JPH1139756A

JPH1139756A - ディスク再生装置

Info

Publication number: JPH1139756A
Application number: JP9203783A
Authority: JP
Inventors: Niro Nakamichi; 仁郎中道
Original assignee: Nakamichi Corp
Current assignee: Nakamichi Corp
Priority date: 1997-07-14
Filing date: 1997-07-14
Publication date: 1999-02-12

Abstract

(57)【要約】【目的】ディスク装着ミスを防止する。【構成】タ−ンテ−ブルに装着されたディスクＤ１を回
転駆動し、ディスクＤ１の再生を行うディスク再生装置
であり、ディスクＤ１をタ−ンテ−ブルに装着する装着
状態において、ディスクを移送するベルト３３によりデ
ィスクＤ１をディスク平面方向に振動させ、センタリン
グ部５１Ｂをディスクスピンドルに完全に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はディジタルオ−ディオデ
ィスクやビデオディスク等の再生を行うディスク再生装
置に関し、特にタ−ンテ−ブル上へのディスク装着ミス
を防止するディスク再生装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般的なディスク再生装置によれば、デ
ィスクの記録面とその対向面を一対のロ−ラにより挾持
したり、ディスクの左右側面を一対のベルトにより挾持
する等して再生位置に移送し、タ−ンテ−ブル（又はデ
ィスク）をディスク（又はタ−ンテ−ブル）に近接移動
させることによりディスクをタ−ンテ−ブル上に装着す
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
ク移送の際に振動を受けたりすると、ディスクを再生位
置に正確に持ち来すことができない場合があり、その場
合には例えば図１９に示されるようにタ−ンテ−ブルを
上昇移動させても、タ−ンテ−ブル５１のセンタリング
部５１ＢがディスクＤ１のスピンドル孔Ｄｓに入らない
ディスク装着ミスを招いた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上述の問題を解消するた
め本発明装置は、タ−ンテ−ブルに装着されたディスク
を回転駆動し、ディスクの再生を行うディスク再生装置
であり、ディスクをタ−ンテ−ブルに装着する装着状態
において、ディスクを上記タ−ンテ−ブルに対して相対
的にディスク平面方向に振動させる振動手段から構成さ
れる。

【０００５】

【作用】上述した構成からなる本発明装置によれば、振
動手段は装着状態において、ディスクをタ−ンテ−ブル
に対して相対的にディスク平面方向に振動させ、タ−ン
テ−ブルのセンタリング部をディスクのスピンドル孔に
確実に挿入させる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の一実施例装置を図面を参照し
ながら説明する。図１は本発明を適用したチェンジャ−
型ディスク再生装置１０００の要部上面図を示してい
る。ディスク再生装置１０００は装置後方側に複数枚の
ディスクを収納可能なストッカ部２０を備え、装置フロ
ントパネル１１のスロット１１Ａに挿入されたディスク
を再生位置（図２の一点鎖線位置）を介してストッカ部
２０に収納することにより、複数枚のディスクの選択的
な再生を可能とするディスクチェンジャ−を構成してい
る。

【０００７】ストッカ部２０は６枚のディスクＤ１〜Ｄ
６を収納する独立したディスクホルダ２１〜２６（図１
０〜図１２を参照）により構成されている。これらディ
スクホルダ２１〜２６は４本のストッカスクリュ−２７
によりシャシ１０に対して上下移動可能に取り付けられ
ており、そのガイド孔２１Ａ〜２６Ａの内方に突出した
ガイドピン２１Ｂ〜２６Ｂがストッカスクリュ−２７に
形成された１本の螺旋ガイド２７Ａ（図９参照）に挿入
されている。

【０００８】これら４本のストッカスクリュ−２７は切
り換え機構Ｓ１を介して駆動機構Ｍ１に連結され、一斉
に回転駆動される。切り換え機構Ｓ１は駆動機構Ｍ１の
駆動力をストッカスクリュ−２７か後述するディスク移
送ベルト３３に伝達するかを光学メカニズム５０の前後
位置に応答して切り換えるものであり、光学メカニズム
５０がストッカ２０に収納されたディスク間から待避し
た前方位置にある時（図８）、駆動機構Ｍ１の駆動力を
ストッカスクリュ−２７に伝達し、光学メカニズム５０
がディスク間に挿入された後方位置にある時（図１）、
駆動力をディスク移送ベルト３３（プ−リ３５）に伝達
する。

【０００９】図１０〜図１２はストッカスクリュ−２７
の回転に伴うディスク移送面Ｓとディスクホルダ２１〜
２６の位置関係を示す要部断面図である。図１０に示さ
れるように、第１ディスクホルダ２１がディスク移送面
Ｓに整列した時、第２ディスクホルダ２２は第１ディス
クホルダ２１の１６．８ｍｍ下方に位置し、第３ディス
クホルダ２３〜第６ディスクホルダ２６は夫々その上の
ディスクホルダ２２〜２５の２ｍｍ下方に等間隔で位置
する。この状態からストッカスクリュ−２７が装置上面
から見て時計方向に一回転すると、図１１に示されるよ
うに、第１ディスクホルダ２１が９ｍｍ上昇すると共
に、第２ディスクホルダ２２が１６．８ｍｍ上昇してデ
ィスク移送面Ｓに整列する。また、同時に第３ディスク
ホルダ２３〜第６ディスクホルダ２６が夫々２ｍｍ上昇
する。以下、ストッカスクリュ−２７が一回転する毎に
１つ下のディスクホルダがディスク移送面Ｓに整列す
る。そして、図１２に示されるように、第６ディスクホ
ルダ２６がディスク移送面Ｓに整列した時、第５ディス
クホルダ２５は第６のディスクホルダ２６の９ｍｍ上方
に位置し、第１ディスクホルダ２１〜第４ディスクホル
ダ２４は夫々その下のディスクホルダ２２〜２５の２ｍ
ｍ上方に等間隔で位置する。このようにストッカスクリ
ュ−２７は一回転する毎に各ディスクホルダをディスク
移送面Ｓに整列させると共に、整列させたディスクホル
ダとその上下のディスクホルダの間隔を広げ、必要最小
限のストッカ移動空間により光学メカニズム５０とクラ
ンパ６０の挿入空間を形成する。

【００１０】一方、スロット１１Ａに挿入されたディス
クは駆動側ディスクガイド部３１と固定側ディスクガイ
ド部３２とからなるディスク移送機構３０によりその左
右外側面が挾持され、タ−ンテ−ブル５１と同軸になる
再生位置（図２の一点鎖線位置）を介してディスク移送
面Ｓに整列したディスクホルダに収納される収納位置
（図６の一点鎖線位置）まで移送される。なお、本実施
例装置によれば、再生位置は図２に示されるように収納
位置より３５ｍｍ装置前方側に位置し、ディスク回転中
心が収納位置のディスクＤ２のディスク面と平面的にオ
−バ−ラップしている。

【００１１】この駆動側ディスクガイド部３１はディス
クの左周縁部をガイドするガイド溝３１Ａを備え、ディ
スクの左外周面を駆動するベルト３３を内蔵する。ベル
ト３３はプ−リ３５、３６間に張架されており、手前側
のプ−リ３５が切り換え機構Ｓ１を介して駆動機構Ｍ１
に接続される。一方、固定側ディスクガイド部３２はデ
ィスクの右周縁部をガイドするガイド溝３２Ａを備え、
ガイド溝内にはディスクの右外周面とのスリップを防止
するフリクションシ−ト３４が取り付けられている。ま
た、固定側ディスクガイド部３２はその下面側に後述す
るア−ム４０との係合を回避する溝３２Ｂ（図１３）が
形成されている。

【００１２】これらディスクガイド部３１、３２は装置
シャシに左右移動可能に取り付けられると共に、ピニオ
ンギア３８により連結されている。そして、ディスクガ
イド部３１、３２の間にはバネ３９が掛けられ、ディス
クが挿入されていない時には図１に示されるようにベル
ト３３とフリクションシ−ト３４の間隔がディスク直径
より狭いディスク受入位置に付勢される。

【００１３】一方、装置右手前にはア−ム４０が回動自
在に軸支されている。このア−ム４０はディスク移送と
共に回動してディスクのあおりを防止するもので、その
先端には係合凹部４０Ａが形成され、バネ４１により図
１に示される位置に付勢されている。よって、ア−ム４
０は図１３に示されるように、ディスク移送と共に回動
してディスク挿入先端の上下移動を規制し、ディスク再
生時及びストッカ上下移動時には駆動機構Ｍ３によりデ
ィスク外周面から離隔した退避位置（図４）まで持ち来
される。また、ディスク移送位置を検出するため、ア−
ム４０の回動軸近傍にはパルスエンコ−ダ７０が取り付
けられ、装置シャシ側にはエンコ−ダ７０の光を遮断す
るスリットプレ−ト７１が固定されている。エンコ−ダ
７０はア−ム４０の回動に伴いパルス信号を出力し、こ
のパルス数をカウントすることによりディスク移送位置
が検出される。

【００１４】また、再生位置に持ち来されたディスクＤ
１は光学メカニズム５０によりその記録情報が光学的に
読み出される。光学メカ５０は一般的な光ディスクプレ
−ヤ同様にタ−ンテ−ブル５１、光学ヘッド５２、光学
メカシャシ５３等から構成されている。この光学メカ５
０は駆動機構Ｍ２により駆動されることにより、図４に
示されるようにタ−ンテ−ブル５１が再生位置のディス
クＤ１と同軸となる後方位置と図８に示されるようにス
トッカ２０に収納されたディスク間から待避した前方位
置との間を前後移動し、また、後方位置において、タ−
ンテ−ブル５１上の上面が再生位置のディスク下面と整
列するアップ位置と再生位置のディスクの下方に待避し
たダウン位置との間を上下移動する。

【００１５】再生位置に持ち来されたディスクＤ１をタ
−ンテ−ブル５１上にクランプするため、マグネットク
ランパ６０が用意される。図２０に示されるように、ク
ランパ６０はその下面に磁性プレ−ト６０Ｂが取り付け
られ、センタリング部５１Ｂの上面内側に取り付けられ
たマグネット５１Ａの吸引力により、ディスクＤ１をタ
−ンテ−ブル５１上に固定する。

【００１６】本実施例装置によれば、このクランパ６０
は軸６１Ｃにより装置シャシに回動自在に支持されたク
ランパア−ム６１の先端に着脱自在にロックされてい
る。クランパア−ム６１は駆動機構Ｍ３の駆動により、
図３に示されるようにクランパ６０が後方位置に持ち来
されたタ−ンテ−ブル５１と同軸になるクランプ位置
と、図１に示されるように収納されたディスク間から待
避したアンクランプ位置との間を回動移動する。図１４
に示されるように、クランパア−ム６１の先端にはクラ
ンパ６０の首部６０Ａ（図２０）を矢印Ａ方向に挿脱自
在にガイドするＹ字溝６１Ａが形成され、また首部６０
ＡをＹ字溝６１Ａ内にロックするロックプレ−ト６２を
備える。ロックプレ−ト６２は軸６１Ｂによりクランパ
ア−ム６１に軸支されており、バネ６４によって時計方
向に比較的弱い力で付勢されている。ロックプレ−ト６
２の係合面６２Ａ，６２Ｂはクランプ状態のクランパ６
０をクランパア−ム６１の回動のみによりロック／アン
ロックするため、ピン６０Ａの挿脱方向（矢印Ａ方向）
に対して略４５度の角度で傾斜している。なお、ロック
プレ−ト６２はストッパピン６３により、クランパ離脱
時（図１７）の回動角が制限される。

【００１７】図１８は上述した本実施例装置を制御する
制御回路１００の要部ブロック図である。制御回路１０
１はＲＯＭ、ＲＡＭ、インタ−フェ−ス回路等を含み１
個若しくは複数個のマイクロプロセッサにより構成さ
れ、上述したパルスエンコ−ダ７０からのパルス信号や
各メカニズムの位置を検出する多くのセンサ（図示しな
い）からのポジション信号を入力し、上述した駆動機構
Ｍ１〜Ｍ３を制御する。一方、光学ヘッド５２により読
み取られた読取信号はＲＦアンプ１０２を介して信号処
理回路１０３に供給され、ＥＦＭ復調、デインタ−リ
ブ、誤り訂正等の処理が行なわれてディジタル音声信号
に変換され、Ｄ／Ａ変換回路１０４によりアナログ音声
信号にＤ／Ａ変換されて出力される。

【００１８】以下、上述したディスク再生装置１０００
の動作を図２１に示されるフロ−チャ−トを参照しなが
ら説明する。

【００１９】図１に示されるようにディスクを挿入可能
なディスク受入状態にある時、ディスクガイド部３１、
３２は上述したようにバネ３９によりベルト３３とフリ
クションシ−ト３４との間隔がディスク直径より狭いデ
ィスク受入位置に付勢され、ア−ム４０はバネ４１によ
りその係合凹部４０Ａがスロット１１Ａの背面に位置す
る角度に付勢されている。一方、光学メカ５０は収納位
置のディスク間に挿入され、再生位置に持ち来されたデ
ィスクと同軸となる後方位置においてディスク移送面Ｓ
より下方（ダウン位置）に待避している。なお、ストッ
カ部２０は図１０に示されるように第１ディスクホルダ
２１がディスク移送面Ｓに整列する状態にあるものとす
る。

【００２０】ディスクＤ１をスロット１１Ａに挿入する
と、ディスクＤ１は直ちにその挿入先端がア−ム４０の
係合凹部４０Ａに挿入され、水平姿勢に矯正される。デ
ィスク挿入に伴い、ア−ム４０は時計方向に回動し、ま
たディスクガイド部３１、３２が左右に押し広げられ
る。制御回路１０１はステップＳ１によりエンコ−ダ７
０からのパルス信号に基づき、ディスクＤ１がある程度
挿入されたと判断すると、ステップＳ２により駆動機構
Ｍ１を制御してベルト３３を反時計方向に回転させ、ロ
−ディングを開始させる。ベルト３３の回転に伴い、挿
入されたディスクＤ１はベルト３３とフリクションシ−
ト３４の間に挾持され、時計方向に回転しながら装置後
方に移送される。

【００２１】続いて、制御回路１０１はステップＳ３に
よりディスクがディスク再生位置まで移送されたことを
検出すると（図２）、ステップＳ４によりブレ−キ制御
を掛けてロ−ディングを停止させ、ステップＳ５で駆動
機構Ｍ３を制御してクランパア−ム６１をクランプ位置
に移動させ（図３）、そしてステップＳ６で駆動機構Ｍ
２を制御して光学メカ５０をアップ位置に移動させる。

【００２２】ここで本実施例装置によれば、停止時にデ
ィスクがオ−バ−ランしやすいことに加え、ア−ム４０
の角度検出によりディスク位置を検出しているために、
ディスク移送時に振動を受けたりすると、ディスクを再
生位置に正確に停止させることができない場合がある。
この場合には光学メカ５０が上昇しても図１９に示され
るように、タ−ンテ−ブル５１のセンタリング部５１Ｂ
がディスクＤ１のスピンドル孔Ｄｓにきちんと入らない
ディスク装着ミスを引き起こし、同時にクランパ６０も
マグネット５１Ａに正しく吸着されないミスクランプを
招く。

【００２３】この問題を解消するため、制御回路１０１
はステップＳ６に続くステップＳ７で駆動機構Ｍ１を制
御してベルト３３を僅かな範囲で繰返し正逆回転させ
る。このベルト移動によりディスクＤ１は前後に振動す
る力を受け、装着ミス状態にあるのであれば（図１
９）、前後に移動してタ−ンテ−ブル５１のセンタリン
グ部５１Ｂがディスクスピンドル孔Ｄｓに入る（図２
０）。ディスクＤ１がタ−ンテ−ブル５１上に正しく装
着されると、クランパ６０もマグネット５１Ａに吸着さ
れ、ディスクＤ１をクランプする。一方、既にディスク
Ｄ１がタ−ンテ−ブル５１に正しく装着されていた場合
（図２０）、ディスクＤ１はそのスピンドル孔Ｄｓがセ
ンタリング部５１Ｂに位置規制されているため、ベルト
移動により前後に移動することはできなく、フリクショ
ンシ−ト３４とディスク右外周面とがスリップしてその
場で正逆回転するか、ベルト３３とディスク外周面とが
スリップしてなにも動かない保たれるため、ディスク装
着状態が悪化することはない。

【００２４】更に制御回路１０１はステップＳ７にも関
わらずディスク装着ミスを招いていないかを確認するた
め、ステップＳ８によりベルト３３を時計方向に数秒間
回転させ、ステップＳ９によりエンコ−ダ７０からのパ
ルス信号を監視してディスクが移動しないことを確認す
る。上述したようにディスクはタ−ンテ−ブル上に正し
く装着されているのであれば、ベルト移動により装置前
方側に移動することはない。よって、ディスクが移動し
ないのであれば、制御回路１０１はディスクが正しく装
着されていると判断して、ステップＳ１０によりクラン
パア−ム６１をアンクランプ位置に回動させる。する
と、クランパ６０はマグネット５１Ａにより強く吸引さ
れているため、図１４〜図１７に示されるようにクラン
パア−ム６１の回動によりロックプレ−ト６２が反時計
方向に回動させ、クランパア−ム６１から離脱する。続
いて制御回路１０１はステップＳ１１によりディスクガ
イド部３１、３２を図４に示される開放位置まで移動さ
せてベルト３３とフリクションシ−ト３４をディスク外
周面から離隔させ、ステップＳ１２によりディスク再生
を開始させる（図４）。

【００２５】一方、ステップＳ９によりディスク移動を
検出すると、制御回路１０１はディスク装着ミスが発生
していると判断し、ステップＳ１２により光学メカ５０
をダウン位置に下降させた後、ステップＳ１３によりク
ランパア−ム６１をクランパ６０と共にアンクランプ位
置に移動させ、ステップＳ１４によりベルト３３を時計
方向に回転させてディスクＤ１を図１に示されるイジェ
クト位置（図１の一点鎖線位置）まで移送させて、操作
者にディスクの再挿入を促す。なお、ディスクを所定の
ディスク移送基準位置まで戻した後、再びディスク再生
位置に移送してディスク装着動作を試み、何回か行って
もディスク装着ミスを招いた場合のみ、ディスクをイジ
ェクト位置に移送させても良い。

【００２６】一方、そのフロチャ−トを省略するが、再
生終了後にディスクＤ１をイジェクトする場合には、先
ずディスクガイド部３１、３２を閉じてディスクＤ１を
挾持し、クランパア−ム６１をクランプ位置に移動させ
てクランパ６０をロックする。そして、光学メカ５０を
ダウン位置に下降させ、クランパア−ム６１をクランパ
６０と共にアンクランプ位置に移動させた後、ベルト３
３を時計方向に回転させてディスクＤ１をイジェクト位
置に移送する。

【００２７】また、再生位置のディスクＤ１をストッカ
部２０に収納された他のディスク（例えば、ディスクＤ
２）と交換する場合には、先ずディスクガイド部３１、
３２を閉じてディスクＤ１を挾持し、クランパア−ム６
１をクランプ位置に移動させてクランパ６０をロックす
る（図３）。そして、光学メカ５０をダウン位置に下降
させ、クランパア−ム６１をクランパ６０と共にアンク
ランプ位置に移動させた後、ベルト３３を反時計方向に
回転させてディスクＤ１をディスクホルダ２１に収納す
る（図６）。続いて、光学メカ５０を前方位置に移動さ
せてディスクＤ１とＤ２の間から待避させ（図７）、デ
ィスクガイド部３１、３２を開放位置まで広げる（図
８）。続いて、ストッカスクリュ−２７を回転させてデ
ィスクホルダ２２をディスク移送面Ｓに整列させ（図１
１）、ディスクガイド部３１、３２を閉じてディスクＤ
２を挾持する。そして、ベルト３３を時計方向に回転さ
せてディスクＤ２を再生位置に移送し、以後、上述した
ステップＳ５以降の動作制御を行ない再生を開始する。

【００２８】なお、本発明は上述の実施例に何ら限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲を
逸脱することなく、種々の態様を取り得ることができる
のは勿論である。例えば、上述した実施例装置によれ
ば、ディスクをベルト３３とフリクションシ−ト３４の
間に挾持したが、ディスクの記録面とその対向面を一対
のロ−ディングロ−ラにより挾持して移送しても良い。
また、ディスクをイジェクト位置、再生位置、収納位置
の間で移送させたが、ディスクを再生位置と収納位置と
の間で移動させるマガジン式ディスクチェンジャ−や、
ディスクをイジェクト位置と再生位置との間でのみ移送
するシングルディスクプレ−ヤに本発明を適用しても良
い。更には、ディスク装着ミスを解消するためにベルト
３３によりディスクを前後に振動させたが、代わりに光
学メカ５０を前後に振動させても同様の効果を得ること
ができる。

【００２９】

【発明の効果】上述したように本発明によれば、ディス
クを再生位置に正確に持ち来すことができなくても、タ
−ンテ−ブルのセンタリング部をディスクのスピンドル
孔に完全に挿入することができ、ディスク装着ミスを格
段に減らすことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例装置を示すチェンジャ−型デ
ィスク再生装置１０００の要部上面図であり、ディスク
受入れ状態を示す。

【図２】ディスク再生位置を示す装置上面図。

【図３】クランパア−ム６１のクランプ位置を示す装置
上面図。

【図４】ディスク再生状態を示す装置上面図。

【図５】ディスク収納途中を示す装置上面図。

【図６】ディスク収納位置を示す装置上面図。

【図７】光学メカ５０の前方位置を示す装置上面図。

【図８】ディスク収納状態を示す装置上面図。

【図９】ストッカスクリュ−２７の斜視図。

【図１０】ディスクホルダ２１がディスク移送面Ｓに整
列した状態を示すストッカ部２０の断面図。

【図１１】ディスクホルダ２２がディスク移送面Ｓに整
列した状態を示すストッカ部２０の断面図。

【図１２】ディスクホルダ２６がディスク移送面Ｓに整
列した状態を示すストッカ部２０の断面図。

【図１３】回動ア−ム４０の動作説明に供する要部斜視
図。

【図１４】クランプ位置におけるクランパア−ム６１の
詳細を示す要部上面図。

【図１５】ロック解除途中におけるクランパア−ム６１
の詳細を示す要部上面図。

【図１６】ロック解除途中におけるクランパア−ム６１
の詳細を示す要部上面図。

【図１７】クランパ６０をロック解除したクランパア−
ム６１の詳細を示す要部上面図。

【図１８】本実施例装置の制御回路を示すブロック回路
図。

【図１８】ディスク装着ミスを引き起こした状態を示す
要部断面図。

【図１９】正常なディスク装着状態を示す要部断面図。

【図２０】本実施例装置の動作説明に供するフロ−チャ
−ト。

【符号の説明】

２０ストッカ部２１〜２６ディスクホルダ３０ディスク移送機構３１駆動側ディスクガイド部３２固定側ディスクガイド部３３ベルト３４フリクションシ−ト４０ア−ム４０Ａ係合凹部４１バネ５０光学メカ５１タ−ンテ−ブル５１Ａマグネット５１Ｂセンタリング部５２光学ヘッド６０クランパ６０Ａ軸部６０Ｂ磁性プレ−ト６１クランパア−ム６２ロックプレ−ト６４バネ７０パルスエンコ−ダ７１スリットプレ−ト１０１制御回路１０２ＲＦアンプ１０３信号処理回路１０４Ｄ／Ａ変換回路Ｄ１〜Ｄ６ディスクＭ１〜Ｍ３駆動機構Ｓ１切り換え機構Ｄｅディスク外周面Ｄｓスピンドル孔

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【手続補正書】

【提出日】平成９年１１月５日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図２】ディスク再生位置を示す装置上面図。

【図４】ディスク再生状態を示す装置上面図。

【図５】ディスク収納途中を示す装置上面図。

【図６】ディスク収納位置を示す装置上面図。

【図７】光学メカ５０の前方位置を示す装置上面図。

【図８】ディスク収納状態を示す装置上面図。

【図９】ストッカスクリュ−２７の斜視図。

【図１９】ディスク装着ミスを引き起こした状態を示す
要部断面図。

【図２０】正常なディスク装着状態を示す要部断面図。

【図２１】本実施例装置の動作説明に供するフロ−チャ
−ト。

【符号の説明】２０ストッカ部２１〜２６ディスクホルダ３０ディスク移送機構３１駆動側ディスクガイド部３２固定側ディスクガイド部３３ベルト３４フリクションシ−ト４０ア−ム４０Ａ係合凹部４１バネ５０光学メカ５１タ−ンテ−ブル５１Ａマグネット５１Ｂセンタリング部５２光学ヘッド６０クランパ６０Ａ軸部６０Ｂ磁性プレ−ト６１クランパア−ム６２ロックプレ−ト６４バネ７０パルスエンコ−ダ７１スリットプレ−ト１０１制御回路１０２ＲＦアンプ１０３信号処理回路１０４Ｄ／Ａ変換回路Ｄ１〜Ｄ６ディスクＭ１〜Ｍ３駆動機構Ｓ１切り換え機構Ｄｅディスク外周面Ｄｓスピンドル孔

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】タ−ンテ−ブルに装着されたディスクを回
転駆動し、該ディスクの再生を行うディスク再生装置で
あり、上記ディスクを上記タ−ンテ−ブルに装着する装着状態
において、上記ディスクを上記タ−ンテ−ブルに対して
相対的にディスク平面方向に振動させる振動手段を備え
たことを特徴とするディスク再生装置。
【請求項２】上記ディスク再生装置は更に、上記ディス
クを挟持して挿脱するためのイジェクト位置または収納
手段に収納される収納位置の何れか一方から上記タ−ン
テ−ブルと同軸になる再生位置に移送するディスク移送
手段を備え、上記振動手段は、上記移送手段により上記ディスクをデ
ィスク移送方向に振動させることを特徴とする請求項１
記載のディスク再生装置。