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JPH1141980A - 電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機 - Google Patents

電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機

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Publication number
JPH1141980A
JPH1141980A JP9186849A JP18684997A JPH1141980A JP H1141980 A JPH1141980 A JP H1141980A JP 9186849 A JP9186849 A JP 9186849A JP 18684997 A JP18684997 A JP 18684997A JP H1141980 A JPH1141980 A JP H1141980A
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JP
Japan
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motor
voltage
inverter
input
chopper circuit
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP9186849A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuya Takakura
雄八 高倉
Makoto Ishii
誠 石井
Yasuo Notohara
保夫 能登原
Yukio Kawabata
幸雄 川端
Koji Kato
浩二 加藤
Toru Inoue
井上  徹
Hiroshi Shinozaki
弘 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9186849A priority Critical patent/JPH1141980A/ja
Publication of JPH1141980A publication Critical patent/JPH1141980A/ja
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧チョッパ回路を用いて電動機を回転制御
する際に、昇圧チョッパ回路の電圧制限値の範囲内で運
転し、システムの保護を図る。 【解決手段】 電動機制御装置14は、インバータ10
の通流率が100%でかつその入力直流電圧Vdを変化
させて電動機11を速度制御する制御領域でも、直流電
圧信号S4によってインバータ10の入力直流電圧Vd
を監視しており、電動機11の負荷が増加することによ
り、この入力直流電圧Vdが規定値以上になると、昇圧
チョッパ回路3の通流率を制御して入力直流電圧Vdが
規定値以下になるようにし、電動機11の印加電圧を規
定値以下とする。また、この制御領域で電動機11の指
定回転数を増加させても入力直流電圧Vdが上昇しない
ときや、この制御領域で入力直流電圧Vdが急激に低下
したときには、昇圧チョッパ回路3が故障したとして、
電動機11や昇圧チョッパ回路3を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータを用い
た電動機駆動装置に係り、特に、交流電源からの電力を
昇圧チョッパ回路によって交流電源電圧よりも高い電圧
値の直流電圧に変換し、この直流電圧をインバータによ
り交流電力に変換して電動機に供給することにより、電
動機の広範囲にわたる回転速度制御を行なうようにした
電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】昇圧チョッパ回路とインバータとを用い
た電動機駆動装置の一従来例が、例えば、特願平6−1
05563号公報に記載されている。これは、交流電源
からの電力を昇圧チョッパ回路によって交流電源電圧よ
りも高い電圧値の直流電圧に変換し、この直流電圧をイ
ンバータによって交流電力に変換して電動機に供給する
ことにより、電動機の広範囲にわたる回転速度制御を行
なうことができるようにしたものである。
【0003】この従来技術では、インバータの出力電圧
の制御を、インバータの入力直流電圧を制御して行なう
領域と、入力直流電圧は一定のままでインバータの通流
率を制御して行なう領域とに分けて行なっている。
【0004】この場合の制御回路は、交流電源からの交
流電圧を整流回路によって整流し、その整流電圧を昇圧
チョッパ回路のスイッチング素子でチョッピングするこ
とにより、インバータの入力直流電圧を制御する構成と
なっている。即ち、昇圧チョッパ回路は、インダクタン
ス素子とスイッチング素子とダイオードとで構成されて
おり、スイッチング素子をオンすることにより、インダ
クタンス素子に直流電流を流してこのインダクタンス素
子にエネルギーを蓄え、次に、スイッチング素子をオフ
することにより、インダクタンス素子に蓄えられたエネ
ルギーを放出させ、ダイオードを介してインバータ入力
側の平滑コンデンサに充電電流を流し、この平滑コンデ
ンサにインバータの昇圧された入力直流電圧を生成させ
る。
【0005】インバータの出力電圧の制御をインバータ
の入力直流電圧を制御して行なう領域では、インバータ
での通流率を最大値に固定し、昇圧チョッパ回路でのス
イッチング素子の通流率を変化させてインバータの入力
直流電圧を可変することにより、電動機の回転速度制御
が行なわれる。また、インバータの出力電圧の制御をイ
ンバータの通流率を制御して行なう領域では、このイン
バータの入力直流電圧はある一定値に固定して(即ち、
昇圧チョッパ回路でのスイッチング素子の通流率を一定
として)、インバータの通流率を制御することにより、
電動機の回転速度制御が行なわれる。
【0006】なお、この昇圧チョッパ回路では、スイッ
チング素子の通流率を制御して交流電源電流を正弦波状
に制御することができるため、力率を改善し、かつ交流
電源の高調波電流を抑制することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、電
動機の回転速度制御を行なう際に、電動機の回転数を検
出し、検出した回転数が所望の回転数となるように、昇
圧チョッパ回路の出力直流電圧(即ち、インバータの入
力直流電圧)を増減させている。
【0008】しかし、上記従来技術では、電動機の運転
状態によっては、昇圧チョッパ回路の出力直流電圧がイ
ンバータ及び昇圧チョッパ回路の最大定格を越える場合
がある。即ち、電動機の回転数が高くなるにつれて昇圧
チョッパ回路の出力直流電圧値は上昇するため、電動機
の回転数に所定の制限値を設定してこの制限値を越えな
いように回転制御すれば、昇圧チョッパ回路の出力直流
電圧値をある範囲以内に抑えることができるが、一方、
電動機の負荷が変動した場合でも、その増減に応じて昇
圧チョッパ回路の出力直流電圧が変動する。このため、
単に電動機の回転数に所定の制限値を設定してこれを越
えないように回転数を制御するようにするだけでは、電
動機の回転数がこの制限値を越えていないにもかかわら
ず、負荷の変動によって昇圧チョッパ回路の出力直流電
圧がインバータ及び昇圧チョッパ回路の最大定格、或い
は所定の制限値を越えるおそれがあった。
【0009】また、上記従来技術では、昇圧チョッパ回
路の故障によってその出力直流電圧がある電圧値までし
か上昇しない場合でも、電動機を駆動できる場合があ
る。即ち、インバータの入力直流電圧を制御する領域で
は、電動機の回転速度を検出して、それが所望の回転速
度となるように、昇圧チョッパ回路でのスイッチング素
子の通流率を変化させることにより、昇圧チョッパ回路
の出力直流電圧を増減させているが、この場合、低速域
では、故障した昇圧チョッパ回路の出力直流電圧をこの
可能なある電圧値まで増加させなくても、この昇圧チョ
ッパ回路の出力直流電圧の増減によって電動機の回転速
度制御が可能であるため、単に電動機の回転数を検出す
るのみでは、昇圧チョッパ回路の故障を検知できない。
【0010】本発明の目的は、かかる問題を解決し、イ
ンバータや昇圧チョッパ回路の最大電圧定格、或いは所
定の値を越えない範囲で電動機の回転速度制御ができる
ようにした電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インバータの入力直流電圧を変化させて
電動機を可変速制御する際に、該電動機の速度指令値に
応じて設定される該インバータの入力直流電圧が予め設
定した所定の最大値を越えないように、該電動機を可変
速制御する。
【0012】また、本発明は、インバータの入力直流電
圧を変化させて電動機を可変速制御する際に、該電動機
の速度指令値に応じて設定される該インバータの入力直
流電圧が予め設定した所定の最大電圧値を越えたときに
は、昇圧チョッパ回路及び該電動機を停止させる。
【0013】さらに、本発明は、インバータの入力直流
電圧を変化させて電動機を可変速制御する際に、該電動
機の速度指令値を増加させて一定時間経過しても、該イ
ンバータの入力直流電圧が予め設定した所定の最小値を
越えないときには、該電動機及び昇圧チョッパ回路の駆
動を停止させ、また、かかる状態を外部に伝達するか、
表示する。
【0014】さらに、本発明は、インバータの入力直流
電圧を可変して、或いは一定にして電動機を可変速制御
する際に、該入力直流電圧の所定の単位時間当りの変化
量が該電動機の速度指令値の変動による該入力直流電圧
の変動に基づいて予め推定した所定の最大変化量を越え
たときには、該電動機及び昇圧チョッパ回路の駆動を停
止させる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0016】図1は本発明による電動機駆動装置の一実
施形態を示すブロック図であって、1は交流電源、2は
全波整流回路、2a〜2dは整流ダイオード、3は昇圧
チョッパ回路、4はインダクタンス素子、5はスイッチ
ング素子、6は昇圧チョッパ回路駆動手段、7はフリー
ホイールダイオード、8は平滑コンデンサ、9a,9b
は直流電圧検出用抵抗、10はインバータ、10a〜1
0fはスイッチング素子、11は直流ブラシレスモータ
などの電動機という、12はロータ磁極位置検出手段、
13はインバータ駆動手段、14は電動機制御装置であ
る。
【0017】同図において、交流電源1からの交流電源
電圧は整流ダイオード2a〜2dからなる全波整流回路
2によって全波整流され、全波整流波形の整流電圧が得
られて昇圧チョッパ回路3に供給される。昇圧回路3は
インダクタンス素子4とスイッチング素子5とフリーホ
イールダイオード7とから構成されており、昇圧チョッ
パ回路駆動手段6によりスイッチング素子5がオン,オ
フ駆動される。スイッチング素子5がオンすると、全波
整流回路2からインダクタンス素子4,スイッチング素
子5を介して電流が流れることにより、インダクタンス
素子4にエネルギーが蓄えられ、次にスイッチング素子
5がオフすると、インダクタンス素子4に蓄えられたエ
ネルギーが放出されることにより、フリーホイールダイ
オード7を介してインバータ10の入力側の平滑コンデ
ンサ8に充電電流が流れ、平滑コンデンサ8が充電され
る。このようにして、スイッチング素子5がオン,オフ
を繰り返すことにより、交流電源電圧よりも昇圧された
インバータ10の入力直流電圧Vdが得られる。
【0018】かかる動作において、スイッチング素子5
がオンしているときには、平滑コンデンサ8に充電電流
が流れず、この平滑コンデンサ8からインバータ10に
電力が供給されるので、この平滑コンデンサ8の充電電
圧、従って、インバータ10の入力直流電圧Vdは低下
していくが、次にスイッチング素子5がオフすると、イ
ンダクタンス素子4からのエネルギーの放出により、平
滑コンデンサ8が充電され、インバータ10の入力直流
電圧Vdの低下が補われる。
【0019】スイッチング素子10a〜10fはブリッ
ジに組み合わされてインバータ10を構成しており、イ
ンバータ駆動手段13からのPWM(パルス幅変調)信
号によってオン,オフ駆動されて直流電圧Vdを交流化
する。これによって得られた交流電圧(即ち、インバー
タ10の出力交流電圧)により、電動機11が回転駆動
される。
【0020】電動機制御装置14は、電動機11のロー
タ磁極の位置を検出するロータ磁極位置検出手段12か
ら出力される磁極位置検出信号S1を参照して電動機1
1の回転数を算出し、これが指定される所望の回転数
(即ち、電動機11の速度指令値)となるように、イン
バータ駆動手段13に回転数指令信号S2を供給する。
インバータ駆動手段13は、この回転数指令信号S2に
対応したデューティのPWM信号を生成し、これによっ
てスイッチング素子10a〜10fをオン,オフ駆動す
る。そして、PWM信号のオン期間、即ち、インバータ
10の通流率を回転数指令信号S2に応じて変化させる
ことにより、電動機11に印加するインバータの出力交
流電圧を制御し、その回転数が電動機11の速度指令値
となるように回転速度制御が行なわれる。
【0021】また、直流電圧検出用抵抗9a,9bはイ
ンバータ10の入力直流電圧Vdを分圧した直流電圧検
出信号S4を出力する。電動機制御装置14は、この直
流電圧検出用抵抗9a,9bからの直流電圧検出信号S
4からインバータ10の入力直流電圧Vdを検出し、こ
のインバータ10の入力直流電圧Vdを所望の電圧値と
するための直流電圧指令値S3を生成する。昇圧チョッ
パ回路駆動手段6は直流電圧指令値S3に応じたデュー
ティのPWM信号を出力し、これによって昇圧チョッパ
回路3のスイッチング素子5をオン,オフ駆動する。こ
のPWM信号のオン期間、即ち、昇圧チツョッパ回路3
の通流率をインバータ10の入力直流電圧Vdに応じて
制御することにより、このインバータ10の入力直流電
圧Vdを所定の電圧値にする。
【0022】このように、インバータの出力交流電圧を
インバータ10の通流率を制御して電動機11の速度制
御を行なう領域(以下、インバータ制御領域という)で
は、インバータ10の入力直流電圧Vdが最低の一定電
圧値となるように、昇圧チョッパ回路3の通流率が設定
され、インバータ10の通流率を変化させる。
【0023】これに対し、インバータの出力交流電圧を
インバータ10の入力直流電圧Vdを制御して電動機1
1の速度制御を行なう領域(以下、昇圧チョッパ回路制
御領域という)では、インバータの通流率を最大(10
0%)に固定し、磁極位置検出信号S1から検出される
電動機11の回転数が電動機11の速度指令値となるよ
うに、直流電圧指令値S3により昇圧チョッパ回路3の
通流率を制御してインバータ10の入力直流電圧Vdを
増減させることにより、電動機11の速度制御を行な
う。
【0024】図2は電動機制御装置14による制御状態
を示す図であって、同図(a)は電動機11の回転数N
に対するインバータ10の通流率とインバータの入力直
流電圧Vdとの関係を示し、同図(b)は電動機11の
回転数Nに対する電動機11の印加電圧Vm、即ち、イ
ンバータ10の出力交流電圧Vmとの関係を示す。
【0025】図2(a)において、いま、電動機11の
回転数NがN1未満でインバータ制御領域であり、回転
数N1以上で昇圧チョッパ回路制御領域であるとする
と、インバータ制御領域では、インバータ10の入力直
流電圧Vdは一定の最低電圧V4に保持され、インバー
タ10の通流率は電動機11の回転数Nの増加とともに
増加する。そして、電動機11の回転数NがN1のとき
には、インバータ10の通流率は100%となる。ま
た、昇圧チョッバ回路制御領域では、インバータ10の
通流率が100%に保持され、電動機11の回転数Nが
N1から増加するとともに、インバータ10の入力直流
電圧Vdがその最低電圧V4から増加していく。
【0026】図2(b)において、電動機11の印加電
圧(即ち、インバータ10の出力交流電圧)Vmは、電
動機11の回転数Nの増加とともに増加する。また、負
荷が大きいほど、電動機の印加電圧Vmは増加する。こ
れを図2(a)と関連付けると、電動機11の回転数N
がN1未満のインバータ制御領域では、インバータ10
の通流率を増減させて電動機11の印加電圧Vmを可変
することにより、電動機11の回転速度の制御を行な
い、電動機11の回転数NがN1以上の昇圧チョッパ回
路制御領域では、インバータ10の通流率が100%に
なるため、昇圧チョッパ回路3の通流率を増減してイン
バータ10の入力直流電圧Vdを増減させることによ
り、電動機11の印加電圧Vmを可変として、電動機1
1の回転速度の制御を行なう。
【0027】ここで、電動機11やインバータ10,昇
圧チョッパ回路3などの保護のために設定される電動機
11の印加電圧Vmの最大許容電圧値(或いは最大定格
値)をVmaxとし、このときの或る負荷での電動機11
の回転数Nを最大許容回転数Nmax1とする。
【0028】ところで、電動機11としての直流ブラシ
レスモータは、その負荷が増加すると、かかる負荷変動
以前と同じ回転数を維持するためには、この電動機11
の印加電圧Vmを増加させなければならない。例えば、
図2(b)に示すように、いま、負荷特性cの状態で電
動機11の回転数Nが最大許容回転数Nmax1であり、こ
のときの電動機11の印加電圧VmをV1とすると、負
荷特性b,aのように順に負荷が増加したときには、こ
の同じ回転数Nmax1を維持するためには、電動機11の
印加電圧Vmが電圧値V1から電圧値V2,V3と順に
増加し、負荷特性aで示すように、負荷によっては、そ
のときの電動機11の印加電圧Vmが最大許容電圧値V
maxを越えてしまう場合もある。従って、単に電動機1
1の回転数Nの最大許容回転数Nmax1を規定したのみで
は、電動機11の印加電圧Vmを最大許容電圧値Vmax
以下に抑えることができず、電動機11などの保護に支
障を来すことになる。
【0029】そこで、この実施形態では、図1におい
て、電動機制御装置14が、直流電圧検出抵抗9a,9
bからの直流電圧検出信号S4を参照して検出されるイ
ンバータ10の入力直流電圧Vdを参照して、電動機1
1の印加電圧Vmが最大許容電圧値Vmaxを越えないよ
うに、直流電圧指令値S3で昇圧チョッパ回路駆動手段
6を制御して、昇圧チョッパ回路3の通流率を制御す
る。そこで、例えば、負荷特性aの負荷状態になると、
電動機11の最大許容回転数をNmax1からこれよりも低
いNmax2に変更させるようにする。従って、電動機11
の印加電圧Vmは最大許容電圧値Vmax を越えることは
ない。
【0030】この点についてさらに具体的に説明する
と、昇圧チョッパ回路制御領域では、インバータ10の
通流率が100%と一定となっているので、インバータ
10の入力直流電圧Vdと出力交流電圧(=電動機11
の印加電圧)Vmとは一対一の関係にある。つまり、こ
の出力交流電圧Vmの最大許容電圧値Vmaxに対するイ
ンバータ10の入力直流電圧Vdは一定であり、これを
Vdmaxとすると、インバータの出力交流電圧Vmが最
大許容電圧値Vmaxであるときには、このときのインバ
ータ10の入力直流電圧VdはVdmaxということにな
る。
【0031】また、昇圧チョッパ回路制御領域では、電
動機制御装置14に、最大許容回転数Nmax1のように、
電動機11の電動機11の所要とする回転数Nが指定さ
れており、ロータ磁極位置検出手段12からの磁極位置
検出信号S1から算出される電動機11の回転数がこの
指定される回転数Nmax1と異なるときには、電動機制御
装置14が昇圧チョッパ回路3の通流率を制御して、電
動機11の回転数Nが指定回転数Nmax1に等しくなるよ
うなインバータ10の出力交流電圧Vmが得られるよう
に、インバータ10の入力直流電圧Vdを変化させる。
【0032】そこで、いま、図2(b)に示すように、
負荷特性cの負荷状態にあり、電動機11の指定回転数
が最大許容回転数Nmax1であって、電動機11に電圧V
1が印加されて電動機11がこの最大許容回転数Nmax1
で回転しているとき、例えば、負荷特性aで示す大きい
負荷状態に変化したとすると、電動機11は、そのとき
の印加電圧V1では、回転数Nが低下しようとするが、
電動機制御装置14には回転数Nmax1が指定されている
ため、この回転数Nmax1で回転させるように、電動機制
御装置14が昇圧チョッパ回路3の通流率を制御して、
インバータ10の入力直流電圧Vdを高め、電動機11
の印加電圧Vmを高める。
【0033】このようにして、電動機制御装置14は、
電動機11の印加電圧Vmを高めるが、これとともに、
直流電圧検出信号S4によってインバータ10の入力直
流電圧Vdを監視しており、この入力直流電圧Vdがイ
ンバータ10の出力交流電圧Vmの最大許容電圧値Vma
xに対応する電圧値Vdmaxに達すると、電動機11の指
定回転数を先の最大許容回転数Nmax1から小さい方向に
変更し、電動機11の回転数を下げるように制御を行な
う。
【0034】これ以降、電動機制御装置14は、インバ
ータ10の入力直流電圧Vdと電動機11の回転数Nと
の調整を行ない、負荷特性aにおいて、電動機11の印
加電圧Vmが最大許容電圧値Vmax にあって、電動機の
回転数Nがそのときの最大許容回転数Nmax2となる状態
にする。
【0035】このようにして、電動機11の印加電圧V
mがその最大許容電圧値Vmaxを越えるような負荷状態
になっても、インバータ10の入力直流電圧Vdをもと
にして、電動機11の印加電圧Vmがその最大許容電圧
値Vmaxを越えないような状態に設定することができ
る。従って、この実施形態によると、常に、インバータ
10や昇圧チョッパ回路3の最大定格あるいは所定電圧
値を越えないで電動機11の回転速度の制御ができ、昇
圧チョッパ回路3やインバータ10,電動機11の保護
を図ることができる。
【0036】また、電動機制御装置14は、昇圧チョッ
パ回路駆動手段6がノイズなどの要因によって誤動作
し、電動機11の印加電圧Vmが最大許容電圧値Vmax
を越えた場合には、昇圧チョッパ回路3及び電動機11
を停止させ、これにより、昇圧チョッパ回路3やインバ
ータ10,電動機11などの保護を図る。
【0037】図3は電動機制御装置14による電動機起
動時の制御動作を示す図であって、同図(a)は電動機
11の回転数Nの時間的変化を、また、同図(b)はイ
ンバータ10の通流率とインバータ10の入力直流電圧
Vdとの時間的変化を夫々示しており、T1はインバー
タ制御領域から昇圧チョッパ回路制御領域に変更する時
点を示している。
【0038】図3(a),(b)において、時刻0で電
動機11を起動すると、電動機制御装置14の制御によ
り、時刻T1までのインバータ制御領域では、インバー
タ10の入力直流電圧Vdは一定電圧値V5に保持さ
れ、インバータ10の通流率が順次高められることによ
り、電動機11はその回転数Nが順次高められて加速さ
れる。
【0039】そして、時刻T1になると、インバータ1
0の通流率が100%となって昇圧チョッパ回路制御領
域に入り、インバータ10の通流率は100%と一定に
保持され、また、昇圧チョッパ回路3の通流率が制御さ
れて、昇圧チョッパ回路3が正常に動作すれば、インバ
ータ10の入力直流電圧Vdが破線eで示すように上昇
し、これとともに、電動機11の回転数Nも破線gで示
すように上昇する。
【0040】しかしながら、例えば、スイッチング素子
5が動作しなかったり、インダクタンス素子4の一部が
短絡したりなどして昇圧チョッパ回路3が故障し、イン
バータ10の入力直流電圧Vdを、例えば、電圧値V5
以上高めることができないとすると、時刻T1からはこ
の入力直流電圧Vdが、実線dで示すように、電圧値V
5に保持されたままとなる。このときには、電動機11
の回転数Nも、実線fで示すように、上昇せずにほぼ一
定に保持される。
【0041】そこで、この実施形態では、かかる電動機
11の起動動作時、インバータ制御領域が経過して時刻
T1になると、電動機制御装置14がこの時刻T1から
所定の期間T2だけ、直流電圧検出信号S4により、イ
ンバータ10の入力直流電圧Vdを監視し、この入力直
流電圧Vdがこの期間T2を経過しても、図3(b)の
実線dで示すように、ほぼ一定の電圧値V5に保持され
ているときには、昇圧チョッパ回路3に何らかの障害が
発生したと判断して、昇圧チョッパ回路3及び電動機1
1を停止させ、それらの保護を図るようにする。この場
合、かかる状態を適宜の手段で電動機駆動装置の外部に
伝達或いは表示し、電動機11の動作をそのまま継続さ
せて昇圧チョッパ回路3のみを停止させ、その保護を図
るようにしてもよい。
【0042】このようにして、この実施形態では、イン
バータ10の入力直流電圧Vdにより、電動機11の起
動時、昇圧チョッパ回路3の故障を検出することがで
き、早期にシステムの保護を図ることができる。
【0043】なお、電動機11の速度指令値の変更によ
ってその回転数を増加させる場合には、電動機11を加
速させることになるが、この場合にも、図3に示すよう
な制御が行なわれることになり、この場合でも、同様に
して昇圧チョッパ回路3の故障を検出することができ
る。
【0044】また、電動機11の運転中に昇圧チョッパ
回路3が故障した場合にも、この実施形態では、インバ
ータ10の入力直流電圧からこれを検出することができ
る。これを図4により説明する。
【0045】なお、図4は電動機11の運転中でのイン
バータ10の入力直流電圧Vdの時間的変化の一具体例
を示すものであって、T4は昇圧チョッパ回路3が正常
に動作する期間を、また、T5は昇圧チョッパ回路3の
故障期間を夫々示し、また、ΔV1は昇圧チョッパ回路
3が正常に動作するときの電動機制御装置14の制御に
よる場合も含めたインバータ10の入力直流電圧の単位
時間当りの最大変化量を示している。この最大変化量△
V1は、ほぼ電動機11の増減速レートに比例するた
め、最大増減速レートからおよその値を推定できる。Δ
V2はスイッチング素子5が動作しなかったり、インダ
クタンス素子4の一部が短絡したりなどして昇圧チョッ
パ回路3が故障したときのインバータ10の入力直流電
圧の単位時間当りの変化量を夫々示しており、発明者の
実験結果によると、一般に、 △V1≪△V2 である。昇圧チョッパ回路3が故障したときには、平滑
コンデンサ8への充電動作が充分に行なわれなくなる。
【0046】図4に示すように、この実施形態では、電
動機11の定常運転状態においても、電動機制御装置1
4が、直流電圧検出信号S4により、所定の単位時間T
3毎にインバータ10の入力直流電圧Vdを監視し、こ
の単位時間T3毎のインバータ10の入力直流電圧Vd
の変化量ΔVを検出する。そして、期間T4のように、
この変化量ΔVが ΔV≦ΔV1 のときには、昇圧チョッパ回路3は故障していないと判
定し、そのまま電動機11の運転を継続するが、昇圧チ
ョッパ回路3が故障して昇圧動作を行なうことができな
くなると、期間T5のように、インバータ10の入力直
流電圧Vdが急速に低下していく。このため、電動機制
御装置14は、直流電圧検出信号S4によって検出する
インバータ10の入力直流電圧Vdの単位時間T3当り
の変化量ΔVが ΔV1<ΔV となると、昇圧チョッパ回路3が故障したものと判定
し、昇圧チョッパ回路3及び電動機11を停止させてそ
の保護を図る。
【0047】以上のようにして、この実施形態では、電
動機11の起動時や加速時においても、また、定常運転
時においても、昇圧チョッパ回路3の故障を検出するこ
とができ、したがって、昇圧チョッパ回路3が故障した
ときには、これを即座に検出して昇圧チョッパ回路3や
電動機11を停止させることができるから、確実にこれ
らの保護を図ることができる。
【0048】本発明による空気調和機は、以上説明した
電動機駆動装置を用いるものであって、この場合、電動
機11がこの空気調和機の冷凍サイクルにおける圧縮機
を回転駆動する電動機となる。そして、かかる空気調和
機では、圧縮機の駆動系としての電動機駆動装置におい
て、上記のように、インバータや昇圧チョッパ回路の最
大電圧定格、或いは所定の電圧値を越えない範囲で電動
機の回転速度制御ができ、また、昇圧チョッパ回路の故
障検出が確実にかつ早期に行なわれるので、より安全な
製品として提供されることになる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電動
機駆動装置によれば、昇圧チョッパ回路の出力直流電圧
を可変して電動機を可変速制御する際に、電動機の速度
指令値から得られる昇圧チョッパ回路の出力直流電圧
が、予め設定した所定の最大値を越えないように電動機
を可変速制御するので、電動機負荷が変動した場合に
は、単に電動機の回転数に所定の制限値を設定した場合
に比べて、昇圧チョッパ回路の出力直流電圧が、インバ
ータ及び昇圧チョッパ回路の最大定格、或いは所定の制
限値を越えないようにすることができる。
【0050】また、本発明による電動機駆動装置によれ
ば、電動機の速度指令値から得られる昇圧チョッパ回路
の出力直流電圧が予め設定した所定の最大値を越えた場
合には、昇圧チョッパ回路及び電動機を停止させるの
で、これらインバータ及び昇圧チョッパ回路の最大電圧
定格、或いは所定の電圧値を越えないようにすることが
でき、これらの保護を図ることができる。
【0051】さらに、本発明による電動機駆動装置によ
れば、昇圧チョッパ回路の出力直流電圧を可変して電動
機を可変速制御する際に、電動機の速度指令値を増加し
て一定時間経過したにもかかわらず、電動機の速度指令
値から得られる昇圧チョッパ回路の出力直流電圧が予め
設定した所定の最小値を越えない場合には、これをもっ
て昇圧チョッパ回路の故障を検知することができ、電動
機及び昇圧チョッパ回路の駆動を停止させることによ
り、これらの保護を図ることができる。
【0052】さらに、本発明による電動機駆動装置によ
れば、昇圧チョッパ回路の出力直流電圧を可変して電動
機を可変速制御する際に、電動機の速度指令値を増加し
て一定時間経過したにもかかわらず、電動機の速度指令
値から得られる昇圧チョッパ回路の出力直流電圧が予め
設定した所定の最小値を越えない場合には、かかる状態
を電動機駆動装置の外部に伝達、或いは表示し、かつ昇
圧チョッパ回路の駆動を停止させるので、昇圧チョッパ
回路の故障を検知することができるとともに、昇圧チョ
ッパ回路の保護を図ることができる。
【0053】さらに、本発明による電動機駆動装置によ
れば、昇圧チョッパ回路の出力直流電圧を可変、或いは
一定にして電動機を可変速制御する際に、昇圧チョッパ
回路の出力直流電圧の所定時間における変化量が、電動
機の速度指令値の変動による昇圧チョッパ回路の出力直
流電圧の変動に基づいて予め推定した所定の最大変化量
を越えた場合には、これをもって昇圧チョッパ回路など
が故障して生ずる異常状態を検知することができ、これ
にともなって電動機及び昇圧チョッパ回路の駆動を停止
させるので、これらの保護を図ることができる。
【0054】さらに、本発明による空気調和機によれ
ば、以上のような効果を奏する本発明による電動機駆動
装置を用いて運転を行なうので、インバータ及び昇圧チ
ョッパ回路の最大電圧定格、或いは所定の電圧値を越え
ない範囲で電動機の回転速度制御ができ、また、昇圧チ
ョッパ回路の故障が確実かつ早期に検出されるものであ
って、安全な製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機駆動装置の一実施形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示した実施形態での電動機の回転数に対
する動作特性の一具体例を示す図である。
【図3】図1に示した実施形態での電動機起動特性の一
具体例を示す図である。
【図4】図1に示した実施形態での電動機運転中に障害
が発生した場合のインバータの入力直流電圧の変化の一
具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 全波整流回路 2a〜2d 整流ダイオード 3 昇圧チョッパ回路 4 インダクタンス素子 5 スイッチング素子 6 昇圧チョッパ回路駆動手段 7 フリーホイールダイオード 8 平滑コンデンサ 9a,9b 直流電圧検出抵抗 10 インバータ 10a〜10f スイッチング素子 11 電動機 12 ロータ磁極位置検出手段 13 インバータ駆動手段 14 電動機制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 幸雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 加藤 浩二 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 井上 徹 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 篠崎 弘 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源電圧を整流する整流回路と、該
    整流回路の出力電圧を昇圧する昇圧チョッパ回路と、該
    昇圧チョッパ回路の出力を平滑して直流電圧を生成する
    平滑コンデンサと、該直流電圧を検出する手段と、該直
    流電圧を入力直流電圧としこれを電動機を駆動するため
    の交流電圧に変換するインバータと、該昇圧チョッパ回
    路や該インバータを制御して該電動機を可変速制御する
    電動機制御装置とを備えた電動機駆動装置において、 該インバータの入力直流電圧を変化させて該電動機を可
    変速制御する際に、該電動機の速度指令値に応じて設定
    される該インバータの入力直流電圧が予め設定した所定
    の最大電圧値を越えないように、該電動機を可変速制御
    することを特徴とする電動機駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動機駆動装置におい
    て、 前記電動機制御装置は、前記インバータの入力直流電圧
    を変化させて前記電動機を可変速制御する際に、前記電
    動機の速度指令値に応じて設定される該インバータの入
    力直流電圧が予め設定した所定の最大値を越えたとき、
    前記昇圧チョッパ回路及び前記電動機の駆動を停止する
    ことを特徴とする電動機駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電動機駆動装置におい
    て、 前記電動機制御装置は、前記電動機の速度指令値の増加
    に伴って前記インバータの入力直流電圧を変化させるこ
    とにより、前記電動機を可変速制御する際に、前記電動
    機の速度指令値が増加してから一定時間経過しても、前
    記インバータの入力直流電圧が予め設定した所定の最小
    値を越えないとき、前記電動機及び前記昇圧チョッパ回
    路の駆動を停止することを特徴とする電動機駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電動機駆動装置におい
    て、 前記電動機制御装置は、前記電動機の速度指令値の増加
    に伴って前記インバータの入力直流電圧を変化させるこ
    とにより、前記電動機を可変速制御する際に、前記電動
    機の速度指令値が増加してから一定時間経過しても、前
    記インバータの入力直流電圧が予め設定した所定の最小
    値を越えないとき、かかる状態を外部に伝達或いは表示
    し、前記昇圧チョッパ回路の駆動を停止することを特徴
    とする電動機駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電動機駆動装置におい
    て、 前記電動機制御装置は、前記インバータの入力直流電圧
    を可変にして或いは一定にして前記電動機を可変速制御
    する際に、前記インバータの入力直流電圧の所定単位時
    間当りの変化量が前記電動機の速度指令値の増減による
    前記インバータの入力直流電圧の変動に基づいて予め推
    定した所定の最大変化量を越えたとき、前記電動機及び
    前記昇圧チョッパ回路の駆動を停止することを特徴とす
    る電動機駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電動機
    駆動装置を用いて圧縮機用電動機を駆動するように構成
    したことを特徴とする空気調和機。
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