【発明の詳細な説明】
紫外発光ダイオード及び紫外励起可視光放射蛍光体を含む
可視発光ディスプレイ及び該デバイスの製造方法
発明の背景
本発明は、ディスプレイ及びランプのような発光デバイスに関するものであり
、特に蛍光体を含むこのようなデバイスに関するものである。
けい光表示スクリーンを用いる最も広く知られている表示デバイスはテレビジ
ョンやコンピュータモニタに使用されているカラー陰極線管であろう。使用され
ている蛍光体は陰極ルミネッセンス、即ち管のネック部内の電子銃からの陰極線
により励起しうるものである。陰極線の可視光への変換はかなり強いエネルギー
を必要とし、代表的には20〜30kVの動作電圧が使用されている。更に、こ
の変換は管の密封ガラス容器により維持した心空中で行う必要がある。
用途を広げるために、慣例の陰極線管を平坦化する試みがなされている。しか
し、これまでに最も成功したフラットディスプレイデバイスの実現例は液晶ディ
スプレイ(LCD)である。LCDは、低エネルギー消費であるとともに真空環
境を必要としないために、携帯コンピュータや、時計、電卓及び計器パネルのよ
うな他の専用表示目的に広く使用されている。
しかし、LCDにも欠点がある。例えば、LCDコンピュータスクリーンの、
色、輝度及びコントラストのような表示特性は視野角に依存するが、蛍光スクリ
ーンの表示特性はこのような角度依存性を有しない。
蛍光体を含むランプも既知である。例えば、慣例の蛍光ランプはランプのガラ
ス容器の内表面上に紫外励起蛍光体の被膜を有する。点灯中、ランプ内のHgが
紫外線を放出し、この紫外線が蛍光体被膜から可視光を放射させる。しかし、C
RTと同様に、このようなランプも紫外放出に好適な環境(Hg蒸気)を維持す
るためにガラス容器を必要とする。
LEDからの可視(青色)光をLEDに結合した蛍光スクリーンにより増強す
るようにした発光デバイス(特願平7−176794号の抄録)又はLEDから
の可視(青色)光をLEDをカプセル封止する合成樹脂内に含浸させた蛍光染料
により増強する発光デバイス(特願平5−152609号の抄録)が既知である
。
特願昭62−189770号の抄録に記載された表示デバイスは赤外発光LE
Dと、赤外線を可視光に変換する蛍光層とを含む。このような長波長−短波長エ
ネルギー変換は効率が非常に悪い。
発明の目的及び概要
従って、本発明の目的は、エネルギー効率のよい蛍光体に基づく発光デバイス
を提供するにある。
本発明の他の目的は、動作のために真空環境を必要としないこのような発光デ
バイスを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、フラット又は薄い断面を有するこのような発光デバ
イスを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、上述の目的の少なくとも一つを満足するカラー表示
デバイスを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、上述の目的の少なくとも一つを満足するランプを提
供することにある。
本発明の第1の特徴によれば、1つ以上の紫外励起可視光放射蛍光体からなる
蛍光スクリーンと、該蛍光スクリーンからの可視光放射を励起する紫外線源とを
具える可視発光デバイスにおいて、前記紫外線源がGaNを主成分とする少なく
とも1つの発光ダイオード(LED)又はレーザからなることを特徴とする。
本発明の一実施例では、LEDを単結晶基板上の多層エピタキシャル構造とし
、該構造は基板上の第1導電型の第1のGaN接点層と、該接点層上の第1導電
型の第1のInxAlyGa1-x-yNクラッド層と、該第1のクラッド層上のAly
Ga1-yNの活性層と、該活性層上の第2導電型の第2のInxAlyGa1-x-yN
クラッド層と、該第2のクラッド層上の第2導電型の第2のGaN接点層と、該
第2の接点層の上面上の上部金属接点層とを具える。
本発明の好適実施例では、第1導電型はn型、第2導電型はp型であり、第1
の接点層はn+型GaNであり、第1のクラッド層はn型のInxAlyGa1-x- y
Nであり、第2のクラッド層はp型のInxAlyGa1-x-yNであり、第
2の接点層はp+型GaNである。
活性領域はシングル量子井戸構造又はマルチ量子井戸構造とすることができる
。基板をサファイヤ、炭化シリコン又は酸化亜鉛のような、可視光に対し透過性
の材料からなるものとし、蛍光スクリーンを基板の上に、又は基板に隣接して設
ける。また、上部金属接点層を可視光に対し透過性にし、蛍光スクリーンをこの
上部接点層の上に、又はこの上部接点層に隣接して設けることもできる。
本発明の好適実施例では、LEDは、一方のクラッド層とその接点層との間に
位置する少なくとも1つの分布型ブラッグレフレクタ(DBR)領域により構成
される共振空胴(RC)を含むものとする。第2のDBR領域を他方のクラッド
層とその接点層との間に位置させることができる。変形例では、上部金属接点層
として反射性金属層を用いる。2つの反射表面間の距離が共振空胴の幅を決定す
る。代表的には、この幅を約λ/2nとし、活性領域を空胴の波腹に位置させる
。
本発明の他の特徴によれば、発光デバイスがディスプレイデバイスであって、
その蛍光スクリーンが蛍光素子のアレイを具え、該アレイが、該アレイを表示信
号に従って紫外光で走査するLEDの行により光ポンピングされることを特徴と
する。走査はLEDの行を移動させることにより、又は回転プリズムのような光
学走査手段を用いて達成することができる。
本発明の他の実施例では、ディスプレイデバイスを個々にアドレスしうるLE
D−蛍光体デバイスのマトリクスアレイで構成する。
本発明の更に他の特徴は、アドレスしうるLED−蛍光体デバイスのマトリク
スアレイでランプを構成することにある。
図面の簡単な説明
図1は蛍光体をLEDの上面に設けた本発明のLED−蛍光体構造の一実施例
の断面図であり、
図2は蛍光体をLEDの下の基板上に設けた本発明のLED−蛍光体構造の他
の実施例の断面図であり、
図3はLEDが共振空胴を含む点を除いて図1と同一のLED−蛍光体構造の
更に他の実施例の断面図であり、
図4はLEDが共振空胴を含む点を除いて図2と同一のLED−蛍光体構造の
更に他の実施例の断面図であり、
図5はカラー蛍光素子のスクリーンを走査するLEDの行で走査するカラーデ
ィスプレイデバイスの一実施例の概略図であり、
図6は、LEDの行を固定し、スクリーンを光学的に走査する点を除いて図5
のものと同一のカラーディスプレイデバイスの他の実施例の概略図であり、
図7は個々にアドレスしうるLED−蛍光体画素のマトリクスからなるカラー
ディスプレイデバイスの更に他の実施例の概略図であり、
図8A〜8Gは図7のデバイスの画素行の製造工程を示す断面図であり、
図9は図7のマトリクスディスプレイの一部分の回路図であり、
図10は図4のLED構造の底部及び上部DBR層の構造を示す断面図であり
、
図11は単一の紫外発光LEDとx,y走査光学系を用いて蛍光スクリーンを
走査する本発明のカラー投映システムの更に他の実施例の概略図を示し、
図12は3行のLEDを用いる図5のカラーディスプレイデバイスの変形例の
概略図である。
好適実施例の説明
GaNを主成分とする(InAlGaN)発光ダイオード(LED)をどのよ
うに蛍光体の光ポンピング用紫外線源として用いて可視域内のディスプレイ及び
照明に使用するかについて以下に詳細に説明する。
この紫外LED−蛍光体デバイスはGaNを主成分とする簡単なLEDを必要
とし、このLEDは代表的には363nmを中心にピークを有するとともに可視
域内へと裾をひく広い発光スペクトルを有する。そのすそ部分は可視域蛍光体の
光ポンピングには有用ではない。これがため、マイクロ空胴(ここでは時々共振
空胴と称す)をLED内の導入して発光帯域の幅を狭めてピーク発光を高めるこ
とができる。
図1は簡単な構造の紫外LED/蛍光体デバイス10の断面を示す。例えばサ
ファイヤ、炭化シリコン又は酸化亜鉛の単結晶基板12上に、n+型GaNのエ
ピタキシャルバッファ/接点層14を設ける。このバッファ層上にLED構造を
設け、このLED構造は順に次のエピタキシャル層:n型AlGaNの下部クラ
ッド層16、i型GaNの活性領域18、及びp型AlGaNの上部クラッド層
20を含む。このLED構造上に、p+型GaN接点層22、例えばAu/Ni
合金の半透明金属接点層24を設け、接点層24上の電圧電極26及び紫外励起
蛍光体の蛍光層28を設ける。LED構造の両側のバッファ/接点層14上に例
えばAlのメタライゼーション層30及び34を設ける。層30は接地電極32
を経て接地を与え、層34はアドレス電極として作用する。
紫外線に対するその透明性を向上させるために、接点層22又はメタライゼー
ション層24の上面上に反射防止膜を設けるのが好ましい。このような反射防止
膜は、蛍光層内で発生した光がデバイス構造内へ後方散乱しないように、紫外域
(例えば450nm以下)において低い反射率及び低い吸収率を有するとともに
可視波長域(例えば450−650nm)において高い反射率及び低い吸収率を
有するものする必要がある。このような反射防止膜、例えば1/4波長積層(ブ
ラッグ反射器)は公知であり、これについては説明の必要はないであろう。
動作状態において、紫外線が活性層18から大きな矢印で示すようにほぼ一方
向に放射され、半透明接点層24を通過して蛍光層28に衝突し、蛍光体から可
視放射を励起する。蛍光放射は小さい矢印で示すようにランバート分布を有する
。
図2は簡単な紫外LED/蛍光体デバイスの第2の実施例を示し、本例では蛍
光層を例えば単結晶サファイヤ、炭化シリコン又は酸化亜鉛の紫外透明単結晶基
板の底面に設ける。紫外線に対するその透明性を向上させるために、基板を比較
的薄くし、例えば100ミクロン程度にするとともに、研磨し、且つ図1のデバ
イスの上面上に形成したタイプの反射防止膜をその底面に設ける。
基板42上にn+型GaNのエピタキシャルバッファ/接点層44を設ける。
このバッファ層上にLED構造を設け、このLED構造は順に次のエピタキシャ
ル層:n型AlGaNの下部クラッド層46、GaNの活性領域48、及びp型
AlGaNの上部クラッド層50を含む。このLED構造上に、p+型GaN接
点層52、金属接点層54及び電圧電極56を設ける。紫外励起蛍光体64を透
明基板42の底面に設ける。基板は必要な機械的強度と両立させながら比較的薄
く維持し、例えば100ミクロン程度に維持して紫外線に対するその透明性を最
大にする。バッファ/接点層44はメタライゼーション層58を経て接地電極6
0により接地され、層62はアドレス電極として作用する。
上述のどちらの構造においても、活性層をシングル又はマルチ量子井戸構造に
することができるが、既知のように、マルチ量子井戸構造の方がハイパワー用に
好適である。
共振空胴(RC)LED/蛍光体デバイスを図3に示す。このデバイス70は
単結晶基板72上に、n+型GaN接点層74、後部分布型ブラッグレフレクタ
(DBR)層76を具える。一例では、380nmの共振波長に対し、このよう
なDBRは交互に高及び低屈折率の15以上の層を有し、高屈折率層はGaNの
層(r.i.=2.65)であり、低屈折率層はAlxGa1-xN(ここでx=0
.25)の層(r.i.=2.4)であり、高屈折率層の厚さは約3585Aで
あり、低屈折率層の厚さは約396Aである。
このDBR層上に、n型AlGaNの下部クラッド層78、GaN、InGa
N、又はAlGaNの活性層80、p型AlGaNの上部クラッド層82、第1
(後部)DBR層76と類似の構造を有するが、この後部DBR層より層数を少
なくすることにより達成される次の関係:
1−Rout>1−Rback
に従って層76より大きな紫外線透過を有する第2の出力DBR層84を設ける
。代表的には、後部DBR層の反射率は90%上にするが、出力DBR層の反射
率は60〜70%の範囲にする。更に、これらのDBR層は次の条件:
2αd<<1−Rout
を満足させ(ここで、dは共振空胴の幅を決定するDBR層76及び84の内部
反射表面間の距離、n及びαは空胴の屈折率及び吸収係数である)、共振のケン
チングを阻止する。
出力DBR層84の上に、p+型GaNの上部接点層86、紫外半透明金属接
点層88、及び蛍光層90を形成する。電極92、94及び96を設けてデバイ
ス構造を完成させる。
距離dは次の方程式:
φout(λ)+φback(λ)+4πnd/λ=2Nπ
により決定され、ここでNは整数(通常1)、φout(λ)、φbackは出力ミラ
ー及び後部ミラーでの反射時の位相変化、λは共振波長、d及びnは共振空胴の
幅及び屈折率である。
これらのミラーがDBRからなる場合には、DBRの第1の層(クラッド層と
接触する層)を高屈折率層にすると、位相変化が無視しうる程度に小さくなり、
またDBRの第1の層を低屈折率層にすると、位相変化がπ/2になる。
金属ミラーの場合には、位相変化は次の方程式:
φm=arctan(2nkm/(n2−nm 2−km 2)
により決まり、ここでnm、kmはミラーの屈折率の実数部及び虚数部であり、n
は空胴の屈折率である。
本発明のLED構造内にこのような共振空胴を存在させると、一層強い方向性
放射(非ランバート放射)になり、共振波長において層表面に垂直方向の放射が
著しく強くなるとともに、垂直方向からの放射角のずれが大きくなるにつれて短
波長へのシフトが生ずる。
RCLEDの放射ビームの方向性は、小口径の収束光学系の使用を可能にする
という他の利点を有する。
蛍光層を上部接点層上に堆積する図3に示す構成の変形例として、蛍光層を紫
外透明基板の底面に堆積し、後部及び出力DBR層の位置を逆にすることもでき
る。
他の共振空胴構造の例100を図4に示す。この構造は、紫外透明基板102
上に組み立てられ、最初にAlGaNのn+接点層104を形成し、その上に出
力DBR106、n型InGaNの下部クラッド層108を形成し、次に活性層
110及びp型InGaNの上部クラッド層112を形成する。層112の上に
、上部DBR層114及びp+型AlGaNの上部接点層116を形成する。上
部金属接点118及び電極124及び126を設けて構造を完成させる。
図4のデバイスの底部及び上部DBR層106及び114の個々のサブ層を図
10に示す。これらのDBR層は交互に高及び低屈折率のサブ層からなる。これ
らのDBR層の反射率はサブ層の数及び高及び低屈折率サブ層間の屈折率の差に
より決まる。DBR層に好適な高屈折率材料はSi3N4,MgO,TiO2,M
gF2,HfO2,Ta2O5及びZnSを含み、好適な低屈折率材料はSiO2,
Al2O3,CaF2及びHfF4を含む。層114はSiO2(r.i.
=1.56)の12のサブ層とSi3N4(r.i.=2.09)の11のサブ層
を交互に含み、各サブ層は1/4λの厚さを有する。出力DBR層106はAlx
Ga1-xN(r.i.=2.7)の5つのサブ層とAlyGa1-yN(r.i.=
2.3)の4つのサブ層を交互に含み、各サブ層は1/4λの光学的厚さndを
有する。380nmのλに対し、後部DBRの高及び低屈折率層の厚さはそれぞ
れ455A及び609Aであり、出力DBRの高及び低屈折率層の厚さはそれぞ
れ352A及び413Aである。
他の構成では、後部DBR114を除去し、その代わりに上部金属接点層11
6の下部反射表面により共振空胴の後部反射面を定めることができる。このよう
な金属ミラーの反射率は反射光の入射角に依存しないとともに、隣接層への良好
な電気的接触をもたらす。アルミニウムは特に良好な紫外反射材料である。
この構成の他の利点は、p+接点層118の再生長により共振空胴の長さdを
変化させることにより構造を最大出力に同調させることができる点にある。
蛍光層をLED構造上に直接堆積する代わりに、蛍光層を別の基板に堆積し、
LEDを近接配置し、LEDで蛍光層を光ポンピングさせることができる。この
ようにLEDと蛍光層との結合を分離すると、表示窓のような基板上の種々のカ
ラー蛍光体のアレイを移動するLED又はLEDアレイにより走査し、LED出
力の強度を表示信号、例えばビデオ信号により制御することにより、マルチカラ
ーデバイスを構成することができる。このような構成の主な利点は、所望の各色
の発光用に異なるLED構造を製造する必要なしにマルチカラーディスプレイを
得ることができる点にある。この場合には、LEDアレイを同一デバイスのアレ
イにすることができ、このアレイは単一基板上に同時に形成することができる。
カラーディスプレイ用のこのような構成の一例200を図5に模式的に示し、
本例では蛍光表示スクリーン210が紫外線励起時にそれぞれ赤色、緑色及び青
色で発光する蛍光体の垂直方向ストライプのR,G,Bトリプレット212、2
14、216の反復パターンからなる。紫外励起放射は紫外発光LED又はレー
ザの水平行218から供給され、R,G,BによりこれらのLEDが励起する特
定の蛍光体ストライプを識別してある。即ち、LED220がストライプ212
を、LED222がストライプ214を、LED224がストライプ216をそ
れぞれ励起する。図5から明らかなように、LED行は表示スクリーン210上
の水平行226として示すように、各ストライプの一部分のみを励起する。この
行はディスプレイの1つの画素行を構成する。他の行を励起するには、LED行
を表示信号と同期してスクリーンに沿って矢印で示すように垂直方向に移動させ
る。LEDによる表示スクリーンの走査時に表示入力信号230により個々のL
EDの紫外出力の強度を制御して、フルカラー表示を発生させる。
単一行のLEDの代わりに、複数行(例えば3行)を用いてスクリーンを走査
することができる。図12に3つのLED行218a,218b及び218cに
対し示すこのような構成においては、蛍光素子の行226に対するアドレス期間
中に、各LED行を同一の信号情報で、時間的に遅延して順にアドレスする。例
えば行218cを最初にアドレスし、次に行218bをアドレスし、最後に行2
18aをアドレスする。例えば画素Rが列C1の3つのLEDにより照射され、
画素Gが列C2の3つのLEDにより照射され、以下同様にして、各画素が各行
アドレス期間中に同一の表示情報で連続的に3回照射され、その結果として表示
画像の解像度を犠牲にすることなく表示の明るさが3倍に増大する。
本発明のカラーディスプレイデバイスの他の実施例300を図6に示す。この
デバイスは図5に示すデバイスに類似し、垂直蛍光体ストライプのトリプレット
(312、314、316)からなる蛍光スクリーン310と、このスクリーン
を表示入力信号330に従って紫外線で励起するLED(320、322、32
4)の行318とを有する。しかし、図5のデバイスのようにスクリーンを垂直
方向に行走査する代わりに、LED行を固定し、励起紫外線を表示信号と同期し
て軸Aを中心に矢印の方向に回転する回転プリズム326により光学的に走査さ
せる。
投映ディスプレイ用の走査システムの他の実施例を図11に示す。この実施例
では、単一の紫外発光LED又はレーザ610を用い、LED610からの紫外
光をレンズ612によりビームに収束させ、軸Aを中心に回転するプリズム61
4に供給してビームを蛍光スクリーン618上でx方向に走査させる。しかし、
スクリーン618に衝突する前に、ビームを軸A’を中心に回転するミラー61
6から反射させてビームをスクリーン618上でy方向に走査させる。
本発明を用いてカラーディスプレイデバイスを達成する他の方法として、種々
のカラー蛍光体の層を紫外発光LEDのアレイの出力側、例えば上部半透明電極
表面に直接堆積する方法がある。
本発明のこのようなカラーディスプレイデバイス400を図7に示す。この実
施例では、個々にアドレスしうるR,G,B画素(404、406、408等)
の2次元マトリクス402を、入力信号源414から表示情報を受信する行及び
列ドライバ410及び412を用いて、慣例のライン順次式に駆動する。
各画素は、InGaNの活性領域を有する紫外発光LEDからなり、これらの
LEDを紫外励起可視発光蛍光体の層で被覆する。
このようなマトリクスディスプレイ上に蛍光体パターンを製造する多くの可能
な技術の一つの種々の製造段を図8A〜8Fに1つの画素行の断面図で示す。こ
の方法は特に有利なプロセスであり、以下の記載から明らかになるように、セル
フアライメントである。
図8Aにおいて、基板500が図1のLEDの構造又は図3のRCLEDの構
造に類似する同一の構造を有するLED502,504,506の行を支持する
。これらのLED上に、赤蛍光体/フォトレジストスラリー配合物の層508を
堆積する。この配合物内のフォトレジスト成分は紫外光線に露光されると不溶性
になる。層508をディスプレイの赤画素に対応するLEDの駆動により紫外光
に選択的に露光させ、これらのLEDを被う層を不溶性にする。次にこの層を現
像し、即ちこの層の非露光部分を溶剤で除去して”赤”LED上に赤蛍光層51
0を残存させる。次にこの処理を緑画素に対し繰り返し、アレイを緑スラリー配
合物512で被覆し、緑画素に対応するLEDを選択的に駆動してフォトレジス
トを選択的に不溶性にし、現像してまだ可溶性の部分を除去し、”緑”LED上
に緑蛍光層514を残存させる。最後に、この処理を”青”LEDに対し繰り返
し、青スラリー被覆516を用いて”青”LED上に青蛍光層518を残存させ
る。
LEDの発光スペクトルは、それらの設計に依存して、紫外域から可視スペク
トルの青域まで広げることができる。この場合には、LEDは紫外発光に加えて
若干の青色発光を有するため、青LEDは図8Gに示すように何も被覆しないま
まにすることもできる。
上述のスラリー被覆技術の代わりに、LEDをいわゆるダスティング技術によ
り被覆することができ、この技術では紫外感応フォトレジストをLEDアレイ上
に被覆し、次にこの被覆の選択部分を露光して不溶性にする。この露光工程はフ
ォトレジスト表面を粘着性にもする。この粘着性の段階において被覆に蛍光粒子
の乾燥粉末を散布し、これらの粒子を粘着表面に付着させる。次に、この被覆を
非露光部分を洗い流して現像する。
上述のプロセスにおいて紫外感応フォトレジストを使用すると、LED素子の
選択的駆動により選択的露光が可能になる。これはアドレス回路の製造を必要と
するとともに蛍光体被覆の前にこのアドレス回路を行及び列ドライバに相互接続
する必要があること勿論である。代表的な駆動方法の概略図を図9に示す。図9
にはマトリクスアレイの4つの列X1,X2,X3,X4と4つの行Y1,Y2
,Y3,Y4と、これらの行及び列に相互接続されたLEDのアレイが示されて
いる。信号IFを行及び列に選択的に供給することにより、任意の1つのLED
又は一行又は一列のLED、又は他の組合せのLEDを同時に駆動することがで
きる。
本発明のデバイスに使用しうる代表的な紫外励起蛍光体は、
赤 YO2S2:Eu
緑 ZnS:Cu,Ag
青 BaMgAl10O17:Eu
である。
カラーマトリクスディスプレイの画像は直接観ることもでき、また投映光学系
を用いて壁又はスクリーンに投映することもできる。
上述のカラーマトリクスディスプレイでは、種々の画素を個々に且つ選択的に
アドレスしてビデオ画像のようなカラー表示を発生させる。しかし、すべての画
素を同時に駆動すれば、このデバイスは個々のR,G,B素子のカラー座標及び
強度により決まる色温度を有する白色光を発生するランプになる。更に、個々の
カラー素子の強度並びに組成及び混合を変えることにより色温度を調整すること
ができる。このようなランプも本発明の範囲に含まれること勿論である。
或いは又、このようなランプはLEDアレイの選択LEDの逐次駆動により異
なる色の光を高速シーケンスで発生することもできる。例えば、全ての赤LED
を、次に全ての緑LEDを、次に青LEDを駆動することにより赤、緑及び青の
光を交互に発生する光源が得られ、この光源は液晶ディスプレイのようなライト
バルブと組み合わせてバックライトとして使用してフレーム順次カラーディスプ
レイシステムを構成するのに有用である。既知のように、このようなシステムは
カラー表示信号の赤、緑及び青色成分のフレーム順次表示に基づくものであり、
フレーム周波数は観察者がこれらの成分をフルカラー表示画像に積分する周波数
とする。
本発明を限られた数の実施例について説明したが、当業者によれば他の実施例
及び変形例が明らかであり、請求の範囲に記載するように、本発明はこれらも本
発明の範囲内に含むものである。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Including ultraviolet light emitting diode and ultraviolet excited visible light emitting phosphor
Visible light emitting display and method for manufacturing the device
Background of the Invention
The present invention relates to light emitting devices such as displays and lamps.
And more particularly to such devices containing phosphors.
The most widely known display devices that use fluorescent display screens are televisions.
It may be a color cathode ray tube used in applications and computer monitors. Used
The phosphors used are cathodoluminescence, i.e. cathode rays from an electron gun in the neck of the tube.
Can be excited by Conversion of cathode ray to visible light is quite strong energy
And an operating voltage of 20 to 30 kV is typically used. In addition,
Conversion must be performed in the heart, maintained by a sealed glass vessel.
Attempts have been made to flatten conventional cathode ray tubes in order to expand their use. Only
The most successful example of a flat display device to date has been the LCD display.
Spray (LCD). LCDs have low energy consumption and vacuum
It does not require any environment, so it is necessary to use portable computers, clocks, calculators and instrument panels.
Widely used for other dedicated display purposes.
However, LCDs also have disadvantages. For example, on an LCD computer screen,
Display characteristics such as color, brightness and contrast depend on viewing angle,
The display characteristics of the screen do not have such an angle dependence.
Lamps containing phosphors are also known. For example, a conventional fluorescent lamp is
And a coating of an ultraviolet-excited phosphor on the inner surface of the container. During lighting, Hg in the lamp
It emits ultraviolet light, which causes visible light to be emitted from the phosphor coating. But C
Like RT, such lamps maintain an environment suitable for ultraviolet emission (Hg vapor).
Requires a glass container to do so.
Visible (blue) light from the LED is enhanced by a phosphor screen coupled to the LED
From a light emitting device (abstract of Japanese Patent Application No. 7-176794) or LED
Fluorescent dye impregnated with visible (blue) light in a synthetic resin that encapsulates LEDs
Light emitting device (abstract of Japanese Patent Application No. 5-152609) is known.
.
The display device described in the abstract of Japanese Patent Application No. 62-189770 is an infrared-emitting LE
D and a fluorescent layer that converts infrared light into visible light. Such a long wavelength-short wavelength energy
Energy conversion is very inefficient.
Object and Summary of the Invention
Accordingly, an object of the present invention is to provide a light emitting device based on an energy efficient phosphor.
To provide.
Another object of the present invention is to provide such a light emitting device which does not require a vacuum environment for operation.
To provide vice.
Yet another object of the present invention is to provide such a light emitting device having a flat or thin cross section.
To provide chairs.
Still another object of the present invention is to provide a color display which satisfies at least one of the above-mentioned objects.
To provide a device.
Yet another object of the present invention is to provide a lamp that satisfies at least one of the above objects.
To provide.
According to a first aspect of the invention, it comprises one or more ultraviolet-excited visible light-emitting phosphors.
A fluorescent screen, and an ultraviolet light source for exciting visible light radiation from the fluorescent screen.
In the visible light emitting device, the ultraviolet light source is mainly composed of GaN.
Both are made of one light emitting diode (LED) or laser.
In one embodiment of the present invention, the LED has a multilayer epitaxial structure on a single crystal substrate.
The structure comprises a first GaN contact layer of a first conductivity type on the substrate, and a first conductive layer on the contact layer.
The first In of the moldxAlyGa1-xyN cladding layer and Al on the first cladding layery
Ga1-yN active layer and second In of the second conductivity type on the active layer.xAlyGa1-xyN
A cladding layer; a second GaN contact layer of a second conductivity type on the second cladding layer;
An upper metal contact layer on the upper surface of the second contact layer.
In a preferred embodiment of the present invention, the first conductivity type is n-type and the second conductivity type is p-type.
Is n + type GaN, and the first cladding layer is n-type In.xAlyGa1-x- y
N and the second cladding layer is p-type InxAlyGa1-xyN
The contact layer No. 2 is p + type GaN.
The active region can be single or multi quantum well structure
. Substrate is transparent to visible light, such as sapphire, silicon carbide or zinc oxide
Fluorescent screen on or adjacent to the substrate.
I can. Also, the upper metal contact layer is made transparent to visible light, and the fluorescent screen is
It can also be provided on or adjacent to the upper contact layer.
In a preferred embodiment of the present invention, the LED is provided between one cladding layer and its contact layer.
Consists of at least one distributed Bragg reflector (DBR) region located
And the resonant cavity (RC) to be used. The second DBR region is connected to the other clad.
Layer and its contact layer. In a variant, the upper metal contact layer
Is used as a reflective metal layer. The distance between two reflecting surfaces determines the width of the resonant cavity
You. Typically, the width is about λ / 2n, and the active region is located at the antinode of the cavity.
.
According to another feature of the present invention, the light emitting device is a display device,
The phosphor screen comprises an array of fluorescent elements, the array displaying the array.
It is optically pumped by a row of LEDs that scan with ultraviolet light according to the number
I do. Scanning can be done by moving rows of LEDs or by using a light source such as a rotating prism.
This can be achieved using a scientific scanning means.
In another embodiment of the present invention, an LE capable of individually addressing display devices is provided.
It is composed of a matrix array of D-phosphor devices.
Yet another feature of the present invention is a matrix of addressable LED-phosphor devices.
It is to constitute a lamp with a sley array.
BRIEF DESCRIPTION OF THE FIGURES
FIG. 1 shows an embodiment of an LED-phosphor structure of the present invention in which a phosphor is provided on the upper surface of an LED.
FIG.
FIG. 2 shows another example of the LED-phosphor structure of the present invention in which the phosphor is provided on the substrate below the LED.
FIG.
FIG. 3 shows the same LED-phosphor structure as FIG. 1 except that the LED includes a resonant cavity.
FIG. 11 is a cross-sectional view of still another embodiment,
FIG. 4 shows the same LED-phosphor structure as FIG. 2 except that the LED includes a resonant cavity.
FIG. 11 is a cross-sectional view of still another embodiment,
FIG. 5 shows a color image scanned by rows of LEDs scanning a screen of a color fluorescent element.
FIG. 1 is a schematic view of an embodiment of a display device,
FIG. 6 shows an embodiment of FIG. 5 except that the rows of LEDs are fixed and the screen is optically scanned.
FIG. 2 is a schematic diagram of another embodiment of a color display device identical to that of FIG.
FIG. 7 shows a color consisting of a matrix of individually addressable LED-phosphor pixels.
FIG. 9 is a schematic diagram of still another embodiment of a display device;
8A to 8G are cross-sectional views illustrating a manufacturing process of a pixel row of the device of FIG.
FIG. 9 is a circuit diagram of a part of the matrix display of FIG.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing the structure of the bottom and upper DBR layers of the LED structure of FIG.
,
FIG. 11 shows a fluorescent screen using a single ultraviolet light emitting LED and x, y scanning optics.
FIG. 6 shows a schematic diagram of yet another embodiment of a color projection system of the present invention for scanning.
FIG. 12 shows a variation of the color display device of FIG. 5 using three rows of LEDs.
It is a schematic diagram.
Description of the preferred embodiment
What is a GaN-based (InAlGaN) light-emitting diode (LED)?
A display in the visible region using as an ultraviolet source for optical pumping of phosphors;
Whether it is used for lighting will be described in detail below.
This UV LED-phosphor device requires a simple LED based on GaN
The LED typically has a peak around 363 nm and is visible.
It has a broad emission spectrum that falls into the region. The base of the visible phosphor
Not useful for optical pumping. Because of this, micro-cavities (here sometimes resonant
(Referred to as a cavity) in the LED to reduce the width of the emission band and increase peak emission.
Can be.
FIG. 1 shows a cross section of an ultraviolet LED / phosphor device 10 having a simple structure. For example,
An n + type GaN layer is formed on a single crystal substrate 12 of fire, silicon carbide or zinc oxide.
A epitaxial buffer / contact layer 14 is provided. LED structure on this buffer layer
In this LED structure, the lower layer of the next epitaxial layer: n-type AlGaN is sequentially formed.
Layer 16, active region 18 of i-type GaN, and upper cladding layer of p-type AlGaN
20. On this LED structure, ap + type GaN contact layer 22, for example, Au / Ni
An alloy translucent metal contact layer 24 is provided and a voltage electrode 26 on the contact layer 24 and ultraviolet excitation
A phosphor layer 28 of a phosphor is provided. Example on buffer / contact layer 14 on both sides of LED structure
For example, Al metallization layers 30 and 34 are provided. Layer 30 is ground electrode 32
, And the layer 34 acts as an address electrode.
To improve its transparency to ultraviolet light, contact layer 22 or metallization
It is preferable to provide an antireflection film on the upper surface of the protective layer 24. Such anti-reflection
The film is in the ultraviolet range to prevent light generated in the phosphor layer from backscattering into the device structure.
(E.g., 450 nm or less) with low reflectivity and low absorptance
High reflectance and low absorption in the visible wavelength range (e.g., 450-650 nm)
What you need to have. Such an antireflection film, for example, 波長 wavelength lamination
Rag reflectors) are known and need not be described here.
In the operating state, the ultraviolet light is substantially emitted from the active layer 18 as indicated by a large arrow.
Emitted from the phosphor, collides with the fluorescent layer 28 through the translucent contact layer 24, and is
Excites visual radiation. Fluorescence emission has Lambert distribution as indicated by small arrow
.
FIG. 2 shows a second embodiment of a simple UV LED / phosphor device, in this case a fluorescent device.
The optical layer is made of, for example, single crystal sapphire, silicon carbide or an ultraviolet transparent single crystal group of zinc oxide.
Provided on the bottom of the board. Compare substrates to improve their transparency to UV light
Target thinner, for example, about 100 microns, polished, and
An antireflection film of the type formed on the top surface of the chair is provided on the bottom surface.
An n + type GaN epitaxial buffer / contact layer 44 is provided on a substrate 42.
An LED structure is provided on the buffer layer.
Layer: lower cladding layer 46 of n-type AlGaN, active region 48 of GaN, and p-type
An upper cladding layer 50 of AlGaN is included. On this LED structure, a p + type GaN contact
A point layer 52, a metal contact layer 54 and a voltage electrode 56 are provided. Transparent through the ultraviolet excitation phosphor 64
It is provided on the bottom surface of the bright substrate 42. Substrate is relatively thin while being compatible with required mechanical strength
To a maximum of, for example, about 100 microns to maximize its transparency to ultraviolet light.
Make it big. The buffer / contact layer 44 is connected to the ground electrode 6 via the metallization layer 58.
Grounded by 0, layer 62 acts as an address electrode.
In either of the above structures, the active layer has a single or multi quantum well structure.
As is known, multi-quantum well structures are better for higher power
It is suitable.
A resonant cavity (RC) LED / phosphor device is shown in FIG. This device 70
An n + -type GaN contact layer 74 and a rear distributed Bragg reflector on a single crystal substrate 72
(DBR) layer 76 is provided. In one example, for a resonance wavelength of 380 nm,
DBRs have 15 or more layers of alternating high and low refractive index, the high refractive index layer of GaN
Layer (ri = 2.65), and the low refractive index layer is AlxGa1-xN (where x = 0
. 25) (ri = 2.4), and the high refractive index layer has a thickness of about 3585A.
And the thickness of the low refractive index layer is about 396A.
On this DBR layer, a lower cladding layer 78 of n-type AlGaN, GaN, InGa
N or AlGaN active layer 80, p-type AlGaN upper cladding layer 82, first
(Rear) It has a structure similar to that of the DBR layer 76, but has a smaller number of layers than this rear DBR layer.
The following relationships achieved by elimination:
1-Rout> 1-Rback
To provide a second output DBR layer 84 having a greater ultraviolet transmission than layer 76
. Typically, the reflectivity of the rear DBR layer is 90% higher, while the reflectivity of the output DBR layer is
The rate is in the range of 60-70%. In addition, these DBR layers have the following conditions:
2αd << 1-Rout
(Where d is the interior of the DBR layers 76 and 84 that determine the width of the resonant cavity).
The distance between the reflecting surfaces, n and α are the refractive index and absorption coefficient of the cavity), the resonance
Prevent ching.
On the output DBR layer 84, an upper contact layer 86 of p + -type GaN,
A dot layer 88 and a fluorescent layer 90 are formed. The electrodes 92, 94 and 96 are provided to
Complete the structure.
The distance d is the following equation:
φout(Λ) + φback(Λ) + 4πnd / λ = 2Nπ
Where N is an integer (usually 1), φout(Λ), φbackIs the output mirror
-And the phase change during reflection at the rear mirror, λ is the resonance wavelength, d and n are the resonance cavities.
Width and refractive index.
If these mirrors consist of a DBR, the first layer of the DBR (cladding layer and
If the layer in contact is a high refractive index layer, the phase change will be negligibly small,
When the first layer of the DBR is a low refractive index layer, the phase change becomes π / 2.
For a metal mirror, the phase change is the following equation:
φm= Arctan (2nkm/ (NTwo-Nm Two-Km Two)
Where nm, KmAre the real and imaginary parts of the refractive index of the mirror, and n
Is the refractive index of the cavity.
The presence of such resonant cavities in the LED structure of the present invention results in stronger directional properties.
Radiation (non-Lambertian radiation), and radiation perpendicular to the layer surface at the resonance wavelength
It becomes extremely strong and becomes shorter as the deviation of the radiation angle from the vertical direction increases.
A shift to wavelength occurs.
Directivity of RCLED radiation beam allows use of small aperture focusing optics
It has other advantages.
As a modification of the configuration shown in FIG. 3 in which the fluorescent layer is deposited on the upper contact layer, the fluorescent layer is
It can be deposited on the bottom of the outer transparent substrate and the position of the rear and output DBR layers can be reversed
You.
An example 100 of another resonant cavity structure is shown in FIG. This structure corresponds to the ultraviolet transparent substrate 102
Assembled on top, first form n + contact layer 104 of AlGaN,
A power DBR 106 and an n-type InGaN lower cladding layer 108 are formed.
An upper cladding layer 112 of 110 and p-type InGaN is formed. On layer 112
, An upper DBR layer 114 and an upper contact layer 116 of p + type AlGaN. Up
A metal contact 118 and electrodes 124 and 126 are provided to complete the structure.
4 illustrates individual sub-layers of the bottom and top DBR layers 106 and 114 of the device of FIG.
It is shown in FIG. These DBR layers consist of alternating high and low refractive index sub-layers. this
The reflectivity of these DBR layers depends on the number of sublayers and the difference in refractive index between the high and low refractive index sublayers.
Is determined by The preferred high refractive index material for the DBR layer is SiThreeNFour, MgO, TiOTwo, M
gFTwo, HfOTwo, TaTwoOFive, And ZnS, the preferred low index material is SiO.Two,
AlTwoOThree, CaFTwoAnd HfFFourincluding. Layer 114 is made of SiOTwo(Ri.
= 1.56) 12 sub-layers and SiThreeNFour(Ri = 2.09) eleven sub-layers
And each sub-layer has a thickness of 4λ. The output DBR layer 106 is made of Alx
Ga1-xN (ri = 2.7) with 5 sub-layers and AlyGa1-yN (ri =
2.3) four sub-layers, each sub-layer having an optical thickness nd of 1 / 4λ
Have. For λ of 380 nm, the thickness of the high and low refractive index layers of the rear DBR are respectively
455A and 609A, and the thicknesses of the high and low refractive index layers of the output DBR are respectively
352A and 413A.
In another configuration, the rear DBR 114 is removed and the top metal contact layer 11
The lower reflecting surface of 6 can define the rear reflecting surface of the resonant cavity. like this
The reflectivity of a simple metal mirror does not depend on the angle of incidence of reflected light,
Electrical contact. Aluminum is a particularly good UV reflective material.
Another advantage of this configuration is that the read length of the p + contact layer 118 reduces the length d of the resonant cavity.
By varying it, the structure can be tuned to maximum output.
Instead of depositing the phosphor layer directly on the LED structure, deposit the phosphor layer on another substrate,
The LEDs can be placed in close proximity and the LEDs can optically pump the phosphor layer. this
As described above, when the bonding between the LED and the fluorescent layer is separated, various kinds of caps on the substrate such as a display window are separated.
LED array is scanned by a moving LED or LED array
By controlling the strength of the force with a display signal, for example a video signal,
-Device can be configured. The main advantage of such a configuration is that each desired color
Multi-color display without having to manufacture different LED structures for different light emission
The point is that you can get. In this case, the LED array is
And the array can be formed simultaneously on a single substrate.
An example 200 of such a configuration for a color display is schematically shown in FIG.
In this example, the fluorescent display screen 210 emits red, green, and blue light when excited by ultraviolet light, respectively.
R, G, B triplets 212, 2 of vertical stripes of phosphor emitting light of a color
It consists of 14,216 repeating patterns. The UV excitation radiation is UV-emitting LED or laser
Are supplied from the horizontal row 218 of the LED, and these LEDs are excited by R, G, B.
Constant phosphor stripes are identified. That is, the LED 220 is
LED 222 has a stripe 214, and LED 224 has a stripe 216.
Each is excited. As can be seen from FIG.
, Only a portion of each stripe is excited. this
The rows make up one pixel row of the display. To excite other rows, the LED row
Is moved vertically along the screen as indicated by the arrow in synchronization with the display signal.
You. When the display screen is scanned by the LED, each L
The intensity of the ultraviolet output of the ED is controlled to generate a full color display.
Scanning the screen using multiple rows (eg 3 rows) instead of a single row of LEDs
can do. FIG. 12 shows three LED rows 218a, 218b and 218c.
In such a configuration shown, the address period for the row 226 of fluorescent elements is shown.
In the meantime, each LED row is sequentially addressed with the same signal information with a time delay. An example
For example, address row 218c first, then address row 218b, and finally address row 2
Address 18a. For example, pixel R is illuminated by three LEDs in column C1,
Pixel G is illuminated by three LEDs in column C2, and so on, with each pixel in each row.
Three consecutive irradiations with the same display information during the address period, resulting in display
The display brightness is tripled without sacrificing image resolution.
Another embodiment 300 of the color display device of the present invention is shown in FIG. this
The device is similar to the device shown in FIG. 5, with triplets of vertical phosphor stripes
(312, 314, 316) fluorescent screen 310 and this screen
LED (320, 322, 32) that excites with ultraviolet light according to the display input signal 330
4) row 318. However, as in the device of FIG.
Instead of row scanning in the direction, fix the LED row and synchronize the excitation UV with the display signal.
Optical scanning by a rotating prism 326 that rotates in the direction of the arrow around the axis A.
Let
Another embodiment of a scanning system for a projection display is shown in FIG. This example
Uses a single UV-emitting LED or laser 610 and emits UV light from the LED 610.
A prism 61 that converges light into a beam by a lens 612 and rotates about an axis A
4 to scan the beam on the phosphor screen 618 in the x direction. But,
Mirror 61 which rotates the beam about axis A 'before impinging on screen 618
The beam reflected from 6 is scanned on the screen 618 in the y direction.
Other methods of achieving a color display device using the present invention include:
The layer of color phosphor is the output side of the array of ultraviolet light emitting LEDs, for example, the upper translucent electrode
There is a method of directly depositing on the surface.
Such a color display device 400 of the present invention is shown in FIG. This fruit
In the embodiment, individually addressable R, G, B pixels (404, 406, 408, etc.)
The two-dimensional matrix 402 of FIG.
The column drivers 410 and 412 are used to drive in a conventional line sequential manner.
Each pixel is composed of an ultraviolet light emitting LED having an active region of InGaN.
The LED is coated with a layer of ultraviolet excited visible light emitting phosphor.
Many possibilities for producing phosphor patterns on such matrix displays
One of the various techniques is shown in FIGS. 8A-8F in cross section of one pixel row. This
Is a particularly advantageous process, and as will become apparent from the following description, the cell
It is alignment.
In FIG. 8A, the substrate 500 has the structure of the LED of FIG. 1 or the structure of the RCLED of FIG.
Supports rows of LEDs 502, 504, 506 having the same structure similar to the structure
. Over these LEDs, a layer 508 of red phosphor / photoresist slurry formulation was added.
accumulate. The photoresist components in this formulation are insoluble when exposed to ultraviolet light
become. Layer 508 is driven by an LED corresponding to the red pixel of the display to drive ultraviolet light.
To make the layers overlying these LEDs insoluble. Next, this layer is
Image, i.e. the unexposed portions of this layer are removed with a solvent and the red phosphor layer 51 is placed on the "red" LED.
0 remains. This process is then repeated for the green pixels, distributing the array in green slurry.
Compound 512 and selectively drive the LED corresponding to the green pixel to the photoresist
Selectively insoluble and developed to remove any still soluble parts, on a "green" LED
The green fluorescent layer 514 is left. Finally, repeat this process for the "blue" LED
Using a blue slurry coating 516 to leave a blue phosphor layer 518 on the "blue" LED.
You.
The emission spectrum of LEDs depends on their design, from the ultraviolet to the visible spectrum.
It can be extended to the blue region of torr. In this case, the LED will
Because of the slight blue emission, the blue LED remains uncovered as shown in FIG. 8G.
You can leave it alone.
Instead of the slurry coating technology described above, LEDs are based on so-called dusting technology.
In this technique, UV-sensitive photoresist is applied on the LED array.
And then expose selected portions of the coating to render it insoluble. This exposure step
It also makes the photoresist surface sticky. Fluorescent particles are applied to the coating during this sticky stage.
Of the dry powder to adhere these particles to the sticky surface. Next, this coating
Wash off the unexposed areas and develop.
The use of UV-sensitive photoresist in the process described above allows for the
The selective driving enables selective exposure. This requires the manufacture of address circuits
And interconnect this addressing circuit to row and column drivers before phosphor coating
Of course, you need to do that. FIG. 9 shows a schematic diagram of a typical driving method. FIG.
Has four columns X1, X2, X3, X4 and four rows Y1, Y2 of the matrix array.
, Y3, Y4 and an array of LEDs interconnected in these rows and columns are shown.
I have. By selectively supplying the signal IF to rows and columns, any one LED
Or one row or column of LEDs, or any other combination of LEDs, can be driven simultaneously.
Wear.
Representative ultraviolet-excited phosphors that can be used in the device of the present invention include:
Red YOTwoSTwo: Eu
Green ZnS: Cu, Ag
Blue BaMgAlTenO17: Eu
It is.
Images on the color matrix display can be viewed directly, and the projection optical system
Can also be used to project on a wall or screen.
In the color matrix display described above, the various pixels are individually and selectively
Address to generate a color display such as a video image. But every picture
If the elements are driven simultaneously, the device will be able to use the color coordinates of the individual R, G, B elements and
The lamp produces white light having a color temperature determined by the intensity. Furthermore, individual
Adjusting the color temperature by changing the intensity, composition and mixing of the color elements
Can be. Such a lamp is of course included in the scope of the present invention.
Alternatively, such a lamp may be altered by the sequential driving of selected LEDs of the LED array.
Light of a different color can be generated in a high-speed sequence. For example, all red LEDs
, Then all green LEDs and then the blue LEDs to drive the red, green and blue
A light source that generates light alternately is obtained, and this light source is a light source such as a liquid crystal display.
Used as a backlight in combination with a bulb to provide a frame sequential color display
Useful for constructing ray systems. As is known, such a system
Based on frame sequential display of red, green and blue components of the color display signal,
The frame frequency is the frequency at which the observer integrates these components into a full-color display image
And
Although the invention has been described with respect to a limited number of embodiments, those skilled in the art will recognize other embodiments.
The present invention, as described in the claims, also clarifies variations and modifications.
Included within the scope of the invention.