ましい。
ドフェノール系酸化防止剤と称されているものであり、
一般式(4)で表わされる置換基を1分子中に1つ以上
有している化合物が好ましい:
はR7の置換数であり1〜4の数を表わす。m個あるR7
は各々独立で、同一でも異なってもよい。又、R3のう
ち1つ以上はターシャリブチル基であるのが好ましく、
R7の置換位は、水酸基に対して2位又は6位が好まし
い。一般式(4)中の結合末端の位置は、水酸基に対し
て2位又は4位が好ましい。
フェノール系酸化防止剤としては、具体的には例えば、
2,6−ジ−tert.-ブチルフェノール、2,6−ジ−te
rt.-ブチル−p−クレゾール、2,6−ジ−tert.-ブチ
ル−4−エチルフェノール、2,4−ジメチル−6−te
rt.-ブチルフェノール、4,4’−メチレンビス(2,
6−ジ−tert.-ブチルフェノール)、4,4’−ビス
(2,6−ジ−tert.-ブチルフェノール)、2,2’−
メチレンビス(4−メチル―6−tert.-ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−エチル―6−ter
t.-ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス
(3−メチル−6−tert.-ブチルフェノール)、2,4
−ジ−tert.-ブチル−フェニル−3,5−ジ−tert.-ブ
チル−4−ヒドロキシベンゾエート、2,2’−メチレ
ンビス(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノー
ル)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキ
シ−5−tert.-ブチルフェニル)ブタン、テトラキス
[メチレン−3−(3,5−ジ−tert.-ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,1’
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
2,6−ビス(2’−ヒドロキシ−3’−tert.-ブチル
−5’−メチルベンジル)4−メチルフェノール、ビス
[3,3−ビス(4’−ヒドロキシ−3’−tert.-ブチ
ル−フェノール)ブタン酸]グリコールエーテル、ビス
[2−(2−ヒドロキシ−5−メチル−3−tert.-ブチ
ルベンジル)−4−メチル−6−tert.-ブチルフェニ
ル]フタレート、2,2−ジヒドロキシ−3,3’−ジ
(α―メチル−シクロヘキシル)−5,5’−ジメチル
ジフェニルメタン、3−tert.-ブチル−4−ヒドロキシ
アニソール、2−tert.-ブチル−4−ヒドロキシアニソ
ール、2,5−ジ−tert.-ブチルハイドロキノン、2,
5−ジ−tert.-ペンチルハイドロキノン、ビスフェノー
ルA、アルキル化ビスフェノールA、ポリアルキル化ビ
スフェノールA等の他、
チル基を表わし、Rは1価の炭化水素基を表わし、R’
は2価の炭化水素基を表わす。)等が挙げられる。
含むフェノール系酸化防止剤としては例えば、4,4’
−チオビス(3−メチル−6−tert.-ブチルフェノー
ル)、4,4’−チオビス(2−メチル−6−tert.-ブ
チルフェノール)、2,6−ジ−tert.-ブチル−α―ジ
メチルアミノ−p−クレゾール、トリス[(3,5−ジ
−tert.-ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニ
ル−オキシエチル]イソシアヌレート、トリス(3,5
−ジ−tert.-ブチル−4−ヒドロキシフェニル)イソシ
アヌレート、1,3,5−トリス(3’,5’−ジ−te
rt.-ブチル−ブチル−4−ヒドロキシベンゾイル)イソ
シアヌレート、ビス[2−メチル−4−(3−n−アル
キルチオプロピオニルオキシ)−5−tert.-ブチルフェ
ニル]スルフィド、1,3,5−トリス(4−ジ−tert.
-ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジ
ル)イソシアヌレート、テトラフタロイル−ジ(2,6
−ジメチル−4−tert.-ブチル−3−ヒドロキシベンジ
ルスルフィド)、6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−
tert.-ブチルアニリノ)−2,4−ビス(オクチルチ
オ)−1,3,5−トリアジン、2,2−チオ−[ジエ
チル−ビス−3−(3,5−ジ−tert.-ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)]プロピオネート、N,N’−ヘキ
サメチレンビス(3,5−ジ−tert.-ブチル−4−ヒド
ロキシ−ヒドロシナミド)、3,5−ジ−tert.-ブチル
−4−ヒドロキシ−ベンジル−リン酸ジエステル、ビス
(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert.-ブチルベン
ジル)サルファイド等が挙げられる。
フェニルアミン、アルキル置換フェニルアミン、ナフチ
ルアミン、アルキル置換ナフチルアミン、フェノチアジ
ン、アルキル置換フェノチアジン、N−アルキル置換フ
ェノチアジン、フェノセレナジン、アルキル置換フェノ
セレナジン、N−アルキル置換フェノセレナジン、カル
バゾール、アルキル置換カルバゾール、N−アルキル置
換カルバゾール、ピリジン、アルキル置換ピリジン、N
−アルキル置換ピリジン、キノリン、アルキル置換キノ
リン、N−アルキル置換キノリン、ベンジジン、アルキ
ル置換ベンジジン、N−アルキル置換ベンジジン、アク
リジン、アルキル置換アクリジン、N−アルキル置換ア
クリジン、これらの誘導体等が含まれる。アミン系酸化
防止剤としては特に芳香族アミンが好ましい。具体的に
は例えば、1−ナフチルアミン、フェニル−1−ナフチ
ルアミン、p−オクチルフェニル−1−ナフチルアミ
ン、p−ノニルフェニル−1−ナフチルアミン、p−ド
デシルフェニル−1−ナフチルアミン、フェニル−2−
ナフチルアミン、アルドール−α―ナフチルアミン等の
ナフチルアミン誘導体;N,N’−ジイソプロピル−p
−フェニレンジアミン、N,N’−ジイソブチル−p−
フェニレンジアミン、N,N’−ジフェニル−p−フェ
ニレンジアミン、N,N’−ジ−β―ナフチル−p−フ
ェニレンジアミン、N,N’−ビス(1−メチル−ヘプ
チル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1
−エチル−3−メチル−ペンチル)−p−フェニレンジ
アミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ(1−メチ
ル−プロピル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−
ビス(1,4−ジメチル−ペンチル)−p−フェニレン
ジアミン、N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フ
ェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N’−フェニ
ル−p−フェニレンジアミン、N−1,3−ジメチルブ
チル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、ジオ
クチル−p−フェニレンジアミン、フェニルヘキシル−
p−フェニレンジアミン、フェニルオクチル−p−フェ
ニレンジアミン、4,4’−テトラメチルジアミノジフ
ェニルメタン等のフェニレンジアミン誘導体;ジピリジ
ルアミン、ジフェニルアミン、p,p’−ジ−n−ブチ
ルジフェニルアミン、p,p’−ジ−tert.―ブチルジ
フェニルアミン、p,p’−ジ−tert.―ペンチルジフ
ェニルアミン、p,p’−ジイソボニルジフェニルアミ
ン、p,p’−ジオクチルジフェニルアミン、p,p’
−ジノニルジフェニルアミン、p,p’−ジデシルジフ
ェニルアミン、p,p’−ジドデシルジフェニルアミ
ン、p,p’−ジスチリルジフェニルアミン、p,p’
−ジメトキシジフェニルアミン、4,4’−ビス(4−
α,α―ジメチルベンゾイル)ジフェニルアミン、p−
イソプロポキシジフェニルアミン等のジフェニルアミン
誘導体の他、メチルベンジルフェニル尿素、4,4’−
メチレンビス(N,N’−ジメチルアニリン)、1,4
−ジアミノ(2−ブチル)ベンゼン、N−n−ブチル−
p−アミノフェノール、p−メンチル−3−o−アミノ
ベンゾエート、フェノチアジン等が挙げられる。
リルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロピ
オネート、ジステアリルチオジプロピオネート、ラウリ
ルステアリルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオ
ジプロピオネート、ジステアリル−β,β’−チオジブ
チレート、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メ
ルカプトメチルベンズイミダゾール、2−ベンズイミダ
ゾールジスルフィド、ジラウリルサルファイド、アミル
チオグリコレート等が挙げられる。
ェニルホスファイト、トリノニルフェニルホスファイ
ト、トリイソデシルホスファイト、ジフェニルイソデシ
ルホスファイト、フェニルジイソトリデシルホスファイ
ト、トリオクタデシルホスファイト、トリデシルホスフ
ァイト、ジフェニルノニルフェニルホスファイト、トリ
ラウリルトリチオホスファイト、トリス(シクロヘキシ
ルフェニル)ホスファイト、ビス(2−エチルヘキシ
ル)ホスファイト、ジイソデシルペンタエリスリトール
ジホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジ
ホスファイト、テトラフェニルジプロピレングリコール
ジホスファイト等が挙げられる。
カーバメート、ジンク−2−メルカプトベンズイミダゾ
ール等が挙げられる。
(2)で表わされるジンクジチオホスフェート及び一般
式(3)で表わされるジンクジチオカーバメートは含ま
ないものとする。
れない。但し、基グリースや他の添加剤の酸化劣化を防
止して摩擦低減効果を長期間持続させるためには、
(B)成分の配合量は基グリースに対して0.1〜20
重量%が好ましく、0.5〜10重量%がより好まし
く、1〜5重量%が更に好ましい。
わされるジンクジチオホスフェート又は一般式(3)で
表わされるジンクジチオカーバメートである。一般式
(2)において、R3及びR4は炭化水素基である。又、
前述のR1及びR2と同じく、アルキル基、アルケニル
基、アリール基等が好ましい。これらの中でも、炭素数
3〜14のアルキル基が好ましい。aは0〜1/3であ
り、a=0の場合、中性ジンクジチオホスフェートと呼
ばれ、a=1/3の場合、塩基性ジンクジチオホスフェ
ートと呼ばれる。
ートは、例えば特公昭48−37251号に示す方法で
製造することができる。即ち、P2S5と所望のアルコー
ルを反応させてアルキル置換ジチオリン酸を生成し、そ
れを酸化亜鉛で中性化あるいは塩基性化し、亜鉛塩を形
成させることにより製造される。
炭化水素基である。又、前述のR1及びR2と同じく、ア
ルキル基、アルケニル基、アリール基等が好ましい。こ
れらの中でも、炭素数3〜14のアルキル基が好まし
い。
れるジンクジチオホスフェート及び一般式(3)で表わ
されるジンクジチオカーバメートを併用してもよい。
又、R3及びR4の異なる2種以上のジンクジチオホスフ
ェート又はR5及びR6の異なる2種以上のジンクジチオ
カーバメートを併用してもよい。
れない。但し、実用的な摩擦低減効果及び酸化防止効果
を発揮させるためにはある程度の量を配合したほうが好
ましく、一方あまり大量に配合するとスラッジ発生の原
因になる場合もあるため、(C)成分の配合量は基グリ
ースに対して0.1〜20重量%が好ましく、0.5〜1
0重量%がより好ましく、1〜5重量%が更に好まし
い。
構成される。基油は、鉱油と合成油に大別される。鉱油
は、天然の原油から分離されるものであり、これを適当
に蒸留、精製等を行って製造される。鉱油の主成分は炭
化水素(多くはパラフィン類である)であり、その他ナ
フテン分、芳香族分等を含有している。これらを水素化
精製、溶剤脱れき、溶剤抽出、溶剤脱ろう、接触脱ろ
う、水素化分解、硫酸洗浄、白土処理等の精製を行う
と、芳香族分、硫黄分、窒素分等を除去することが可能
である。現在の技術では、これらの不純分は痕跡量以下
に除去することが可能であるが、芳香族分は潤滑油添加
剤を溶解しやすくさせる効果があるため、3〜5重量%
程度残存させる場合もある。例えば、現在使用されてい
る高度精製鉱油中の硫黄分、窒素分は0.01重量%以
下であり、場合によっては0.005重量%以下であ
る。又、芳香族分は1重量%以下、場合によっては0.
05重量%以下のものもあれば3重量%程度残存してい
るものもある。
油であって、例えばポリ−α−オレフィン、ポリイソブ
チレン(ポリブテン)、ジエステル、ポリオールエステ
ル、リン酸エステル、ケイ酸エステル、ポリアルキレン
グリコール、ポリフェニルエーテル、シリコーン、フッ
素化化合物、アルキルベンゼン等が挙げられる。これら
の中でも、ポリ−α−オレフィン、ポリイソブチレン
(ポリブテン)、ジエステル、ポリオールエステル等は
汎用的に使用することができ、内燃機関油や加工油等に
好ましく使用することができる。
−ヘキセン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、
1−ドデセン、1−テトラデセン等をポリマー化又はオ
リゴマー化したもの或いはこれらを水素化したもの等が
挙げられる。ジエステルとしては例えば、グルタル酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸
等の2塩基酸と、2−エチルヘキサノール、オクタノー
ル、デカノール、ドデカノール、トリデカノール等のア
ルコールのジエステル等が挙げられる。ポリオールエス
テルとしては例えば、ネオペンチルグリコール、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ジペンタエ
リスリトール、トリペンタエリスリトール、或いはこれ
らのアルキレンオキサイド付加物等のポリオールと、酪
酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ピバル酸、カプリ
ン酸、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の脂
肪酸とのエステル等が挙げられる。
るため、単一物質か同族体の混合物である。従って、例
えばポリ−α−オレフィン、ポリイソブチレン(ポリブ
テン)、ジエステル、ポリオールエステル等の合成油
は、鉱油中に含まれる不純物であるベンゼンや多環縮合
型の芳香族成分、チオフェン等の硫黄分、インドール、
カルバゾール等の窒素分等は含まれていない。
ス石鹸系増稠剤、有機非石鹸系増稠剤、無機非石鹸系増
稠剤等が挙げられる。石鹸系増稠剤としては例えば、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、12−ヒドロキシステアリン酸、アラキン酸、ベヘ
ン酸、ゾーマリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、リシノレイン酸等の高級脂肪酸とアルミニウム、
バリウム、カルシウム、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム等の塩基を反応させた石鹸や、上記脂肪酸と塩基に更
に酢酸、安息香酸、セバシン酸、アゼライン酸、リン
酸、ホウ酸等を反応させたコンプレックス石鹸増稠剤等
が挙げられる。
メート系増稠剤、ウレア系増稠剤、ポリテトラフルオロ
エチレン、フルオロ化エチレン−プロピレン共重合体等
のフッ素系等が挙げられるが、ウレア系増稠剤が好まし
い。ウレア系増稠剤としては、モノイソシアネートとモ
ノアミンを反応させたモノウレア系化合物、ジイソシア
ネートとモノアミンを反応させたジウレア系化合物、ジ
イソシアネートとモノアミンとモノオールを反応させた
ウレアウレタン系化合物、ジイソシアネートとジアミン
とモノイソシアネートを反応させたテトラウレア系化合
物等が挙げられる。モノイソシアネートとしては例え
ば、メチルイソシアネート、エチルイソシアネート、ブ
チルイソシアネート、プロピルイソシアネート、ヘキシ
ルイソシアネート、オクチルイソシアネート、ラウリル
イソシアネート、オクタデシルイソシアネート、シクロ
ヘキシルイソシアネートフェニルイソシアネート、トリ
レンイソシアネート等が挙げられる。ジイソシアネート
としては例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、2,2’
−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネ
ート、ビフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメチ
ルビフェニルジイソシアネート等が挙げられる。モノア
ミンとしては例えば、オクチルアミン、ノニルアミン、
デシルアミン、ラウリルアミン、トリデシルアミン、ミ
リスチルアミン、パルミチルアミン、ステアリルアミ
ン、オレイルアミン、フェニルアミン、トルイルアミ
ン、シクロヘキシルアミン等が挙げられる。ジアミンと
しては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、フェニ
レンジアミン、ジアミノジフェニルメタン等が挙げられ
る。モノオールとしては例えば、ブタノール、ヘキサノ
ール、2−エチルヘキサノール、オクタノール、デカノ
ール、ラウリルアルコール、トリデカノール、ミリスチ
ルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアル
コール、オレイルアルコール、フェノール、クレゾー
ル、シクロヘキサノール等が挙げられる。
モリロナイト、ベントナイト、シリカエアロゲル、窒化
ホウ素等が挙げられる。
た2種以上を組み合わせてもよい。増稠剤の量は特に限
定されるものではないが、基油と増稠剤からなる基グリ
ースに対して通常3〜40重量%、好ましくは5〜20
重量%である。
じて油性剤、摩擦緩和剤、極圧剤、酸化防止剤、清浄
剤、分散剤、粘度指数向上剤、消泡剤、防錆剤、流動点
降下剤等の公知の各種添加剤を加えることができる。例
えば、油性剤としてはカプリン酸、カプロン酸、カプリ
ル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、リノール酸、リノ
レン酸等の脂肪酸、ラウリルアルコール、ミリスチルア
ルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、オレイルアルコール等のアルコール、ラウリルアミ
ン、ミリスチルアミン、パルミチルアミン、ステアリル
アミン、オレイルアミン等のアミン、ラウリルアミド、
ミリスチルアミド、パルミチルアミド、ステアリルアミ
ン、オレイルアミン等のアミド等が挙げられる。
ジ、トリ)グリセリド、カプロン酸(モノ、ジ、トリ)
グリセリド、カプリル酸(モノ、ジ、トリ)グリセリ
ド、ラウリン酸(モノ、ジ、トリ)グリセリド、ミリス
チン酸(モノ、ジ、トリ)グリセリド、パルミチン酸
(モノ、ジ、トリ)グリセリド、ステアリン酸(モノ、
ジ、トリ)グリセリド、オレイン酸(モノ、ジ、トリ)
グリセリド等のエステル類、ポリオールエーテル、ポリ
エーテル、硫化オキシモリブデンジアルキルジチオカー
バメート、硫化オキシモリブデンジアルキルジチオホス
フェート等の金属塩系等が挙げられる。
ホスフェート、ヘキシル(チオ、ジチオ)ホスフェー
ト、オクチル(チオ、ジチオ)ホスフェート、2−エチ
ルヘキシル(チオ、ジチオ)ホスフェート、ノニル(チ
オ、ジチオ)ホスフェート、デシル(チオ、ジチオ)ホ
スフェート、ラウリル(チオ、ジチオ)ホスフェート、
ミリスチル(チオ、ジチオ)ホスフェート、パルミチル
(チオ、ジチオ)ホスフェート、ステアリル(チオ、ジ
チオ)ホスフェート、オレイル(チオ、ジチオ)ホスフ
ェート、フェニル(チオ、ジチオ)ホスフェート、クレ
ジル(チオ、ジチオ)ホスフェート等の(チオ、ジチ
オ)リン酸系、単体硫黄、硫化オレフィン、硫化パラフ
ィン、硫化ポリオレフィン、硫化ラード、硫化魚油、硫
化鯨油、硫化大豆油、硫化ピネン油、硫化アルキルフェ
ノール、ジチオカルバミン酸エステル、ジアルキルポリ
スルフィド、ジベンジルジスルフィド、ジフェニルジス
ルフィド、ポリフェニレンスルフィド、ジ―ターシャリ
ブチルジスルフィド、ポリオレフィンポリスルフィド、
硫化フェノール、アルキルメルカプタン、アルキルスル
ホン酸、テトラアルキルチウラムジスルフィド、1,
3,4−チアジアゾール等の無灰硫黄系等が挙げられ
る。
ネート、カルシウムフェネート、カルシウムサリシレー
ト、マグネシウムスルホネート、マグネシウムフェネー
ト、マグネシウムサリシレート、バリウムスルホネー
ト、バリウムフェネート、バリウムサリシレート等が挙
げられる。分散剤としては例えば、ポリアルケニルコハ
ク酸イミド、ポリアルケニルコハク酸イミドホウ素化
物、ベンジルアミン等が挙げられる。粘度指数向上剤と
しては例えば、ポリ(メタ)アクリレート、ポリイソブ
チレン、ポリスチレン、エチレン−プロピレン共重合
体、スチレン−イソブチレン共重合体等が挙げられる。
金属含量は200ppm以下であることが好ましく、1
00ppm以下であることがより好ましい。グリース組
成物中にアルカリ金属が混入する場合とは、一般に基油
の分離、精製、合成工程において触媒、原料等としてア
ルカリ金属を用いた場合にこれらの除去が完全に行われ
ていなかった場合や、グリース添加剤の合成工程におい
ても、原料、触媒としてアルカリ金属あるいはその塩が
用いられる場合が多く、それらが完全に除去されていな
い場合が挙げられる。更に、さび止め剤として亜硝酸ソ
ーダやナトリウムスルホネートを用いたり、清浄分散剤
としてアルカリ金属化合物を添加する場合等も挙げられ
る。
ユニバーサルジョイント、トルクリミッタ、自動車用等
速ジョイント(CVJ)、ボールジョイント、ホイール
ベアリング、等速ギヤ及び変速ギヤ等に用いることがで
きる。
明する。尚、以下の実施例中、部及び%は特に記載がな
い限り重量基準である。 <基グリース> (基グリース1)100℃での動粘度が15mm2/秒
である鉱油中で、2モルのジフェニルメタン−4,4’
−ジイソシアネートと2モルのオクチルアミン及び1モ
ルのエチレンジアミンとを反応させ、生成したウレア化
合物の含量が20%となるように均一に分散して基グリ
ース1を得た。 (基グリース2)100℃での動粘度が15mm2/秒
である鉱油中で、12−ヒドロキシステアリン酸リチウ
ムを石鹸含量が9%となるように均一に分散させ基グリ
ース2を得た。 (基グリース3)100℃での動粘度が15mm2/秒
である鉱油中に、リン酸三カルシウムを含量25%とな
るように均一に分散させ基グリース3を得た。 (基グリース4)100℃での動粘度が20mm2/秒
であるポリ―α―オレフィンを用いた以外は基グリース
1と同じ方法で調整して基グリース4を得た。
ン1モルを水540mlに分散させ、50〜60℃に保
ちつつ2モルのジイソトリデシルアミンを1時間で滴下
し、更に1時間同温度で熟成した。この後水層を分離除
去し、淡青色オイル状のモリブデンアミン化合物1を合
成した。尚、一般式(1)中のR1及びR2はイソトリデ
シル基である。 (Mo−アミン化合物2)三酸化モリブデン1モルをモ
リブデン酸アンモニウム1モルに、ジトリデシルアミン
2モルをジベンジルアミン2モルに代えた以外はモリブ
デンアミン化合物1と同様に合成してモリブデンアミン
化合物2を得た。尚、一般式(1)中のR1及びR2はベ
ンジル基である。
t.−ブチルフェノール) (酸化防止剤2)4,4’−メチレンビス(2,6−ジ
―tert.−ブチルフェノール) (酸化防止剤3)2,6−ジ―tert.−ブチルフェ
ノール (酸化防止剤4)フェニル―1−ナフチルアミン
る。 (ジンクジチオカーバメート:ZnDTC1) R5=R6=2−エチルヘキシル基 (ジンクジチオカーバメート:ZnDTC2) R5=R6=ペンチル基 (ジンクジチオカーバメート:ZnDTC3) R5=R6=イソトリデシル基
し、摩擦係数及び摩耗痕径を測定した。摩擦係数及び摩
耗痕径の測定はSRV摩擦係数測定試験機を用いて下記
のとおりに行った。試験条件はシリンダ−オンプレ−ト
の点接触条件で行った。即ち、上部ボール(φ10m
m)をプレ−ト(φ24×6.85mm)上にセット
し、往復振動させ、2時間後に摩擦係数を測定した。そ
の後、ボールの摩耗痕径を目盛り付き顕微鏡で測定し
た。尚、試験に使用したボール及びプレートの材質は両
者共SUJ−2であった。試験条件は荷重:100N、
温度:200℃、振幅:1.5mm、サイクル:50H
zで行った。
り。尚、配合量は%、摩耗痕径の測定結果はX軸方向の
長さとY軸方向の長さの和(mm)で表わした。
び耐久性に優れるグリース組成物を提供したことにあ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 基油及び増稠剤からなる基グリースに、
(A)成分として、6価のモリブデン化合物を、下記一
般式(1) 【化1】R1−NH−R2 (1) (式中、R1及びR2は水素原子及び/又は炭化水素基を
表わすが、同時に水素原子であることはない。)で表さ
れる1級又は2級アミンと反応させて得られるモリブデ
ンアミン化合物;(B)成分として、酸化防止剤;及び
(C)成分として、下記の一般式(2) 【化2】 (式中、R3及びR4は炭化水素基を表わし、aは0〜1
/3の数を表わす。)で表わされるジンクジチオホスフ
ェート、又は下記の一般式(3) 【化3】 (式中、R5及びR6は炭化水素基を表わす。)で表わさ
れるジンクジチオカーバメートを含有するグリース組成
物。 - 【請求項2】 6価のモリブデン化合物が、三酸化モリ
ブデン又はその水和物、モリブデン酸、モリブデン酸金
属塩若しくはモリブデン酸アンモニウムである、請求項
1記載のグリース組成物。 - 【請求項3】 酸化防止剤が、フェノール系酸化防止剤
又はアミン系酸化防止剤である、請求項1又は2記載の
グリース組成物。 - 【請求項4】 酸化防止剤が、下記の一般式(4) 【化4】 (式中、R7は炭化水素基を表わし、mは1〜4の数を
表わす。)で表わされる置換基を有するフェノール系酸
化防止剤、又は芳香族アミン系酸化防止剤である、請求
項1乃至3の何れか1項記載のグリース組成物。
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