JPH11341714A - モータのステータ - Google Patents
モータのステータInfo
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- JPH11341714A JPH11341714A JP14793098A JP14793098A JPH11341714A JP H11341714 A JPH11341714 A JP H11341714A JP 14793098 A JP14793098 A JP 14793098A JP 14793098 A JP14793098 A JP 14793098A JP H11341714 A JPH11341714 A JP H11341714A
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Abstract
外面を、成形により設けた被覆部材で覆う構成としたも
のにおいて、その被覆部材にクラックや剥がれが発生す
ることを極力防止する。 【解決手段】 ステータコア1のヨーク部4の内周部
に、軸方向に延びる溝部6を形成する。溝部6は、隣り
合った各ティース部5,5間で、かつ被覆部材7の成形
時におけるゲート10,10間のほぼ中央部に配置して
いる。絶縁樹脂製の被覆部材7は、ステータコア1の外
面を覆うように成形により設けていて、各溝部6に充填
される樹脂充填部9が一体に設けられている。被覆部材
7としては樹脂充填部9においてステータコア1と強固
に固定された状態となるため、被覆部材7にクラックや
剥がれが発生することが抑えられる。
Description
ーク部及び各ティース部の外面に絶縁樹脂製の被覆部材
を成形により設ける構成としたモータのステータに関す
る。
ステータは、所定形状に打ち抜かれた鋼板を多数枚積層
してステータコアを形成し、このステータコアに、別途
成形された絶縁樹脂製の絶縁端板を装着し、その絶縁端
板により覆われた各ティース部に、コイルを巻装するよ
うにしている。
組み付ける作業は面倒なものである。特に、ティース部
を多数個有したステータコアの場合、上記絶縁端板の形
状も複雑であるため、上記組み付け作業は面倒なもので
あった。
各ティース部の外面に、絶縁樹脂製の被覆部材をモール
ド成形により設ける構成とすることが考えられている。
このようにした場合には、ステータコアに絶縁端板を組
み付ける必要がなくなる。
覆部材の成形後の樹脂の硬化時や、モータとしての運転
時の温度変化などにより、被覆部材にクラックが発生し
たり、剥がれが発生したりしやすいという問題点があっ
た。
のであり、その目的は、ステータコアのヨーク部及び各
ティース部の外面を、成形により設けた被覆部材で覆う
構成としたものにおいて、その被覆部材にクラックや剥
がれが発生することを極力防止することができるモータ
のステータを提供するにある。
めに、本発明のモータのステータは、ヨーク部の外周部
または内周部に複数個のティース部を有したステータコ
アと、このステータコアの前記ヨーク部及び各ティース
部の外面を覆うように成形により設けられた絶縁樹脂製
の被覆部材と、前記ヨーク部にあって前記ティース部と
は反対側で、かつ、前記被覆部材の成形時の隣り合った
ゲート間のほぼ中央部に位置するように設けられ、前記
ステータヨークの軸方向に延びる複数個の溝部と、これ
ら各溝部内に充填されるように前記被覆部材に一体に設
けられた樹脂充填部とを具備する構成としたところに特
徴を有している。
おけるヨーク部及び各ティース部の外面に、これを覆う
被覆部材を成形により設ける構成としているので、別途
成形された絶縁端板をステータコアに対して組み付ける
という作業をする必要がなくなる。
クラックや剥がれが発生する原因としては、次のような
ことが考えられる。まず、被覆部材の成形時において、
溶融した樹脂(湯)同士がぶつかる部分にウェルドライ
ンが形成され、樹脂の硬化時にそのウェルドライン部分
にクラックが発生しやすい。また、ステータコア(金
属)と被覆部材(樹脂)の材料による熱膨張率(熱収縮
率)の違いにより、周囲の温度変化に伴い被覆部材にク
ラックや剥がれが発生しやすい。
のヨーク部に形成した各溝部は、隣り合ったゲート間の
ほぼ中央部であり、この部分は、被覆部材の成形時にウ
ェルドラインが形成されやすいところである。その溝部
に被覆部材と一体の樹脂充填部が充填されているので、
被覆部材としてはその樹脂充填部においてステータコア
と強固に固定された状態となっている。このため、被覆
部材の成形時における樹脂硬化時にあっても、また、周
囲の温度変化があっても、被覆部材にクラックや剥がれ
が発生することが抑えられる。
に形成する溝部は、内部が開口部よりも広くなっている
形状としたり、抜け出し抵抗部を有する形状としたりす
ることが好ましい。このようにした場合には、その溝部
に充填された樹脂充填部が溝部から一層抜けにくくなる
ので、被覆部材がステータコアから剥がれることを一層
防止できるようになる。
て、図1ないし図5を参照して説明する。本実施例にお
いては、本発明を、アウターロータ形のモータに使用さ
れるステータに適用した場合について説明する。まず、
図1はステータコアに被覆部材を成形した後の状態の要
部の横断平面図、図2はステータコア全体の平面図、図
3はその縦断側面図を示している。
コア1は、所定形状に打ち抜かれたけい素鋼板からなる
鋼板2を多数枚積層すると共に、多数箇所のかしめ部3
(図1参照)でかしめることにより一体化されている。
ステータコア1としては、環状をなすヨーク部4と、こ
のヨーク部4の外周部に放射状に突出するように設けら
れた多数個のティース部5とを有した構成となってい
る。上記かしめ部3は、各ティース部5の先端部と、ヨ
ーク部4にあって複数本のティース部5ごとに対応する
部位に配置されている。
て、ティース部5とは反対側となる内周部で、かつ、隣
り合った各ティース部5,5間のほぼ中央部に位置させ
て、ステータコア1の軸方向(図3における上下方向)
に延びる溝部6が形成されている。この溝部6は、図4
に示すように、ヨーク部4の内周部側の1箇所が開口し
たほぼ円形形状であり、内部が開口部6aよりも広い形
状となっていて、開口部6aより奥側の内周部6bが抜
け出し抵抗部を構成している。
4及び各ティース部5の外面には、それらのほぼ全面を
覆うように、絶縁樹脂製の被覆部材7がモールド成形に
より設けられている。この被覆部材7の材料としては、
この場合、耐熱性に優れた材料とされるポリフェニレン
サルファイド(PPS)を主成分とし、これにガラスの
粉末を混合させた構成のもので、この材料については後
述する。
上記ステータコア1を図示しない成形型内において支持
するための支持部に対応する部分により、支持用露出部
8が多数箇所に形成されている。この場合、支持用露出
部8は、各ティース部5の先端部に対応する部分と、ヨ
ーク部4の内周部の複数箇所に配置されている。ヨーク
部4の内周部における上記各溝部6には、被覆部材7と
一体の樹脂充填部9が充填されている。
には、樹脂を注入するためのゲート10(図1に二点鎖
線で示す)が形成されているが、この場合、そのゲート
10は、図1に二点鎖線で示すように、ヨーク部4にあ
って各ティース部5の延長線上に位置するように配置さ
れており、したがって、上記各溝部6及び樹脂充填部9
は、隣り合ったゲート10,10間のほぼ中央部に位置
するように配置されている。
先端部に対応する部分の軸方向の両端部(図3における
上下両端部)に、各ティース部5に巻装される図示しな
いコイルの位置決め用の凸部11(図2及び図3参照)
が設けられてと共に、ヨーク部4の軸方向の両端部に対
応する部分に、コイルの渡り線を配置するための渡り線
配置部12が設けられ、さらに、図3中、ヨーク部4の
上面部に対応する部分に、コイルの端末を処理するため
の端末処理部13が複数個設けられている。
周部側に位置させて、複数個の取付用ボス部14が一体
に設けられている。これらのうちの複数個の取付用ボス
部14には、金属製の筒部15がインサート成形により
設けられている。取付用ボス部14の基端部側には、肉
盗み用の凹部16が形成されている。
7を成形する場合には、次のようにして行われる。すな
わち、まず、成形型内にステータコア1を収容配置する
と共に、取付用ボス部14の筒部15を配置する。この
とき、ステータコア1は、成形型内において図示しない
支持部により支持される。この後、成形型の各ゲート1
0から溶融した樹脂が成形型内に注入され、その樹脂が
硬化することにより、ステータコア1の外面にこれを覆
うように被覆部材7が成形される。このとき、ヨーク部
4の各溝部6に被覆部材7と一体の樹脂充填部9が充填
されると共に、取付用ボス部14等が一体に成形され
る。樹脂が硬化した後、成形型を外すことにより、成形
が完了する。
おいて、各ティース部5の外周部に、図示しないコイル
を巻装することにより、アウターロータ形のモータのス
テータとして構成されることになる。
効果を得ることができる。ステータコア1におけるヨー
ク部4及び各ティース部5の外面に、これを覆う被覆部
材7を成形により設ける構成としたので、別途成形され
た絶縁端板をステータコアに対して組み付けるという作
業をする必要がなくなり、作業性を向上できる。
成した各溝部6は、隣り合ったゲート10,10間のほ
ぼ中央部で、被覆部材7の成形時にウェルドラインL
(図1中、二点鎖線参照)が形成されやすいところであ
り、その溝部6に被覆部材7と一体の樹脂充填部9が充
填されているので、被覆部材7としてはその樹脂充填部
9においてステータコア1と強固に固定された状態とな
っている。このため、被覆部材7の成形時における樹脂
硬化時にあって、被覆部材7の収縮に伴いウェルドライ
ン部分を周方向の両側から引っ張るような収縮力が作用
したとしても、そのウェルドライン部分にクラックが発
生することを極力防止できる。また、例えばモータとし
て使用された状態で、周囲の温度変化に伴い被覆部材7
が膨脹や収縮したとしても、その膨脹力や収縮力で被覆
部材7にクラックや剥がれが発生することを極力抑える
ことができるようになる。
6aよりも広い形状となっていて、内周部6bが抜け出
し抵抗部を構成しているので、樹脂充填部9が溝部6か
ら抜け出すことが一層確実に阻止されるようになり、被
覆部材7にクラックや剥がれが発生することを一層防止
できるようになる。
10は、各ティース部5の延長線上に配置されると共
に、上記各溝部6は、各ティース5間のほぼ中央部に配
置しているので、それらゲート10から各ティース部5
の周りに良好に樹脂が回るようになると共に、ゲート1
0と溝部6の配置のバランスが良く、よって良好な成形
を行うことができる。また、ヨーク部4において、溝部
6とかしめ部3とは位置がずれているので、磁気特性が
低下することを極力防止することができる。
体に設けているので、取付用ボス部に別部材を用いる場
合に比べて、部品点数を少なくできると共に、組み付け
工数を低減でき、また、ステータを、モータを取り付け
るための所定部位に容易に取り付けることができるよう
になる。また、取付用ボス部14に金属製の筒部15を
インサート成形により設けるようにしているので、取付
用ボス部14の強度をアップすることができる。
は、モータとしての出力が大きく(トルクが300[k
g・cm]程度)、大型で(直径が約26cm)、コイ
ル温度も高く(120℃程度)、印加電圧も大きい(2
00V以上)ため、被覆部材7に用いる材料としては、
流動性が良く、耐熱性に優れ、強度が確保でき、ヒート
ショックによるクラックが発生しにくいものが必要であ
る。
5を参照して説明する。この図5において、試料A,
B,C,Dが本実施例において好ましいとされた材料で
あり、比較用試料1,2は、好ましくないと判定された
材料である。これら各試料A〜D及び比較用試料1,2
は、上記したように、ポリフェニレンサルファイドを主
成分とし、これにガラスの粉末を混合させた構成のもの
である。この図5には、各試料A〜D及び比較用試料
1,2についての、ガラスの混合率と、曲げ弾性率、溶
融粘度及び流動長の物性値と、被覆部材7に用いた場合
の判定結果を示している。なお、比較用試料1はポリプ
ラ社製の品番:1140A6、比較用試料2はポリプラ
社製の品番:1130A6を用いている。
測定方法については、ASTM(The American Society
for Testing and Materials)の規格に基づくものであ
る。この場合、溶融粘度の測定条件としては、溶融した
材料の温度が310℃、押し部材の速度が1216[m
m/s]である。また、流動長の測定条件としては、溶
融した材料の温度が315.5℃、重りの重量が216
0g、ノズルの直径が2.0995mm、ノズルの長さ
が8mm、停留時間が5分である。
は、成形性や、成形後の強度、クラックや剥がれの発生
度合いなどにより判定した。この判定結果からわかるよ
うに、試料A,B,C,Dについては、被覆部材7とし
て好ましく、比較用試料1,2については、被覆部材7
としては好ましくないと判定された。
スの混合率は20〜30[%]が好ましく、また、曲げ
弾性率は5000〜10000[MPa]、溶融粘度は
150〜200[Pa・s]、流動長は15〜50[m
m/10min]の物性値を示すものが好ましいことが
わかる。
4に形成する溝部の変形例1,2,3を示したものであ
る。これらのうち、図6における溝部20は、内部側が
開口部20aに比べて周方向に大きな楕円状をなしてい
て、開口部20aより奥側の内周部20bが抜け出し抵
抗部を構成している。
いて、開口部21aから先端までほぼ同じ太さである
が、屈曲部の先端部側の内周部21bが抜け出し抵抗部
を構成している。また、図8おける溝部22は、ほぼS
字形をなしていて、この場合も開口部22aから先端ま
でほぼ同じ太さであるが、屈曲部の内周部22bが抜け
出し抵抗部を構成している。
したものであり、この第2実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、ステータコア1
において、軸方向の両端部に位置する鋼板24(図9に
おいて上下両端部に位置する鋼板)には、溝部6を形成
するための切欠部が形成されておらず、その溝部6の軸
方向の端部を閉塞部24aにおいて閉塞した構成となっ
ている。
された樹脂充填部9の軸方向への抜け出しが上記閉塞部
24aによって阻止されるようになるので、被覆部材7
としては、ステータコア1に対して軸方向への剥がれも
防止できるようになる。
であり、この第3実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、ステータコア1は、周方
向に分割された複数個の分割コア25を接続部26にお
いて接続して構成している。各接続部26は隣り合った
ティース部5,5間に位置されていて、接続部26の一
方は、開口部よりも奥側が広い台形状の嵌合溝27によ
り形成され、他方は、先端部が基端部よりも幅広い台形
状の嵌合凸部28により形成されていて、この嵌合凸部
28を嵌合溝27に軸方向から嵌合している。
5,25間には、ヨーク部4の内周部側及び外周部側に
隙間からなる溝部29,29が形成されていて、これら
溝部29に被覆部材7と一体の樹脂充填部30が充填さ
れている。したがって、接続部26における溝部29
は、上記溝部6を兼ねた構成となっている。またこの場
合、嵌合溝27の底部と嵌合凸部28の先端部との間に
形成された隙間にも、被覆部材7と一体の樹脂充填部3
1が充填されている。
であり、この第4実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、絶縁樹脂製の被覆部材3
5は、ステータコア1のティース部5を覆うように設け
られたコイルボビン部36と、その他の部分を覆うよう
に設けられた被覆部37とに分けられている。この場
合、コイルボビン部36を一次成形し、この後、被覆部
37を二次成形により設ける。このうち、コイルボビン
部36は、耐熱性に優れた材料、例えばPPSを用い、
被覆部37には、耐トラッキング性(炭化物ができにく
い性質)に優れた材料、例えばPBT(ポリブチレンテ
レフタレート)、或いはPS(ポリアミド)を用いる。
材35をコイルボビン部36とその他の被覆部37とに
分けることにより、用途に適した材料を使用することが
できるようになる。
であり、この第5実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、被覆部材7に、取付用ボ
ス部を一体に設けることに代えて、別途製作された取付
部材38を取り付けている。この場合、被覆部材7に係
合部39を一体に設けていて、取付部材38に一体に設
けた係合爪40をその係合部39に係合させることによ
り、取付部材38を被覆部材7ひいてはステータコア1
に取り付ける構成としている。取付部材38は、ゴムか
らなる緩衝部材41を介して所定部位に取り付けるよう
にしている。
7の形状を簡素化でき、また、取付部材38を緩衝部材
41を介して取り付ける構成とすることにより、ステー
タの振動がステータを取り付けた相手側へ伝達されるこ
とを極力防止できるようになる。なお、緩衝部材41
は、取付部材38の成形時にインサート成形するように
しても良い。
であり、この第6実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、ステータコア1の軸方向
の両端部に、金属製の補強板43を配置し、この補強板
43ごと被覆部材7により覆った構成としている。この
場合、補強板43は、軸方向の一端部のみに配置しても
良い。
であり、この第7実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、ステータコア45は、イ
ンナーロータ形のモータのステータに使用されるもの
で、環状をなすヨーク部46と、このヨーク部46の内
周部側に突出するように設けられた複数個のティース部
47とを有した構成となっている。また、このステータ
コア45は、第3実施例と同様に、周方向に分割された
複数個の分割コア48を接続部26において接続して構
成されている。ステータコア45のヨーク部46にあっ
て、ティース部47とは反対側となる外周部で、かつ、
隣り合った各ティース部47,47間のほぼ中央部に位
置させて、ステータコア45の軸方向に延びる溝部6が
形成されている。
部46及び各ティース部47の外面には、第1実施例と
同様に、それらのほぼ全面を覆うように、絶縁樹脂製の
被覆部材7がモールド成形により設けられている。この
成形により、ステータコア45の各溝部6、接続部26
の溝部29及び隙間に、被覆部材7と一体の樹脂充填部
9,30,31が充填されている。この場合も、被覆部
材7を成形する際の成形型のゲート10は、二点鎖線で
示すように、ヨーク部36にあって各ティース部47の
延長線上に位置するように配置されている。
も、基本的に第1実施例と同様な作用効果を得ることが
できる。
によれば次のような効果を得ることができる。請求項1
及び2のモータのステータによれば、ステータコアにお
けるヨーク部及び各ティース部の外面に、これを覆う被
覆部材を成形により設ける構成としたので、別途成形さ
れた絶縁端板をステータコアに対して組み付けるという
作業をする必要がなくなり、作業性を向上できる。そし
て、ヨーク部に溝部を形成すると共に、その溝部に被覆
部材と一体の樹脂充填部を充填した構成としたことによ
り、被覆部材としてはその樹脂充填部においてステータ
コアと強固に固定された状態となるため、被覆部材にク
ラックや剥がれが発生することを極力抑えることができ
るようになる。
付用ボス部に別部材を用いる場合に比べて、部品点数を
少なくできると共に、組み付け工数を低減できる。請求
項4のモータのステータによれば、取付用ボス部の強度
をアップすることができる。請求項5,6のモータのス
テータによれば、樹脂充填部が溝部から抜け出すことが
一層確実に阻止されるようになり、被覆部材にクラック
や剥がれが発生することを一層防止できるようになる。
ートから各ティース部の周りに良好に樹脂が回るように
なると共に、ゲートと溝部の配置のバランスが良く、よ
って良好な成形を行うことができる。請求項8のモータ
のステータによれば、ヨーク部において、溝部とかしめ
部との位置がずれているので、磁気特性が低下すること
を極力防止することができるようになる。
部に充填された樹脂充填部の軸方向への抜け出しが端部
に存する鋼板によって阻止されるようになるので、被覆
部材としては、ステータコアに対して軸方向への剥がれ
も防止できるようになる。請求項11,12のモータの
ステータによれば、被覆部材の材料を、ステータの被覆
材料として好ましいものにでき、良好なステータを提供
できる。
平面図
ク部、5はティース部、6は溝部、6aは開口部、6b
は内周部(抜け出し抵抗部)、7は被覆部材、9は樹脂
充填部、10はゲート、14は取付用ボス部、15は筒
部、20,21,22は溝部、20a,21a,22a
は開口部、20b,21b,22bは内周部(抜け出し
抵抗部)、24は鋼板、24aは閉塞部、25は分割コ
ア、26は接続部、29は溝部、30は樹脂充填部、3
1は樹脂充填部、35は被覆部材、36はコイルボビン
部、37は被覆部、45はステータコア、46はヨーク
部、47はティース部、48は分割コアを示す。
Claims (12)
- 【請求項1】 ヨーク部の外周部または内周部に複数個
のティース部を有したステータコアと、 このステータコアの前記ヨーク部及び各ティース部の外
面を覆うように成形により設けられた絶縁樹脂製の被覆
部材と、 前記ヨーク部にあって前記ティース部とは反対側で、か
つ、前記被覆部材の成形時の隣り合ったゲート間のほぼ
中央部に位置するように設けられ、前記ステータヨーク
の軸方向に延びる複数個の溝部と、 これら各溝部内に充填されるように前記被覆部材に一体
に設けられた樹脂充填部とを具備したことを特徴とする
モータのステータ。 - 【請求項2】 ヨーク部の外周部に複数個のティース部
を有したステータコアと、 このステータコアの前記ヨーク部及び各ティース部の外
面を覆うように成形により設けられた絶縁樹脂製の被覆
部材と、 前記ヨーク部の内周部側で、かつ、前記被覆部材の成形
時の隣り合ったゲート間のほぼ中央部に位置するように
設けられ、前記ステータヨークの軸方向に延びる複数個
の溝部と、 これら各溝部内に充填されるように前記被覆部材に一体
に設けられた樹脂充填部とを具備したことを特徴とする
モータのステータ。 - 【請求項3】 被覆部材に、取付用ボス部を一体に設け
たことを特徴とする請求項1または2記載のモータのス
テータ。 - 【請求項4】 取付用ボス部に、金属製の筒部をインサ
ート成形したことを特徴とする請求項3記載のモータの
ステータ。 - 【請求項5】 溝部は、内部が開口部よりも広くなって
いる形状であることを特徴とする請求項1または2記載
のモータのステータ。 - 【請求項6】 溝部は、抜け出し抵抗部を有する形状で
あることを特徴とする請求項1または2記載のモータの
ステータ。 - 【請求項7】 ゲートは各ティース部の延長線上に位置
するように配置され、溝部は、隣り合ったティース部間
のほぼ中央部に配置されていることを特徴とする請求項
1または2記載のモータのステータ。 - 【請求項8】 ステータヨークは複数枚の鋼板を積層し
て構成されていると共に、複数箇所にかしめ部が設けら
れていて、 前記かしめ部と溝部の位置が周方向にずれていることを
特徴とする請求項1または2記載のモータのステータ。 - 【請求項9】 ステータヨークは複数枚の鋼板を積層し
て構成されていて、軸方向の両端部に位置する鋼板は、
溝部の軸方向の端部を覆う構成であることを特徴とする
請求項1または2記載のモータのステータ。 - 【請求項10】 ステータヨークは、周方向に分割され
た複数個の分割コアを接続して構成されていて、 分割コア同士の接続部は、溝部を兼ねていることを特徴
とする請求項1または2記載のモータのステータ。 - 【請求項11】 被覆部材の材料は、ポリフェニレンサ
ルファイドを主成分とし、これにガラスを混合して構成
されたもので、そのガラスの混合率が重量比で20〜3
0[%]で、かつ、曲げ弾性率が5000〜10000
[MPa]、溶融粘度が150〜200[Pa・s]の
物性値を示すものを用いたことを特徴とする請求項1ま
たは2記載のモータのステータ。 - 【請求項12】 被覆部材の材料は、ポリフェニレンサ
ルファイドを主成分とし、これにガラスを混合して構成
されたもので、そのガラスの混合率が重量比で20〜3
0[%]で、かつ、曲げ弾性率が5000〜10000
[MPa]、流動長が15〜50[mm/10min]
の物性値を示すものを用いたことを特徴とする請求項1
または2記載のモータのステータ。
Priority Applications (1)
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JP14793098A JP3625650B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | モータのステータ |
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