JPH11506076A - 予備形成されたエンドパネルを有するキャリヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 対向するサイドパネルに接続され、サイドパネル間に延在するハンドルを含む製品キャリヤー。キャリヤーのエンドパネルは垂直な折り線により半分体に分割され、ハンドルは、エンドパネル折り線と同じ平面内にある折り線を含む。この構造により、キャリヤーを折りたたんだ状態から直立させることができる。キャリヤーは、トップパネルを有するラップアラウンドキャリヤーまたは上部が開いたバスケット型キャリヤーの形態をとることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 予備形成されたエンドパネルを有するキャリヤー 発明の分野 本発明は、ラップアラウンド型の製品キャリヤーに関する。より詳しくは、本 発明は予備形成されたエンドパネルを有するラップアラウンドキャリヤーに関す る。 発明の背景 飲料のびんおよび缶のような製品は一般的に３種類の主要なキャリヤーに包装 されている。その一つは完全に包み込まれたキャリヤーであるが、これは通常、 立ち上げたカートンの１つまたは２つの開いた端部を通して製品を導入し、次い でエンドパネルを閉じ、接着することにより形成される。この種のキャリヤーに は、印刷または他の表示を受け入れ、製品が不意に落下するのを防止するための 大きなキャリヤー表面が得られる、などの利点があるが、比較的高価であり、製 造するのに特殊な機械が必要である。 別の種類は、バスケット型のキャリヤーであり、上部が開いており、キャリヤ ーを半分ずつに分離する中央のハンドルを含む。これは、一般的に折りたたんだ キャリヤーの形態で包装機械に導入した後、開いて直立させ、包装すべき製晶を 装填する。設計に応じて、装填は、製品を上から予備形成されたボトムパネル上 に挿入するか、または直立させたキャリヤーを製品の上に降ろし、次いでボトム パネルを形成することにより行なう。バスケットキャリヤーは安価であり、製品 の少なくとも上側部分が見える。上部が開いているので、消費者は製品を取り出 し易い。 第三の種類はラップアラウンドキャリヤーであるが、これはブランクを一群の 製品の周りで折り曲げ、ブランクの端部を一つに合わせて固定することにより形 成される。一般的に、端部はキャリヤーの底部で固定される。ラップアラウンド キャリヤーは、より経済的であるが、幾つかの欠点を有する。包装物の端部は通 常は開いている。製品が包装物から落下する危険性をほとんど無くすために製品 の周りにラップを非常にきつく締めても、端部が開いているために、キャリヤー 上の価格コードを読み取るための価格スキャナーが個々の製品上のコードを読み 取り、誤った価格が請求されることがある。包装物中の端部にある製品の上の価 格コードを覆う部分エンドパネルを付けたラップアラウンドキャリヤーが設計さ れているが、これらは、部分エンドパネルを他のキャリヤーパネルの一つ以上に 接続するガセットパネルを含むブランクから形成するのが一般的である。ブラン クを折り曲げることに加えて、ガセットパネルを折り曲げるために、包装機械の 設計が複雑になり、包装作業を遅らせる傾向がある。 従来のラップアラウンドキャリヤーの経済的な利点を有し、その上に、ガセッ トパネルを使用しないエンドパネルを取り入れた、改良されたラップアラウンド キャリヤーを使用できることが非常に望ましい。この設計により、バスケット型 キャリヤーを取扱う様に設計された包装機械が、この新規なラップアラウンドキ ャリヤーも取扱うことができ、異なった型の包装物を製造するのに必要な包装機 械の数を少なくすることができるのが好ましい。 したがって、本発明の主目的は、これらの目標を達成するキャリヤーを提供す ることである。 発明の概要 本発明は、ラップアラウンド型キャリヤーまたはバスケット型キャリヤーに適 用できる。どちらの場合も、キャリヤーは、一対の本質的に平行なサイドパネル 、サイドパネルに接続した一対のエンドパネル、サイドパネルに接続したボトム パネルおよびサイドパネルに接続し、サイドパネル間に伸びるハンドルを含んで なる。ハンドルおよびエンドパネルのそれぞれは、サイドパネルに対して本質的 に平行な平面内にある折り線を含む。この構造により、キャリヤーは、ハンドル の折り線およびエンドパネルの折り線が本質的に同じ平面内にある、つぶれ状態 に折り曲げ、接着してあるブランクから形成することができる。キャリヤーのボ トムパネルは、好ましくは２枚の接続されたボトムパネルフラップから形成され 、各フラップは、サイドパネルの一方に接続されている。ラップアラウンド型の キャリヤーに関して、トップパネルはハンドルの両側でサイドパネルに接続され 、ハンドルおよびエンドパネルの折り線と同じ平面内にある折り線を含む。その 様な配置にあるハンドルは、好ましくはトップパネル中の離間したスリットによ り画成されるストラップである。 バスケット型キャリヤーでは、ハンドルは、横に伸びるサイドパネルの折り線 により接続された、対向するハンドルパネルから形成される二重折り構造を有す る。各ハンドルパネルは、タックパネル配置によりハンドルサポートパネルに接 続され、代わりにそのハンドルサポートパネルは、折り線により関連するサイド パネルに接続されている。 どちらの型のキャリヤーも、折りたたんだキャリヤーの状態に折 り曲げてあるブランクから容易に形成される。その様な状態でエンドパネルは形 成されているが、ボトムパネルは、包装すべき製品を開いた、または直立させた キャリヤーの中に装填した後に、ボトムパネルフラップから形成される。このキ ャリヤーは、最少量の原料から製造されたブランクから容易に製造される。さら に、どちらの型のキャリヤーも同じ包装機械で形成することができるので、機械 にかかる経費が大幅に低下する。 本発明のこれらの、および他の特徴、ならびに他の利点を、以下に記載する好 ましい実施態様で詳細に説明する。 図面の簡単な説明 図１は、本発明を取り入れた飲料缶キャリヤーの全体図である。 図２は、図１のキャリヤーを形成するためのブランクの平面図である。 図３は、図２のブランクから形成された、折りたたんだキャリヤーの平面図で ある。 図４は、飲料缶を装填する工程における、直立したキャリヤーの全体図である 。 図５は、本発明の別の実施態様を代表する飲料びんキャリヤーの全体図である 。 図６は、図５のキャリヤーを形成するためのブランクの平面図である。 図７は、図６のブランクから形成された、折りたたんだキャリヤーの平面図で ある。 図８は、装填工程における、直立した飲料びんキャリヤーの全体図である。 図９は、図５のキャリヤーの、キャリヤーハンドルをより明瞭に示すためにび んを取り除いた部分端面図である。 好ましい実施態様の詳細な説明 図１に関して、６本の飲料缶Ｃを収容するキャリヤー１０は、折り線１６によ り、短い面取りパネル１４に接続されたトップパネル１２を含んでなる。折り線 １８は面取りパネルをサイドパネル２０に接続し、そのサイドパネルは、この図 では見えないボトムパネルに接続されている。エンドパネル２２は、刻み線２４ によりサイドパネルに接続され、キャリヤーの角部で缶の丸くなった周辺部の周 りにエンドパネルを滑らかに湾曲させる、一連の間隔をおいて配置された平行な 刻み線２６を含む。上記の構造から、このキャリヤーは、エンドパネルを形成で きる適当なガセットパネルまたはタックフラップを備えた従来のラップアラウン ドキャリヤーの様に見える。エンドパネルは、キャリヤーブランクを飲料缶の周 りに巻き付けた時に、サイドパネルに接続された別のエンドパネルフラップを折 り込むことにより形成することもできよう。しかし、図１のキャリヤーでは、エ ンドパネルは予備形成されており、中央の折り線２８を含む。トップパネル１２ も、折り線２８と同じ平面内にある中央折り線３０を含む。 キャリヤーは、面取りパネル１４を通って下方向に伸び、サイドパネル２０の 上部まで続く、間隔をおいて配置された横断スリット３４により形成されるハン ドルストラップ３２を含む。好ましくは、スリットは、引き裂けに抵抗するため の円弧状の端部を有する。ハンドルストラップの両側にある切取り部３６は、キ ャリヤーを持ち上げる人の指がハンドルストラップの下側をつかむための空間を 与 える。ハンドルストラップも、折り線３０の延長である中央折り線３８を含む。 図１のキャリヤーを形成するためのブランク４０を図２に示す。トップパネル 部分１２は中央に位置し、折り線１６により面取りパネル部分１４に接続され、 面取りパネルは折り線１８によりサイドパネル部分２０に接続されている。サイ ドパネル部分はその対向する末端で折り線４２および４４によりボトムパネルフ ラップ４６および４８にそれぞれ接続され、横断する刻み線２４によりエンドパ ネル部分２２に接続されている。図の右側にあるエンドパネル部分２２は、折り 線２８によりグルーフラップ４９にも接続されている。 ボトムパネルフラップ４８は折り線５０を含み、その折り線に二次ロッキング タブ５２が接続されている。スリット５４が折り線５０を各ロッキングタブで中 断し、一次ロッキングタブ５６を形成している。さらに、各タブ５２は横断する 折り線５８を含み、外側タブ部分５９を造っている。ボトムパネルフラップ４６ は、ロッキングタブ５６およびロッキングタブ部分５９と整列した一次ロッキン グ開口部６０および二次ロッキングスリット６２を含む。 ハンドルストラップ３２を形成するスリット３４は、トップパネル部分の中央 部分では互いに平行であるが、面取りパネル部分に向かって、およびそこを通っ て伸びるにしたがって広がっていく。これによってサイドパネルにより広い部分 が設けられ、ハンドルストラップを引き裂きに対して強化している。折り線３８ は折り線３０の延長であり、指穴切取り部３６により分離され、中央に位置して トップパネル部分を２つの等しい半分ずつに分けているのが分かる。 ブランクから折りたたんだキャリヤーを形成するには、図２で点 描により示す様に、接着剤をグルーフラップ４９に塗布する。次いで、図の左側 にあるサイドパネルおよびエンドパネル部分が右側にあるサイドパネルおよびエ ンドパネルの上に重なる様に、ブランクを折り線３０および３８に沿って折り曲 げる。次いで、グルーフラップ４９を折り曲げ、上に重なったエンドパネル部分 に接着させる。そうして得られた、折りたたんだキャリヤーを図３に示す。ロッ キングタブ５２の端部部分５９の先端がボトムパネルフラップ４６のロッキング 開口部６０を通して見えるが、この図では、ボトムパネルフラップ４８はボトム パネルフラップ４６により隠されている。 図１の包装物を形成するには、対向する折り曲げ部２８に内側向きの力を作用 させることにより、折りたたんだキャリヤーを開く、または直立させる。次いで 、開いたキャリヤーを、図４に示す様に、包装された時と同じ相対的な配置に並 べた６本の飲料缶の群と整列させる。次いで開いたキャリヤーを缶の上に下降さ せ、ボトムパネルフラップを折り込み、互いに接続してボトムパネルを形成し、 図１の包装物を得る。図に示す設計では、ボトムパネルフラップは、一次ロッキ ングタブ５６を開口部６０に挿入し、二次ロッキングタブの外側タブ部分５９を スリット６２の中に挿入して固定位置に維持することにより接続される。無論、 本発明は、この特定のボトムフラップ固定手段、または他のいすれかの機械的固 定手段の使用を必要としているのではない。代わりに、ボトムパネルフラップは 接着して一つにすることもできる。 キャリヤーの形成に必要な厚紙または他の適当な材料の量は最少であり、多く の利点が得られる。エンドパネルは、開いたキャリヤーを缶の上に下降させる時 までにはすでに形成されているが、ラッ プアラウンドキャリヤーの様に缶の周りにキャリヤーをきつく引き締めることも できる。この設計により、缶をしっかりと保持することに加えて、缶が包装物か ら落下するのを阻止するだけではなく、レジのスキャナーが読み間違いしない様 に端部にある缶の上の価格コードをも覆い隠すエンドパネルが得られる。一連の 刻み線２６により、エンドパネルは包装物の端部区域にある缶の湾曲部に適合す ることができる。キャリヤーハンドルは、指を開口部３６の中に差し込み、ハン ドルストラップをトップパネルの平面から引き上げることにより、容易に形成す ることができる。次いで、ストラップをつかみ、キャリヤーを持ち上げることが できる。 トップパネル中の中央折り線３０および３８は、エンドパネル中の折り線２８ と整列しているので、輸送用に、キャリヤーを図３に示す形態に折りたたむこと ができる。これらの折り線が存在しても、完成したキャリヤーが小型で強力なカ ートンとして機能する能力が妨害される、または悪影響を受ける様なことはない 。しかしながら、この設計により、ラップアラウンドキャリヤーに部分エンドパ ネルを備える時に通常必要となるガセットパネルまたはタックフラップの必要な しに、エンドパネルが得られる。これによって、時間のかかる折り曲げ作業およ びそれを行なうための経費のかかる装置が無くなる。 本発明の別の実施態様を図５に示す。この実施態様におけるキャリヤー６４は 、飲料びんＢを保持するための上部が開いたバスケット型デザインである。図に 示す設計では、キャリヤーは、中央のハンドル６６の両側に各４本ずつの８本の 飲料びんを収容する。ハンドルは、両端で三角形のパネル構造物７０によりサイ ドパネル６８ に接続された、いわゆるバタフライハンドルの形態である。パネル７０は、水平 な刻み線７２によりサイドパネル６８に、および折り線７６によりタックパネル ７４に接続されている。タックパネルは折り線７８によりハンドルに接続されて いる。この配置は、以下に説明する図面に、より明瞭に示す。 第一の実施態様における様に、サイドパネル６８は刻み線８２によりエンドパ ネルに接続され、エンドパネルは一連の間隔をおいて配置された平行な刻み線８ ４を含む。折り線８６はエンドパネルの中央線を下方に伸び、ハンドル中の折り 線８８と整列している。ハンドルは、ハンドルに接続されたフラップ９２により 覆われたハンドグリップ開口部９０を含む。折り線８８はフラップ９２の中にも 伸びている。サイドパネルおよびエンドパネルの外側部分にある切取り部９４は 、びんの大きな部分が見えるので有利であるが、本発明に不可欠ではない。この 図では、キャリヤーのボトムパネルは見えないが、第一の実施態様のボトムパネ ルと類似の様式で、ボトムパネルフラップから形成される。 図５のキャリヤーを形成するブランクを図６に９６で示す。類似のハンドルパ ネル部分６６同士が折り線９８に沿って互いに接続されている。それぞれの部分 がフラップ９２により覆われたハンドル開口部９０を含み、フラップ９２は折り 線１００によりハンドルパネル部分に接続されている。折り線８８は、折り線９ ８に対して直角に、ハンドル開口部フラップ９２を含めてハンドルパネル部分を 通って伸び、折り線９８を二等分している。タックパネル７４は、折り線７８に よりハンドルパネル部分に、および折り線７６により三角形のハンドル接続パネ ル７０に接続されている。好ましくは、 一対のタックパネルが、以下に説明する目的のためのフィンガーまたは延長部１ ０１を含む。パネル７０をサイドパネル部分６８に接続する折り線７２は、折り 線７８および８８と平行である。第一の実施態様における様に、サイドパネル部 分は、それらの対向する端部で、第一の実施態様におけるボトムパネルフラップ に設計上類似したボトムパネルフラップに接続されている。ボトムパネルフラッ プの配置が類似しているので、第一の実施態様におけるのと同じ番号を使用して 第二の実施態様におけるボトムパネル部品を指定する。第一の実施態様における 様に、図の右側にあるエンドパネル部分８０は、折り線８６によりグルーフラッ プ１０２に接続している。 折りたたんだキャリヤーは、第一の実施態様に関連して説明したのと類似の様 式でブランクから形成される。図６における点描で示す様に、グルーフラップ１ ０２に接着剤を塗布し、図の左側にあるサイドパネルおよびエンドパネル部分が 右側にあるサイドパネルおよびエンドパネルの上に重なる様に、ブランクを折り 線８８に沿って折り曲げる。次いで、グルーフラップ１０２を折り曲げ、上に重 なったエンドパネル部分に接着させる。そうして得られた、折りたたんだキャリ ヤーを図７に示すが、この図では、ボトムパネルフラップ４８はボトムパネルフ ラップ４６により隠されている。 図５の包装物を形成するには、図７の折りたたんだキャリヤーを、第一の実施 態様に関連して説明したのと同じ様式で開き、図８に示す様に、包装すべき８本 の飲料びんＢと整列させる。さらに、ハンドルパネル部分６６を中央折り線９８ を中心にして互いの方向に折り曲げる。これは、タックパネル７４を折り線７６ を中心にして折り曲げ、タックパネルをハンドル接続パネル７０の方に向けて回 転 させ、それによってハンドルパネル部分同士を互いの方に引き寄せ、ハンドルを 形成することにより、都合よく達成される。好ましくは、タックパネルの折り曲 げは、２対のタックパネルの一方の上にある延長部１０１を、この機能を行なう 様に設計された包装機械の可動部品と接触させることにより開始する。包装機械 部品およびそれらの部品をキャリヤーに対して調整された時間で移動させる手段 の設計は、包装機械設計者には良く知られていることなので、その様な機械の詳 細を説明する必要はない。ハンドルを形成した後、開いたキャリヤーをびんの上 に下降させ、ボトムパネルフラップを折り込み、互いに接続してボトムパネルを 形成する。形成されたキャリヤーの形状およびそれに突き当たるびんにより、ハ ンドル部分が離れることはないので、ハンドルパネル部分を互いに接着する必要 はない。完成したハンドルパネルを、びんを取り去ったキャリヤーの端部を示す 図９に最も分かり易く示す。中央折り線８８および８６は同じ垂直面内にあり、 タックパネルは完全に折り曲げた状態にあるのが分かる。 第二実施態様のキャリヤーは、キャリヤーを缶の周りにきつく引き締めること ができる点で、バスケット型キャリヤーの利点とラップアラウンドキャリヤーの 利点を組み合わせている。第一実施態様のキャリヤーにおける様に、エンドパネ ルにある一連の刻み線により、エンドパネルは包装物の角区域にある缶の湾曲部 に適合することができる。このキャリヤーは設計が簡単であり、エンドパネルへ の構造的接続部として、十分な高さのライザーパネルすなわちハンドルパネルを 備える必要がない。ハンドルの使用は簡単であり、ハンドルパネルのどちらかの 側からハンドル開口部を通して指を挿入 することにより達成される。これによってハンドルパネルの反対側を通ってハン ドルフラップ９２が上方向に回転し、指にたいするクッションを与える。 第一実施態様における様に、ハンドルパネル中の中央折り線８８は、エンドパ ネル中の折り線８６と整列しており、それによってキャリヤーを輸送用に図７に 示す形態につぶすことができる。また第一実施態様における様に、これらの折り 線が存在することにより、キャリヤーが小型で強力なカートンとして機能する能 力が妨害される、または悪影響を受けることはない。 本発明を飲料の缶およびびんを包装するためのキャリヤーに関して説明したが 、無論、本発明により形成されるキャリヤーは、他の種類の製品を保持するのに も使用してよい。 特定のキャリヤーデザインを説明したが、無論当業者なら、付随する請求項に 規定される本発明の精神および範囲からそれることなく、本発明の全体的な基本 的機能および概念に影響しない、設計のある種の特徴および特性に変形を加える ことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．離間した本質的に平行な一対のサイドパネルと、 サイドパネルに接続された離間した一対のエンドパネルと、 該サイドパネルに接続されたボトムパネル、および 該サイドパネルに接続され、該サイドパネル間に延在するハンドルと を含んでなり、 該ハンドルおよび該エンドパネルのそれぞれが、該サイドパネルに対して 本質的に平行な平面内にある折り線を含み、それによって、該ハンドルおよび該 エンドパネルが前記折り線を中心にして折り曲げられている、折りたたんだ状態 から該キャリヤーを形成できることを特徴とする製品キャリヤー。 ２．該折り線が該サイドパネルから本質的に等間隔にあることを特徴とする請 求項１の製品キャリヤー。 ３．該ボトムパネルが、接続されたボトムパネルフラップを含んでなり、各フ ラップが該サイドパネルの一方に接続されていることを特徴とする請求項１の製 品キャリヤー。 ４．該ハンドルの両側で該サイドパネルに接続されたトップパネルを含み、該 トップパネルが、該ハンドルおよび該エンドパネルの該折り線と同じ平面内にあ る折り線を含むことを特徴とする請求項１の製品キャリヤー。 ５．該ハンドルが、該トップパネル中で離間したスリットにより画成されたス トラップであることを特徴とする請求項４の製品キャリヤー。 ６．該キャリヤーが、該ハンドルと該エンドパネルの間に、上部が開いた部分 を有することを特徴とする請求項１の製品キャリヤー。 ７．該ハンドルが、該サイドパネル間を横断して延在する折り線により接続さ れた２枚の対向するハンドルパネルを含んでなり、各ハンドルパネルがタックパ ネルに折り曲げられる様に接続され、各タックパネルがハンドルサポートパネル に折り曲げられる様に接続され、各ハンドルサポートパネルが折り線により関連 するサイドパネルに接続され、各ハンドルパネルが、該サイドパネルに対して本 質的に平行な平面内にある折り線を含むことを特徴とする請求項６の製品キャリ ヤー。 ８．該ハンドルパネルが整列したハンドル開口部を含むことを特徴とする請求 項７の製品キャリヤー。 ９．各ハンドルパネルが、その中の該ハンドル開口部を覆うフラップを含み、 各フラップが、該関連するハンドルパネル中の該折り線の延長である折り線を含 んでいることを特徴とする請求項８の製品キャリヤー。 １０．該エンドパネルが、該サイドパネルを該エンドパネルに接続している該刻 み線に対して本質的に平行な複数の刻み線を含み、該複数の刻み線により、該エ ンドパネルが、該キャリヤーの該端部にある湾曲した製品の該形状に密接に適合 することを特徴とする請求項１の製品キャリヤー。 １１．向かい合わせの関係に重なり合った一対のサイドパネル、 各エンドパネルが該サイドパネルの隣接する端部に接続され、折り線によ り本質的に等しい半分体に分割され、各エンドパネ ル半分体が重なり合い、他の関連するエンドパネル半分体と向かい合わせの関係 になる様に、該エンドパネルが前記折り線を中心にして折り曲げられている、一 対のエンドパネルと、 該サイドパネルの少なくとも一方に接続されたボトムパネルフラップと、 対向する端部を有し、各端部が該サイドパネルの一方に接続されているハ ンドルと を含んでなり、該ハンドルは、該エンドパネルの該折り線に対して本質的に 直角に延在する折り線により、本質的に等しい半分体に分割され、該ハンドルは 、該ハンドルの各半分体が重なり合い、他のハンドル半分体と向かい合わせの関 係になる様に、前記ハンドル折り線を中心にして折り曲げられていることを特徴 とする折りたたんだ製品キャリヤー。 １２．該ハンドルの両側にある該サイドパネルに接続されたトップパネルを含み 、該トップパネルは、該ハンドル折り線の延長である折り線により本質的に等し い半分体に分割され、該トップパネルは、該トップパネルの各半分体が重なり合 い、他のトップパネル半分体と向かい合わせの関係になる様に、前記トップパネ ル折り線を中心にして折り曲げられることを特徴とする請求項１１の折りたたん だ製品キャリヤー。 １３．該ハンドルが、該トップパネル中の離間したスリットにより画成されるス トラップであることを特徴とする請求項１２の折りたたんだ製品キャリヤー。 １４．該ハンドルは、該エンドパネル折り線と平行に延在する折り線により接続 された２枚の対向するハンドルパネルを含んでな り、各ハンドルパネルはタックパネルに折り曲げられる様に接続され、各タック パネルはハンドルサポートパネルに折り曲げられる様に接続され、各ハンドルサ ポートパネルが折り線により関連するサイドパネルに接続され、該ハンドル折り 線は各ハンドルパネルを通って伸びていることを特徴とする請求項１１の折りた たんだ製品キャリヤー。 １５．該ハンドルサポートパネルの一方に接続された各タックパネルが延長部を 含み、該折りたたんだ製品キャリヤーから立ち上がったキャリヤーの該延長部に 作用する圧力により、該ハンドルパネルが互いの方向に折り曲げられることを特 徴とする請求項１４の折りたたんだ製品キャリヤー。 １６．中央に位置した、対向する端部を有するハンドルと、 折り線により各ハンドル端部に接続されたサイドパネル部分と、 該サイドパネルを該ハンドルに接続している該折り線と本質的に平行に延 在する折り線により、該サイドパネル部分の少なくとも一方に接続されたボトム パネルフラップと、 各サイドパネル部分の対向する端部に接続されたエンドパネルフラップと 、 該ハンドルは、該ハンドルを該サイドパネル部分に接続している該折り線 と本質的に平行に延在する折り線により、本質的に等しい半分体に分割されてお り、 折り線により２個の該エンドパネルフラップに接続されたグルーフラップ とを含み、 該グルーフラップ折り線は、該ハンドル折り線に対して本質 的に直角に延在し、各グルーフラップはハンドルの両側にあることを特徴とする 製品キャリヤーを形成するためのブランク。 １７．該ハンドルの両側にある該サイドパネル部分に接続されたトップパネル部 分を含み、該トップパネルは、該ハンドル折り線の延長である折り線により、本 質的に等しい半分体に分割されていることを特徴とする請求項１６のブランク。 １８．該ハンドルが、該トップパネル部分中で離間したスリットにより画成され たストラップであることを特徴とする請求項１７のブランク。 １９．該ハンドルは、該ハンドル折り線に対して直角に延在する折り線により接 続された２枚の対向するハンドルパネル部分を含んでなり、各ハンドルパネル部 分がタックパネルに折り曲げられる様に接続され、各タックパネルはハンドルサ ポートパネルに折り曲げられる様に接続され、各ハンドルサポートパネルは折り 線により関連するサイドパネルに接続され、該ハンドル折り線は各ハンドルパネ ル部分を通って延在していることを特徴とする請求項１６のブランク。