JPH1137554A - 燃焼装置 - Google Patents
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Abstract
えつつ、できるだけ高い燃焼能力で風呂追い焚きを行う
ことができる燃焼装置を提供する。 【解決手段】給湯路と浴槽に接続された風呂追い焚き路
とが共通の熱交換器を通過する一缶二水路式燃焼装置に
おいて、浴槽内の水を風呂追い焚き路内に導き、循環さ
せるポンプ手段と、このポンプ手段を制御して、風呂追
い焚き路内の循環量を制御するポンプ制御手段とを備
え、給湯が行われずに風呂追い焚きが行われるとき、ポ
ンプ制御手段が循環量を所定の一定循環量になるように
ポンプ手段を制御することを特徴とする一缶二水路式燃
焼装置が提供される。
Description
路が共通の熱交換器内を通過する一缶二水路式の燃焼装
置に関するものである。
器1の断面を示す図である。図7に示すように、バーナ
ー側に設けられた給湯路10に接して、バーナー側とは
反対側に風呂追い焚き路20が設けられる。従って、風
呂追い焚き路20内の水は、熱交換器1内の給湯路10
内にある湯水を熱媒体として間接的に加熱される。この
ように、給湯路10内の加熱された湯水の熱量が、風呂
追い焚き路20を流れる湯水に伝熱する。
き単独使用時においても、給湯路10内の水は加熱さ
れ、しかも、給湯路10内の水は流れないため、非常に
高温になる。
ると沸騰してしまい、このようなときに給湯要求がなさ
れると給湯特性の悪化を招く。また、配管内の圧力も上
昇し危険である。
とを避けるため、熱交換器1内の図示しない所定位置に
サーミスタを配置し、風呂追い焚き単独使用時は、給湯
路10内の所定位置の水温が所定温度(例えば85度)
以上にならないように、燃焼を間欠制御している。
路10内の水温の変化を示す図である。間欠燃焼制御に
おける燃焼を停止するOFF温度を90度、燃焼を開始
するON温度を89度とする。そして、サーミスタの温
度が90度になると、ガスの供給が停止され、燃焼が停
止する。熱交換器1内の給湯路10内の水は、燃焼停止
後もいわゆる後沸きにより水温が上昇する。OFF温度
は、この水温上昇も考慮した温度に設定する必要があ
る。さらに、燃焼停止によって、給湯路10内水温が低
下し、この水温がON温度である89度になると、再度
燃焼が開始される。このように、風呂追い焚き時は、給
湯路10内の沸騰を避けるため燃焼の停止と開始が繰り
返される。
内の水温は、風呂追い焚き路20への伝熱量によって変
化し、その伝熱量は風呂追い焚き路20内を流れる水量
によって異なる。即ち、風呂追い焚き路20内の水の循
環量が少ないほど、風呂追い焚き側へ伝熱する熱量が少
なくなり、給湯路10内の水温は高くなる。従って、図
8の点線で示すように、循環量が少ないと、間欠燃焼制
御における燃焼停止後において、給湯路10内の水温が
沸点に達し、沸騰するおそれがある。
は、風呂追い焚き路20の配管長やその中に設置されて
いるフィルターについたゴミによるつまりなどの経年変
化により変化する。
F温度は、安全性の観点から循環量が少ない場合に合わ
せて低め(例えば84/85度)に設定せざるを得なか
った。即ち、風呂追い焚き時は低い燃焼能力での燃焼運
転しか行えず、風呂追い焚きに長時間を要していた。
水温を沸騰しない所定温度以下に抑えつつ、できるだけ
高い燃焼能力で風呂追い焚きを行うことができる燃焼装
置を提供することである。
の本発明の第一の構成は、給湯路と浴槽に接続された風
呂追い焚き路とが共通の熱交換器を通過する一缶二水路
式燃焼装置において、該浴槽内の水を該風呂追い焚き路
内に導き、循環させるポンプ手段と、該ポンプ手段を制
御して、前記風呂追い焚き路内の循環量を制御するポン
プ制御手段とを備え、給湯が行われずに風呂追い焚きが
行われるとき、該ポンプ制御手段は前記循環量を第一の
循環量になるように前記ポンプ手段を制御することを特
徴とする一缶二水路式燃焼装置である。
構成において、前記熱交換器に供給する熱量を制御する
燃焼制御手段を備え、前記ポンプ制御手段が前記第一の
循環量になるように前記ポンプ手段を制御できないと
き、前記燃焼制御手段は前記風呂追い焚き路内の循環量
に基づいて、前記熱交換器に供給する熱量を制御するこ
とを特徴とする一缶二水路式燃焼装置である。
は第二の構成において、前記ポンプ制御手段が、前記ポ
ンプ手段の駆動電流に基づいて前記循環量を制御するこ
とを特徴とする一缶二水路式燃焼装置である。
は第二の構成において、前記風呂追い焚き路を流れる水
量を検出する水量検出手段が設けられ、前記制御手段
は、該水量検出手段が検出する水量に基づいて前記循環
量を制御することを特徴とする一缶二水路式燃焼装置で
ある。
至第四の構成において、前記熱交換器内の給湯路に、該
給湯路内の水温を測定する温度検知手段が設けられ、該
温度検知手段により検知される温度が第一の温度を超え
たとき、前記燃焼制御手段は熱量供給を停止し、該温度
検知手段により検知される温度が前記第一の温度より低
い第二の温度より低くなったとき、前記燃焼制御手段は
熱量供給を開始し、該第一及び第二の温度は前記循環量
に基づいて設定されることを特徴とする一缶二水路式燃
焼装置である。
構成において、前記循環量が前記第一の循環量より少な
い第二の循環量以下になったとき、エラー信号が出力さ
れることを特徴とする一缶二水路式燃焼装置である。
至第六の構成において、前記ポンプ手段が、直流ポンプ
であることを特徴とする一缶二水路式燃焼装置である。
と、該熱交換器内を通過し、浴槽に接続された風呂追い
焚き路とを有する燃焼装置において、該浴槽内の水を該
風呂追い焚き路内に導き、循環させるポンプ手段と、前
記風呂追い焚き路内の循環量を一定にするように該ポン
プ手段を制御するポンプ制御手段とを備えることを特徴
とする燃焼装置である。
浴槽に接続された風呂追い焚き路とが通過する共通の熱
交換器と、該浴槽内の水を該風呂追い焚き路内に導き、
循環させるポンプ手段と、給湯と風呂追い焚きが同時に
行われるとき、該ポンプ手段によって循環する水の循環
量を、給湯に必要な熱量に基づいて制御する制御手段と
を有する一缶二水路式燃焼装置において、前記ポンプ手
段は、直流ポンプであることを特徴とする一缶二水路式
燃焼装置である。
て図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術
的範囲がこの実施の形態に限定されるものではない。
図である。図1において、給湯路10と風呂追い焚き路
20は、共通の熱交換器1を通過する。熱交換器1は、
バーナー3によって加熱され、バーナー3には、ガス供
給管4から燃料ガスが供給される。ガス供給管4には、
このガス供給管4の開閉を行うガス電磁弁5とガス供給
量を調節するガス比例弁6が設けられている。
され、熱交換器1に水を供給する給水通路として機能す
る給水管11と、熱交換器1の出口側に接続され、熱交
換器1によって加熱された湯が出湯される出湯管12が
接続され、例えば台所の給湯栓16などの所望の場所に
導かれる。
るフローセンサ13と、給水温度を検出する給水温度セ
ンサ14とが設けられている。また、出湯管12には、
給湯温度を検出する給湯温度センサ15が設けられてい
る。
測定するための熱交温度センサ17が、熱交換器1内の
給湯路10の所定位置に設けられている。
された循環ポンプ21を作動させることによって浴槽2
2内の水を熱交換器1に供給し、熱交換器1内で加熱さ
れた湯は再度浴槽22に注湯される循環路を構成してい
る。
焚き路20には、浴槽22内の水温を検出する浴槽水温
センサ23が設けられている。また、熱交換器1より下
流側の風呂追い焚き路20には、熱交換器1から出湯さ
れる湯の温度を検出する追い焚き温度センサ24が設け
られている。さらに、風呂追い焚き路20には、そこを
流れる水の循環量を検出する水量センサ25が設けられ
ている。
あったときは、上記各種センサから検出される温度及び
流量とリモコン31などによって設定される設定温度と
に基づいて、マイクロコンピュータなどで構成される制
御部30が、ガス電磁弁5、ガス比例弁6などを制御し
て熱交換器1への熱量供給を制御し、また、循環ポンプ
21の駆動制御などを行う。
が給湯栓16を開くと、給水管11に一定量以上の流量
の水流が発生する。そして、フローセンサ13がこの水
流を検出すると、制御部30はフローセンサ13からの
検出信号即ち給湯要求に応答して、ガス電磁弁5を開
き、設定温度の給湯を行うのに必要な熱量が供給される
ように、ガス比例弁6の開度を制御し、バーナー3への
供給ガス量を制御する。これにより、設定温度の給湯が
行われる。
しないリモコンなどに設けられた風呂追い焚きスイッチ
がONにされ、風呂追い焚き要求が出されると、循環ポ
ンプ21が駆動されて、浴槽22の水を風呂追い焚き路
20内を循環させる。そして、ガス電磁弁5を開き、ガ
ス比例弁6の開度を所定の開度に制御して、バーナー3
にガスを供給する。これにより、風呂追い焚きが実行さ
れる。
施の形態では、風呂追い焚き路20内の循環量をあらか
じめ設定された所定量に保つように循環ポンプ21の駆
動を制御することによって、循環量が減少するのを防止
する。
追い焚き路20内の循環量の関係を示す図である。図2
において、縦軸が循環ポンプ21の駆動電流、横軸が循
環量を示す。この両者の関係は例えば実験などから求め
られる。図2によれば、循環量が増加するに従って、駆
動電流が増加する。このように、図2の関係から駆動電
流に対応する循環量が求められる。従って、制御部30
が所定の循環量に対応する駆動電流になるように循環ポ
ンプ21の回転数を制御することによって、風呂追い焚
き路20内の循環量を一定にすることができる。これに
よって、上記間欠燃焼制御におけるON/OFF温度
を、少ない循環量に合わせる必要なく、高い温度に設定
することができるので、高い風呂追い焚き能力が確保さ
れる。
フィルターなどへのゴミの付着などの経年変化による流
路抵抗の増大によって、同じ駆動電流であっても循環量
が低下する場合がある。
された水量センサ25によって、水量を検出し、検出さ
れた水量が一定になるように、循環ポンプ21の回転数
を制御する。このとき、循環ポンプ21にD.C.ポンプ
(直流ポンプ)を用いることが好ましい。これは以下の
理由による。即ち、従来から使われているA.C.(交流)
ポンプは、その回転数を制御する上で、通常運転時にそ
の最大効率の駆動電圧で運転されているため、循環量が
減少したとき、それ以上回転数が上がらず、循環量を増
加させることができない。また、所定の回転数以下にな
ると循環ポンプ21が停止してしまい、低回転運転がで
きない。このように、A.C.ポンプはその回転数を制御し
て循環量を制御するのに適していない。
れている電子制御回路のスイッチング速度で制御するこ
とができるので、スイッチング速度を調節することによ
って所望の回転数を得ることができる。従って、循環ポ
ンプ21にD.C.ポンプを用いることによって、循環量が
変化した場合であっても、循環量が一定になるように循
環ポンプ21の回転数を制御することが可能となる。
りが進行し、循環ポンプ21の回転数を増しても所定の
循環量に維持できない場合は、本発明の実施の形態で
は、上記間欠燃焼制御におけるON/OFF温度を調節
することによって給湯路10内の水が沸騰するのを防止
する。
る循環量を、図2に示した循環ポンプ21の駆動電流を
測定することにより検出し、間欠燃焼制御におけるON
/OFF温度が、検出された循環量に応じて設定され
る。
F温度と循環量との関係を示す図である。循環量の代わ
りに駆動電流であってもよい。図3において、縦軸はO
N/OFF温度、横軸は循環量を示す。図3によれば、
循環量即ち駆動電流が大きいほど、ON/OFF温度は
高く設定される。循環量が大きいほど風呂追い焚き路2
0側への伝熱量が大きく、給湯路10内の水温が上昇し
にくいので、ON/OFF温度は、給湯路10内の水温
が沸点に達しない範囲でできるだけ高く設定されること
が好ましい。このとき、所定の循環量を例えば10リッ
トルとすると、デフォルトのON/OFF温度は89/
90度となる。
して制御部30の記憶手段に記憶され、測定された循環
ポンプ21の駆動電流に対応したON/OFF温度が選
択される。そして、選択されたON/OFFに基づいた
間欠燃焼制御が制御部30によって行われる。また、O
N/OFF温度を所定の演算式に従って演算により求め
てもよい。
実施の形態の間欠燃焼制御が行われたときの給湯路10
内の水温の変化を示す図である。図4のラインAは、図
3におけるON/OFF温度が例えば89/90度に設
定された場合(循環量10リットル)、即ち所定循環量
が維持されている場合の水温変化を示す。この場合、風
呂追い焚き路20側への伝熱量が大きいので、給湯路1
0内の水温は燃焼停止後あまり上昇せず、OFF温度を
90度に設定しても、水温は沸点に達しない。
N/OFF温度が例えば84/85度に設定された場合
(循環量5リットル)、即ち所定循環量を維持できず、
循環量が減少した場合の水温変化を示す。この場合、風
呂追い焚き路20側への伝熱量が少ないので、給湯路1
0内の水温は燃焼停止後大きく上昇するが、ON/OF
F温度が低く設定されているため、沸点には達しない。
いように、風呂追い焚き路20内の循環量に応じてON
/OFF温度を設定することによって、循環量に応じて
できるだけ高い燃焼能力での燃焼が行われるので、風呂
追い焚きに要する時間を短縮させることができる。
ても、より低いON/OFF温度が選択されることによ
って、給湯路10内の沸騰を防止することが可能とな
る。
呂追い焚き路20内の循環量を求めるのに循環ポンプの
駆動電流を用いたが、循環ポンプ21の消費電力を用い
てもよい。
温度が下げられると、それに応じて風呂追い焚き能力も
低下する。従って、風呂追い焚き時間に相当の時間を要
するようになり、使用者に不快感を与える。そこで、循
環量が一定の基準量以下になった場合は、例えば上記フ
ィルターの掃除など何らかのメンテナンスが必要である
として、警告信号又はエラー信号を出力し、それを例え
ばリモコン31の表示部などに表示し、使用者に注意を
促すことが好ましい。
ーチャートである。図5によれば、風呂追い焚き要求が
出されると(S1)、循環ポンプ21が駆動する(S
2)。そして、循環量が所定循環量になるように循環ポ
ンプ21を制御し(S3)、駆動電流又は水量センサ2
5などによって循環量を検出する(S4)。
あらかじめ設定された所定量であるか否かが判断され
る。回転数制御によって所定循環量に維持できる場合、
あらかじめ設定されているデフォルトのON/OFF温
度に基づいた間欠燃焼制御が行われる(S9)。
持できない場合は、循環ポンプ21の最大回転数での循
環量に対応するON/OFF温度が選択される(S
8)。このとき、循環量が一定の基準量より少ないか否
かが判断され(S6)、基準量以下である場合は、例え
ばリモコン31の表示部に警告表示などを行う(S
7)。そして、循環量に対応する選択されたON/OF
F温度に基づいた間欠燃焼制御が行われる(S10)。
環量を監視し、風呂追い焚き停止要求が出されると(S
10)、バーナー3へのガス供給を止めて、風呂追い焚
きを停止する(S11)。
ない風呂追い焚き機能を有する燃焼装置において、上述
したように循環ポンプ21の回転数を制御し、循環量を
一定に維持することにより、以下に述べるような効果が
ある。
量が一定のとき、熱交換器1により加熱される風呂追い
焚き路20内の湯温は一定になる。従って、浴槽22の
循環金具から吹き出す湯の吹き出し温度を一定にするこ
とができ、使用者に不快感を与えない快適な風呂追い焚
きを行うことができる。
る燃焼装置においては、浴槽22内の残水量を求めると
き、まず、循環ポンプ21を所定時間駆動させ、熱交換
器1に所定熱量を供給することによって、浴槽内の水を
加熱する。その後、浴槽水温の上昇度合いを浴槽水温セ
ンサ23によって検出し、その上昇度から残水量を求め
ることができる。即ち、上昇度は小さければ、残水量は
多く、上昇度が大きければ、残水量は少ない。
熱効率は、循環量によって異なることが知られている。
即ち、循環量が多ければ、熱効率は低く、循環量が少な
ければ熱効率が高い。そのため、同じ残水量であって
も、循環量が異なると、浴槽水温の上昇度が変化し、正
確な残水量を求めることができない。従って、上述した
本発明の実施の形態によって循環量を一定に維持するこ
とにより、残水量を正確に求めることができるようにな
る。
環ポンプ21に前記A.C.(交流)ポンプではなく、前記
D.C.(直流)ポンプを用いることにより、以下に述べる
ような効果がある。
湯と風呂追い焚きが同時に行われた場合、燃焼装置の機
種によっては、熱交換器の最大燃焼熱量(最大号数)が
小さいため、給湯と風呂追い焚きを同時に実行するのに
十分な熱量(号数)が得られない場合がある。このよう
な場合、通常、給湯を優先する制御が行われる。そし
て、例えば、特開平6−185803号に記載される燃
焼装置のように、給湯と風呂追い焚きを同時に実行する
必要がある場合、給湯に必要な熱量(給湯要求号数)に
基づいて、循環ポンプ21を、給湯要求号数が維持され
る範囲でデューティ制御することによって風呂追い焚き
制御が行われる。
ーティ比の関係を示す図であって、横軸は給湯要求号数
であり、縦軸は循環ポンプ21のデューティ比である。
図6(a)によれば、給湯要求号数が19号までは、循
環ポンプ21のデューティ比は100%である。しか
し、給湯要求号数が19号を超えると、その給湯要求号
数を維持するために、循環ポンプ21のデューティ比
は、徐々に低下し、給湯要求号数が最大号数である24
号になると、デューティ比はゼロとなり、風呂追い焚き
は、停止される。
流)ポンプが用いられる場合、A.C.ポンプは、上述した
ように、所定の回転数以下の低回転運転ができないた
め、デューティ比が例えば所定値D以下になると、図6
(b)に示すように、デューティ制御が不可能となる。
流)ポンプを用いると、上述のように、所望の回転数が
得られるので、図6(a)に示すA.C.ポンプでは制御で
きない領域Aにおいても、循環ポンプ21のデューティ
制御が行われ、燃焼装置の最大号数での運転が可能とな
る。
循環ポンプの回転数を制御し、風呂追い焚き路内の循環
量を一定に保つことにより、給湯路内の水が沸騰するこ
とを防止することができる。
に保てない場合であっても、循環量に応じてON/OF
F温度を定めることによって、循環量に応じてできるだ
け高い燃焼能力での風呂追い焚き運転が行われるので、
給湯路内の水の沸騰を発生させずに、風呂追い焚きに要
する時間を短縮させることができる。
下になった場合は、警告表示を行うことにより、使用者
にメンテナンスの必要性を知らせることができる。
に保つことにより、浴槽の循環金具から吹き出す湯の吹
き出し温度を一定にすることができ、また、浴槽内の残
水量を正確に求めることができるようになる。
0内の循環量の関係を示す図である。
ポンプ21の駆動電流との関係を示す図である。
化を示す図である。
係を示す図である。
す図である。
内の水温の変化を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】給湯路と浴槽に接続された風呂追い焚き路
とが共通の熱交換器を通過する一缶二水路式燃焼装置に
おいて、 該浴槽内の水を該風呂追い焚き路内に導き、循環させる
ポンプ手段と、 該ポンプ手段を制御して、前記風呂追い焚き路内の循環
量を制御するポンプ制御手段とを備え、 給湯が行われずに風呂追い焚きが行われるとき、該ポン
プ制御手段は前記循環量を第一の循環量になるように前
記ポンプ手段を制御することを特徴とする一缶二水路式
燃焼装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記熱交換器に供給する熱量を制御する燃焼制御手段を
備え、 前記ポンプ制御手段が前記第一の循環量になるように前
記ポンプ手段を制御できないとき、前記燃焼制御手段は
前記風呂追い焚き路内の循環量に基づいて、前記熱交換
器に供給する熱量を制御することを特徴とする一缶二水
路式燃焼装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、 前記ポンプ制御手段は、前記ポンプ手段の駆動電流に基
づいて前記循環量を制御することを特徴とする一缶二水
路式燃焼装置。 - 【請求項4】請求項1又は2において、 前記風呂追い焚き路を流れる水量を検出する水量検出手
段が設けられ、 前記制御手段は、該水量検出手段が検出する水量に基づ
いて前記循環量を制御することを特徴とする一缶二水路
式燃焼装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4において、 前記熱交換器内の給湯路に、該給湯路内の水温を測定す
る温度検知手段が設けられ、 該温度検知手段により検知される温度が第一の温度を超
えたとき、前記燃焼制御手段は熱量供給を停止し、 該温度検知手段により検知される温度が前記第一の温度
より低い第二の温度より低くなったとき、前記燃焼制御
手段は熱量供給を開始し、 該第一及び第二の温度は前記循環量に基づいて設定され
ることを特徴とする一缶二水路式燃焼装置。 - 【請求項6】請求項5において、 前記循環量が前記第一の循環量より少ない第二の循環量
以下になったとき、エラー信号が出力されることを特徴
とする一缶二水路式燃焼装置。 - 【請求項7】請求項1乃至6において、 前記ポンプ手段は、直流ポンプであることを特徴とする
一缶二水路式燃焼装置。 - 【請求項8】熱交換器と、該熱交換器内を通過し、浴槽
に接続された風呂追い焚き路とを有する燃焼装置におい
て、 該浴槽内の水を該風呂追い焚き路内に導き、循環させる
ポンプ手段と、 前記風呂追い焚き路内の循環量を一定にするように該ポ
ンプ手段を制御するポンプ制御手段とを備えることを特
徴とする燃焼装置。 - 【請求項9】給湯路と浴槽に接続された風呂追い焚き路
とが通過する共通の熱交換器と、該浴槽内の水を該風呂
追い焚き路内に導き、循環させるポンプ手段と、給湯と
風呂追い焚きが同時に行われるとき、該ポンプ手段によ
って循環する水の循環量を、給湯に必要な熱量に基づい
て制御する制御手段とを有する一缶二水路式燃焼装置に
おいて、 前記ポンプ手段は、直流ポンプであることを特徴とする
一缶二水路式燃焼装置。
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JP19171497A Expired - Fee Related JP3880136B2 (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | 燃焼装置 |
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JP2009287839A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ給湯機 |
JP2016173219A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-09-29 | パーパス株式会社 | 熱源装置、熱交換方法および熱交換器 |
JP2019118705A (ja) * | 2018-01-10 | 2019-07-22 | リンナイ株式会社 | 浴槽洗浄装置 |
JP2022006875A (ja) * | 2020-06-25 | 2022-01-13 | 株式会社パロマ | 給湯システム |
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1997
- 1997-07-17 JP JP19171497A patent/JP3880136B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009287839A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ給湯機 |
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