JPH11349160A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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- JPH11349160A JPH11349160A JP16319098A JP16319098A JPH11349160A JP H11349160 A JPH11349160 A JP H11349160A JP 16319098 A JP16319098 A JP 16319098A JP 16319098 A JP16319098 A JP 16319098A JP H11349160 A JPH11349160 A JP H11349160A
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- Japan
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- sheet
- feeding
- paper
- detection sensor
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より精度の高い安定したシート搬送が行え、
少紙間制御が可能な信頼性の高い装置を提供すること。 【解決手段】 シートの表面状態の違いを検出するシー
ト表面検知センサ4と、前記シートを給送する給送ロー
ラ67や分離ローラ対68からなる給送手段と、前記シート
表面検知センサ4の検出結果に応じて前記給送手段の駆
動を制御する制御回路(コントローラ)1とを有し、前
記制御回路1は、前記シート表面検知センサ4の検出結
果に基づいてシートの紙種を判別し、該紙種に応じて前
記給送手段の駆動を制御することを特徴とする。
少紙間制御が可能な信頼性の高い装置を提供すること。 【解決手段】 シートの表面状態の違いを検出するシー
ト表面検知センサ4と、前記シートを給送する給送ロー
ラ67や分離ローラ対68からなる給送手段と、前記シート
表面検知センサ4の検出結果に応じて前記給送手段の駆
動を制御する制御回路(コントローラ)1とを有し、前
記制御回路1は、前記シート表面検知センサ4の検出結
果に基づいてシートの紙種を判別し、該紙種に応じて前
記給送手段の駆動を制御することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを順次給送
するシート給送装置に関し、例えば複写機等の画像形成
装置に用いられるシート給送装置に関するものである。
するシート給送装置に関し、例えば複写機等の画像形成
装置に用いられるシート給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置では、カ
セット等に積載収容された転写用紙等のシートの給送を
給送ローラ等からなる給送手段で行っており、更にシー
トの表面状態の違いにかかわらず一律にシートサイズに
応じて給送ローラの制御を行っていた。更に詳しくは、
同サイズのシートでもその表面状態の違いにより該シー
トを給送する給送ローラとの間に生じる滑りが異なる
が、前記給送ローラによるシートの送り量を、前記滑り
が比較的大きいシートにあわせて該シートのサイズより
も大きくとることで対応していた。
セット等に積載収容された転写用紙等のシートの給送を
給送ローラ等からなる給送手段で行っており、更にシー
トの表面状態の違いにかかわらず一律にシートサイズに
応じて給送ローラの制御を行っていた。更に詳しくは、
同サイズのシートでもその表面状態の違いにより該シー
トを給送する給送ローラとの間に生じる滑りが異なる
が、前記給送ローラによるシートの送り量を、前記滑り
が比較的大きいシートにあわせて該シートのサイズより
も大きくとることで対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、給送ローラによるシートの送り量を、給
送ローラとシートとの滑りの比較的大きいシートに合わ
せて該シートのサイズよりも大きくとっていたため、該
給送ローラとシートとの滑りの少ないシートを送る際に
は、積み重ねられたシートの1枚目の給送を終え、続け
て2枚目のシートまでも給送し始めてしまい、シートの
連続給送時の紙間(シートとシートの間隔)精度の低下
を生じる要因となっていた。そのため、画像形成装置の
シート搬送制御において、安定したシート搬送をするこ
とができず、搬送不良が生じる要因となっていた。
来の装置では、給送ローラによるシートの送り量を、給
送ローラとシートとの滑りの比較的大きいシートに合わ
せて該シートのサイズよりも大きくとっていたため、該
給送ローラとシートとの滑りの少ないシートを送る際に
は、積み重ねられたシートの1枚目の給送を終え、続け
て2枚目のシートまでも給送し始めてしまい、シートの
連続給送時の紙間(シートとシートの間隔)精度の低下
を生じる要因となっていた。そのため、画像形成装置の
シート搬送制御において、安定したシート搬送をするこ
とができず、搬送不良が生じる要因となっていた。
【0004】また、昨今、更なる処理速度の向上を図る
ためには、例えば連続複写時のシートの搬送制御におい
て、先のシートと次のシートの紙間を狭める必要がある
が、上述の通り、従来の装置ではシートの連続給送時の
紙間精度の低下を考慮する必要があるため、所望の少紙
間制御が困難であった。
ためには、例えば連続複写時のシートの搬送制御におい
て、先のシートと次のシートの紙間を狭める必要がある
が、上述の通り、従来の装置ではシートの連続給送時の
紙間精度の低下を考慮する必要があるため、所望の少紙
間制御が困難であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、より精度の高い
安定したシート搬送が行え、少紙間制御が可能な信頼性
の高い装置を提供することにある。
安定したシート搬送が行え、少紙間制御が可能な信頼性
の高い装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シートの表面状態の違いを
検出するシート表面検知手段と、前記シートを給送する
給送手段と、前記シート表面検知手段の検出結果に応じ
て前記給送手段の駆動を制御する制御手段とを有し、前
記制御手段は、前記シート表面検知手段の検出結果に基
づいてシートの紙種を判別し、該紙種に応じて前記給送
手段の駆動を制御することを特徴とする。
の本発明の代表的な構成は、シートの表面状態の違いを
検出するシート表面検知手段と、前記シートを給送する
給送手段と、前記シート表面検知手段の検出結果に応じ
て前記給送手段の駆動を制御する制御手段とを有し、前
記制御手段は、前記シート表面検知手段の検出結果に基
づいてシートの紙種を判別し、該紙種に応じて前記給送
手段の駆動を制御することを特徴とする。
【0007】具体的には、例えば、前記制御手段は、前
記シート表面検知手段の検出結果に応じて前記給送手段
の駆動停止タイミングを変えること、或いは前記シート
表面検知手段の検出結果に応じて前記給送手段の駆動時
間を変えることを特徴とする。
記シート表面検知手段の検出結果に応じて前記給送手段
の駆動停止タイミングを変えること、或いは前記シート
表面検知手段の検出結果に応じて前記給送手段の駆動時
間を変えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用したシート給送装置及びこれを備える画像形成装置
の実施の形態について具体的に説明する。
適用したシート給送装置及びこれを備える画像形成装置
の実施の形態について具体的に説明する。
【0009】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るシー
ト給送装置及びこれを備える画像形成装置について図面
を参照して詳しく説明する。尚、本実施形態では、電子
写真方式の画像形成装置におけるシート給送装置に本発
明を適用した場合を例示して説明する。
ト給送装置及びこれを備える画像形成装置について図面
を参照して詳しく説明する。尚、本実施形態では、電子
写真方式の画像形成装置におけるシート給送装置に本発
明を適用した場合を例示して説明する。
【0010】先ず、図1を用いて本画像形成装置の制御
系の構成について説明する。図1は本画像形成装置の制
御系の一例を示すブロック図である。
系の構成について説明する。図1は本画像形成装置の制
御系の一例を示すブロック図である。
【0011】図1において、1は制御回路(コントロー
ラ)であり、CPU1a、ROM1b、RAM1c等か
ら構成され、ROM1bに格納されたプログラムに基づ
いて複写シーケンスを総轄制御する。
ラ)であり、CPU1a、ROM1b、RAM1c等か
ら構成され、ROM1bに格納されたプログラムに基づ
いて複写シーケンスを総轄制御する。
【0012】尚、後で詳しく説明するが、図1に示す制
御系によりシートの紙種に応じて給送ローラの駆動制御
を行い、シートの搬送制御を行うが、この際、CPU1
aは補正制御を行い、ROM1bは制御の内容が書き込
まれており、RAM1cはデータの読み書きを行う。
御系によりシートの紙種に応じて給送ローラの駆動制御
を行い、シートの搬送制御を行うが、この際、CPU1
aは補正制御を行い、ROM1bは制御の内容が書き込
まれており、RAM1cはデータの読み書きを行う。
【0013】サーミスタ2は、後述する定着器71(の定
着ローラ)の表面温度を検出し、A/D3で変換された
値がコントローラ1に入力される。コントローラ1は、
サーミスタ2の検出値により、定着ローラの表面温度が
所定値になるように制御している。
着ローラ)の表面温度を検出し、A/D3で変換された
値がコントローラ1に入力される。コントローラ1は、
サーミスタ2の検出値により、定着ローラの表面温度が
所定値になるように制御している。
【0014】4はシート表面検知センサであり、S偏光
受光素子4aとP偏光受光素子4bとから構成されてお
り、A/D3で変換された値がコントローラ1に入力さ
れる。コントローラ1は、S偏光受光素子4aとP偏光
受光素子4bの検出値により演算し、シート表面状態の
検知(すなわち紙種)を検出する。尚、この紙種の検出
については後で詳細に説明する。
受光素子4aとP偏光受光素子4bとから構成されてお
り、A/D3で変換された値がコントローラ1に入力さ
れる。コントローラ1は、S偏光受光素子4aとP偏光
受光素子4bの検出値により演算し、シート表面状態の
検知(すなわち紙種)を検出する。尚、この紙種の検出
については後で詳細に説明する。
【0015】5は光反射型のシート端検出センサであ
り、A/D3で変換された値がコントローラ1に入力さ
れる。コントローラ1は、シート端検出センサ5の検出
値とシート表面検知センサ4により検出した紙種に応じ
た補正値により演算し、シートの端部(エッジ)を検出
する。この補正演算に関する説明は後で詳細に説明す
る。
り、A/D3で変換された値がコントローラ1に入力さ
れる。コントローラ1は、シート端検出センサ5の検出
値とシート表面検知センサ4により検出した紙種に応じ
た補正値により演算し、シートの端部(エッジ)を検出
する。この補正演算に関する説明は後で詳細に説明す
る。
【0016】高圧制御部6は、後述する一次帯電器58、
転写帯電器62等の帯電系、及び現像器61等に所定の電位
を印可する高圧ユニット7の制御を行う。
転写帯電器62等の帯電系、及び現像器61等に所定の電位
を印可する高圧ユニット7の制御を行う。
【0017】モータ制御部8は、各種ステッピングモー
タやメイン駆動モータ等のモータ9の駆動を制御する。
タやメイン駆動モータ等のモータ9の駆動を制御する。
【0018】DC負荷制御部10は、後述する給送ローラ
67用等のソレノイド、レジストローラ対69用等のクラッ
チ、及びファン等の駆動を制御する。
67用等のソレノイド、レジストローラ対69用等のクラッ
チ、及びファン等の駆動を制御する。
【0019】11はシートのジャム(紙詰まり)検知用等
のセンサ類であり、該センサ類11の検知情報はコントロ
ーラ1に入力される。
のセンサ類であり、該センサ類11の検知情報はコントロ
ーラ1に入力される。
【0020】ACドライバ12は、後述する原稿照明ラン
プ53等のAC負荷13及び定着ヒータ14へのAC電源供給
を制御する。また、原稿照明ランプ53、定着ヒータ14等
の異常を検出し、シャットオフ機能付きのメインスイッ
チ(MSW)15をオフ状態にする。
プ53等のAC負荷13及び定着ヒータ14へのAC電源供給
を制御する。また、原稿照明ランプ53、定着ヒータ14等
の異常を検出し、シャットオフ機能付きのメインスイッ
チ(MSW)15をオフ状態にする。
【0021】電源16は、コントローラ1等にDC電源を
供給し、入力電源プラグ(PULG)17から、メインス
イッチ15、ドアスイッチ(DSW)18を介した商用電源
が電源16に入力される。
供給し、入力電源プラグ(PULG)17から、メインス
イッチ15、ドアスイッチ(DSW)18を介した商用電源
が電源16に入力される。
【0022】デッキ90はシートの積載枚数を増やすため
の給送装置、フィーダ30は複数枚の原稿を自動的にセッ
トするための自動原稿送り装置、ソータ40は排出される
シートを仕分けするための仕分け装置である。
の給送装置、フィーダ30は複数枚の原稿を自動的にセッ
トするための自動原稿送り装置、ソータ40は排出される
シートを仕分けするための仕分け装置である。
【0023】操作部100 は、タッチパネル123 、LCD
ユニット121 、バックライト122 等で構成され、制御回
路1に接続される。
ユニット121 、バックライト122 等で構成され、制御回
路1に接続される。
【0024】次に、図2を用いて本画像形成装置の概略
構成について説明する。図2は本画像形成装置の一例を
示す模式断面構成図である。
構成について説明する。図2は本画像形成装置の一例を
示す模式断面構成図である。
【0025】図2において、50は画像形成装置本体、30
は原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置(以下
フィーダと言う)、40は仕分け装置(以下ソータと言
う)であり、これらフィーダ30とソータ40は装置本体50
に対して自在に組み合わせ使用できるようになってい
る。
は原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置(以下
フィーダと言う)、40は仕分け装置(以下ソータと言
う)であり、これらフィーダ30とソータ40は装置本体50
に対して自在に組み合わせ使用できるようになってい
る。
【0026】図2において、51は原稿載置台としての原
稿台ガラスである。また、52は原稿読取手段としての光
学系であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)53と、複数
のミラー54と、レンズ55と、モータ56等から構成されて
おり、モータ56により原稿照明ランプ53等を走査しつつ
原稿を照明し、該原稿からの反射光(画像光)をミラー
54やレンズ55を介して感光体ドラム57に照射する。
稿台ガラスである。また、52は原稿読取手段としての光
学系であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)53と、複数
のミラー54と、レンズ55と、モータ56等から構成されて
おり、モータ56により原稿照明ランプ53等を走査しつつ
原稿を照明し、該原稿からの反射光(画像光)をミラー
54やレンズ55を介して感光体ドラム57に照射する。
【0027】前記感光体ドラム57の周りには、一次帯電
器58、ブランク露光ユニット59、電位センサ60、現像器
61、転写帯電器62、分離帯電器63、クリーニング装置64
等が装備されていて、これら感光体ドラム57等により画
像形成手段が構成されている。
器58、ブランク露光ユニット59、電位センサ60、現像器
61、転写帯電器62、分離帯電器63、クリーニング装置64
等が装備されていて、これら感光体ドラム57等により画
像形成手段が構成されている。
【0028】前記感光体ドラム57はメインモータ65によ
り図2に示す矢印の方向に回転するものであり、一次帯
電器58によりコロナ帯電されており、光学系52から原稿
の反射光が照射されると、静電潜像が形成される。この
静電潜像は、現像器61により現像されてトナー像として
可視化される。
り図2に示す矢印の方向に回転するものであり、一次帯
電器58によりコロナ帯電されており、光学系52から原稿
の反射光が照射されると、静電潜像が形成される。この
静電潜像は、現像器61により現像されてトナー像として
可視化される。
【0029】一方、上段又は下段のカセット66に収容さ
れたシートが、選択的に、給送ローラ67により送り出さ
れ、分離ローラ対68により1枚ずつ分離され、装置本体
50内に給送される。尚、この給送ローラ67と分離ローラ
対68によりシートを給送する給送手段を構成している。
このように、選択的に上段又は下段のカセット66から給
送ローラ67を介して分離ローラ対68により装置本体50内
に送られたシートは、レジストローラ対69によりトナー
像の先端とシートの先端とが一致するようにタイミング
がとられた後、感光体ドラム57に給送され、転写帯電器
62によりトナー像が転写される。尚、転写後の感光体ド
ラム57はクリーニング装置64によりその表面が清掃され
る。
れたシートが、選択的に、給送ローラ67により送り出さ
れ、分離ローラ対68により1枚ずつ分離され、装置本体
50内に給送される。尚、この給送ローラ67と分離ローラ
対68によりシートを給送する給送手段を構成している。
このように、選択的に上段又は下段のカセット66から給
送ローラ67を介して分離ローラ対68により装置本体50内
に送られたシートは、レジストローラ対69によりトナー
像の先端とシートの先端とが一致するようにタイミング
がとられた後、感光体ドラム57に給送され、転写帯電器
62によりトナー像が転写される。尚、転写後の感光体ド
ラム57はクリーニング装置64によりその表面が清掃され
る。
【0030】この転写後、シートは分離帯電器63により
感光体ドラム57から分離され、搬送ベルト70により定着
器71に導かれて加圧、加熱により転写画像が定着され
る。その後、排出ローラ対72により装置本体50の外に排
出される。
感光体ドラム57から分離され、搬送ベルト70により定着
器71に導かれて加圧、加熱により転写画像が定着され
る。その後、排出ローラ対72により装置本体50の外に排
出される。
【0031】また、装置本体50には、例えば4000枚のシ
ートを収納し得るデッキ90が装備されている。デッキ90
のリフタ91は、給送ローラ92にシートが常に当接するよ
うに該シートの量に応じて上昇する。
ートを収納し得るデッキ90が装備されている。デッキ90
のリフタ91は、給送ローラ92にシートが常に当接するよ
うに該シートの量に応じて上昇する。
【0032】また、図2において、73は排紙フラッパで
あり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソータ4
0)の経路を切り替える。即ち、排出ローラ対72から送
り出されたシートは、この排紙フラッパ73により両面記
録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、74は下
搬送パスであり、排出ローラ対72から送り出されたシー
トを反転パス75を介してシートを裏返して再給送トレイ
76に導く。また、77は両面記録側と多重記録側の経路を
切り替える多重フラッパであり、これを図中左方向に倒
すことによりシートを反転パス75を介さず、直接下搬送
パス74に導く。また、78は経路79を通じてシートを感光
体ドラム57側に給送する給送ローラである。80は排紙フ
ラッパ73の近傍に配置されて、該排紙フラッパ73により
排出側に切り替えられたシートを機外に排出する排出ロ
ーラ対である。
あり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソータ4
0)の経路を切り替える。即ち、排出ローラ対72から送
り出されたシートは、この排紙フラッパ73により両面記
録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、74は下
搬送パスであり、排出ローラ対72から送り出されたシー
トを反転パス75を介してシートを裏返して再給送トレイ
76に導く。また、77は両面記録側と多重記録側の経路を
切り替える多重フラッパであり、これを図中左方向に倒
すことによりシートを反転パス75を介さず、直接下搬送
パス74に導く。また、78は経路79を通じてシートを感光
体ドラム57側に給送する給送ローラである。80は排紙フ
ラッパ73の近傍に配置されて、該排紙フラッパ73により
排出側に切り替えられたシートを機外に排出する排出ロ
ーラ対である。
【0033】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ73を図中上方に上げて、複写
済みのシートを搬送パス74,75を介して裏返した状態で
再給送トレイ76に格納する。この時、両面記録時には多
重フラッパ77を図中右方向へ倒し、また多重記録時には
多重フラッパ77を図中左方向へ倒しておく。次に行う両
面記録時や多重記録時には、再給送トレイ76に格納され
ているシートが、給送ローラ78により下から1枚ずつ送
り出され、経路79を介して本体のレジストローラ対69に
導かれる。
写)時には、排紙フラッパ73を図中上方に上げて、複写
済みのシートを搬送パス74,75を介して裏返した状態で
再給送トレイ76に格納する。この時、両面記録時には多
重フラッパ77を図中右方向へ倒し、また多重記録時には
多重フラッパ77を図中左方向へ倒しておく。次に行う両
面記録時や多重記録時には、再給送トレイ76に格納され
ているシートが、給送ローラ78により下から1枚ずつ送
り出され、経路79を介して本体のレジストローラ対69に
導かれる。
【0034】また、本体からシートを反転して排出する
時には、排紙フラッパ73を図中上方へ上げ、多重フラッ
パ77を図中右方向へ倒し、複写済みのシートを搬送パス
75側へ搬送し、該シートの後端が第1の送りローラ81を
通過した後に反転ローラ83によって第2の送りローラ82
側へ搬送し、排出ローラ対80によってシート(の表裏)
を裏返して機外へ排出する。
時には、排紙フラッパ73を図中上方へ上げ、多重フラッ
パ77を図中右方向へ倒し、複写済みのシートを搬送パス
75側へ搬送し、該シートの後端が第1の送りローラ81を
通過した後に反転ローラ83によって第2の送りローラ82
側へ搬送し、排出ローラ対80によってシート(の表裏)
を裏返して機外へ排出する。
【0035】尚、シートの搬送路には不図示の複数のシ
ート検出用のセンサがあり、各々のセンサに対して、所
定タイミングまでにシートが到達しないことの検知(遅
延ジャム検知)、所定タイミングまでにシートがセンサ
から抜けないことの検知(滞留ジャム検知)、などの紙
詰まり検知(ジャム検知)が行われ、紙詰まりが検出さ
れた場合には所定動作後に装置を停止させ、所定の紙詰
まり表示(ジャム表示)が行われる。
ート検出用のセンサがあり、各々のセンサに対して、所
定タイミングまでにシートが到達しないことの検知(遅
延ジャム検知)、所定タイミングまでにシートがセンサ
から抜けないことの検知(滞留ジャム検知)、などの紙
詰まり検知(ジャム検知)が行われ、紙詰まりが検出さ
れた場合には所定動作後に装置を停止させ、所定の紙詰
まり表示(ジャム表示)が行われる。
【0036】4はシート表面検知センサであり、S偏光
受光素子とP偏光受光素子とから構成されており、S偏
光受光素子とP偏光受光素子の検出値により演算し、シ
ートの表面状態の検知により紙種を検出する。
受光素子とP偏光受光素子とから構成されており、S偏
光受光素子とP偏光受光素子の検出値により演算し、シ
ートの表面状態の検知により紙種を検出する。
【0037】5は光反射型のシート端検出センサであ
り、該シート端検出センサ5の検出値とシート表面検知
センサ4により検出した紙種による補正値により演算
し、シートの先端部を検出する。
り、該シート端検出センサ5の検出値とシート表面検知
センサ4により検出した紙種による補正値により演算
し、シートの先端部を検出する。
【0038】ここで、図3を用いて装置本体50に設けた
操作部100 の配置構成について説明する。図3は装置本
体50に設けた操作部100 の配置構成の一例を示す説明図
である。
操作部100 の配置構成について説明する。図3は装置本
体50に設けた操作部100 の配置構成の一例を示す説明図
である。
【0039】図3において、101 はリセットキーであ
り、コピーモードを標準モードにするときに使用する。
102 はストップキーであり、コピーを中止するときに使
用する。103 はスタートキーであり、コピーを開始する
ときに使用する。104 はテンキーであり、コピー枚数の
設定、その他の数値入力に使用する。105 はクリアキー
であり、コピー枚数を「1」にするとき、テンキー104
からの数値入力をクリアするときに使用する。106 は暗
証キーであり、暗証モード設定時に使用する。107 は予
熱キーであり、予熱モードの設定/解除時に使用する。
この予熱モードの設定時には定着器71の温度を下げる等
して消費電力を少なくすることができる。108 は割り込
みキーであり、割り込みコピーをするときに使用する。
109 はユーザモードキーであり、仕様設定、タイマー設
定など、ユーザモードの設定/解除時に使用する。110
はガイドキーであり、モードの説明を表示させるときに
使用する。
り、コピーモードを標準モードにするときに使用する。
102 はストップキーであり、コピーを中止するときに使
用する。103 はスタートキーであり、コピーを開始する
ときに使用する。104 はテンキーであり、コピー枚数の
設定、その他の数値入力に使用する。105 はクリアキー
であり、コピー枚数を「1」にするとき、テンキー104
からの数値入力をクリアするときに使用する。106 は暗
証キーであり、暗証モード設定時に使用する。107 は予
熱キーであり、予熱モードの設定/解除時に使用する。
この予熱モードの設定時には定着器71の温度を下げる等
して消費電力を少なくすることができる。108 は割り込
みキーであり、割り込みコピーをするときに使用する。
109 はユーザモードキーであり、仕様設定、タイマー設
定など、ユーザモードの設定/解除時に使用する。110
はガイドキーであり、モードの説明を表示させるときに
使用する。
【0040】更に、120 はメッセージディスプレイであ
り、例えば320 ×240 ドットの透過型LCD(液晶)ユ
ニット121 と、冷陰極管からなるバックライト122 で構
成され、表面には15×20のキーマトリックスのタッチパ
ネル123 が配置され、各種設定モード表示や各種状態表
示、またタッチパネル123 のキー入力に対応したキー表
示などが行われる。
り、例えば320 ×240 ドットの透過型LCD(液晶)ユ
ニット121 と、冷陰極管からなるバックライト122 で構
成され、表面には15×20のキーマトリックスのタッチパ
ネル123 が配置され、各種設定モード表示や各種状態表
示、またタッチパネル123 のキー入力に対応したキー表
示などが行われる。
【0041】図4はメッセージディスプレイ120 の表示
及びキー配置の一例を示し、図4(a) は標準画面、図4
(b) はジャム処理画面、図4(c) はジャム処理後のドア
を閉めることを示す画面の一例である。
及びキー配置の一例を示し、図4(a) は標準画面、図4
(b) はジャム処理画面、図4(c) はジャム処理後のドア
を閉めることを示す画面の一例である。
【0042】図4(a) において、130 は倍率、選択給紙
カセット、コピー枚数などの表示部である。131 は縮小
/拡大キーであり、定型変倍の縮小/拡大時に使用す
る。132 は等倍キーであり、倍率を等倍(100 %)に戻
すときに使用する。133 は用紙選択キーであり、オート
用紙選択、上段のカセット66、下段のカセット66、デッ
キ90、マルチ手差しトレイ93を選択するときに使用す
る。134 はズームキーであり、ズームモードの設定時に
使用する。135 は少し小さめキーであり、原稿の画像を
少し縮小(93%)してコピーするときに使用する。136
はコピー濃度キーであり、コピー濃度をマニュアルで調
整するときに使用する。137 はAEキーであり、AEモ
ード(自動濃度調整)の設定/解除時に使用する。138
はソータキーであり、ソートモード、ステイプルソート
モード、グループモード選択時に使用する。139 は両面
キーであり、両面モードの設定/解除時に使用する。14
0 は応用モードキーであり、基本画面に出ていない応用
モードを選択するときに使用する。
カセット、コピー枚数などの表示部である。131 は縮小
/拡大キーであり、定型変倍の縮小/拡大時に使用す
る。132 は等倍キーであり、倍率を等倍(100 %)に戻
すときに使用する。133 は用紙選択キーであり、オート
用紙選択、上段のカセット66、下段のカセット66、デッ
キ90、マルチ手差しトレイ93を選択するときに使用す
る。134 はズームキーであり、ズームモードの設定時に
使用する。135 は少し小さめキーであり、原稿の画像を
少し縮小(93%)してコピーするときに使用する。136
はコピー濃度キーであり、コピー濃度をマニュアルで調
整するときに使用する。137 はAEキーであり、AEモ
ード(自動濃度調整)の設定/解除時に使用する。138
はソータキーであり、ソートモード、ステイプルソート
モード、グループモード選択時に使用する。139 は両面
キーであり、両面モードの設定/解除時に使用する。14
0 は応用モードキーであり、基本画面に出ていない応用
モードを選択するときに使用する。
【0043】次に、図5を用いてシート表面検知センサ
4の検出原理について説明する。シート表面検知センサ
4は、検出物体であるシートに対して所定の入射角で光
を照射する投光素子であるLED4dと、該シートから
の反射光の偏光成分を分けるための偏光ビームスプリッ
タ4cと、該偏光ビームスプリッタ4cで分けられた偏
光成分を受光するS偏光受光素子4a、P偏光受光素子
4bとにより構成されている。
4の検出原理について説明する。シート表面検知センサ
4は、検出物体であるシートに対して所定の入射角で光
を照射する投光素子であるLED4dと、該シートから
の反射光の偏光成分を分けるための偏光ビームスプリッ
タ4cと、該偏光ビームスプリッタ4cで分けられた偏
光成分を受光するS偏光受光素子4a、P偏光受光素子
4bとにより構成されている。
【0044】このシート表面検知センサ4では、先ず検
出対象物であるシートに対し、光を所定の入射角で入射
する。このとき検出対象物であるシートの表面状態の違
いにより、P偏光成分とS偏光成分の反射率が異なる。
この反射率の違いを利用し、反射光のP偏光成分光量と
S偏光成分光量の割合を比較することにより、検出対象
物であるシートの紙種の判別を行う。
出対象物であるシートに対し、光を所定の入射角で入射
する。このとき検出対象物であるシートの表面状態の違
いにより、P偏光成分とS偏光成分の反射率が異なる。
この反射率の違いを利用し、反射光のP偏光成分光量と
S偏光成分光量の割合を比較することにより、検出対象
物であるシートの紙種の判別を行う。
【0045】図5に示す構成で、S偏光受光素子4aの
出力信号をPD2、P偏光受光素子4bの出力信号をP
D1とし、ぞれぞれの出力信号を下式(1) によりを演算
(差/和)し、シート表面検知センサの出力演算値Px
を求める。
出力信号をPD2、P偏光受光素子4bの出力信号をP
D1とし、ぞれぞれの出力信号を下式(1) によりを演算
(差/和)し、シート表面検知センサの出力演算値Px
を求める。
【0046】 Px=(PD2−PD1)/(PD2+PD1) ……(1)
【0047】上式(1) によって演算した結果を図9に示
す。図中横軸はセンサからの距離d1を示す。縦軸は上
式(1) に基づいて演算した値Pxである。尚、本実施形
態では、シートとして、光沢紙、再生紙、普通紙、OH
Pシートを例示している。図6より、検出対象物である
シートとシート表面検知センサ4との距離d1が中央値
である5mmのところでは、各シートの演算値Pxは、反
射率90%の光沢紙で0.06、反射率80%の普通紙で0.14、
反射率70%の再生紙で0.22、OHPシートで0.63とな
る。
す。図中横軸はセンサからの距離d1を示す。縦軸は上
式(1) に基づいて演算した値Pxである。尚、本実施形
態では、シートとして、光沢紙、再生紙、普通紙、OH
Pシートを例示している。図6より、検出対象物である
シートとシート表面検知センサ4との距離d1が中央値
である5mmのところでは、各シートの演算値Pxは、反
射率90%の光沢紙で0.06、反射率80%の普通紙で0.14、
反射率70%の再生紙で0.22、OHPシートで0.63とな
る。
【0048】次に図6を用いて、シートが収納されたカ
セット66よりシートを1枚ずつ給送した際のシートの流
れを示す。図6(a) 〜(d) の流れでカセット66よりシー
トがパス上を搬送されていく。ここで、給送ローラ67に
より送り出されたシートは、分離ローラ対68を構成する
フィードローラ68a及びリタードローラ68bにより重送
されたシートを1枚ずつに分離する。この際、給送ロー
ラ67とシートとの摩擦力の違いによってシートの送り量
が異なり、連続給送時の紙間(シートとシートの間の間
隔)にバラツキが生じることとなる。従来はこのバラツ
キを考慮していたため、少紙間(シート間の間隔を狭く
すること)に限界点があった。
セット66よりシートを1枚ずつ給送した際のシートの流
れを示す。図6(a) 〜(d) の流れでカセット66よりシー
トがパス上を搬送されていく。ここで、給送ローラ67に
より送り出されたシートは、分離ローラ対68を構成する
フィードローラ68a及びリタードローラ68bにより重送
されたシートを1枚ずつに分離する。この際、給送ロー
ラ67とシートとの摩擦力の違いによってシートの送り量
が異なり、連続給送時の紙間(シートとシートの間の間
隔)にバラツキが生じることとなる。従来はこのバラツ
キを考慮していたため、少紙間(シート間の間隔を狭く
すること)に限界点があった。
【0049】更に、このフィードローラ68aとリタード
ローラ68bとからなる分離ローラ対68について、図7を
用いて以下に説明する。図7中、対抗するフィードロー
ラ68aとリタードローラ68bはそれぞれ図に示す矢印方
向に回転し、フィードローラ68aの回転(正転)により
最上位のシートを給送し、リタードローラ68bの回転
(逆転)により最上位のシートに連れて重送された下位
のシート等をせき止め分離する。つまり、シートの摩擦
が大きくなれば該シートのオーバーラン量は小さくな
り、重送はし難くなる。逆にシートの摩擦が小さければ
該シートのオーバーラン量は大きくなり、重送はし易く
なる。
ローラ68bとからなる分離ローラ対68について、図7を
用いて以下に説明する。図7中、対抗するフィードロー
ラ68aとリタードローラ68bはそれぞれ図に示す矢印方
向に回転し、フィードローラ68aの回転(正転)により
最上位のシートを給送し、リタードローラ68bの回転
(逆転)により最上位のシートに連れて重送された下位
のシート等をせき止め分離する。つまり、シートの摩擦
が大きくなれば該シートのオーバーラン量は小さくな
り、重送はし難くなる。逆にシートの摩擦が小さければ
該シートのオーバーラン量は大きくなり、重送はし易く
なる。
【0050】図8にシートの表面状態(摩擦)の違いを
表す演算値Pxとオーバーラン量Sxの関係について示
す。図からもわかる通り、例えば、再生紙のように摩擦
量の大きいシートの際にはオーバーラン量が大きく、光
沢紙のように摩擦量の小さいシートの際にはオーバーラ
ン量が小さいことがわかる。ここで、シート表面検知セ
ンサ4によって検出された紙種Pxとシートのオーバー
ラン量との関係は下式(2) で表せる。
表す演算値Pxとオーバーラン量Sxの関係について示
す。図からもわかる通り、例えば、再生紙のように摩擦
量の大きいシートの際にはオーバーラン量が大きく、光
沢紙のように摩擦量の小さいシートの際にはオーバーラ
ン量が小さいことがわかる。ここで、シート表面検知セ
ンサ4によって検出された紙種Pxとシートのオーバー
ラン量との関係は下式(2) で表せる。
【0051】 Sx=(So×Px)/Po ……(2)
【0052】ただし、上式(2) において、Soは普通紙
の際のオーバーラン量である9.0mmとし、Poは普通紙
の際のシート表面検知センサ4の出力演算値である0.14
とする。
の際のオーバーラン量である9.0mmとし、Poは普通紙
の際のシート表面検知センサ4の出力演算値である0.14
とする。
【0053】上記の関係により図10のフローチャートに
よりシートに応じて給送ローラの制御を行う紙搬送制御
について以下に説明する。
よりシートに応じて給送ローラの制御を行う紙搬送制御
について以下に説明する。
【0054】本実施形態では、シート表面検知センサ4
の検出結果に応じてシートの紙種を判別し、給送ローラ
67によるシートの送り量が該シートの表面状態の違いに
かかわらず一定になるように、シートの紙種に応じて前
記給送ローラ67の駆動を制御するようにしている。
の検出結果に応じてシートの紙種を判別し、給送ローラ
67によるシートの送り量が該シートの表面状態の違いに
かかわらず一定になるように、シートの紙種に応じて前
記給送ローラ67の駆動を制御するようにしている。
【0055】図10に示すように、まず、補正演算領域で
あるか判断をする(S11)。補正演算領域内である場合
には上述した演算式(2) によりオーバーラン量Sx[mm]
を演算する(S12)。
あるか判断をする(S11)。補正演算領域内である場合
には上述した演算式(2) によりオーバーラン量Sx[mm]
を演算する(S12)。
【0056】そして、求められたオーバーラン量Sxを
考慮し、給送ローラ67のシート送り量、すなわち回転時
間Tr[sec] を下式(3) により演算する(S20)。
考慮し、給送ローラ67のシート送り量、すなわち回転時
間Tr[sec] を下式(3) により演算する(S20)。
【0057】Tr=Px(Ls+Sx) ……(3)
【0058】この演算結果の時間Trだけ給送ローラ67
を回転駆動することにより、シートの紙種に応じた給送
ローラ制御を行う。
を回転駆動することにより、シートの紙種に応じた給送
ローラ制御を行う。
【0059】次にOHPシートであるか判断をする(S
13)。OHPシートか否かの判断としてはシート表面検
知センサ4の出力演算値Pxが0.6 ≦Px≦0.7 の場合
はOHPシートであると判断し、オーバーラン量を11mm
の固定値とする(S14)。
13)。OHPシートか否かの判断としてはシート表面検
知センサ4の出力演算値Pxが0.6 ≦Px≦0.7 の場合
はOHPシートであると判断し、オーバーラン量を11mm
の固定値とする(S14)。
【0060】またシート表面検知センサ4の出力演算値
Pxが0.3 <Px<0.6 の場合は補正上限固定値領域と
判断し(S15)、シート表面検知センサ4の出力演算値
Pxが0.3 時のオーバーラン量すなわち12mmを固定値と
する(S16)。
Pxが0.3 <Px<0.6 の場合は補正上限固定値領域と
判断し(S15)、シート表面検知センサ4の出力演算値
Pxが0.3 時のオーバーラン量すなわち12mmを固定値と
する(S16)。
【0061】またシート表面検知センサ4の出力演算値
Pxが0<Px<0.08の場合は補正下限固定値領域と判
断し(S17)、シート表面検知センサ4の出力演算値P
xが0.08時のオーバーラン量すなわち6mm を固定値とす
る(S18)。
Pxが0<Px<0.08の場合は補正下限固定値領域と判
断し(S17)、シート表面検知センサ4の出力演算値P
xが0.08時のオーバーラン量すなわち6mm を固定値とす
る(S18)。
【0062】また、シート表面検知センサ4の出力演算
値Pxが0.7 <Px、Px≦0の場合は設計許容値の範
囲外(シートの紙種判別不可能)であるため、補正エラ
ーと判別する(S19)。そして、その旨、操作者に報知
する。例えば、操作部100 の表示部130 に紙種判別エラ
ーのメッセージを表示したり、或いはブザー等の警告音
発生手段により警告音を発するようにする。
値Pxが0.7 <Px、Px≦0の場合は設計許容値の範
囲外(シートの紙種判別不可能)であるため、補正エラ
ーと判別する(S19)。そして、その旨、操作者に報知
する。例えば、操作部100 の表示部130 に紙種判別エラ
ーのメッセージを表示したり、或いはブザー等の警告音
発生手段により警告音を発するようにする。
【0063】上述したように、シート表面検知センサ4
の検出結果に応じてシートの紙種を判別し、給送ローラ
67によるシートの送り量が該シートの表面状態の違いに
かかわらず一定になるように、シートの紙種に応じて前
記給送ローラ67の駆動を制御することにより、安定した
シート搬送制御が可能となり、且つ少紙間制御が可能と
なり、更に転写スピードの向上が可能となる。
の検出結果に応じてシートの紙種を判別し、給送ローラ
67によるシートの送り量が該シートの表面状態の違いに
かかわらず一定になるように、シートの紙種に応じて前
記給送ローラ67の駆動を制御することにより、安定した
シート搬送制御が可能となり、且つ少紙間制御が可能と
なり、更に転写スピードの向上が可能となる。
【0064】更に、シートの紙種が設計許容値の範囲外
のシートであると判断された際には判別エラーとし、そ
の旨を操作者に報知するので、シートの給送を開始する
前にジャムを未然に防止することが可能となる。
のシートであると判断された際には判別エラーとし、そ
の旨を操作者に報知するので、シートの給送を開始する
前にジャムを未然に防止することが可能となる。
【0065】尚、本実施形態では、紙種に応じた給送ロ
ーラの駆動制御として、紙種に応じて給送ローラの回転
時間を変える制御を例示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば紙種に応じて給送ローラの駆
動停止タイミングを変えるように制御しても同様の効果
が得られる。
ーラの駆動制御として、紙種に応じて給送ローラの回転
時間を変える制御を例示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、例えば紙種に応じて給送ローラの駆
動停止タイミングを変えるように制御しても同様の効果
が得られる。
【0066】〔第2実施形態〕第2実施形態に係るシー
ト給送装置及びこれを備える画像形成装置について図面
を参照して詳しく説明する。尚、装置全体の概略構成は
前述した実施形態と略同等であるため、同等の機能を有
する部材には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
以下、図面を参照して、本実施形態の特徴部分であるシ
ート給送制御について詳しく説明する。
ト給送装置及びこれを備える画像形成装置について図面
を参照して詳しく説明する。尚、装置全体の概略構成は
前述した実施形態と略同等であるため、同等の機能を有
する部材には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
以下、図面を参照して、本実施形態の特徴部分であるシ
ート給送制御について詳しく説明する。
【0067】前述した第1実施形態では紙種に応じてシ
ート端検出センサ5のシート検出ポイント(距離)を補
正したのに対して、本実施形態では紙種に応じてシート
端検出センサ5のシート検出スレッシュレベルを変える
ことにより、補正を行うものである。
ート端検出センサ5のシート検出ポイント(距離)を補
正したのに対して、本実施形態では紙種に応じてシート
端検出センサ5のシート検出スレッシュレベルを変える
ことにより、補正を行うものである。
【0068】図11にシート端検出センサ5の特性(反射
率の違いによる検出ポイントの違い)を示す。図中横軸
は移動する検出対象物であるシートの先端部とセンサ5
の端部との距離d2を示したものであり、センサ5が検
出対象物であるシートを検出し始める距離を表してい
る。図中縦軸はセンサ5の出力値に基づく相対光電流I
L[ %] であり、シート端検出センサ5内の発光素子を
検出対象物であるシートに照射し、シートで反射された
光を受光素子で受光した光を電気信号に変換し、電流値
として表したものである。また、図中縦軸の相対光電流
IL[ %] は反射率100 %の検出対象物の検知レベルを
100 %とした時の相対光電流である。
率の違いによる検出ポイントの違い)を示す。図中横軸
は移動する検出対象物であるシートの先端部とセンサ5
の端部との距離d2を示したものであり、センサ5が検
出対象物であるシートを検出し始める距離を表してい
る。図中縦軸はセンサ5の出力値に基づく相対光電流I
L[ %] であり、シート端検出センサ5内の発光素子を
検出対象物であるシートに照射し、シートで反射された
光を受光素子で受光した光を電気信号に変換し、電流値
として表したものである。また、図中縦軸の相対光電流
IL[ %] は反射率100 %の検出対象物の検知レベルを
100 %とした時の相対光電流である。
【0069】図からもわかるようにスレッシュレベル20
%とした際、OHPシートの場合には検出対象物である
OHPシートは、シート端検出センサ5の端部(シート
搬送方向上流側)から3.8mm 進んだところがシートを検
知する検出ポイントということになる。このOHPシー
トと同じポイントとなるように、反射率90%の光沢紙は
スレッシュレベル90%とし、同様に反射率80%の普通紙
はスレッシュレベル70%とし、反射率70%の再生紙には
スレッシュレベル50%とする。
%とした際、OHPシートの場合には検出対象物である
OHPシートは、シート端検出センサ5の端部(シート
搬送方向上流側)から3.8mm 進んだところがシートを検
知する検出ポイントということになる。このOHPシー
トと同じポイントとなるように、反射率90%の光沢紙は
スレッシュレベル90%とし、同様に反射率80%の普通紙
はスレッシュレベル70%とし、反射率70%の再生紙には
スレッシュレベル50%とする。
【0070】第1実施形態で説明した図9に示すシート
表面検知センサ4の出力から紙種を判別し、検出した紙
種に応じてシート端検出センサ5の検出に補正をかけ
る。以下に補正制御について説明する。
表面検知センサ4の出力から紙種を判別し、検出した紙
種に応じてシート端検出センサ5の検出に補正をかけ
る。以下に補正制御について説明する。
【0071】図12はシート表面検知センサ4によって検
出した紙種とスレッシュレベル補正値との関係を示した
図である。この図12に示す関係から図13のフローチャー
トを用いて、紙種の違いに応じてスレッシュレベル補正
値を変えることによる補正制御について説明する。
出した紙種とスレッシュレベル補正値との関係を示した
図である。この図12に示す関係から図13のフローチャー
トを用いて、紙種の違いに応じてスレッシュレベル補正
値を変えることによる補正制御について説明する。
【0072】まず、補正演算領域内であるか判断する
(S31)。補正演算領域内である場合には、下式(4) に
示す演算によりスレッシュレベルの補正値S1を演算す
る(S32)。ただし、Px=(PD2−PD1)/(P
D2+PD1)とする。
(S31)。補正演算領域内である場合には、下式(4) に
示す演算によりスレッシュレベルの補正値S1を演算す
る(S32)。ただし、Px=(PD2−PD1)/(P
D2+PD1)とする。
【0073】 S1=(−Px+0.57)/0.007 ……(4)
【0074】この補正演算領域はシート端検出センサ5
の検出精度が高いため高速シート搬送制御を行い、シー
ト搬送スピードは416mm/sec となるように制御する。
の検出精度が高いため高速シート搬送制御を行い、シー
ト搬送スピードは416mm/sec となるように制御する。
【0075】次にOHPシートであるか判断する(S3
3)。OHPシートか否かの判断としてはシート表面検
知センサ4の出力演算値Pxが0.6 ≦Px≦0.7 の場合
はOHPシートと判断し、スレッシュレベル補正値S1
を20の固定値とする(S34)。
3)。OHPシートか否かの判断としてはシート表面検
知センサ4の出力演算値Pxが0.6 ≦Px≦0.7 の場合
はOHPシートと判断し、スレッシュレベル補正値S1
を20の固定値とする(S34)。
【0076】OHPシートと判断した際はシート端検出
センサ5の検出精度が低いため、低速シート搬送制御を
行い、シート搬送スピードは277mm/sec となるように制
御する。
センサ5の検出精度が低いため、低速シート搬送制御を
行い、シート搬送スピードは277mm/sec となるように制
御する。
【0077】また、シート表面検知センサ4の出力演算
値Pxが0.3 <Px<0.6 の場合は補正上限固定値領域
と判断し(S35)、シート表面検知センサ4の出力演算
値Pxが0.3 時のスレッシュレベル補正値すなわち50を
固定値とする(S36)。
値Pxが0.3 <Px<0.6 の場合は補正上限固定値領域
と判断し(S35)、シート表面検知センサ4の出力演算
値Pxが0.3 時のスレッシュレベル補正値すなわち50を
固定値とする(S36)。
【0078】この補正上限固定値領域と判断した際はシ
ート端検出センサ5の検出精度が低いため、低速シート
搬送制御を行い、シート搬送スピードは277mm/sec とな
るように制御する。
ート端検出センサ5の検出精度が低いため、低速シート
搬送制御を行い、シート搬送スピードは277mm/sec とな
るように制御する。
【0079】シート表面検知センサ4の出力演算値Px
が0<Px<0.08の場合は補正下限固定値領域と判断し
(S37)、シート表面検知センサ4の出力演算値Pxが
0.08時のスレッシュレベル補正値すなわち90を固定値と
する(S38)。
が0<Px<0.08の場合は補正下限固定値領域と判断し
(S37)、シート表面検知センサ4の出力演算値Pxが
0.08時のスレッシュレベル補正値すなわち90を固定値と
する(S38)。
【0080】この補正下限固定値領域と判断した際はシ
ート端検出センサ5の検出精度が低いため、低速シート
搬送制御を行い、シート搬送スピードは277mm/sec とな
るように制御する。
ート端検出センサ5の検出精度が低いため、低速シート
搬送制御を行い、シート搬送スピードは277mm/sec とな
るように制御する。
【0081】また、シート表面検知センサ4の出力演算
値Pxが0.7 <Px、Px≦0の場合は設計許容値の範
囲外(シートの紙種判別不可能)であるため、補正エラ
ーと判別する(S39)。そして、その旨、操作者に報知
する。例えば、操作部100 の表示部130 に紙種判別エラ
ーのメッセージを表示したり、或いはブザー等の警告音
発生手段により警告音を発するようにする。
値Pxが0.7 <Px、Px≦0の場合は設計許容値の範
囲外(シートの紙種判別不可能)であるため、補正エラ
ーと判別する(S39)。そして、その旨、操作者に報知
する。例えば、操作部100 の表示部130 に紙種判別エラ
ーのメッセージを表示したり、或いはブザー等の警告音
発生手段により警告音を発するようにする。
【0082】上述したように、本実施形態では、シート
端検出センサ5の検出ポイントが紙種によらず一定(本
実施形態では3.8mm )となるようにシートの搬送を補正
制御をするため、例えば、予め決められていたレジスト
ローラ対にて行われるシートのループ量L1が10mmであ
った際には補正量Lxは3.8mm を一律差し引けば良いこ
ととなる。すなわちシート端検出センサ5の端部(シー
ト搬送方向上流側)から一定量(本実施形態では3.8mm
)進んだところをシートを検知する検出ポイントとし
ているため、予め決められていたシートのループ量L1
が10mmに対して3.8mm を差し引いた6.2mm が補正後のル
ープ量となる。
端検出センサ5の検出ポイントが紙種によらず一定(本
実施形態では3.8mm )となるようにシートの搬送を補正
制御をするため、例えば、予め決められていたレジスト
ローラ対にて行われるシートのループ量L1が10mmであ
った際には補正量Lxは3.8mm を一律差し引けば良いこ
ととなる。すなわちシート端検出センサ5の端部(シー
ト搬送方向上流側)から一定量(本実施形態では3.8mm
)進んだところをシートを検知する検出ポイントとし
ているため、予め決められていたシートのループ量L1
が10mmに対して3.8mm を差し引いた6.2mm が補正後のル
ープ量となる。
【0083】本実施形態によっても、前述した実施形態
と同様に、安定したシート搬送制御が可能となり、且つ
少紙間制御が可能となり、更に転写スピードの向上が可
能となる。
と同様に、安定したシート搬送制御が可能となり、且つ
少紙間制御が可能となり、更に転写スピードの向上が可
能となる。
【0084】更に、シートの紙種が設計許容値の範囲外
のシートであると判断された際には判別エラーとし、そ
の旨を操作者に報知するので、シートの給送を開始する
前にジャムを未然に防止することが可能となる。
のシートであると判断された際には判別エラーとし、そ
の旨を操作者に報知するので、シートの給送を開始する
前にジャムを未然に防止することが可能となる。
【0085】〔他の実施形態〕尚、前述した実施形態で
はレジストレーションでの補正制御について説明した
が、これに限定されるものではなく、デッキ、フィー
ダ、或いはソータのペーパーハンドリングに使用するシ
ートセンサに本発明とするところの反射型センサを用い
て、紙種に応じて補正をすることにより安定したシート
搬送が可能となることは言うまでもない。
はレジストレーションでの補正制御について説明した
が、これに限定されるものではなく、デッキ、フィー
ダ、或いはソータのペーパーハンドリングに使用するシ
ートセンサに本発明とするところの反射型センサを用い
て、紙種に応じて補正をすることにより安定したシート
搬送が可能となることは言うまでもない。
【0086】また前述した実施形態では、画像形成装置
として複写機を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばスキャナ、プリンタ、ファクシミ
リ装置等の他の画像形成装置であっても良く、該画像形
成装置に用いられるシート給送装置に本発明を適用する
ことにより同様の効果を得ることができる。
として複写機を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばスキャナ、プリンタ、ファクシミ
リ装置等の他の画像形成装置であっても良く、該画像形
成装置に用いられるシート給送装置に本発明を適用する
ことにより同様の効果を得ることができる。
【0087】また前述した実施形態では、記録方式とし
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート検知手段の検出精度が向上するため、シート表面
検知手段の検出結果に応じてシートの紙種を判別し、給
送手段によるシートの送り量が該シートの表面状態の違
いにかかわらず一定になるように、シートの紙種に応じ
て前記給送手段の駆動を制御しているので、安定したシ
ート搬送制御が可能となり、且つ少紙間制御が可能とな
り、更に転写スピードの向上が可能となる。
シート検知手段の検出精度が向上するため、シート表面
検知手段の検出結果に応じてシートの紙種を判別し、給
送手段によるシートの送り量が該シートの表面状態の違
いにかかわらず一定になるように、シートの紙種に応じ
て前記給送手段の駆動を制御しているので、安定したシ
ート搬送制御が可能となり、且つ少紙間制御が可能とな
り、更に転写スピードの向上が可能となる。
【0089】更に、シートの紙種が設計許容値の範囲外
のシートであると判断された際には判別エラーとし、そ
の旨を操作者に報知するので、シートの給送を開始する
前にジャムを未然に防止することが可能となる。
のシートであると判断された際には判別エラーとし、そ
の旨を操作者に報知するので、シートの給送を開始する
前にジャムを未然に防止することが可能となる。
【図1】本画像形成装置の制御系の一例を示すブロック
図
図
【図2】本画像形成装置の一例を示す模式断面構成図
【図3】画像形成装置本体に設けた操作部の配置構成の
一例を示す説明図
一例を示す説明図
【図4】操作部におけるメッセージディスプレイの表示
及びキー配置の一例を示す説明図
及びキー配置の一例を示す説明図
【図5】シート表面検知センサの検出原理の説明図
【図6】カセットからシートを1枚ずつ給送した際のシ
ートの流れを示す説明図
ートの流れを示す説明図
【図7】フィードローラとリタードローラとからなる分
離ローラ対の説明図
離ローラ対の説明図
【図8】シートの表面状態(摩擦)の違いを表す演算値
Pxとオーバーラン量Sxの関係を示す説明図
Pxとオーバーラン量Sxの関係を示す説明図
【図9】センサからの距離d1と演算値Pxの関係を示
す説明図
す説明図
【図10】紙種の違いに応じたシート搬送制御を表すフ
ローチャート
ローチャート
【図11】シート端検出センサの特性(反射率の違いに
よる検出ポイントの違い)を示す説明図
よる検出ポイントの違い)を示す説明図
【図12】シート表面検知センサによって検出した紙種
とスレッシュレベル補正値との関係を示す説明図
とスレッシュレベル補正値との関係を示す説明図
【図13】紙種の違いに応じてスレッシュレベル補正値
を変えることによる補正制御を表すフローチャート
を変えることによる補正制御を表すフローチャート
1 …制御回路(コントローラ) 1a …CPU 1b …ROM 1c …RAM 2 …サーミスタ 3 …A/D 4 …シート表面検知センサ 4a …S偏光受光素子 4b …P偏光受光素子 4c …偏光ビームスプリッタ 4d …LED 5 …シート端検出センサ 6 …高圧制御部 7 …高圧ユニット 8 …モータ制御部 9 …モータ 10 …DC負荷制御部 11 …センサ類 12 …ACドライバ 13 …AC負荷 14 …定着ヒータ 15 …メインスイッチ(MSW) 16 …電源 17 …入力電源プラグ(PULG) 18 …ドアスイッチ(DSW) 30 …フィーダ 40 …ソータ 50 …装置本体 51 …原稿台ガラス 52 …光学系 53 …原稿照明ランプ 54 …ミラー 55 …レンズ 56 …モータ 57 …感光体ドラム 58 …一次帯電器 59 …ブランク露光ユニット 60 …電位センサ 61 …現像器 62 …転写帯電器 63 …分離帯電器 64 …クリーニング装置 65 …メインモータ 66 …カセット 67 …給送ローラ 68 …分離ローラ対 68a …フィードローラ 68b …リタードローラ 69 …レジストローラ対 70 …搬送ベルト 71 …定着器 72 …排出ローラ対 73 …排紙フラッパ 74 …下搬送パス 75 …反転パス 76 …再給送トレイ 77 …多重フラッパ 78 …給送ローラ 79 …経路 80 …排出ローラ対 81 …送りローラ 82 …送りローラ 83 …反転ローラ 90 …デッキ 91 …リフタ 92 …給送ローラ 93 …マルチ手差しトレイ 100 …操作部 101 …リセットキー 102 …ストップキー 103 …スタートキー 104 …テンキー 105 …クリアキー 106 …暗証キー 107 …予熱キー 108 …割り込みキー 109 …ユーザモードキー 110 …ガイドキー 120 …メッセージディスプレイ 121 …ユニット 122 …バックライト 123 …タッチパネル 130 …表示部 131 …縮小/拡大キー 132 …等倍キー 133 …用紙選択キー 134 …ズームキー 135 …少し小さめキー 136 …コピー濃度キー 137 …AEキー 138 …ソータキー 139 …両面キー 140 …応用モードキー
Claims (7)
- 【請求項1】 シートの表面状態の違いを検出するシー
ト表面検知手段と、 前記シートを給送する給送手段と、 前記シート表面検知手段の検出結果に応じて前記給送手
段の駆動を制御する制御手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記シート表面検知手段の検出結果に
基づいてシートの紙種を判別し、該紙種に応じて前記給
送手段の駆動を制御することを特徴とするシート給送装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記シート表面検知手
段の検出結果に応じて前記給送手段の駆動停止タイミン
グを変えることを特徴とする請求項1に記載のシート給
送装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記シート表面検知手
段の検出結果に応じて前記給送手段の駆動時間を変える
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記シート表面検知手
段の検出結果が予め定められた設定値の範囲外である場
合には、紙種判別エラーと判別し、表示手段にエラー表
示をすることを特徴とする請求項1に記載のシート給送
装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記シート表面検知手
段の検出結果が予め定められた設定値の範囲外である場
合には、紙種判別エラーと判別し、警告音発生手段で警
告音を発することを特徴とする請求項1に記載のシート
給送装置。 - 【請求項6】 前記シート表面検知手段は、シートに対
して照射した光の反射率の違いを利用して該シートの表
面状態の違いを検出する光反射型センサであることを特
徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のシ
ート給送装置。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記
載のシート給送装置と、給送されたシートに対して画像
を記録形成する画像形成手段と、を有することを特徴と
する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16319098A JPH11349160A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16319098A JPH11349160A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11349160A true JPH11349160A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15768986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16319098A Pending JPH11349160A (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11349160A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7072595B2 (en) * | 2001-12-20 | 2006-07-04 | Konica Corporation | Controller for controlling the current supplied to a motor of an image forming apparatus |
JP2006256771A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2014019525A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Canon Inc | シート給送装置、シート給送方法及び画像形成装置 |
JP2016085386A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP16319098A patent/JPH11349160A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7072595B2 (en) * | 2001-12-20 | 2006-07-04 | Konica Corporation | Controller for controlling the current supplied to a motor of an image forming apparatus |
JP2006256771A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2014019525A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Canon Inc | シート給送装置、シート給送方法及び画像形成装置 |
JP2016085386A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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